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「VOR」◆(2012/06/20)トヨタ 日本国内での生産を10%削減 国外生産に切り替え
http://japanese.ruvr.ru/2012_06_20/nihon-toyota-kokugai-sesan/

「VOR」◆(2012/12/17)「三菱自動車」 オランダの工場を1ユーロで譲渡
http://japanese.ruvr.ru/2012_12_17/mitsubishijidousha-oranda-no-koujou-ichiyuuro-de-jouto/

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/11/16)日の丸自動車産業は空中分解の危機! 経産省・増子副大臣に緊急提言
http://web.diamond.jp/rd/m497084

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/01/15)鳩山民主党政権も見放した?日の丸自動車 “デフレ”産業の袋小路と空洞化のホンネ ~各社首脳に聞く2010年以降の生きる道
http://web.diamond.jp/rd/m557566

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/03/26)日本の電気自動車に強敵現る! 台湾が描く「電動移動体」国家戦略の凄み
http://web.diamond.jp/rd/m646505

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/04/21)日本のクルマは「安全」で,ふたたび世界のトップに立てるか
http://web.diamond.jp/rd/m677974

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/04/23)世界と「テンポ」がズレまくる 日本の電気自動車「空騒ぎ」
http://web.diamond.jp/rd/m680851

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/06/30)10年越しの地道な活動が支える 電気自動車リーフの隠れたる“売り”
http://web.diamond.jp/rd/m764797

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/07/14)メイド・イン・ジャパン最終章? 日産の価格破壊が予感させる 「クルマのユニクロ化」の必然
http://web.diamond.jp/rd/m797498

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/09/08)規格争い激化で危ぶまれる 電気自動車のガラパゴス化
http://web.diamond.jp/rd/m906661

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/12/17)孤高の優等生が失いかけた原点  ホンダイズムへの真なる回帰
http://web.diamond.jp/rd/m1127911

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/12/22)技術で勝ってもビジネスで負ける? 日本が電気自動車で辿りかねない「いつか来た道」 ~中国とドイツのきな臭い動きは何を意味するのか
http://web.diamond.jp/rd/m1136319

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/12/28)日産自動車  7年前の中国投資が功を奏し  2度目の「V字回復」を達成
http://web.diamond.jp/rd/m1156478

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2011/01/07)販売がバブル期を超えた! 好調アウディに見る日本メーカーへの教訓
http://web.diamond.jp/rd/m1173291

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2011/06/17)崩れる自動車ピラミッド!業界の重鎮も本音隠せず 次世代車大連立・日本脱出も視野に決断の時が迫る
このままでは,日本車メーカーの国際的競争優位は風前の灯火だ.

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2011/08/23)トヨタもフォルクスワーゲンも抜き去り 世界1位に返り咲いたGMの怪気炎
http://web.diamond.jp/rd/m1761535

【link】 トヨタ関連


「FT」◆In Depth : Toyota
http://www.ft.com/indepth/toyota

「FT」◆(2010/02/25)Toyota chief seeks to assure lawmakers
http://www.ft.com/cms/s/0/73b2e90a-218e-11df-830e-00144feab49a.html

「FT」◆(2010/02/26)Toyota accused of withholding records in lawsuits
http://www.ft.com/cms/s/0/05e1a912-2322-11df-ba8f-00144feab49a.html

「FT」◆(2010/04/14)Toyota halts SUV sales after warning
http://www.ft.com/cms/s/0/0d310ad0-475a-11df-b253-00144feab49a.html

「FT」◆(2010/04/18)Toyota to recall 870,000 minivans
http://www.ft.com/cms/s/0/e2abc2b8-4a20-11df-83cc-00144feab49a.html

「textlib @ ウィキ」◆(2010.2.2)「数値に出ないものは信用しない。」というトヨタの弱点
http://www26.atwiki.jp/textlib/pages/362.html

「VOICE」
◆(2010年3月19日)トヨタの現場が生まれ変わる日(1)/遠藤 功(早稲田大学ビジネススクール教授、ローランド・ベルガー会長)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20100317-02-1401.html
◆(2010年3月19日)トヨタの現場が生まれ変わる日(2)/遠藤 功(早稲田大学ビジネススクール教授、ローランド・ベルガー会長)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20100317-03-1401.html

