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**中見出し *表ダンジョンボス キャラクター設定 ※こちらは「らんだむダンジョン」に登場する賞金首、青人魂、赤人魂などの一般ボスの詳細をまとめるページです。 &color(red){&bold(){※物語に関わる情報や、一部のキャラクターの正体などネタバレ全開なので、閲覧時は注意。}} &bold(){※ 以上をわきまえたうえで、各キャラクター名の+部分をクリックして展開してください。} ※主人公やパーティー加入キャラは[[こちら>キャラクター考察]] ※だんじょん村の人々などは[[こちら>キャラクター考察3]] ※一部のイベントボスは[[こちら>キャラクター考察2]]にまとめてあります。 ※裏ダンジョン、Pワールドのボスは[[こちら>ボスキャラリスト2]] *《表ダンジョン》 第一層 #region(レッドスーツ,close) &bold(){レッドスーツ} ゴーレムを従えた赤いスーツにステッキの小男。 自作のゴーレムのテストとしてダンジョンで冒険者相手に暴れている。 ゴーレムばかり作っている変人で、とうとう街を追い出されダンジョンでゴーレム開発を続けていた。 その動機は自分の娘に悪い虫がつかないようにするための最強のボディガードを造ること。 娘さんは大迷惑である。 ゴーレムは精神構造が単純なため混乱・睡眠のような精神攻撃に弱い。 そこで混乱耐性のないゴーレムと睡眠耐性のないゴーレムに、耐性があるような名前を付けて 弱点をカモフラージュしている。実際は混乱耐性ゴーレムは混乱に弱く、睡眠耐性ゴーレムは睡眠に弱い。 なお、裏ダンジョンではマスターゴーレム2体を従えて、汎用ボスとして挑んでくるのだが、 実はゴーレムの方は相変わらず睡眠と混乱が効くし、レッドスーツ本人は沈黙させると何もしてこなくなる。 とはいえ効く確率は低くはないが高くもないので、当てにしすぎると痛い目を見る。 #endregion #region(ユキメ,close) &bold(){ユキメ} 冷気を操る青い防寒服の少女。傍に寄るだけで猛烈な寒さに襲われる。 ダイヤモンドブリザードの継承者。 可愛らしい女の子だが、どこに住もうと寒すぎると追い出されてしまい、定住できない不憫な子。 浪花節に弱いらしいガイウスもその境遇には同情していた。 後日、その可愛さに絆されたシズナの案で、村の西のホラーハウス(元氷室)を6000Gで買い取り、 巣くっているアンデッドモンスターを駆除して彼女の家として提供することになる。 小屋の周りに花を植え、表面を小麦粉で仕上げた雪だるまを設置するなど、 ユキメが寄って来やすいようにと環境を整えたが、時折様子を見に来ても目立った変化はなく、 シズナの努力も無駄に終わったかに見えたが……。 #endregion #region(誘惑のエイディーン,close) &bold(){誘惑のエイディーン} &italic(){ス「生き残るには例え回復魔法を使えてもそれと悟られるような名前を付けちゃダメよ、} &italic(){  私を見習いなさい」} &italic(){エ「ってあんたた使えるの!? シーリーに使ってあげなよ!」} アゲハ蝶の羽を持つフェアリーランドの王女様。腰巻一枚のほぼ裸族。 子分の癒しのシーリーとお目付役の惰眠のスルーア・マイのお供二人を引き連れて冒険を始め、 「勇者になるわ」と言いつつ、何故か人間をしばいて賞金をかけられていた。 ガイウスもソロで挑んだことがあるが、魅了されっぱなしでフルボッコだったとか。 シーリーを弄られ役とする面白三人組で、勇者を目指すより漫才トリオの方が早いとの評は的確。 アナンタ達に追い返された後も、シーリーをぐれさせたり、ぐれたシーリーにテコ入れしたり、 そのシーリーと共に雇用妖精の一角を為して王家の秘宝を持ち出したりと、 毎度ロクなことをしていないお騒がせプリンセス。 なんでも妖精界では「千年に一度の偉人(奇人)」と讃えられているとか。 #endregion #region(狂った主従関係,close) &bold(){狂った主従関係} &italic(){ 「ああ、お嬢様、なんてことでしょう……!探していたお嬢様の首が目の前の敵にありますわ!」} &italic(){ 「あらあら、仕方のないお嬢さまですこと……。私の手袋を血に染めろと仰るの」} 首なし馬に乗った首のない令嬢と、残酷な笑みを浮かべたそのメイド。 メイドは狂気の世界にアナンタ達を誘い、ねじ曲がった刃物を振り下ろしてくる。 その実力は第一層で群を抜き、その不気味さもまた群を抜く。 世界中で見かけられているが、何故あんなことになったのか、いつから探し続けているのか、 その詳しい事情は殆ど知られていない。眉唾だが、二人とも貴族の家柄で幼馴染同士だったが、 一方が没落してもう一方にメイドとして雇われた屈辱の関係だという噂が入ってきた程度だとか。 倒すと狂おしいまでの嫉妬と恨みの込められた不吉な刃物を残していくが、 そこには憎しみだけではなく、後悔や懺悔なども混じった複雑な念が渦巻いている。 裏ダンジョンでは汎用ボスとして登場するが、共にいたメイドの姿はなく、 代わりに首のないヘッドレスワンを連れている。 どちらかがメイドの変わり果てた姿なのか、それとも…… #endregion #region(10F番人)赤い鱗の竜,close) &bold(){10F番人)赤い鱗の竜} ※[[こちら>キャラクター考察3]]の赤竜ゲオルギウス参照。 #endregion 第二層 #region(阿修羅,close) &bold(){阿修羅} 石のダンジョンに座する三面六臂の剣士。 全ての腕に剣を持ち、圧倒的な攻撃力と手数で勝負する武闘派の巨人。 魔法の類は一切使わないが、防御力を高めた前衛が上手く盾役を務めないと回復役から崩される。 通常、苦悩、憤怒の3つの顔を持ち、正面に来る顔のタイプで順に攻撃パターンが苛烈になる。 収奪品の阿修羅自在剣は、彼の六振りの剣から人間でも使えそうなサイズの二振りを拝借したもの。 片方は普通の刀で、もう片方は両刃の短剣。状況に応じて片手で使い分けているそうな。 以下、ガイウス氏の戦闘講座。 主人公達と同じように敵にもオーバードライブゲージと必殺技があり、 攻撃を繰り出す、攻撃を受ける、孤独や瀕死状態の時は上がりやすくなる。 手数が多くて最初から一人しかいない阿修羅はODゲージが溜まりやすい。 その為、複数のボスを同時に瀕死に追い込むのは危険。 敢えて雑魚を残してやるのも戦術の一つになりうるが、それで楽になるかはケースバイケース。 ちなみに裏ダンジョンにも汎用ボスとして登場。 剣を取られたことを怒ってるのか怒髪天となり、 より強力な斬撃攻撃と、部下なのか二日酔い天狗を二体連れての参戦となる。 #endregion #region(復讐者ネレイド,close) &bold(){復讐者ネレイド} 水が流れるダンジョンの奥にいる銀髪の姉シレン、金髪の妹シレーネの人魚姉妹。 混乱、沈黙、睡眠などの強力な催眠歌で人間達を水底に引きずり込んで遊んでいる。 彼女らのような状態異常のエキスパートにはガイウス氏も現役時代に大変苦戦したとか。 姉妹でのコンビネーションを得意とし、どちらかが倒れれば残った側がショックで凶暴化してしまう。 倒した際は、妹は姉に依存気味で精神の平衡を失い、姉は水底に沈む妹の姿が美しいと破滅的な愛情を見せる。 数百年前にあったネレイド戦争という、とある地方での人とネレイド(人魚)の縄張り争いで、 女王を殺した怨敵できある人間の戦士に老化の呪いと、子々孫々に影響する女王転生の呪いをかけたネレイド達の一員。 アデラの父が海に捨てた怨敵一族の剣ネレイドデスは彼女らの下に流れ着いていた。 ネレイドデスを所持することは怨敵を前にした場合、剣の魔力が発動してネレイドの魔力障壁は無力化されてしまう。 アナンタ達が女王の杖を所持している場合、それを知ったシレンが取り乱すが、 シレーネが「奴らの力は感じない」「女王を殺した一族ではない」「私達の力はちゃんと生きている」と妹を諭し 失われたネレイド女王の杖を取り戻そうと全力を出すため強さが豹変する。 #endregion #region(マグマイーター,close) &bold(){マグマイーター} 火のダンジョンに潜む、マグマから生まれ炎を食べて生きると言われている巨大な火の鳥。 中級蘇生アイテム「マグマイーターの尾」の素材元で、仕入れの際はこの鳥から命がけで尾が採集される。 賞金首でもこの辺りになると大物と呼ばれる部類。 破滅的な炎のラッシュに加えて、飛行属性により直接攻撃が効きにくい。 自ら呼んだ火喰い鳥を喰らって力を増す。デスブレンドマグマには要注意。 翼のある敵に例外なく投擲がよく効き、逆に斬撃や打撃などの直接攻撃は軽減されてしまう。 羽毛はアナンタ用の煌びやかな重鎧になったが、後日骨がわんわんグルメとして高価買取されている事が発覚した。 #endregion #region(ベヒーモス,close) &bold(){ベヒーモス} 森のダンジョンの一画を縄張りとする黒く雄々しい双角を備えた巨獣。 自らの縄張りを荒らすものに対しては極めて攻撃的で、シンボルの側に寄っただけでも突撃してくる。 とんでもない膂力の前には、生半可な力で挑んでもまともな抵抗も出来ないまま終わるだろう。 戦闘力、攻撃力共に高く、力を溜めてからの強力なコンボ攻撃によるパワーファイトを得意とする。 神話の中では超食欲旺盛で、百の山を一晩で丸坊主にしてしまうと言われているビッグネームであり、 討伐報告の際には、当たり前のようにそれを成し遂げたアナンタ達の成長力にガイウスも驚きを見せた。 このベヒーモスの別言語での読みが巨大竜バハムートの語源にして発生源。 本来架空の竜の名前として使われたものが、人々のイメージによっていつしか本当の竜を生み出してしまった。 その頑丈な革は優秀な素材として有名であり、討伐したと聞けば冒険者仲間から何に加工したのかと 興味の的になることも珍しくない。ちなみに有名どころは武器や鎧やマントだが、アナンタ達が作った のは妙に地味な「ベルト」であった為、話を聞いたガイウスが笑いをこらえるのに苦労していた。 ちなみに、このなめし革を世界一日当たりがよい砂浜(砂が焼けた鉄板に等しく海水浴は無理)に埋め、 百年かけて太陽の力を溜め込んだものが強力な防具「お日様のマント」である。 