「そして、「 」」(2008/01/01 (火) 18:38:04) の最新版変更点
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**そして、「 」 ◆/Vb0OgMDJY
感じる。
全身に満ちる、神剣のマナを。
『存在』を遥かに超越した力を。
…出来る。
これなら、届く。
ミズホを、みんなを、今度こそ……救える!
そう、
どう頑張っても、間に合わない。
それは、さっきまでの話。
確かに、今の速さでも剣は届かないかもしれない。
でも…
――神剣に、マナを集める。
『力』は届く
――その速度は、先ほど一撃よりも遥かに早く、まさに一瞬。
わたしの、力は…想いは…必ず、届く!!
マナよ!
(マナよ、我が求めに応じよ)
「集えマナよ……」
……え?
(一条の光となりて)
「我に従い」
……違う
(彼の者を貫け!)
「敵を爆炎で包み込め!」
何かが……違う
これは…これは……
わたしは、知らない。
(「オーラフォトン」)
これは…『求め』の、ユートの、力じゃ……ない
これは、これは…これは
(否)
………………何?
(我は……『世界』)
わたしは今……何を……
「ブレイクッ!!」
何を……している?
◇
あの時、何が起きたのか。
俺の知識程度では何一つ解らなかった。
だから、俺に理解出来たのは、事実だけだ。
あの時、澄んだ音と共に、俺の持っていた『誓い』にヒビが入り、俺は唐突に自由になった。
そうして、完全に無防備になった俺を素通りして、アセリアはハウエンクア達の方へと飛んだ。
…突然の出来事に、完全に停止してしまったが、やることは変わらない。
アセリアは危険過ぎる。
神剣の力は大分弱くなっているが、それでもまだ戦える。
むしろ、変な干渉がない分、さっきよりも戦いやすい。
そうして、追撃の為に振り向こうとした。
だが、
だが、振り向き、銃を構えて、
そこで漸く異変に気付いた。
『何か』が六つ程、アセリアの周りに浮かんでいた。
その時は何なのか解らなかったが、あれは恐らく『「誓い」の破片』だったのではないだろうか。
その赤い、いや、『赤かった何か』は、アセリアに付き従うかの様に進んでいたが、ホンの数秒。
いや、一秒にも満たない時間だったのかもしれないが、
とにかく僅かに後、気づけば一つ一つが蒼い刀身の様な形状と化し、
アセリアの背に、まるでもう一枚の翼であるかのように広がった。
そして、『ソレ』は来た。
圧倒的な……『恐怖』
銃とかナイフとかそんな物では比較にもならない
アヴ・カムゥのような兵器とも根本的に異なるモノ
それは言うなれば、あのLemuの浸水の時味わったような……人には抗えぬ力
そう、人のDNAにまで刻み込まれた自然の猛威
『天災』の恐怖
そう表現するのが適切な気がした。
反射的に、後ろに飛んでいた。
僅かに、ホンの僅かにでも、アレから離れようとしていた。
……心の何処かで、冷静な自分が“無駄だ”と告げていた。
そんな行動に意味はないと。
ちっぽけな人間に、目の前の天災から逃れる術など存在しない。
人はただ頭を抱えて地に蹲り、通り過ぎるのを待つ事しか出来はしない。
…まあ結果から言えば、確かに無駄だった。
最も、先ほどのとは意味が違う。
要するに、最初から、俺の行動なんてどうでもいいものだったわけだ。
アレは、俺の事なんかカケラも気にしていなかった。
ただ、その余波みたいなものが俺に向いただけだ。
ま、天災なんてのはハナからそういうモノだった気もするがな。
とにかく、俺は何をする必要も無かったって事だ。
……悪い、言い直そう。
俺には、何も出来ることなんか無かった。
ただ、眺めている事以外、何一つ。
その時に起きた事実を理解する事だけが、俺の唯一出来た事。
それだけだ。
◇
アセリアも、桑古木も、
本来の持ち主である高嶺悠人も、
この島に運んできたディーですらも、
……いや、「求め」と「誓い」すらも知らなかった事実があった。
「求め」
「誓い」
「空虚」
「因果」
ファンタズマゴリアにおいて四神剣と呼ばれるこの四振りは、
元々は、一つの神剣であった。
四神剣の合い争う本能は、元の姿に戻ろうとする行為の表れであったのかもしれない。
かつて、高嶺悠人は、「求め」を用いて「空虚」と「因果」と戦い、
その際に、その両方のマナを取り込んでいた。
そして今、妖精が力を望み、「求め」との契約が成立したその僅かな後、
ごく少量ではあるが、最後の一つである「誓い」のマナを取り込んだ事によって、
「求め」は本来の姿、
「永遠神剣第二位『世界』」へと姿を変えた。
その誰にとっても予想外の力は、弱まっていた桜の封印を解き放ち、
一気に開放され、
ハウエンクアの、
宮小路瑞穂の、
アセリアの、
この島のゲームの、
そして、「世界」そのものの、
『破滅』が、生じた。
◇
山頂に、閃光が走った。
「何!?」
一瞬、雷? とも思ったけど、次の瞬間には否定した。
何故って、『見えたから』
「……何が…………起きてるのさ……」
あゆの気持ちは私も同じだ。
あのロボットを中心に山頂全域を覆うかのような光の竜巻と、その中に木霊している稲光のようなもの。
明らかに、普通ではあり得ない現象だ。
その光の嵐は、数秒、あるいは数十秒間吹き荒れて、唐突に収まった。
そして……そこにあのロボットの姿は無かった。
「……破壊……したの?」
「……そう、なのかね」
何がなんだか判らないけど、多分、それが正解。
何故って、感じたから。
“『あんなもの』に巻き込まれて、無事な筈がない”
根拠は無いけど、そう確信していた。
「……行くしか、無いね」
少し、多分一分位経って、あゆが言った。
このままここにいても、何にもならないから。
「うん、でも…慎重に」
「わかってるさ」
あゆに、返事をしながら、
(魔、法?)
私は別の事を考えていた。
一つだけ、心当たりはある。
でも、かつて見たのとは桁が違いすぎる。
何か、嫌な予感がした。
だが、その思考は、答えが出ぬまま、
「! 誰さね!?」
数分後に、中断を余儀無くされる事になった。
◇
背後に、何かが落ちた音がした。
“我……は……”
どこかから、何か、聞こえる。
でも、でも、そんなのは『どうだっていい』
何が…起きた?
わたしは、今、『何を』した?
何を……してしまった?
「ミズ……ホ…」
何故だ?
何故、ミズホが倒れている?
わたしは……間に合わなかったのか?
違う…
いや、違わない…
ううん、でも違うんだ…
違わない
違う…
違わない!
違う…
違わない!!
違う…
違わない!違わない!違わない!!!
