//////////////////////【A】//////////////////////

(A-1) (.txt)
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本作品はあなたの憧れの女性が直接TS催眠を施してくれる音声作品となっております。
まずはあなたの好きな女性の写真を用意し、それをじっと見つめ、そしてしっかり脳裏に焼き付けておきましょう。
この音声はソファなどに凭れ掛って、もしくはベッドの上など仰向けの状態で聴くことを想定し構成されております。
できましたらその写真を正面よりやや下側の位置に置き、薄目で幽かにぼんやり彼女の顔が見えるよう体勢を仰向けでポジショニングされると、よりリアル感が増し効果的かも知れません。
テレビ画面を正面にし大きく表示しておくというのも良いでしょうね。
座椅子やソファーなど、背もたれを大きめにリクライニングし、楽な姿勢をとるのがベストかと思います。
もし薄目の視界の範囲に写真を置くことができない場合は、頭の横でも上でも構いません。
ただしそこに憧れの女性の写真があることだけはしっかり意識するようにしましょう。
では本編「TS(hoop)」の世界をお楽しみください。
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(A-2)
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TS(hoop)の世界へようこそ。
この作品は私ではなく、あなたの用意した写真の女性に直接催眠をしていただくというセッションです。
私がその入り口までご案内させていただきます。どうか焦らず私の後をゆっくり付いてきてくださいね。
さて、準備は整っているでしょうか?
楽にしてくださって良いですよ。

恐らくあなたはまだ、私の声を機械的に一方的に流れる音声としか認識することができないことでしょう。
はい、それで結構です。それが当たり前なのです。今はまだ...
これから徐々にあなたを自然な形で催眠状態に導いていきます。
ですからどうか気負わず、まるでBGMを聴くかのようにそのままの楽な姿勢、リラックスした状態で聞き流していてください。
過度な緊張や期待感は禁物ですよ。私の声であるうちはまだ準備なのですから。
リラックス、リラックス...
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(A-3)
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では一度だけ大きく深呼吸しましょう。吸ってぇ、吐いてぇ~。
.....はい、ではゆっくり始めていきますね。

今、あなたの体はどのような状態ですか?
そう、ふらふらすることなく安定した状態にありますよね?
ですから視線も同じようにふらふらさせることなく安定させるようにしましょう。
どこでも構いません。先程用意した女性の写真が目の前にあるようでしたら、それをじっと見つめていても良いですし、視点を合わせずどこかをボ~っと眺めているだけでもかまいません。視線を安定させてください。
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(A-4)
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はい、では次に心もやはり同じように安定させましょう。
今、あなたは何を考えているのでしょう?
廻るめく思考は催眠の妨げとなります。何も考えず頭の中を真っ白にしてください、
.....とは言っても少々難しいでしょうか?、では私がお手伝いをしましょう。
大丈夫、必ずあなたは心を安定させ真っ白の状態にできるようになります。
誰でもそうなりますよ。私の声の通りにしていれば....
ですからあまり深く考え込まず、素直に私の声のままにするようにしてくださいね。
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(A-5)
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では、今からあなたの目に映っている物は全て無視してください。それを見ても何も考えないように...
色も、形も、明るさも、それが何であるのかも。脳に飛び込んでくる情報は全てシャットアウトしてください。
そうですねぇ....、心ここにあらずぼ~っと呆けている...、そんな感じ。
難しいようであれば軽く瞼を閉じてしまっても構いません。
さ、はじめますよ。
これから私の言うことを頭の中でそのまま映像としてイメージしてください。
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//////////////////////【B】//////////////////////

