合格された皆様、おめでとうございます!

山口 (39-870氏)

【スペック】 27歳♂
地方歯学部卒→歯科医師
TOIECは600点 (大学1年時)

【勉強期間】
研修医の9月ごろより独学で勉強。研修終了後、母校の県で一般歯科診療に従事(常勤週6日勤務)
勉強期間は1年2ヵ月くらい。高校は物化選択。
大学で基礎医学を学んだが、ほとんど忘れていたので高校の生物から開始。
英語はかなり苦手。

【戦績一覧】
受験校選定に関しては、高校生物+αで狙えそうなところを選定。
1次落ち…鹿児島
最終合格…山口

【受験に係る費用】
受験料、交通費、参考書代 おそらくトータルで20万くらい

【使用参考書】
主に使っていたのは、日本一詳しい 大学入試完全網羅 生物I・IIのすべてです。
駿台のお医者さんになろうの生物(メイン)
大森の遺伝の生物遺伝問題の解法
大森の生物計算・グラフ問題の解法
田部の生物Ⅰ・II 

『生命科学』
シンプル生化学 (代謝を参考に

『英語』
西村式医歯薬の英語
ターゲット1900
KALSの英単語帳(ヤフオクで購入)
KALSのテキスト(友人からもらった)
英語は単語をひたすら叩き込みました。KALSの単語帳は結構よかったです。

『面接対策』
KALSの集団討論対策にいきました。事前にどのような試験なのか知りたかったので。
前もって集団討論を経験しておいてよかったと思っています。そのときの質問応対で自分は失敗していたので、
その経験が山口の際に活かせたとおもっています。
面接は事前に質問内容に対する答えを考え、何度も空で言えるように反復練習しました。
参考資料は、大学HPを参考にして山口の医療の現状についても調べました。

面接当日
1日目
個人面接
面接官4人 1人10分程度?
聞かれた内容は主に、過去のことについてが多かったです。
自分は今後のことについていろいろと考えていたので、ちょっとつまったりもしました。
ただ、圧迫らしいのはなく、普通な感じで終了。
周りも圧迫全然なかったと言っていました。
推薦書の内容についても聞かれました。

集団討論
面接官4か5人?
テーマ『絆を青少年にアピールする』でした。
他の班は『外国人に日本の良さをアピールする』だったみたいです。
前年と同様に模造紙にCMを作っていく感じでした。作業中は別室の試験官も見に来ていたみたいです。
うちの班は時間がなく、なかなか厳しい発表だったと思います。
その後の集団面接では、作業中のことについて質問されました。
座る席によって答えを考える時間が差がありました。
なので、はじめに答える人はけっこう大変そうでした。

2日目
個人面接15分 面接官4人
自己推薦文の内容から。特に圧迫もありませんでした。
ただ、若干つっこまれた感があった質問は、なぜ歯科医師じゃなく医師なのか?でした。
他の質問もそこに関連する内容だったと思います。
前もって、なぜ歯科医師じゃなく医師なのかをしっかりと考えていたので楽に答えられました。

『最後に』
試験は勉強時間が少なかったので、参考にしない方がいいと思います。
みなさんがおっしゃっているように、学士編入試験の合否は運によるものが大きいのかなと思いました。

面接や自己推薦書にかんしては、ストーリーが大切だと思いました。
なぜ今の自分の環境を変えてまで、医師を目指すのか。
面接のテーマはそこだと思うので、事前にしっかりとストーリーを練り、
他の人にも意見を聞いたことが
すごくよかったと思っています。


鳥取 (39-670氏)

【スペック】
26歳♂
阪大工卒→金融機関勤務→ニートカルサー
TOIECは770点

【勉強期間】
退職後に2011年4月からKALSに通学すると同時に基礎シリーズからスタート。
最終合格まで1年8ヶ月かかりました。

【戦績一覧】
1次落ち…阪大、北大、滋賀、山口、大分
2次落ち…香川、弘前、島根
最終合格…鳥取(←試験の出来については>>690を参照)