裏ダンジョンではキングベヒーモスというモンスターが登場するが これが戦ったベヒーモスの進化した姿なのか、あるいはベヒーモス種の王なのかは不明。 #endregion #region(20F番人)両目を塞ぐ悪魔,close) &bold(){20F番人)両目を塞ぐ悪魔} &italic(){「アジ・ダハーカの卵……?まさかとは思うが……} &italic(){ お前ら、その卵の力をたくさん使ったか?」} &italic(){「……そうね、しばらくどいておいてあげるわ。} &italic(){ 行ける所まで行ってみるといい。} &italic(){ 奥の、奥の、暗い底まで……」} 表ダンジョン20Fにて下層への道を守る、氷属性の青い女悪魔。斬撃及び冷気系、睡眠攻撃を行い、 その際眠ったキャラを次のターンで即死に追い込む「背徳の抱擁」なる技を持つ。 闇の眷属である悪魔らしく「正義」属性の武器にはめっぽう弱い。 アジ・ダハーカの卵を持っていると、戦闘開始時に卵の力を使ったかと質問をしてくる。 アナンタがたくさん使ったと答えれば、卵は偽者と判断する。 なぜなら、人間が悪龍の力を多用して生きていられるはずはないのだから……。 そしてアナンタ達に敗れると意味深な台詞を告げ、先に進むように促しどこかへ消えた。 しかし、21Fにて下層階段の手前には大きな池があり、向こう岸に渡る手段が尽きたアナンタたちは 途方に暮れるが…。 #endregion #region(青)バカンス鬼,close) &bold(){青)バカンス鬼} ベヒモスの縄張りがある森の南側のMAPで出会うバカンス中の鬼。略してバカンス鬼。 長い黒髪で虎縞ビキニに浮き輪姿の鬼娘で、地上の砂浜に男漁り目当てのバカンスに来ていたが、 魔物だらけの地獄から来た為にリゾートじみた自然豊かなダンジョンを地上と勘違いしており、 「鬼、バカンス中。カッコイイ男の子大歓迎!」 などと看板を立てて、ヤシの木繁る小島で待ちかまえつつ何故男が寄ってこないのかと首を傾げていた。 鬼らしく強さを好む嗜好があり、勘違いを教えてあげると敵意もないのにお礼と称して一戦吹っかけてくる。 頭の角に雷を落として何十年分もの雷エネルギーを貯える雷鬼という種族で、 雷属性の攻撃を主体とし、魔法よりも雷気を帯びた格闘戦が真価というパワフル娘である。 アナンタ達に敗れて角が取れてしまったが、本人はトカゲの尾のようにまた生えてくるので問題ないと 大して気にせず、浮き輪を振り回しながら地上へと遊びに走って行った。 #endregion #region(青)マンイーター,close) &bold(){青)マンイーター} 背中に羽状の器官が生えた奇形の臓器を備えた、這うような姿勢の異形の人型魔物。 二体のポイズンスネークを従えてアナンタ達に襲いかかってくる。 ボスとしては本体以上に、防御低下と毒や麻痺などの状態異常攻撃を仕掛けてくるお供の蛇が厄介。 名前通りに人や牛を襲う不気味な魔物だが、目当ては肉ではなく臓物。 無数の穴が開いた膨らんだ羽から取り込んだ外気を体内の毒で甘い瘴気へと熟成させ、 それを放って獲物を昏睡状態にしてから喉に喰らい付くと言われている。牛等の臓器を抉られた キャトルミューティレーションじみた死骸が草原に放置されていたら、この魔物の存在を疑った方がいい。 #endregion #region(赤)新しい人類・イルヴァ,close) &bold(){赤)新しい人類・イルヴァ} 表D・第二層の黒床エリアの一角に設けられていた無人の研究施設。 そこは、かつて天界の神々が考案した「新人類計画」、これまでの人類とは違って強力な生体兵器とも言える 生体エネルギーではなく魔道エネルギーで動きあらゆる人間を上回るヒューマノイドを人工的に創り上げて 人間に取って代わらせるという計画を、一部の神が地上に堕とされてなお研究し続けた場所だった。 既に研究所内には人気は無く、代わりに計画責任者らしい人物の手がけた完成予想図 (ほとんど全裸の女性型武装ヒューマノイドのイラスト付き)と、ヒューマノイドを製作した事への後悔と、 造り出した新人類を止めてくれるような頼みが書かれた置き手紙があるだけ。 しかし、意を決して奥に進むアナンタ達の目の前に現れたのは・・・ &italic(){「モエナイ?ソンナコトハナイ。ワタシとタタカッテミレバワカル。オッパイミサイルとかデルカラ。」} 「イルヴァ」という名札を付けたスクール水着を着た、デザイン図とは大幅に違う二頭身のヒューマノイドだった。 本人曰く「オッパイミサイルは出る」というが、赤髪の大きな頭にドラム缶の様なずんどうボディに女性的な フォルムは微塵も無く、金属質感の肌にフレキシブルアームのまるで夏休みの工作ロボットのような容姿である。 ふざけた容姿ではあるが兵器よろしく戦闘能力、及び攻撃力は高く、らんだむダンジョンシリーズ内で 「無理ゲー」と呼ばれるボスキャラ群の一体でもある。目からのビームやロケットアームを発射だけでなく、 時には攻撃予告をしておいて燃料ドリンクを飲んで回復を行うなど油断ならない相手である。 彼女を破壊した後、その名札はアナンタによって盾となる。 戦闘勝利後になってみれば、制作者自身の失敗が伺えるギャグの様な存在。 #endregion 第三層 #region(風刃ヒルコ,close) &bold(){風刃ヒルコ} 水色髪のポニーテールに褐色肌、赤いヘソ出しルックの少女剣士。 二刀使いの冒険者で、風を操る「風神の羽衣」という神器を手に各地で暴れていた。 自分の強さを鼻に掛けて他の冒険者に危害を加えていたが、神器の風の力と持ち前の剣術が合わさって 並の者では手が付けられなくなっていた為、懲らしめてほしいと賞金を掛けられていた。 男相手でも屁でもないと胸を張っていた分、同じ女性冒険者であるアナンタ達に敗北して鼻っ柱を叩き折られ、 猛烈な勢いでだんじょん村を南へ抜けていったという目撃証言をガイウスから伝えられるが、 後日ハンターオフィスで姿を見かけるようになり、「ござる」口調で自分はヒルコではないと言い張りつつ、 真面目に冒険者として活動している。バレバレではあるが、周りはツッコまない模様。 裏D編では進入に必要なレベル120には達したようで、ケルベロスの穴について教えてくれる。 [[そしてそれだけではなく……>ボスキャラリスト2]] #endregion #region(幽霊船,close) &bold(){幽霊船} &italic(){「はぁあ…どんだけ強くても馬鹿に倒されたらこれか……} &italic(){ 積荷を取られまいとしてた海賊も、ガン無視に終わったら虚しいわなぁ」} かつて、大海を荒らしまわり、数多くの財宝を奪った伝説的な大海賊の船。 自分達の死も分からず、幽霊船となった今も、財宝を狙う者達を返り討ちにするため襲いかかってくる。 船からの砲撃に加え、スケルトン化した乗組員のなれの果てを率いて襲いかかるが、単純に賞金首として 戦いに夢中だったアナンタが甲板に乗り込み大暴れして、船に穴を開けまくったせいで積荷を確かめる 間もなく海に沈んでしまい、彼らが守ろうとしていた財宝もその存在に気付かれる事なく運命を共にした。 伝説の財宝を前にしてレイピア一本の戦果という討伐報告には、ガイウスも呆れの溜息しか吐けなかったようだ。 Pワールドでは幽霊船と化す前の海賊船が登場。その船上で旧王ダゴンと戦うことになる。 #endregion #region(底の女,close) &bold(){底の女} 杖を突き、ミイラのように全身に包帯を巻いた、不気味な女魔法使いのアンデッド。 冒険者を深い穴の淵へと誘い込み、自らと同じ運命を辿らせる。 戦闘開幕と同時に、どろどろに腐って溶け崩れた顔で笑みを浮かべ、一定ターン回復不能の呪いを かけてくる。 かつてダンジョンに挑んだ冒険者のパーティーがいた。 ある時パーティーの一人が足を滑らせ、深い穴の中へ落ちて負傷してしまう。 その場で助ける手段が無く、必ず戻ると告げて仲間達は離れたが、 暗い穴の底で彼女がいくら待ち続けても仲間達が戻ってくることはなかった。 ある者は、救助は無理と判断して切り捨てたのだと言う。 またある者は、彼女を助けるために焦って休息を取らずにダンジョンに戻ったせいで、 辿り着く前に全滅したとも言う。 様々な憶測はあれど、結論として彼女の救助が間に合わなかったという悲劇が生んだ、悲しい物語。 Pワールドにおいても同様の事件が発生したが、 こちらでは件のパーティーに老戦士ハールバルズが付き添ったことで、女性冒険者の救出に成功する。 そしてハールバルズはアナンタ達を誘って改めて洞窟に挑み、洞窟内の脅威であったシャドウビーストの討伐を果たす。 その際、アナンタ達が最初に眷属たるシャドウサーバントに襲われたエリアは、 元の世界で「底の女」と戦ったエリアでもあった……。 #endregion #region(災厄の種火,close) &bold(){災厄の種火} 第三層・溶岩地帯の台座で燃え盛る、近づくだけで災いが降りかかると言われている悪魔の炎。 とは言っても、タンスの角に足の小指をぶつける等、呼ぶ不幸はセコい。 多くの冒険者が挑んだが誰も倒せず、プチ不幸状態になるのがこっそり周りに面白がられてもいた。 ただし実力だけは本物で、炎耐性も防御力も必要になる強敵、とは手配書に書かれていたが……。 戦闘中、過去に戦った「赤き鱗の竜」と「マグマイーター」を召喚してくる。 本物でこそないが実力は遜色なく、一時はこちらの危機感を煽ったが、再生怪人の法則というべきか、 初戦時とは比べるべくもなく成長したアナンタ達に、弱点の冷気に長けたアイが加わった新パーティー を相手に当時のままの強さでは敵う訳もなく、いっそ哀れなほどあっけなく鎮火されてしまった。 その燃え尽きた後には「不幸のオーブ」という小さな結晶が遺され、 不吉だと反対する周りを押し切って持ち帰ったアナンタが管理することになる。 その後、アナンタは箪笥の角で足の指をぶつける回数が三日で十三回を越え、宿の階段から豪快に転げ 落ちたりもしたが、本人は「これはきっと関係ないし、凹むのはきっと箪笥の方だ」という気概で生き ているので全く気にせず、不幸のオーブもとうとう屈服して只の炎半減装備になってしまった模様。 #endregion #region(30F)フォルネウス,close) &bold(){30F)フォルネウス} 表ダンジョンの30Fに居座る中ボス。 