守護戦士

Sybil Guards


リーダーSemih Lafihna
メンバーUfu Koromoa, Rhy Epoccan, Shaz Norem,Vahn Paineesha, Foo Beibo

関連イベント
  • 狩人AFクエスト(設定)
  • ウィンダスミッション

特記事項
  • 天の塔最上部にて星の神子を守護するミスラの戦士たち。
  • 天の塔羅星の間に集結しており、そこは星の神子の星占いにも使われている。
  • メンバーは全員ミスラであり、クリスタル大戦時の戦争孤児。
  • オズトロイア城にてPerih Vashaiらが救出した。
  • その中からウィンダスに無事戻った子ミスラ達才能ある者をタルタル族が選び出し、育て上げた近衛隊。
  • そのためミスラの同胞意識は薄く、他のミスラからは別物扱いされている。


星の神子を守る乙女たち


ランクの高い冒険者以外立ち入りを禁止された天の塔深部を守る。

  20年前のクリスタル大戦時、ミスラたちは傭兵団という形で、ウィンダスの白兵戦を一手に引き受けていた。当然犠牲者も多く、多くの戦争孤児のミスラを生み出してしまった。特にオズトロイア城にて捕虜とされた者達はひどい拷問を受け、Perih Vashaiの部隊が救出できた大半は子ミスラ達であった。そして終戦間もなく、その生き残ってウィンダスに戻ってきた子ミスラ達は才能を試され、厳しい審査で受かった者達はタルタル達に引き取られて行った。戦士としての訓練と知識を与えられ、英才教育を受けた彼女たちは後に「守護戦士」として編成された。特にリーダーであるSemih Lafihna は、星の神子自ら育てたとされている。


時には星の神子の命により動く事も。

  彼女らは通常天の塔・羅星の間に配属されている。そこは神子の間に直接つながっているからである。星の神子との謁見を許された者も、ここで彼女たちの目の前を通って行くのである。彼女たちの根本的な役割は星の神子の護衛であり、その為にタルタル達に育てられたのだ。全体的にミスラとしての意識が低い為、同胞意識が薄く、ウィンダスへの忠誠を最優先している。そしてそれが彼女たちの存在意義でもある。


星の神子は、特にSemih Lafihna へ強い信頼を寄せているようだ。

  基本的に星の神子専属の部隊である為、護衛以外の仕事も星の神子が要請したものが多い。特にSemih Lafihna はその立場上、星の神子へ届けられる報告書に先に目を通したり、謁見の為に訪れた冒険者に星の神子の代弁で詳細を述べたり、秘書に近い仕事もこなしている。また、国内で騒動になりかねない秘密裏の任務も任されており、BCやミッションでも彼女たちは活躍している。
  本来ウィンダスはタルタルの国であり、魔道に秀でているが、武力に弱く性格的に向いていない、という欠点があった。海賊たちであったミスラと共存することによりこれは補われ、現在のウィンダスの軍隊の原型になっていき、現在に至る。守護戦士たちは、そういう意味でも現在のウィンダス、ミスラ達を象徴する存在かもしれない。

守護戦士たちを下した「侵入者」

  そんな選りすぐりの近衛兵である守護戦士をいとも容易く突破し、Semih Lafihna に直接訪問した者も居る。それは彼女にとっては屈辱的にも、ウィンダスの不穏分子としてマークしていたAjido-Marujidoである。


目で確認出来るほどの強いバリアと

連続で繰り出すスタンによって

あっという間に守護戦士の4人を突破し

Semih Lafihna の元へ向かっていった。

  Ajido-MarujidoSemih Lafihna は意見の違いからいがみ合っている関係であり、後に彼の拘束にまで及んだ。このシーンでの彼の強さは、かえって疑惑と強さへの警戒を強める結果になった。
  なお、この場面でAjido-Marujidoを止めようとして駆け寄った戦士たちはFoo Beibo、Vhan Paineesha、Shaz Norem の三人である。

