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*TDJNS ----  &bold(){TDJNS(戦術情報共有化ネットワーク・システム)}は、帝国軍が採用するデータリンク・システムの中でも最も大規模なシステムで、帝国軍の戦術情報の心臓部である。 |型式|戦術情報共有化ネットワーク・システム| |製造元|帝国軍| |大きさ|不明| |価格|対象外| **概要 ----  TDJNSの機能は文字通り戦争や戦闘での、戦術面での情報を共有化という概念にある。TDJNS現在ほとんどの帝国軍の戦車、戦闘機などの末端兵器から、指令船となるスター・デストロイヤーまで、ほぼ全ての兵器に搭載されている。それらのTDJNS用の機器は、指令船に自身のレーダーで捉えた情報を自動で送信する。末端の四散した兵器達が指令船にそれを送信することにより、指令船は戦場の情報を広範囲にわたって効率的に把握することができるようになる。そして指令船は集約された超巨大規模のレーダー情報を末端の兵器に送信し、結果として戦場の全ての兵器がそれらの膨大な情報を、簡単に入手することが出来るのだ。また、レーダーに映っている宇宙船などは、自身のセンサーで走査し、結果を得ていた場合、定期的な自動送信の情報に、それらも付加される。そのため指令船は遠くの偵察機が捉えた目標などの、位置情報だけでなく詳細な情報にまで触れられるようになるのだ。また、レーダーの情報はもちろん、敵の宇宙船だけではなく味方の壱、小惑星などの障害物の情報も含まれている。データリンクの情報範囲を広げれば、銀河系規模の末端にまで渡る超詳細な戦場の情報を把握することが可能になり、このデータリンク・システムは、帝国軍にはなくてはならないものとなっているのだ。  個々の戦闘機や戦車などの任務では、そういった情報に重要性があるわけではない。だが、大型の指令船になると、事情は異なってくる。送信されてくる詳細かつ綿密な情報は、効果的な作戦の立案に多大な影響を及ぼすのだ。また、帝国軍が未把握の新型兵器などもこのデータリンクにより、瞬時にセンサー・スキャン情報が送られてくるため、対処も行いやすい。統一戦争の緒戦ヒルトン・ヘッドでは、帝国軍のスーパー級スター・デストロイヤー<レトリビューション>(後に<インテグレット>と改名)が銀河統一軍の秘密兵器アストロ・ランチャーのセンサー情報を味方のTIEファイターから受信し、その後の対隕石砲戦術に大きな影響をもたらしたが、それは紛れもなくTDJNSの成果である。  TDJNSのカバーする情報の範囲はレーダーや敵の情報に留まらない。電子支援機TIEアクシス/ヴァンガードなどが設定する大型艦船の砲撃サポート用ウェイポイント・マーカーなども、このTDJNSを通じてやり取りされるのだ。更に末端の味方同士がどういった電子情報をやり取りしているか、戦闘中にあるその対象の味方は何の任務を遂行しているのか、機体には何を搭載しているかなど、ありとあらゆる情報が送受信される。また、コムリンクの範囲外にいる味方との通信でも、TDJNSのデータリンクを通じ、他の味方を中継と点として使用して会話することが可能であったりと、まさに万能データリンクの名が相応しい。  このように、TDJNSは素晴らしい情報共有化システムだが、同時にリスクの高いシステムでもある。TDJNSを搭載した兵器が敵に鹵獲することにでもなれば、その末端機器から、帝国軍の全軍に渡る作戦の戦略的情報を把握することが可能なのだ。帝国軍はそれを恐れ、全ての機器に簡易網膜認証装置を搭載している。つまり、登録された網膜を持つ者でなければ、使用することができないのである。だが、これらはフルフェイス・ヘルメットを多く採用する帝国軍の前線現場では使い勝手が悪いという不名誉な評判を得てしまっている。しかし、既に網膜認証で全軍に浸透しているTDJNSに改修の目処は立っていない。これからも立たないであろう。また、TDJNSを搭載した兵器が破壊されたり、墜落するようなことがあれば、機器自体も自爆するように設定されており、末端の兵器の機器ではその所属艦隊の範囲以上を受信できないように設定されている。これら以外にも多くの情報漏洩対策を取っているTDJNSだが、機密情報が漏れる可能性はゼロではない。