【受験に係る費用】
予備校、受験料、交通費もろもろ込みで120万くらい…
貯金は枯渇しました…orz

【使用参考書】
主軸はKALSのテキストです。その他のものを挙げます。
『生命科学・生物』
エッセンシャル細胞生物学
シンプル生化学
はじめの一歩のイラスト生理学
休み時間の免疫学
生化学辞典
理解しやすい生物
生物基礎問題精講

『英語』
速単必修編
基礎英文問題精講

『物理』
物理のエッセンス2冊

『化学』
マクマリー有機化学概説
単位が取れる有機化学
演習有機化学(サイエンス社)
化学基礎問題精講

【コメント】
私は生物未履修の典型的な理系なので物理・化学があるところをターゲットにしました。
自分の強みを生かすのが大事だと思います。
生命科学も大事だけど何気に差がつくのが英語だと思います。
とにかく毎日長文に触れ英語を鍛えるべし!
自身の受験が長引いたのは苦手な英語から逃げていたからと思います。
そしてアウトプット不足…
生命科学の用語等をすらすらと他人に分かりやすく説明できるようになって初めてものにしたと言えると思います。

【KALSについて】
2chでは叩かれているけど個人的にはお勧め。
理由はやはり過去問等の情報が集まるから。
因みに3万円位の単科講座を受けて過去問をコピーしまくる猛者も結構います。
まぁ、ご利用は計画的に(笑)

【最後に】
受かった私が言うのもなんですが、2年次前期が主流になりつつある学士編入はあまりうま味が無いと思います。
それならば情報が公開されている一般入試でさくっと合格した方が金銭的にも良いと思います。
以上です。

試験の出来:
【基礎科学】
小問40題中、4題は確実に間違えました。
なんだかんだで5、6題は間違えたとして85%ですかね!?

基礎科学の小問40題の内訳は…
生命科学 20題
化学   10題
数学    5題
物理    5題
高校の物理と化学+αですね。 

【英語】
見直す時間が無かったので、%の数字で表すのが難しいです…
ただ解答欄は全て埋めました。
正直大問3のアポトーシスの要約はKALS要項集のアポトーシスの項をコピペしただけです。
英語が苦手なのでかなりラッキーでした(笑)
全体として75%位かなぁ…
余談ですが面接はかなり受けが良かったと思います。 (39-690、692、693、694、696)


弘前

今年弘前に正規合格した者だけど、
英語のセンター的な問題の部分は全員ほぼ全問正解できるようなレベルだったから
実質無いも同然だと思う。
他の長文3題は内容理解を問う穴埋めや化学平衡の計算問題があったりとややクセがあって、
滋賀医科より点を取りにくかった。
まぁ鹿児島あたりを基準にしたら文章も短いし時間もあるから、
編入試験の中では簡単な方だろうとは思う。

基礎自然科学は基礎問題精講ぐらいの標準的な問題が解ければ十分8~9割取れる。
過去問を見ると「理解しやすい」シリーズの演習問題をそのままコピペしたような問題もある。

成績開示が届いたら報告します。
弘前の面接は圧迫のやり方が陰湿で本当に不快だった。
面接官の先生方は自分達の態度が複数校合格した学生の進学先選択に影響するということを
自覚した方がいいと思う…なんてここに書いても仕方ないけど。 (39-296)

群馬

地方の国公立大学理系卒(無論非旧帝大)
同大学院(かろうじて)修士号取得済み
ka○sは使わなかった。予備校嫌いだし、ka○sの講義内容を考えると
そこにかける時間とお金がもったいないと感じた。
これはあくまで私の主観的な発想であり、ka○sを批判するものではないので
勘違いされないように。

【使用したテキスト】
名門の森(ただし大学受験のとき使用したものなので旧課程版)
物理のエッセンス 上・下(同上)
Z-会 実力をつける化学 上・下
駿台文庫 理系標準問題集 生物
大森徹の最強講義117講生物Ⅰ・Ⅱ
Essential 細胞生物学
Nature
英語で読む日経サイエンス
吉岡のなるほど小論文講義10

