小さな、とても小さな奇跡。 ◆jWwIlynQcU
(咲耶くんと衛くんは無事みたいだね……。そしてトウカくんも無事生き延びたみたいだ……)
神社から一足早く離脱した千影は、二回目の定時放送を聞きながら心の中で呟く。
あれから彼女はそのまま北へ向かい、森からそれほど離れていない民家の一つに身を隠していた。
あれから彼女はそのまま北へ向かい、森からそれほど離れていない民家の一つに身を隠していた。
民家にあった救急箱を見つけるや、ネリネによって受けた左肩の傷を応急処置し、体を休めていた。
傷口を消毒し、化膿止めの軟膏をすり込んだ後、包帯を巻く。
その度に激痛が走ったが、悲鳴を上げることだけはなんとかこらえた。
今では出血もとまり、多少は左腕を動かすことができる。
傷口を消毒し、化膿止めの軟膏をすり込んだ後、包帯を巻く。
その度に激痛が走ったが、悲鳴を上げることだけはなんとかこらえた。
今では出血もとまり、多少は左腕を動かすことができる。
定時放送が流れたのはその応急処置が済んだ直後だった。
「相沢祐一……朝倉音夢……杉並……芳乃さくら……」
放送で流れた死亡者の名前に鉛筆で線を引き、ここまで出会った他の参加者――名雪、舞、ことり――の知り合いが半分以上死んだ事を確認する。
そして、名前の挙がった死者の数に愕然とした。
そして、名前の挙がった死者の数に愕然とした。
その数、15名――
第一回放送より明らかにその数は増えている。
鷹野の言う事を認めたくは無いが、皆そんなに人殺しが好きなのだろうかとすら思いたくなる。
現に神社で殺されたオボロも自分と出会う前、四葉を手にかけたと言っていた様にこの殺人ゲームに乗っていたではないか。
鷹野の言う事を認めたくは無いが、皆そんなに人殺しが好きなのだろうかとすら思いたくなる。
現に神社で殺されたオボロも自分と出会う前、四葉を手にかけたと言っていた様にこの殺人ゲームに乗っていたではないか。
だが、それよりも今の千影にとって気がかりなのは咲耶と衛の安否だった。
生存者の数が減ればそれだけ次の放送で呼ばれる可能性は高まるのは必然。
次の定時放送で咲耶や衛、そして自分の名が呼ばれる事も有りうるのだ。
生存者の数が減ればそれだけ次の放送で呼ばれる可能性は高まるのは必然。
次の定時放送で咲耶や衛、そして自分の名が呼ばれる事も有りうるのだ。
「もうそろそろ、心の準備をするべきかもしれないね……」
そう一人呟く千影。
第一回放送で四葉の名が呼ばれたときは衝撃を受けたが、それはまさか名前が呼ばれるとは思っていなかったという事もある。
できる事なら、次の放送でも二人の名前が呼ばれない事を祈りたいが、その可能性は低いだろう。
第一回放送で四葉の名が呼ばれたときは衝撃を受けたが、それはまさか名前が呼ばれるとは思っていなかったという事もある。
できる事なら、次の放送でも二人の名前が呼ばれない事を祈りたいが、その可能性は低いだろう。
神社の一戦でオボロを殺したネリネに楓。
いずれも目的の為には平然とゲームに乗り、殺人という行為を躊躇する様子は全くなかった。
自分はオボロの犠牲にトウカの援護もあって危機を脱したが、自分の様な幸運があの二人にも起こるとは思えない。
それ故に、千影は未だ見つけられない二人が次の放送で名が呼ばれる事を覚悟することとしている。
いずれも目的の為には平然とゲームに乗り、殺人という行為を躊躇する様子は全くなかった。
自分はオボロの犠牲にトウカの援護もあって危機を脱したが、自分の様な幸運があの二人にも起こるとは思えない。
それ故に、千影は未だ見つけられない二人が次の放送で名が呼ばれる事を覚悟することとしている。
残酷だが、四葉が死んだという事実がある以上は、咲耶も衛も自分もいつここで命を落としても仕方が無いのだから。
「……もう、ここを離れたほうがいいかもしれないね」
ディパックを手にすると、千影は民家を離れる。
傷の手当てと休息によってある程度体力は回復した。
“時詠”を使ったあとの虚脱感はまだ完全に抜け切ったわけではないが、それでも神社を離れた時に
比べれば幾分ましになっている。
傷の手当てと休息によってある程度体力は回復した。
