関西外国語大学 イベント系投資部 ~stock party~

山掃除(08年8月5日)

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ytk0308

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穂谷の山掃除!!(2008年8月5日)
作成:中島 豊(ECO担当)



イベント系投資同好会史上初めて、ボランティア関連のイベントに参加してきました♪
以下に、そのレポートを載せておきます!!

以前から親交のあるボランティアサークルさんのお誘いを受けて、
穂谷学舎の駐車場から程近い所にある里山の掃除に行ってきました♪


色々なサークルの人が合同で参加し、すとぱーからは
3回生のゆうた・もっつん・ゆたか、1回生のおだちが参加しました!
参加予定だったななちゃんは、体調不良で残念ながら参加できませんでした(´;ω;`)


朝10時に集合し、引率の浅野教授の指示に従ってテクテクと歩いていきました。
駐車場の近くにある畑の奥に入っていくと、
急に普段見慣れているものとは違う光景が目の前に現れました。


とてもいい雰囲気の道を歩くと、今では枚方で唯一となった造り酒屋がありました。
そこでは「穂谷」という地酒を造っているそうで、
味が良く生産数も少ない為にいつもすぐに売り切れてしまうそうです。


おいしいお酒を造るには良いお米と水が必要なので、
穂谷はそれらに恵まれた環境なのだということです!!という様な話を聞きながら、
教授の知人で今回お世話になった山の所有者の方に連れられて、山の中に入っていきました。


そこで斜面をのぼって雑草を刈り取り、
増えすぎた竹を、のこぎりを使ってどんどん切り倒していきました♪
切り倒した竹はなたを使って枝を切り落とし、長い竹は2m以内の長さに切りそろえました。
竹とその他の植物を分け、竹と笹はとどんどん斜面に積み上げていきました!


言葉ではうまく表現できないのですが、
竹で杭を打ち、そこに切り倒した竹を重ねていき、その上には笹を乗せていきました。
その上に寝転ぶと気持ちがよく、ベッドのようでした!


これらは災害の際に、土砂崩れや水害から山を守る役割を果たすということです* ̄O ̄)ノ


竹を切る以外にも山の湧き水を飲んだり、
農家さんに無農薬のスイカやトマトを頂いたのでそれらを食べたり…


後は、
竹は抗菌の植物らしく、切り倒してから5年もほっておかないと朽ちないということ
50年位前までは石油を使っていなくて、木を燃料にしていたこと
石油製品は無かったので竹を加工したのを使っていたということ
穂谷の辺りは平安時代あたりから、 水源を守る為に人が住んでいたという事、
穂谷の山は原生林のままではなくて、
燃料になるカシやシイの木が江戸時代位にいっぱい植樹されていた事など


様々なことを教授から聞きながら働く事ができました♪


山で働く人々に伝わる考え方に、「働いているときは、疲れる前に休む」というものがあります。
疲れると、働く気が無くなってしまうし判断ミスも多くなる。
それを防ぐには、疲れてから休憩するのではなく、疲れてしまう前に休みを取る。
そうすれば、ずっといい調子で働く事ができる!!


この考え方を、身を持って理解することができました。


泥まみれになって働く事で、
山の雄大さや人と里山の関係・そこに住む生き物の息吹の様なものを感じることができました。
何より、終わってから学校で浴びたシャワーがとても気持ちよかったです!!

教授は楽しい人で、他のサークルの人も気さくで、農家の方は優しかったり。。。
色々な人や自然と関わる事ができ、非常にいい経験ができたと思っています♪


その他の写真はコチラから!!(ギャラリーからも見れます。)

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