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Don't be afraid./散りゆくものへの子守唄(後編) ◆guAWf4RW62


未だ戦場に残るもう一人の修羅――ネリネ。
対峙するは、各々の決意を胸に秘めた戦士達。
その片割れであるトウカが、剣を深く構えて臨戦態勢となる。

「……終わりだ、ネリネ。今度こそその首、貰い受ける!」

トウカは千影が何故戻ってきたのか知らないし、千影は今しがた立ち去ったばかりの智代について、何の情報も持ち合わせていない。
お互いに尋ねたい事はある。
だが今はその時でない。
全ては、眼前の難敵を討ち滅ぼしてからだ。
敵はオボロを撃ち殺し、高嶺悠人を焼き殺した、恐るべき狩猟者だ。
その狡猾な戦い方と、人間では及びも付かない強大な魔力は、魔王と呼ぶに相応しい程のもの。
だが人数で勝るこの状況ならば、トウカ達の優位は揺るぎない。
楽な戦いになるとは思えないが、全力を尽くせば必ず勝利出来る筈だった。
にも関わらず、ネリネはあくまで余裕を保ったまま、微笑混じりに言葉を紡ぐ。

「ふふ……それは無理ですよ。貴女は此処で死ぬ事になります」

告げられた言葉は自信に満ち溢れており、自らの勝利をまるで疑っていないという事が伝わってくる。
決して、強がりなどでは無い。
トウカは一瞬訝しげな顔付きとなったが、すぐに眉を吊り上げた。

「戯言を……死ぬのは貴様だ!」

一喝。
トウカは真正面から斬り掛かろうとして、

「――――ッ!?」

絶対の死を予期し、真横に飛び退いた。
直後、辺りに響き渡るタイプライターのような轟音。
連続して放たれた破壊の塊が、トウカの背後にあった空間を切り裂いてゆく。

「……最悪の展開、だね」

眼前で展開された光景に、千影は戦慄を覚えざるを得なかった。
ネリネの手元に、恐るべき殺傷能力を秘めた短機関銃――イングラムM10が存在していた。

この島に於いて最強の武器とは、一体何だろうか。
永遠神剣の中でも飛び抜けた力を持つ時詠。
対物用重機関銃であるブラウニング M2 “キャリバー.50”。
確かにこれらの武器は、条件さえ整えば無敵の力を発揮するだろう。
だが時詠の使用には大きなリスクを伴うし、ブラウニング M2 “キャリバー.50”はその重量の所為で扱いが難しい。
とても万能とは云い難い。
だがネリネの持つイングラムM10は違う。
重量にして僅か2.84kg、発砲時の反動は小さくないものの、身体能力を強化したネリネなら十分に片手で扱える。
そして、僅か一分間で1050発もの銃弾を放つ超高火力。
一発一発の破壊力ではキャリバーや九十七式自動砲に劣るものの、人を殺す分には何の問題も無い。
イングラムM10は人間の命を奪うという用途に特化した、最強最悪の兵器なのだ。

トウカ達の動揺を見て取ったネリネが、心底愉しげに告げる――絶望の宴の始まりを。

「――さあ、踊り狂いなさい! 私の掌の中でっ!!」

ネリネの手元が火花を噴き、9ミリパラベラム弾が一斉に発射される。
イングラムM10から放たれる攻撃は、決して逃れられぬ死を運ぶ暴風雨だった。
単発式の拳銃による攻撃などとは、まるで桁が違う。
態勢を立て直す時間など、存在しない。
銃撃の軌道を見極める余裕など、存在しない。
掃射の標的となったトウカは、反撃に移る事も出来ず、降り注ぐ銃弾の中を唯只逃げ惑う。

「ほらトウカさん、もっと速く走らないと避け切れませんよ?」
「――――ク―――ア――――おのれっ……!」

懸命に駆けるトウカのすぐ横を、列を成した銃弾の群れが通過してゆく。
ネリネは標的との誤差を修正すべく、銃口の向きを微調整した。
銃弾の列が、逃げるトウカを追尾するような軌道で線を描く。
そして唸りを上げる銃弾が、遂にトウカの身体を貫いた。

「うぐアアアアぁああっ!!」

闇夜の下、響き渡る絶叫。
左肩を撃ち抜かれたトウカが、苦悶の声を上げる。
だがネリネはトウカに追撃しようとはせず、くるりと左方向に振り向いて、向き終えた時にはもうトリガーを引き絞っていた。
トウカを援護すべく駆けていた千影の足元が、派手な銃声と共に弾け飛ぶ。

「一度だけ……警告して差し上げます。死にたくなかったら、トウカさんを殺すまで大人しくしておいて下さい。
 貴女を殺してしまえば、また『器』を探す羽目になりますから」
「…………っ!」

イングラムM10の照準を正確に向けられて、千影は大きく息を飲む。
ネリネの先の銃撃は、所謂威嚇射撃――『その気になれば、お前など何時でも殺せる』というメッセージに他ならない。
時詠の時間加速を使えば、ネリネに肉薄する事は可能だ。
だが千影程度の技量では、たとえ近距離まで踏み込めたとしても、ネリネを仕留め切るのは難しい。
そしてもし攻撃を仕掛けて失敗すれば、確実に撃ち殺されてしまうだろう。
絶対的な脅威を前にして、千影は動くに動けなくなった。