“時詠”を使ったあとの虚脱感はまだ完全に抜け切ったわけではないが、それでも神社を離れた時に
比べれば幾分ましになっている。
とりあえずは同じエリアに存在する映画館を探索しようと思いながら、千影はふと左手を動かしてみる。
指先は動く、感覚もある――。
傷は痛むが神経を断ち切られたわけではない。
映画館の探索後、そこに誰もいなければまた休息し、体力を回復させるのがいいだろう。
映画館の探索後、そこに誰もいなければまた休息し、体力を回復させるのがいいだろう。
(でも、この傷は兄くんには見せられないね……)
生きて帰る事が出来たらその時は、魔術で肩の傷を消す事にしよう。
千影はふと、そんな風に思ったのだった。
千影はふと、そんな風に思ったのだった。
「誰もいないね……」
「ああ、メモも無いな……」
「ああ、メモも無いな……」
ほぼ同じ頃、高嶺悠人と衛の二人は映画館に到着し、工場を目指していたハクオロ達
三人が映画館に置いたというメモを探していた。
プラネタリウムで3人と別れてから襲撃者の乗った車を見た二人は、すぐさま瑛理子に
電話で事を伝え、自分達は三人が置いたメモを処分する為に、映画館に来たのだった。
しかし、ロビーに置いてあったというメモはどこを探しても見当たらず、やったことと言えば、
二回目の定時放送で流れた死者の中に知り合いがいないかということの確認ぐらいだった。
三人が映画館に置いたというメモを探していた。
プラネタリウムで3人と別れてから襲撃者の乗った車を見た二人は、すぐさま瑛理子に
電話で事を伝え、自分達は三人が置いたメモを処分する為に、映画館に来たのだった。
しかし、ロビーに置いてあったというメモはどこを探しても見当たらず、やったことと言えば、
二回目の定時放送で流れた死者の中に知り合いがいないかということの確認ぐらいだった。
(なんてことだ。最初の時より死亡者が増えているなんて)
悠人は苛立ちを込めてそう呟いた。
放送前は、死者の数が多少は減っていてくれる事を期待したが、それは見事に裏切られた。
それに、読み上げられた名前の中にハクオロの知り合いであるアルルゥとオボロという二人の名前があったということ。
放送前は、死者の数が多少は減っていてくれる事を期待したが、それは見事に裏切られた。
それに、読み上げられた名前の中にハクオロの知り合いであるアルルゥとオボロという二人の名前があったということ。
エスペリアの名が呼ばれたときは予め話を聞かされていたし、衛の姉妹の名前が無いことで安心していたが、
改めて名簿を読み返し、さらにプラネタリウムで聞いた三人の知り合いの名前も呼ばれたのを確認したのだ。
改めて名簿を読み返し、さらにプラネタリウムで聞いた三人の知り合いの名前も呼ばれたのを確認したのだ。
(順調に行けば、公園で三人と合流するけど心配だな)
悠人が心配するのは無論ハクオロのことに他ならない。
プラネタリウムで情報交換をした時はハクオロに「エスペリアを殺した相手を見つけたら殺すのか?」と問われたが、
知り合いを一度に二人も失った彼がその事実に耐えられるのかが気がかりだった。
プラネタリウムで情報交換をした時はハクオロに「エスペリアを殺した相手を見つけたら殺すのか?」と問われたが、
知り合いを一度に二人も失った彼がその事実に耐えられるのかが気がかりだった。
聞いた話ではオボロというのはハクオロを「兄者」と慕う武人だったそうだが、アルルゥという子はまだ
年端もいかない子供で、彼のことを「おとーさん」と呼んでたそうではないか。
年端もいかない子供で、彼のことを「おとーさん」と呼んでたそうではないか。
そんな子供までが殺し合いに参加させられ、すでに命を落としたという事実は衝撃でしかないだろう。
(二見さんや神尾さんが、ハクオロの事を支えてくれるならいいけどな)
まだ、彼ら三人と合流できない今の段階ではただ、そう祈るしかなかった。
そう考えていると、衛が声をかけてくる。
「悠人さん、ゴミ箱の中も見たけどやっぱりメモなんて無いよ。誰かがもっていったんだよきっと」
「ああ、そうだろうな。もう行くか……」
「ああ、そうだろうな。もう行くか……」
結局、そう結論付けるしかなかった。