上半身は頭部からアンコウの触角が生えたマッコウクジラに、下半身はタコのような軟体動物の 足が生えたような姿である。雷風を操り、全体状態異常の攻撃を仕掛けるが、雷属性に弱い。 のちに色違いの「リボーンフォルネウス」が一般敵として出現する。 実は名門フォルネウルス家の家長で、妻子持ち。 息子はマナナン海底大学を主席で卒業した秀才であったが……。 名前の由来はソロモン王に封印された72柱の悪魔の一柱で、水域の侯爵。 かつては座天使で、炎の様な瞳、様々な宝石で出来た鱗を持つ巨大な海の化物の姿をしており、 すべての言語、修辞学、科学、芸術に通じていると言われている。 #endregion #region(33F番人)恐れを知らぬ者の恐れ,close) &bold(){33F番人)恐れを知らぬ者の恐れ} &italic(){「……ここから先は人がやっていける場所では無い。} &italic(){ 私に止める力は無いが、覚悟はしておけ」} 表ダンジョン、33Fにて下層への道を守る、上半身が人間の女性で下半身が蜘蛛の悪魔。 蜘蛛だけあって、糸を駆使した状態異常や能力低下の攻撃を得意とする。土属性。 恐怖の咆哮でパーティーを恐慌状態に陥らせ、恐れが効かぬアナンタには操り糸で傀儡として シズナ達を襲わせるという戦法をとる。尤も、後者はキュアオールで正常に戻せたりするが。 アナンタ達に敗れた後、自分を倒す以前にこの階層まで来れたアナンタ達に驚く一方で、 この先の下層の過酷さを伝えるとどこかへと去っていった。 #endregion #region(青)フロッグライダー,close) &bold(){青)フロッグライダー} 巨大なカエルの背にまたがった忍者。忍刀や多彩な忍術を駆使する厄介な使い手であり、 三体に分身しての物量攻撃は脅威。ただ、分身の方は敵名のカーソルでごく普通に本体がバレている。 忍びの隠れ里、というか童心を捨てられず隠れて忍者活動をやっている一般人達であり、 彼だけでなく、平日はサラリーマンやOLをしつつ、休日に忍者活動をと言った具合に、 割と社会的地位がある大人も集まっている、どう見ても同好会みたいなモノである。 ちなみにフロッグライダーの中の人は、平日はナイスミドルな大手お菓子店グリゴの社長。 後に裏ダンジョンにて、同好会仲間である将軍のお供という設定で再登場する。 ちなみに彼らは金持ちなのでヘル達のリベンジ計画には乗らず、それが貧乏な残りの三人の結束を 強めたようである。 #endregion #region(青)少女タナトス,close) &bold(){青)少女タナトス} 首吊り姿が何ともショッキングな死神の少女。 一定ターン後に強制即死させる、いわゆる「死神憑き」の技を放つ恐ろしい存在。 生前は非常に運が悪く、レミングスの大移動に巻き込まれたり、おみくじで凶しか引けなかったリと散々であり あげくに、初恋の人の為に手編みのマフラーを作っていたが、その初恋の人がゲイだった事にショックを受けて自殺。 この動機が神様達のツボに入り、死後は死神として取り立ててもらう事になった。 死んでしまった今でも、幸せそうな人間を見ると死の呪いをかけてくる。 「大ッ嫌いよぉ!」が口癖。後に通常敵として帰ってきた。 死神アッサムとは友達で、戦闘時にはよく呼ばれて出てくる。愛称はタナちゃん。 ただし、その不幸体質に目をつけて同属に引き込もうとした死神アッサムこそ、 彼女を死に導いた原因である。(あくまで死神視点での善意なのだが) Pワールドにてアナンタ達はその場面に遭遇し、タナトスを死の運命から救い出すことになる。 ちなみに未完成のマフラーは主人の涙と無念を吸収して、愛しい男を捜して自ら空中を飛び回り、 目がないので人の首に巻き付いて確かめては別人だったら絞め殺すという、天界でも特Aクラスの 呪いのアイテムと化していたが、後に面白がったベネットの強力な武器となった。 #endregion #region(青)早耳のフリーズ,close) &bold(){青)早耳のフリーズ} 噂を集める能力に長けた、氷の妖精。 勇者に憧れる妖精王女エイディーンがダンジョンの情報を収集する為にこっそり放った妖精だったのだが、 当の本人は二時間もしないうちに使命を忘れて、適当に寒い所を見つけて時間を潰していた。 倒された後、アナンタ達がよく言い聞かせたので、今はちゃんと任務をこなしていると思われる……多分。 尚、フリーズが持っていた「コールド許可証」は王女の非公式発行物である。 得意技のトラウマフリーズ(氷にまつわる嫌な話を聞かせる)は実はわりとポピュラーな技だったらしく、 後に雑魚敵が使用してきたことにアナンタ達のツッコミが入った。 #endregion #region(青)アースドラゴン,close) &bold(){青)アースドラゴン} 人や家畜、更には他の魔物をも丸呑みにし、機嫌が悪い時は地震を起こして 何もかも無かった事にしてしまう、悪名高き緑色のドラゴン。 かなりの巨体なのだが、どうやってダンジョンの中へ入ったのかは謎。 年を取ったドラゴンほど取れる素材が優秀なものになる為、 古くから活躍するこのドラゴンの皮も期待を裏切らない優秀な鎧へと姿を変えた。 六魔の「地竜」とは別物。 #endregion #region(青)やさぐれシーリー,close) &bold(){青)やさぐれシーリー} 「癒しのシーリー」という名前で真っ先に狙われた所を見殺しにされた後も、エイディーンの我がままに 振り回され続け、挙句に『特)天運のペンダント』の効果を証明する為「雑誌の懸賞だけで一ヶ月生活してみる!」 という酷すぎる企画をやらされて我慢の限界を超え、いい加減グレてみたシーリー。 そんな彼女の唯一のワル自慢は、おでんの屋台を盗んだ事である。ただし食事代を払ってからと吹っ切れず。 流石のエイディーンもこれには責任を感じ、彼女の髪を金髪に染めてテコ入れした……。 お陰ですっかりやさぐれた状態でだんじょん村の氷室奥の洞窟内を徘徊している。 攻撃も乱暴で凶悪なものになり、メンチを切って禁煙パイポを吹かすわ、カツ丼喰ってぶちキレるわで、 釘バットを振り回して襲いかかってきた為、アナンタ達に成敗された。 その後も、変わらずエイディーンのお供として「狂犬シーリー」と呼ばれて周囲に恐れられている。 後に一団を結成し、総長シーリーとして裏ダンジョンを暴れ回る。 #endregion #region(青)魔女を継ぐ者,close) &bold(){青)魔女を継ぐ者} 魔女っぽい恰好をしている少女魔法使い。とある板張り通路のエリアにある部屋の入口に 「研究中、弱い奴は邪魔をするな。強い奴は歓迎」などと告知して、挑んでくる者を待っている。 魔女を継ぐ者と名乗っているが、かのメリサンドとは全く面識がなく、彼女が幼い頃に近所の崖から、 古の魔女が持っていたといわれるブローチを発掘して魔女になることを夢見るようになったのが由来。 狂信的で周りに合わせることを知らず、皆の冷ややかな目に見守られながらダンジョンに旅立ったが、 狂信故の研究熱心と、素質が超一流だったこともあり、魔女を名乗るに相応しい実力を身に着けている。 将来は本当に伝説に名を残す魔法使いになるのかも知れない。 戦いにおいても魔法攻撃は特徴的で、炎冷雷水地のそれぞれに状態異常を合わせた魔法を多用する。 また詠唱ターン後の隕石降雨魔法(メテオ)は強烈である。 #endregion 第四層 #region(四ツ足の神獣,close) &bold(){四ツ足の神獣} 古き神々が造り上げた合成獣。グリフォンに似た姿だが、よく見ると色々と混ざっている。 森のマップの一角に潜み、近づく冒険者を無差別に襲っていた。 神の獣の名を持つだけあって、今までの獣とは格の違う攻撃力、敏捷性を持つ。 驚異的な突進力で敵を吹き飛ばし、窮地になれば『極彩色の風』という多重状態異常技を放つ。 その実態は、死んだ天使の羽、馬、狼、鳥を寄せ集めて合成した、神獣とは名ばかりの「失敗作」。 能力的には文句のない出来だったものの、うっかり耳を付け忘れた為に制御ができず暴れ回り、 結局諦めてダンジョンの奥深くに不法投棄したという、冗談のような経緯。 早々にダンジョンに押し込められたお陰でまだ被害は少なかったが、 (少々大げさだが)こんな物が何頭も造られたら世が滅ぶとはガイウスの言。 飼い主の責任を問いただしたいが相手が神では…と言いつつも、地上に降りてきたら殴ってやりたいとの事。 元は何かの見張りの為に実験的に造られた物らしいが、一体何の見張りだったのかは最後まで語られていない。 #endregion #region(煉獄姫ニャル,close) &bold(){煉獄姫ニャル} &italic(){「あら、すっかりやる気みたい。こんな所まで人が来るのも珍しいし、} &italic(){ 退屈凌ぎに相手をさせてみるかな……。} &italic(){ おいで、ツィード!今日はご馳走よ。」} 煉獄の炎の中で生まれたプリンセス。長い黒髪、黄のミニスカスーツにガーターハイソ姿、 赤い瞳、白い肌にあどけない笑顔が魅力的な容姿だが、その裏に恐ろしい素顔を隠し持つ。 戦闘開始後ほぼ直ぐに、強力な噛み付きを放つ番犬ツィードアラームを呼び寄せる。 彼女の右腕として久しく倒される事の無かったそのツィードが倒されるか、 援軍など知らぬとばかりに彼女に一定以上のダメージを入れると挑発的な態度でモードチェンジし、 銀髪で褐色肌の妖艶で恐ろしげな本性をさらけ出す。 溶岩やプロミネンスを操り、強烈な炎属性の攻撃を繰り出してくる。 溶岩のダンジョンで謎の歌が聞こえるという噂の調査に出た冒険者達が尽く敗走していたが、 実は彼女は歌好きであり、恥ずかしいので人に聴かれないよう隔離された場所でこっそりと練習していたのだ。 誰も来ない筈の溶岩に囲まれた中州で練習中、突如現れたアナンタ達に炎よりも真っ赤な顔をして マグマをぶつけ迎撃したのが真相である。 ちなみに彼女が変身したと聞いたガイウスは、歌と魔法と変身の組み合わせから魔法少女と勘違いし、 変身のかけ声がないことに憤慨。そりゃ懲らしめられて当然だ、変身するにも矜持があると一説ぶってみせた。 誤解は直ぐに解いたが、妙なところで妙な拘りを知ってしまった一幕である。 なお、裏Dに宮殿を構える「夜魔アルプ」はニャルの腹違いの妹にあたり、姉に屈折した感情を抱いている。 #endregion #region(ハッスルマッスル,close) &bold(){ハッスルマッスル} &italic(){「きつそうだな、同志よ。だが、筋肉の頂点はまだまだ遠いぞ! レッツビルドアップ!」} &italic(){(ハッスルマッスルはアナンタに満タンドリンクを使った。アナンタは体力が全快した。)} 巨体の獣人。四本腕で悪魔の角と羽と尾を生やした筋肉の化身。 常に汗まみれのポージングで相手を出迎える、武闘派という言葉も馬鹿らしいほどの筋肉バカであり、 プロテインと筋肉にしかこの世界の価値を見出せない超バカである。 遠くから爆弾を投げ込んでもポージングして笑って立っていたという鋼の筋肉の持ち主。 煉瓦造りのダンジョンの一角、輝く床のフロアで待ち構えている。 彼の戦闘は肉弾専門で「マッスルの宴」で全員の筋力を上げる一方、精神値をゼロに下げて魔法攻撃を 無意味にするという、魔法使いにとって致命的な状況を作る。…ハズなのだが、戦術如何によっては アナンタに限らず、ある人物の本領(本性?)発揮とも言える壮絶な戦いぶりを垣間見ることも出来る。 バカだバカだと言われているが、戦闘中に己と同じ匂いを感じ取ったアナンタを回復させたり、 瓢箪の中に吸い込まれたアナンタの代理役を頼まれて「困っている女性を放っておけない」と演じたりと、 その人柄や口調はインペリアルサンダーとは別の意味で紳士である。 そのせいか、ここのみならず後にいろいろな場面で出てくる。 彼を拳で倒したと報告すると、アナンタの方がハッスルマッスルよりもヤバイじゃないか、大丈夫かこの村…。 もう王都の騎士団に囲まれても無傷で突破できるのでは、などとガイウスに呆れ混じりの驚きを示される。 過去に人形師のアヤメさんの協力で四本腕のリカちゃん人形を販売したが、 腕よりマッシブさで世界中の子供たちが泣いたので一ヶ月で製造中止になった。 現在はダンジョン内にて筋肉製薬(株)を経営。[[マッスルドリンク]]などを製作しているようだ。 #endregion #region(魔界紳士インペリアルサンダー,close) &bold(){魔界紳士インペリアルサンダー} 魔界でも屈指の貴族。千の部下を従えるが、決闘は自分のみで行う骨のある男。 名前通りの雷属性のみでなく、強力な水攻撃や打撃、斬撃スキルも持ち合わせている。 斬雷両方の耐性が必要な、必殺の「スパーキングカイナ」の前に泣かされたプレイヤーは多いハズ。 ちなみに手配書のグラフィックは黒の体に赤のラインだが、実際は黄色のラインである。 彼が落としていく「紳士ガントレット」は純金製で格好いいのでアナンタのお気に入り。 しかし裏面には彼の名前が書かれている。 #endregion #region(『太陽と月の姉妹』,close) &bold(){『太陽と月の姉妹』} &italic(){ツクヨミ「勝ったら幸福堂のケーキいこう!姉さん、ケーキだ!」} &italic(){アマテラス「この末法の世に、新しい価値観を創ってやろうと言うのだ。大人しく我らが威光に平伏するがいい!」} 遠い和国から流れ着いた姉妹神。 和国でも有名な上位神なのだが、時たま姉妹ケンカで天界はおろか地上にも被害をもたらすなど、 人間と変わりない雰囲気や生活態度である。(参考→:[[☆しっぺ返し]]、[[★天叢雲剣]]) だんじょん村周辺を支配下におき、新しい国を創ろうと企んでいるが、実際は美しい容姿をウリに、 手作りの土器や土偶を高額で売りつける地味な信仰の押売りばかりである。 白地に赤の装束の姉の貴神アマテラスは朝と昼を司る神で、紫色でミニの装束の妹の貴神ツクヨミは 夜を司る神。それぞれが交互に輝き、お互いの能力強化を行なう戦闘を得意とする。 ちなみに戦闘開始時は夕方6時を済んでいた為、アマテラスは眠っている…。 結局は妹の策略で起こされるハメになるのだが、姉妹のどちらかが倒れると片方の士気が低下してしまう。 #endregion #region(43F番人)赤竜ゲオルギウス,close) &bold(){43F番人)赤竜ゲオルギウス} ※[[こちら>キャラクター考察3]]を参照。 #endregion #region(青)はらぺこイエティ,close) &bold(){青)はらぺこイエティ} 女神オブダンジョンに三時のおやつを提供していた神器「夢の箱」を盗んだ食いしん坊モンスター。 イエティ=雪男だけあって冷気属性の攻撃を仕掛けてくる。 女神様は、あの箱が開いたら世界は悲鳴に包まれるなどと壮大な危機を示したが、本音はおやつを食べ 放題で子供たちが虫歯になり悲鳴をあげるという意味で、人見知りな女神様の精一杯の言い訳だった。 余談だが「夢の箱」には盗難防止のロックが掛かっていたため、イエティが開けることは出来ず、 必死に開けようとした名残の凹みやひっかき傷で惨めな姿になっている。 後にこの箱は、高い密閉性を見込まれとある別の機能を持つアイテムに生まれ変わることになる。 #endregion #region(青)クロノトラベラー(36F),close) &bold(){青)クロノトラベラー(36F)} 36F、下層行きの階段付近に現れる、時空間を回遊する古代海竜のようなモンスター。 ワニとイルカを混ぜたような白っぽい姿で、胴体に時計が埋め込まれている。 調査したアデラ曰く「会いたい時には会えない、会いたくない時は邪魔になる困った奴」。 水属性の攻撃以外にも、時間を止めてこちらの行動ターンを遅延化させるという反則技を持つ。 余談だが、キャラクターの名称と技の元ネタは童話「ピーターパン」に登場した時計ワニ (フック船長の腕時計付きの右手を食べたワニ)と思われる。 #endregion #region(青)氷雨の騎士,close) &bold(){青)氷雨の騎士} 露出度の高い衣装を身に纏ったエルフ耳の魔法騎士。氷の槍を武器とする。 氷属性の技を繰り出す以外には、闘気を氷の鎧に変えて纏い能力強化と火属性の軽減を同時に行う。 更に力を溜め狙いすました後の氷の槍の刺突は、ターゲットを引きつける効果をも解除する。 彼女が落とす「あぶない鎧」は、露出面が多すぎるのでビキニ水着に近いデザイン。 しかも装備可能者が偽装されており、宿屋イベントでその真実が判明する。 #endregion #region(青)水嫌いのオルホス&火を恐れるジャンシー,close) &bold(){青)水嫌いのオルホス&火を恐れるジャンシー} 身体周りに光を纏うカバ型モンスターオルホスと、キョンシーのような容姿のジャンシーのコンビ。 名前の通り、オルホスは火属性で水属性攻撃を嫌い、ジャンシーは水属性で火属性攻撃を嫌う。 だが、お互いが互いの弱点属性を軽減、防御する技を使い、コンビコンボ攻撃をしてくる強敵。 実はジャンシーはこういう容姿ではあるがアンデッドではなく、普通に水属性のモンスターである。 しかし前述の理由から、初級冒険知識に頼って火属性攻撃を選択してくる冒険者達にうんざりしていた頃、 水が嫌いなカバ=オルホスと出会った事でコンビを結成。ゴールデンコンビ快進撃が始まった。 ちなみに、このコンビを倒した際に特殊アイテムを落とすのはジャンシーだけである。 #endregion #region(青)アリス・アシュトレーテ,close) &bold(){青)アリス・アシュトレーテ} アリス、という名前だけで、勘違いされて不思議の国に誘い込まれた少女。 理不尽な目に合わされ続けた彼女は遂に切れ、。住人達を知恵で騙し、時には力で訴え、 半年後には夢の国を支配下に置く女王にまで昇りつめた。 しかし、夢の国の王となったアリスの身体には時間が作用しない為、成長しない自分の 小さな身体に不便を感じた彼女は手下達を使って膨大な魔力を集め始める。 更に絵本という世界概念を覆すために、キャラクターに時間の概念を加えた退屈の無い 世界を創り上げようとしていた。 ミニチュア王国を彷徨っていた熊のぬいぐるみのような魔物スタッフ・トイは、アリスの 魔力貯蔵タンクであり、有事の際はアリスに吸収され、彼女の戦闘能力に加算される。 新しい人類・イルヴァに次ぎ、表ダンジョン編における最強のボスキャラであり、魔力が いっぱいのスタッフ・トイを吸収した「完全体アリス」の戦闘は凄まじいモノである。 #endregion ※表Dクリア後 #region(青)『エイディーンと愉快な業深き者達』,close) &bold(){青)『エイディーンと愉快な業深き者達』} &italic(){エ「……あ、あくまでシーリーがはぐれたわけで、私が迷子になったわけじゃないのよ?」} &italic(){ ここ大事だから勘違いしてないでね?ね!?」} &italic(){レ「グガガッ……。 チチ……シリ……フトモモ……!」} &italic(){カ「グ、グググッ! ア、ア、アナンタさん!} &italic(){ 私に構わず早く逃げちちしりふともも!} アジ・ダハーカ討伐後、表ダンジョンにてお供のシーリーやスルーアとはぐれて&s(){迷子になり} 独り彷徨っていた妖精王女様。 当初は独りで戦いに挑むが劣勢を強いられた為、お得意の魅了術で(違うものに)魅了されてしまった、 勇者になる事に憧れる少年冒険家レックスを呼び寄せる。さらにカナヅチ妖精をも魅了して呼び寄せるが、 どうやら本人は進んで魅了されたようなので、どのみち遠慮はいらない。 会話イベントからギャグにも捉えられるが、実際は物理・魔法・状態補助とバランスの取れたボスパーティ。 この戦闘後、エイディーンは自身が身に着けていた腰巻を奪われることになる。ただの腰巻かと思いきや、 意外にも物理防御や耐性補正があり優秀な装備である。 しかも、エイディーンの家の箪笥(たんす)にはこれと同じのが何枚もあるらしい。 #endregion #region(青)アンデッドヒーロー,close) &bold(){青)アンデッドヒーロー} 怪しく光る翼を持つ、かつての聖女の仲間の一人。 一人だけ地獄へ堕ちたので、淋しがっている元不良。 ※[[★ストリキニンナイフ]]参照。 アジ・ダハーカ討伐後、地獄から抜け出して表ダンジョンをふらついている。 三属性の魂のオーブを召喚し、一定ターン終了後にそれらを自爆させて大ダメージを与えてくる。 そしてそれは、長期戦になると数も増える厄介な存在である。 #endregion ------ - フラグ -- 死 (2014-07-14 13:49:22) #comment