でも……違う
わたしは、間に合った。
ミズホを凶刃が襲う直前に、間に合った。
わたしの放った神剣魔法は、確かに間に合った。
あのキカイを破壊して、ミズホを救ったんだ。
ただ、その時の私の魔法はミズホをも襲った。
「あ……」
(行きましょうね……アセリアさん)
それだけ。
「あ、あ…………」
(終わったら、何もかも終わって、この島から帰ったら、必ず、行きましょうね……ハイペリアに)
それだけの、
「ああああああああああああああ!!」
事
◇
(…撤退)
光が止んだ後、その場所に『アヴ・カムゥだったもの』を確認した瞬間、判断した。
全力で森の中まで移動し、その後不規則に進路を変更。
数分間そうしておいて、追撃が無い事を確認し、漸く停止した。
そうして、考える。
撤退は、確実に鷹野の不評を買うだろう。
だが、『アレ』を相手に電波塔を護りきるなど不可能だ。
ならば、不評を覚悟で撤退し、本部に情報を伝える。
他に、生き長らえる道は……
(……『アレ』なら、或いは……)
いや、
不確定な可能性に掛ける訳には、いかない。
浮かんだ思考を即座に否定し、方針を定める。
(この位置からなら、東口か)
廃鉱の入り口を頭に思い浮かべながら、行き先を決定。
そうして、最大限に警戒しながら、北東方面に移動して数分後、
(…何?)
それを、見つけた。
◇
(何!?)
突如、背後に轟音が響き、同時に光が辺りを包んだ。
咄嗟に、駆け出す。
危険とかそんなものはどうでもいい。
ただ、嫌な予感だけがした。
そして、光が止んで少しして、
「え?」
上空を青い影が走った。
「アセリア?」
確かに、アセリアだ。
かなりの怪我の様にも見えたけど、そんな事は今はどうでもいい。
「瑞穂……?」
アセリアが抱えていたのは、瑞穂だ。
そして、アセリアは合流地点とは別の方向に向かっている。
「どういう、こと?」
ことみはどうしたのか。
瑞穂に何があったのか。
何故別の方向に向かっているのか。
……山頂は、どうなったのか。
そして、数分後。
山頂に移動した私の目に、
「何よ……これ」
塔の東側、
爆弾でも落ちたような地面と、
広範囲になぎ払われた木々。
そして、その中に巨大な金属の破片が転がっていた。
◇
(さて、どうするか)
正面から聞こえた、車の排気音に、迷う。
本来なら、このままやり過ごすのだが、
(まあ、丁度良いか)
目的の為に接触する事にした。
森から出て、道路の端に立つと、
「! 誰さね!?」
運転席の少女が、こちらに気付いて叫ぶ。
確か、大空寺あゆ。
どこかの社長の令嬢だとか。
「貴方は……何者?」
横には、…白鐘沙羅か。
探偵助手であり、
(丁度良いな)
倉成武の事を知る人間。
「とりあえず、今は何もする気は無いさ」
森の中に後退しながら、
こちらに敵意が無い事を伝える。
最も、相手は警戒の表情を解かないが。
(まあ、当然か)
ここまで時間が経って、初対面の相手を簡単に信じる筈が無い
それに、俺は首輪をしていない。
参加者で無い事に、気付くだろう。
「ま、俺の事は、大体想像した通りの人間と思って貰っていいぞ」
隠しても意味が無いので、こちらから告げる。
それを聞いて、二人の表情が硬くなる。
その表情から、長居は無用と判断。
「とりあえず、俺達は電波塔を放棄する事にした」
用件だけ伝える事にする。
「何故、それを伝えるの?」
ややあってから返答があった。
無論、表情は硬いままだが。
成る程、探偵助手というのは伊達では無いらしい。
そう簡単に、こちらを信じる気は無いと。
まあ、信じてもらう必要は無い。
「頼みが、あってな」
「……頼み?」
「倉成武に伝えてくれ」
二人の表情が変わる。
名指しで言っておけば、会えば必ず伝えてくれるだろう。
「レムリア遺跡で待つ、ってな」
「……どういう、意味?」
二人の表情に、困惑が混じる。
「言えば、わかるさ」
細かく言う必要は無い。
「以上だ、上で何があったのかは」
片手で後方の木を指し示す。
「彼女に聞いてくれ。 一応、お仲間だろ」
先ほど偶然拾って、未だ気絶中で木にもたれ掛かっている少女を。
当初は、彼女に頼もうと思っていたのだが、足に怪我している為ここまで持って来た、
起きるのを待つのも面倒だし、参加者同士に任せるとしよう。
今更首輪をどうされても意味が無いしな。
「じゃあな」
用件は済んだ。
返事は待たずに森の中に戻る。
まあ、上手く伝わる確率は、いいとこ半々位か…
アイツと会っても、意味なんか無いかも知れないが、
もしかしたら、答えが見つかるかも知れない。
瑞穂の答えは、途中で終わってしまったが、
同じ意思をもつアイツなら、
俺の気まぐれの答えをくれるかもしれない。
(気まぐれ…か)
もう一度、二人の方を見ながら、
「ああ、それともう一つ、
恐らく、全ての答えは17年前と同じ場所に……『HIMMEL』の先にある」
最後にもう一つだけ、伝えてもらう事にした。
【D-5 南西(林道)/2日目 夕方】
【桑古木涼権@Ever17 -the out of infinity-】
【装備:永遠神剣第五位「誓い」】
【所持品:ベレッタM92F(9mmパラベラム弾7/15+1)、ベレッタの予備マガジン×3、マナ結晶(マナ残量60%)、通信機、】
【状態:肉体疲労中程度、両腕に軽い火傷】
【思考・行動】
0:廃鉱からLemuに帰還する。
1:電波塔での出来事を鷹野に伝える。
2:武に伝言が伝わる事を期待。
3:アセリアを危険視。
【備考】
※「誓い」にはヒビが入っています。(その内直ります)
※「誓い」の意思は消滅しました。(今日子仲間時の「空虚」と同じ状態です)
※「誓い」とマナ結晶の併用で、身体能力強化と中レベルのディフェンススキルが使用可です。
◇
言うだけ言って、男は去った。
何者か気にはなったけど、
「………………」
男が置いていった相手を見たら、どうでも良くなった。
一ノ瀬、ことみ
最も殺してやりたい糞虫が、今私の目の前に居る。
意識を失い、無防備な姿で。
…考えが、纏まらない。
余りに無防備すぎて、逆に行動しようとする気が起きない。
と、そこで袖が引っ張られた。
そちらを向くと、沙羅が首を横に振っていた。
(ああ……)
「わかってるさ…コイツには聞かないといけない事が山ほどあるさね」
殺すなら、簡単だ。
だが、まだ早い。
あの塔で、何があったのか
瑞穂とアセリアは、どうしたのか。
あの『首輪をしていない』男との関係は何か。
…そして、何故『首輪をしていない』のか。
洗いざらい、喋らせてからだ。
「とりあえず、何か縛るものは無いかい?」
私の問いに、沙羅がデイパックからロープを取り出す。
焦る必要なんて無い。
ゆっくりと、その罪に相応しい扱いをくれてやるよ。
◇
【D-5 南西(林道)/2日目 夕方】
【白鐘沙羅@フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン】
【装備:ワルサー P99 (6/16)】
【所持品1:S&W M36(4/5)、ワルサーP99の予備マガジン2 カンパン30個入り(10/10) 500mlペットボトル4本、双眼鏡、医薬品】
【所持品2:支給品一式×2、ブロッコリー&カリフラワー@ひぐらしのなく頃に祭、空鍋&おたまセット@SHUFFLE! ON THE STAGE、往人の人形】