「Voice」◆(2010/04/10)トヨタ「メーカー目線」の敗北(1)/片山 修(ジャーナリスト)
◇問題の本質は「危機管理」
◇欠陥か否かは消費者が決める

「Voice」◆(2010/04/10)トヨタ「メーカー目線」の敗北(2)/片山 修(ジャーナリスト)
◇「内なる国際化」が遅れた
◇高級車1台でソフトは約1億行
◇“よい謝罪”と“悪い謝罪”

「WP」◆(2010/02/25)Toyota president apologizes under fire of U.S. officials
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/24/AR2010022404915.html?wpisrc=nl_headline

「WSJ日本版」◆トヨタ・リコール問題
http://jp.wsj.com/ed/toyota/

「WSJJ」◆(2010/2/19)【肥田美佐子のNYリポート】「トヨタ・サムライ」報道が問いかけるもの
http://jp.wsj.com/US/node_34354

「アルファルファモザイク」◆(2010/03/14)「もしもし警察?!プリウスのアクセルが戻らない助けて!」 ← 米メディアがでっちあげと報道
http://alfalfalfa.com/archives/388949.html

「黒マッチョ」◆(2013/05/29) トヨタ,1人当たり役員報酬2.2倍に 平均9846万円
http://kuromacyo.livedoor.biz/archives/1724653.html

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/11/06)トヨタの「苦渋」の撤退で問われる,F1の魅力と意義
http://web.diamond.jp/rd/m486804

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/11/20)“生産管理の鬼”トヨタも苦戦!  自動車メーカー「固定費削減で業績回復」は真実か
http://web.diamond.jp/rd/m503990

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/12/04)米国から見たトヨタに吹く逆風の正体 ~1980年代後半のアウディに酷似?
フロアマット問題の長期化に伴う米国でのブランドイメージ悪化を食い止める
べく、大規模な無償交換措置に踏み切ったトヨタ。だがGMとの合弁工場の
閉鎖決定に伴い米国民の対トヨタ感情は冷え込んでおり、前途は多難だ。

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/10)トヨタの記者会見に見る社長の孤独
http://web.diamond.jp/rd/m589161

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/10)米国人はなぜトヨタを叩くのか? 日本人が軽視する不信増幅の本当の理由
「Too Little Too Late(不十分で遅すぎる)」。米国人が最も嫌う対応をトヨタは取ってしまっている。

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/22)プリウスのブレーキリコールが次世代車時代に残した教訓
トヨタ自動車のプリウスのように、ハイブリッド車とガソリン車が違う
ブレーキ感覚であることは、自動車通なら誰しもが指摘する。ブレーキ
以外でも、ユーザーが違和感を持つ部分は増えそうだ。今後、これまで
以上に商品特性などの詳細を伝える必要がある。

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/24)初心を忘れたトヨタに,米消費者は不信を募らせている
http://web.diamond.jp/rd/m606844

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/24)トヨタを百回提訴した辣腕弁護士が警告 「これは理不尽なバッシングに非ず! 米国人はトヨタに狼少年を見た」
http://web.diamond.jp/rd/m606820

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/24)優等生ゆえの「守り」のジレンマ?! トヨタ・リコール問題に学ぶ、「肉食系CSR」のススメ
http://web.diamond.jp/rd/m606929

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/26)「訴訟大国アメリカ」の次なるターゲットに? 世界一の自動車メーカー・トヨタを待ち受ける更なる壁
http://web.diamond.jp/rd/m611008

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/03/05)やはり風評被害は甚大か? ユーザーから見たトヨタのリコール騒動
http://web.diamond.jp/rd/m618922

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/03/05)トヨタリコール問題がリスククマネジメントに残した“偉大なる”教訓
http://web.diamond.jp/rd/m618977

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/04/14)週刊ダイヤモンド緊急デジタル企画! 「トヨタ激震」―リコール騒動の真相と教訓
http://web.diamond.jp/rd/m672160

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/04/14)「トヨタに残された最大のリスクについて語ろう」  企業賠償責任の専門家トム・べーカー ペンシルベニア大学教授に聞く
http://web.diamond.jp/rd/m672146