**中見出し *表ダンジョンボス キャラクター設定 ※こちらは「らんだむダンジョン」に登場する賞金首、青人魂、赤人魂などの一般ボスの詳細をまとめるページです。 &color(red){&bold(){※物語に関わる情報や、一部のキャラクターの正体などネタバレ全開なので、閲覧時は注意。}} &bold(){※ 以上をわきまえたうえで、各キャラクター名の+部分をクリックして展開してください。} ※主人公やパーティー加入キャラは[[こちら>キャラクター考察]] ※だんじょん村の人々などは[[こちら>キャラクター考察3]] ※一部のイベントボスは[[こちら>キャラクター考察2]]にまとめてあります。 ※裏ダンジョン、Pワールドのボスは[[こちら>ボスキャラリスト2]] *《表ダンジョン》 第一層 #region(レッドスーツ,close) &bold(){レッドスーツ} ゴーレムを従えた赤いスーツにステッキの小男。 自作のゴーレムのテストとしてダンジョンで冒険者相手に暴れている。 ゴーレムばかり作っている変人で、とうとう街を追い出されダンジョンでゴーレム開発を続けていた。 その動機は自分の娘に悪い虫がつかないようにするための最強のボディガードを造ること。 娘さんは大迷惑である。 ゴーレムは精神構造が単純なため混乱・睡眠のような精神攻撃に弱い。 そこで混乱耐性のないゴーレムと睡眠耐性のないゴーレムに、耐性があるような名前を付けて 弱点をカモフラージュしている。実際は混乱耐性ゴーレムは混乱に弱く、睡眠耐性ゴーレムは睡眠に弱い。 なお、裏ダンジョンではマスターゴーレム2体を従えて、汎用ボスとして挑んでくるのだが、 実はゴーレムの方は相変わらず睡眠と混乱が効くし、レッドスーツ本人は沈黙させると何もしてこなくなる。 とはいえ効く確率は低くはないが高くもないので、当てにしすぎると痛い目を見る。 #endregion #region(ユキメ,close) &bold(){ユキメ} 冷気を操る青い防寒服の少女。傍に寄るだけで猛烈な寒さに襲われる。 ダイヤモンドブリザードの継承者。 可愛らしい女の子だが、どこに住もうと寒すぎると追い出されてしまい、定住できない不憫な子。 浪花節に弱いらしいガイウスもその境遇には同情していた。 後日、その可愛さに絆されたシズナの案で、村の西のホラーハウス(元氷室)を6000Gで買い取り、 巣くっているアンデッドモンスターを駆除して彼女の家として提供することになる。 小屋の周りに花を植え、表面を小麦粉で仕上げた雪だるまを設置するなど、 ユキメが寄って来やすいようにと環境を整えたが、時折様子を見に来ても目立った変化はなく、 シズナの努力も無駄に終わったかに見えたが……。 #endregion #region(誘惑のエイディーン,close) &bold(){誘惑のエイディーン} &italic(){ス「生き残るには例え回復魔法を使えてもそれと悟られるような名前を付けちゃダメよ、} &italic(){  私を見習いなさい」} &italic(){エ「ってあんたた使えるの!? シーリーに使ってあげなよ!」} アゲハ蝶の羽を持つフェアリーランドの王女様。腰巻一枚のほぼ裸族。 子分の癒しのシーリーとお目付役の惰眠のスルーア・マイのお供二人を引き連れて冒険を始め、 「勇者になるわ」と言いつつ、何故か人間をしばいて賞金をかけられていた。 ガイウスもソロで挑んだことがあるが、魅了されっぱなしでフルボッコだったとか。 シーリーを弄られ役とする面白三人組で、勇者を目指すより漫才トリオの方が早いとの評は的確。 アナンタ達に追い返された後も、シーリーをぐれさせたり、ぐれたシーリーにテコ入れしたり、 そのシーリーと共に雇用妖精の一角を為して王家の秘宝を持ち出したりと、 毎度ロクなことをしていないお騒がせプリンセス。 なんでも妖精界では「千年に一度の偉人(奇人)」と讃えられているとか。 #endregion #region(狂った主従関係,close) &bold(){狂った主従関係} &italic(){ 「ああ、お嬢様、なんてことでしょう……!探していたお嬢様の首が目の前の敵にありますわ!」} &italic(){ 「あらあら、仕方のないお嬢さまですこと……。私の手袋を血に染めろと仰るの」} 首なし馬に乗った首のない令嬢と、残酷な笑みを浮かべたそのメイド。 メイドは狂気の世界にアナンタ達を誘い、ねじ曲がった刃物を振り下ろしてくる。 その実力は第一層で群を抜き、その不気味さもまた群を抜く。 世界中で見かけられているが、何故あんなことになったのか、いつから探し続けているのか、 その詳しい事情は殆ど知られていない。眉唾だが、二人とも貴族の家柄で幼馴染同士だったが、 一方が没落してもう一方にメイドとして雇われた屈辱の関係だという噂が入ってきた程度だとか。 倒すと狂おしいまでの嫉妬と恨みの込められた不吉な刃物を残していくが、 そこには憎しみだけではなく、後悔や懺悔なども混じった複雑な念が渦巻いている。 裏ダンジョンでは汎用ボスとして登場するが、共にいたメイドの姿はなく、 代わりに首のないヘッドレスワンを連れている。 どちらかがメイドの変わり果てた姿なのか、それとも…… #endregion #region(10F番人)赤い鱗の竜,close) &bold(){10F番人)赤い鱗の竜} ※[[こちら>キャラクター考察3]]の赤竜ゲオルギウス参照。 #endregion 第二層 #region(阿修羅,close) &bold(){阿修羅} 石のダンジョンに座する三面六臂の剣士。 全ての腕に剣を持ち、圧倒的な攻撃力と手数で勝負する武闘派の巨人。 魔法の類は一切使わないが、防御力を高めた前衛が上手く盾役を務めないと回復役から崩される。 通常、苦悩、憤怒の3つの顔を持ち、正面に来る顔のタイプで順に攻撃パターンが苛烈になる。 収奪品の阿修羅自在剣は、彼の六振りの剣から人間でも使えそうなサイズの二振りを拝借したもの。 片方は普通の刀で、もう片方は両刃の短剣。状況に応じて片手で使い分けているそうな。 以下、ガイウス氏の戦闘講座。 主人公達と同じように敵にもオーバードライブゲージと必殺技があり、 攻撃を繰り出す、攻撃を受ける、孤独や瀕死状態の時は上がりやすくなる。 手数が多くて最初から一人しかいない阿修羅はODゲージが溜まりやすい。 その為、複数のボスを同時に瀕死に追い込むのは危険。 敢えて雑魚を残してやるのも戦術の一つになりうるが、それで楽になるかはケースバイケース。 ちなみに裏ダンジョンにも汎用ボスとして登場。 剣を取られたことを怒ってるのか怒髪天となり、 より強力な斬撃攻撃と、部下なのか二日酔い天狗を二体連れての参戦となる。 #endregion #region(復讐者ネレイド,close) &bold(){復讐者ネレイド} 水が流れるダンジョンの奥にいる銀髪の姉シレン、金髪の妹シレーネの人魚姉妹。 混乱、沈黙、睡眠などの強力な催眠歌で人間達を水底に引きずり込んで遊んでいる。 彼女らのような状態異常のエキスパートにはガイウス氏も現役時代に大変苦戦したとか。 姉妹でのコンビネーションを得意とし、どちらかが倒れれば残った側がショックで凶暴化してしまう。 倒した際は、妹は姉に依存気味で精神の平衡を失い、姉は水底に沈む妹の姿が美しいと破滅的な愛情を見せる。 数百年前にあったネレイド戦争という、とある地方での人とネレイド(人魚)の縄張り争いで、 女王を殺した怨敵できある人間の戦士に老化の呪いと、子々孫々に影響する女王転生の呪いをかけたネレイド達の一員。 アデラの父が海に捨てた怨敵一族の剣ネレイドデスは彼女らの下に流れ着いていた。 ネレイドデスを所持することは怨敵を前にした場合、剣の魔力が発動してネレイドの魔力障壁は無力化されてしまう。 アナンタ達が女王の杖を所持している場合、それを知ったシレンが取り乱すが、 シレーネが「奴らの力は感じない」「女王を殺した一族ではない」「私達の力はちゃんと生きている」と妹を諭し 失われたネレイド女王の杖を取り戻そうと全力を出すため強さが豹変する。 #endregion #region(マグマイーター,close) &bold(){マグマイーター} 火のダンジョンに潜む、マグマから生まれ炎を食べて生きると言われている巨大な火の鳥。 中級蘇生アイテム「マグマイーターの尾」の素材元で、仕入れの際はこの鳥から命がけで尾が採集される。 賞金首でもこの辺りになると大物と呼ばれる部類。 破滅的な炎のラッシュに加えて、飛行属性により直接攻撃が効きにくい。 自ら呼んだ火喰い鳥を喰らって力を増す。デスブレンドマグマには要注意。 翼のある敵に例外なく投擲がよく効き、逆に斬撃や打撃などの直接攻撃は軽減されてしまう。 羽毛はアナンタ用の煌びやかな重鎧になったが、後日骨がわんわんグルメとして高価買取されている事が発覚した。 #endregion #region(ベヒーモス,close) &bold(){ベヒーモス} 森のダンジョンの一画を縄張りとする黒く雄々しい双角を備えた巨獣。 自らの縄張りを荒らすものに対しては極めて攻撃的で、シンボルの側に寄っただけでも突撃してくる。 とんでもない膂力の前には、生半可な力で挑んでもまともな抵抗も出来ないまま終わるだろう。 戦闘力、攻撃力共に高く、力を溜めてからの強力なコンボ攻撃によるパワーファイトを得意とする。 神話の中では超食欲旺盛で、百の山を一晩で丸坊主にしてしまうと言われているビッグネームであり、 討伐報告の際には、当たり前のようにそれを成し遂げたアナンタ達の成長力にガイウスも驚きを見せた。 このベヒーモスの別言語での読みが巨大竜バハムートの語源にして発生源。 本来架空の竜の名前として使われたものが、人々のイメージによっていつしか本当の竜を生み出してしまった。 その頑丈な革は優秀な素材として有名であり、討伐したと聞けば冒険者仲間から何に加工したのかと 興味の的になることも珍しくない。ちなみに有名どころは武器や鎧やマントだが、アナンタ達が作った のは妙に地味な「ベルト」であった為、話を聞いたガイウスが笑いをこらえるのに苦労していた。 ちなみに、このなめし革を世界一日当たりがよい砂浜(砂が焼けた鉄板に等しく海水浴は無理)に埋め、 百年かけて太陽の力を溜め込んだものが強力な防具「お日様のマント」である。 裏ダンジョンではキングベヒーモスというモンスターが登場するが これが戦ったベヒーモスの進化した姿なのか、あるいはベヒーモス種の王なのかは不明。 #endregion #region(20F番人)両目を塞ぐ悪魔,close) &bold(){20F番人)両目を塞ぐ悪魔} &italic(){「アジ・ダハーカの卵……?まさかとは思うが……} &italic(){ お前ら、その卵の力をたくさん使ったか?」} &italic(){「……そうね、しばらくどいておいてあげるわ。} &italic(){ 行ける所まで行ってみるといい。} &italic(){ 奥の、奥の、暗い底まで……」} 表ダンジョン20Fにて下層への道を守る、氷属性の青い女悪魔。斬撃及び冷気系、睡眠攻撃を行い、 その際眠ったキャラを次のターンで即死に追い込む「背徳の抱擁」なる技を持つ。 闇の眷属である悪魔らしく「正義」属性の武器にはめっぽう弱い。 アジ・ダハーカの卵を持っていると、戦闘開始時に卵の力を使ったかと質問をしてくる。 アナンタがたくさん使ったと答えれば、卵は偽者と判断する。 なぜなら、人間が悪龍の力を多用して生きていられるはずはないのだから……。 そしてアナンタ達に敗れると意味深な台詞を告げ、先に進むように促しどこかへ消えた。 しかし、21Fにて下層階段の手前には大きな池があり、向こう岸に渡る手段が尽きたアナンタたちは 途方に暮れるが…。 #endregion #region(青)バカンス鬼,close) &bold(){青)バカンス鬼} ベヒモスの縄張りがある森の南側のMAPで出会うバカンス中の鬼。略してバカンス鬼。 長い黒髪で虎縞ビキニに浮き輪姿の鬼娘で、地上の砂浜に男漁り目当てのバカンスに来ていたが、 魔物だらけの地獄から来た為にリゾートじみた自然豊かなダンジョンを地上と勘違いしており、 「鬼、バカンス中。カッコイイ男の子大歓迎!」 などと看板を立てて、ヤシの木繁る小島で待ちかまえつつ何故男が寄ってこないのかと首を傾げていた。 鬼らしく強さを好む嗜好があり、勘違いを教えてあげると敵意もないのにお礼と称して一戦吹っかけてくる。 頭の角に雷を落として何十年分もの雷エネルギーを貯える雷鬼という種族で、 雷属性の攻撃を主体とし、魔法よりも雷気を帯びた格闘戦が真価というパワフル娘である。 アナンタ達に敗れて角が取れてしまったが、本人はトカゲの尾のようにまた生えてくるので問題ないと 大して気にせず、浮き輪を振り回しながら地上へと遊びに走って行った。 #endregion #region(青)マンイーター,close) &bold(){青)マンイーター} 背中に羽状の器官が生えた奇形の臓器を備えた、這うような姿勢の異形の人型魔物。 二体のポイズンスネークを従えてアナンタ達に襲いかかってくる。 ボスとしては本体以上に、防御低下と毒や麻痺などの状態異常攻撃を仕掛けてくるお供の蛇が厄介。 名前通りに人や牛を襲う不気味な魔物だが、目当ては肉ではなく臓物。 無数の穴が開いた膨らんだ羽から取り込んだ外気を体内の毒で甘い瘴気へと熟成させ、 それを放って獲物を昏睡状態にしてから喉に喰らい付くと言われている。牛等の臓器を抉られた キャトルミューティレーションじみた死骸が草原に放置されていたら、この魔物の存在を疑った方がいい。 #endregion #region(赤)新しい人類・イルヴァ,close) &bold(){赤)新しい人類・イルヴァ} 表D・第二層の黒床エリアの一角に設けられていた無人の研究施設。 そこは、かつて天界の神々が考案した「新人類計画」、これまでの人類とは違って強力な生体兵器とも言える 生体エネルギーではなく魔道エネルギーで動きあらゆる人間を上回るヒューマノイドを人工的に創り上げて 人間に取って代わらせるという計画を、一部の神が地上に堕とされてなお研究し続けた場所だった。 既に研究所内には人気は無く、代わりに計画責任者らしい人物の手がけた完成予想図 (ほとんど全裸の女性型武装ヒューマノイドのイラスト付き)と、ヒューマノイドを製作した事への後悔と、 造り出した新人類を止めてくれるような頼みが書かれた置き手紙があるだけ。 しかし、意を決して奥に進むアナンタ達の目の前に現れたのは・・・ &italic(){「モエナイ?ソンナコトハナイ。ワタシとタタカッテミレバワカル。オッパイミサイルとかデルカラ。」} 「イルヴァ」という名札を付けたスクール水着を着た、デザイン図とは大幅に違う二頭身のヒューマノイドだった。 本人曰く「オッパイミサイルは出る」というが、赤髪の大きな頭にドラム缶の様なずんどうボディに女性的な フォルムは微塵も無く、金属質感の肌にフレキシブルアームのまるで夏休みの工作ロボットのような容姿である。 ふざけた容姿ではあるが兵器よろしく戦闘能力、及び攻撃力は高く、らんだむダンジョンシリーズ内で 「無理ゲー」と呼ばれるボスキャラ群の一体でもある。目からのビームやロケットアームを発射だけでなく、 時には攻撃予告をしておいて燃料ドリンクを飲んで回復を行うなど油断ならない相手である。 彼女を破壊した後、その名札はアナンタによって盾となる。 戦闘勝利後になってみれば、制作者自身の失敗が伺えるギャグの様な存在。 #endregion 第三層 #region(風刃ヒルコ,close) &bold(){風刃ヒルコ} 水色髪のポニーテールに褐色肌、赤いヘソ出しルックの少女剣士。 二刀使いの冒険者で、風を操る「風神の羽衣」という神器を手に各地で暴れていた。 自分の強さを鼻に掛けて他の冒険者に危害を加えていたが、神器の風の力と持ち前の剣術が合わさって 並の者では手が付けられなくなっていた為、懲らしめてほしいと賞金を掛けられていた。 男相手でも屁でもないと胸を張っていた分、同じ女性冒険者であるアナンタ達に敗北して鼻っ柱を叩き折られ、 猛烈な勢いでだんじょん村を南へ抜けていったという目撃証言をガイウスから伝えられるが、 後日ハンターオフィスで姿を見かけるようになり、「ござる」口調で自分はヒルコではないと言い張りつつ、 真面目に冒険者として活動している。バレバレではあるが、周りはツッコまない模様。 裏D編では進入に必要なレベル120には達したようで、ケルベロスの穴について教えてくれる。 [[そしてそれだけではなく……>ボスキャラリスト2]] #endregion #region(幽霊船,close) &bold(){幽霊船} &italic(){「はぁあ…どんだけ強くても馬鹿に倒されたらこれか……} &italic(){ 積荷を取られまいとしてた海賊も、ガン無視に終わったら虚しいわなぁ」} かつて、大海を荒らしまわり、数多くの財宝を奪った伝説的な大海賊の船。 自分達の死も分からず、幽霊船となった今も、財宝を狙う者達を返り討ちにするため襲いかかってくる。 船からの砲撃に加え、スケルトン化した乗組員のなれの果てを率いて襲いかかるが、単純に賞金首として 戦いに夢中だったアナンタが甲板に乗り込み大暴れして、船に穴を開けまくったせいで積荷を確かめる 間もなく海に沈んでしまい、彼らが守ろうとしていた財宝もその存在に気付かれる事なく運命を共にした。 伝説の財宝を前にしてレイピア一本の戦果という討伐報告には、ガイウスも呆れの溜息しか吐けなかったようだ。 Pワールドでは幽霊船と化す前の海賊船が登場。その船上で旧王ダゴンと戦うことになる。 #endregion #region(底の女,close) &bold(){底の女} 杖を突き、ミイラのように全身に包帯を巻いた、不気味な女魔法使いのアンデッド。 冒険者を深い穴の淵へと誘い込み、自らと同じ運命を辿らせる。 戦闘開幕と同時に、どろどろに腐って溶け崩れた顔で笑みを浮かべ、一定ターン回復不能の呪いを かけてくる。 かつてダンジョンに挑んだ冒険者のパーティーがいた。 ある時パーティーの一人が足を滑らせ、深い穴の中へ落ちて負傷してしまう。 その場で助ける手段が無く、必ず戻ると告げて仲間達は離れたが、 暗い穴の底で彼女がいくら待ち続けても仲間達が戻ってくることはなかった。 ある者は、救助は無理と判断して切り捨てたのだと言う。 またある者は、彼女を助けるために焦って休息を取らずにダンジョンに戻ったせいで、 辿り着く前に全滅したとも言う。 様々な憶測はあれど、結論として彼女の救助が間に合わなかったという悲劇が生んだ、悲しい物語。 Pワールドにおいても同様の事件が発生したが、 こちらでは件のパーティーに老戦士ハールバルズが付き添ったことで、女性冒険者の救出に成功する。 そしてハールバルズはアナンタ達を誘って改めて洞窟に挑み、洞窟内の脅威であったシャドウビーストの討伐を果たす。 その際、アナンタ達が最初に眷属たるシャドウサーバントに襲われたエリアは、 元の世界で「底の女」と戦ったエリアでもあった……。 #endregion #region(災厄の種火,close) &bold(){災厄の種火} 第三層・溶岩地帯の台座で燃え盛る、近づくだけで災いが降りかかると言われている悪魔の炎。 とは言っても、タンスの角に足の小指をぶつける等、呼ぶ不幸はセコい。 多くの冒険者が挑んだが誰も倒せず、プチ不幸状態になるのがこっそり周りに面白がられてもいた。 ただし実力だけは本物で、炎耐性も防御力も必要になる強敵、とは手配書に書かれていたが……。 戦闘中、過去に戦った「赤き鱗の竜」と「マグマイーター」を召喚してくる。 本物でこそないが実力は遜色なく、一時はこちらの危機感を煽ったが、再生怪人の法則というべきか、 初戦時とは比べるべくもなく成長したアナンタ達に、弱点の冷気に長けたアイが加わった新パーティー を相手に当時のままの強さでは敵う訳もなく、いっそ哀れなほどあっけなく鎮火されてしまった。 その燃え尽きた後には「不幸のオーブ」という小さな結晶が遺され、 不吉だと反対する周りを押し切って持ち帰ったアナンタが管理することになる。 その後、アナンタは箪笥の角で足の指をぶつける回数が三日で十三回を越え、宿の階段から豪快に転げ 落ちたりもしたが、本人は「これはきっと関係ないし、凹むのはきっと箪笥の方だ」という気概で生き ているので全く気にせず、不幸のオーブもとうとう屈服して只の炎半減装備になってしまった模様。 #endregion #region(30F)フォルネウス,close) &bold(){30F)フォルネウス} 表ダンジョンの30Fに居座る中ボス。 上半身は頭部からアンコウの触角が生えたマッコウクジラに、下半身はタコのような軟体動物の 足が生えたような姿である。