Koja Salaheem (詳細・ネタバレ編)


  • ミスラ♀、4b(赤毛)、通常配置無し
  • 「サラヒム・センチネル」士官学校の校長。
  • 別人扱いにされているが、どう見てもあの人である。



士官学校の校長先生

  半ば無理やりナジャ社長に入れられた士官学校。その始業式から衝撃の展開が冒険者を待っていた。

??? : あ~、あ~。只今、伝声管のテスト中。
Tohka Telposkha : シ~ッ。始まるみたいよ……。
??? : 士官候補生の諸君。ようこそ、サラヒム傭兵士官学校へ。
Falzum : あ、あれ?あれってもしかして……


Koja Salaheem : あたくしが校長のコジャ・サラヒムでございます。
Koja Salaheem : みなさんは、ここで大いに学校生活を満喫してください。死に物狂いで……。以上!

  どこからどう見てもグラサンを掛けたナジャ社長である。しかしあくまで別人のつもりらしい。基本的に少尉試験の時は始業式・終業式のスピーチで登場し、影でこっそり士官候補生が辞退し、退学金を狙っている風を匂わせるが、大きな動きが見えてくるのは中尉試験の終盤である。


BCG演目・総大将戦

  後期が順調に進む中、一部が気になっていた「BCG演目」……その全貌は、当日になってようやく全貌が見えた。


  Bとはビートル、Cとはクラブ、Gはゴーストの略であり、それぞれ勝つ相手と負ける相手が決まっている。対決方式で各人がモンスターを一体ずつ呼び、それで対決するという仕組みだ。更に双方の背後にボムが用意されていて、負けた方のボムが膨らみ、やがて爆発したら完敗、となるのだ。(※パンクラティオンの実験みたいな位置づけで説明されており、モンスターを使った壮大なジャンケン&遊戯〇である。)今回は学校側5人VS生徒(ミスラはセット)という勝ち抜き戦で、残った生徒のみが卒業となる。
  (裏では退学とその罰金を目当てにしていた)サラヒム社関係者と、士官候補生達の熾烈な戦いが始まった。士官候補生同士の絆、それぞれの成長を見せながらも最終的には冒険者の手に委ねられてしまう勝負。そして、最後に立ちはだかったのは校長本人、コジャ・サラヒムである。


最後の難関。

Koja Salaheem : 総大将であるあたくしまでたどりついたこと。まずは校長先生、誉めてあげましょう。生徒をこよなく愛するあたくしとしては、がんばった御褒美に 貴方をこのまま卒業させてあげたい。
Koja Salaheem : けれど、けれど……残念ながら貴方には「特に教育的指導を手厚く」と理事長から、きつく御達しを承っておりますの。ですから……さあ楽しい実習を続けましょう!


それにしてもこの社…校長ノリノリである。

Koja Salaheem : おやまあ、あなた連戦でおつかれではありませんこと?あたくし、つまんないですわ……。そうですわ!ちょっと試合を盛り上げて差し上げましょうかネェ。ホホホホ!


ボンババンボン!

Koja Salaheem : さあ~ッ!あなたの学生生活最後の時間……校長先生がエンジョイさせてあげましょ~♪

(※この展開は勝つ手を含めて固定されている模様なのでそのままログを整理して載せます)


Koja Salaheem : そうよ、ゆっくり選んで……いったい、なにが出てくるのかしら?校長先生、胸がドキドキしちゃうわ。あ、ちなみにアレをちょっとでも見せたら校長先生、容赦しませんからね?
Koja Salaheem : 霊銀色のクラッシャァァクラァァァブッ!

ビートル vs クラブ!
ビートルがクラブを打ち砕いた!!


(※なお、学校側がやられた場合、他のメンバーは容赦なく「うぅ」とか「オゥ」とか言いながら戦闘不能エモで倒れていたが、コジャ校長の場合は画面が暗転するのみ)

Koja Salaheem : コホン……
Koja Salaheem : はい、そこまでッ!校長先生の「負け」とします。

  いきなりサドンデスで挑んだコジャ校長だが(手が固定されているのもあるが)あっさり過ぎる結末になった。しかし本当のどんでん返しはここからだった。


BCG演目・終末


  激闘の末、冒険者が勝ち抜いた。褒美に校長は中尉への昇格と、卒業を全員に贈った。…全員で戦闘でつぶしあい、勝ち残った者に。それぞれの理由で辞退を申し込む面々。嬉しそうに退学金の話をする校長を止めたのは、ほかならぬ鬼軍曹こと、Rongelouts教官だった。さらにAbquhbahも賛同し、冒険者以外は仮、という形で全員無事に卒業できることになった。

Koja Salaheem : こ……これじゃまるで、あたいが悪者じゃないか!
Koja Salaheem : ええいッ!たく、しょうがないネェ。ちょいと理事長に相談してくるから待ってな!

  校長らしいお上品な口調を金繰り捨て、この直後「理事長」ナジャ社長は全員の卒業を認め、祝いに式の後に花火を打ち上げたのだった。


最終更新:2008年02月11日 13:34