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/07/07)本当に米国消費者のトヨタ離れは進んでいるのか? 注目の品質調査に見るメーカーの浮沈と苦悩
http://web.diamond.jp/rd/m780513

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/08/09)「急加速の原因は運転ミス」報道にも喜べない?  トヨタの視界を曇らす  連邦大陪審の動向とアウディ5000騒動の記憶
http://web.diamond.jp/rd/m845601

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/09/07)GM、フォードが狙い撃ちする トヨタ「カローラ」のアキレス腱
http://web.diamond.jp/rd/m904018

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/10/04)電気自動車ブームに便乗しない トヨタ「サイオン」の存在意義
http://web.diamond.jp/rd/m956512

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/10/13)軽自動車業界に吉凶禍福 トヨタ最後発参入の裏事情
http://web.diamond.jp/rd/m976169

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/10/14)家とクルマの相性の良さに着目した 本命トヨタのスマートグリッド戦略
http://web.diamond.jp/rd/m978170

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/12/09)リコール騒動の後遺症で続く“独り負け” トヨタはいつになったら米国市場で復活できるか?
http://web.diamond.jp/rd/m1110852

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2011/02/14)手のひらを返したトヨタ安全判定! やはりそうだったのかアメリカ? GM復活後に事情通たちが語り始めた裏話と本音
http://web.diamond.jp/rd/m1245547

「大陸浪人のススメ ~迷宮旅社別館~」◆(2010/02/28)【社畜or愛社精神】中国トヨタの労働者「リコール事件、トヨタはそこまで悪くない」
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/162ff6344566996bfff132029d47b870

「地政学を英国で学ぶ」:(2010-01-28)最近の動向/トヨタは社長を交代せよ
http://geopoli.exblog.jp/12743181/

「つるや連合」◆(2010-07-09)国沢氏、プリウスのブレーキすっぽ抜けを実験する
http://blog.goo.ne.jp/littorio/e/6f9b6bd58116e0058e6d8221508602c1

「東洋経済オンライン」◎(10/02/02)北米で大規模リコールのトヨタ、対応の不手際に高まる消費者の不満、集団訴訟も
http://www.toyokeizai.net/ad/ml/100203/business_pickup.htm

「東洋経済オンライン」◎(2010/02/09)広がるトヨタバッシング、収束不能のリコール問題に加え、プリウスも火種に
http://www.toyokeizai.net/ad/ml/100210/business_pickup.htm

「東洋経済オンライン」(10/02/23)◎トヨタにのしかかるリコール決断の代償
http://www.toyokeizai.net/ad/ml/100224/no01.htm

「東洋経済オンライン」◎(10/03/02)剥落したトヨタ高品質の評判、米工場進出各地から支援の声も、トヨタ車オーナーの失望深く
http://www.toyokeizai.net/ad/ml/100303/no01.htm

「東洋経済オンライン」◎(10/03/05)トヨタの歪んだ釈明、巨大リコールの真因――規模拡大と品質は両立していた
http://www.toyokeizai.net/ad/ml/100310/no01.htm

「東洋経済オンライン」◎(2010/09/01)トヨタの“苦しい”内実、業績予想の上方修正でも喜べない理由
http://www.toyokeizai.net/ad/ml/100901/no03.htm

「東洋経済オンライン」■(2013-06-03) トヨタが1位奪還,純利益トップ200
http://toyokeizai.net/articles/-/14158

「メガとんトラック」
http://ckworks.jp/megaton/
◆(2010.3.8)鳩山首相がトヨタ社長に説教「信頼が大事だ.さらに改善してほしい」 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2635.html
さすがにこいつにだけは言われたくないだろw

【質問】 豊田佐吉って誰?


 【回答】
 豊田佐吉(1867~1930)は,織機発明家であり、実業家.
 現在の静岡県湖西市に生まれ,24歳の時、「豊田式木製人力織機」を完成させた.
 明治39年,名古屋に豊田織機株式会社を設立,その事業は息子・喜一郎に受け継がれ、トヨタ自動車などの基盤となった.

【質問】 トヨタ自動車の,製造業としての特徴は?


 【回答】
 藤本隆宏教授によれば,製造業には「モジュール型」と「擦り合わせ型(インテグラル型)」の二つに分類できるという.