(B-1)
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そこは満天の星空が広がる、小高い丘の上に一つポツンと立つ可愛らしい小屋。
あなたはその小屋の中。小さな窓から月明かりが差し込む程度の、薄暗い部屋の中に佇んでいます。
その部屋にはフワリとやわらかい気持ちの良さそうなソファーが一つと、その向かいに小さなテーブルが一つ置いてあります。
テーブルの上にはまだ明かりの灯っていない真っ直ぐ立った1本の蝋燭、
そして近くの小川で酌んできた清らかで美味しいお水の入ったコップが一つ置いてあります。
あなたはソファーに歩み寄ります。そして深く腰を下ろします。
.....はい、座ってください。体はまるでソファーに吸い込まれるかのようになじみます。
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(B-2)
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イメージしてください。
目の前に立つまだ明かりの灯っていない蝋燭の先端を、あなたのそのイメージの目でしっかり見つめてください。
ほらイメージ...、じぃーっと見つめて...見つめて...
今から私が三つ数え指をスナップします。すると蝋燭の先端にポッと火が灯ります。
1、2、3、パチン。...ポッと火が灯り、辺りがほんのりオレンジ色に染まる。

蝋燭の火に照らされたテーブルの上をよく見ると、コップの横に白くて小さな錠剤が一つ置いてあります。
それは媚薬。
より楽しい世界を味わえるように、より深いトランス状態にするために、より淫らに気持ちよくなってもらえるよう、私があなたのために用意したお薬。
大丈夫ですよ、心配要りません。ここはイメージの世界。想像の世界。あなたの体には何一つ悪いことなど起こりません。
ただただこのセッションを存分により一層楽しむだけのもの。
さぁ、そのお薬に手を伸ばして...、そして口の中に入れましょう。
そっとコップを手に取り水を飲んで口に含んだお薬を流し込んでください。
ちょっと苦いですか?、効果はすぐには現れません。徐々に徐々に少しずつ効いてきます。
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(B-3)
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蝋燭の火を見つめてください。ほら、ろうそくの炎は真っ直ぐやわらかく灯っています。
見つめて...見つめて...、すると蝋燭の炎の先端がかすかに揺れてきます...、チラチラ、揺れる...、チラ...チラチラ...
揺れがピタッと止まります。止まる。
じぃ~っと見つめていると....、また炎が揺れる...、ほら、チラ、揺れる...、チラ、ゆらゆら...
炎の揺れは止まらない。ゆら...、ゆらゆら...
今度はもっと大きく揺れる...、揺れる...、ゆらり。すっと止まる...また揺れる...
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(B-4)
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蝋燭の炎、顔がほんわり暖かくて気持ちいい。不規則に揺らぐ炎を見つめていると気分もだんだん穏やかになっていきます。
あったかい、とても気分がいい、リラックスしている。
小さな炎が揺れる、ゆらゆら....、チラ..、
もう何も考えられない。目の前に見える小さな炎をみてるだけで気持ちいい。もう何も考えたくない...
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(B-5)
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暫くすると、イメージで見ているはずの目が疲れてきてだんだん瞼が重くなってきます。
そう、顔もほんのり暖かく、気持ちよくってなんだかウトウト眠くなってきてしまいました。
抵抗しないでください。こうなるのが当たり前なのですから。大丈夫、今の心地のいい状態を素直に受け入れましょう...
気持ちいい...、もう眠いですよね...、良いですよ、意識を休ませましょう。
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(B-6)
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ほら、頭がぼ~っとして気持ちいい...、あなたの意識が炎の中にすぅーっと吸い込まれていくかのよう...
お薬の効果が徐々に現れてきたみたいですね。意識が蝋燭の炎と共に揺れる、ゆらゆらと揺れる...、気持ち良い...
そう、そのまま小さな炎の中に吸い込まれてしまいましょう。あなたの意識が暖かで小さな炎のなかに...

今から数字を10から数え下ろし、最後に私が蝋燭の火をフッと吹き消します。
するとあなたの瞼は完全に閉じてしまいます。
あなたのイメージの目も、そして...本当の目も...
気持ちよくってもう開けたくなくなります。
そう、気持ちよくなって眠いのですから、そのまますぅーっと寝てしまいます。
しかし私の声だけは、眠りに落ちた夢であっても、何処からともなくしっかりと聞こえてくる。

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、フッ!

