ナビット・フリート・フリゲート



 ナビット・フリート・フリゲートは、ナビッティアンが開発した公国艦隊のサポート・フリゲートである。

スペック



機種名:ナビッティアン・フリゲート艦
製造元:ポリズレ工業社ティルヌ・ワークス社
級種:中型フリゲート
分類:大型艦船
大きさ:全長460メートル
速度:1,700G、50MGLT
操縦要員:261名、砲手 20名、基幹乗組員 300±60名
乗員定員:2.000名(兵員)
搭載機:ナビット・ブレイカー・ドロイド 60機
積載重量:7,000トン
航続期間:6ヶ月
価格:対象外
動力機構:不明
推進機構:クラス2.0ハイパードライブ
航行装備:航法コンピュータ、シールド、各種センサー
武装:ターボレーザー・キャノン 10基、ポリズレ・キャノン社製対艦ターボレーザー 6門、イオン・キャノン 2基
機体材質:不明

概要



 ナビッティアン特有の独特なデザインのこのフリゲートは、公国軍艦隊の主力艦であるティルヌアン・クルーザーの護衛艦として開発された。ティルヌアン・クルーザーの半分程度の全長であるこの艦は一隻のティルヌ・クルーザーに付き5隻が配備されており、また知的で冷静で、かつ攻撃的なナビッティアンの性質を現すように、ティルヌアン・クルーザーを超える武装が一部に搭載されている。

 多くの公国軍の兵器と同様に、このナビット・フリゲートもまた効率を最優先に設計されている。船の操縦についてはほとんどが自動制御とドロイドに任せられており、艦長にはナビッティアンの中佐が任命されるが、これらの艦長も具体的な任務内容は最終的な判断を下すのみであり、この点は帝国や真共和国に比べはるかに効率性を上げる一方、制御コンピュータの戦術データバンクに記録されていない戦法を敵に取られた場合、たちまち人工知能が混乱してしまうという大きな欠陥も持ち合わせている。要するにプログラムの命令以外の行動を取ることが出来ないのである。

だが、このフリゲートのそういった欠点もまた、その数によって補っており、ティルヌアン・クルーザーを含めた多数のフリゲートの連携攻撃を行うことで敵のスター・デストロイヤーをも撃沈することが可能とされ、事実、公国軍艦隊は大戦中、その砲の死角からスター・デストロイヤーを包囲陣形で囲み、集中砲火でシールドに風穴を開けるといったずる賢い戦法で敵を撃破する戦闘記録が非常に多く残されている。
最終更新:2007年11月05日 22:01