 モジュール型とは企画力、デザイン力がすべてで世界に自国発の規格を普及させ,それに付加する知的財産権に利益の源泉を特化させていこうという戦略で,米国や中国が得意とするもの.
 いわゆるスマイルカーブ曲線という付加価値曲線の捉え方がこれを象徴しており,製造業ではデザイン部門・企画部門と販売部門に付加価値は集中し、製造業は一番儲からないので、どんどんアウトソースしてしまおうという発想だという。

 一方,インテグラル型とは,デザイン、製造、販売、サービスが一体となり,綿密な連絡を取りながら微調整を繰り返し,全体最適の製品を生み出す戦略.
 藤本教授によれば,これを最も効果的に実践しているのが日本の自動車産業であり,その代表選手にして最優秀選手がトヨタ自動車なのだという.

 そしてその一端が,従業員が進んで「カイゼン」提案を自発的に行なえるようなシステムであるという.
人間だれしも無駄なことはしたくない。
その無駄を一番知っているのは現場の労働者であり、現場の労働者からの積極的な提案、自発的な協力ナシにはトヨタのシステムは成り立たない
トヨタのシステムが如何に優れているかは、日本で大成功しているだけでなく、タイで、フランスで、そして自動車メーカーが次々と倒れつつあるあの米国でも高い生産性を実現していることでもあきらかであろう。
という.
 ちなみに,
よくトヨタの利益は下請企業の犠牲の上に成り立っているなどというウソを平然といってのけるドシロウトがいるが、これはウソである。
トヨタの下請けはトヨタ以上に儲けていることをこの際、指摘させていただく。
とする見解もある.

 詳しくは
http://www.bk1.jp/review/0000435000
http://www.bk1.jp/review/0000435020
を参照されたし.
 トヨタ・マンセー気味の論調ではあるが,今のところ,反証は本wikiでは発見できていない.

【質問】 昭和30年代,トヨタは日本への車の輸入に反対していたって本当?

 【回答】
 日米自動車摩擦華やかなりし頃、当時の日本政府の交渉責任者の地位にあった通商産業省の天谷直弘審議官は,そのように述べて,アメリカの保護貿易の動きに反対したという.
 曰く,
「昭和30年代、当時のトヨタ自動車社長だった石田退三氏は通産省に毎日のように現われては、
『日本は米国からの自動車輸入を解禁してはならない。
 解禁すれば日本の自動車メーカーはひとたまりもなく壊滅し、日本は米国の自動車メーカーに乗っ取られることになるだろう』
と力説していた。
 しかし当時の通産省は彼の言い分を抑え込んで自動車の貿易自由化に踏み切った。
 今,日本はアメリカから日本の自動車メーカーの競争力が強すぎると文句を言われているが、これすべてあの時自由化をわれわれが決断したからだ」

 詳しくは,
http://www.bk1.jp/review/0000477609
を参照されたし.

【質問】 トヨタが業績を「垂直落下」させた原因は何か?

 08年3月期の過去最高益2兆2703億円から、09年3月期には4610億円の赤字と,わずか1年で2兆7313億円の利益が吹き飛んだのは何故なのか?

 【回答】
 片山修によれば,
  • 直接的には,世界の自動車需要が3割減少したこと
  • 「世界一の自動車メーカー」の魔力にとりつかれていたとしか思えない,急な拡大路線に嵌ってしまったこと.そのため在庫増加に気づかなかったこと.
  • 「適時、適地、適車」の考えの下に、各国、各地域のインフラ状況や消費者ニーズに沿った車づくりをしてきたが,これが行き過ぎて、「シルエット(車のボディ基準)」が増え,開発コストはもとより、部品調達コスト、生産コストが拡大するという,非効率な経営になっていたこと
が原因であるという.


 また,自動車業界コンサルタントのマリアン・ケラーは,トヨタの2010年のリコール問題に関し,トヨタは社内コミュニケーションに問題を抱えているのではないかとする旨の指摘をしている.

