風の辿り着く場所(後編) ◆sXlrbA8FIo
俺が撃ったそれは、派手な音を立てながら真横にあった木の枝を折り進み、そしてその根元へと静かに落ちてきた。
慌ててそれに駆け寄るとそこには予想していた通り、一匹の鳥が横たわっており
その首には、俺たちが付けられているものと同じ形状をした首輪がつけられていた。
慌ててそれに駆け寄るとそこには予想していた通り、一匹の鳥が横たわっており
その首には、俺たちが付けられているものと同じ形状をした首輪がつけられていた。
「やっぱり反応はこれだったみたいです」
言いながら風子が鳥をつんつんと突いていた。
反応は無い……だが死んでいるわけではないようだ。
反応は無い……だが死んでいるわけではないようだ。
「でも、こんな鳥にまで首輪をつけてるなんてどう言う事なのかしら。まさか鳥まで参加させられてる事なんてあるわけないでしょうし」
「さあ? 風子にはそんな難しい事わからないです。でも」
「でも?」
「こんなレーダーを支給品として出すぐらいなんですから、混乱させようとするぐらいの事はしてきてもおかしくないですか?」
「……そうね。事実私たちは何が起こったかすぐにはわからなかった」
「レーダーを信用させないものにするためにって言うのでは上手い作戦です」
「とりあえずこれ……どうしましょ?」
「何かの役に立つかもしれないです。持って行くのがいいと思います」
「それもそうね」
「さあ? 風子にはそんな難しい事わからないです。でも」
「でも?」
「こんなレーダーを支給品として出すぐらいなんですから、混乱させようとするぐらいの事はしてきてもおかしくないですか?」
「……そうね。事実私たちは何が起こったかすぐにはわからなかった」
「レーダーを信用させないものにするためにって言うのでは上手い作戦です」
「とりあえずこれ……どうしましょ?」
「何かの役に立つかもしれないです。持って行くのがいいと思います」
「それもそうね」
風子と梨花ちゃんがそんな話をしているのが聞こえては来ていた。
だが頭に入ってこず、耳から流れ出てしまっている。
だが頭に入ってこず、耳から流れ出てしまっている。
なんで風子はそんなに冷静なんだ……。
光点が増えたときも、原因を探すときも、そして銃を撃つときも……銃を……撃つ?
――そう言う風に出来ているんです
あの自分は知っています的な口ぶりは……なんだ?
梨花ちゃんも梨花ちゃんだ。
風子と普通に受け答えしているし……なにかがおかしいとは思わないのか?
いや、鷹野の言葉を聞いたから変におかしいところを意識しようとしすぎてるだけで実はおかしくもなんともない事なのか?
あれが普通なのか?
わからない……。
俺にはわからない……。
光点が増えたときも、原因を探すときも、そして銃を撃つときも……銃を……撃つ?
――そう言う風に出来ているんです
あの自分は知っています的な口ぶりは……なんだ?
梨花ちゃんも梨花ちゃんだ。
風子と普通に受け答えしているし……なにかがおかしいとは思わないのか?
いや、鷹野の言葉を聞いたから変におかしいところを意識しようとしすぎてるだけで実はおかしくもなんともない事なのか?
あれが普通なのか?
わからない……。
俺にはわからない……。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
何が起きたかわからずに私は目の前の光景を疑う。
隣に立っていた潤が怯えるように後ずさり、何事かと声をかけようとした瞬間――彼はゆっくりと手にした銃を構えていたのだから。
その銃口は震えながらも私の隣に立つ風子を捉えていた。
当の本人である風子も何がなにやらわからない様子で、首を振りながら私と潤の顔を交互に見ている。
隣に立っていた潤が怯えるように後ずさり、何事かと声をかけようとした瞬間――彼はゆっくりと手にした銃を構えていたのだから。
その銃口は震えながらも私の隣に立つ風子を捉えていた。
当の本人である風子も何がなにやらわからない様子で、首を振りながら私と潤の顔を交互に見ている。
「潤! なにをしているの!?」
「わからない……わからないんだよ……」
「……え?」
「北川さん……急にどうしたんですか? 風子、何か悪いことしましたか?」
「わからない……わからないんだよ……」
「……え?」
「北川さん……急にどうしたんですか? 風子、何か悪いことしましたか?」
風子は何が起こっているかわからないといった表情で潤の顔をじっと見つめていた。
「おかしいと思うのは俺だけなのか? 梨花ちゃんは何も思わないのか?」
「おかしい……ってなにが?」
「風子のことだよ! こんな真っ暗なところで、誰かいるかも襲われるかもって状況で。
なんでそんなに落ち着いてられるんだよ!」
「おかしい……ってなにが?」
「風子のことだよ! こんな真っ暗なところで、誰かいるかも襲われるかもって状況で。
なんでそんなに落ち着いてられるんだよ!」
私は思わず息を呑んで風子のほうへと振り返った。
潤に言われなければ確かに気付かなかった。
冷静に思い返してみると、風子の行動は落ち着きすぎている気がしないでもない。
潤に言われなければ確かに気付かなかった。
冷静に思い返してみると、風子の行動は落ち着きすぎている気がしないでもない。
「銃の事だってそうだ。まるで使ったことのあるような口ぶりで!」
それでも潤の取り乱し方は解せないほどおかしかった。
「俺さ……知ってるんだ。聞いてしまったんだ。鷹野から、風子が同じような殺し合いに参加してたことがあるって!」
「「!!??」」
「「!!??」」
潤の言葉に反応して、思わず私は風子の方へと顔を向けた。