メモは襲撃者が持ち去ったのだろうが、そうなるといよいよ工場に向かうのは危険である。
しかし、首輪を外すには工場にある様々な機械が必要というのが瑛理子の話だった。
公園での合流後次第だが、もし工場を目指すなら戦闘は必至となる。
メモは襲撃者が持ち去ったのだろうが、そうなるといよいよ工場に向かうのは危険である。
しかし、首輪を外すには工場にある様々な機械が必要というのが瑛理子の話だった。
公園での合流後次第だが、もし工場を目指すなら戦闘は必至となる。
それとも他に首輪を解析・無力化する手段があるのだろうか。
(自分の頭で考えても仕方が無い。この件は二見さんに聞いてみよう)
悠人は軽く頭を振ると、映画館へ入ったときと同じように警戒しながら出入り口に向かう。
が、わずかに扉を開けた時、外からこちらへ向かってくる足音が聞こえる。
が、わずかに扉を開けた時、外からこちらへ向かってくる足音が聞こえる。
「まずい!衛、一旦中に戻るぞ!」
「え?な、何?悠人さん?」
「こっちに人が来るんだ!早く!」
「え?な、何?悠人さん?」
「こっちに人が来るんだ!早く!」
こちらへ来るのがもし、乗った人間だったら危険である。
すぐさま悠人は衛の手を引っ張り再度映画館内へと戻っていく。
すぐさま悠人は衛の手を引っ張り再度映画館内へと戻っていく。
千影が館内へ足を踏み入れたのはその直後だった。
「来るな……」
そう呟いた悠人は、既にホールのいくつも並ぶ座席の一つに身を隠し、いつでも飛び出せるようにしている。
右手にはディパックから取り出した刀を握り締め、左手にはベレッタの1丁を手にしている。
ここまで手にしてきた今日子のハリセンは、お守り代わりとして腰にさしているが、いつまで電撃を放って
くれるか分からない為、今回は温存する事とした。
右手にはディパックから取り出した刀を握り締め、左手にはベレッタの1丁を手にしている。
ここまで手にしてきた今日子のハリセンは、お守り代わりとして腰にさしているが、いつまで電撃を放って
くれるか分からない為、今回は温存する事とした。
「悠人さん、無事でいてね……」
一方で衛は映画館のホールを見渡せるコントロール室に待機し、悠人の合図を待つ。
この部屋にはスクリーンに映画を映す映写機のほかにも館内の照明をコントロールする装置があり、悠人の
合図で室内にあるスイッチを片っ端からONにして照明を点灯させるつもりだった。
この部屋にはスクリーンに映画を映す映写機のほかにも館内の照明をコントロールする装置があり、悠人の
合図で室内にあるスイッチを片っ端からONにして照明を点灯させるつもりだった。
二人がそれぞれの場に待機している間にホールの扉が開く音がする。
どうやらこちらに向かって来るみたいだ。
どうやらこちらに向かって来るみたいだ。
「いるね。間違いなく……」
一方、侵入者である千影もまた警戒を怠らず、徐々に侵入する。
右手には“時詠”を構え、ゆっくりと暗いホール内を歩いていく。
右手には“時詠”を構え、ゆっくりと暗いホール内を歩いていく。
(足音からして人数は一人か……こっちにまっすぐ向かってくるということは気付いてないということか)
足音を聞きながら、悠人は刀を握る手に力を込める。
その足音は徐々に大きくなり、こちらとの距離が狭まってくるのが分かる。
侵入者は暗さの為、シルエットしか分からないがどうやら女性のようだ。
右手には何か短剣みたいな武器を持っているのが分かる。
その足音は徐々に大きくなり、こちらとの距離が狭まってくるのが分かる。
侵入者は暗さの為、シルエットしか分からないがどうやら女性のようだ。
右手には何か短剣みたいな武器を持っているのが分かる。
3メートル……2メートル……その距離が徐々に狭まっていく。
そして距離が1メートルを切った時、悠人は手にしていたベレッタの銃口を天井に向けて1発撃ち放った。
「銃声ッ!?」
直後に響く派手な音と天井への命中音、そして発砲時のマズルフラッシュが、いきなりの銃声により思わず声をあげた
千影と隠れていた悠人の姿を一瞬照らし出す。
千影と隠れていた悠人の姿を一瞬照らし出す。
「うおおおおおおおおっ!」
そして、千影がその場を離れるより早く、悠人が座席の間より飛び出す!