など。もちろんほかにも買ったが、これ以外のものはあまりやらなかった。
使用したものの中で、自分が必要だったなと感じたものを列挙しています。

【科目別勉強法】
全科目共通して言えることは
奇をてらった勉強法はしてないと思うから、
普通に上にかいた問題集を解いたってだけだけど・・・
だけど問題を取捨選択はした。時間が無かったから。
ほんとは隅々まで解いて問題集がボロボロになるぐらい
やった方がいいと思うけど・・・

群馬は英語の文章量が多いから、長文を読んで
アウトプットする訓練をしたかったが、どうしても眠たくなるため
短めの文章をいくつも読むことで代替訓練とした。

【面接の様子】
これも・・・平凡・・・?だったのだろうか?
可もなく不可もなく?他人と比較できていないから、よくわからない

なので私の主観だ答えるが、
雰囲気は和やかだった。と思う。圧迫は無かった。と同時に、
むしろ張り合いが足りないかなと感じ不安にもなった。


ほかの合格者の合格報告読ませてもらったら、
最後は運しだいって書いてあった。

私も偉そうな事書いたけど、確かにそれもあったと思う。
群馬の小論文Ⅰが想定の範囲内の問題が多く出されて、
そこが自分に運があったところだと思ってる。
ただ、あれは自分にとってのラッキーというより、
受験生全員へのラッキーだったようにも思う。
(例年に比べ易化したという意味で)

もちろん、探せばもっとほかの所にも、
ラッキーだったところは出てくるかもしれないが。

おまけ
合格発表当日は朝から平静を装ってはいたが、内心は細波が立っていた。
ご飯を食べているといきなり親父(64歳くらい)が
「お前、受験番号~~~~番か?」と部屋に入ってきた
そこで何々?ってなってPCつけてみたら番号があった。

『編入試験なんか親は知らないから、全部自分でやれっていってたくせに。
コソコソPCで情報仕入れてたのかよ・・・』と思い、すこしイラっときた(笑)

番号を見つけた瞬間、もっと天井に頭ぶつけるぐらい
はしゃぐだろうと思っていたら、全然そんなこと無かった(苦笑)

というのも1つは長崎に出願してしまっていたから。
あとは、出願する前からわかっていたことだが、
試験から開放されて今度は、医学科の課程の険しさ、医師国家試験合格の厳しさを、
よりリアルに感じるようになり、身の引き締まる思いになったから。 (39-247、249-250、252-253)


群馬

●スペック
男 20代後半 生物系 年度末に博士号習得予定
非宮廷から宮廷院へのロンダ組
TOEIC 800点、TOEFL 69点
●戦歴
2011年
1次落ち 滋賀、岡山、医科歯科、阪大、北大、群馬
2次落ち 香川、浜松
2012年
1次落ち 香川、弘前、北大
2次落ち 滋賀、阪大、山口(辞退)
最終合格 群馬

1年目は何も考えず手当り次第に受けました。
2年目は、1年目で実感した自分の実力を元に阪大に目標を定めて、なるべく4教科(生・物・化・英)の学校を受けていきました。
生物ができるのは当然として、物理と化学で点数がとれる一方で、英語が飛び抜けてできるわけではないという自己評価が理由です。
それに、英語は出る問題(分野)の運的要素が強いように感じたので、物理&化学に時間をかける方が確実にチャンスが広がると判断しました。
●勉強方法
  • 11年1月から勉強開始。総勉強時間は1500時間位(年間750時間ずつ位)。独学。
前半は実験&投稿論文書き&勉強の三本立てで、去年の今頃からやっと勉強に集中できるようになりました。
時々論文の手直しをしつつ図書館で勉強していました。
1年目は数学に時間を多く取ってしまい、かなり迷走しました。
1年目を終えてからは、筆記の点数でほぼ決まる&上記の理由の通り、阪大を目標に勉強をしました。
  • 参考書はまとめサイト及び阪大合格者のアンケートを参照した。
主に使った教材はCell、よくわかる生理学の基礎、アトキンス(物化)、マクマリー、名門の森&医歯系の物理学、
1対1対応演習などおなじみの物です。
大学で用いた教材ばかりでしたのでまずは当時の授業ノートを見つつ内容を思い出すことから始め、
章末の問題と2年目からはkalsの模試を用いて実力チェックを行いました。
英語は日頃から英語論文を読んでいたので、専用の勉強はしませんでした。