「そう、それで良いんですよ。邪魔さえしなければ、当分は生かしておいてあげますから」

千影の動きが止まったのを見て取ったネリネは、満足げに微笑んだ後、視線をトウカの方へと戻した。
見ればトウカは、左肩から血を垂れ流しながらも、必死の形相でこちらに駆け寄って来ている。
ネリネは静かに銃口を動かしたが、トリガーを引くや否や、ガチッという音と共にイングラムM10が弾切れを訴える。
それは銃火器を用いる以上、絶対に起こる事態。
そしてトウカにとっては、最大の好機。

「――ハアアアアッッ!!」

トウカは裂帛の気合が籠められた咆哮を上げ、かつてない速度でネリネ目掛けて疾駆する。
ネリネが銃弾の装填を終える前に斬り伏せる――それが、トウカが勝利し得る唯一の手段。
ならば今この時、この瞬間に、己が持ち得る全ての力を爆発させるは必定。

だが銃火器の弱点が弾切れである事くらい、ネリネとて当然理解している。
ならば親切にその隙を狙わせてやる必要など、何処にも存在しない。
ネリネは献身に送り込む魔力を増加させ、より高い身体能力を引き出した。
敵は銃器を持っていない以上、背中を撃たれる心配も無い。
トウカと然程変わらぬ速度で逃亡しながら、左手の指全てと、右手の人差し指、中指を使って、器用に予備マガジンを装填する。
ネリネは装填し終えると同時にトウカの方へ向き直り、再び掃射を開始した。


「――――は、く、あ、っ……!」

絶え間なく降り注ぐ銃弾の嵐によって、トウカは回避を強要される。
ある時は飛び跳ね、ある時は地面を転がり回り、泥だらけになりながらも耐え凌ぐ。
唯一の勝機すらも完全に潰された以上、最早希望など無いと云うのに、それでも決して諦めない。
どんなに無様な姿を晒そうとも、次なる好機の到来を待ち続ける。
だが短機関銃による猛攻は、例え全力を尽くそうとも躱し切るのは難しい。

放たれる銃弾とトウカの距離が、徐々に縮まってゆく。
今度こそ致命傷を与えるべく、銃弾の群れが線を成して、トウカの身体へと迫る。
トウカは地面に滑り込んで逃れるが、未だ掃射は終わらない。
よろよろと起き上がるトウカの背中に向けて、トドメと云わんばかりに9ミリパラベラム弾が放たれた。
だがトウカが撃ち抜かれる寸前、その身体が宙に浮いた。

「ち、千影殿っ……!?」
「トウカくん……行くよっ……!」

千影はトウカを抱き上げて、全速力で疾走する。
残る体力と魔力を全て使い尽くすくらいのつもりで、時詠に力を注ぎ込む。
身体能力を強化し、己が時間も可能な限り加速させる。

「千影さん……どうやら早死にしたいようですね」

突き刺すようなネリネの声が聞こえてきたが、千影は止まらない。
第一、脅された程度でずっと大人しくして居られるのなら、わざわざこんな死地に舞い戻って来たりはしない。
自分は殺されてしまう危険性すら承知の上で、トウカを救いに戻って来たのだ。

だからこそ千影は身体の限界から目を逸らして、時詠の力を引き出し続ける。
ネリネの銃撃を躱しながら、トウカの身体を抱き上げながら、確実に間合いを縮めてゆく。
ネリネのイングラムM10が弾切れを引き起こした瞬間、トウカを地面に降ろす。
そのまま大きく助走して――

「……たあああああっ!!」

全力で時詠を放り投げた。
時間加速と身体能力強化の両方を駆使して放たれたソレは、凄まじい勢いでネリネの方へと飛んでゆく。


「な――――」

弓矢さながらの速度で迫る時詠に、ネリネは驚きを隠し切れなかった。
イングラムM10に予備マガジンを詰めている最中だったが、このままでは身体を貫かれてしまう。
ネリネは銃弾の装填作業を中断して、横に飛び跳ねる事で時詠から身を躱す。
それは、時間にして僅か一秒足らずの出来事。

だがその一秒をモノにすべく、ネリネの懐へ飛び込む武士が居た。

「……ネリネェェッッ!!」
「くっ――――この……!」

遂に間合いを詰め切ったトウカが、全力の居合い切りを放つ。
ネリネはそれを献身で受け止めたが、激しい衝撃に見舞われ、次の動作への移行が遅れてしまう。

トウカは即座に狙いを切り替え、ネリネの持つイングラムM10に向けて剣を振り下ろした。
急な目標変更に、ネリネの対応は間に合わず――グシャリ、という音と共にイングラM10の銃身がへし折れた。




「フ――――ハァ……ハァ……」

トウカは後退するネリネを追おうとせずに、乱れた呼吸をゆっくりと整える。
最大の脅威であったイングラM10を破壊した以上、無理に勝負を急ぐ必要は無かった。
服にこびり付いた泥を払い除けた後、真っ直ぐな瞳でネリネを見据える。