同時に銃声を合図にするかの様にホール内の照明が点灯し始め、二人の姿を照らし出す。
だが、悠人はそんなことお構いなしに千影へと肉迫していく。
同時に銃声を合図にするかの様にホール内の照明が点灯し始め、二人の姿を照らし出す。
だが、悠人はそんなことお構いなしに千影へと肉迫していく。
「しまった!」
千影は“時詠”を構え体勢を立て直そうとするが、それより先に勢いをつけた悠人の剣戟をさばき切れず、
再びバランスを崩す。
再びバランスを崩す。
(体勢は、立て直せない……。タイムアクセラレイトは……使えば今度こそ危険……ッ!)
そこまで思った時、遂に千影の手から“時詠”が弾き飛ばされた。
一方の悠人はまだ警戒を解いておらず、尻餅をついている千影に刀の切っ先を向けている。
肝心の“時詠”は数メートル先に飛ばされており、回収することは不可能だ。
一方の悠人はまだ警戒を解いておらず、尻餅をついている千影に刀の切っ先を向けている。
肝心の“時詠”は数メートル先に飛ばされており、回収することは不可能だ。
千影は「もうここまでみたいだ」と思ったが、一向に次の一撃が来る様子は無い。
どうしたのかと千影が顔を上げてみると、目の前の男が口を開いた。
どうしたのかと千影が顔を上げてみると、目の前の男が口を開いた。
「悪いな、いきなり飛び掛ったりして……って、その髪型に服……君はもしかし」
「千影ちゃん!!」
「千影ちゃん!!」
男が最後まで言葉を言い終わるより早く、館内に声が響く。
二人が顔を向けると、そこにはいつの間にか上から降りてきた衛の姿があった。
二人が顔を向けると、そこにはいつの間にか上から降りてきた衛の姿があった。
「衛!」
「まもる……くん」
「まもる……くん」
そしてまた、衛の姿を認めた二人が声をあげるたのも、ほぼ同じタイミングだった。
衛はそのまま二人の方へ走り寄って来る。
衛はそのまま二人の方へ走り寄って来る。
「千影ちゃん……千影ちゃん!……よかった。無事でいてくれて……」
「衛くんも、無事でよかったよ……」
「衛くんも、無事でよかったよ……」
抱き合い、涙を流し再会を喜ぶ二人。
一方、それを見た悠人は、一歩間違えば衛の姉妹に傷を負わせたかも知れないことに冷や汗をかきながらも、二人の再会に安心した。
一方、それを見た悠人は、一歩間違えば衛の姉妹に傷を負わせたかも知れないことに冷や汗をかきながらも、二人の再会に安心した。
「よかったな、衛……」
心から二人の再会を喜ぶと共に、自分もアセリアを合流しなければという気持ちが強まる。
その一方で、二人が抱き合っている間に回収した“時詠”を目にする。
その一方で、二人が抱き合っている間に回収した“時詠”を目にする。
(間違いない、これは始めて見るけど永遠神剣の一つだ……。それに、どうやら力の制限がかかっているみたいだけど、
間違いなく本物……。つまりはあの“献身”もレプリカではなく本物と考えた方がいいみたいだな……)
間違いなく本物……。つまりはあの“献身”もレプリカではなく本物と考えた方がいいみたいだな……)
それなら“求め”や“存在”といった他の永遠神剣もこの島にあるんじゃないのかと思えてくる。
できる事ならこの永遠神剣を持っていた彼女――衛の姉妹である千影――にこれを入手した経緯を聞きたいと思う。
できる事ならこの永遠神剣を持っていた彼女――衛の姉妹である千影――にこれを入手した経緯を聞きたいと思う。
だが、そう思って悠人は考え直す。
(いや、今暫くは二人の再会を祝福してやろう。話は公園に向かう途中でも十分聞く事が出来るだろう)
そのとおり。
今、二人の間に水を差すのは野暮なだけだから――。
今、二人の間に水を差すのは野暮なだけだから――。
こうして、衛と千影は無事再会を果たした。
その再会は、脱出や主催者の打倒という事に比べれば小さな出来事に過ぎない。