なぜ問題を重視できなかったのか。
突き詰めれば、その原因は、トヨタ社内のコミュニケーションの問題だ。
はっきりとはわからないが、事態を分析するのは、米国のエンジニアなのか、日本側の人間なのか、決断を下すのは誰なのか――関係者間のコーディネーションがうまく働かず、その結果、起こっている問題にしかるべき手を打てなかったということではないか。
 そもそもアメリカ政府が2人の人間をわざわざ日本に送って、問題の深刻さを伝えねばならなかったことは、通常では考えられない。
殊にトヨタは、いつもアメリカの政府機関の調査には協力的だったにも関わらず、だ。

 情報分析に問題を抱えた組織が,正しい判断を下せないことは,言うまでもないだろう.

【質問】 サブプライム・ローン恐慌以降の,トヨタのコスト削減方策はどのようなものか?

 【回答】
 片山修によれば,「地道に愚直に徹底的に」を追求している模様.
  • 車種を超えた部品や材料の共通化
  • トヨタとサプライヤーとが一体となって,“協力会”を軸にしたコスト削減.
 たとえば部品メーカーは、1個10円の部品を同じ強度、同じ機能、同じ品質のまま、8円に価格を落とす。その実現にあたっては、トヨタと部品メーカーが一緒になって、課題を一つ一つ潰していくという.
  • 鋼材の調達コストを削減するため、新日鉄など国内鉄鋼大手5社と共同での、製造コストの安い鋼板の採用や、鋼材の規格数削減、鋼材仕入れ条件の平準化など、約100項目の対応策を推進.
などが行われているという.


 その現状であるが,
http://www.cyzo.com/2009/07/post_2418.html
によれば,在庫調整は進んでおり,プリウスの工場では、大規模な非正規労働者切りもあって人手不足の状態だという.
 その一方、大型車や高級車を生産する工場は、以前とほとんど変わらない苦しい状況にあるという.
 2009年夏のボーナスも,大幅ダウンになったと述べられている.

【質問】 なぜトヨタのリコール問題が,これほどの大事になっているのか?


 【回答】
 自動車業界コンサルタントのマリアン・ケラーによれば,リコール自体は珍しくないが,米道路交通安全局(NHTSA)にここ数年、トヨタ車を購入した消費者からさまざまな苦情が寄せられていたが、トヨタはNHTSAにドライバー側の問題だと説明してきたことで,
「欠陥製品を出しながらそのことを否定し続けている」
という印象を世間に与えてしまったからだという。
 また,品質問題に関する豊田章男社長の会見が,トヨタがNHTSAにフロアマットの取り外しなど安全対策実施を通知した2009年10月ではなく,2010年2月初旬と遅すぎたことも,トヨタ批判を増幅させたという.
 しかも,トヨタの佐々木眞一副社長が,インディアナ州のCTS社のアクセスペダルを採用した理由について、
「現地への貢献を考慮したため」
という趣旨の発言をしたのは、言語道断だと受け取られたという。
 もちろんCTS社の技術力を評価するという前置きもあったが、あのひと言だけで、まるで現地のために劣った企業と取引したと言っているように聞こえてしまったためだ。

 詳しくは
http://diamond.jp/series/dol_report/10033/
を参照されたし.

【質問】 トヨタのリコール問題だが,結局,どのような点に「欠陥」があったのか?


 【回答】
 ミシガン大学教授,ジェフリー・ライカーによれば,フロア・マットの置き方の問題に過ぎないという.
 マットは本来、時間をかけてクリップできちんと止める必要があるが、アメリカ人は床にポンと置くだけの場合が多く,これがアクセル・ペダルをひっかけるという不具合があったという.
 また,米CTS社製のアクセル・ペダルは,複合材料でできていて、何年も経って摩耗したり、水滴にさらされるとペダルの戻りが遅くなる(もちろんブレーキは効く)ため,それが大げさに騒がれたのだという.


 一方,友清哲は次のように述べる.