「どうだ、ネリネ。これでも未だ余裕を保っていられるか?」
「……っ……ぐ……今のは流石に、骨が折れた……けどね……」

千影がよろよろとした足取りで、トウカの横に並び掛ける。
時詠の連続使用による弊害は甚大で、魔力は完全に空の状態となってしまっている。
身体もボロボロで、気を抜けば意識が飛んでしまいかねない程だ。
明らかに、戦える状態ではない。


「…………っ!」

それでもネリネは言葉を返せない。
イングラムM10と献身の併用――それがネリネの取り得る最強の戦術だった。
最強のカードを破られてしまった以上、最早逆転の策など無い。
千影が事実上無力化していようとも、未だトウカが残っている。
献身による身体能力強化を用いても、トウカとは剣の腕が違い過ぎる。
残る銃火器を用いても、トウカに単発の銃撃が通じるとは思えない。
とても、敵わない。

「――終焉の時だ。数々の悪行、その身で償うが良い」

短く告げた後、トウカは一歩ずつ足を踏み出し始めた。
月明かりの下、トウカとネリネの距離が段々と近付いてゆく。


「う……あああっ……………」

ネリネの目には、迫るトウカの姿が死神であるかのように映っていた。
戦っても勝ち目は無い。
逃げようとしても、この難敵から逃げ切れるとは思えない。
このままでは、殺される。
自分は此処で終わってしまう。
敢えて良心を放棄して、人を狩り続ける修羅と化したのに。
親しかった時雨亜沙すらも、この手で殺してしまったのに。
未だ土見稟の遺体を、埋葬してもいないのに。


この命は――自分だけのものじゃないのに。


幼い頃、自分はリコリスと同化する事で、二人分の命を得た。
リコリスの生命力も、魔力も、歌も、想いも、全てを奪い去ったのだ。
此処で終わってしまっては、リコリスの想いが無駄になってしまう。

「駄目……です……」
「む……?」

此処で自分が死んだら、土見稟を愛していた少女の想いが、無駄になってしまうのだ。
そんな事、認められない。

「私は負けない……負けられない」

死ぬのは怖くない。
犯した大罪の責を負って、刑に服す覚悟だってある。
だけど、それは今じゃない。
自分は土見稟の死体を埋葬しなければならない。
生きて元の世界に戻り、魔族の総力を結集して、主催者達に復讐しなければならない。
リコリスの想いを、完遂しなければならないのだ。
そんな自分がこんな所で諦めるなど、許される筈が無い――!

「『献身』、リコちゃん――――私に力を貸して頂戴ッッ!!!」
「な……貴様、一体っ……!?」

魔力が暴走する危険性もあるが、最早そんな事に構っては居られない。
ネリネは自分が持ち得る全ての――否、自分とリコリスの二人が秘めた、全魔力を引き出した。
その瞬間、トウカの眼前で信じ難い事態が起こった。
ネリネの手元にある『献身』を中心として、空気が激しく渦巻く。
刀身から放たれる眩いばかりの閃光が、闇夜を照らし上げる。

「ぐぅ――――これは、何事かっ……!?」
「……っ……なんて……膨大な魔力だ……!」

余りの光に、トウカも千影も思わず瞼を閉じてしまう。
閉じた視界の中、空気が収束してゆくのが肌越しに伝えられる。
手足を痺れさせる程の悪寒がする。
絶望的な予感が、際限無く膨らんでゆく。
この場に居るだけで、命までも吸い取られてしまうような、そんな感覚。
そしてようやく光が収まった時、二人の前には――緑色のオーラに包み込まれたネリネが屹立していた。


制限というものが存在する以上、この事態は通常ならば有り得ない。
たとえエトランジェであろうとも、不可能な筈の芸当。
だがネリネの注ぎ込んだ魔力は、想いは、余りにも膨大過ぎた。
スピリットやエトランジェすらも凌駕する、桁外れの量だった。
そのお陰でネリネは、制限されているにも関わらず、オーラフォトンの力を手に入れる事が出来たのだ。



「…………っ」

眼前の少女が放つ圧倒的重圧に気圧され、トウカは意図せず後退した。
本能が、数々の戦場を潜り抜けて得た直感が、今すぐ此処から逃げ出せと訴えている。
それ程に、今のネリネから伝わってくる重圧は強大だった。
千影もトウカと同じ様子で、絶望に染まり切った表情をしている。
そんな中、ネリネの唇がぴくりと動いた。

「――――ソニック……」

紡ぐ言葉は、何処までも静かに。
楓を殺された恨みも、何度も梃子摺らされた怒りも、今は忘れよう。
勝利さえ得られれば、それ以上は何も欲さない。
ネリネはかつてのようにトウカ達を罵倒したりせず、ただ純粋に己が目的を果たそうとする。
ネリネの身体を包むオーラの輝きが増し、放たれる殺気が膨れ上がった。
そして、トウカが反射的に西洋剣を構えた、その瞬間。