とてもちっぽけで、ささやかな奇跡かもしれない。
その再会は、脱出や主催者の打倒という事に比べれば小さな出来事に過ぎない。
とてもちっぽけで、ささやかな奇跡かもしれない。
しかし、当人たちにとってはこれ以上になく、とても重く大切な奇跡――。
それは紛れも無い事実だろう。
それは紛れも無い事実だろう。
【D-3 新市街・映画館/1日目 日中】
【千影@Sister Princess】
【装備:永遠神剣第三位『時詠』@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【所持品:支給品一式 バーベナ学園の制服@SHUFFLE! ON THE STAGE
銃火器予備弾セット各100発(クロスボウの予備ボルトのみ残数80/100)、バナナ(フィリピン産)(2房)
倉成武のPDA@Ever17-the out of infinity-】
【状態:左肩重傷(治療済み)、肉体的疲労大、魔力消費大、時詠使用による虚脱感、スカートに裂け目、精神的疲労小】
【思考・行動】
基本行動方針:ゲームには乗らないが、襲ってくるものには手加減しない。時詠の能力使用は極力控える
1:衛くん……無事でよかった。
2:咲耶を探し出して守る
3:永遠神剣に興味
4:北川潤、月宮あゆ、朝倉純一の捜索
5:魔力を持つ人間とコンタクトを取りたい
6:『時詠』を使って首輪が外せないか考える
【装備:永遠神剣第三位『時詠』@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【所持品:支給品一式 バーベナ学園の制服@SHUFFLE! ON THE STAGE
銃火器予備弾セット各100発(クロスボウの予備ボルトのみ残数80/100)、バナナ(フィリピン産)(2房)
倉成武のPDA@Ever17-the out of infinity-】
【状態:左肩重傷(治療済み)、肉体的疲労大、魔力消費大、時詠使用による虚脱感、スカートに裂け目、精神的疲労小】
【思考・行動】
基本行動方針:ゲームには乗らないが、襲ってくるものには手加減しない。時詠の能力使用は極力控える
1:衛くん……無事でよかった。
2:咲耶を探し出して守る
3:永遠神剣に興味
4:北川潤、月宮あゆ、朝倉純一の捜索
5:魔力を持つ人間とコンタクトを取りたい
6:『時詠』を使って首輪が外せないか考える
※第三回放送の時に神社に居るようにする(禁止エリアになった場合はホテル、小屋、学校、図書館、映画館の順に変化)
※トウカの事は確実に信用できると評価しました。
※時詠を使用すれば首輪を外せるんじゃないかと考えています(ただし可能性は低いと考えています)
※千影は『時詠』により以下のスキルが使用可能です。 但し魔力・体力の双方を消耗します。
タイムコンポーズ:最大効果を発揮する行動を選択して未来を再構成する。
タイムアクセラレイト…自分自身の時間を加速する。
他のスキルの運用は現時点では未知数です。
詳しくはwiki参照。
またエターナル化は何らかの力によって妨害されています。
※未来視は時詠の力ではありません。
※銃火器予備弾セットが支給されているため、千影は島にどんな銃火器があるのか全て把握しています。
見た目と名前だけなので銃器の詳しい能力などは知りません。
※倉成武のPDA
情報携帯端末。簡単に言えばネット通信機能搭載の超小型パソコン。携帯電話も内臓されている。
また、静電充電機能で身に着けて歩行などすれば充電可能。ちなみに完全防水である。
※ネリネを危険人物と認識しました
※トウカの事は確実に信用できると評価しました。
※時詠を使用すれば首輪を外せるんじゃないかと考えています(ただし可能性は低いと考えています)
