「准」介護福祉士を創設 フィリピンとの連携協定に配慮

厚生労働省は24日までに、大学や専門学校などで介護福祉士の養成コースを修了した卒業生を対象に、国家試験に合格しなくても取得できる「准介 護福祉士」の資格を新たに設けることを決めた。昨年、フィリピンとの間で結ばれた経済連携協定に基づく介護士受け入れを進めるため、試験に不合格となって も働ける新資格が必要と判断した。
今国会に提出された「社会福祉士・介護福祉士法改正法案」に、介護福祉士の資格を取得するには国家試験合格を要件とする一方、「准」資格の創設を盛り込んだ。2012年度からの実施を目指す。

介護福祉士は現在、3年以上の実務経験を積んだ後に国家試験に合格するか、専門学校で1650時間の養成課程を終えるなどの方法で資格が取得で きる。しかし、厚労省は認知症ケアや高齢者の権利擁護など、より専門性の高い人材を確保する必要があるとして、国家試験合格を要件とする法改正を決めた。
(北海道新聞より)



高齢化が進んでいる日本ではこれからも成長続ける分野だろう。
まだまだ人材の足りない日本には必要な働き手として海外からも人材を募集されている。
しかしサービスの行き届きだけでなく、コミュニケーションも大切だ。
その点では利用者事業者のいっそうの努力も必要だろう。


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最終更新:2007年05月06日 01:30