「ストライク――――!」

ネリネはソニックストライク――献身で繰り出せる技の中で、最強を誇る突撃技――を放った。
トウカとネリネの距離は二十メートル、決して近距離だとは云い難い。
だが間合いなど即座に零となり、制限さえ無ければ音速すらも突破する槍撃が、トウカに襲い掛かる。
その速度、その威力には、いかなトウカとて対抗出来なかった。

「……ガアアァァアアアアァッ!!」
「ト、トウカくん――――!!」

血の霧が大きく広がり、苦悶の絶叫が木霊する。
ほんの一瞬、ただの一合でトウカの脇腹が深く切り裂かれたのだ。
だが何故かネリネはすぐに追撃しようとせず、トウカの前で無防備に立ったままだった。

「う………アアアアッ!!」

意識が飛びそうな激痛を強引に噛み殺して、トウカは西洋剣を打ち下ろす。
繰り出された剣戟は、正確にネリネの頭部へと吸い込まれてゆく。
だが、その切っ先が標的を捉える刹那。

「……ウインドウィスパー!」
「――――――――!?」

ネリネの足元に緑色の魔方陣が浮かび上がり、その身体を強烈な風が覆った。
一瞬にして発動されたウィンドウィスパー――風を身に纏う防御魔法――が、トウカの剣を跳ね返す。
そして攻撃の終わり際を狙い、ネリネの槍が再び突き出された。
ソニックストライク程では無いと云えども、十分過ぎる鋭さを伴った一撃。
素早く飛び退こうとしたトウカだったが、その右太股を献身の刃先が掠めた。

「ぁ――――ぐああっ…………!」

受身をとるような余裕すらも、今のトウカには無い。
トウカは空中で大きくバランスを崩してしまい、背中から地面に倒れ込んだ。

「……トウカくん!」

千影は慌ててトウカに駆け寄って、その身体を抱き起こした。
トウカの脇腹から流れ落ちる鮮血が、地面を赤く濡らしてゆく。
これだけ傷が深ければ、止血処置をしないと命すらも危ういかも知れない。
あれ程の戦闘能力を誇ったトウカが、まともに打ち合う事すら出来ないまま倒された。
今のネリネは、余りにも強過ぎる。
別行動をしているハクオロ達と共に挑んだとしても、到底倒せまい。
だがそこで、千影の脳裏に沸き上がる疑問。
千影は哀しみに満ちた紫色の瞳で、眼前の怪物をじっと眺め見た。

「どうして……。それ程の力が有るのに……どうして、殺し合いを……続けようとするんだい。
 今のネリネくんなら……主催者がどんなに……強かったとしても、十分に……討ち滅ぼせるじゃないか」

それは当然の疑問。
主催者を大きく上回る力があるのならば、このような下らぬ殺人遊戯に付き合う必要は無い。
首輪の解除方法を速やかに確保した後、主催者を倒してしまえば良いのだ。
だがネリネは瞼を閉じて、ゆっくりと首を横に振った。

「それが出来たらどんなに良かったか。でもね、不可能なんです」
「……どうしてだい?」
「私は魔王の娘……居なくなってしまえば、必ず世界中が騒ぎになる。
 お父様はきっと、魔族の軍隊を総動員して捜索活動に励んでくれた筈です」

ネリネの父親である魔王フォーベシイは、心の底から娘を溺愛している。
彼がどのような行動を取ったかなど、火を見るよりも明らかだろう。

「勿論、私自身も稟さまを守る為に頑張りました。良心を捨てて、友人すらもこの手にかけました。
 お父様も、私も必死に……本当に必死に努力しました。だけど――」

閉じられていたネリネの目が、大きく開かれた。
ネリネの瞳は――涙に濡れていた。

「だけどっ……駄目だった! 稟さまを救えなかった!」

修羅の仮面を脱ぎ捨てたネリネの絶叫は、酷く悲痛なものだった。
怪物でも狩猟者でもない、年相応の少女のものだった。
聞いているだけで、こちらの胸までもが痛くなってくる。

「私は稟さまを救えなかった! お父様でも救えなかった! 私達がどれだけ頑張っても、稟さまを救えなかったんです!!」

様々な想いの入り混じった叫びに、千影は何も言葉を挟めない。
大切な者の為に良心を捨て、人を殺し続けて、それでも救えなかった悲しみがどれ程のものか、想像も付かない。
闇の落ちた博物館前で、ネリネの嗚咽だけが響き渡る。
だが、それも長くは続かない。
ネリネは涙を服の袖で拭き取って、再び修羅の仮面を装った。

「……この殺し合いの主催者は、余りにも強大過ぎます。そう、魔族の軍隊の介入すらも防ぎ切れる程に。
 この島に居る方々だけで倒すなんて不可能です。ですから――――私は人を殺し続ける」

再び戦闘態勢に移行すべく、献身に魔力が注ぎ込まれる。
ネリネの身体を、緑色のオーラが覆い尽くす。

「殺し合いに優勝して、稟さまを埋葬して差し上げる。それから魔族の総力を結集して、全ての元凶である主催者達を殲滅する。
 それが私が稟さまにしてあげられる、最後の奉仕!」
「稟くんは、きっとそれを……望まないよ。それでもかい……?」