※千影は『時詠』により以下のスキルが使用可能です。 但し魔力・体力の双方を消耗します。
タイムコンポーズ:最大効果を発揮する行動を選択して未来を再構成する。
タイムアクセラレイト…自分自身の時間を加速する。
他のスキルの運用は現時点では未知数です。
詳しくはwiki参照。
またエターナル化は何らかの力によって妨害されています。
※未来視は時詠の力ではありません。
※銃火器予備弾セットが支給されているため、千影は島にどんな銃火器があるのか全て把握しています。
見た目と名前だけなので銃器の詳しい能力などは知りません。
※倉成武のPDA
情報携帯端末。簡単に言えばネット通信機能搭載の超小型パソコン。携帯電話も内臓されている。
また、静電充電機能で身に着けて歩行などすれば充電可能。ちなみに完全防水である。
※ネリネを危険人物と認識しました
【偵察チーム】
【思考、行動】
基本方針1:襲撃者の北上につき急遽予定変更。映画館へ立ち寄ったあと、北上しD-2エリアの公園に移動し首輪チームと合流。
基本方針2:映画館、学校、神社、新市街を経由して参加者の捜索、情報収集を行いながら15時までに工場へ。
ただし時間の経過によっては何箇所か立ち寄らずに、時間までに工場に着くことを優先。
【思考、行動】
基本方針1:襲撃者の北上につき急遽予定変更。映画館へ立ち寄ったあと、北上しD-2エリアの公園に移動し首輪チームと合流。
基本方針2:映画館、学校、神社、新市街を経由して参加者の捜索、情報収集を行いながら15時までに工場へ。
ただし時間の経過によっては何箇所か立ち寄らずに、時間までに工場に着くことを優先。
思考1:映画館からD-2の公園へ移動し、ハクオロ達3名と合流。今後について話し合う
思考2:有益な情報を集める、特にタカノの事を知ると思われる4人を重視。また、可能なら鳴海孝之が持っているというノートパソコンを入手。
【備考】
※ハクオロ、観鈴、瑛理子と協力状態。
※北へ向かった車の襲撃者を警戒。探索はキャンセルし、映画館でメモの件を終えたら再度北上してD-2の公園にて三人と合流。
※D-2が禁止エリアに指定された場合は映画館、C-3北のスーパーで合流。
※工場にハクオロ達が居ない可能性も考慮。その場合レジャービル、プラネタリウムの順に移動。
※首輪の盗聴と、監視カメラが存在する可能性を知りました。
※禁止エリアについて学びました。(禁止エリアにいられるのは30秒のみ。最初は電子音が鳴り、後に機械音で警告を受けます。)
※島内部の電話が使える事を知りました(現在、レジャービルの電話番号を知ってます)。
※車の一団はゲームに乗った者が徒党を組んでいると思ってます。
思考2:有益な情報を集める、特にタカノの事を知ると思われる4人を重視。また、可能なら鳴海孝之が持っているというノートパソコンを入手。
【備考】
※ハクオロ、観鈴、瑛理子と協力状態。
※北へ向かった車の襲撃者を警戒。探索はキャンセルし、映画館でメモの件を終えたら再度北上してD-2の公園にて三人と合流。
※D-2が禁止エリアに指定された場合は映画館、C-3北のスーパーで合流。
※工場にハクオロ達が居ない可能性も考慮。その場合レジャービル、プラネタリウムの順に移動。
※首輪の盗聴と、監視カメラが存在する可能性を知りました。
※禁止エリアについて学びました。(禁止エリアにいられるのは30秒のみ。最初は電子音が鳴り、後に機械音で警告を受けます。)
※島内部の電話が使える事を知りました(現在、レジャービルの電話番号を知ってます)。
※車の一団はゲームに乗った者が徒党を組んでいると思ってます。
【高嶺悠人@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【装備:今日子のハリセン@永遠のアセリア、トウカの刀@うたわれるもの、ベレッタM92F(9mmパラベラム弾14/15+1)】
