T-65 Xウィングシリーズ



T-65 Xウィング・スペース・スペリオリティ・ファイター。

 反乱同盟軍から、新共和国、銀河統一軍、そして現在の真共和国と至るまでXウィングは同国の顔だったと言っても過言ではない。
 広い銀河系の中、Xウィングはそれぞれの要求性能に特化したすさまじい数の派生型が開発されており、その数はもはや把握しきれないほどだ。本項ではその主な一部を解説する。

またこの表は39ABY現在のものであり、各型番には使用された年代が記してあるが、これは真共和国から公式発表された情報に基づいて記しているもので、膨大な数の艦隊がある中、この情報は絶対的な信憑性を持っているわけではないことを考慮していただきたい。



T-65A



制空に特化されたシリーズ。銀河内乱の極初期から使用され、艦隊防空任務や攻撃機護衛任務などに就いている。
年代 型番 説明
反乱同盟軍(1ABY)~新共和国(13ABY) T-65A T-65Bに並ぶオリジナルのXウィング。当時の反乱軍は、調達コストの関係で配備に苦労した。
新共和国(7ABY)~新共和国(19ABY) T-65A-2 第二世代のA型。新共和国の樹立初期に開発されたもの。
新共和国(17ABY)~真共和国(31ABY) T-65A-3 第三世代A-3。特筆するべき点は無いが、この機種とH型を融合し発展させたものがA-5となる。
真共和国(25ABY)~真共和国(38ABY) T-65A-4(CS-5) 第四世代。後述のCS-5型とさほど変わりの無い機種だが、配備場所によって名称が分かれている。
真共和国(38ABY)~ T-65A-5 最新鋭第五世代A型。高機動ブースターとサイドインテークを装備している。



T-65B



いわゆるマルチロールと呼ばれる対空、対地、対艦をこなせる万能型。Xウィングの最初の型番であり、幅広い技能を持ちながらそれぞれですばらしい性能を誇る、Xウィングの代表的な型といえる。
年代 型番 説明
反乱同盟軍(1BBY)~新共和国(15ABY) T-65B 最初期のXウィング。その優れた性能で帝国のTIEを圧倒し、デス・スターを破壊した。
新共和国(4ABY)~新共和国(11ABY) T-65B-2 反乱軍時代に開発された第二世代B型。
新共和国(13ABY)~真共和国(23ABY) T-65B-3 対地攻撃能力がB-2より大幅に拡張された機種。後のE型の参考機種とされている。
真共和国(23ABY)~真共和国(40ABY) T-65B-4 第四世代B型。サイドインテークを付加され、ミサイルの搭載数が上昇している。
真共和国(37ABY)~ T-65B-5 A-5に並ぶ新鋭機種。E-3のように、Sフォイルの一部に実体弾兵器を搭載可能。
不明 T-65BR ノーズコーンに巨大なレーザー・キャノンを装備した型。厳密にはB型ではない。


T-65CS



A型の発展型。性能はAとXJの中間といった所だが、真共和国全体では一番配備数が多い機体でもある。
年代 型番 説明
新共和国(17ABY)~真共和国(31ABY) T-65CS-3 量産型として開発されたCS第一世代。内部構造が簡略化され、整備製が格段に向上している。
真共和国(25ABY)~ T-65CS-5(A-4) A-4と名称が違うだけの機種。CS-6開発の遅れで近代化改修が施される予定。
開発中 T-65CS-6(A-5) 現在「CS-A計画」で開発中の機種。第五世代A型をベースにしている。


T-65E



Xウィングの中でも異色といえる型番。対地、対艦攻撃に特化されており、タンデム複座、胴体の拡張など、多くの改造が施されている。
年代 型番 説明
新共和国(17ABY)~真共和国(24ABY) T-65E-1 対地攻撃に特化した大型攻撃機。和平協定の2年前から配備が開始された。
真共和国(23ABY)~真共和国(35ABY) T-65E-2 第二世代E型。コレリアン・ビームレイル・ガウスキャノンを装備。
真共和国(34ABY)~ T-65E-3 第三世代E型。Sフォイルに最大64発の爆弾を搭載可能で、固定兵装もマウント化することで換装可能。


T-65H



いわゆるヘヴィXウィングと呼ばれる、T-65Bの派生型の一つ。サイドインテークを装備し、武装も大幅に増設されているXウィングシリーズの中でも最強候補とも言える機体。
キャッシークに派遣されていたパイロットと整備士が考案した機体で、その後のT-65に大きな影響を及ぼしたものの、A-3やA-5型の登場で普及することは無かった。
年代 型番 説明
反乱同盟軍(1ABY)~不明 T-65H キャッシーク星系の<ヴァラントⅤ>で開発された機種。当地の市民防衛ギルドにも配備されている。
新共和国(18ABY)~真共和国(24ABY) T-65H-01 ヘヴィXに注目した新共和国が開発した機体。配備数はあまり多くなかった。


T-65J8



電子戦機として開発された機体。武装は自衛用の2基のレーザー・キャノンのみで、武装面はECMポッドや広域レーダーに換装されている。生産数はそれほど多いわけではない。
年代 型番 説明
新共和国(13ABY)~真共和国(31ABY) T-65J8-1 第一世代J8。ECMや全周波数盗聴装置などを搭載。生産数は600機弱。
真共和国(32ABY)~ T-65J8-2 J8-1の後継機。アヴィオニクスが簡略化され、操作性が向上。生産数は先任と同様に600機弱。


T-65XJ



T-65A-5、T-65B-5などに並ぶ、新/真共和国の最新鋭主力戦闘機。配備数は同じく主力のA-5に匹敵する。R7アストロメク・ドロイド・シリーズを搭載する。
年代 型番 説明
真共和国(27ABY)~真共和国(36ABY) T-65XJ-3 保留。
真共和国(35ABY)~ T-65XJ"StealthX" 保留。
真共和国(31ABY)~ T-65XJ-5 保留。
真共和国(36ABY)~ T-65XJ-6 保留。
真共和国(37ABY)~ T-65XJ-7 保留。


T-65Y



Xウィングの先進技術実証機。機体の改造が行いやすいよう、機体全体がマウント化されている。
実験機のために製造数は4機にとどまっており、またこの4機は現在、真共和国のフォンドアにある第41研究ステーションに保管されている。
年代 型番 説明
新共和国(16ABY) T-65Y-3 オリジナルのT-65Y。
新共和国(17ABY) T-65Y-TIE 鹵獲したTIEファイターのアヴィオニクスを搭載した互換性実験機。二機が製造されたが、一機は墜落。
銀河統一軍(19ABY) T-65Y-M 統一軍メンティサイダーへの耐性を実証するための機体。
真共和国(24ABY) T-65Y-AR 統一戦争の戦後復興の中、秘密裏に開発されていた機体。詳細は不明。
真共和国(37ABY)~真共和国(38ABY) T-65Y-GF 真共和国のGF計画に関連した実験機。詳細は不明。
最終更新:2007年11月05日 14:06