 高橋由里によれば,アクセル・ペダルの戻りが問題になった案件だけが唯一、リコールらしいリコールであるが,それは車速を楽に保つなどペダル操作しやすいよう裏面に使った樹脂材が、水分を吸い込み、膨潤して戻りが悪くなる,というもの。
そのため
「樹脂材の選定などで,トヨタ側に何かしら課題があるのではないか」(業界関係者)
と見られているという.
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/59a4791374ee14c30b6deb00f5c5a9a8/page/4/

 トヨタが自社サイトなどで発信するプリウスのリコール内容は次の通り。
「ABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、ABS作動完了後の制動力が作動直前の制動力より低下することがあります。
そのため、ブレーキをかけている途中に凍結や凹凸路面等を通過してABSが作動すると、顕著な空走感や制動遅れを生じることがあり、そのまま一定の踏力でブレーキペダルを保持し続けた場合には、運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがあります」
 また、その際の対応策として、「(この現象が発生した場合は)ブレーキペダルを更に踏み込んでいただければ確実にブレーキが効きますので、ご対応いただきますようお願いいたします」とも付記されている。

「つまり、『条件によってブレーキが効きづらくなるから、ペダルを強く踏め』と言っているわけですが、実際問題として、これはドライバーにとってとんでもないトラブルに感じられます。
いつ起こるかわからない不具合によって仕事に支障が出たり、あるいは人身事故を起こしてしまったら……と考えると、ゾッとします」(前出のカメラマン)

 詳しくは
http://diamond.jp/series/analysis/10155/?page=2
を参照されたし.

  この記述を信頼するとするならば,フロア・マットだけの問題ではないように思われるのだが,しかし高橋由里によれば,プリウスなどハイブリッド4車種のABS(アンチロック・ブレーキシステム)は保安基準に抵触しておらず、
「本来リコールは必要なかった」(畑村、鎌田両教授)
ものだという。
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/59a4791374ee14c30b6deb00f5c5a9a8/page/4/

 なお,おそらく今後も様々な見解が出るだろうから,それも発見次第収録予定.

【質問】 2010年2月の米下院公聴会で、南イリノイ大のデービッド・ギルバート教授は,「トヨタ車の急加速の原因は、電子制御システムの不具合で発生することを実験で再現した」と証言しているが?


 【回答】
 2010.3.8に,トヨタがカリフォルニア州で行った公開実験によれば,ギルバート教授の実験は「実際には起こりえない」(トヨタ)配線に変えての実験であり,他の車でも同じ配線をすれば,同じように急加速するものだったという.
 すなわち,アクセルペダルにつながる6本の配線のうち、エンジン制御装置に信号を送る2本を含む計3本をショートさせ、この信号用の2本の配線を一定の抵抗を加えてつなぐなどした場合に、エンジン回転数が急上昇.
 つなぐ順序や電圧などが異なれば急加速は起こらなかったという.
 実験には、トヨタが検証を依頼した調査会社「エクスポネント社」の技術者や、米スタンフォード大のクリスティン・ゲルデス教授(自動車工学)が同席しており,中立性はある程度担保できていると愚考する次第.


【質問】 トヨタ車の品質は低下してきているのか?


 【回答】
 米の自動車コンサルタント,マリアン・ケラーによれば,「トヨタの完璧な品質神話にかげりが差していることは事実だ」という.
 今回のトヨタのケースは,数モデルにわたり、しかも何年もの製造年にわたってリコールされるという大掛かりなものである点では、リコールの中でも珍しいケースだという.
 また,今回の事件以前にも,数モデルにわたってトヨタ車では小さな欠陥が幾つも出ていたという.
 さらに,ここ数年,保証期間内の新車の修理コストが上がっていたらしいとも伝えられている.

 詳しくは
http://diamond.jp/series/dol_report/10033/?page=3
を参照されたし.

 しかし逆に,高橋由里によれば,2004年の熊本事件以降,トヨタのリコール台数は激減しており,
「トヨタは失敗事例を集積し、製作や設計に反映するシステム作りを本当に真剣にやってきた」(畑村洋太郎・工学院大学教授)
「熊本の一件以降、トヨタの品質保証体制は特に安全に振るようになった」(鎌田実・東京大学教授)
という.
技術に詳しい業界関係者は「不具合が非連続に増えることはありえない」と指摘
しており,
「品質管理の仕組みや考え方が社内に定着していたからこそ、不具合が減っていたはず。
いきなり品質を落とすようなことは常識的に不可能だ」(関係者)
であって,
今回のトヨタでも、フロアマットとABSの2案件は、“作られた”リコール
だという.