【所持品3:『バトル・ロワイアル』という題名の本、、映画館にあったメモ、家庭用工具セット、情報を纏めた紙×12、ロープ】【所持品4:爆弾本体、信管】
【状態:疲労極大・肋骨にひび・強い決意・若干の血の汚れ・両腕に軽い捻挫、両肩間接に軽い痛み】
【思考・行動】
基本行動方針:一人でも多くの人間が助かるように行動する
0:ことみをロープで縛る。
1:ことみから話を聞く。
2:山頂に向かい電波塔を調べる。
3:情報端末を探す。
4:混乱している人やパニックの人を見つけ次第保護。
5:最終的にはタカノを倒し、殺し合いを止める。 タカノ、というかこのFDを作った奴は絶対に泣かす
【備考】
※国崎最高ボタンについて、暗号文と関わりありと考えてます。
※爆弾を作成しました。 安全の為信管は外しています。(威力は、図書館が吹っ飛びます)
※坂上智代マーダー化の原因が土永さんにあることを知りました。
※きぬを完全に信頼。
※あゆを完全に信頼。
※フロッピーディスク二枚は破壊。地獄蝶々@つよきすは刀の部分だけ谷底の川に流されました。
エスペリアの首輪、地獄蝶々の鞘はC-6に放置。
【大空寺あゆ@君が望む永遠】
【装備:S&W M10 (2/6) 防弾チョッキ 生理用品、洋服】
【所持品:予備弾丸6発・支給品一式x5 ホテル最上階の客室キー(全室分) ライター 懐中電灯、食料(パン等食べやすいもの)】
大型レンチ、オオアリクイのヌイグルミ@Kanon 、ヘルメット、ツルハシ、昆虫図鑑、スペツナズナイフの柄 虹色の羽根@つよきす-Mighty Heart-、ベレッタ M93R(10/21)】
【状態:生理(軽度)、肋骨左右各1本亀裂骨折、強い意志、左前腕打撲(多少は物も握れるようになってます】
【思考・行動】
行動方針:殺し合いに乗るつもりは無い。しかし、亜沙を殺した一ノ瀬ことみは絶対に逃さない。
0:とりあえずことみを拘束する。
1:ことみを叩き起こして洗いざらい喋らせる。
2:二人を殺す為の作戦・手順を練る
3:沙羅と一緒に行動
4:殺し合いに乗った人間を殺す
5:甘い人間を助けたい
6:川澄舞に対する憎しみ
【備考】
※ことみが人殺しと断定しました。
※ハクオロに多少の罪の意識があります。
※支給品一式はランタンが欠品 。
※生理はそれほど重くありません。ただ無理をすると体調が悪化します。例は発熱、腹痛、体のだるさなど
※きぬを完全に信頼。
※沙羅を完全に信頼。
【一ノ瀬ことみ@CLANNAD】
【装備:Mk.22(3/8)】
【所持品:ビニール傘、クマのぬいぐるみ@CLANNAD、支給品一式×3、予備マガジン(8)x3、スーパーで入手した品(日用品、医薬品多数)、タオル、i-pod、
陽平のデイバック、分解された衛の首輪(NO.35)、情報を纏めた紙】
【所持品2:ローラースケート@Sister Princess、スーパーで入手した食料品、飲み物、日用品、医薬品多数、】
【状態:気絶中、決意、肉体的疲労中、後頭部に痛み、即頭部から軽い出血(瑞穂を投げつけられた時の怪我)、強い決意、全身に軽い打撲、
左肩に槍で刺された跡(処置済み)、右腿に銃による裂傷、左ふくらはぎに銃創(貫通)、首輪解除済み】
【思考・行動】
基本:ゲームには乗らない。必ず仲間と共にゲームから脱出する。
0:不明
1:アセリア、瑞穂、梨花に付いて行く
2:ハクオロとあゆに強い不信感、でもまず話してみる。
3:首輪、トロッコ道ついて考察する
4:工場あるいは倉庫に向かい爆弾の材料を入手する(但し知人の居場所に関する情報が手に入った場合は、この限りでない)
5:鷹野の居場所を突き止める
6:ハクオロを警戒
【備考】
※ハクオロが四葉を殺害したと思っています。(少し揺らいでいます。)
※あゆは自分にとっては危険人物。
※瑞穂とアセリアを完全に信用しました。
※この島が人工島かもしれない事を知りました。
※i-podに入っていたメッセージは『三つの神具を持って、廃坑の最果てを訪れよ。そうすれば、必ず道は開かれるだろう』というものです。
※研究棟一階に瑞穂達との筆談を記した紙が放置。
◇
カップメンを思いっきり放り投げてみた。
…五秒、
…十秒、
…反応は無い。
銃を何回か塔に向けて撃ってみる…
…反応は無い。
(やっぱり、誰も居ないのかしら?)
森から出て、慎重に進んでみる。
少しずつ、少しずつ塔に近寄るが、何も起こらない。
森と塔の中間付近まで来て、全力で塔まで駆け出す。
あっさりと、塔の麓にたどり着いた。
(何が……あったっていうのよ?)
状況から見れば、あのロボットに何かがあって、それで敵は塔を捨てた。
それが自然ではあるのだけど…
(どうやってよ?)
可能性は低い。
アレを破壊するなんて、私たちでは不可能だった。
近くに何か青い剣みたいのが何本か刺さってるけど、関連は謎。
或いは、故障して自爆したという可能性もあるけど。
(その場合、アセリアの行動に説明が付かない)
それに、ことみが居なかったのも謎だ。
(……とりあえず、中を調べてみようかしら)
そう考え、塔の扉に手を掛ける、
……容易く、開いた。
【C-5 電波塔/二日目 夕方】
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に祭】
【装備:猫耳&シッポ@ひぐらしのなく頃に祭、ミニウージー(21/25)
ヒムカミの指輪(残り0回)@うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 】
【所持品:風子の支給品一式(大きいヒトデの人形 風子特製人生ゲーム(元北川の地図) 百貨店で見つけたもの)】
【所持品2:支給品一式×2(地図は風子のバックの中)、チンゲラーメン(約3日分)、
ノートパソコン、 ハリセン、バッテリー×8、電動式チェーンソー×7、出刃包丁、首輪の解除手順に記したメモ、
食料品、ドライバーやペンチなどの工具、他百貨店で見つけたもの 、、首輪探知レーダー(現在使用不能)、車の鍵 】
【状態:頭にこぶ二つ 精神的疲労小、強い決意、首輪解除済み】
【思考・行動】
基本:潤と風子の願いを継ぐ。
0:何が……あったの?
1:瑞穂とアセリアとことみが心配。
2:きぬが心配
3:仲間を集めたい
【備考】
※皆殺し編終了直後の転生。鷹野に殺されたという記憶はありません。(詳細はギャルゲ・ロワイアル感想雑談スレ2>>609参照)
※梨花の服は風子の血で染まっています
※盗聴されている事に気付きました
※月宮あゆをマーダーと断定、警戒
※レーダーは現在電池切れ、 電池(単二)が何本必要かなどは後続の書き手に任せます
※ノートパソコンの微粒電磁波装置や現在地検索機能、レーダーは、電波塔の機能が回復するまで使用不可能(電波塔の回復は、第7回放送直前)
※催涙スプレー、ゲルルンジュース×3、チンゲラーメン、コルトパイソン(.357マグナム弾2/6)が塔の南側に落ちています。
【ハウエンクア@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄】
【装備:破壊されたアヴ・カムゥ@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄、他不明】
【所持品:不明】
【状態:気絶】
【思考・行動】
0:???