同じように風子もこちらを見て……そして目が合った瞬間気まずそうに視線を逸らしたのが見て取れた。
同じように風子もこちらを見て……そして目が合った瞬間気まずそうに視線を逸らしたのが見て取れた。
「…………本当なの……風子?」
言葉がすぐには出てこなかったが、搾り出すように私は唇を動かす。
でも、風子は何も答えない。
でも、風子は何も答えない。
「それだけじゃない……鷹野は言ってた。
脱出派のグループに取り入って、そして最後に全員殺して優勝した狡猾な奴だってな」
「――違いますっ!」
「俺だって違うって信じてえよ!」
脱出派のグループに取り入って、そして最後に全員殺して優勝した狡猾な奴だってな」
「――違いますっ!」
「俺だって違うって信じてえよ!」
潤の手は震えながら、それでも握り締めた銃をはなさまいと再び力を込めているのがわかった。
だが私は答えが出せずにいた。
雛見沢症候群を嫌と言うほど見てきた私だからわかる。
あの目は疑心暗鬼にとらわれていたあの頃の圭一と同じだ。
勿論、雛見沢と関係の無い彼があれに感染しているわけではないだろう。
だからと言って感染してなければ疑心暗鬼に陥らないわけではないのだ。
いつ鷹野にそんなことを吹き込まれたのかはわからない。
潤は鷹野の言葉に惑わされ、そして完全に自分を見失ってしまっている。
そんな状況の潤の言葉と、必死に潤の言葉を否定しようとしている風子。
どちらが本当の事を言ってるのかなんてわからないけれど、それでも――
雛見沢症候群を嫌と言うほど見てきた私だからわかる。
あの目は疑心暗鬼にとらわれていたあの頃の圭一と同じだ。
勿論、雛見沢と関係の無い彼があれに感染しているわけではないだろう。
だからと言って感染してなければ疑心暗鬼に陥らないわけではないのだ。
いつ鷹野にそんなことを吹き込まれたのかはわからない。
潤は鷹野の言葉に惑わされ、そして完全に自分を見失ってしまっている。
そんな状況の潤の言葉と、必死に潤の言葉を否定しようとしている風子。
どちらが本当の事を言ってるのかなんてわからないけれど、それでも――
「だから、なあ、嘘だよな風子。お前がこんな殺し合いに参加したことがあるなんて……。
優勝者になるほど人を殺したなんて……。なあ、嘘だよな!?」
「…………それは」
優勝者になるほど人を殺したなんて……。なあ、嘘だよな!?」
「…………それは」
場に沈黙が訪れる。
それはほんの数秒だったはずなのに、私には何十分にも何時間にも感じられた。
そして――冷たい風が私の首元をなでるように吹きつける。
同時にずっと項垂れたままだった風子が顔を上げた。
どこか悲壮に感じられるその表情の中、小さな口を開こうとしているのが見えた。
それはほんの数秒だったはずなのに、私には何十分にも何時間にも感じられた。
そして――冷たい風が私の首元をなでるように吹きつける。
同時にずっと項垂れたままだった風子が顔を上げた。
どこか悲壮に感じられるその表情の中、小さな口を開こうとしているのが見えた。
「――――ー私が…………同じような殺し合いに参加していたのは…………本当です」
風子の告白に私の身体は呆然となりそうになる。
だが、それをさせなかったのは私の眼に飛び込んできた風子の流した涙。
瞳から大粒の涙が流れ落ちながらも、必死に否定するように大きくかぶりを振っていたのだ。
だが潤の視線も最早風子を捉えていない。
彼の両瞳からも大粒の涙が零れ落ち、その視界を奪っていた。
だが、それをさせなかったのは私の眼に飛び込んできた風子の流した涙。
瞳から大粒の涙が流れ落ちながらも、必死に否定するように大きくかぶりを振っていたのだ。
だが潤の視線も最早風子を捉えていない。
彼の両瞳からも大粒の涙が零れ落ち、その視界を奪っていた。
「なんで……違うって言ってくれないんだ。鷹野の言葉が嘘だって言ってくれないんだ」
潤の声が震えている。
「――聞いてください北川さん。確かに風子は隠し事をしてました。でも違うんです、風子は……風子は……」
「それ以上聞きたくねえよ!」
「それ以上聞きたくねえよ!」
そこから先は何かを考る前に身体が動いていた。
自分で動かなければ何も変わらない事はもう嫌と言うほどわかったではないか。
だから私は潤の身体へと駆け寄り、銃を支えるその腕を思いっきり引っ張りながらあらん限り叫んでいた。
自分で動かなければ何も変わらない事はもう嫌と言うほどわかったではないか。
だから私は潤の身体へと駆け寄り、銃を支えるその腕を思いっきり引っ張りながらあらん限り叫んでいた。
「落ち着きなさいっ! 潤!!」
「俺は落ち着いてる!」
「いいえ、全然冷静じゃないわ。もう少し頭を冷やして良く考えて! 風子を良く見て! 風子の言葉を聞いて!」
「うるせえっ!」
「俺は落ち着いてる!」
「いいえ、全然冷静じゃないわ。もう少し頭を冷やして良く考えて! 風子を良く見て! 風子の言葉を聞いて!」
「うるせえっ!」
潤は私の身体を思い切り跳ね除け、私の身体は衝撃と重力に逆らうことも出来ずに後ろへと倒れこんだ。
「梨花ちゃん!」
回る視界の隅に、突き飛ばされた私に向かって風子が駆け寄ろうとしたのが見えた。
でも、風子が叫んで私に駆け寄ってくるとほぼ同時に。
でも、風子が叫んで私に駆け寄ってくるとほぼ同時に。
「あ、ああああああっっっ!」
潤が恐怖に怯えた悲鳴を上げると共に……銃声が鳴り響いていた。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「風子! しっかりして! 風子っっ!!」
梨花ちゃんの声。
風子を呼ぶその言葉――まだ生きてる!?
