Semih Lafihna (詳細・ネタバレ編)
- ミスラ♀、6a(白髪)、通常配置無し
- ウィンダス連邦の最高権力者星の神子を護衛する守護戦士のリーダー。
特記事項
- クリスタル大戦時に孤児となり、星の神子護衛兵としてタルタル達に育てられる。
- 後に「守護戦士」と名付けられたこの隊は皆戦争孤児である。しかし親の記憶や、関連情報も無いのはセミだけである。
- その才能を認められ隊長を勤める。同時にPerih Vashaiに次期族長(後継者)として見据えられている。
- 幼い頃よりのタルタルからの英才教育によりミスラとしての意識が薄く、他のミスラからそれに関して批判されている場合もある。
- ある事件(狩人AFクエスト)をきっかけに過去のミスラ族の間での事件、及び自分の出生に纏わるエピソードが語られる。
- Ajido-Marujidoは、ウィンダス連邦国の危険分子として以前から目を付けていた。
- ミッションを通して彼を追い詰める立場になる。
星の神子の右腕(ウィンダスミッション)
(キャラクターをウィンダス所属にした場合)
ウィンダスに新たに訪れた冒険者を歓迎・国の説明をする。
異国への領事館巡りに赴く(三国を回れミッション)際、受付で冒険者に出会う。冒険者から「何か」を感じ取り、出し渋るクピピに許可証と紹介状の発行を命令する。
(※他国の冒険者の場合)ギデアスのBCにて、異国からの魔物と対峙するセミが目撃される。
本国へ戻った冒険者を、天の塔奥へ招待。冒険者からの報告書(星の神子宛)を読み、腕を買ったという。そして闇の王復活の噂を冒険者に明かす。現段階では
守護戦士が調査を進めている。この時
Ajido-Marujidoが(入る許可は無いらしい)「羅星の間」に乱入。
Semih Lafihna : どういうつもりだ!?神子さまへの謁見は禁じたはず。ウィンダスの平和を乱さんとする逆賊め!
Ajido-Marujido : おまえ、何様のつもりだ?まさか一代限りの守護戦士が、俺のかわりにこのウィンダスを救うつもりじゃあるまいな。
Semih Lafihna :……これは、全部、白紙だ。私をからかっているのか?
Ajido-Marujido : これでも、おまえたちは何もしようとはしないのか?何も感じないのか?俺は、やりとげてみせる。この国を、ウィンダスを、恐怖から救ってやる!
Semih Lafihna :……。<PC Name >……。君にミッションを出すわ。彼を追い、彼が何をつかみ、何をしようと企んでいるのか、私に報告しなさい。ウィンダスの平和を壊すものは、誰であろうと許さない……。
この場面で二人の意見の食い違いから来る不信感が色濃く出ており、正義の為と言いながらセミ・ラフィーナ個人の疑惑で冒険者に公式のミッションを言い渡しているのが興味深い。(「それぞれの正義」より)
神子の間に初めて通される冒険者。そこには
星の神子とセミの姿が。
星の神子の指示により、冒険者にフェ・インとザルカバードに纏わる疑惑を報告(後の「フェ・イン」「闇王」ミッション)。
カーディアンの暴走勃発・
Ajido-Marujidoも脱出。カーディアンの調査に出た冒険者は、そこでAceクラスのカーディアンと対峙するセミに遭遇。カーディアンの王
Jokerから院長の指輪の提出と「黒の使者」から
星の神子を守る事を約束させられる。
満月の泉まで
星の神子を護衛。しかしそこに現れた
Jokerの魔術でセミのみ飛ばされ、事実上
星の神子は拉致されてしまう。更に同時期にヤグード達から「和平条約に違反があった」と苦情が来て、臨戦態勢に入る。セミは冒険者の助力を請うために召集した。
ミッション・その後