【所持品:支給品一式×3、バニラアイス@Kanon(残り9/10)、ベレッタM92F(9mmパラベラム弾15/15+1)、
予備マガジン×7、暗視ゴーグル、FN-P90の予備弾、電話帳】
【状態:精神状態は普通、疲労軽程度、左太腿に軽度の負傷(処置済み・歩行には支障なし)】
【思考・行動】
基本方針1:衛と千影を守る
基本方針2:なんとしてもファンタズマゴリアに帰還する
0:衛、よかったな……。
1:北上した襲撃者を警戒。三人が心配。
2:アセリアと合流
3:咲耶や千影を含む出来る限り多くの人を保護
4:ゲームに乗った人間と遭遇したときは、衛や弱い立場の人間を守るためにも全力で戦う。割り切って容赦しない。
5:千影の持っていた永遠神剣について彼女から情報を得たい。
6:ネリネをマーダーとして警戒(ただし、名前までは知らない)。また、彼女がなぜ永遠神剣第七位“献身”を持っていたのか気になって仕方が無い。
7:地下にタカノ達主催者の本拠地があるのではないかと推測。しかし、そうだとしても首輪をどうにかしないと……
8:エスペリアを殺した相手を積極的に探すつもりはない、但し出会ったら容赦するつもりはない
9:涼宮茜については遙の肉親と推測しているが、マーダーか否かについては保留。
【装備:今日子のハリセン@永遠のアセリア、トウカの刀@うたわれるもの、ベレッタM92F(9mmパラベラム弾14/15+1)】
【所持品:支給品一式×3、バニラアイス@Kanon(残り9/10)、ベレッタM92F(9mmパラベラム弾15/15+1)、
予備マガジン×7、暗視ゴーグル、FN-P90の予備弾、電話帳】
【状態:精神状態は普通、疲労軽程度、左太腿に軽度の負傷(処置済み・歩行には支障なし)】
【思考・行動】
基本方針1:衛と千影を守る
基本方針2:なんとしてもファンタズマゴリアに帰還する
0:衛、よかったな……。
1:北上した襲撃者を警戒。三人が心配。
2:アセリアと合流
3:咲耶や千影を含む出来る限り多くの人を保護
4:ゲームに乗った人間と遭遇したときは、衛や弱い立場の人間を守るためにも全力で戦う。割り切って容赦しない。
5:千影の持っていた永遠神剣について彼女から情報を得たい。
6:ネリネをマーダーとして警戒(ただし、名前までは知らない)。また、彼女がなぜ永遠神剣第七位“献身”を持っていたのか気になって仕方が無い。
7:地下にタカノ達主催者の本拠地があるのではないかと推測。しかし、そうだとしても首輪をどうにかしないと……
8:エスペリアを殺した相手を積極的に探すつもりはない、但し出会ったら容赦するつもりはない
9:涼宮茜については遙の肉親と推測しているが、マーダーか否かについては保留。
【備考】
※バニラアイスは小型の冷凍庫に入っています。
※衛と本音をぶつけあったことで絆が強くなり、心のわだかまりが解けました。
※上着は回収しました。
※レオと詩音のディパック及び詩音のベレッタ2丁を回収しています。
※遺体を埋葬、供養したことで心の整理をつけました。
※ハクオロとの会話でトウカをマーダーでないと判断、蟹沢きぬについては保留
※エスペリアを殺した相手を殺すつもりは(一応)ない
※原作の四章、アセリアルートから連れてこられた、アセリアはハイロゥが黒く染まった(感情が無い)状態だと思っている
※バニラアイスは小型の冷凍庫に入っています。
※衛と本音をぶつけあったことで絆が強くなり、心のわだかまりが解けました。
※上着は回収しました。
※レオと詩音のディパック及び詩音のベレッタ2丁を回収しています。
※遺体を埋葬、供養したことで心の整理をつけました。
※ハクオロとの会話でトウカをマーダーでないと判断、蟹沢きぬについては保留
※エスペリアを殺した相手を殺すつもりは(一応)ない