ネリネの内に秘められた想いを知った千影が、一縷の望みを以って問い掛ける。
だがネリネは何の迷いも無く、何処までも澄んだ声で答えを返す。

「――ええ、それでもです」

そう告げたネリネの笑顔は、千影がこれまで見たどんな表情よりも悲しいものだった。
悲痛な、そして決して変わる事が無いであろう決意の籠められた言葉。
その言葉に、満身創痍の武士が応える。

「ならば――――某がお主を倒す」

トウカは西洋剣を地面に突き刺して、杖代わりに用いていた。
そうしなければ倒れてしまいかねない程の重傷だと云うのに、揺ぎ無い声で告げる。

「お主が根からの悪人で無い事は良く分かった。だがこれからも、罪無き人々を殺すつもりだと云うのなら、某が倒す。
 エヴェンクルガの武士として、オボロの友として、悪鬼と化したお主を討つ」

その言葉には、ネリネにも劣らぬ程の決意が秘められている。
トウカとネリネは、静かに視線を交錯させる。
嘗てお互いを仇として憎み合った二人だったが、最早そのような感情は消え失せつつあった。
有るのは己の信念を貫き続けた者に対する、強い敬意だけだ。

「トウカさん。貴女は本当に強い……この状況でも未だ、諦めた目をしていない」

ネリネの言葉に、嘘偽りは一切混じっていない。
本心から、未だ戦い続けようとするトウカを褒め称えているのだ。
だから――敵の強さを認めたからこそ、ネリネは一切手を抜かない。

「――せめてもの手向けです。私の魔力、その殆どを結集した、最強最大の一撃で葬って差し上げます」

ネリネはそう云うと、献身に更なる魔力を送り始めた。
献身の輝きが益々強まり、ネリネを包むオーラの濃度が増してゆく。
激しい突風が渦巻いて、周囲の空気を振動させる。
そんな中、千影が申し訳なさそうな表情でトウカに語り掛ける。

「トウカくん……すまないね……」
「……何がでござるか?」
「トウカくんは……知り合ったばかりの私を、何度も助けてくれた。その所為で何度も……傷付いてしまった。
 今回だって私を見捨てて……逃げていれば、トウカくんは、助かった筈さ……」

それは紛れも無い事実だろう。
わざわざ千影を助けようとしなければ、トウカは余計な戦いを回避出来た。
主であるハクオロを守る事に、全ての力を注ぎ込めた筈だった。
こんな所で命を落とす事など、無い筈だったのだ。

「正しき者を守るのが、エヴェンクルガ族である某の役目。知り合ったばかりかどうかなど、関係ござらん」
「でも……私は少し前まで、姉妹達の事しか……考えていなかったんだ。
 トウカくんの事は……考えてあげられなかったんだ……」

そうだ――自分は姉妹の事しか考えていなかった。
衛が死んでしまった場合は、殺し合いに乗るつもりだった。
トウカとは比べるべくもない、酷く身内贔屓の思考。
だというのに、トウカはまるで翳りの無い顔で答える。

「――構いませぬ。少なくとも先程の千影殿は、某と一緒に戦って下さったではないか。
 そんな千影殿を守って逝けるのなら、某は本望です」
「トウカくん……」
「それに某は未だ諦めてなど居ない。ネリネを打ち倒す方法は存在する。千影殿、耳をお貸し下され」

トウカは千影に耳打ちし、最後の作戦を告げる。
だがそれは千影にとって、受け入れ難い内容だった。

「な……駄目だ、それではトウカくんが! そんな事……私には出来ない……!!」
「千影殿……此処で二人共倒れたら、全てが終わってしまう。
 某は未だ、己が役目を果たせてはいない……。己が失態の責を取れてはいない……」

トウカには役目があった――ハクオロや、千影とその姉妹達を守り続けるという役目が。
トウカには責任があった――自分の所為で修羅と化した智代を、止めるという責任が。
エヴェンクルガの武士として成し遂げねばならぬ目標は、未達成のままだ。
それでも――

「ですが、遺志を引き継いでくれる人間さえ居れば、某は本当の意味で死んだ事にはなりませぬ。
 千影殿なら……一人で逃げる事も出来たのに、逃げなかった千影殿ならば、きっと某の意思を引き継げる」

命懸けで千影を守った事が、間違いだとは思っていないから。
エヴェンクルガの信念に則って歩んだ人生は、正しいものだと信じているから。
だからこそトウカは、真っ直ぐな瞳、満面の笑顔で告げた。


「ですから――某には、悔いなどござらん」
「っ…………」


それで、千影が口に出せる言葉など無くなった。
トウカはもう、何を云っても止まらない事が分かってしまったのだ。
千影は万感の想いを込めて、死に逝くトウカを眺め見る。
だが今生の別れになるであろうソレも、ほんの数秒しか許されない。


「――お喋りの時間は終わりです……行きますよ」

全てを凍り付かせるような殺気。
ネリネの声を合図として、遂に決戦は始まった。



「死になさい……」

ネリネの身体を、余りにも巨大なオーラが包み込む。
制限さえ無ければ街一つ破壊し尽くせる程の、最強の魔力。
それらの全てが、永遠神剣『献身』に吸い込まれたのだ。
そして膨大な魔力はオーラへと変換され、信じ難い力を生み出す。
放たれる一撃は最早、生身の人間がどうこう出来るレベルのものでは無いだろう。


