Chronicle 2nd 1st Story Renewal CD

書の囁き



私は<書の意思の総体>(クロニカ)
アナタたちが<黒の予言書>(ブラッククロニクル)と呼んでいるモノの原典

つまらない昔話でも宜しよければ お話ししてさしあげましょう…


我らは書に拠って 祝福を約束されし者…(I want to way law by chronicle.)
彼らは書に拠って 断罪を約束されし者…(Mere repeat way law by chronicle.)


昔々ある所に一人の男がいました
彼は破滅の運命に囚われていましたが
苦難の末…その運命から逃れる道を見つけ出しました…

しかし…彼がその運命から逃れることは 別の運命によって定められていました
その別の運命から逃れられたとしても 更にまた別の運命に囚われてしまいます
結局はその枠を何処まで広げようと いづれは簡単に絡めとられてしまうのです


書の真理をご理解頂けるかしら?
黒の歴史は改竄を赦さないのです…

アナタは永遠を信じますか? 
…そんなことはどうでの良いのです

さしたる問題ではありません
書の歴史は全てを識っているのですから

幾度とな く誕生と消滅を繰り返す世界 全ては予定調和の内


書の真理をご理解頂けたかしら?
黒の歴史は改竄を決して赦さないのです…


結局彼は運命の手から逃がれられませんでした
…されど憐れむ必要はないのです

ワタシもアナタも誰ひとり逃がれられないのですから…
めでたし…めでたし…
最終更新:2009年04月16日 17:22