Romaa Mihgo(詳細・ネタバレ編)
- ミスラ♀、5b(茶髪)、カザムH-9
- 家族構成:娘(Nanaa Mihgo)
- カザムに住まうミスラを束ねていた元・族長。
- 20年前はコブラ傭兵団を率い、前線で戦っていた。
古き時代のミスラ・ロマーミーゴ
カザム在住、ジラートミッション及び数クエストに登場。しかし彼女は心を閉ざしており、詳細はあまり語られていない。下記の「アルタナの神兵」と合同で彼女の実態をまとめてみた。
- 30年前のYow Rabntahの件でウィンダス鼻の院と騒動を起こす。彼女がカザム族長の間はカザムが閉鎖されていて、鼻の院とも絶縁状態(現在回復)だったので、ロマーが関わってる確率は高い。
- 20年前にコブラ傭兵団団長としてクリスタル大戦時にウィンダス軍に参加。
- 戦後、ミスラ住居区が設けられた際にPerih Vashaiが族長になる。この時点でロマーは族長になれなかったからか、それとも単純に故郷に戻った為か定かではないが、カザムに戻る。
- 族長になり、カザムは鎖国状態になる。
- 族長を引退、Jakoh Wahcondalo を後継者に据える。
- 以後カザムの鎖国は解除され、ジュノから冒険者が訪れる。
- Ildy-Goldyと冒険者に試練を課し、条件の通り乗り越えたので協力する(クエスト「仮面同盟」より)
ミスラ傭兵団長時代(アルタナの神兵)
「アルタナの神兵」にて、各国の過去が描かれている。その際冒険者は各国の傭兵団に所属することになるが、ウィンダスで所属する部隊は、ロマー・ミーゴ率いるコブラ傭兵団である。そして20年前のロマーは、現代の彼女からは想像も付かないキャラクターとなっている。
毒蛇の躍動(クエスト「胎動、牙持つ乙女」「禍つ闇、襲来」)
遠いオルジリアから同胞の助っ人として新たなミスラ兵団がウィンダスを訪れた。長い船旅で腕もなまると語る彼女達は、すぐにでもヤグードを襲わんばかりの勢いに活気付いていた。そんな彼女をミスラ傭兵団の代表として歓迎したのがコブラ傭兵団団長・ロマーミーゴだった。
??? :……へぇ。そりゃ頼もしい。
Dhea Prandoleh : あっ、ロマー・ミーゴお頭!
Ghyo Molkot : あんたがロマー・ミーゴか?話には聞いとる。なかなかのやり手やそうやな。
Romaa Mihgo : ああ、面倒だから堅ッ苦しいのはヌキにするよ!オルジリアの義勇兵たち、よく来たね。しかし、いちいち「オルジリアの義勇兵たち」って呼ぶのも面倒だね。なんか呼びやすい名前を決めなよ。
団長
Ghyo Molkotの一存で「猛虎団」と軍団名を決めた彼女たちに、ロマーは手早くウィンダスの現状を伝えた。ヤグード教団に襲われて間もない聖都、正規軍としてタルタルの戦闘魔導団が存在するも「肝っ玉が小さくて、なんとも頼りなく」、それを補う形でミスラ傭兵団が主戦力を任せられている。
Romaa Mihgo : いま聖都の周辺は、ウチの「コブラ傭兵団」と、あと「アナコンダ傭兵団」でシマの奪いあい、じゃなくて、防衛をしてんだけど……陸に上がったばかりで勝手もわかんないだろうし、猛虎団はしばらく私たちと共同戦線を張ってもらおう。ちなみにウチらコブラ傭兵団は数ある傭兵団の中でも、最強かつ最悪って謳われる毒蛇軍団だよ。覚悟しときな!
ロマーの派手な発破に、歓声が上がる猛虎団の戦士たち。
臨戦態勢のロマーに近づく人影。タルタルの少年である。
Ajido-Marujido :コブラダンのロマー・ミーゴか!?
Romaa Mihgo :んん? お前は……?
Ajido-Marujido :オレは、テンサイジ、アジドマルジド。
Romaa Mihgo :アジドマルジド、お前はたしか、口の院院長、ゾンパジッパの息子だったね?私は院の連中は好かないんだが……
Ajido-Marujido :オヤジはカンケイない!オレはひとりのオトコとしてはなしをしにきてるのだ!
Romaa Mihgo :……。
子供の戯言と切り捨てずに、ロマーは話を聞くことにした。
登場こそはコミカルだったが、この自称天才児
Ajido-Marujidoが持ってきた情報はロマーの興味を惹きつけた。ヤグード教団の根城・オズトロヤ城が位置するメリファトに隣接するカルゴナルゴ城砦付近で、ヤグード達がナニか企んでいるという。天体の観察をしていた
Ajido-Marujidoは不気味に飛ぶヤグード達がカルゴナルゴ城砦の方面へ消えていくのを目撃した。しかしウィンダス魔道団も話を聞いてはくれず、
Ajido-Marujidoはミスラ傭兵団に情報を提供しに来たのだ。証拠として彼が差し出したヤグードの漆黒羽根は、ロマーも見たことがないものだった。
Dhea Prandoleh :……そういえば、お頭。メリファトで陣を張っていた隊からも気になる報告が……「オズトロヤ城周辺で実に禍々しいヤグードを確認した」と……一瞬で見失ってしまったので奴らの幻術では、って意見が多くて報告しませんでしたが……確かに今までのどのヤグードとも違った、と。
Romaa Mihgo :……。……報告が遅れた罰はまた後だ。覚悟しておきな。
Dhea Prandoleh : す、すみませんッ!