1:あの女(アセリア)は殺す。
2:殺し合いを楽しむ
【備考】
※アヴ・カムゥは既に残骸です。 破片は塔の東側の森付近に散らばっています。
※胴体の中に閉じ込められています。 素手での脱出は難しいです。
※塔の東側の広範囲の地面と森が抉れています。
◇
(…契約者よ)
(うるさい!!)
聞こえた声を、黙らせる。
今はかまっている時間なんて無い。
…リカは、既に逃げてくれてた。
…コトミは…近くに姿は見えなかったから、逃げてくれてたんだと思う。
二人の事は心配。
でも、探している時間なんて無かった。
……ミズホ
胸に抱えたミズホの息は、弱々しい。
咄嗟にオーラの力を用いたけど、悪化しないようにするのが精一杯だった。
あの場で二人を探す。
合流地点で二人を待つ。
どちらも、時間が足りるとは思えなかった。
(ここは……)
(後でいくらでも聞く!
だから今は待って!!)
病院…傷が治せる場所と聞いた。
一刻でも早く、そこに向かわないといけない。
ハイロゥの全力で、飛び続ける。
(ミズホ…頑張ってくれ)
恐怖に、震えながら。
◇
あの時、確かに『何か』を感じた。
だが、それが何であったのかが思い出せない。
ただ、『何か』があった事だけは事実のようだが。
(…契約者よ)
(うるさい!!)
む……
おのれ、そっちが望んだのだろうが。
…そもそも、ここは何処なのだ?
契約者の死と、契約を求める声に応じて、とっさに妖精と契約したが……
(ここは……)
(後でいくらでも聞く!
だから今は待って!!)
……おのれ、元餌候補の癖に…………
……まあ、寛大な心で待ってやるか……
……干渉してやろうとも思ったが、いまいち上手く力が使えんし……
しかし妙だな?
先ほどまで「誓い」と争っていた気がするのだが……
今はどこにもその意志を感じん。
いや、そもそも、
我は何故アレをそこまで砕こうと思っていたのだ?
【D-6 上空/二日目 夕方】
【女子二人】
1:電波塔を破壊する。
【備考】
※廃坑別入り口を発見しました
※殺害ランキングは梨花以外のメンバーは適当にしか見ていません。
※メンバーは全員、羽入、鈴凛、企画書から情報を得ました(詳しい内容は、本文中の情報纏め参照)
※メンバーは全員、羽入と鈴凛を信用しました
※オーラフォトンブレイクによって塔に影響があったかは不明です。
【アセリア@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【装備:永遠神剣第四位「求め」@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【所持品:支給品一式 鉄串(短)x1、鉄パイプ、国崎最高ボタン、高嶺悠人の首輪、フカヒレのコンドーム(12/12)@つよきす-Mighty Heart-、
情報を纏めた紙×2】
【状態:恐怖、肉体的疲労極大、魔力残量ほぼ零、両腕に酷い筋肉痛、左肩と右わき腹に深めの切り傷(出血中、動かすと痛み、鎧の該当部位損失)、全身に切り傷、
右耳損失(応急手当済み)、ガラスの破片による裂傷(応急手当済み)、首輪解除済み、「求め」と契約】
【思考・行動】
基本:ゲームには乗らない
0:ミズホを助ける。
1:コトミとリカが心配
2:無闇に人を殺さない(殺し合いに乗った襲撃者は殺す)
3:存在を探す
4:ハクオロの態度に違和感
5:川澄舞を強く警戒
【備考】
※アセリアがオーラフォトンを操れたのは、「求め」の力によるものです
※制限の低下によって、「求め」と契約しました。 これにより全体的に能力が上昇しています。
※現在、誤って瑞穂に攻撃したことによって、神剣との同調率は最低レベルまで低下しています。
それに伴い、ほとんどのスキルの威力が低下しています。
※オーラフォトンブレイクについて
「世界」のサポートスキル、広範囲に破壊を巻き起こし、相手の行動を封じる力を持つ。
※永遠神剣第二位「世界」について
「求め」が、「誓い」のマナを吸収したことによって、本来の「世界」へと変化しました。
しかし、覚醒直後に大量のマナを消費した事と、僅かに残っていた制限が加わって、現在は「求め」の姿に戻っています。
それに伴い、「世界」の一部である青い刃が六本、アヴ・カムゥの残骸の傍に刺さっています。
再び接触した際に変化が起こるかは不明です。
【宮小路瑞穂@乙女はお姉さまに恋してる】
【装備:ベレッタM92F(9mmパラベラム弾0/15+)、バーベナ学園女子制服@SHUFFLE! ON THE STAGE、豊胸パットx2】
【所持品1:支給品一式×9、多機能ボイスレコーダー(ラジオ付き)、斧、レザーソー、投げナイフ5本、
フック付きワイヤーロープ(5メートル型、10メートル型各1本)、茜手製の廃坑内部の地図(全体の2~3割ほど完成)、予備マガジンx2、情報を纏めた紙】
【所持品2:バニラアイス@Kanon(残り6/10)、暗視ゴーグル、FN-P90の予備弾、電話帳、スタングレネード×1】
【所持品3:カルラの剣@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄、竹刀、トウカの刀@うたわれるもの、ベレッタM92F(9mmパラベラム弾15/15+1)、懐中電灯】
【所持品4:単二乾電池(×2本)バナナ(台湾産)(1房)】
【所持品5:手術用メス、パワーショベルカー(運転席のガラスは全て防弾仕様)】
【所持品6:破邪の巫女さんセット(弓矢のみ10/10本)@D.C.P.S.、乙女と大石のメモ、麻酔薬、硫酸の入ったガラス管x8、包帯、医療薬】
【状態:気絶中、全身打撲、全身に魔法によるダメージ、強い決意、肉体的疲労小、即頭部から軽い出血(処置済み)、脇腹打撲、首輪解除済み】
【思考・行動】
基本:エルダー・シスターとして、悲しみの連鎖を終わらせる(殺し合いを止める)
0:気絶中
1:ことみとアセリアと梨花を守る
2:川澄舞を警戒
【備考】
※一ノ瀬ことみ、アセリアに性別のことがバレました。
※他の参加者にどうするかはお任せします。
※この島が人工島かもしれない事を知りました。
※アセリアのオーラの効果によって、状態の悪化は防がれていますが、危険な状態です。
|204:[[「求め」]]|投下順に読む|204:[[さくら、さくら。空に舞い散るのは……]]|
|204:[[「求め」]]|時系列順に読む|204:[[さくら、さくら。空に舞い散るのは……]]|
|204:[[「求め」]]|宮小路瑞穂|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|アセリア|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|一ノ瀬ことみ|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|古手梨花|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|大空寺あゆ|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|白鐘沙羅|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|桑古木涼権|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|ハウエンクア|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
----
**そして、「 」 ◆/Vb0OgMDJY
感じる。
全身に満ちる、神剣のマナを。
『存在』を遥かに超越した力を。
…出来る。
これなら、届く。
ミズホを、みんなを、今度こそ……救える!