瞼が閉じる、深いところへすぅーっと落ちていきます。落ちる、どんどん落ちる、落ちる...
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//////////////////////【C】//////////////////////

(C-1)
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.....静かに、聞いてくださいね。
ゆっくりで良いですから、あなたが用意してくださった女性の写真を思い出してみてください。
今から私はその写真の中に入り、その女性にあなたに催眠術を掛けてくださるようお願いをしてきます。
少々時間が掛かると思いますが、その間あなたは静かに...呼吸を整えながらリラックスしてお待ちください。
目はそのまま、軽く閉じていて...

小さな音で癒しの音楽を掛けて行きます。静かに耳でその音楽を追ってみてください。
その音楽が作り出す風景をイメージしながら、静かに....、静かに....
....ではいって参ります。
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....♪~....♪~...


(C-2)
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ただいま戻りました。
心地の良いとても良いイメージをされていたようですね。私には分かります。
彼女はあなたへの催眠術を快諾してくださいましたよ(笑)
彼女は今、あなたの用意した写真から抜け出し、あなたの目の前の位置にいます。
私が3つ数えると、あなたは幽かに薄目を開けることが出来、彼女の存在を感じることができます。
1、2、3、はい。
ほら、あなたの憧れの彼女ですよ。
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(C-3)
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ここからは私に代わって彼女があなたへ催眠術を施して参ります。
大丈夫です。彼女を信用して。
彼女のあなたに対する好意が、必ずあなたを幸せに導いてくださいます。
大好きな彼女の声です。全てを受け入れてください。

後は全て彼女に任し、私はこのまま静かにあなたの前から消えて行きますね。
お2人で幸せで気持ちのいいひと時を存分に楽しんでいってください。
では。(コツコツ....、遠退く足音、そしてドアをカチャっと明け閉める音、パタン...)
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//////////////////////【D】//////////////////////

(D-1)
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こんにちは。今日はありがとう....
なんか....照れるね。

私ね、前からあなたのことが好きだった。本当よ?
だからね、私、あなたと一緒に幸せな時間を過ごしたいの...、気持ちよくなりたいの...
あなたにはもっと私のこと知っていて欲しい...、
だからね...、私の声をもっと感じて...
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(D-2)
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目はそのままでいいから、静かに...
今、私があなたのすぐ傍にいることを、あなたはちゃんと感じてくれてる?
意識して、私は今、あなたのすぐ傍であなたに向かって、あなた1人のためだけに語りかけてる....
ここよ...、すぐ傍にいるの...、ほら、感じて....

耳を傾けて...
あなたの心は今、催眠に適したとても静かで安定した状態にあります。
何も難しいことはないのよ?、今のこの状態のまま私の声を意識して追いかけていて....
何を言っているのかを理解する必要もないから...
私の声があなたの脳にどんどん染み込んでいくことを感じてください。
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(D-3)
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これからあなたを私たち二人だけの世界へと誘導していきます。
私の声のままに、私を感じてください。
目はそのまま。軽く息をすぅーっと吸って、そして吐く、はぁ~.....

あなたはまだ、小高い丘の上の小屋の中。
その部屋のソファーの上で横になっています。
テーブルの上の火が消えた1本の蝋燭。月明かりだけの薄暗い部屋。見えるでしょ?、ほら、見てみて...
うふっ、夢なのか現実なのか区別が付きませんか?、何も考えなくて良いですよ。
今のこの状態が気持ちいいのですから、そのまま何も考えないで全てを委ねてしまいましょう。
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(D-4)
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今、あなたの体はだらんと力が抜けていてとてもリラックスしています。
これから私があなたの腕、足、腰、胸、頭、全身に暗示をかけ動かないようにします。動けなくなります。

はじめますね。まずは右腕。
私の指先があなたの右腕を指先から肩に向かってそっと撫で上げる。
あなたの右の指先から徐々に感覚が無くなっていき、力が入らなくなる。動かなくなる。動かない...