雷風を操り、全体状態異常の攻撃を仕掛けるが、雷属性に弱い。 のちに色違いの「リボーンフォルネウス」が一般敵として出現する。 実は名門フォルネウルス家の家長で、妻子持ち。 息子はマナナン海底大学を主席で卒業した秀才であったが……。 名前の由来はソロモン王に封印された72柱の悪魔の一柱で、水域の侯爵。 かつては座天使で、炎の様な瞳、様々な宝石で出来た鱗を持つ巨大な海の化物の姿をしており、 すべての言語、修辞学、科学、芸術に通じていると言われている。 #endregion #region(33F番人)恐れを知らぬ者の恐れ,close) &bold(){33F番人)恐れを知らぬ者の恐れ} &italic(){「……ここから先は人がやっていける場所では無い。} &italic(){ 私に止める力は無いが、覚悟はしておけ」} 表ダンジョン、33Fにて下層への道を守る、上半身が人間の女性で下半身が蜘蛛の悪魔。 蜘蛛だけあって、糸を駆使した状態異常や能力低下の攻撃を得意とする。土属性。 恐怖の咆哮でパーティーを恐慌状態に陥らせ、恐れが効かぬアナンタには操り糸で傀儡として シズナ達を襲わせるという戦法をとる。尤も、後者はキュアオールで正常に戻せたりするが。 アナンタ達に敗れた後、自分を倒す以前にこの階層まで来れたアナンタ達に驚く一方で、 この先の下層の過酷さを伝えるとどこかへと去っていった。 #endregion #region(青)フロッグライダー,close) &bold(){青)フロッグライダー} 巨大なカエルの背にまたがった忍者。忍刀や多彩な忍術を駆使する厄介な使い手であり、 三体に分身しての物量攻撃は脅威。ただ、分身の方は敵名のカーソルでごく普通に本体がバレている。 忍びの隠れ里、というか童心を捨てられず隠れて忍者活動をやっている一般人達であり、 彼だけでなく、平日はサラリーマンやOLをしつつ、休日に忍者活動をと言った具合に、 割と社会的地位がある大人も集まっている、どう見ても同好会みたいなモノである。 ちなみにフロッグライダーの中の人は、平日はナイスミドルな大手お菓子店グリゴの社長。 後に裏ダンジョンにて、同好会仲間である将軍のお供という設定で再登場する。 ちなみに彼らは金持ちなのでヘル達のリベンジ計画には乗らず、それが貧乏な残りの三人の結束を 強めたようである。 #endregion #region(青)少女タナトス,close) &bold(){青)少女タナトス} 首吊り姿が何ともショッキングな死神の少女。 一定ターン後に強制即死させる、いわゆる「死神憑き」の技を放つ恐ろしい存在。 生前は非常に運が悪く、レミングスの大移動に巻き込まれたり、おみくじで凶しか引けなかったリと散々であり あげくに、初恋の人の為に手編みのマフラーを作っていたが、その初恋の人がゲイだった事にショックを受けて自殺。 この動機が神様達のツボに入り、死後は死神として取り立ててもらう事になった。 死んでしまった今でも、幸せそうな人間を見ると死の呪いをかけてくる。 「大ッ嫌いよぉ!」が口癖。後に通常敵として帰ってきた。 死神アッサムとは友達で、戦闘時にはよく呼ばれて出てくる。愛称はタナちゃん。 ただし、その不幸体質に目をつけて同属に引き込もうとした死神アッサムこそ、 彼女を死に導いた原因である。(あくまで死神視点での善意なのだが) Pワールドにてアナンタ達はその場面に遭遇し、タナトスを死の運命から救い出すことになる。 ちなみに未完成のマフラーは主人の涙と無念を吸収して、愛しい男を捜して自ら空中を飛び回り、 目がないので人の首に巻き付いて確かめては別人だったら絞め殺すという、天界でも特Aクラスの 呪いのアイテムと化していたが、後に面白がったベネットの強力な武器となった。 #endregion #region(青)早耳のフリーズ,close) &bold(){青)早耳のフリーズ} 噂を集める能力に長けた、氷の妖精。 勇者に憧れる妖精王女エイディーンがダンジョンの情報を収集する為にこっそり放った妖精だったのだが、 当の本人は二時間もしないうちに使命を忘れて、適当に寒い所を見つけて時間を潰していた。 倒された後、アナンタ達がよく言い聞かせたので、今はちゃんと任務をこなしていると思われる……多分。 尚、フリーズが持っていた「コールド許可証」は王女の非公式発行物である。 得意技のトラウマフリーズ(氷にまつわる嫌な話を聞かせる)は実はわりとポピュラーな技だったらしく、 後に雑魚敵が使用してきたことにアナンタ達のツッコミが入った。 #endregion #region(青)アースドラゴン,close) &bold(){青)アースドラゴン} 人や家畜、更には他の魔物をも丸呑みにし、機嫌が悪い時は地震を起こして 何もかも無かった事にしてしまう、悪名高き緑色のドラゴン。 かなりの巨体なのだが、どうやってダンジョンの中へ入ったのかは謎。 年を取ったドラゴンほど取れる素材が優秀なものになる為、 古くから活躍するこのドラゴンの皮も期待を裏切らない優秀な鎧へと姿を変えた。 六魔の「地竜」とは別物。 #endregion #region(青)やさぐれシーリー,close) &bold(){青)やさぐれシーリー} 「癒しのシーリー」という名前で真っ先に狙われた所を見殺しにされた後も、エイディーンの我がままに 振り回され続け、挙句に『特)天運のペンダント』の効果を証明する為「雑誌の懸賞だけで一ヶ月生活してみる!」 という酷すぎる企画をやらされて我慢の限界を超え、いい加減グレてみたシーリー。 そんな彼女の唯一のワル自慢は、おでんの屋台を盗んだ事である。ただし食事代を払ってからと吹っ切れず。 流石のエイディーンもこれには責任を感じ、彼女の髪を金髪に染めてテコ入れした……。 お陰ですっかりやさぐれた状態でだんじょん村の氷室奥の洞窟内を徘徊している。 攻撃も乱暴で凶悪なものになり、メンチを切って禁煙パイポを吹かすわ、カツ丼喰ってぶちキレるわで、 釘バットを振り回して襲いかかってきた為、アナンタ達に成敗された。 その後も、変わらずエイディーンのお供として「狂犬シーリー」と呼ばれて周囲に恐れられている。 後に一団を結成し、総長シーリーとして裏ダンジョンを暴れ回る。 #endregion #region(青)魔女を継ぐ者,close) &bold(){青)魔女を継ぐ者} 魔女っぽい恰好をしている少女魔法使い。とある板張り通路のエリアにある部屋の入口に 「研究中、弱い奴は邪魔をするな。強い奴は歓迎」などと告知して、挑んでくる者を待っている。 魔女を継ぐ者と名乗っているが、かのメリサンドとは全く面識がなく、彼女が幼い頃に近所の崖から、 古の魔女が持っていたといわれるブローチを発掘して魔女になることを夢見るようになったのが由来。 狂信的で周りに合わせることを知らず、皆の冷ややかな目に見守られながらダンジョンに旅立ったが、 狂信故の研究熱心と、素質が超一流だったこともあり、魔女を名乗るに相応しい実力を身に着けている。 将来は本当に伝説に名を残す魔法使いになるのかも知れない。 戦いにおいても魔法攻撃は特徴的で、炎冷雷水地のそれぞれに状態異常を合わせた魔法を多用する。 また詠唱ターン後の隕石降雨魔法(メテオ)は強烈である。 #endregion 第四層 #region(四ツ足の神獣,close) &bold(){四ツ足の神獣} 古き神々が造り上げた合成獣。グリフォンに似た姿だが、よく見ると色々と混ざっている。 森のマップの一角に潜み、近づく冒険者を無差別に襲っていた。 神の獣の名を持つだけあって、今までの獣とは格の違う攻撃力、敏捷性を持つ。 驚異的な突進力で敵を吹き飛ばし、窮地になれば『極彩色の風』という多重状態異常技を放つ。 その実態は、死んだ天使の羽、馬、狼、鳥を寄せ集めて合成した、神獣とは名ばかりの「失敗作」。 能力的には文句のない出来だったものの、うっかり耳を付け忘れた為に制御ができず暴れ回り、 結局諦めてダンジョンの奥深くに不法投棄したという、冗談のような経緯。 早々にダンジョンに押し込められたお陰でまだ被害は少なかったが、 (少々大げさだが)こんな物が何頭も造られたら世が滅ぶとはガイウスの言。 飼い主の責任を問いただしたいが相手が神では…と言いつつも、地上に降りてきたら殴ってやりたいとの事。 元は何かの見張りの為に実験的に造られた物らしいが、一体何の見張りだったのかは最後まで語られていない。 #endregion #region(煉獄姫ニャル,close) &bold(){煉獄姫ニャル} &italic(){「あら、すっかりやる気みたい。こんな所まで人が来るのも珍しいし、} &italic(){ 退屈凌ぎに相手をさせてみるかな……。} &italic(){ おいで、ツィード!今日はご馳走よ。」} 煉獄の炎の中で生まれたプリンセス。長い黒髪、黄のミニスカスーツにガーターハイソ姿、 赤い瞳、白い肌にあどけない笑顔が魅力的な容姿だが、その裏に恐ろしい素顔を隠し持つ。 戦闘開始後ほぼ直ぐに、強力な噛み付きを放つ番犬ツィードアラームを呼び寄せる。 彼女の右腕として久しく倒される事の無かったそのツィードが倒されるか、 援軍など知らぬとばかりに彼女に一定以上のダメージを入れると挑発的な態度でモードチェンジし、 銀髪で褐色肌の妖艶で恐ろしげな本性をさらけ出す。 溶岩やプロミネンスを操り、強烈な炎属性の攻撃を繰り出してくる。 溶岩のダンジョンで謎の歌が聞こえるという噂の調査に出た冒険者達が尽く敗走していたが、 実は彼女は歌好きであり、恥ずかしいので人に聴かれないよう隔離された場所でこっそりと練習していたのだ。 誰も来ない筈の溶岩に囲まれた中州で練習中、突如現れたアナンタ達に炎よりも真っ赤な顔をして マグマをぶつけ迎撃したのが真相である。 ちなみに彼女が変身したと聞いたガイウスは、歌と魔法と変身の組み合わせから魔法少女と勘違いし、 変身のかけ声がないことに憤慨。そりゃ懲らしめられて当然だ、変身するにも矜持があると一説ぶってみせた。 誤解は直ぐに解いたが、妙なところで妙な拘りを知ってしまった一幕である。 なお、裏Dに宮殿を構える「夜魔アルプ」はニャルの腹違いの妹にあたり、姉に屈折した感情を抱いている。 #endregion #region(ハッスルマッスル,close) &bold(){ハッスルマッスル} &italic(){「きつそうだな、同志よ。だが、筋肉の頂点はまだまだ遠いぞ! レッツビルドアップ!」