「エルルゥ殿、アルルゥ殿、カルラ殿、オボロ、聖上、千影殿……」

トウカは剣を鞘に戻し、所謂居合い切りの態勢となった。
自分には魔力など無い。
ならば鍛えに鍛え抜いた技巧と、仲間達より受け継ぎし、想いの力に全てを懸けるだけ。
武人としての己が生き様に全てを懸けるだけだ。



「――――ソニックゥゥゥ…………」

口を開くは、最強の魔力を秘めし少女。
爆発的な加速力を生み出すべく、ネリネを覆うオーラが一層肥大化する。


「――――皆、見ていて下され。これが……」

口を開くは、剣の道を極めし武士。
全身全霊の一撃を放つべく、トウカの腰が沈み込む。




「ストライク――――!!!」
「武士の生き様でござる――――!!!」


トルネードのような巨大な暴風が、周囲一体に吹き荒れる。
渦巻く突風の中、彗星と化したネリネがトウカに襲い掛かる。
トウカはネリネが射程に入った瞬間、鞘から西洋剣を抜き放った。


視認すら困難な勢いで振り下ろされた一撃。
洗練された動作で繰り出された居合い切り。
それら二つがぶつかり合う。


魔力と技。
究極の衝突とも云える対決は――



「――――ガ、――ハ…………!!」



砕け散った西洋剣、左腕を斬り落されたトウカの姿と共に、ネリネの勝利で終わった。





(勝った……!)

ネリネは自らの勝利を確信していた。
トウカの得物を粉砕し、心臓に近い左腕を斬り落とす事で、致命傷も与えた。
崩れ落ちるトウカから視線を外し、残る千影へと視線を移す。
千影はベネリM3を拾い上げていたが、散弾銃如きでは何の脅威にも成り得ない。
荒れ狂う風の防御を、粒弾如きで貫ける筈が無い。
ネリネは防御魔法を発動させようとして――

「――――そんな物、今の私には……!?」

突如衝撃が奔り、手元から献身が零れ落ちた。
身体を覆っていたオーラが、あっという間に霧散してゆく。
驚愕したネリネが下に視線を移すと、そこには。

「トウカ――――さんっ…………!?」

得物と左腕を失った程度では、覚悟を決めた武士は止まらない。
トウカは徒手空拳で献身を叩き落し、そのままネリネの腰に組み付いていたのだ。

先の衝突では、即死さえ避けられれば良かった。
敵の意表を突く為には、致命傷を受けた方が好都合。
己が命と引き換えにネリネから献身を奪い取り、動きさえも封じ込める。
それがトウカの狙い……!!


「トウカくん……今まで有り難う。……また……来世で……」

ベネリM3の銃口がネリネ達へと向けられる。
別れの言葉と共に、千影はトリガーを引き絞った。


「―――――――り、稟さまああアアアアアアァァァ!!!」


ネリネが絶叫する。
そして――


「アアアアアアアァァァァアアアッッ!!」


叫ぶ声はネリネのものか、或いはトウカのものか。
唸りを上げる流星群。
ベネリM3から放たれた粒弾の嵐が、トウカごとネリネを貫いた。




    ◇     ◇     ◇     ◇


決戦が終わった後の戦場は、酷く静まり返っている。
ネリネが倒れた影響からか、あれ程激しく吹き荒れていた風も、今はもうすっかり止んでいた。
トウカは満足気な笑顔を浮かべたまま、そしてネリネは大きく目を見開いたまま、二度と動かぬ屍と化している。

「…………」

そんな中、千影はベネリM3を手にしたまま、独り立ち尽くしていた。
トウカの提案した作戦通りだった。
自分はやり遂げた。
一撃で確実にネリネの命を奪い去った――そう、仲間であるトウカ諸共。

他に勝利し得る方法など、無かった。
正面から実力勝負を挑んでは、味方が何人いようともネリネには勝てなかっただろう。
トウカごと撃つのを躊躇っていれば、銃撃を躱されてしまっていただろう。

「――でも、トウカくん……」

分かっている。
こうするしか無かったのは分かっているし、トウカが自分に何を託して逝ったのかも理解している。
自分はトウカの意思を受け継いで、強く、強く、生きてゆかなければならない。
悪を誅し、罪無き善良な人々を助けなければならない。
そんな事は十分過ぎる程に分かっているが、それでも――

「やっぱり……こんなの、悲し過ぎるよ……」

零れ落ちた一言こそが、少女の紛れも無い本心だった。


けれど、泣き言はそれで終わり。
どれ程の悲しみに苛まれようとも、前を向いて生き続けるのが自分の責務だ。
千影はよろよろとした足取りで歩を進め、地面に落ちていた時詠を拾い上げる。
永遠神剣第三位『時詠』――自らの時を加速させる魔具。