●受験を終えての反省
  • 自分の実力に合った目標校設定を早くすれば良かった
最大の反省はこれに尽きます。
受験1年目はどの学校を受けても対応できるように数学を含め手広く勉強していったのですが、僕の手に余り、これは失敗でした。
手広さが後の勉強の土台と、阪大を目標に設定することに繋がったのですが、自分の実力に合った目標校を早く設定し、
勉強する部分の取捨選択をする等、対策を特化させることでもっと早く受験を終わらせることができたのではないかなと思います。
  • kalsをうまく利用すれば良かった
編入は学校によってかなりテスト傾向が異なるので、過去問が閲覧でき各校の傾向が把握できることは今考えるととても魅力的です。
単科受講でも閲覧できるようですし、僕のような微妙な実力の者としては、お金より時間を取れば良かったです。
上記の目標校設定もより早く簡単にできたでしょうしね。
実際に入塾してうまくいっていたかは分かりませんが、独学で勉強して2年間あちこち受験する(した)費用を考えたら、
早めに入って早く受験を終わらせる方が安く済んだだろうし良かったのではないかなと思います。

●受験を終えての感想
  • 最後は運次第
多くの合格者が言っていた通りでした。
1年目は純粋な実力不足を感じましたが、2年目、特に阪大と群馬に関しては運と縁に左右されたと感じています。
阪大の成績開示によると1次は合格圏内で、2次で平均点より大幅に下だったことが敗因のようです。
恐らく、小論文が主要因です。僕にとって、今年の問題は取っ付き辛く話題を展開することが難しいものでした。
運と縁、またはそれらを一蹴できる飛び抜けた実力がなかったということだと思います。
その一方で、僕の地元である群馬は運と縁に恵まれました。
中だるみと阪大落第のショックがあって阪大受験時のような集中した勉強はできていなかったのですが、
例年に比べると理科、英語ともに取っ付き易く、理科が85-95%、英語が95-100%と受験中で最高の手応えでした。
特に英語は、研究分野が近く、僕にとってはおなじみの話題だったので非常に簡単に設問に答えることができました。
●最後に
実家から通うことができる群馬に受かりましたので、これにて僕の受験生活は終了です。
医学という未知の世界に踏み入れることが決まった今、大学院入学時に感じた新たな知識の世界に飛び込むワクワク感を再び感じています。群馬で同級生となる予定の皆様、これから宜しくお願いします。新たな生活を楽しんで共に頑張っていきましょう!
末筆になりましたが、スレの皆様、お世話になりました。
また、まとめサイトの管理人様、ありがとうございました。
皆様に最大限の敬意と感謝を表して、このまとめレポートを終了いたします。 (39-195、196)


大分

当方スペックは、旧帝理系のM(修得学位がMって意味)
勉強をはじめたのは今年のGW前から。高校は物化選択だったので、生物を一から始めました。
予備校は通わず、参考書だけ(しかも全部古本w)で粘りました。
大森の117講、医学部への生物(駿台)で高校範囲、
あとはカルスの出してる演習書、The Cellとかシンプル生化学、解剖学の本(名前忘れた)で大学範囲をカバー
英語はPubMedさんとかNEJM様に依存。(だって最先端+無料だもの!)(37-969)

研究は4月で完全にストップしました。
具体的には大森の117講を2日かけて覚えて、演習書解いて1週間
まとめサイトや大学HPにある過去問を解きつつ、
出てる所や出そうと推定される範囲をCellなどで調べたのが3週間くらい
それで受験シーズンが始まったので、そこからは難しい事を覚えるより基礎固めしてました。
英語は気になった論文を一日一報適当に読んでました。(流石にマテメソとかは飛ばしましたがw)