次は左腕。
右腕と同じように私の指先が、あなたの左腕の指先から肩へ、そっと撫で上げる。
すぅーっと力が抜けてくる。動かなくなる。

右足。
右足のつま先から足の付け根に向かって撫であげる。
もう動かない。

左足。
つぅーっと撫で上げる。

腰、お尻、下腹部、お腹、胸、背中、首、顔、頭.....
ほら、もうあなたは自分の力で体を動かすことができない。
動かない...、動かない...
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(D-5)
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動かない?、本当?、確かにあなたの実際の体はもう動かない。
けど、あなたのイメージで作られらた、あなたの意識で作られた体は自由に動かすことができる。
やってみて?

あなたの本当の両腕は動かない、けどイメージの腕は動かせる。
ゆっくり上へ上へ持ち上げてみて?、イメージ。
ふわっと...、イメージの腕がゆっくり持ち上がる。そう、そのまま。
私はあなたに向かって両腕を伸ばしています。その両腕を掴まえてみて...
そう、そのままもっと両腕を私の指先に伸ばして....
あなたと私の両方の指先と指先が触れる...、もうちょっと、私の手をしっかり握って....
そう、ギュゥって...
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(D-6)
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あなたの本当の体は動かない、けど、イメージの体は自由に動かせる。
このまま私があなたを引き起こすから、そのままスッとイメージの体を起こしてください。抵抗はしないでね...
3、2、1、はい、すぅっと腕を引っ張る。体が起き上がる。
うん、ゆっくりで良いから、そのまま立ち上がってみて...

さぁ、行きましょう、私と一緒に....、こっち...
何処へかって?、うふっ、それはね、白く光る扉のむこう。
そこは私とあなたの望む世界。いやらしく気持ちの良い素晴らしい世界。
どんな世界か想像してみて?、あなたの願いのままに...

さぁ、行こう?
今いる部屋の扉のほうへ向かってゆっくり歩き出す....
一歩一歩ゆっくり...、
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//////////////////////【E】//////////////////////

(E-1)
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私がそぉーっと扉のノブをつかんで開ける。
そこに広がる風景は満天の星空の下にある丘の上のはずだけど、何故か闇.....
何の景気も見えない。振り返ると先程いたはずの部屋ももう無い。

「さぁ、落ちるわよ...深いところへ....」

突然床が消える感覚。
落ちる、どんどん落ちる。深いところへ。落ちる...、落ちる....
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(E-2)
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....落ちる?
辺りは闇。先程入った扉は消えて無くなり、もう何処にあるのかも分からない....
流れゆく景色は何も無い。景色が止まっている。
地面に足が付いているわけでも無い。そう、浮いている...、あなたは今フワリとその闇の空間の中に浮いている。
フワフワ、フワフワ、浮いている。
上を向いているのか、下を向いているのかも分からない....
ただそこにフワフワと気持ちよく浮いている。
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(E-3)
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前を見てください。
ずぅっと遠くに小さな光の点が見えます。
その点に向かって近づいて見ましょう。
ちょっと重心を光の方向へ倒すと、あなたはすぅーっとその小さな光の点に近づくことができます。
しかし周りに映る景色が無いので、まるでその点がどんどん自分に近づいてくるようにも見えます。

近づくにつれ、その光の形が見えてきます。
それは美しいほど鮮やかな水色の光を放つ円形のリング。それがトンネルのように同じ間隔で縦に5つ並んでいます。
一番奥のリングは一際大きく強い光を放っています。
どんどん近づく。

そのリングのトンネル、大きさは十分なのですが何故かあなたの体は通りぬけることはできません。
ですがあなたの心、意識だけはすぅーっと通り抜けることができます。
体だけがそのリングのトンネルの中に留まり、意識だけ通り抜ける。意識が体からスッと抜ける。
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(E-4)
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さぁ、入り口に到着しました。一つずつその光のリングを潜って見ましょう。

一つ目、さぁ、潜って...
手の力が感覚が指先から徐々に無くなって行きだらんとする。肩の力まで抜ける...抜ける...