そう、
どう頑張っても、間に合わない。
それは、さっきまでの話。
確かに、今の速さでも剣は届かないかもしれない。
でも…
――神剣に、マナを集める。
『力』は届く
――その速度は、先ほど一撃よりも遥かに早く、まさに一瞬。
わたしの、力は…想いは…必ず、届く!!
マナよ!
(マナよ、我が求めに応じよ)
「集えマナよ……」
……え?
(一条の光となりて)
「我に従い」
……違う
(彼の者を貫け!)
「敵を爆炎で包み込め!」
何かが……違う
これは…これは……
わたしは、知らない。
(「オーラフォトン」)
これは…『求め』の、ユートの、力じゃ……ない
これは、これは…これは
(否)
………………何?
(我は……『世界』)
わたしは今……何を……
「ブレイクッ!!」
何を……している?
◇
あの時、何が起きたのか。
俺の知識程度では何一つ解らなかった。
だから、俺に理解出来たのは、事実だけだ。
あの時、澄んだ音と共に、俺の持っていた『誓い』にヒビが入り、俺は唐突に自由になった。
そうして、完全に無防備になった俺を素通りして、アセリアはハウエンクア達の方へと飛んだ。
…突然の出来事に、完全に停止してしまったが、やることは変わらない。
アセリアは危険過ぎる。
神剣の力は大分弱くなっているが、それでもまだ戦える。
むしろ、変な干渉がない分、さっきよりも戦いやすい。
そうして、追撃の為に振り向こうとした。
だが、
だが、振り向き、銃を構えて、
そこで漸く異変に気付いた。
『何か』が六つ程、アセリアの周りに浮かんでいた。
その時は何なのか解らなかったが、あれは恐らく『「誓い」の破片』だったのではないだろうか。
その赤い、いや、『赤かった何か』は、アセリアに付き従うかの様に進んでいたが、ホンの数秒。
いや、一秒にも満たない時間だったのかもしれないが、
とにかく僅かに後、気づけば一つ一つが蒼い刀身の様な形状と化し、
アセリアの背に、まるでもう一枚の翼であるかのように広がった。
そして、『ソレ』は来た。
圧倒的な……『恐怖』
銃とかナイフとかそんな物では比較にもならない
アヴ・カムゥのような兵器とも根本的に異なるモノ
それは言うなれば、あのLemuの浸水の時味わったような……人には抗えぬ力
そう、人のDNAにまで刻み込まれた自然の猛威
『天災』の恐怖
そう表現するのが適切な気がした。
反射的に、後ろに飛んでいた。
僅かに、ホンの僅かにでも、アレから離れようとしていた。
……心の何処かで、冷静な自分が“無駄だ”と告げていた。
そんな行動に意味はないと。
ちっぽけな人間に、目の前の天災から逃れる術など存在しない。
人はただ頭を抱えて地に蹲り、通り過ぎるのを待つ事しか出来はしない。
…まあ結果から言えば、確かに無駄だった。
最も、先ほどのとは意味が違う。
要するに、最初から、俺の行動なんてどうでもいいものだったわけだ。
アレは、俺の事なんかカケラも気にしていなかった。
ただ、その余波みたいなものが俺に向いただけだ。
ま、天災なんてのはハナからそういうモノだった気もするがな。
とにかく、俺は何をする必要も無かったって事だ。
……悪い、言い直そう。
俺には、何も出来ることなんか無かった。
ただ、眺めている事以外、何一つ。
その時に起きた事実を理解する事だけが、俺の唯一出来た事。
それだけだ。
◇
アセリアも、桑古木も、
本来の持ち主である高嶺悠人も、
この島に運んできたディーですらも、
……いや、「求め」と「誓い」すらも知らなかった事実があった。
「求め」
「誓い」
「空虚」
「因果」
ファンタズマゴリアにおいて四神剣と呼ばれるこの四振りは、
元々は、一つの神剣であった。
四神剣の合い争う本能は、元の姿に戻ろうとする行為の表れであったのかもしれない。
かつて、高嶺悠人は、「求め」を用いて「空虚」と「因果」と戦い、
その際に、その両方のマナを取り込んでいた。
そして今、妖精が力を望み、「求め」との契約が成立したその僅かな後、
ごく少量ではあるが、最後の一つである「誓い」のマナを取り込んだ事によって、
「求め」は本来の姿、
「永遠神剣第二位『世界』」へと姿を変えた。
その誰にとっても予想外の力は、弱まっていた桜の封印を解き放ち、
一気に開放され、
ハウエンクアの、
宮小路瑞穂の、
アセリアの、
この島のゲームの、
そして、「世界」そのものの、
『破滅』が、生じた。
◇
山頂に、閃光が走った。
「何!?」
一瞬、雷? とも思ったけど、次の瞬間には否定した。
何故って、『見えたから』
「……何が…………起きてるのさ……」
あゆの気持ちは私も同じだ。
あのロボットを中心に山頂全域を覆うかのような光の竜巻と、その中に木霊している稲光のようなもの。
明らかに、普通ではあり得ない現象だ。
その光の嵐は、数秒、あるいは数十秒間吹き荒れて、唐突に収まった。
そして……そこにあのロボットの姿は無かった。
「……破壊……したの?」
「……そう、なのかね」
何がなんだか判らないけど、多分、それが正解。
何故って、感じたから。
“『あんなもの』に巻き込まれて、無事な筈がない”
根拠は無いけど、そう確信していた。
「……行くしか、無いね」
少し、多分一分位経って、あゆが言った。
このままここにいても、何にもならないから。
「うん、でも…慎重に」
「わかってるさ」
あゆに、返事をしながら、
(魔、法?)
私は別の事を考えていた。
一つだけ、心当たりはある。
でも、かつて見たのとは桁が違いすぎる。
何か、嫌な予感がした。
だが、その思考は、答えが出ぬまま、
「! 誰さね!?」
数分後に、中断を余儀無くされる事になった。
◇
背後に、何かが落ちた音がした。
“我……は……”
どこかから、何か、聞こえる。
でも、でも、そんなのは『どうだっていい』
何が…起きた?
わたしは、今、『何を』した?
何を……してしまった?
「ミズ……ホ…」
何故だ?
何故、ミズホが倒れている?
わたしは……間に合わなかったのか?
違う…
いや、違わない…
ううん、でも違うんだ…
違わない
違う…
違わない!
違う…
違わない!!
違う…
違わない!違わない!違わない!!!