Semih Lafihna : <PC Name>、ジョーカーは君に、こう言っていたわね。「おまえの意思がこの「時」を導いた」と。君の意志は、未来を見失い、歩みを止めたウィンダスに素晴らしい始まりをもたらした。これから先、君の意志は君自身に何をもたらすのだろう。……私たち、我らがウィンダス、ヴァナ・ディール全体に何をもたらすのだろう。何をもたらしたい?……ふふふ、答える必要はない。意志が「時」を紡ぐなら、君の答えを知る「時」が、きっとまた来るに違いない。
最後は冒険者を戦友、そして英雄として認めてくれる。
Semih Lafihna : 私も、そろそろ行かねば。……そうだ、もう一度、神子さまのお部屋を訪ねてみるといい。お休みになる前に、神子さまは君とお話をしたいとおっしゃっていた。では、<PC Name>。再会の時まで、共に戦える日まで、その瞳の輝きの止まんことを……。
セミ・ラフィーナ出生の秘密(狩人AFクエスト)
クエスト「双子石のピアス」等で、セミは
Perih Vashaiの意思により、次期族長の継承者候補としてあげられているのが分かる。そしてセミがそれに応じていないという情報も得られる。狩人AFの連続クエでは、そこを主軸のひとつとし、ミスラ達の本国、「罪狩りのミスラ」、「双子石のピアス」、そして「火の部族の族長母子の罪」をキーワードに展開していく。その中で、セミ・ラフィーナの出生の実態がおぼろげながら見えてくる。その中で、ここで語るための重要なポイントを以下にまとめてみた。
- セミの双子石のピアスは生来に貰った物ではなく、ある事件の際にPerih Vashaiの手によってすり返られた物。
- それが原因で火の部族の族長の娘としての疑惑を掛けられ罪狩りのミスラ・Shikaree Mが本国より派遣される。
- セミをはじめ守護戦士となった子ミスラ達は当時火の部族の族長の娘と共にオズトロヤ城で捕虜にされていたところをPerih Vashaiが救い出す。(※しかも報せを受けたPerih Vashaiはすぐさま救出に部隊を動かした)
- セミの本物の双子石のピアスはPerih Vashaiが所持しており、この一連でセミに返した。
- 火の部族の族長母子の身分偽装の際に使われたのは、セミとPerih Vashaiのピアスだった。
- すべての秘密が隠されているザルカバードにてセミは火の部族の族長の娘に会い、彼女とPerih Vashaiの疑いが晴れる為「光の弓」を託された。
- 当時のオズトロヤ城で救助された子ミスラ達が、後の守護戦士達に選ばれている。
- しかしセミの母親等、明確に彼女の出生を辿れる情報が全く無い。
Semih Lafihna :……。あなたのことを尊敬するわ、ペリィ・ヴァシャイ。私があなただったら、それができたかわからない。
Perih Vashai : しかし、そのためにおまえが歩むべき道をゆがめてしまったのだ。あの娘を助けるために、私は我が子を死んだこととした……。
Semih Lafihna :……。……ペリィ・ヴァシャイ。あなたを恨む気持ちはまったくないわ。自然の声に従うことが、私たちの務め。あなたには、また、会いにくるわ。 それまで、お元気で。
決して明言はされていない所に
Perih Vashaiとセミ・ラフィーナの距離感と時間が感じられる。しかし
Perih Vashaiの娘は大戦中に「死」に、セミ・ラフィーナの母親の情報は「皆無」。そして、二人の、母子の絆と証とされる「双子石のピアス」は両方とも母子の身分偽装の為に使用された。そして今、成人しウィンダスを代表する勇敢な戦士に成長したセミ・ラフィーナを、部族の間では不満の声が上がる中
Perih Vashaiは族長後継者に名前をあげた。偶然の一致にしてはいささか重なりすぎているかもしれない。
余談だがウィンダスミッションの最後でセミは直接
Perih Vashaiにウィンダスの危機が去った事を自ら報告しに行っている。
最終更新:2008年11月26日 04:40