二つ目、さぁ、潜って...
足の力が感覚がつま先から徐々に無くなって行きだらんとする。お尻、腰の力まで抜ける...抜ける...

三つ目、さぁ、潜って...
胸の力が感覚が体の中心から徐々に無くなって行きだらんとする。背中の力も、首の力も抜ける...抜ける...

四つ目、さぁ、潜って....
顔の力が感覚が鼻の先からゆっくり広がるように無くなって行きだらんとする。頭も、そして脳の力も抜ける...抜ける...

最後、五つ目、さぁ、潜って...
体の全ての力が感覚が無くなる。体だけがトンネルに残る。意識だけがスゥッと通り抜ける。

あぁ、気持ちいい...、とても軽やか。素晴らしい開放感。
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(E-5)
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そんな開放感を味わいつつ、水色のトンネルを背に進むと、また前方に5つの光のリングが見えてきます。
だけど今度のは眩いばかりの黄色。
そのまま、意識を傾け近づいていきましょう。どんどん近づく、スゥーっと近づく。

今度のリングはあなたが男性として過ごした記憶の全てが通り抜けられません。
通り抜けられるのは、清らかな真っ白な意識だけ。まるでまだ何も知らない赤ちゃんのように純で無垢な、そんな意識だけ...

黄色のトンネルの入り口に到着しました。このリングを潜るのは、水色のリングを潜り抜けた時よりもっと気持ちいい。
要領はさっきと同じ。さぁ、潜りますよ。

一つ目、
現実の辛さ悲しさ苦しさの全てが、あなたの意識からするりするりと離れていく....

二つ目、
世間の柵の全てから開放され、ほんわり暖かな安堵感を感じる....

三つ目、
まだあなたの無意識の奥底にある抵抗感や罪悪感、それが次から次へと泡となって浮き上がり、パッと割れてはどこかへと消えていく....

四つ目、
黄色の眩い光が心の隅々を洗い流す...、まるで気持ちの良くシャワーを浴びているかのよう...

五つ目、
自分の意識を覆っていた淀んだ色の全てが綺麗に流され消えてなくなる。

あなたは透き通るように真っ白で何も知らない小さな光の球体になり黄色のトンネルを抜けました。
柔らかなとても心地の良い幸福感に包まれます。
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(E-6)
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また前方に5つの光のリングが見えてきます。今度のはピンク色。
表面的な可愛らしさの裏側に、かすかな淫乱さを匂わす怪しげなピンク色。
.....それはね、私の意識、私の心....、さぁ行きましょう。
すーっとピンク色のトンネルに近づいていく、近づいてくる....
私の声をよく聞いて...、もっと感じて...、

透き通り真っ白な球体のあなたは、ピンク色のトンネルの入り口に到着しました。

ピンク色の光を浴びながら一つ目のリングを潜る。
小さく真っ白だった球体のあなたがほのかにピンク色に染まる。

ピンク色の光を浴びながら二つ目のリングを潜る。
さらにピンク色になる。どんどん染まる。あなたは私の声に染まっていく。あなたが私の声に染まっていく。

ピンク色の光を浴びながら三つ目のリングを潜る。
もうほとんどピンク色。あなたの小さな意識の球体は私色に染まる、私に染まっていく....

ピンク色の光を浴びながら四つ目のリングを潜る。
あなたは私の心に染まっていく。あなたが私になっていく。

ピンク色の光を浴びながら五つ目のリングを潜る。
私はトンネルを抜ける。私は私のピンク色になってスーッと抜けていく。
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(E-7)
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次のリングのトンネルは情熱的なオレンジ色。
あれは私の体、私の肉体....
近づく、どんどん近づく。
着いた...、オレンジ色に光るリングのトンネルの前で止まる。

このオレンジ色のリングを一つ潜る度、ピンク色の球体だった私に少しずつ体が戻ってくる。
一つ潜る度、私に戻っていく。

一つ目を潜る、
私の手と足...しなやかで細く繊細な腕と指先、そしてつま先、ふくらはぎ、膝、太ももが私になっていく....