その瞬間俺は駆け出していた。
風子を呼ぶその言葉――まだ生きてる!?
その瞬間俺は駆け出していた。
「風子ーーーっ!!」
駆け寄ったそこには、顔から血の気が完全に引き真っ青になりながら荒く呼吸をしている風子の姿。
風子を抱き寄せる梨花ちゃんの服は、風子の腹部から流れ落ちる血によって真っ赤に染まっていた。
風子を抱き寄せる梨花ちゃんの服は、風子の腹部から流れ落ちる血によって真っ赤に染まっていた。
「まだ生きてる……でも意識が無いの! 目を覚まさないの!」
見たくなかった。
犯してしまった罪から逃げ出してしまいたかった。
犯してしまった罪から逃げ出してしまいたかった。
「嘘だろ……」
でも逃げることなんて出来ない。
謝らなくちゃいけない。
謝らなくちゃいけない。
「まだ生きてるんだ……どこかで手当てをすれば!」
「どこで!? まだホテルだって遠い。それより近い建物なんて地図になんて無い!
このままじゃ……このままじゃ……」
バックから地図を取り出そうとした俺の腕を掴んだ梨花ちゃんの手。
「どこで!? まだホテルだって遠い。それより近い建物なんて地図になんて無い!
このままじゃ……このままじゃ……」
バックから地図を取り出そうとした俺の腕を掴んだ梨花ちゃんの手。
「そんなの関係ねえ!」
梨花ちゃんの手を振り払うと、俺は風子の身体を両手で抱え上げ、そしてそのまま背中へと背負う。
じわりと背中に感じる暖かい感触。
じわりと背中に感じる暖かい感触。
風子の傷口から流れ出る血が、俺の上着をどんどん濡らしていくがそれこそ気にしている場合じゃない。
「――北川さん……少し五月蝿……いです。もう少……し……静かにし……てく……ださい」
「「風子っ!!」」
「「風子っ!!」」
絶え絶えな言葉ではあるが、風子が薄く瞼を開いて俺を見ながら悪態をつく。
「……夢を見ていました……ずっと……昔の夢です…………ゴッ」
「喋るな風子!」
「喋るな風子!」
風子が咳き込むと同時に口から吐き出された塊が俺の肩に降り注ぎ、服を真紅に染める。
「忘れ……たくて……も忘れら……れない……風子の……犯してしま……った罪」
「風子っ! 俺はお前に……くそっ! ごめん! ごめん! ごめんっっ!!」
「潤……」
「風子っ! 俺はお前に……くそっ! ごめん! ごめん! ごめんっっ!!」
「潤……」
謝ったからって風子の傷が治るわけじゃない。
両目から零れる涙。
今は泣いてる場合じゃないだろう。
両目から零れる涙。
今は泣いてる場合じゃないだろう。
「痛いよな……ほんの少しだけ我慢してくれ! 今すぐ治療できる場所に連れて行くから!!」
でも風子は首を横に振りながら小さな微笑を浮かべるだけだった。
「北……川さん……。梨花……ちゃん。……ごめ……んなさ……い。風子は話さな……ければいけないことが……あります」
「話なら後で聞くから! だから今は!」
「話なら後で聞くから! だから今は!」
俺の制止に風子は耳を貸さず、たどたどしく言葉を発し続ける。
「少し……長いお話に……なるかもしれま……せんが……黙って聞いて……欲しいです。
風子が……今回のとは違う、別の……殺し合いに……参……加させられ……たときの…………話です」
風子が……今回のとは違う、別の……殺し合いに……参……加させられ……たときの…………話です」
風子の言葉に俺の身体に緊張が走るのがわかった。
それは梨花ちゃんも同じで。
俺達の意思とは裏腹に走っていた足が勝手に止まっていた。
その反応を見ながら、風子は自嘲したような寂しげな表情を浮かべると、ポツリポツリと語りだした。
それは梨花ちゃんも同じで。
俺達の意思とは裏腹に走っていた足が勝手に止まっていた。
その反応を見ながら、風子は自嘲したような寂しげな表情を浮かべると、ポツリポツリと語りだした。
- ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
あの時の私は……一人で……怖くて……誰も信じられなくて……ただお姉ちゃんのところに帰りたくて
……私の通る道にはいつも死体ばかりが転がっていました
……私の出会う人はみんな殺し合いに乗っていました
……私は何も考えずただただ必死に逃げ続けていました
でもある時、逃げられずに風子は追い詰められてしまいました
死にたくない……死にたくない……ただそれだけを考えて
私に支給されていたのは一丁の拳銃でした
死にたくない一心でその銃の引き金を引いて……
そして……気付いたら私を襲っていた人は死んでいました
呆然としながら泣いて……泣いて……泣いて……
思ったんです
みんな殺せばお姉ちゃんの元へ戻れる。だたそれだけを思うようになったんです
あの頃の風子はどうかしちゃってたんですね
そして……自分の意思で人を殺しました
無害な子供の振りをして……近づいて……騙して……
でも出来ることにも限界がありました
私は怪我を負い……もう一人で動くこともままならない状況で
一人の男性に出会ったんです
彼は脱出を目指している人でした
仲間を集めてこんなところから逃げ出そうと
その言葉は私にどんなに衝撃を与えたでしょうか
もう人を殺さなくてすむんだ
帰れるんだ
ただ涙だけが溢れていました
そして、私は彼と共に行動を共にするようになりました
彼は優しく、時には厳しく、とても素敵な人でした
どことなく北川さんに似てるかも……すいません。今のは無しです
北川さんなんかより百倍格好いいです
……話がそれました。今は北川さんのことはどうでも良かったです
時間は過ぎてゆき……仲間は増えていくものの参加者の人数もどんどん減っていきました
そしてある時現れた一人の殺し合いに乗った女性
彼女は私が人を殺す現場を見ていたんです
……私の罪はばれてしまいました
当然のごとく糾弾されました
いえ、それだけじゃすみませんでした
仲間のみんなが激昂しながら言ったんです
