ウィンダス三博士

The Windurst Three Magi


メンバーShantottoKoru-MoruYoran-Oran

関連イベント
  • チョコボレース(コルモル・ヨラン・オラン)
  • ウィンダスミッション
  • プロマシアミッション
  • アトルガンミッション(シャントット)
  • 黒魔道士AFクエスト
  • クエスト「錬金術の実験」等



「博士」という称号

  ウィンダス連邦において、公共機関である五院の院長が引退した時に与えられる称号。学術国家ウィンダス連邦にとって、まさに「知の象徴」ともいうべき存在である。ウィンダス石の区に住居を与えられる。

  その生活は、自身の好きな研究をやっていたり、悠々自適にしていたり、冒険者をこき使ったりと様々であるが、時々国からの仕事の依頼を受けることもある(黒魔道士AF入手クエスト)。

  現在存在するのがこの三人である。水の区で同じく住居を与えられているKaraha-Baruhaは既に故人で、更にもう一人のZonpa-Zippaは行方不明のために、どちらも空き家の状態である。


偉大に見えない?偉人達

  三人が三人とも奇人であり、かなりピントのずれた発言が多いものの、実力・名声・政治的発言力ともにウィンダスにとってはなくてはならない存在である。それぞれが登場するイベントでも、基本的には隠された(?)本領を発揮して問題を解決していく流れが多い。しかし、黒魔道士AFでは、この三人が一堂に集まり話は展開されていく…はずなのだが、何しろ濃いメンツであるがために話が一向に進まない。


Koru-Moru : いいか!?あまりワシを怒らせんほうがいい!おまえたちの、誰にも知られたくない恥ずかしい~ヒミツをばらしちゃうぞ!
Shantotto : なんですってぇ!?わたくしをまた、ぶち切らせたいんですの!?今度は、石像にするくらいじゃ済みませんわよ!
Yoran-Oran : 2人とも黙れ!すぐ黙らんと、私が立て替えているもろもろの借用書の期限、今日の今にしてやるぞ!

Yoran-Oran ;……。こうなったら、本気で考えるか。
Koru-Moru : ウムウム、マジメに考えよう。
Shantotto : そうですわね、真剣に考えてみる価値はありますわね。
Chumimi : なぁんっ!今まで、どう考えてきてたんですかっ!

  抜擢してログを載せたが、このクエストの一連は、終始このような状態で、しかも最後に出した三人の結論はこうである。


Yoran-Oran : そこで我々は、全知能を傾けて、この問題に取り組んだ!
Chumimi : んなぁ!まだ、全知能を傾けてなかったんですかっ!
Yoran-Oran : まぁまぁ、チュミミさん。それで、我々が自明の理を見逃していたことに気づいたのだから、よしとしようではないですか。
Koru-Moru : 結果オーライなのだ。
Chumimi :……。それで、自明の理とはなんですかっ?
Koru-Moru : 星の大樹だ。星の木の親は、星の大樹。星の木の問題は、星の大樹の責任なのだ。
Yoran-Oran : それじゃよくわからんぞ、コルモル博士。チュミミさんにもわかりやすく説明せねば……。(略)このゆゆしき問題については、今まで若いものたちに任せてきていたのですが……。星の木にまでも影響が出てきている今、私たちが早急に手を打たねばなりませんね。
Chumimi :……。ということは、答えは最初からわかっていたんじゃっ……。
Yoran-Oran : ごっほん!真実には、紆余曲折して辿り着くものです。そうでしょう、チュミミさん?
Chumimi :……。

  最終的には三博士が冒険者と共に星の大樹の地下・トライマライ水路に入り調査することで無事に解決するのだった。



三博士を超えた三人の関係

  それぞれが「院」のトップだった、という共通点を持ち、かつ上記のログにもあるが、金の借り貸しをしたり、とても恥ずかしい秘密を知りあってたりしてる仲である三人。この三人は、喧嘩するほど仲が良いというか、非常に濃いつながりである。それは、お互いを語る場面でもよく分かる。

(以下クエスト「錬金術の実験」より)
Shantotto : オホホ! 突然あがりこんできて何を言い出すかと思えば「錬金術」ですって? オホホホ!ちゃんちゃらおかしいですわ。
Shantotto : 「錬金術」なんて子供だましを、この魔法王国で論じようとするなんて…… 学生の時分、魔法理論の勉強を、おこたったからに間違いありませんわ。わたくしが魔法学校の先生でしたら、そんな生徒は問答無用で落第ですわ、落第!

Yoran-Oran : そういうことを言い出すのは、コルモル(Koru-Moru)博士ですか?あいも変わらず、思いつきで研究をしていますね。学生の時分から、彼はそういう人でした。
Yoran-Oran : そういえば、彼が学生のころ、「錬金術」について書いたと聞いたことが……。あの頃から成長が見られませんね。彼自身、すっかり忘れているのではありませんか?

  まずシャントットの言い分だと、一瞬誰をさすか判らない。しかし彼女の発言の要をまとめると、「錬金術は子供だまし」「そんな論文を書く学生は勉強を怠った」「自分が先生なら、落第させる」。つまり、今も錬金術に興味を持ちクエストを発生させ、過去にそのような論文を提出し(寄宿舎に収められている)、かつ先生だった人を指している、ともとれる。これは、学生時代のコルモルを知ってる、と(クエを終了した段階では斜め読みにになるが)解釈できるかもしれない。
  そしてヨラン・オランの方はストレートにコルモルを名指ししている。彼も学生時代のコルモルを知ってると明言してるので、この三人は元々は魔法学校(耳の院)の同窓生と思われる。

更に興味深いのが以下のセリフ。

(以下、プロマシアミッションより)
Yoran-Oran:……ンンンン?しかし今、気がついたが、カラハバルハがタブナジアに行ったのは、彼がまだほんの子供の時じゃなかったかな?
Yoran-Oran:私たちは、そのタブナジア土産を醜くも取り合いしたような???

これは、Karaha-Baruhaが子供の頃にタブナジアに行き、更に子供だった自分たちはそのお土産の取り合いをした、ということだとしたら、Karaha-Baruhaも三人と近い年齢であり、同じ同窓生、更に言うと幼馴染同士、という事である。


最終更新:2008年10月24日 17:49