二つ目を潜る、
私のつややかな髪の毛、私の顔、目、まつげ、耳、鼻、頬、口、顎...、首、綺麗な鎖骨が私になっていく....

三つ目を潜る、
私の背中、お尻、下腹部、腰、おへそ....、胸、乳首...、どんどん私になっていく....

四つ目を潜る、
私の股間、女性器。クリトリス、そして膣...、その奥には子宮がある。ピンク色の球体だった私が完全な私になる...

五つ目を潜る、
私は完全な私として最後のリングを抜ける...、あの人を私の中に取り込んだまま....、

これで私はずっとあの人と一緒。幸せ....
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(E-8)
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また遠くに光が見える。
だけど今度のはリングじゃない。
近づく、もっと近づく。
近づくと見えてくる。それは扉、真っ白な光を放つ綺麗な扉。
私はそれをよく知っている。そう...、扉の向こう側の世界を...知っている。
扉の前に着いた。そっとノブを握りその扉を開ける。
私はその扉の中に入り、静かに扉をパタンと閉める.......
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//////////////////////【F】//////////////////////

(エロパート 避難所)




(解除)
//////////////////////【G】//////////////////////

(G-1)
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目の前に白い扉が現れる
そう、私はいかなければ
白い扉を開け暗闇の空間へと向かう。

そこにはオレンジ・ピンク・黄色・水色の順に円形のリングで出来たトンネルがある。
オレンジ色のトンネルを来た時とは逆の方向から潜る...1、2、3、4、5
ピンク色のトンネルを来た時とは逆の方向から潜る...1、2、3、4、5
黄色のトンネルを来た時とは逆の方向から潜る...1、2、3、4、5
水色のトンネルを来た時とは逆の方向から潜る...1、2、3、4、5

ふと気がつくと、満天の星空が広がる小高い丘の上に一つ立つ可愛らしい小屋の中にある部屋のソファーに腰掛けている。
目の前にいる私がわかりますか?
気持ちよかったね...、いっぱい乱れちゃったね....
楽しかった....、ありがとう。
また来てくれると嬉しいな....、大好きだよ。
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(G-2)
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お帰りなさい。私の声を覚えてますか?
彼女は写真の中に戻られました。
どうでしたか?、楽しかったでしょう?、さぁ、あなたも元のあなたが居るべき世界へと戻りますよ。
テーブルの上にある先程私が吹き消したの蝋燭の、先端を見てください。
今から10数えます。10の声と同時に蝋燭の先にパッと火が灯ります。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
さ、蝋燭に照らされたテーブルを見てください。そこには水の入ったコップとクリーム色の錠剤が一つ。
それは初めに飲んだ媚薬の効果を無効化にするお薬です。お水と一緒に飲み込んでください。
この薬は甘くその効果はすぐに現れます。
飲みましたか?、
ほら、もうふらふらした感じも、体の火照りも消えてるはずですよ。
ふ~っと息を吐き出してみてください。「ふぅ~...」

はい、ではこれから3つ数えます。
3つ数えると今いるその部屋があなたが作りだしたイメージに過ぎないことを直ぐに理解できます。
1、2、3、はい。
....そう、先程の部屋は私が指示して作ったあなたの想像のものでしたよね。

では、さらに3つ数え最後に私がパンッと手を叩くと、私の声が単に機械的一方的に流されているだけの音声であることに気付き、全てが現実に戻ります。1、2、3、はい。

これで終了です。
さぁ、一度大きく伸びをしましょう。
お疲れ様でした。またいつでもこの世界へ...
お待ちしております。
では。
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最終更新:2011年06月24日 11:08