『こんな奴信用できるわけがない』と
当然です。風子だって信用できないです
泣きながら。謝りながら。でも私はきっとここで殺される
殺されなくても、もう一緒には連れて行ってなんかもらえない……そう覚悟したんです
でも、彼は違いました
過去がどうあれ私は仲間であると
信じられませんでした
勿論彼以外の人はそんなことを最初は聞き入れようとはしませんでした
私も、もういいですと言ったんです
でも彼は諦めず……一人一人と話し合って……そして……
なんで彼が私の罪を赦してくれたのか……今でもわかりません
それでも、私は本当にその時仲間として迎え入れられたんです
嬉しかったです……言葉になんか出来ないほどに
そして島内に残る人間は私たちだけになり、脱出の方法を模索しながらも何も成果が見つからないまま時だけが過ぎていきました
誰も死人が出ずに二十四時間が経過すると首輪が爆発するルール
そして私達のいるエリア以外は全て禁止エリアに
チェックメイト……完全な手詰まり
もうどうしようもない状況で彼は……みんなは……
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
北川さんも梨花ちゃんも、詰まりながら語る私の昔話を黙って聞いていてくれました。
時折見せる信じられないといった表情。
そして人を殺した経験を告げたときの表情。
……話したくなんかなかったです。
自分が人殺しだなんて知られたくなかったです。
時折見せる信じられないといった表情。
そして人を殺した経験を告げたときの表情。
……話したくなんかなかったです。
自分が人殺しだなんて知られたくなかったです。
「……理由はわかりません。でも風子はまたこの殺し合いに参加させられてしまっていました……」
目の前で北川さんと梨花ちゃんが泣いています。
顔はもうぐしゃぐしゃで、それでも私を助けようと必死に走り続けていて。
顔はもうぐしゃぐしゃで、それでも私を助けようと必死に走り続けていて。
お腹が焼けるように熱いです。
北川さんに撃たれた場所からは、確認するのも馬鹿らしいほどに血が流れ続けていました。
不思議と痛くはありませんでした。
ただ漠然と風子は死ぬんだなと思いました。
死ぬのが怖いとは思っていませんでした。
だって、風子はすでにあの時死んでいたはずの人間だから。
北川さんに撃たれた場所からは、確認するのも馬鹿らしいほどに血が流れ続けていました。
不思議と痛くはありませんでした。
ただ漠然と風子は死ぬんだなと思いました。
死ぬのが怖いとは思っていませんでした。
だって、風子はすでにあの時死んでいたはずの人間だから。
「だからどうしたよ……」
「…………え?」
「確かに風子は間違いを犯したかもしれない……。
でも俺に見せたあの笑顔は偽者か? 違うんだろう?
風子は俺達を仲間だと思ってくれて……一緒に脱出しようとしてくれていて……」
「潤……」
「それがなんだよ! 勝手に俺が勘違いして、混乱して、そして今こうだ!
最低なのは俺だ。今の風子の苦しみもわからず、信じることも出来なかった大馬鹿野郎だ!」
「北川さん……」
「待ってろよ……もうちょっとの辛抱だ。もうちょっとでホテルにつくんだ。
そしたらちゃんとした治療が出来るはずだ、死なせない、絶対に死なせない!」
「…………え?」
「確かに風子は間違いを犯したかもしれない……。
でも俺に見せたあの笑顔は偽者か? 違うんだろう?
風子は俺達を仲間だと思ってくれて……一緒に脱出しようとしてくれていて……」
「潤……」
「それがなんだよ! 勝手に俺が勘違いして、混乱して、そして今こうだ!
最低なのは俺だ。今の風子の苦しみもわからず、信じることも出来なかった大馬鹿野郎だ!」
「北川さん……」
「待ってろよ……もうちょっとの辛抱だ。もうちょっとでホテルにつくんだ。
そしたらちゃんとした治療が出来るはずだ、死なせない、絶対に死なせない!」
北川さんの言葉に私の胸がカーッと熱くなっていきます。
どうして彼はここまで言ってくれるのでしょう。
なんで彼を信じることが出来なかったのでしょう。
彼を信じてもっと早く打ち明けていれば……。
本当に風子はお馬鹿さんですね。
目の前の二人はこんなにも風子の事を思ってくれているのがわかるのに。
今更わかってももう遅いのに……。
どうして彼はここまで言ってくれるのでしょう。
なんで彼を信じることが出来なかったのでしょう。
彼を信じてもっと早く打ち明けていれば……。
本当に風子はお馬鹿さんですね。
目の前の二人はこんなにも風子の事を思ってくれているのがわかるのに。
今更わかってももう遅いのに……。
その瞬間、急に私の中に喩えようの無い恐怖が襲ってきました。
もう北川さんとも梨花ちゃんとももう会えなくなる……。
もう北川さんとも梨花ちゃんとももう会えなくなる……。
これが死……。
昔の私がしてきたこと、私の犯してしまった罪の重さ……。
私が殺してしまった人もこんな辛さを味わっていたんでしょう。
でもこれは風子の業だから。
過去の罪が風子を追いかけてきて、そしてそのせいで北川さんを苦しめることになったんです。
風子を撃つなんて選択を取らせてしまったんです。
甘んじて受け入れなければいけないと覚悟しました。
どんなに辛くても。
昔の私がしてきたこと、私の犯してしまった罪の重さ……。
私が殺してしまった人もこんな辛さを味わっていたんでしょう。
でもこれは風子の業だから。
過去の罪が風子を追いかけてきて、そしてそのせいで北川さんを苦しめることになったんです。
風子を撃つなんて選択を取らせてしまったんです。
甘んじて受け入れなければいけないと覚悟しました。
どんなに辛くても。
ああ、眠くなってきました。
「「――――風子っ!!」」
二人の呼ぶ声がとても遠く感じます。
でも目の前が白くなって、凄い眩しくてもう何も見えなくて――――え?