優れた身体能力を持たぬ自分にとって、時詠は間違いなく最高の武器だ。
大きなリスクを伴いはするが、使用すれば十分な戦闘能力を得る事が出来る。
だがそれも魔力があれば、の話だ。
ほぼ全ての魔力を使い尽くした今の自分では、時を加速させるなど不可能だろう。
生き延びる為には、銃火器の類にも頼らなければならない。

千影はネリネの死体に歩み寄って、見開かれたままの目を閉じさせてやってから、彼女のデイパックを拾い上げた。
照明は微かな月光しか無い為、ただ見るだけではデイパックの中身全てを窺い知る事は出来ない。
実際に鞄の中身を、一つ一つ取り出して確認し始める。
最初に洋服を発見したので、まずはそれを身に纏う。
だが続けてデザートイーグルを取り出したその時、横から雑草を踏み締める音が聞こえてきた。

「――――っ!?」

予期せぬ事態にデザートイーグルを取り落としながらも、音のした方へと振り返る。
千影の振り向いた先、博物館の壁面近くに銀髪の少女が立っていた。

「君は……さっきの……」
「……これは予想外だったな。トウカさんが死んでしまうとは思わなかった」

少女――坂上智代は、トウカの殺害を諦めた訳では無かった。
一度戦場から逃亡した後、少し離れた場所で乱入する好機を待っていた。
そして戦いの喧騒が止んだのを聞き取って、疲れ果てているであろう勝利者を打ち破るべく、戦場に舞い戻ったのだ。
再び現われた修羅の姿に、千影が少しずつ後ずさりしながら口を開く。

「……私は千影。君の名前は……何て云うんだい?」
「坂上智代だ」
「智代くん……。君は、殺し合いに……乗っているのか?」

千影がそう問い掛けると、智代は皮肉げに歪んだ笑みを浮かべた。

「――フン、答えが分かっている癖に聞くな。そうさ、私は全ての人間を殺し尽くすつもりだ」

何の迷いも無く告げる言葉には、もう憎悪しか含まれて居なかった。
この少女もネリネと同じで、決して引き返せぬ殺戮の道を選んだのだ。
その事実を認識した千影は、揺るぎの無い声で告げる。

「そうかい……。なら、トウカくんの代わりに……私が君を倒す。今は無理だけど……傷を癒して、いずれ必ず君を止める」
「傷を癒す? 傷付いた獲物を、みすみす見逃してやるとでも思っているのか?」

凍り付いた視線が千影に突き刺さる。
智代の手にした永遠神剣第七位『存在』が、ゆっくりと持ち上げられる。
身体能力の差を、そして消耗度合いの差を考えれば、単純な走力勝負で千影が逃げ切るのは不可能だ。
だが千影は焦る様子一つ見せないで、自分のデイパックからベネリM3を取り出した。

「怪我をしたくなければ……そうするしか、ないよ。私にはこれが……あるからね。
 散弾銃を……避け切れる自信があるなら……追って来れば良い」
「…………」

話す間も千影の足は後退を続けており、二人の距離が少しずつ離れてゆく。
智代は追えない。
散弾銃の攻撃は、素早い猛獣すらも仕留め切る程広範囲に及ぶ。
回避に徹するのならばともかく、追撃しながら躱すなど不可能に近い。
結局智代は追撃を諦めて、千影が去るのを黙って見守った後、戦場に残された武器を回収する事にした。


まずは周囲をくまなく歩き回って、落ちていた武器を一つ残さず拾い上げる。
その結果、九十七式自動砲やデザートイーグル、献身と云った武器を入手出来た。
続けてネリネの死体を物色し、そのポケットからデザートイーグルの予備マガジンを回収する。
トウカの死体も調べたが、こちらは何も隠し持っていなかった。

「ふう……これで全部か。思った以上に収穫があったな」

強力な武器の数々を手に入れた智代は、満足気に戦場を離れようとする。
最後にトウカの死体を改めて眺め見たが――何の感慨も、沸いては来なかった。
智代に残された感情は、最早唯一つだけ。

「見ていてくれ春原……。ハクオロは、私が必ず殺してやるからなっ……!」

そう――絶対的な、憎悪のみだ。






【ネリネ@SHUFFLE! ON THE STAGE 死亡】
【トウカ@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄 死亡】


