・幼稚園で可愛い女の子とお絵描きするようなモチーフ
・相手は自分の事が好きで、あやしいお絵描きと言葉で誘い掛けてくる感じ?

ねえねえ
一緒に遊ぼうよ
何して遊ぶ?
外に出てボール遊び?
追いかけっこ?
砂場で山とか作ろっか?
でも…外はちょっと寒いかな?

え、中で遊ぶ?
お絵描き?
うん、いいよ
それもすっごく楽しいよね
じゃあ、一緒にお絵描きしよっか
ほら、あたしのスケッチブック
クレヨンも貸してあげるね
(スケッチブックを開く音)

んー、何を描こっか?
あたしは形を描くのって苦手だな…
だって、線とか綺麗に描けないもん
形って重要かな?

お絵描きって、形も大事だけど
他にも大切なもの、あるよね
ちゃんと形が見えなくてもいいよね
ほら「色」見るだけで、ちゃんと伝わるよね

あったかい、とか
つめたい、とか
うれしい、とか
きもちいい、とか

お絵描きはね、形を見るんじゃなくって…
「色」を感じる事だと思うの
うん、あたしもそっちの方が好き
一緒にお絵描きしよっか


最初は緑かなー
緑はねー、葉っぱさんの色だよね
あ、そうそう
あたしね、この間ピクニック行ったの
お父さんとお母さんと、犬のコロちゃん

コロちゃんと追いかけっこしてー
お父さんとフリスビーしてー
お母さんの手作りオニギリいっぱい食べてー
あとそれからーえっとー
あっ、そうだ
ポカポカお日様の下で日向ぼっこしたんだった
草いっぱいの地面に寝転がってー
とっても気持ちいいなー、って
そのうちウトウトしてー
そのままお昼寝しちゃったっ

草のベッドに寝転がるのって
とっても気持ちいいんだよー?
だからあたし、最初のお絵描きは
「緑」でいっぱいにするね
葉っぱさんってとっても優しいんだよー
君は葉っぱさんに包まれたことあるよね?
じゃあ、ここには君を描いて、
あたしがその周りを緑でいっぱいにするね

緑…緑は…緑、あ、あったあった(緑色のクレヨンを探してる)
ふふっ、ぬりぬりー♪

(画用紙を擦る音を背景で繰り返す)

君はねー
葉っぱさんいっぱいの所で寝てるの
葉っぱさんが風に吹かれて
サー、サーって音が聞こえるねー
風が頬に当たって、くすぐったい
葉っぱさんも手足をコチョコチョって
ちょっとくすぐったいけど
ちょっときもちよくって
とっても安心するの…
葉っぱさんはとっても優しくて
とっても気持ちいいんだよ
ほら、もっと緑いっぱいにしてあげる

♪~
(上機嫌に鼻歌を歌いながら、画用紙にクレヨンを塗りたくる)

ほら、できた
君とー、君の周りいっぱいに葉っぱさん
えへへ、葉っぱさんいーっぱいだねー


じゃーあ、次はー青がいいなー
青はねー、海の色だよね
あたしね、海にもいった事あるんだよー
泳ぎだって得意なんだよ
えへへ、意外でしょ?

いーっぱいのお水があって、
波が何度もザー、ザバーンってなっててー
ちょっとアチチってなる白い砂浜とー
鳥さんの鳴き声とかー
あとね、頑張ってお水に顔を付けるとー
お魚さんがいーっぱいいるのが見えるんだよー♪(嬉しそうに語尾を上げる)
砂浜に寝そべってるとねー
波がサーって、やってきてー
波に流されてく砂が、あたしの背中とか足とかを
コチョコチョーってするんだよー

砂浜に寝転がるのも
とっても気持ちいいんだよー?
だからあたし、次ののお絵描きは
「青」でいっぱいにするね
波はねー、とっても気持ちいいんだよー
君は波に包まれたことあるかな?
じゃあ、ここには君を描いて、
あたしがその周りを青でいっぱいにするね

青は、と…あ、あったあった(青はすんなり見つける)
ふふっ、ぬりぬりー♪

(画用紙を擦る音を背景で繰り返す)