※原作の四章、アセリアルートから連れてこられた、アセリアはハイロゥが黒く染まった(感情が無い)状態だと思っている
【衛@Sister Princess】
【装備:TVカメラ付きラジコンカー(カッターナイフ付き バッテリー残量50分/1時間)】
【所持品:支給品一式、ローラースケート、スーパーで入手した食料品、飲み物、日用品、医薬品多数】
【状態:精神状態は正常、疲労軽程度】
【思考・行動】
基本方針1:死体を発見し遙や四葉の死に遭遇したが、ゲームには乗らない。
基本方針2:あにぃに会いたい
基本方針3:これからは自分も悠人さんの支えになってあげたい
0:千影ちゃん、無事でいてくれてよかった……。
1:プラネタリウムで別れた三人が心配。
2:悠人の足手まといにならぬよう行動を共にする。
3:咲耶にも早く会わなきゃと思う。
4:ネリネをマーダーとして警戒(ネリネの名前までは知らない)。
5:鳴海孝之という人を悠人と共に探して遙が死んだことを伝える。
【装備:TVカメラ付きラジコンカー(カッターナイフ付き バッテリー残量50分/1時間)】
【所持品:支給品一式、ローラースケート、スーパーで入手した食料品、飲み物、日用品、医薬品多数】
【状態:精神状態は正常、疲労軽程度】
【思考・行動】
基本方針1:死体を発見し遙や四葉の死に遭遇したが、ゲームには乗らない。
基本方針2:あにぃに会いたい
基本方針3:これからは自分も悠人さんの支えになってあげたい
0:千影ちゃん、無事でいてくれてよかった……。
1:プラネタリウムで別れた三人が心配。
2:悠人の足手まといにならぬよう行動を共にする。
3:咲耶にも早く会わなきゃと思う。
4:ネリネをマーダーとして警戒(ネリネの名前までは知らない)。
5:鳴海孝之という人を悠人と共に探して遙が死んだことを伝える。
【備考】
※悠人の本音を聞いた事と互いの気持ちをぶつけた事で絆が深まりました。
※遙を埋葬したことで心の整理をつけました。
※瑛理子から、鳴海孝之の情報を得ました。
※TVカメラ付きラジコンカーは一般家庭用のコンセントからでも充電可能です。充電すれば何度でも使えます。
※ラジコンカーには紐でカッターナイフがくくりつけられてます。
※スーパーで入手した食料品、飲み物は二日程度補給する必要はありません。
※医薬品は包帯、傷薬、消毒液、風邪薬など、一通りそろっています。軽症であればそれなりの人数、治療は可能です。
※日用品の詳細は次の書き手さんにまかせます。
※悠人の本音を聞いた事と互いの気持ちをぶつけた事で絆が深まりました。
※遙を埋葬したことで心の整理をつけました。
※瑛理子から、鳴海孝之の情報を得ました。
※TVカメラ付きラジコンカーは一般家庭用のコンセントからでも充電可能です。充電すれば何度でも使えます。
※ラジコンカーには紐でカッターナイフがくくりつけられてます。
※スーパーで入手した食料品、飲み物は二日程度補給する必要はありません。
※医薬品は包帯、傷薬、消毒液、風邪薬など、一通りそろっています。軽症であればそれなりの人数、治療は可能です。
※日用品の詳細は次の書き手さんにまかせます。
120:サプライズド・T・アタック(後編) | 投下順に読む | 122:コンパスを失い道に迷った人間は、こんなにも愚かになるの |
120:サプライズド・T・アタック(後編) | 時系列順に読む | 122:コンパスを失い道に迷った人間は、こんなにも愚かになるの |
105:武人として/鮮血の結末 (後編) | 千影 | 133:ミエス・カウート(高位の剣) |
111:完璧な間違い(後編) | 衛 | 133:ミエス・カウート(高位の剣) |
111:完璧な間違い(後編) | 高嶺悠人 | 133:ミエス・カウート(高位の剣) |