【質問】 トヨタ・リコール問題は,トヨタにとってどの程度の打撃となると予想されるか?


 【回答】
 米の自動車コンサルタント,マリアン・ケラーによれば,
  • 消費者にとっては,トヨタに代わる選択肢も多数存在しており,今回のリコール問題でトヨタに不信感を抱いた消費者が、他のメーカーの車に率先して乗り換える可能性は決して低くはない.
  • もし,リコール対象車に,修理後に再び問題が浮上すれば、トヨタにとって回復しがたい打撃となるだろう。
  • アメリカでは集団訴訟は避けられない
ということで,甚大な打撃となるだろう可能性は決して低くない.

 詳しくは,
http://diamond.jp/series/dol_report/10033/?page=4
を参照されたし.

 また,Ayako Jacobssonは,以下のように報告している.

米国の消費者動向調査で権威のある「コンシューマー・レポート(http://www.consumerreports.org/cro/index.htm)」が、ワシントンでの公聴会前の2月4日から8日の間に、トヨタのオーナーに忠誠度を調査した。
09年12月には7割のオーナーがトヨタ車を再び購入するといっていた。
だが、今年に入ってからは6割に下がった。
とくに18歳から44歳までのオーナーたちが別のブランドに切り替える傾向が強いという結果が出た。

 コンシューマー・レポートは、プリウスはリコール後も、環境保護に最適な最もグリーンな車と評価している。
しかし、同レポートによれば、米国の消費者が買い替える新車の候補としては、フォードを一番とし、次にシボレーという。
トヨタは、全車種での評価の下落が明白になった。

 リコールが始まって以来、トヨタ車はアメリカのメディア報道の矛先になり、新聞の漫画でからわかれ、コメディアンに冗談の対象にされている。
トヨタ車のオーナーたちの苦情対策を後回しにしたツケは大きい。


 この報告も,やはりトヨタにとっては大打撃であろうことを示唆している.

【質問】 「トヨタよ,恥を知れ!」と,米国議会で罵った米国女性の,その証言の信頼性は?


 【回答】
 その女性はテネシー州在住の元社会福祉相談員、ロンダ・スミスで,2010.2.23の公聴会において,
「2006年10月、自宅近くの高速道路で「レクサスES350セダン」を運転中にブレーキが利かなくなり、時速160キロにまで急加速した」
として次のように語った。
(1)走行中のレクサスが加速開始
(2)ギアを「ニュートラル」に入れても減速せず、「リバース」には入らない
(3)サイドブレーキも機能せず時速145キロに(
(4)「ガードレールか木にぶつけて止めるしかない」と考えた
(5)時速160キロに達し、夫に「最後の電話」をした
(6)その後、特に新しいことをしないうちに徐々に減速
(7)時速53キロに落ちたところで、中央分離帯に寄せてエンジンを切った。

 これに対して,以下のような指摘があるという.
(a) 高速走行中のギアがリバースに入らないのは安全上の構造で、同じ理由でサイドブレーキも機能しない(鷲野翔一・前鳥取環境大教授)
(b) ブレーキを踏み込めば、アクセルの電子制御スロットルが全開でも構造的にスピードは落ちる。
 万一、電子制御システムがブレーキを認識しないエラーを起こしたとしても、ギアをニュートラルに入れれば動力が伝わらず、やはりスピードは落ちる。
 ここでもエラーが起きたとしたら、それぞれ独立しているアクセル、ブレーキ、ギアのすべての系統で同時多発的にエラーが起きたことになる。
 これは天文学的な確率(同上)
(c) コンピューターである以上、不具合の可能性はゼロではないが,それを想定して自動車には二重三重のガードが組まれている。
 今回のようにアクセルを踏んでいないのに160キロまで急加速する異状が起きたら、エンジンが停止してしまうはず。
 電子制御システムは10年以上前から各自動車メーカーが採用しているが、こんな事例は聞いたことがない(吉岡聡・京都コンピューター学院自動車制御学科主任講師)
(d) そもそも、そんなパニックの中でどうやって携帯電話をかけたのか.
(e) 女性は問題のレクサスを3000マイル運転した後に転売したが、その後の持ち主は走行距離が2万7000マイルに達した今も大きなトラブルは起こしていない。

 詳しくは,
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20100226/frn1002261124000-n2.htm
を参照されたし.
 ただし,zakzakの平均的信頼性はやや劣るので,できればクロスチェックを.