白い光の中に、私に向かって伸ばされた一本の大きな大きな手。
その先には……忘れることなんて出来ない、あの人のはにかんだ笑顔。
その先には……忘れることなんて出来ない、あの人のはにかんだ笑顔。
(――よく頑張ったね……風子)
(――私は……頑張れたんでしょうか? 生きろと言われたんですよ? ……でも!)
伸ばされた手を掴むことなんて出来なかった。
でも彼は戸惑う私の腕を掴み引き寄せると――
でも彼は戸惑う私の腕を掴み引き寄せると――
(――――ああ)
言いながら私の頭を優しく撫でてくれていました。
(――――行こう、みんなが待ってるよ)
そう言った彼の視線の先には、忘れることなんか出来ないあの頃の四人の姿。
何故かその横には岡崎さんの姿も――なんかぶち壊しです。
みんなは笑顔で手を振ってくれています。
何故かその横には岡崎さんの姿も――なんかぶち壊しです。
みんなは笑顔で手を振ってくれています。
コクリと頷いて彼の手をぎゅっと握り締め、そしてゆっくりと歩き出しました――
北川さん。
梨花ちゃん。
風子はここでお別れです。
騙していて本当にごめんなさい。
でも泣かないで下さい。苦しまないで下さい。
風子は怒ってなんかないです。
二人が私たちとは違う未来に進めると……信じてます。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「風子……」
……もう何度名前を呼んだかわからない。
叫んでも叫んでも風子の目を再び開くことはなかった。
……もう何度名前を呼んだかわからない。
叫んでも叫んでも風子の目を再び開くことはなかった。
風子は死んだ……俺が……殺した……。
罪悪感とかそんなちっぽけな感情じゃない。
自分自身が許せなくて、ぶん殴ってやりたくて。
でも身体はまったく動こうとはしてくれない。
顔中の穴と言う穴から水が流れ出して、出る言葉も声にはならない。
きっと見るに絶えない顔なんだろう。
でも、そんなのはどうでもいい。
顔を拭う力なんかあったら、そんな事をする前に自分自身を殴りつけたいからだ。
罪悪感とかそんなちっぽけな感情じゃない。
自分自身が許せなくて、ぶん殴ってやりたくて。
でも身体はまったく動こうとはしてくれない。
顔中の穴と言う穴から水が流れ出して、出る言葉も声にはならない。
きっと見るに絶えない顔なんだろう。
でも、そんなのはどうでもいい。
顔を拭う力なんかあったら、そんな事をする前に自分自身を殴りつけたいからだ。
「――潤……」
ずっと黙って風子の手を握っていた梨花ちゃんが、不意に立ち上がり口を開いた。
目の周りは真っ赤に晴れ上がりながらもその視線は強く俺を見下ろしている。
目と目が交差した瞬間、俺は思わず視線を逸らしていた。
目の周りは真っ赤に晴れ上がりながらもその視線は強く俺を見下ろしている。
目と目が交差した瞬間、俺は思わず視線を逸らしていた。
「俺は……俺は……」
言葉なんか出てこない。
なんて言えばいいんだ。
風子の話も聞かず、梨花ちゃんの話も聞かず、そして最低な結果を引き起こしたこの俺が。
どの面下げて答えればいいんだ!
なんて言えばいいんだ。
風子の話も聞かず、梨花ちゃんの話も聞かず、そして最低な結果を引き起こしたこの俺が。
どの面下げて答えればいいんだ!
顔をまともに見れない。
合わす顔なんかない。
目の前には地面が広がっていた。
ポタポタと目から零れる涙が土を打ち湿らせていく。
合わす顔なんかない。
目の前には地面が広がっていた。
ポタポタと目から零れる涙が土を打ち湿らせていく。
「――潤、ごめんなさい」
突然梨花ちゃんのそんな言葉が聞こえた。
『ゴメンナサイ?』
なぜ梨花ちゃんが謝っているんだ。
『ゴメンナサイ?』
なぜ梨花ちゃんが謝っているんだ。
「……なんで……っ」
……顔を上げると梨花ちゃんが再び涙を流していた。
「謝るのは俺のほうじゃないか! いや、それだけじゃすむはずなんかない。
怒って、貶して、罵倒して……そうされるのが当たり前の弱い人間なんだよ!」
怒って、貶して、罵倒して……そうされるのが当たり前の弱い人間なんだよ!」
そうだ、梨花ちゃんは何も悪くない。
悪いのは俺なんだ。
悪いのは俺なんだ。
「――潤が悩んでいるのも……苦しんでいるのも……気付いて上げられなかった……」
梨花ちゃんの言葉を聞くのが辛かった。
悪いのは全部俺なのに。
こんな小さな子にそんな言葉を言わせて、俺はただ泣いているだけなんて!