【C-3 博物館周辺/1日目 真夜中】

【千影@Sister Princess】
【装備:洋服、トウカのロングコート、ベネリM3(1/7)、12ゲージショットシェル127発、永遠神剣第三位“時詠”@永遠 のアセリア -この大地の果てで-】
【所持品1:支給品一式×7、九十七式自動砲の予備弾95発、S&W M37 エアーウェイト 弾数0/5 コンバットナイフ 
 出刃包丁@ひぐらしのなく頃に 祭 イングラムの予備マガジン(9ミリパラベラム弾32発)×7 9ミリパラベラム弾68発】
【所持品2:トカレフTT33の予備マガジン10 洋服・アクセサリー・染髪剤いずれも複数、食料品・飲み物多数】
【所持品3:朝倉音夢の生首(左目損失・ラム酒漬け) 朝倉音夢の制服 桜の花 びら コントロール室の鍵 ホテル内の見取り図ファイル】
【所持品4:謎ジャム(半分消費)@Kanon、『参加者の術、魔法一覧』、デザートイーグルの予備弾92発】
【所持品5:C120入りのアンプル×8と注射器@ひぐらしのなく頃に、ゴルフクラ ブ、各種医薬品】
【所持品6:銃火器予備弾セット各100発(クロスボウの予備ボルトのみ残数80/100)、 バナナ(フィリピン産)(2房)】 】
【状態:洋服の上から、トウカのロングコートを羽織っている。両手首に重度の擦り傷、左肩重傷(治療済み)、魔力残量皆無、肉体的疲労極大、極めて強い決意】
【思考・行動】
基本行動方針:罪無き人々を救い、殺し合いに乗った者は倒す。
0:今後の移動先は、次の書き手さん任せ
1:衛を守る
2:また会う事があれば智代を倒す
3:永遠神剣に興味
4:北川潤、月宮あゆ、朝倉純一の捜索
5:魔力を持つ人間とコンタクトを取りたい
6:『時詠』を使って首輪が外せないか考える
7:もう一度舞に会いたい

※千影は『時詠』により以下のスキルが使用可能です。 但し魔力・体力の双方を消耗します。
 タイムコンポーズ:最大効果を発揮する行動を選択して未来を再構成する。
 タイムアクセラレイト…自分自身の時間を加速する。他のスキルの運用は現時点では未知数です。 詳しくはwiki参照。
 エターナル化は何らかの力によって妨害されています。
 また『時詠』に魔力を送れば送る程、身体能力を強化出来ます(但し、原作程圧倒的な強化はほぼ不可能)。
※未来視は時詠の力ではありません。
※四葉とオボロの事は衛と悠人には話してません(衛には話すつもりは無い)
※千影は原作義妹エンド後から参戦。
※ハクオロ、悠人を強く信頼。
※悠人は死んだと思っています。
※ネリネの遺体から回収した鞄の中身を殆ど確認出来ていません。その為、朝倉音夢の生首などにも気付いていません。



【C-3 博物館前/1日目 真夜中】
【坂上智代@CLANNAD】
【装備:IMI デザートイーグル 3/10+1 IMI デザートイーグル の予備マガジン10 】
【所持品:支給品一式×3、九十七式自動砲 弾数6/7 永遠神剣第七位『存在』@永遠のアセリア-この大地の果てで-
 サバイバルナイフ、トランシーバー×2、多機能ボイス レコーダー(ラジオ付き)、十徳工具@うたわれるもの、スタンガン、
 催涙スプレー(残り2分の1)、ホログラムペンダント@Ever17 -the out of infinity-、
 永遠神剣第七位“献身” 】
【状態:疲労大、血塗れ、左胸に軽度の打撲、右肩刺し傷(動かすと激しく痛む・応急処置済み)、両腕共に筋肉痛、
 左耳朶損失、全ての参加者に対する強い殺意】
【思考・行動】
基本方針:全ての参加者を殺害する。
1:何としてでもハクオロを殺害する。
2:ハクオロに組し得る者、即ち全ての参加者を殺害する。
【備考】
※舞を危険人物として認識しています。
※『声真似』の技能を持った殺人鬼がいると考えています。
※トウカからトゥスクルとハクオロの人となりについてを聞いています。
※永遠神剣第七位"存在"
 アセリア・ブルースピリットが元の持ち主。両刃の大剣。
 魔力を持つ者は水の力を行使できる。
 ウォーターシールド…水の壁を作り出し、敵の攻撃を受け止める。
 フローズンアーマー…周囲の温度を急激に低下させ、水分を凍結させ鎧とする。
 他のスキルの運用については不明。
※永遠神剣第七位“献身”は制限を受けて、以下のような性能となっています。
永遠神剣の自我は消し去られている。
魔力を送れば送る程、所有者の身体能力を強化する(但し、原作程圧倒的な強化はほぼ不可能)。
魔力持ちの敵に突き刺せば、ある程度魔力を奪い取れる。
以下の魔法が使えます。

尚、使える、といってもウインドウィスパー以外は、実際に使った訳では無いので、どの位の強さなのかは後続の書き手に委ねます。
アースプライヤー  回復魔法。単体回復。大地からの暖かな光によって、マナが活性化し傷を癒す。
ウィンドウィスパー 防御魔法。風を身体の周りに纏うことで、僅かな間だけ防御力を高める。 強度は使用者の魔力に依存。
ハーベスト     回復魔法。全体回復。戦闘域そのものを活性化させ、戦う仲間に力を与える。
ソニックストライク 音速を突破する速度で繰り出される槍技。但し余程強大な魔力が無ければ、使用不可能。


【備考】
※イングラムM10、舞の剣は大破。
※九十七式自動砲により、博物館の壁が一部破壊されました



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161:Don't be afraid./散りゆくものへの子守唄(前編) ネリネ
161:Don't be afraid./散りゆくものへの子守唄(前編) トウカ
161:Don't be afraid./散りゆくものへの子守唄(前編) 千影 174:少女連鎖(Ⅱ)-少女達の檻-
161:Don't be afraid./散りゆくものへの子守唄(前編) 坂上智代 174:少女連鎖(Ⅱ)-少女達の檻-






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