君はねー
砂浜の波がザーってなる所で寝てるの
お水がスーっと流れてきて
足から頭の後ろまで上がって来て、すぐに降りていく
流されていく砂が背中や足に当たって、くすぐったい
波と砂がが全身をコチョコチョって
ちょっとくすぐったいけど
とってもきもちよくって
とっても安心するの…
海はとっても大きくて
とっても気持ちいいんだよ
ほら、もっと青いっぱいにしてあげる

♪~
(上機嫌に鼻歌を歌いながら、画用紙にクレヨンを塗りたくる)

できたよー
君とー、君の周りいっぱいに海ー
とっても、気持ちいいよねー


ほら、形なんてなくても
色を思い浮かべるだけで
ちゃんと感じられるよね?
形ばっかり見てちゃダメだよ
色をね、感じるのが
あたしのお絵描きなんだよ

あれ?どうしたの?
君のスケッチブック
まだ真っ白だよ?
あたしばっかり描いてたって
なんだかつまんないな…
じゃーあ、あたしが代わりに描いてあげる


じゃあ、君のお絵描きは黒にするね
黒はねー、おねんねの色だよね
眠る時はお部屋真っ暗にするでしょ?
あたしね、もう一人で眠れるんだよー
えへへ、エライでしょ?

あたしね、前までは暗いのが怖くって
いっつも寝る前になると泣いてたの
でもね、あたしが一人で泣いてる時は
お母さんやコロちゃんが傍まで来て
あたしが眠るまで、横で一緒に寝てくれるの
その内、今まで怖かった暗い部屋が
大好きな人とおねんね出来る
そうゆう場所なんだって気が付いて
それからは一人でも眠れるようになったの
黒色はあたしをおねんねさせてくれる
実はとっても優しくて、気持ちよくて
そんでもって、幸せな色なんだよ

あたしももうすぐお姉ちゃんになるから
「弟ができたら、今度はあたしが傍にいてあげなきゃね」って
お母さんにそう言われちゃったんだっ(ちょっと照れくさそうに)
だからね、君でおねんねの練習させて?
今からあたしが君を寝かしつけて
あたしは立派なお姉ちゃんになるんだからっ

黒はねー、とっても強い色なんだよ
黒の上何を塗ってもー
全部黒が飲み込んじゃうよ
だから、君のおねんねも
なんにも、誰にも…邪魔されない
あたしのお絵描きしてる事だけわかるの
あたしがもっと黒く塗りつぶせば
君はもっとおねんねしたくなるよ

君の真っ白なスケッチブックに
黒、ぬってあげるね(黒は実は既に隠し持ってた)
ほらっ、『おやすみ』

(画用紙を擦る音を背景で繰り返す)

黒く塗りつぶすよ
ほら、どんどん
塗りつぶす
黒く、黒く
君の周りは真っ黒
でも、何も怖くないよ
あたしが傍にいるから
とっても幸せ
あたしと眠るのが
とっても嬉しい
ゆっくりとおやすみ
あたしの弟君

♪~
(子守唄のようなトーンで鼻歌を歌いながら、画用紙にクレヨンを塗りたくる)

この白い紙が全部黒くなるまで
隅から隅まで気持ちいい色になるまで
いっぱいいっぱい塗ってあげる
だから、そんなに焦らなくていいよ
クレヨンも、君の白い所もまだ残ってる
全部、全部あたしのお絵描きで
おねんねさせてあげるね
おやすみ
おやすみ…

♪~
(子守唄のようなトーンで鼻歌を歌いながら、画用紙にクレヨンを塗りたくる)

黒い色が
とっても気持ちいい
あたしは君のお姉ちゃん
お姉ちゃんが傍にいると
安心できる
あたしが傍にいると
ぐっすり眠れる
黒い色も
どんどん好きになる
お姉ちゃんが
どんどん好きになる
君はあたしが
どんどん好きになる
大好き…
あたしが大好き…
あたしも君の事
大好きだよ…

(ゆっくりとフェードアウト)

※まだ書き途中

・黒色の部分はまだ加筆するかも
・情熱的になる赤色。乱暴に色を塗って、強制的に惚れさせる
・エッチな気分にさせるピンク色。これも濃く塗るつもり。
・絶頂する白色。なんども塗りたくるつもりです。

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最終更新:2010年10月31日 15:13