スターオニオンズ団
Star Onion Brigade
関連イベント
- クエスト「正義の一味」「オバケの家」「名探偵誕生?」「スターオニオンズ危機一髪」「泥棒スターオニオンズ団」「カーディアンはトライマライの夢を見るか?」「ヤクソク」「月の導き」等
特記事項
- タルタルとミスラの子供たちで編成された、「悪い大人」と日々戦う自称「正義の一味」。
- リーダーはKohlo-Lakolo。
- キャッチフレーズは「正義と勇気とタマネギと!愛と夢のあるカギシッポ!ぼくら、正義のイチミ!スターオニオンズ団」。
- 本拠地はウィンダス港倉庫街の、倉庫裏。
- 彼らの物語は上記の「関連イベント」の順番にクエストを進める事で語られる、ヴァナ・ディールでも屈指の長編イベントのひとつ(ミッション除く)。
- FFXIのスタッフを中心に結成されたバンドの「THE STAR ONIONS」の名前の由来も、このスターオニオンズ団からである。
「正義と勇気とタマネギと!愛と夢のあるカギシッポ!」
スターオニオンズ団のモットーは「正義と勇気」であり、主な活動は「悪い大人をこらしめる」事にある。プレイヤーがウィンダスからスタートする場合、彼らの日常的な垣間見れる。
それはプレイヤーと
Nanaa Mihgoの出会いから始まり、彼女は以外にも丁寧に街のこと、冒険者としてのさまざまな情報を教えてくれる。しかし彼女は実際は有名な泥棒であり、この「授業」も新米冒険者には法外の「1000G」という巨額として請求される。急な展開と巨額(何しろ冒険者は最初所持金10G)に戸惑っているプレイヤーを助けるのが、スターオニオンズの少年たちである。
Kohlo-Lakolo : こら~!ナナー・ミーゴ!また旅人をおどして、ギルをまきあげようとしてただろ?そういうことをすると、俺たち「スターオニオンズ団」が黙っちゃいないぜ!
Nanaa Mihgo : あーあ、またぁ?お子さまのくせに、しっつこいのよぉ……。しょうがないわぁ。今回の授業は、ここまでねぇ。つづきはまた今度ねぇ。そのときは、ちゃんと授業料を払ってよぉ?
Kohlo-Lakolo : あ、逃がさないぞ!まて~!
Gomoda-Vulmada : まてまて~!
Papo-Hopo :……。だいじょうぶでしたか?あのミスラは、泥棒ミスラといわれるわるいわるいミスラだったのです。(略) あ、申しおくれましたが、僕らは、ウィンダスの明るい明日を守る、スターオニオンズ団のものです。お見知りおきを!
以降彼らのクエストの序盤から
Nanaa Mihgoは「悪い大人」の代表として登場することになり、彼女も散々な目にあうこともある。
本来の彼らの活動は「ごっこ」の枠を超えてはいるものの(
Pichichiの母親が作り出す魔法の道具は使いようによってはとんでもない事に使えるし、彼らもワイルドオニオンで爆弾もどきを作っている)、基本は自分たちの価値観を元に平和の為に町内で冒険をする、誰でも子供時代に体験をしたような「秘密組織」の遊びの延長である。本当は普通の、好奇心と正義感旺盛で、冒険とミステリーが大好きな子供たちなのだ。
しかし彼女を追っているうちにメンバーの一人・
Pichichiが拾った不思議な球をきっかけに、少年少女は国をも巻き込む大騒動に巻き込まれていく。そしてその中で、ほんのちょっとだけ、大人になっていく。
「オバケさん」ジョーカーとの出会い
子供時代の「ヒミツ」は冒険心をくすぐる魔法の言葉でもある。
Jokerを巡って子供たちと
Honoi-Gomoiの板ばさみになるプレイヤー。スターオニオンズ団にかくまわれていることがばれてしまった為に
Jokerは「英雄の家」に戻されたが、その経緯で記憶を取り戻す。そして冒険者に詳細は伏せるものの、
Honoi-Gomoiに解体されるわけにはいかないと告げ、立ち去る。一方、スターオニオンズ団は
Jokerを国外に逃がすための作戦を練っていた。その為に「透明人間シール」を用意するが、その最中最大のピンチを迎えることになった。
突然現れた野良カーディアン達に襲われる。
野良カーディアン達の目的は
Jokerであり、彼を「王」と呼んだ。子供達の解放を命令する
Jokerに従う野良カーディアン達。
Jokerは既に記憶と使命に覚醒しており、ここは彼らの居るべき場所じゃない、と告げ立ち去ろうとする。
Joker : では、行くとしよう。ここは私たちのいる場所ではない。
Kohlo-Lakolo :……じょ、ジョーカー……。……ジョーカー!行っちゃだめだよ! それは悪いカーディアンなんだ! 仲間じゃないよ!ジョーカーの仲間は、オレたちだよ!そんなヤツラについてっちゃだめだ!