でも……違う
わたしは、間に合った。
ミズホを凶刃が襲う直前に、間に合った。
わたしの放った神剣魔法は、確かに間に合った。
あのキカイを破壊して、ミズホを救ったんだ。
ただ、その時の私の魔法はミズホをも襲った。
「あ……」
(行きましょうね……アセリアさん)
それだけ。
「あ、あ…………」
(終わったら、何もかも終わって、この島から帰ったら、必ず、行きましょうね……ハイペリアに)
それだけの、
「ああああああああああああああ!!」
事
◇
(…撤退)
光が止んだ後、その場所に『アヴ・カムゥだったもの』を確認した瞬間、判断した。
全力で森の中まで移動し、その後不規則に進路を変更。
数分間そうしておいて、追撃が無い事を確認し、漸く停止した。
そうして、考える。
撤退は、確実に鷹野の不評を買うだろう。
だが、『アレ』を相手に電波塔を護りきるなど不可能だ。
ならば、不評を覚悟で撤退し、本部に情報を伝える。
他に、生き長らえる道は……
(……『アレ』なら、或いは……)
いや、
不確定な可能性に掛ける訳には、いかない。
浮かんだ思考を即座に否定し、方針を定める。
(この位置からなら、東口か)
廃鉱の入り口を頭に思い浮かべながら、行き先を決定。
そうして、最大限に警戒しながら、北東方面に移動して数分後、
(…何?)
それを、見つけた。
◇
(何!?)
突如、背後に轟音が響き、同時に光が辺りを包んだ。
咄嗟に、駆け出す。
危険とかそんなものはどうでもいい。
ただ、嫌な予感だけがした。
そして、光が止んで少しして、
「え?」
上空を青い影が走った。
「アセリア?」
確かに、アセリアだ。
かなりの怪我の様にも見えたけど、そんな事は今はどうでもいい。
「瑞穂……?」
アセリアが抱えていたのは、瑞穂だ。
そして、アセリアは合流地点とは別の方向に向かっている。
「どういう、こと?」
ことみはどうしたのか。
瑞穂に何があったのか。
何故別の方向に向かっているのか。
……山頂は、どうなったのか。
そして、数分後。
山頂に移動した私の目に、
「何よ……これ」
塔の東側、
爆弾でも落ちたような地面と、
広範囲になぎ払われた木々。
そして、その中に巨大な金属の破片が転がっていた。
◇
(さて、どうするか)
正面から聞こえた、車の排気音に、迷う。
本来なら、このままやり過ごすのだが、
(まあ、丁度良いか)
目的の為に接触する事にした。
森から出て、道路の端に立つと、
「! 誰さね!?」
運転席の少女が、こちらに気付いて叫ぶ。
確か、大空寺あゆ。
どこかの社長の令嬢だとか。
「貴方は……何者?」
横には、…白鐘沙羅か。
探偵助手であり、
(丁度良いな)
倉成武の事を知る人間。
「とりあえず、今は何もする気は無いさ」
森の中に後退しながら、
こちらに敵意が無い事を伝える。
最も、相手は警戒の表情を解かないが。
(まあ、当然か)
ここまで時間が経って、初対面の相手を簡単に信じる筈が無い
それに、俺は首輪をしていない。
参加者で無い事に、気付くだろう。
「ま、俺の事は、大体想像した通りの人間と思って貰っていいぞ」
隠しても意味が無いので、こちらから告げる。
それを聞いて、二人の表情が硬くなる。
その表情から、長居は無用と判断。
「とりあえず、俺達は電波塔を放棄する事にした」
用件だけ伝える事にする。
「何故、それを伝えるの?」
ややあってから返答があった。
無論、表情は硬いままだが。
成る程、探偵助手というのは伊達では無いらしい。
そう簡単に、こちらを信じる気は無いと。
まあ、信じてもらう必要は無い。
「頼みが、あってな」
「……頼み?」
「倉成武に伝えてくれ」
二人の表情が変わる。
名指しで言っておけば、会えば必ず伝えてくれるだろう。
「レムリア遺跡で待つ、ってな」
「……どういう、意味?」
二人の表情に、困惑が混じる。
「言えば、わかるさ」
細かく言う必要は無い。
「以上だ、上で何があったのかは」
片手で後方の木を指し示す。
「彼女に聞いてくれ。 一応、お仲間だろ」
先ほど偶然拾って、未だ気絶中で木にもたれ掛かっている少女を。
当初は、彼女に頼もうと思っていたのだが、足に怪我している為ここまで持って来た、
起きるのを待つのも面倒だし、参加者同士に任せるとしよう。
今更首輪をどうされても意味が無いしな。
「じゃあな」
用件は済んだ。
返事は待たずに森の中に戻る。
まあ、上手く伝わる確率は、いいとこ半々位か…
アイツと会っても、意味なんか無いかも知れないが、
もしかしたら、答えが見つかるかも知れない。
瑞穂の答えは、途中で終わってしまったが、
同じ意思をもつアイツなら、
俺の気まぐれの答えをくれるかもしれない。
(気まぐれ…か)
もう一度、二人の方を見ながら、
「ああ、それともう一つ、
恐らく、全ての答えは17年前と同じ場所に……『HIMMEL』の先にある」
最後にもう一つだけ、伝えてもらう事にした。
【D-5 南西(林道)/2日目 夕方】
【桑古木涼権@Ever17 -the out of infinity-】
【装備:永遠神剣第五位「誓い」】
【所持品:ベレッタM92F(9mmパラベラム弾7/15+1)、ベレッタの予備マガジン×3、マナ結晶(マナ残量60%)、通信機、】
【状態:肉体疲労中程度、両腕に軽い火傷】
【思考・行動】
0:廃鉱からLemuに帰還する。
1:電波塔での出来事を鷹野に伝える。
2:武に伝言が伝わる事を期待。
3:アセリアを危険視。
【備考】
※「誓い」にはヒビが入っています。(その内直ります)
※「誓い」の意思は消滅しました。(今日子仲間時の「空虚」と同じ状態です)
※「誓い」とマナ結晶の併用で、身体能力強化と中レベルのディフェンススキルが使用可です。
◇
言うだけ言って、男は去った。
何者か気にはなったけど、
「………………」
男が置いていった相手を見たら、どうでも良くなった。
一ノ瀬、ことみ
最も殺してやりたい糞虫が、今私の目の前に居る。
意識を失い、無防備な姿で。
…考えが、纏まらない。
余りに無防備すぎて、逆に行動しようとする気が起きない。
と、そこで袖が引っ張られた。
そちらを向くと、沙羅が首を横に振っていた。
(ああ……)
「わかってるさ…コイツには聞かないといけない事が山ほどあるさね」
殺すなら、簡単だ。
だが、まだ早い。
あの塔で、何があったのか
瑞穂とアセリアは、どうしたのか。
あの『首輪をしていない』男との関係は何か。
…そして、何故『首輪をしていない』のか。
洗いざらい、喋らせてからだ。
「とりあえず、何か縛るものは無いかい?」
私の問いに、沙羅がデイパックからロープを取り出す。
焦る必要なんて無い。
ゆっくりと、その罪に相応しい扱いをくれてやるよ。
◇
【D-5 南西(林道)/2日目 夕方】
【白鐘沙羅@フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン】
【装備:ワルサー P99 (6/16)】
【所持品1:S&W M36(4/5)、ワルサーP99の予備マガジン2 カンパン30個入り(10/10) 500mlペットボトル4本、双眼鏡、医薬品】
【所持品2:支給品一式×2、ブロッコリー&カリフラワー@ひぐらしのなく頃に祭、空鍋&おたまセット@SHUFFLE! ON THE STAGE、往人の人形】
