Ulla & Kilhwch (詳細・ネタバレ編)


Ulla
  • ヒューム♀、8b(茶髪)、通常配置無し
  • 戦時中の状況を憂うお嬢様。
  • スカウトにより自軍勧誘可能。

Kilhwch
  • ヒューム♂、7a(金髪)、通常配置無し
  • 戦時中の状況を憂うUllaの従者。
  • スカウトにより自軍勧誘可能。


  一見、姫と従者かと思ってしまう風貌のこの二人。登場時はその素性が明らかにされていなかったが、キリッチは所持する武器がレリックである為に「この後の運命」はある程度一部では知られていたようだ。詳しい物語についてはこのページの下部分を参照していただきたい。

流離いのお嬢様と従者(アルタナの神兵)

  常に二人一緒に配属されている、この二人。スカウトした際も二人一緒に自軍に参戦することになる。

待機中:
Ulla : 多くの尊い命が失われている今。私にも、なにかお手伝いできることはないものでしょうか……。
Kilhwch : お嬢様に気安く話しかけるな。もし、貴様のせいで何かあってみろ。このエクスカリバーが黙ってはおらぬぞ。

特別な反応:
Ulla : まぁ! なんて美しい……きっと、貴方もこの(トレードした花の名前)のように美しい心を持っていらっしゃるのでしょうね。
Kilhwch : できれば、ウラ様には危険な外出をお控え願いたい。だが、たとえどこに行かれようとも、お守りするのが我が使命。

戦闘中:
Ulla:いきましょうキリッチ! 悪を撃ち滅ぼすのです!
Ulla:みなさん! 勇気を出してください。
Ulla : キリッチ!敵を黙らせなさい!
Ulla:キリッチ!起きなさい!
Kilhwch : お嬢様。 無理はおやめください。
Kilhwch :おのれ!よくもお嬢様を!
Kilhwch : 我が必殺の剣受けてみよ。


基本的にウラは命令は出すものの後方で神聖魔法で支援しているのがメインスタイルのようだ。

二人ならではの連動行動もある
  キリッチはウラの従者という位置づけであり、戦闘中も、彼女の命令に従う彼の姿を確認できる。「キリッチ!敵を黙らせなさい!」でサイレスを敵に掛けていたり、「キリッチ!起きなさい!」で戦闘不能だったキリッチが起き上がったりする。更にウラが戦闘不能に陥った場合、キリッチの通常攻撃で与えるダメージが大きく上がる目撃談もある(100前後だったのが300前後に)。

  なお、ウラにアマリリス、カーネーション、マーガレット、ライラック、レインリリー、レッドローズ等の花類をトレードするとスカウト可能になるとの噂がある。

追記:たまたま管理人がカンパニエ発生中の東ロンフォールを移動中に二人を発見。ウラは片手剣装備(下写真では処理落ちなのか写っていない)で、オーク雑兵相手に平均ダメージ300前後をたたき出していた。それに対してキリッチは60~80ダメージ(エクスカリバー所持)。ナイツオブラウンドは300前後を確認した。


聖剣に囚われし魂(レリック武器)


  レリック武器とは、デュナミス(通称・裏)で手に入る武器を鍛え上げ真の姿になった物である。元々はアルタナ連合軍エース部隊(教導部隊ハイドラ戦隊含む)のために職人達が造り上げた高性能な装備品の総称。そして武器はボロボロに朽ち果て、打ち直しが必要なのである。そしてそれは、膨大な古代貨幣、アイテム、ギルを必要とする上に、武器の中に眠る魂と戦い、打ち勝つ試練もある。片手剣の最終形態の名前は「エクスカリバー」である。

??? : …………。ついに、余を見いだしたな。……これで、余は三度、人の前に姿を現すこととなる。では……。 
Kilhwch :…………。…………俺はどうしたのだ?……そうか。君が新しいアレの主なのか。……これは驚いた!君ほどの剣技ならエクスカリバーをも使いこなせよう。アレは世が混沌に陥りし時、あるべき主の所に現れるという。 …………さぁ、受け取れ。そして、世の乱れを収めてくれ!…………これで、俺も…………ゆっくり眠れる…………。
??? : …………。………おめでとう。余は汝のつるぎとなった。汝の仲間のため、そして世界の正義のため、余の力、存分に使ってくれ…………。

  デュナミスは元々、死んだ者達の魂が闇に囚われた世界である。そして武器の内なる魂と戦うのも、このデュナミス。基本的に全武器には前回の持ち主の魂が「主」として囚われているのである。プレイヤーが最終形態にした際、新たな「主」となり、過去に使った人の魂は開放される、というわけだ。 引きずり込まれた魂は、デュナミスで永遠に戦い続けるといわれている。


ついに明かされるウラ達の秘密……?


  「ヴァナ・ディール通信 vol.5 アルタナの神兵攻略特集号」にてウラの素性、そしてキリッチとの関係が少し明かされている。服装の豪華さとキリッチの口調から、どこかの良家のお嬢様が正義感に燃えクリスタル大戦に身を投じたと思われていたウラ。しかしその真実はあまりに過酷なもののようだ。
  実は彼女は貴族令嬢でも良家の娘でもなくバストゥークでは「街角の姫」と呼ばれたクラウツ橋で商う花屋の看板娘。ザフムルグ海戦で唯一の肉親だった父を亡くしたショックで自我が崩壊。彼女に花を渡すのがスカウト条件というのも、その生い立ちからなのかもしれない。その後、ある日突然自分が王胤であったことを「思い出し」世直しをしたいとグスタベルグを徘徊していた。
  一方、首府に逗留していた遍歴騎士のキリッチは、それを見かねて彼女に忠誠を誓い従者に志願した。ウラが戦闘不能になった後、キリッチの攻撃力が爆発的に上がるのは、彼女に付き合って普段は手加減しているから(つまり単独になったときが彼の本来の実力)と思われる。また、街で待機中の彼が過保護なまでに「お嬢様に気安く話しかけるな」「ウラ様には危険な外出をお控え願いたい」と発言するのは、彼女の精神状態を知り、無闇に危険に晒したくないからと予想される。
  「アルタナの神兵」以降のキリッチはゆくゆくはハイドラ隊に所属し、上記コラムの運命を辿る事になっているので、その後のウラは現在のところ不明である。今回明かされた彼女の素性を思うと、色々と複雑な心境になってしまうのではないだろうか。


  某日某サーバーのカンパニエ・エルディーム古墳にて。墓場として機能している時代のようで、骨壷と思われるものが陳列する祭壇があり、花束が散乱している中、佇むウラとキリッチ。上記の発表があった後で二人を見かけたのは初めてでしたが、なんかもうシュールというか何というか……(;´д⊂)

最終更新:2008年10月12日 18:03