20070426韓国国会宛請願(要旨)

韓国国会宛請願(要旨)

2007年4月26日請願提出

■請願者 李鶴来(同進会会長)・姜道元(韓国人元BC級戦犯者韓国遺族会代表)
■紹介議員 金元雄(外交通商委員長・ウリ党)
■紹介意見
 韓国人BC級戦犯者と遺族らは日帝下において捕虜監視員として強制動員され、連合軍の捕虜監視活動をし、解放後戦犯裁判により戦犯とされ23名が処刑され125人が有機刑の宣告を受け、長期の服役を余儀なくされました。
 韓国政府は韓国人BC級戦犯の問題は、韓日請求権協定の対象ではなく、日本政府が責任を負うべき問題であると主張し、日本の司法府も人道的な次元から立法を通じた解決を勧告したことがあります。しかし、現在に至るまで日本政府はこれら被害者に対しいかなる措置もとつていません。韓国人BC級戦犯と遺族の代表は、以下のように請願しています。

第一 大韓民国政府と国会が、日本政府と日本の国会に対し、韓国人BC級戦犯に対する謝罪と補償を促し、求めていくことを要請します。
第二 大韓民国政府と日本政府が、民間研究者の研究を通じて韓国人BC級戦犯問題の資料を収集展示し、歴史に残る資料館を建設、犠牲者らを慰霊する追悼碑を建設し、同時に歴史教科書等にも記述するよう指導することを要請します。
第三 大韓民国政府が、遺族の意思に反し靖国神社に強制合祀されている韓国人BC級戦犯者らの無断合祀を、遺族の意思に基づき、即刻撤廃するように公式要請してくださることを要請します。
第四 大韓民国政府と国会が、この問題が最終解決をみるまで、公的な外交会談において、議題としてくださることを要請します。

 当議員は、これら道理に反して戦犯の汚名を着せられ、死地において命を奪われた犠牲者と、「戦犯者」「親日賦役者」という汚名のまま痛恨の歳月を過ごさねばならなかつた遺族らの名誉回復のために、わが政府と国会が適切に立ちあがっていくことを要請したいと思います。

紹介議員 金元雄

最終更新:2010年03月15日 18:42
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