悪いのは全部俺なのに。
こんな小さな子にそんな言葉を言わせて、俺はただ泣いているだけなんて!
……気付いたら俺は立ち上がって、泣きじゃくる梨花ちゃんの小さな身体を抱き寄せていた。
俺の胸の中で梨花ちゃんは全身を震わせて、それでも聞きたくない言葉を続ける。
俺の胸の中で梨花ちゃんは全身を震わせて、それでも聞きたくない言葉を続ける。
「……私を……許して……」
「梨花ちゃんは悪くない! 悪いのは俺だ! 俺なんだ!!
仲間を! 風子を信じれなかった俺なんだ! ごめん、本当にごめん!」
「梨花ちゃんは悪くない! 悪いのは俺だ! 俺なんだ!!
仲間を! 風子を信じれなかった俺なんだ! ごめん、本当にごめん!」
抱きしめる力に手が篭りながら、俺は泣きながら感情を搾り出すように吼えていた。
――梨花ちゃんごめん。
――そして風子……本当に……ごめん。
二人で泣き続け、どれくらいの時が流れたろうか。
流せる涙は尽きる事無く永遠に流れるんじゃないかと感じた。
でも……。
俺は梨花ちゃんの身体を離すと、涙を拭う。
流せる涙は尽きる事無く永遠に流れるんじゃないかと感じた。
でも……。
俺は梨花ちゃんの身体を離すと、涙を拭う。
「……俺をまだ仲間だといってくれるか?」
「勿論よ」
梨花ちゃんは俺の言葉に合わせるように涙を拭き、即答してくれた。
「潤が犯してしまった罪……誰も許してくれないかもしれない。
せめて……少しでも軽くしてあげたい。だから一緒に背負う。潤の罪は何も出来なかった仲間の私の罪でもあるのだから」
「勿論よ」
梨花ちゃんは俺の言葉に合わせるように涙を拭き、即答してくれた。
「潤が犯してしまった罪……誰も許してくれないかもしれない。
せめて……少しでも軽くしてあげたい。だから一緒に背負う。潤の罪は何も出来なかった仲間の私の罪でもあるのだから」
……梨花ちゃんの言葉が嬉しかった。
風子の身体を両手で抱きかかえる。
風子はもう動かない。口を開くこともない。
だけどあと少しだけ一緒にいてもいいよな?
せめて安全な場所で、見晴らしのいいところで埋葬してやりたいから。
ほんの少しだけの我侭。
もうすぐくそったれな四回目の放送がある時間だ。
俺が犯した罪を非難するように、そこには風子の名前が呼ばれるだろう。
でも俺はそこで立ち止まったりしない。
風子はもう動かない。口を開くこともない。
だけどあと少しだけ一緒にいてもいいよな?
せめて安全な場所で、見晴らしのいいところで埋葬してやりたいから。
ほんの少しだけの我侭。
もうすぐくそったれな四回目の放送がある時間だ。
俺が犯した罪を非難するように、そこには風子の名前が呼ばれるだろう。
でも俺はそこで立ち止まったりしない。
風子の願い……この島からの脱出して元の生活に戻るということ。
風子の言葉が正しいのであれば優勝した所で元の生活に戻れる保障なんてない。
むしろ何度だってこの殺し合いに参加させられる可能性だってある。
だったらやるべきことは決まっている。
鷹野を、東京を、そしてその裏にいるかもしれない奴らを倒す。
正直俺みたいなガキに何が出来るかなんてわからない。
でもそれこそが、風子に対して出来る俺の唯一の罪滅ぼしなんだ――――
風子の言葉が正しいのであれば優勝した所で元の生活に戻れる保障なんてない。
むしろ何度だってこの殺し合いに参加させられる可能性だってある。
だったらやるべきことは決まっている。
鷹野を、東京を、そしてその裏にいるかもしれない奴らを倒す。
正直俺みたいなガキに何が出来るかなんてわからない。
でもそれこそが、風子に対して出来る俺の唯一の罪滅ぼしなんだ――――
【伊吹風子@CLANNAD 死亡】
【D-5北西 森/1日目 真夜中】
【北川潤@Kanon】
【装備】:コルトパイソン(.357マグナム弾4/6)、首輪探知レーダー、車の鍵
【所持品】:支給品一式×2(地図は風子のバックの中)、チンゲラーメン(約3日分)、ゲルルンジュース(スチール缶入り750ml×3本)
ノートパソコン(六時間/六時間)、 ハリセン、バッテリー×8、電動式チェーンソー×7、出刃包丁、
草刈り鎌、食料品、ドライバーやペンチなどの工具、他百貨店で見つけたもの
【状態:健康 軽い疲労】
【思考・行動】
基本:殺し合いには乗らず、脱出に向けての方法を模索
1:ホテルに向かう
2:安全な場所で風子を埋葬したい
3:純一たちと連絡取りたい
4:梨花を守りながら信用できる仲間を集めこの島を脱出する
【装備】:コルトパイソン(.357マグナム弾4/6)、首輪探知レーダー、車の鍵
【所持品】:支給品一式×2(地図は風子のバックの中)、チンゲラーメン(約3日分)、ゲルルンジュース(スチール缶入り750ml×3本)
ノートパソコン(六時間/六時間)、 ハリセン、バッテリー×8、電動式チェーンソー×7、出刃包丁、
草刈り鎌、食料品、ドライバーやペンチなどの工具、他百貨店で見つけたもの
【状態:健康 軽い疲労】
【思考・行動】
基本:殺し合いには乗らず、脱出に向けての方法を模索
1:ホテルに向かう
2:安全な場所で風子を埋葬したい
3:純一たちと連絡取りたい
4:梨花を守りながら信用できる仲間を集めこの島を脱出する
【備考】
※チンゲラーメンの具がアレかどうかは不明。
※チンゲラーメンを1個消費しました。