【所持品3:『バトル・ロワイアル』という題名の本、、映画館にあったメモ、家庭用工具セット、情報を纏めた紙×12、ロープ】【所持品4:爆弾本体、信管】
【状態:疲労極大・肋骨にひび・強い決意・若干の血の汚れ・両腕に軽い捻挫、両肩間接に軽い痛み】
【思考・行動】
基本行動方針:一人でも多くの人間が助かるように行動する
0:ことみをロープで縛る。
1:ことみから話を聞く。
2:山頂に向かい電波塔を調べる。
3:情報端末を探す。
4:混乱している人やパニックの人を見つけ次第保護。
5:最終的にはタカノを倒し、殺し合いを止める。 タカノ、というかこのFDを作った奴は絶対に泣かす
【備考】
※国崎最高ボタンについて、暗号文と関わりありと考えてます。
※爆弾を作成しました。 安全の為信管は外しています。(威力は、図書館が吹っ飛びます)
※坂上智代マーダー化の原因が土永さんにあることを知りました。
※きぬを完全に信頼。
※あゆを完全に信頼。
※フロッピーディスク二枚は破壊。地獄蝶々@つよきすは刀の部分だけ谷底の川に流されました。
エスペリアの首輪、地獄蝶々の鞘はC-6に放置。
【大空寺あゆ@君が望む永遠】
【装備:S&W M10 (2/6) 防弾チョッキ 生理用品、洋服】
【所持品:予備弾丸6発・支給品一式x5 ホテル最上階の客室キー(全室分) ライター 懐中電灯、食料(パン等食べやすいもの)】
大型レンチ、オオアリクイのヌイグルミ@Kanon 、ヘルメット、ツルハシ、昆虫図鑑、スペツナズナイフの柄 虹色の羽根@つよきす-Mighty Heart-、ベレッタ M93R(10/21)】
【状態:生理(軽度)、肋骨左右各1本亀裂骨折、強い意志、左前腕打撲(多少は物も握れるようになってます】
【思考・行動】
行動方針:殺し合いに乗るつもりは無い。しかし、亜沙を殺した一ノ瀬ことみは絶対に逃さない。
0:とりあえずことみを拘束する。
1:ことみを叩き起こして洗いざらい喋らせる。
2:二人を殺す為の作戦・手順を練る
3:沙羅と一緒に行動
4:殺し合いに乗った人間を殺す
5:甘い人間を助けたい
6:川澄舞に対する憎しみ
【備考】
※ことみが人殺しと断定しました。
※ハクオロに多少の罪の意識があります。
※支給品一式はランタンが欠品 。
※生理はそれほど重くありません。ただ無理をすると体調が悪化します。例は発熱、腹痛、体のだるさなど
※きぬを完全に信頼。
※沙羅を完全に信頼。
【一ノ瀬ことみ@CLANNAD】
【装備:Mk.22(3/8)】
【所持品:ビニール傘、クマのぬいぐるみ@CLANNAD、支給品一式×3、予備マガジン(8)x3、スーパーで入手した品(日用品、医薬品多数)、タオル、i-pod、
陽平のデイバック、分解された衛の首輪(NO.35)、情報を纏めた紙】
【所持品2:ローラースケート@Sister Princess、スーパーで入手した食料品、飲み物、日用品、医薬品多数、】
【状態:気絶中、決意、肉体的疲労中、後頭部に痛み、即頭部から軽い出血(瑞穂を投げつけられた時の怪我)、強い決意、全身に軽い打撲、
左肩に槍で刺された跡(処置済み)、右腿に銃による裂傷、左ふくらはぎに銃創(貫通)、首輪解除済み】
【思考・行動】
基本:ゲームには乗らない。必ず仲間と共にゲームから脱出する。
0:不明
1:アセリア、瑞穂、梨花に付いて行く
2:ハクオロとあゆに強い不信感、でもまず話してみる。
3:首輪、トロッコ道ついて考察する
4:工場あるいは倉庫に向かい爆弾の材料を入手する(但し知人の居場所に関する情報が手に入った場合は、この限りでない)
5:鷹野の居場所を突き止める
6:ハクオロを警戒
【備考】
※ハクオロが四葉を殺害したと思っています。(少し揺らいでいます。)
※あゆは自分にとっては危険人物。
※瑞穂とアセリアを完全に信用しました。
※この島が人工島かもしれない事を知りました。
※i-podに入っていたメッセージは『三つの神具を持って、廃坑の最果てを訪れよ。そうすれば、必ず道は開かれるだろう』というものです。
※研究棟一階に瑞穂達との筆談を記した紙が放置。
◇
カップメンを思いっきり放り投げてみた。
…五秒、
…十秒、
…反応は無い。
銃を何回か塔に向けて撃ってみる…
…反応は無い。
(やっぱり、誰も居ないのかしら?)
森から出て、慎重に進んでみる。
少しずつ、少しずつ塔に近寄るが、何も起こらない。
森と塔の中間付近まで来て、全力で塔まで駆け出す。
あっさりと、塔の麓にたどり着いた。
(何が……あったっていうのよ?)
状況から見れば、あのロボットに何かがあって、それで敵は塔を捨てた。
それが自然ではあるのだけど…
(どうやってよ?)
可能性は低い。
アレを破壊するなんて、私たちでは不可能だった。
近くに何か青い剣みたいのが何本か刺さってるけど、関連は謎。
或いは、故障して自爆したという可能性もあるけど。
(その場合、アセリアの行動に説明が付かない)
それに、ことみが居なかったのも謎だ。
(……とりあえず、中を調べてみようかしら)
そう考え、塔の扉に手を掛ける、
……容易く、開いた。
【C-5 電波塔/二日目 夕方】
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に祭】
【装備:猫耳&シッポ@ひぐらしのなく頃に祭、ミニウージー(21/25)
ヒムカミの指輪(残り0回)@うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 】
【所持品:風子の支給品一式(大きいヒトデの人形 風子特製人生ゲーム(元北川の地図) 百貨店で見つけたもの)】
【所持品2:支給品一式×2(地図は風子のバックの中)、チンゲラーメン(約3日分)、
ノートパソコン、 ハリセン、バッテリー×8、電動式チェーンソー×7、出刃包丁、首輪の解除手順に記したメモ、
食料品、ドライバーやペンチなどの工具、他百貨店で見つけたもの 、、首輪探知レーダー(現在使用不能)、車の鍵 】
【状態:頭にこぶ二つ 精神的疲労小、強い決意、首輪解除済み】
【思考・行動】
基本:潤と風子の願いを継ぐ。
0:何が……あったの?
1:瑞穂とアセリアとことみが心配。
2:きぬが心配
3:仲間を集めたい
【備考】
※皆殺し編終了直後の転生。鷹野に殺されたという記憶はありません。(詳細はギャルゲ・ロワイアル感想雑談スレ2>>609参照)
※梨花の服は風子の血で染まっています
※盗聴されている事に気付きました
※月宮あゆをマーダーと断定、警戒
※レーダーは現在電池切れ、 電池(単二)が何本必要かなどは後続の書き手に任せます
※ノートパソコンの微粒電磁波装置や現在地検索機能、レーダーは、電波塔の機能が回復するまで使用不可能(電波塔の回復は、第7回放送直前)
※催涙スプレー、ゲルルンジュース×3、チンゲラーメン、コルトパイソン(.357マグナム弾2/6)が塔の南側に落ちています。
【ハウエンクア@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄】
【装備:破壊されたアヴ・カムゥ@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄、他不明】
【所持品:不明】
【状態:気絶】
【思考・行動】
0:???