} &italic(){(ハッスルマッスルはアナンタに満タンドリンクを使った。アナンタは体力が全快した。)} 巨体の獣人。四本腕で悪魔の角と羽と尾を生やした筋肉の化身。 常に汗まみれのポージングで相手を出迎える、武闘派という言葉も馬鹿らしいほどの筋肉バカであり、 プロテインと筋肉にしかこの世界の価値を見出せない超バカである。 遠くから爆弾を投げ込んでもポージングして笑って立っていたという鋼の筋肉の持ち主。 煉瓦造りのダンジョンの一角、輝く床のフロアで待ち構えている。 彼の戦闘は肉弾専門で「マッスルの宴」で全員の筋力を上げる一方、精神値をゼロに下げて魔法攻撃を 無意味にするという、魔法使いにとって致命的な状況を作る。…ハズなのだが、戦術如何によっては アナンタに限らず、ある人物の本領(本性?)発揮とも言える壮絶な戦いぶりを垣間見ることも出来る。 バカだバカだと言われているが、戦闘中に己と同じ匂いを感じ取ったアナンタを回復させたり、 瓢箪の中に吸い込まれたアナンタの代理役を頼まれて「困っている女性を放っておけない」と演じたりと、 その人柄や口調はインペリアルサンダーとは別の意味で紳士である。 そのせいか、ここのみならず後にいろいろな場面で出てくる。 彼を拳で倒したと報告すると、アナンタの方がハッスルマッスルよりもヤバイじゃないか、大丈夫かこの村…。 もう王都の騎士団に囲まれても無傷で突破できるのでは、などとガイウスに呆れ混じりの驚きを示される。 過去に人形師のアヤメさんの協力で四本腕のリカちゃん人形を販売したが、 腕よりマッシブさで世界中の子供たちが泣いたので一ヶ月で製造中止になった。 現在はダンジョン内にて筋肉製薬(株)を経営。[[マッスルドリンク]]などを製作しているようだ。 #endregion #region(魔界紳士インペリアルサンダー,close) &bold(){魔界紳士インペリアルサンダー} 魔界でも屈指の貴族。千の部下を従えるが、決闘は自分のみで行う骨のある男。 名前通りの雷属性のみでなく、強力な水攻撃や打撃、斬撃スキルも持ち合わせている。 斬雷両方の耐性が必要な、必殺の「スパーキングカイナ」の前に泣かされたプレイヤーは多いハズ。 ちなみに手配書のグラフィックは黒の体に赤のラインだが、実際は黄色のラインである。 彼が落としていく「紳士ガントレット」は純金製で格好いいのでアナンタのお気に入り。 しかし裏面には彼の名前が書かれている。 #endregion #region(『太陽と月の姉妹』,close) &bold(){『太陽と月の姉妹』} &italic(){ツクヨミ「勝ったら幸福堂のケーキいこう!姉さん、ケーキだ!」} &italic(){アマテラス「この末法の世に、新しい価値観を創ってやろうと言うのだ。大人しく我らが威光に平伏するがいい!」} 遠い和国から流れ着いた姉妹神。 和国でも有名な上位神なのだが、時たま姉妹ケンカで天界はおろか地上にも被害をもたらすなど、 人間と変わりない雰囲気や生活態度である。(参考→:[[☆しっぺ返し]]、[[★天叢雲剣]]) だんじょん村周辺を支配下におき、新しい国を創ろうと企んでいるが、実際は美しい容姿をウリに、 手作りの土器や土偶を高額で売りつける地味な信仰の押売りばかりである。 白地に赤の装束の姉の貴神アマテラスは朝と昼を司る神で、紫色でミニの装束の妹の貴神ツクヨミは 夜を司る神。それぞれが交互に輝き、お互いの能力強化を行なう戦闘を得意とする。 ちなみに戦闘開始時は夕方6時を済んでいた為、アマテラスは眠っている…。 結局は妹の策略で起こされるハメになるのだが、姉妹のどちらかが倒れると片方の士気が低下してしまう。 #endregion #region(43F番人)赤竜ゲオルギウス,close) &bold(){43F番人)赤竜ゲオルギウス} ※[[こちら>キャラクター考察3]]を参照。 #endregion #region(青)はらぺこイエティ,close) &bold(){青)はらぺこイエティ} 女神オブダンジョンに三時のおやつを提供していた神器「夢の箱」を盗んだ食いしん坊モンスター。 イエティ=雪男だけあって冷気属性の攻撃を仕掛けてくる。 女神様は、あの箱が開いたら世界は悲鳴に包まれるなどと壮大な危機を示したが、本音はおやつを食べ 放題で子供たちが虫歯になり悲鳴をあげるという意味で、人見知りな女神様の精一杯の言い訳だった。 余談だが「夢の箱」には盗難防止のロックが掛かっていたため、イエティが開けることは出来ず、 必死に開けようとした名残の凹みやひっかき傷で惨めな姿になっている。 後にこの箱は、高い密閉性を見込まれとある別の機能を持つアイテムに生まれ変わることになる。 #endregion #region(青)クロノトラベラー(36F),close) &bold(){青)クロノトラベラー(36F)} 36F、下層行きの階段付近に現れる、時空間を回遊する古代海竜のようなモンスター。 ワニとイルカを混ぜたような白っぽい姿で、胴体に時計が埋め込まれている。 調査したアデラ曰く「会いたい時には会えない、会いたくない時は邪魔になる困った奴」。 水属性の攻撃以外にも、時間を止めてこちらの行動ターンを遅延化させるという反則技を持つ。 余談だが、キャラクターの名称と技の元ネタは童話「ピーターパン」に登場した時計ワニ (フック船長の腕時計付きの右手を食べたワニ)と思われる。 #endregion #region(青)氷雨の騎士,close) &bold(){青)氷雨の騎士} 露出度の高い衣装を身に纏ったエルフ耳の魔法騎士。氷の槍を武器とする。 氷属性の技を繰り出す以外には、闘気を氷の鎧に変えて纏い能力強化と火属性の軽減を同時に行う。 更に力を溜め狙いすました後の氷の槍の刺突は、ターゲットを引きつける効果をも解除する。 彼女が落とす「あぶない鎧」は、露出面が多すぎるのでビキニ水着に近いデザイン。 しかも装備可能者が偽装されており、宿屋イベントでその真実が判明する。 #endregion #region(青)水嫌いのオルホス&火を恐れるジャンシー,close) &bold(){青)水嫌いのオルホス&火を恐れるジャンシー} 身体周りに光を纏うカバ型モンスターオルホスと、キョンシーのような容姿のジャンシーのコンビ。 名前の通り、オルホスは火属性で水属性攻撃を嫌い、ジャンシーは水属性で火属性攻撃を嫌う。 だが、お互いが互いの弱点属性を軽減、防御する技を使い、コンビコンボ攻撃をしてくる強敵。 実はジャンシーはこういう容姿ではあるがアンデッドではなく、普通に水属性のモンスターである。 しかし前述の理由から、初級冒険知識に頼って火属性攻撃を選択してくる冒険者達にうんざりしていた頃、 水が嫌いなカバ=オルホスと出会った事でコンビを結成。ゴールデンコンビ快進撃が始まった。 ちなみに、このコンビを倒した際に特殊アイテムを落とすのはジャンシーだけである。 #endregion #region(青)アリス・アシュトレーテ,close) &bold(){青)アリス・アシュトレーテ} アリス、という名前だけで、勘違いされて不思議の国に誘い込まれた少女。 理不尽な目に合わされ続けた彼女は遂に切れ、。住人達を知恵で騙し、時には力で訴え、 半年後には夢の国を支配下に置く女王にまで昇りつめた。 しかし、夢の国の王となったアリスの身体には時間が作用しない為、成長しない自分の 小さな身体に不便を感じた彼女は手下達を使って膨大な魔力を集め始める。 更に絵本という世界概念を覆すために、キャラクターに時間の概念を加えた退屈の無い 世界を創り上げようとしていた。 ミニチュア王国を彷徨っていた熊のぬいぐるみのような魔物スタッフ・トイは、アリスの 魔力貯蔵タンクであり、有事の際はアリスに吸収され、彼女の戦闘能力に加算される。 新しい人類・イルヴァに次ぎ、表ダンジョン編における最強のボスキャラであり、魔力が いっぱいのスタッフ・トイを吸収した「完全体アリス」の戦闘は凄まじいモノである。 #endregion ※表Dクリア後 #region(青)『エイディーンと愉快な業深き者達』,close) &bold(){青)『エイディーンと愉快な業深き者達』} &italic(){エ「……あ、あくまでシーリーがはぐれたわけで、私が迷子になったわけじゃないのよ?」} &italic(){ ここ大事だから勘違いしてないでね?ね!?」} &italic(){レ「グガガッ……。 チチ……シリ……フトモモ……!」} &italic(){カ「グ、グググッ! ア、ア、アナンタさん!} &italic(){ 私に構わず早く逃げちちしりふともも!} アジ・ダハーカ討伐後、表ダンジョンにてお供のシーリーやスルーアとはぐれて&s(){迷子になり} 独り彷徨っていた妖精王女様。 当初は独りで戦いに挑むが劣勢を強いられた為、お得意の魅了術で(違うものに)魅了されてしまった、 勇者になる事に憧れる少年冒険家レックスを呼び寄せる。さらにカナヅチ妖精をも魅了して呼び寄せるが、 どうやら本人は進んで魅了されたようなので、どのみち遠慮はいらない。 会話イベントからギャグにも捉えられるが、実際は物理・魔法・状態補助とバランスの取れたボスパーティ。 この戦闘後、エイディーンは自身が身に着けていた腰巻を奪われることになる。ただの腰巻かと思いきや、 意外にも物理防御や耐性補正があり優秀な装備である。 しかも、エイディーンの家の箪笥(たんす)にはこれと同じのが何枚もあるらしい。 #endregion #region(青)アンデッドヒーロー,close) &bold(){青)アンデッドヒーロー} 怪しく光る翼を持つ、かつての聖女の仲間の一人。 一人だけ地獄へ堕ちたので、淋しがっている元不良。 ※[[★ストリキニンナイフ]]参照。 アジ・ダハーカ討伐後、地獄から抜け出して表ダンジョンをふらついている。 三属性の魂のオーブを召喚し、一定ターン終了後にそれらを自爆させて大ダメージを与えてくる。 そしてそれは、長期戦になると数も増える厄介な存在である。 #endregion ------ - フラグ -- 死 (2014-07-14 13:49:22) - 裏ダンジョン侵入しよう😏 -- 名無しさん (2019-10-22 19:47:17) #comment

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