Romaa Mihgo :……アンタたち、すぐ出られる?
Ghyo Molkot : あったりまえや!ずっと船旅で、身体鈍ってしゃあなかったわ!
Romaa Mihgo : じゃ、出られる者だけでもさっそく向かってくれ。私らは一応、アナコンダ傭兵団にも声かけてから合流するよ。
Ghyo Molkot : よっしゃあ!
カルゴナルゴ城砦に、既にアナコンダ傭兵団は到着していた。
噂の地域に近いカルゴナルゴ城砦。言い知れぬ嫌な雰囲気に「耳の毛がザワザワして肌がチリチリする」と呟くロマーに、先に到着していた様子のアナコンダ傭兵団団長・
Perih Vashaiがたしなめる。
Perih Vashai :……ムダ話をしてる暇はない、一気にケリをつけるよ。
Romaa Mihgo :わかってるさ!……ペリィ、アナコンダの連中だけで抜けがけしといて勝手に仕切るんじゃないよ!あれは私らコブラ傭兵団の獲物だ!
Perih Vashai :大事の前の小事だ。こうして猛虎団とも合流できたしいいじゃないか。
Romaa Mihgo : フンッ!
ミスラたちの3つもの傭兵団の戦士たちは二人のカリスマ的なリーダーのもと出陣のときを待っていた。
Romaa Mihgo : 準備はいいか?私らに退路はない。攻撃の手を緩めるときは、滅びの刻だと思いなっ!
Perih Vashai : 慈悲の心など捨てろ!その爪で、その牙で、ミスラ族の獰猛さ、思い知らせてやれ!行くぞッ!母なる大地の娘たちよ!!
一気に湧き上がるミスラの傭兵団員たち。武器を高く掲げ雄たけびを上げる。
一方、城砦の外では魔法学校から抜け出し、単身カルゴナルゴを訪れた
Ajido-Marujido少年がクァールに襲われていた。間一髪の所で冒険者(プレイヤー)に助けられるが、騒ぎを聞きつけたヤグード達に囲まれて二人は絶体絶命に陥っていた。
Romaa Mihgo :無茶するんじゃない。足が震えてるよっ!
Ajido-Marujido :……むぅっ!
口調は厳しいが、突然の実戦・そして危機に驚き震えていた
Ajido-Marujidoに発破を掛ける事で彼のいつもの強がりを引き出すロマー。彼女なりの配慮なのかもしれない。しかしそこにヤグード達に思わぬ援軍が現れる。ロマーもはじめてみると驚くそれは、この地には生息せず書物にしか登場しない筈のタウルスだった。
Romaa Mihgo : あんなヤバそうなヤツら、遭ったことがない……。いったい……?
未知に敵に苦戦する一同。倒れていくミスラたちも出始めた。
2団長が即座に指示を飛ばし、活路を開こうと奮闘する。
Perih Vashai : !?
Romaa Mihgo : な、なんだ!?
ここでヤグード教団を襲う一陣の炎が巻き上がる。どこかからか放たれた魔法のようだ。
Robel-Akbel : 天蠍魔導団の隊が動けぬというので、我みずから赴いたがすでに形勢は決まっていたようだな……。遅れてすまない。我は大魔元帥、ロベルアクベル。
Robel-Akbel :礼を言おう、ミスラ傭兵団。此度の急襲に対応できたのはそなたらのおかげだ。
Romaa Mihgo :コブラ傭兵団長 ロマー・ミーゴだ!
Perih Vashai :……アタシはアナコンダ傭兵団長ペリィ・ヴァシャイ。こちらこそ、助太刀感謝する。
Ghyo Molkot :オルジリアから来た猛虎団や!
Robel-Akbel :海を渡ってきた義勇兵か……我がウィンダス連邦、新たな援軍を心より歓迎しよう。
ウィンダスに戻った冒険者は、メリファト陣を経路して戻ってきたミスラ傭兵団の団長の二人が元帥
Robel-Akbelに呼ばれて星の塔に向かった事を聞く。
Romaa Mihgo :誰だか知らないけど私らをいちいち呼びつけるなんてずいぶんお偉いことだね。
Perih Vashai :口を慎め、ロマー・ミーゴ。
Robel-Akbel :……そろったようだな。わざわざすまない。コブラ傭兵団長、ロマー・ミーゴにアナコンダ傭兵団長、ペリィ・ヴァシャイ。来てもらったのはほかでもない。現状では、ほぼ別個に動いている戦闘魔導団とミスラ傭兵団……。今回の件で、共同作戦の必要性が身に沁みた。
Perih Vashai :……そうだな。アタシもその提案をせねばと思っていた。我々はもっと連携して動く必要がある。猛虎義勇団をはじめ南方からも、次々に援軍が到着しつつある。せっかくの兵力、もっと有効に運用しなければ。
Perih Vashai :……しかし、我々はおまえの姿すら、初めて見たばかりだ。この話が、信用に足るものだと、どうやって納得できよう?
Romaa Mihgo :魔導団には魔導団のやり方があるように私らには私らのルールがある。アンタらの勝手でかませ犬みたいに使われるのはゴメンだよ。
Robel-Akbel :……そう言うであろうと思ってな。本日は神子さまからお話ししていただこう。
最終更新:2008年11月26日 04:30