自信があった訳じゃなくて、今年は諦めてたから勉強したくなかったんです・・・ (37-972=969の補足)

掛かった費用は旅費15万、通信費・受験料20万強、本代1万円でした。 (37-969)


筑波

合格報告
当方スペック理系院卒

一般と編入の勉強を平行してやりました
筑波は今年数学と化学が一般風の問題だったので、一般の勉強が役にたったと思う
ちなみに一般の学力は模試で平均理3C判くらい
編入だめだったら一般受けるつもりでした

あと編入に向けては、スタートとして理科で高校の頃選択してなかったのを完璧にした

大学レベルの勉強は大学生のための基礎シリーズと納得するシリーズを結構使った、
物理は大学生のための基礎シリーズの物理入門オススメ
あとは納得する量子化学と演習量子力学をこなした
筑波の物理でシュレディンガ方程式を解く際に用いる二階微分方程式の解法を使ったから、
なんだかんだ量子力学も役にたったかも
物理化学はレイモンドチャング、有機化学はボルハルトショアーを使った
物理化学はもともと得意だから流して、ボルハルトは演習問題全て解いた
生命科学は薬学部の人に薬剤師国家試験の黒本をもらって基礎薬学のところは全部問題解いた (37-771)


滋賀

滋賀医科大学の面接室割当と合否についてまとめてみました。
参考にして下さい。(37-903)

〇:合格、☓:不合格
途中の空白は「評価・調整」のための休憩時間です。

No.1 ☓☓☓〇☓ ☓☓〇〇☓
No.2 〇☓☓〇〇 ☓☓〇☓☓
No.3 ☓☓☓〇☓ 〇☓〇〇☓
No.4 〇☓〇〇☓ ☓☓☓〇☓
No.5 ☓〇〇☓☓ ☓☓☓☓☓


千葉

スペック:理系大卒。非KALSer。TOEFL-iBT 100位。
最初にここや『医学部学士編入をめざすあなたへ(数学社)』を読んで、学士編入試験の流れを把握。
過去問をやった後は、ガス欠しないように気分転換もしつつ、学士編入に向けて半年ほど勉強。

参考書:最初は欲張って、良さそうなのを一通りそろえたりしたけど、結局使ったのは一部のみ。
以下は自分が買って使った中で、千葉大対策に役立ったと思った本。
英語
[アイシーピー] DUO3.0 - 昔から愛用してる本。例文がそらで言えるくらい聞いて声に出して練習した。
[数学社] 医歯薬系の英単語 - 英単語だけじゃなく、英論文を読んで訳と見比べられるのがいい。
生命科学
[講談社] Essential細胞生物学 - 図が多くてわかりやすい他、重要単語は英語も併記してあるのがGood。
[講談社] 好きになる免疫学 - ↑に足りない免疫学を補うのに。わかりやすく、読み物としても楽しめた。
[南江堂] 医学を学ぶための生物学 - 生理学等の範囲もカバーするのに。細かく全部はやってない。
小論文&面接
[数学社] 医系小論文最頻出論点20 - 小論文だけでなく面接用に医療問題を学ぶのに役立った。
[数学社] 医学部の面接 - ↑に加えて、よく聞かれる質問について考えるのに。回答例は参考にしてない。

その他:英語は元々得意なので、とにかく一次の答案は分かりやすい文章を書くよう心がけた。
二次の面接は過去の受験報告を読んだおかげで、しっかりと対策することができた。先人に感謝。
アドバイスとしては一次はまず過去問を見て傾向を学ぶこと。英論文読みなれてないと厳しいかも。
二次はプレゼンとかあるので、当日の流れを知らないと多分パニックになる。受験報告を見ること。
後はとにかくハイスペックな受験生が多いから、それに埋もれないよう自分の味をアピールすること。
千葉大は学生に研究してほしくて編入試験やってるので、やりたい研究なんかを話せるといいと思う。