Joker : ありがとう、友よ。そう、私は、スターオニオンズ団の一員。「いつか再び、君達のそばに戻る」と約束する。「約束は絶対に破らない」。スターオニオンズ団の鉄則に加えるのだ。
Kohlo-Lakolo : 加えるぞ! だから、ぜったい、破っちゃだめなんだぞ!
Kohlo-Lakolo : ヤクソクなんだからな!
覚醒した
Jokerは、口調等もガラリと変わってしまっているが、記憶が戻る前の
Jokerのまま、スターオニオンズ団を大切な友達だと述べた。そして約束を残して去っていった。この先はウィンダスミッションの佳境へと続いていく。
Jokerはどこへ何をしに行ったのか、何者だったのか、そして最後の約束は守ったのか。スターオニオンズ団の関連クエスト自体は「ヤクソク」で終わる為、その詳細は語られない。その完結はクエスト「月の導き」の特別エピローグとして見る事ができ、約束を信じてじっと待ち続けるスターオニオンズ団は、空いっぱいに広がる奇跡を目の当たりにする事になる。
そしてほんの少し、子供達は大人になっていく。
実は他にも関係者は居るんです
上記に登場しているメンバーは
Jokerも含め、「スターオニオンズクエスト」の一連のイベントに登場する面子であり、主要メンバーと思って安全だと思う。しかし、実は他にも関係者は存在しており、それはメンバーになり損ねた少女から子供達の活動を暖かく見守る母親まで多彩である。
Juna Moshal & Chomomo
ウィンダス石の区にある英雄の家裏に居る少女達。れっきとしたスターオニオンズ団の正規メンバーである。しかしクエストにでる主軸メンツに比べて言動が少々スレてる印象がある。
Nanaa Mihgoが英雄の家を出入りするのを見かけた業績がある。
Mov Lingyoh
ウィンダス港J-5の通路をさまよっている子ミスラ。さまよっている彼女に声を掛けると「倉庫裏で集会があるといわれたのに迷子でたどり着けない」と語る。倉庫裏と言われるとスターオニオンズ団の秘密基地である。実際にそこに辿り着けていないからか、彼女はクエストには一切登場しない。そもそも辿り着いていないからメンバーとして頭数に入っているのか不明である。
Chamama
ウィンダス水の区にある宿屋「ララブのしっぽ亭」の女将にして団員
Pichichiのお母さん。他の子供達ももちろん親もおり会話からその存在は分かるが、保護者達の中で実際にNPCとして登場するのはこの
Chamamaだけである。更にクエストにも登場し、子供達の為にいろいろ道具を作ってくれる為、スターオニオンズの子供達にも頼りにされているようだ。
Shanruru
Kohlo-Lakoloの妹であり、スターオニオンズ団に入ることを望んでいる彼女は、残念ながら妹である為に兄にハブられている状態で倉庫の入り口に配置されている。これは怪しい人物が来たら知らせる見張り役、という名目であるが、どう見ても子供同士にありがちな意地悪である。直接はクエストに関係しないが(「ヤクソク」の際野良カーディアンに人質にされる場面が一番の見せ場)だが、クエストの進行により
Shanruruの台詞も連動して変化して、彼女もスターオニオンズ団の役に立つ事をアピールしている。
Jokerが去った後は、その行方を捜すためにスターオニオンズの正式なメンバーとして迎え入れられたと「月の導き」で明らかになる。
最終更新:2008年10月24日 17:45