1965年
4月
・島上善五郎衆院議員が「韓国及び台湾出身戦犯刑死者の措置に関する質問主意書」提出(4月16日)、答弁書「本件交渉は、いまだ最終的妥協に達していない」(4月23日)
5月
・外務省「日韓会談で一括処理、解決した」と言明
6月
・日韓会談妥結・日韓基本条約・請求権協定調印(65年12月発効。以降、日本政府は「一括解決済み」を主張)
9月
・韓国大使館、外務部長官の回答を説明し、「(BC級戦犯問題は)今般の請求権の対象になっていない」と言明
1966年
2月
・竹下官房副長官に面談
5月
・韓国政府外務部長官に嘆願書提出
10月
・韓国政府外務部長官より「日本政府に人道的な見地から適切な措置を講じるよう要望することを駐日大使に指示」と回答
1971年
11月
・韓国在住元戦犯刑死者遺族が韓国政府に「対日民間請求権申告法」に基づき補償金を申請
1972年
8月
・田中角栄首相に要請書提出
1975年
4月
・韓国政府、韓国在住元戦犯刑死者遺族の申請を「1945年8月15日以前に発生した請求権ではない」との理由で受理拒否
1977年
9月
・福田赳夫首相に要請書提出(刑死者遺族に5000万円、服役者に逮捕日から出所日まで通算1日5000円の支給を要請)
10月
・渋沢利久衆院議員が「元韓国出身戦犯者の補償に関する質問主意書」提出(10月19日、答弁書11月4日)
1978年
5月
・国会請願(刑死者の遺骨の早期送還)
1979年
6月
・衆議院社会労働委員会(森下元晴委員長)で遺骨送還の請願書採択
・橋本龍太郎厚生大臣に遺骨送還を要請
1980年
10月25日
・TBS系「八木治郎ショー」が、「さまよえるBC級戦犯の遺骨」と題し、韓国・朝鮮人戦犯問題と遺骨送還について報道。
11月13日
・衆議院科学技術委員会で、上坂昇議員が、10月25日の「八木治郎ショー」放送内容をもとに韓国・朝鮮人元BC級戦犯問題に言及
(19801113・93回衆 -
科学技術委員会(上坂昇議員))
1982年
4月
・森下元晴厚生大臣に遺骨送還を要請
4月1日
・衆議院社会労働委員会で米沢隆議員が質問
(19820401・96回衆 -
社会労働委員会(篠原法務省訟務局民事訟務課長等答弁))
7月2日
・衆議院外務委員会で土井たか子議員が遺骨送還について質問
(19820702・96回衆 -
外務委員会(櫻内外務大臣答弁))
1983年
3月
・会の名称を「同進会」に変更
3月3日
・衆議院予算委員会で、戦犯者を含む台湾人・韓国人元軍人軍属補償問題について竹下大蔵大臣が答弁
(19830303・ 98回衆 -
予算委員会(竹下大蔵大臣答弁))
1984年
4月3日
・衆議院法務委員会で三浦隆議員が韓国・朝鮮人戦犯問題に言及
(19840403・101回衆 -
法務委員会(三浦議員質問))
1989年
4月
・国連規約人権委員会がフランス政府に旧植民地出身(セネガル国籍)元仏軍兵士らに仏国籍退役軍人と同額の年金支給を勧告、国籍による差別を禁止
1990年
8月
・海部俊樹首相に要請書提出(刑死者遺族に5000万円、服役者に逮捕日から出所日まで通算1日5000円の支給を要請)