空気を読めないクレクレ君は良質なコミュニティを荒廃させる。
それは情報を持った人が寄り付かなくなってしまうから。

調べればわかるようなことを聞くと、やる気がないと思われてしまう。
そういう姿勢でいると、入学後も、卒業後も苦労する。
ex. 研修中「何でも聞くんじゃネェ!」と指導医にキレられる

以下、MLやBBSにおいて空気が読めていない発言の例 →FAQ(良くある質問)も参照

「初心者なので教えてください。」→こういうのは大抵何の調査もしていない
「医師を目指す理由は…です」→他人は(面接官でも)そういうことに興味なし
「家族を亡くしまして…」→きっかけはみんなそんなもの、珍しくない
「過去問はありますか」→あるところにはある、まずは探せ
「何でもいいから情報をください」→虫が良過ぎる
「連絡をお待ちしています」→情報は独り占めせず共有しろ、コレ鉄則

一般入試と違い、お金と時間が許す限り併願可能。
総合的な実質倍率は一般入試よりも低いとも考えられる。

ただし、受かりやすいかどうかは別問題。
合格基準も違うので、一概に比較は出来ない。

大学院生や働いている人などは時間を大事に使う。
なので時間が少ないことは必ずしもいい訳にはならない。
…ことを過去の合格者が物語っている。

何年も落ち続ける人は、自分を客観的に見つめ直すこと。
厳しい意見を言ってくれる友達を大事にする。
根拠のない励ましを真に受けない。
自分の実力と試験適性が、学士向きか否かの検討もすべきであろう。

「自分だけが特別だ!」などと決して思わないこと。
一般的に、合格するのはちょっと勉強ができる平凡な人。

昔から医学部には引きこもり予備軍や精神病予備軍など、
学校側からすれば心配の種になる学生が割と少なくない。
面接でそういう受験生を排除したいのはどこも同じはず。

学力や勉強方法だけでなく、思考のパターンや話し方、
そして身だしなみや立ち振る舞いまで見直す。鏡も見てみよう。
何事にも「イケてる」人は強い。負のオーラを出さないこと。

いかにいい勉強をしたか、いかにいい大学を出たか、いかに性格がいいか、
いかにいい職に就いていたか、いかにいいボランティアをやったか…
全て関係ない。あくまで試験なのだから、ダメ人間であろうと受かった奴が正解。

受験する大学のある地域の情報収集は欠かせない。
マナーとも言えるだろうか。特に島根などは要注意。
大学の広報誌だけでなく、自治体のサイトも要チェック。
ex. 人口、都市、経済状態、医療政策、名産…

面接で「地域医療=僻地医療だと思ってるでしょ」って突っ込まれた例あり。
「医療過誤と医療事故」なども含め、正確な言葉遣いで論理的に話そう。
熱意ばかりが先行しちゃうと、実のない会話になる。

歯科医師・看護師・薬剤師・獣医師などは有利。合格者も多い。
特に看護師・薬剤師は母集団が多い。
だからと言って一律に受かりやすい訳ではない。
多彩な人材を採るために「薬剤師はひとりにしておくか…」という判断が
あったとしても別におかしくはないため。不公平とは言えないはず。
逆に薬剤師だけ何人も受かってもおかしくはない。
その辺は変動もあるだろうし、噂の域を出ないので議論はムダ。

「医学部に合格すれば人生が変わる」と思っている人は多い。
「医者」は決して恵まれた職ではない。(なくなりつつある)
既に仕事についている人は、辞める前によくよく考えよう。

「社会に貢献できる」仕事はたくさんある。
ちなみに面接の志望理由でそんなことを口にしたら赤っ恥。
年齢相応の受け答えを心がけたい。
冗長な身の上話や理想論の連発などはマズい。

心理学を修めて学士編入狙いの場合、面接まで進んでも相当叩かれる事は覚悟する必要がある。
選抜側の「臨床心理士で何が悪いのか」の思考が凄まじい。
この傾向は学士試験導入の頃からあり、最近では一層顕著になりつつある。
これを打破するのは容易ではない。
他の文系出身者よりも不利であることを自覚して、学科試験はトップクラスの成績を取るべし。

最近は、出願要件に大学時代の取得単位を要求する大学がある。
もちろん充足していれば問題は無いが、文系受験者の場合は「門前払い」要件にもなる。
志望(出願)先の対応次第だが、卒後に取得の放送大学の単位が認められる事もある。
また、多くの大学で募集中の「科目履修(受講)生」で単位取得の方法もある。
たとえ卒業時の単位が要件を充たさなくとも、何らかのアクションはするべき。

ちなみに、学士入試合格がゴールではない。むしろスタートライン。
しかしながら、合格して燃え尽きたのか、合格するだけが精一杯だったのか
入学後に、単位を落とす者、留年する者、中途退学者も居ないわけではない。
かかる例は、後続の者にとっては本当に迷惑。

昨今の経済情勢で、手元不如意にならないとは限らない。
「学費計画は計画的に」である。
日本学生支援機構(旧称・日本育英会)のも以外にも、各都道府県に奨学金制度があったりする。
返還義務や卒後のお礼奉公は付いて回るが、利用可能なものを抑えておくことは肝要。

さて、試験日の移動の際、大きな荷物を試験会場や交通機関に持ち込むなどは常識以前の問題。
仮にも、大卒の良い年をした大人なのだから、他者への迷惑を考えること。
試験日なら、駅のロッカー・宿泊ホテルのクロークなどに預けるなどの工夫程度はしよう。
航空機の場合、荷物を預けるやり方もあり。バスなら、トランク利用を運転手に申し出るなどなど。
復路や次の移動の交通機関の時間が気になるなら、宅配便で自宅配送の手段も一考。
だいたい、連戦や合宿面接以外で大きな荷物になるのが不思議。
あれもこれもと、不安解消剤の参考書を持ち込みたくなるのはわかる。
が、本来なら、試験本番までに万全となるようにすべきかと思われ。

最後に自宅に帰るまでが受験です。






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最終更新:2011年04月30日 15:08