【質問】 米国におけるトヨタ・リコール問題報道は,過剰と言えるのか?


 【回答】
 肥田美佐子(フリー・ジャーナリスト)によれば,米政府に冷ややかな欧州の報道に対し,米国メディアの報道は過熱状態にあったという..

 たとえば,スイスでの報道は,こんな感じ.

米国:トヨタ自動車に対する疑わしい非難
US: Doubtful accusations against Toyota automobiles
US: Zweifelhafte Beschuldigungen gegen Toyota (Wed. 17.03.2010 Smi)

この数日間報道機関は、米国で起きた運転者に依る深刻な疑わしい「トヨタ・プリウス」の急加速に関する事例を報じている。
専門家は全てが作り話らしいと推測していた。
同車に対する客観的な調査では、アクセル・ペダルとブレーキ・ペダルに欠陥は無かった.
既に当初から自動車の専門家は,殆どの問題は、例えば運転者がブレーキの代わりにアクセルのペダルを踏んだ誤操作で起きた、という他の調査結果に示されている事を指摘していた。
純粋に部品の問題は極めて稀で、一部は整備不良が故障の原因だった.
この間に米国の弁護士達は巨額の訴訟を自動車メーカーに起こしている.
(出典:2010年3月17日付ターゲス・アンツァイガー紙)

In the past days, the media (press) informed about serious doubts regarding to an incident over an alleged <speeding> <Toyota Prius> in the USA.
Experts assumed that the whole story might only be a fake (swindle); objective investigations on that car showed no faulty gas-or brake pedal!!
Already earlier, automobile experts expressed the information that other investigations showed that <problems> with a car where mostly driving mistakes, for instance, the driver confused the brake with the gas pedal.
Authentic material problems were very seldom and partly, a bad maintenance was the reason for the damage!!
In the meantime, US-lawyers are already preparing claims amounting to billions against the automobile manufacturer!!

In den letzten Tagen meldete die Presse ernsthafte Zweifel an einem Zwischenfall ueber einen angeblich <rasenden> <Toyota Prius> in den USA.
Experten vermuteten, dass alles nur ein Schwindel war; objektive Untersuchungen am Auto zeigten keine fehlerhaften Gas- oder Bremspedalen!!
Bereits frueher aeusserten sich Automobil-Experten mit dem Hinweis, dass andere Untersuchungen ergaben, dass es sich bei <Problemen> mit einem Auto meistens um Fahrfehler ging, beispielsweise verwechselte der Fahrer das Brems- mit dem Gaspedal.
Echte Materialprobleme waren sehr selten und teilweise ist schlechte Wartung der Grund fuer Schaeden!!
In der Zwischenzeit bereiten US-Anwaelte bereits Klagen in Milliardenhoehe gegen den Autohersteller vor!!
(Quelle: Tages-Anzeiger vom 17.03.2010)


 特にABCの報道は,トヨタ社長のおじぎについて
「サムライ時代、こうべを差し出すことは、切り落とされることを覚悟のうえだった」
などと報じるなど,過剰の域を超えているという.

 詳しくは
http://jp.wsj.com/US/node_34354
を参照されたし.

 まあ,イエロー・ジャーナリズムの本場だからねえ…

【質問】 「プリウス」リコールは,業界全体にどのような影響を与えると予想されるか?


 【回答】
 技術面で言えば,同リコールは,ユーザーの違和感に起因する異例なものであり,
「改善対策にとどめるよりも、お客の不安解消を重視して踏み切った」(豊田社長)
ことの影響は,予想外に大きいという.
 プリウスABSの案件は、保安基準に抵触しないケースでも、ユーザーからの違和感によるリコールが行われるという前例を作った。
 今後しばらく、ユーザーの違和感を理由とするリコールは増える可能性がある。
 そうなると、ミスユースか不具合かについて繊細な見極めが必要になるため、部品の作動や運転状況を記録するイベントデータレコーダー(EDR)やドライブレコーダー(DR)の搭載が進むだろう。