※梨花をかなり信用しました。 純一、つぐみも信用しています。
※ネリネと鳴海孝之(名前は知らない)をマーダーとして警戒しています。
※パソコンの新機能「微粒電磁波」は、3時間に一回で効果は3分です。一度使用すると自動的に充電タイマー発動します。
また、6時間使用しなかったからと言って、2回連続で使えるわけではありません。それと死人にも使用できます。
※チェーンソのバッテリーは、エンジンをかけっ放しで2時間は持ちます。
※首輪探知レーダーが首輪を探知する。と言う事実には気付いておらず、未だ人間なのか首輪なのかで悩んでいます。
※電線が張られていない事に気付きました。
※『廃坑』にまだ入り口があるのではないかと考えています。
※禁止エリアは、何かをカモフラージュする為と考えています。
※ノートパソコンの二回目の新機能は確認していません。
※幼女に目覚めました
※百貨店のある場所が禁止エリアに指定された場合、拠点をホテル、教会、学校の優先順位で変える。
※盗聴されている事に気付きました
※雛見沢症候群、鷹野と東京についての話を、梨花から聞きました。
※鷹野を操る黒幕がいると推測しています
※自分達が別々の世界から連れて来られた事に気付きました
※ノートパソコンの3つ目の機能は留守番メッセージを聞く事ができます。
たまに鷹野のメッセージが増える事もあります。
風子に関しての情報はどこまで本当かは次の書き手様しだいです。
※童貞である事をカミングアウトしました。
※風子の死体を抱きかかえています
※チンゲラーメンの具がアレかどうかは不明。
※チンゲラーメンを1個消費しました。
※梨花をかなり信用しました。 純一、つぐみも信用しています。
※ネリネと鳴海孝之(名前は知らない)をマーダーとして警戒しています。
※パソコンの新機能「微粒電磁波」は、3時間に一回で効果は3分です。一度使用すると自動的に充電タイマー発動します。
また、6時間使用しなかったからと言って、2回連続で使えるわけではありません。それと死人にも使用できます。
※チェーンソのバッテリーは、エンジンをかけっ放しで2時間は持ちます。
※首輪探知レーダーが首輪を探知する。と言う事実には気付いておらず、未だ人間なのか首輪なのかで悩んでいます。
※電線が張られていない事に気付きました。
※『廃坑』にまだ入り口があるのではないかと考えています。
※禁止エリアは、何かをカモフラージュする為と考えています。
※ノートパソコンの二回目の新機能は確認していません。
※幼女に目覚めました
※百貨店のある場所が禁止エリアに指定された場合、拠点をホテル、教会、学校の優先順位で変える。
※盗聴されている事に気付きました
※雛見沢症候群、鷹野と東京についての話を、梨花から聞きました。
※鷹野を操る黒幕がいると推測しています
※自分達が別々の世界から連れて来られた事に気付きました
※ノートパソコンの3つ目の機能は留守番メッセージを聞く事ができます。
たまに鷹野のメッセージが増える事もあります。
風子に関しての情報はどこまで本当かは次の書き手様しだいです。
※童貞である事をカミングアウトしました。
※風子の死体を抱きかかえています
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に祭】
【装備:催涙スプレー@ひぐらしのなく頃に 祭 暗号文が書いてあるメモの写し
ヒムカミの指輪(残り2回)@うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 】
【所持品:支給品一式、風子の支給品一式、百貨店で見つけたもの、紫和泉子の宇宙服@D.C.P.S.】
【状態:頭にこぶ二つ 軽い疲労】
【思考・行動】
基本:潤を守る。そのために出来る事をする。
1:ホテルに行く
2:純一たちと連絡取りたい
3:潤と一緒に居る
4:死にたくない(優勝以外の生き残る方法を見付けたい)
【備考】
※皆殺し編終了直後の転生。鷹野に殺されたという記憶はありません。(詳細はギャルゲ・ロワイアル感想雑談スレ2>>609参照)
※ネリネと鳴海孝之(名前は知らない)をマーダーとして警戒しています。
※探したい人間は圭一です。
※北川をかなり信用しています。つぐみと純一の事も信用しました。
※電線が張られていない事に気付きました。
※『廃坑』にまだ入り口があるのではないかと考えています。
※禁止エリアは、何かをカモフラージュする為と考えています。
※百貨店のある場所が禁止エリアに指定された場合、拠点をホテル、教会、学校の優先順位で変える。
※盗聴されている事に気付きました
※鷹野を操る黒幕がいると推測しています
※自分達が別々の世界から連れて来られた事に気付きました
※ヒムカミの指輪について
ヒムカミの力が宿った指輪。近距離の敵単体に炎を放てる。
ビジュアルは赤い宝玉の付いた指輪で、宝玉の中では小さな炎が燃えています。
原作では戦闘中三回まで使用可能ですが、ロワ制限で戦闘関係無しに使用回数が3回までとなっています。
※潤が童貞である事を知りました
※梨花の服は風子の血で染まっています
※風子のバックの中身(大きいヒトデの人形 猫耳&シッポ@ひぐらしのなく頃に祭、赤いハチマキ(結構長い)、風子特製人生ゲーム(元北川の地図) 百貨店で見つけたもの)
