Louverance (詳細・ネタバレ編)


  • エルヴァーン♂、2A(銀髪・Lサイズ)、通常配置無し
  • フルネームは Louverance Mistalle。
  • Francmageの直系の孫であり、武勇を打ちたてミスタル家の汚名を返上し爵位を取り戻そうと各地を奔走する。
  • 現在は王立騎士団を退き、冒険者をしている。



ルーヴランスの取引

  プロマシアミッションを進めるにあたって、その序章に近い位置づけにクエスト「ウルガラン越え」が存在している、といっても過言ではない。このクエストで垣間見る事が出来るのは、プロマシアミッションでのルーヴランスの役割・行動を大きく暗示するものだからである。それは、ルーヴランスの日記を読んだプレイヤーが、彼の足取りを追うべくサンドリア港にいる彼の甥、Antreneauを訪ねた際の情報で始まる。

Antreneau:まぁ伯父貴のときは、ウルガラン山脈の案内人だっていう男が現れて、問題は解決したんだ。案内人がいうには、「千人落としの崖」をうまく下ったところにある洞窟が、ウルガラン山脈の向こうに繋がっているそうだぜ。

そしてウルガラン山脈の、「千人落としの崖」を滑り落ちた先にある洞窟の奥で、ルーヴランス本人に出会うことになる。


ちなみにこちらは正真正銘「本物」である。

Louverance : なるほど。甥のアントレノーの話を聞いたのか。今になって、君も騙されるとは。もちろん、君を騙したのはアントレノーではない。あのときの案内人だ。
Louverance : あの男は、この洞窟が、ウルガラン山脈の向こうに繋がっているなどと言って、私をここへ誘導したのだ。ここへ来るのに、へとへとになった私となら、有利な戦いができると踏んだのだろう。そのときに私は、ここでその小刀を落としてしまったのだが、命を落とすところまではいかなかったよ。なぜなら、彼が私にもちかけた話は、私にとっても彼にとっても有益なものだったからね……それはさておき、その小刀と、このウルガラン山脈地図を交換しないか?王立騎士団の地図を盗み見ながら写したものらしいが、なかなかの完成度だ。王立騎士団の戦術についての記述は省いてある。それと、冒険者。甥のアントレノーには、もうしばらく辛抱せよと伝えてくれたまえ。では、さらば!

  つまり、ルーヴランスはここまで連れて来た「案内人」に嵌められて、不意打ちを食らった。そして脅迫に近い状況ではあるが、ある交渉を持ちかけてきて、ルーヴランスはそれに応じている。そして、その後、彼とプレイヤーはプロマシアミッションで再会することになる。


二人のルーヴランス

  先に種を明かしてしまうと、ルーヴランスと名乗る人物は、実は二人いる。厳密にいうと、ルーヴランス・ミスタルと、彼の了解を得て「ルーヴランス」に成りすまし、化けている者がいる。何故ルーヴランスがそのような状況を許したかというと、おそらくは上記の「ウルガラン越え」に触れられている「私にとっても彼にとっても有益な」話、つまりウルガランにルーヴランスを案内した人物である。
  これらは、ミッションを進めていくうちに口調や態度の食い違いから「別人では?」とプレイヤーに疑わせる場面が多くあり、そして最後のエピローグでは、ついには二人が登場する場面まである。ここでは簡単に二人の差を記し、更に詳細な事項は各ページに記す事にする。


ルーヴランス(表)
  • 通称「紫(or青)ルーヴランス」とも言われている。その名の通り、紫のヘッドギアで分別が可能。
  • 祖父Francmageの真実を求めて行動している場面が多く、「ウルガラン越え」や「瑠璃色の川」「迎え火」など極一部のクエスト・ミッションにしか登場しない。
  • すなわち、Francmageの実の孫であり、「ルーヴランス・ミスタル」本人。
  • 基本的には冷静かつ紳士的だが、いざという時に直情的になりやすいのが欠点。


ルーヴランス(裏)
  • 通称「赤ルーヴランス」とも言われている。その名の通り、赤のヘッドギアで分別が可能。
  • タブナジアと深い関わりをもっており、その為にプロマシアミッションで冒険者と様々な地へと赴き、旅を共にする(むしろメインで登場しているのはこちらである)。
  • 深慮深く大局を見て行動できるタイプだが、その胸には大いなる野心が渦巻いている。
  • その正体は意外な人物であり、「ルーヴランス」という隠れ蓑を使ったり、単純に正義の為に動いている訳ではなく何かしら策略している態度なのもこの為である。



最終更新:2008年10月09日 10:45