最終更新:2006/09/27
このページはTommyP's HFSLIPのAdvanced featuresを日本語訳してみたものです。
意訳を試みていることもあり、オリジナルの直訳とは異なると思いますが予めご了承ください。
ただし、原則、オリジナルに従った内容に留め、まとめは別に作成します。
間違いやアドバイスなど、色々指摘していただけると嬉しいです。
拡張機能 (Advanced features)
- HFSVCPACK - REG, INF and CMD files
- FIX - ソースファイル内の置換
- HFEXPERT - コーデック, WINフォルダ内のファイル, アプリケーションの置換,ハイブの挿入
- FDVFILES - Win2kからIEを削除
- HFCLEANUP - 容量削減
これは上級ユーザ向けの情報です。
以下の機能の多くは、modifyPE.exeを必要とします。
modpe081.zip をダウンロードし、その中からmodifyPE.exeを HFTOOLS フォルダに解凍してください。
1. HFSVCPACK - *.REG,*.INF,*.CMD
これらは多くの情報を必要としておらず、カスタマイズ用の*.REG、*.INF、そして*.CMDを HFSVCPACK フォルダに配置するだけです。それらはT-13にて実行されますが、全て正しく動作するというわけではない事を考慮しておいてください。例えば、Windows 2000では"CascadeControlPanel"の設定が正しく適用されないでしょう。その設定は.INFファイルの[DefaultInstall]セクションを使ってください。(CascadeControlPanelの設定は○○.regで行わせようとせず、○○.infの形式で[DefaultInstall]セクションに記述しようって事だと思う)
2. FIX - ソースファイル内の置換
このフォルダのファイルはHFSLIP実行の最後の方で新しいソースにコピーされます。それらのファイルは正しいフォーマットで記述し、必要であれば「有効なシステムファイル」というタグ(システムファイル属性の事?)を付けてください。上書きする対象のファイルが圧縮ファイルであれば、その新しいファイルはMAKECABできちんと圧縮しておくべきです。 FIX フォルダは、WINNT.SIFやカスタマイズされたSFC*.DL_ファイルなど、ブートアップファイル用によく使われます。 I386フォルダのファイルだけ配置してください。
3. HFEXPERT - コーデック, WINフォルダ内のファイル, アプリケーションの置換,ハイブの挿入
このフォルダはHFSLIPフォルダ内に手動で作成する必要があり、その下にWIN, CODECS, APPREPLACEMENT, DRIVERCAB, HIVEINSTALL, PROGRAMFILESのサブフォルダを作成することができます。
HFEXPERT\WIN はWINNT(またはWINDOWS)フォルダ以下に配置するファイルを置きます。もし、SYSTEM32フォルダにファイルを加えたいなら、 HFEXPERT\WIN\SYSTEM32 フォルダを作成し、それらのファイルをそこに置いてください。新しいエントリはTXTSETUP.SIFやDOSNET.INFから作成されます。
独立型のビデオ(またはオーディオ)コーデック(dll/ocx/ax/exe)は HFEXPERT\CODECS フォルダに配置してください。 HFEXPERT\WIN フォルダに配置した場合、これらのファイルはTXTSETUP.SIFやDOSNET.INFから呼び出されますが、Windowsセットアップでは codecファイルを登録するように指示するのみで、ファイルタイプの関連付けや登録などの一般的なレジストリの変化のみに使われるINFファイルからコーデックの登録は行われません。これらのINFファイルは[DefaultInstall]セクションを利用してください。
コーデック入手元:
HFEXPERT\APPREPLACEMENT フォルダには、ソースに存在するファイルを置換するファイルを置きます。 FIX フォルダとの違いは、これらのファイルは非圧縮であり、modifyPEがそれらの置換を行う点です。例えば、mplayer2.exeをMedia Player Classicに、TASKMGR.EXEをSysinternal's Process Explorerに置き換えるために使われます。ただし、これらのファイル名は既存のものと同じファイル名(先の例だとmplayer2.exeやTASKMGR.EXE)にしておいてください。そうでなければ置換されません。
HFEXPERT\DRIVERCAB には、(抽出されたフォーマットの)ドライババイナリを置く事ができます。 HFSLIPはDRIVER.CAB内の既存のドライバファイルと置換します。ただし、これは統合オプションでA~Cを選んだ場合のみ機能します。 SP*.CAB内のファイルやhotfixに含まれるドライババイナリは、Microsoftのドライバパッケージが統合された後に置き換えられます。
ハイブファイルは HFEXPERT\HIVEINSTALL フォルダに置いてください。これらのINFファイルは、TXTSETUP.SIFの[HiveInfs.Fresh]を通してハイブに挿入するので、それらのINFファイルの[SETUP]セクションを利用してください。それらの挿入は、Windowsセットアップにおける最初のリブート前(のテキストモードでのファイルコピーの後)に行われます。
新しい機能となるHFEXPERT\PROGRAMFILESは$OEM$\$Progsの代わりと考えることができます。 PROGRAMFILES フォルダを HFEXPERT 内に作成し、サブフォルダとファイルをその中に配置します。それだけです。 HFSLIPは SOURCESS\I386\PFILES フォルダ内に古い構造を複製します。 CABファイルを除く全てのファイルは圧縮されますが、それらは便宜上オリジナルの名前のままなので注意してください。スペースを含む長いファイル(またはフォルダ)名はサポートされています。 Windowsセットアップ中、それらのファイルは、SYSOC.INFから呼び出されるINFファイル(HFSLIPPF.INF)を通じて、直接インストール(と言っても、たぶんコピーするだけ)されます。
4. FDVFILES - Win2kからIEを削除
FDV(という人?)はWin2kからIEを削除するためのファイルセットを作成しました。そんなことは不可能だって?・・・実は可能なんだ。彼のファイルセット(多言語で利用可能)を入手し、 FDVFILES フォルダに置いてください。全ての情報は、FDVの
Remove IE from Windows 2000 at install から得られます。注意:そのwebページでは異なる統合法が説明されていますが、HFSLIPを利用する際は FDVFILES フォルダを使ってください。
5. HFCLEANUP - 容量削減
この機能はサポート外で、あなたの環境における効果は異なるかもしれません。なので、あなたのアプリケーションが機能しなくても不満を言わないでください。これは、インストールソースの減少を望む人や、この機能の影響力を理解したい人のためのものです。
HFSLIPフォルダ内に HFCLEANUP フォルダを作成し、以下の中から希望するパッケージをダウンロードしてください。
パッケージの中身を HFCLEANUP フォルダに解凍してください。もしWin2003を利用するなら、FDVの
setupapi.dl_ や
sakit.in_ を FIX フォルダにダウンロードしてください。
ファイルセット(や付加的な削減ファイルの作成法)の詳細については、HFCLEANUP フォルダの!README.TXTファイルを読んでください。それより詳しい情報は
ここ(msfn) から得られます。
実行して欲しくないRDV/REM/RINファイルがあれば削除しておいてください。ファイル名の前にZがたくさん付いているほど、たくさん削除します。また、もしFDVのファイルセットを利用しないなら、セットアップDLL(どれの事だろ?)を再配置しないとWindowsセットアップはエラーを出すでしょう。
あなたは、自由にあなた自身の削減ファイルやファイルセットを作成したり、一般的なものであれば、それが機能することを確認した後に
サポートフォーラム に投稿する事ができます。
最終更新:2007年03月12日 19:32