Pichichi(詳細・ネタバレ編)


  • タルタル♀、タルタル少女グラフィック、ウィンダス港G-5
  • 家族構成:母(Chamama
  • ウィンダス水の区にある宿屋「ララブのしっぽ亭」女将の娘。
  • ウィンダスの平和を守る正義の一味「スターオニオンズ団」の一員。


  おっとりした性格で正義の一味「スターオニオンズ団」のアイドル的存在。みんな、可愛い女の子のピチチちゃんに弱いのだ。ママは秘密の道具を作り出すのが上手で、ピチチ達の大冒険の手助けもしてくれる。
  そんなピチチが拾った不思議な珠。それは、みんなが忘れられない体験をするきっかけになった。


少女と「おばけさん」(スターオニオンズクエスト)

  スターオニオンズ団」は、日夜悪い大人たちに正義の鉄槌を食らわすべく日々がんばっている「正義の一味」。ウィンダス港に秘密基地を構え、タルタルとミスラの子供達が活動している。その日も、冒険者が持ってきてくれたワイルドオニオンで「爆弾」を作って、悪い大人をとっちめるべく石の区にある「オバケの家」に意気揚々と向かった。

  「オバケの家」と呼ばれたのはかつての英雄・Karaha-Baruhaの家。そこに現れた「泥棒猫」Nanaa Mihgoが通り掛った所に、タマネギ爆弾が放たれた。


効果覿面!

  大喜びで屋上から駆け下り、Nanaa Mihgoの周りに集まるスターオニオンズ団。そんな中、ピチチは倒れているNanaa Mihgoの横で何かを見つけたようだ。


Nanaa Mihgoを縛るつもりが、落し物に興味津々。


Nanaa Mihgo : うぅぅ……。いっだい、だんだの……?……あんだだち……。まっだくこんなことじで……
Kohlo-Lokolo : にげろぉおおおお~!
Nanaa Mihgo : ゆるざないわよぉーっ!!!

Nanaa Mihgoに追われて逃げる面々。ピチチはその場に取り残されて、見つけた物、不思議な青い珠を手にしていた。


Pichichi : 泥棒ミスラ、逃げちゃったけど……キレイなものが落ちてるの、みつけたの。でも……みんなに怒られちゃうかなぁ?


結局Nanaa Mihgoに逃げられてガッカリのスターオニオンズ。気をとられて大声を上げてしまったピチチのせい、と言いかけたけど皆ピチチの手にあるソレに釘付け。


Yafa Yaa:わぁ、それってなに?
Gomada-Vulmada:スゲェ、お宝だぁ!
Pyo Nzon:よく見せるニャー!
Papo-Hopo:僕は、その玉何か知ってますよ。それは、魔導球(まどうきゅう)というカーディアンの心臓部分です。しかし、魔導球は、カーディアン工房を司る手の院が管理するもの。あそこに落ちていたということは、泥棒ミスラが持っていたということなのか……。
Kohlo-Lakolo:盗んだに決まってる!これは事件だ、事件のニオイがするぞ!よーし、こんどは泥棒ミスラがオバケの家に忍び込んでるところをおさえるんだ!

  Nanaa Mihgoに珠を返せと脅されたり、珠がなくなったりいろいろあったけど、珠は大人に持っていくか相談しているスターオニオンズ団の会話を聞いてピチチが隠していたのが分かって解決した!スターオニオンズ団は名探偵でもあるのだ(ここで犯人だったピチチはお咎めなしだった、とか野暮なツッコミをしちゃいけない)。あとは現場でNanaa Mihgoをおさえるだけ!スターオニオンズ団は出動した。


  「オバケの家」の主になるはずだったKaraha-Baruhaの指輪を見つけたスターオニオンズ団。早速「オバケの家」に潜入してNanaa Mihgoを捕まえる作戦にでた。


  情報の通り、そこにはNanaa Mihgoが居た。自分よりも不穏な動きをしているのはAjido-Marujidoだと言う彼女。話の真偽が分からないスターオニオンズ団は混乱しだした。それを尻目にNanaa Mihgoは家の出入り口に向かった。

Nanaa Mihgo : もうちょっと、大人の世界を勉強してから出直しなさいねぇ。大人の世界って、子供の世界ほど単純じゃないんだからぁ。 じゃあね。

Kohlo-Lakolo :……今、ガチャって言った?
Yafa Yaa : やられたよ!
Pyo Nzon : ニャー! 閉じ込められたニャー!
Nanaa Mihgo : アハハ! ちゃんと大人の世界を勉強しないと、こういう 目にあうのよぉ! 勉強になったでしょお? じゃあねぇ、ボウヤたち。 その家は魔法の家だから、いくら騒いでも 誰にも聞こえないわよぉ。 そこで、召喚士のオバケに食べられちゃいなさい。バイバーイ。
Pyo Nzon : お、オバケぇ!?
Kohlo-Lakolo :……。 ……!


Kohlo-Lakolo : お、おおおおお、 おお-、おーちつくーんだ。

  しかし「オバケ」と聞いて明らかにおびえている男の子たち。とにかく、出口を探すために家を探索する事になり、スターオニオンズ団は奥へと進んだ。変な音も隙間風と分かり、安心する一同。隙間風があるなら、そこから外へ出れるかもしれない、と様子を伺いに行くスターオニオンズ団一のキレモノPapo-Hopo


Papo-Hopo : スキマがたくさんあるなら、外へ出るための ヒントがどこかにあるかも……。

Papo-Hopo :………………。

Papo-Hopo : ギャ―――――!!!

Papo-Hopo : し……、し、しししし……シタイがぁ……。


急展開に驚く面々。しかしピチチはかまわず、同じ所を見に行く。

Kohlo-Lakolo : あ、ピチチちゃん!ダメだよ、あ、危ないよ!
Pichichi : 死んだ人なら、危なくないよ?

Kohlo-Lakolo : そ、そりゃそうだけど、オバケが出るかもしれないし……。
Pichichi : オバケなら、死んでないもん。

Pichichi : あれ……?

ピチチが持ってきた魔導球が光りだした。

部屋の奥にあった棺から飛び出してきたのは、カーディアンだった。

Pichichi : ワーイ、生き返ったぁ! おはようございます。 私はピチチです。

Pichichi : あなたは……。 えーとえーと……。 オバケさん!
Joker :……ワタシ★ハ…… オバケ デハ アリマ★セン。 ジョーカー……。 カーディアン★ジョーカー……デス。



  Jokerのお陰で家の扉も開き、スターオニオンズ団も無事に外に出る事ができた。スターオニオンズ危機一髪である。一安心して、港の秘密基地に戻る一同。ピチチは、Jokerがその場を動かないのに気付いて、振り返った。


Pichichi : オバケさん、オバケさんの家はそこなの?


まだ起きたばかりで記憶があいまいなJoker

Joker :……。アマリ ハッキリ シ★マセン ガ  ココ★ハ ワタシ★ノ イエ デ★ハ アリマセン。
Pichichi : じゃあ、オバケさんの家はどこ? これから、どこに帰るの?
Joker : ワタシ★ハ……? …………………………ヨク オボエ★テ イ★マセン……。



  そう言いながら、Jokerはピチチの後を追い、港のスターオニオンズ団秘密基地に身を寄せる事になった。


最終更新:2008年01月23日 20:45