*TDJNS ----  &bold(){TDJNS(戦術情報共有化ネットワーク・システム)}は、帝国軍が採用するデータリンク・システムの中でも最も大規模なシステムで、帝国軍の戦術情報の心臓部である。 **スペック ---- 型式:戦術情報共有化ネットワーク・システム 製造元:帝国軍 大きさ:不明 価格:対象外 **概要 ----  TDJNSの機能は文字通り戦争や戦闘での、戦術面での情報を共有化という概念にある。TDJNS現在ほとんどの帝国軍の戦車、戦闘機などの末端兵器から、指令船となるスター・デストロイヤーまで、ほぼ全ての兵器に搭載されている。それらのTDJNS用の機器は、指令船に自身のレーダーで捉えた情報を自動で送信する。末端の四散した兵器達が指令船にそれを送信することにより、指令船は戦場の情報を広範囲にわたって効率的に把握することができるようになる。そして指令船は集約された超巨大規模のレーダー情報を末端の兵器に送信し、結果として戦場の全ての兵器がそれらの膨大な情報を、簡単に入手することが出来るのだ。また、レーダーに映っている宇宙船などは、自身のセンサーで走査し、結果を得ていた場合、定期的な自動送信の情報に、それらも付加される。そのため指令船は遠くの偵察機が捉えた目標などの、位置情報だけでなく詳細な情報にまで触れられるようになるのだ。また、レーダーの情報はもちろん、敵の宇宙船だけではなく味方の壱、小惑星などの障害物の情報も含まれている。データリンクの情報範囲を広げれば、銀河系規模の末端にまで渡る超詳細な戦場の情報を把握することが可能になり、このデータリンク・システムは、帝国軍にはなくてはならないものとなっているのだ。  個々の戦闘機や戦車などの任務では、そういった情報に重要性があるわけではない。だが、大型の指令船になると、事情は異なってくる。送信されてくる詳細かつ綿密な情報は、効果的な作戦の立案に多大な影響を及ぼすのだ。また、帝国軍が未把握の新型兵器などもこのデータリンクにより、瞬時にセンサー・スキャン情報が送られてくるため、対処も行いやすい。統一戦争の緒戦ヒルトン・ヘッドでは、帝国軍のスーパー級スター・デストロイヤー<レトリビューション>(後に<インテグレット>と改名)が銀河統一軍の秘密兵器アストロ・ランチャーのセンサー情報を味方のTIEファイターから受信し、その後の対隕石砲戦術に大きな影響をもたらしたが、それは紛れもなくTDJNSの成果である。  TDJNSのカバーする情報の範囲はレーダーや敵の情報に留まらない。電子支援機TIEアクシス/ヴァンガードなどが設定する大型艦船の砲撃サポート用ウェイポイント・マーカーなども、このTDJNSを通じてやり取りされるのだ。更に末端の味方同士がどういった電子情報をやり取りしているか、戦闘中にあるその対象の味方は何の任務を遂行しているのか、機体には何を搭載しているかなど、ありとあらゆる情報が送受信される。また、コムリンクの範囲外にいる味方との通信でも、TDJNSのデータリンクを通じ、他の味方を中継と点として使用して会話することが可能であったりと、まさに万能データリンクの名が相応しい。  このように、TDJNSは素晴らしい情報共有化システムだが、同時にリスクの高いシステムでもある。TDJNSを搭載した兵器が敵に鹵獲することにでもなれば、その末端機器から、帝国軍の全軍に渡る作戦の戦略的情報を把握することが可能なのだ。帝国軍はそれを恐れ、全ての機器に簡易網膜認証装置を搭載している。つまり、登録された網膜を持つ者でなければ、使用することができないのである。だが、これらはフルフェイス・ヘルメットを多く採用する帝国軍の前線現場では使い勝手が悪いという不名誉な評判を得てしまっている。しかし、既に網膜認証で全軍に浸透しているTDJNSに改修の目処は立っていない。これからも立たないであろう。また、TDJNSを搭載した兵器が破壊されたり、墜落するようなことがあれば、機器自体も自爆するように設定されており、末端の兵器の機器ではその所属艦隊の範囲以上を受信できないように設定されている。これら以外にも多くの情報漏洩対策を取っているTDJNSだが、機密情報が漏れる可能性はゼロではない。

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