1:あの女(アセリア)は殺す。
2:殺し合いを楽しむ
【備考】
※アヴ・カムゥは既に残骸です。 破片は塔の東側の森付近に散らばっています。
※胴体の中に閉じ込められています。 素手での脱出は難しいです。
※塔の東側の広範囲の地面と森が抉れています。
◇
(…契約者よ)
(うるさい!!)
聞こえた声を、黙らせる。
今はかまっている時間なんて無い。
…リカは、既に逃げてくれてた。
…コトミは…近くに姿は見えなかったから、逃げてくれてたんだと思う。
二人の事は心配。
でも、探している時間なんて無かった。
……ミズホ
胸に抱えたミズホの息は、弱々しい。
咄嗟にオーラの力を用いたけど、悪化しないようにするのが精一杯だった。
あの場で二人を探す。
合流地点で二人を待つ。
どちらも、時間が足りるとは思えなかった。
(ここは……)
(後でいくらでも聞く!
だから今は待って!!)
病院…傷が治せる場所と聞いた。
一刻でも早く、そこに向かわないといけない。
ハイロゥの全力で、飛び続ける。
(ミズホ…頑張ってくれ)
恐怖に、震えながら。
◇
あの時、確かに『何か』を感じた。
だが、それが何であったのかが思い出せない。
ただ、『何か』があった事だけは事実のようだが。
(…契約者よ)
(うるさい!!)
む……
おのれ、そっちが望んだのだろうが。
…そもそも、ここは何処なのだ?
契約者の死と、契約を求める声に応じて、とっさに妖精と契約したが……
(ここは……)
(後でいくらでも聞く!
だから今は待って!!)
……おのれ、元餌候補の癖に…………
……まあ、寛大な心で待ってやるか……
……干渉してやろうとも思ったが、いまいち上手く力が使えんし……
しかし妙だな?
先ほどまで「誓い」と争っていた気がするのだが……
今はどこにもその意志を感じん。
いや、そもそも、
我は何故アレをそこまで砕こうと思っていたのだ?
【D-6 上空/二日目 夕方】
【女子二人】
1:電波塔を破壊する。
【備考】
※廃坑別入り口を発見しました
※殺害ランキングは梨花以外のメンバーは適当にしか見ていません。
※メンバーは全員、羽入、鈴凛、企画書から情報を得ました(詳しい内容は、本文中の情報纏め参照)
※メンバーは全員、羽入と鈴凛を信用しました
※オーラフォトンブレイクによって塔に影響があったかは不明です。
【アセリア@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【装備:永遠神剣第四位「求め」@永遠のアセリア -この大地の果てで-】
【所持品:支給品一式 鉄串(短)x1、鉄パイプ、国崎最高ボタン、高嶺悠人の首輪、フカヒレのコンドーム(12/12)@つよきす-Mighty Heart-、
情報を纏めた紙×2】
【状態:恐怖、肉体的疲労極大、魔力残量ほぼ零、両腕に酷い筋肉痛、左肩と右わき腹に深めの切り傷(出血中、動かすと痛み、鎧の該当部位損失)、全身に切り傷、
右耳損失(応急手当済み)、ガラスの破片による裂傷(応急手当済み)、首輪解除済み、「求め」と契約】
【思考・行動】
基本:ゲームには乗らない
0:ミズホを助ける。
1:コトミとリカが心配
2:無闇に人を殺さない(殺し合いに乗った襲撃者は殺す)
3:存在を探す
4:ハクオロの態度に違和感
5:川澄舞を強く警戒
【備考】
※アセリアがオーラフォトンを操れたのは、「求め」の力によるものです
※制限の低下によって、「求め」と契約しました。 これにより全体的に能力が上昇しています。
※現在、誤って瑞穂に攻撃したことによって、神剣との同調率は最低レベルまで低下しています。
それに伴い、ほとんどのスキルの威力が低下しています。
※オーラフォトンブレイクについて
「世界」のサポートスキル、広範囲に破壊を巻き起こし、相手の行動を封じる力を持つ。
※永遠神剣第二位「世界」について
「求め」が、「誓い」のマナを吸収したことによって、本来の「世界」へと変化しました。
しかし、覚醒直後に大量のマナを消費した事と、僅かに残っていた制限が加わって、現在は「求め」の姿に戻っています。
それに伴い、「世界」の一部である青い刃が六本、アヴ・カムゥの残骸の傍に刺さっています。
再び接触した際に変化が起こるかは不明です。
【宮小路瑞穂@乙女はお姉さまに恋してる】
【装備:ベレッタM92F(9mmパラベラム弾0/15+)、バーベナ学園女子制服@SHUFFLE! ON THE STAGE、豊胸パットx2】
【所持品1:支給品一式×9、多機能ボイスレコーダー(ラジオ付き)、斧、レザーソー、投げナイフ5本、
フック付きワイヤーロープ(5メートル型、10メートル型各1本)、茜手製の廃坑内部の地図(全体の2~3割ほど完成)、予備マガジンx2、情報を纏めた紙】
【所持品2:バニラアイス@Kanon(残り6/10)、暗視ゴーグル、FN-P90の予備弾、電話帳、スタングレネード×1】
【所持品3:カルラの剣@うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄、竹刀、トウカの刀@うたわれるもの、ベレッタM92F(9mmパラベラム弾15/15+1)、懐中電灯】
【所持品4:単二乾電池(×2本)バナナ(台湾産)(1房)】
【所持品5:手術用メス、パワーショベルカー(運転席のガラスは全て防弾仕様)】
【所持品6:破邪の巫女さんセット(弓矢のみ10/10本)@D.C.P.S.、乙女と大石のメモ、麻酔薬、硫酸の入ったガラス管x8、包帯、医療薬】
【状態:気絶中、全身打撲、全身に魔法によるダメージ、強い決意、肉体的疲労小、即頭部から軽い出血(処置済み)、脇腹打撲、首輪解除済み】
【思考・行動】
基本:エルダー・シスターとして、悲しみの連鎖を終わらせる(殺し合いを止める)
0:気絶中
1:ことみとアセリアと梨花を守る
2:川澄舞を警戒
【備考】
※一ノ瀬ことみ、アセリアに性別のことがバレました。
※他の参加者にどうするかはお任せします。
※この島が人工島かもしれない事を知りました。
※アセリアのオーラの効果によって、状態の悪化は防がれていますが、危険な状態です。
|204:[[「求め」]]|投下順に読む|204:[[さくら、さくら。空に舞い散るのは……]]|
|204:[[「求め」]]|時系列順に読む|204:[[さくら、さくら。空に舞い散るのは……]]|
|204:[[「求め」]]|宮小路瑞穂|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|アセリア|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|一ノ瀬ことみ|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|古手梨花|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|大空寺あゆ|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|白鐘沙羅|206:[[守りたいもの/さよならの囁き(Ⅱ)(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|桑古木涼権|207:[[牢獄の剣士(Ⅱ)――夢想歌――(前編)]]|
|204:[[「求め」]]|ハウエンクア||
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