主要人物

  守護戦士たちは皆、クリスタル大戦の時に肉親を戦争に奪われた戦争孤児であるとされている。大戦後、天の塔に召抱えられ、ミスラの身体能力を高めながらもウィンダス(ひいてはタルタル達)に忠実に尽くすように彼女たちは英才教育を施されたエリートであり、2種族の事情に巻き込まれ、囚われた被害者ともいえる。森の区でのびのびと暮らしているミスラ達に「飼いならされた」と言われる彼女達は、ミスラにもタルタルにも慣れない、悲しい存在なのかもしれない。
  しかしそんな境遇を微塵も感じさせず、今日も彼女達は信頼ある冒険者達を星の神子の待つ間へと案内しながら、天の塔の平和を守っている。


星の神子:Star Sibyl
守護戦士の「主」に当たる、ウィンダスの最高権力者。守護戦士は彼女の近衛隊にあたり、通常から彼女の個室へ続く羅星の間に待機している。星の神子自ら守護戦士達へ命令を下す事もあれば、彼女達が星の神子に許可を願い出る事もある。Semih Lafihna の育ての親でもある。


リーダー:Semih Lafihna
星の神子自らが幼少から手塩に掛けて育てた、守護戦士最強の狩人。その身体能力はウィンダス中でも有名であり、森の区のミスラ族長Perih Vashaiが自らの後継者として迎え入れたいと考えている程である。しかし他のメンバー同様「戦争孤児」といわれて育ってきた彼女は、自身の親についての記録が一切残っていない事に気付いている(他のメンバーは記録が残っているらしい)。


メンバー:Foo Beibo
羅星の間の入り口付近で、天の塔一階の広間へワープさせる「テレポーター」の案内をしている。フェイスは「F1b」。守護戦士が総出で任務に当たる場合、彼女が天の塔に残り留守を預かっている。


メンバー:Vahn Paineesha
羅星の間の踊り場入り口を守る戦士の一人。フェイスは「F1b」。ウィンダスミッションの進行具合次第で、Ajido-Marujidoを(少しだけ)同情するコメントを語る事もある。


メンバー:Shaz Norem
Vhan Paineeshaと共に羅星の間の踊り場入り口を守る戦士。フェイスは「F2b」。ウィンダスミッションでは「身近な危険人物」Ajido-Marujidoよりも、詳細が一切不明で、天の塔へ侵入した「黒き使者」の存在を警戒していた。


メンバー:Rhy Epoccan
羅星の間奥の、神子の部屋へと続く扉を守る戦士。フェイスは「F2b」。ミッション進行により「神子の部屋」への通行許可(星の神子に直接呼び出された等)を持つ冒険者の通過を承諾する。無い場合は忠告する(ゲームの仕様上セリフだけ)。


メンバー:Ufu Koromoa
Rhy Epoccanと共に神子の部屋へと続く扉を守る戦士。フェイスは「F3a」。神子の間へと向かう冒険者に「くれぐれも失礼のなきよう」とアドバイスをし、敬礼してくれる、マナーに真面目な印象。


要注意人物:Ajido-Marujido
ウィンダス口の院の院長であり、謎の研究を続けていると噂される人物。獣人との対立を望むような発言等、危険分子と思われてもおかしくない発言もしており、その研究や言動は星の神子の意思に反するものと、ミッション初期からSemih Lafihna にマークされている。


ウィンダス国民で、しかもある程度のランクが必須なエリアでしか出会えない彼女達。更に意味深な設定で非常に興味深い過去を持つ彼女達だが、残念ながら現在ではSemih Lafihna 以外は他国民に存在すら忘れられていそうな、空気キャラになっている。(そのSemih Lafihna も、ごくごく一部のクエストやミッションにしか出てこない)彼女達の誕生に大きく関わってくるクリスタル大戦を舞台にした「アルタナの神兵」が発売・更新されている現在、キャラクターとして再び脚光を浴びるチャンスもある……といいのだが……。

最終更新:2008年10月24日 17:47