金沢

旧帝大文系学士4年。
筆記落ち:愛媛、北大
筆記通過二次落ち:島根、群馬、鳥取
筆記通過二次辞退:山口、琉球
最終合格:金沢


①某予備校を利用し、完成・実戦編を受講したのでその説明
仲間探しをしないならば通信でよい。
全ての大学の過去問を見られるのが強み。

知識がない人ならば生命科学の授業とテキストは有用。
筆記試験の生命科学で困ることはなかった。
編入試験で出るのは完成編までの内容がほとんど。
なので時間や金がなければたぶん完成編だけでも大丈夫。
完成で扱わない足りない癌・幹細胞や細胞死などのトピックは要綱集とその他テキストで補えばよい。
英語の講義はあまり利用しなかったが、テキストは問題集として使える。

結論:生命科学初心者で、過去問見たいならおそらく利用価値あり

②試験のための対策
注:自分が受けたのは後半校のみなのであまり一般化はできない。

生命科学:
ざっと全体的な知識をいれて、頻出の記述問題をしっかりできるようにする。
よほど基本的なものを除けば、細かい単語を覚える必要はない。自分の場合、記述を練習するうちに必要な言葉は自然と覚えた。また、語句短答問題は配点が低いので神経質になる必要はない。知っていれば答えられることが考察問題にも多いので、とにかく多くの問題に触れることには意味がある。
予備校の模試は大抵の大学の試験より難しいが記述の練習にはなる。

英語:
時間内に読んで大量に記述する練習。あとは英単語。英作文が出るところなら英作文対策など。編入試験の過去問はもちろん、生物系・医療系の問題集などを使えば対策できるはず。英語は生命科学と違って時間が厳しい。とにかく時間内に大意を理解し、全問埋めればそれだけで上位につける。
予備校の模試は問題数が少なく、実際の試験より時間に余裕がある。テキスト収録の問題もそうだが、書いてある時間の2分の1~3分の2ぐらいの時間でできるようになるといい。

物理化学:文系(高校時代に物理化学を使わなかった人)に向けて
高校レベルならば大抵の学校で出るのでやるべし。
生命科学と英語がある程度できるようになったら、未習の物理化学をやった方が点数はおそらく伸びる。

以下の分野をおさえておくことは重要。というかこれだけでそれなりにいける。
高校物理:力学、電磁気、熱力学、ドップラー効果とレンズの公式、半減期の計算
高校化学:pH関係、有機化学のなかでも生体分子(アミノ酸、糖、脂質)

あと有機化学は色々出るので、全体的にやってもいいと思われる。

偉そうなことを書いたが、私は高校物理の波動、原子分野が分からないし、高校化学については大部分を私は理解していない。
(愛媛では高校有機化学の基本的な問題が出たが、私は間違えた)
それでも英語と生命科学がそれなりならば筆記試験はわりと通る。

③特に力点をいれたこと
試験直前は復習中心にしろというが、英語については、試験直前(1週間以内)に私は必ず新しい問題を制限時間を決めて解いた。もちろん時間と問題の形式はなるべく本番の形式に近づける。(要約が出る学校ならば要約をしてみる。和訳中心なら和訳が多い問題を選択or自分で適当に選んだ箇所を問題にするなど)英語は時間勝負なので試験前1週間以内には感覚を確かめる必要があると個人的には思っている。

④総括
学士編入は一般受験と違い、複数の国立大学を受験できる。
そして理科の全体的な出題傾向としては、さほど深くない問題が様々な分野について出る。
理科の試験対策としては広く各分野の基本を抑えること。
英語は時間内に記述を書ききること。
一つの学校にこだわらなければ一般受験以上にチャンスがあるの学士編入試験。
受験者の方々は、様々な学校にチャレンジし、長期間の戦いにもなると思いますが、めげずに頑張ってください。




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最終更新:2013年03月10日 18:36