※土永さんを抱きかかえています
【装備:催涙スプレー@ひぐらしのなく頃に 祭 暗号文が書いてあるメモの写し
ヒムカミの指輪(残り2回)@うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 】
【所持品:支給品一式、風子の支給品一式、百貨店で見つけたもの、紫和泉子の宇宙服@D.C.P.S.】
【状態:頭にこぶ二つ 軽い疲労】
【思考・行動】
基本:潤を守る。そのために出来る事をする。
1:ホテルに行く
2:純一たちと連絡取りたい
3:潤と一緒に居る
4:死にたくない(優勝以外の生き残る方法を見付けたい)
【備考】
※皆殺し編終了直後の転生。鷹野に殺されたという記憶はありません。(詳細はギャルゲ・ロワイアル感想雑談スレ2>>609参照)
※ネリネと鳴海孝之(名前は知らない)をマーダーとして警戒しています。
※探したい人間は圭一です。
※北川をかなり信用しています。つぐみと純一の事も信用しました。
※電線が張られていない事に気付きました。
※『廃坑』にまだ入り口があるのではないかと考えています。
※禁止エリアは、何かをカモフラージュする為と考えています。
※百貨店のある場所が禁止エリアに指定された場合、拠点をホテル、教会、学校の優先順位で変える。
※盗聴されている事に気付きました
※鷹野を操る黒幕がいると推測しています
※自分達が別々の世界から連れて来られた事に気付きました
※ヒムカミの指輪について
ヒムカミの力が宿った指輪。近距離の敵単体に炎を放てる。
ビジュアルは赤い宝玉の付いた指輪で、宝玉の中では小さな炎が燃えています。
原作では戦闘中三回まで使用可能ですが、ロワ制限で戦闘関係無しに使用回数が3回までとなっています。
※潤が童貞である事を知りました
※梨花の服は風子の血で染まっています
※風子のバックの中身(大きいヒトデの人形 猫耳&シッポ@ひぐらしのなく頃に祭、赤いハチマキ(結構長い)、風子特製人生ゲーム(元北川の地図) 百貨店で見つけたもの)
※土永さんを抱きかかえています
【補足】
※北川たちの通ったルートでは通行が困難だったため、車はB-5の真ん中のあたりに放置しています。
戦闘で車の助手席側窓ガラスは割れ、右側面及び天井が酷く傷ついており、
さらに林間の無茶な運転で一見動くようには見えませんが、走行には影響ありません。
ガソリンは残り半分ほどで、車の鍵は北川が所持したままです。
※空は月を覆うように雲が覆いはじめました。
雨に変わるのか、晴れるのかは後続の方にお任せします。
※北川たちの通ったルートでは通行が困難だったため、車はB-5の真ん中のあたりに放置しています。
戦闘で車の助手席側窓ガラスは割れ、右側面及び天井が酷く傷ついており、
さらに林間の無茶な運転で一見動くようには見えませんが、走行には影響ありません。
ガソリンは残り半分ほどで、車の鍵は北川が所持したままです。
※空は月を覆うように雲が覆いはじめました。
雨に変わるのか、晴れるのかは後続の方にお任せします。
【土永さん@つよきす-Mighty Heart-】
【装備:なし】
【所持品:なし】
【状態:気絶したまま梨花に運ばれています、左翼には銃創】
【思考・行動】
基本:最後まで生き残り、祈の元へ帰る
0:自分の保身を絶対の第一に考える
1:もっとまともな操り人形(銀髪の少女(智代)を候補に考えている)を探す。争いの種をまく。
2:自分でも扱える優秀な武器が欲しい、爆弾とか少量で効果を発揮する猛毒とか。
3:少し冒険してでも参加者たちを扇動したい
4:基本的に銃器を持った相手には近づかない
5:川澄舞を強く警戒、出来ればもう会いたくはない
6:もしも予測が真実なら、生徒会メンバーを生き返らせて日常に帰りたい
【装備:なし】
【所持品:なし】
【状態:気絶したまま梨花に運ばれています、左翼には銃創】
【思考・行動】
基本:最後まで生き残り、祈の元へ帰る
0:自分の保身を絶対の第一に考える
1:もっとまともな操り人形(銀髪の少女(智代)を候補に考えている)を探す。争いの種をまく。
2:自分でも扱える優秀な武器が欲しい、爆弾とか少量で効果を発揮する猛毒とか。
3:少し冒険してでも参加者たちを扇動したい
4:基本的に銃器を持った相手には近づかない
5:川澄舞を強く警戒、出来ればもう会いたくはない
6:もしも予測が真実なら、生徒会メンバーを生き返らせて日常に帰りたい
【備考】
土永さんの生徒会メンバー警戒順位は以下の通り
よっぴー>>>>(越えられない壁)>カニ
土永さんの生徒会メンバー警戒順位は以下の通り
よっぴー>>>>(越えられない壁)>カニ
167:風の辿り着く場所(前編) | 投下順に読む | 168:悪夢の夢は終わって始まる(前編) |
167:風の辿り着く場所(前編) | 時系列順に読む | 168:悪夢の夢は終わって始まる(前編) |
167:風の辿り着く場所(前編) | 北川潤 | 172:悲しみの傷はまだ、癒える事もなく |
167:風の辿り着く場所(前編) | 伊吹風子 | |
167:風の辿り着く場所(前編) | 古手梨花 | 172:悲しみの傷はまだ、癒える事もなく |
167:風の辿り着く場所(前編) | 土永さん | 172:悲しみの傷はまだ、癒える事もなく |