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「あねぇができました」(2007/07/18 (水) 11:49:39) の最新版変更点
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**あねぇができました ◆7NffU3G94s
「うわぁ、何か変な所出ちゃったなー」
景色は一瞬で変わる、無機質な体育館は瞬く間に緑豊かな森になっていた。
衛は自然の空気が満ちたそこで、ぼーっと辺りを眺めることになる。
今でも、何が起きたかは上手く理解できていない。
勿論人が死んだということ、そして自分にもはめられている首輪に爆弾が仕込まれているという恐ろしい現実は最悪の形で見せ付けられてしまった。
しかし、ある種のとばっちりを受けた彼等と衛との物理的距離はかなりあり、その具体的な血生臭さまでは上手く伝わることもなく。
衛にとってはいきなりこんな場所に連れて来られてしまったということ、それがやはり一番大きな戸惑いだった。
「うーん、これからどうしよう……」
腕を組む。
辺りは暗い、月の光しか届かない視界では迂闊に移動していいものかも迷う所である。
何よりここまでくる経緯が突然すぎて、まず何をすればいいのかという根本的な道筋すら描けなかった。
そういえばと、肩にかけっ放しですっかり忘れていたデイバッグの存在を思い出す。
金髪の女性は言っていた、何らかの支給品が入っているということなら現状を変えるのに役には立つかもしれない。
一体何が入っているのだろう。この状況を変えられる、そんなものなら何でもいいと思いながら衛はそっとデイバッグに手を伸ばした。
が、それは途中で止まることになる。
最初はただの空耳かと思った、しかしそれは一向に止む気配がない。
集中して耳を済ませる、耳を突く微かな音は誰かが発しているとしか考えられないもの。
すすり泣き。そうとしか思えない雑音の出所を探るべく、衛はすぐ横の森林地帯に足を伸ばした。
「うっ、あ……たかゆきくん、たかゆきくぅん……」
茂みを潜ったその先、木の幹には座り込んだ少女が一人。
少女と言っても年は衛より上だろう、体格からして高校生くらいに思える。
真っ白なパジャマから覗く踝が、妙に細く感じた。顔を覆っている手の甲も、随分骨ばっているように見える。
俯いているためその表情は長い髪で隠されているが、身長に比べてその姿は随分小さく、そしてか細い。
それこそ、病弱染みていると一目で分かるくらいに。
「あ、あのう」
「ひううぅっ?!!」
そのか細さに心配を覚え、衛は自然と彼女、涼宮遙に声をかけていた。
元々学校でも女の子の間でナイト的立ち位置でいる場合の多い衛にとって、このような少女がいたら庇護の対象として見てしまうというのも彼女にとっては当然のことであった。
扱いも慣れたものである、親しみやすい笑顔を浮かべれば大抵の相手は心を開いてくれる。
そのはずだった、いつもは。
しかしこの泣いていた彼女は、こんな自分よりも身丈の小さい衛に対してさえも。怯えを、全く隠さなかった。
「うあぁ、孝之くん、たかゆきくん……」
癇癪はますますひどくなっている、顔を手で覆って・・・・・・友達の名前だろうか、ひたすらそれを連呼する少女。
何を言っても聞いてくれない、手を伸ばしてもイヤイヤとかぶりを振るばかりで衛を見ようともしない。
(困ったなぁ……)
会話ができなければ埒が明かない、とりあえず彼女には泣き止んでもらう必要がある。
タオルか何かないだろうか、衛がデイバッグの中身を漁ろうとした時だった。
乱暴にバッグを開けたためだろうか、勢いで中に入っていた支給品の一つが落ちる。
バサッと音を立てたそれは、泣き崩れていた彼女が顔を上げる機会を作ることになった。
一冊の、どこにでもある本。薄いが表紙の装丁はかなりしっかりしている、それが絵本であることは一目瞭然であった。
慌てて拾い上げようと腰を屈めた時、先ほどとは違う少女の様子に衛は気がつくことになる。
泣き腫らした赤い目は、真剣な眼差しをじっとそれに対し向けていた。
「そ、それは……」
ついさっきまで嗚咽をもらしていた彼女の口から、明らかに今までとは違う種の言葉が出る。
彼女の中で何が起きているのか。衛は、じっとその様子を窺った。
そして次第に見開かれていく彼女の目と共に、その表情には驚きと喜びの入り混じったものが浮かび上がってきた。
「こ、これ、『マヤウルのおくりもの』っ!!」
「え?」
「私ずっと探してたの、もう絶対見つけられないと思ってた……」
手を伸ばし、遙は嬉しそうにそれを掴み取った。
そして、衛のデイバッグから飛び出した彼女の支給品『マヤウルのおくりもの』を嬉しそうに胸に抱く。
「あ、あの」
「マヤウル~、マヤウル~」
「えっと、あのうっ!」
「……♪」
衛の姿は目に入ってないという遙の様子、とりあえず声をかけるものの彼女の言葉は届かない。どうしたものか。
困り果て、何か他に彼女の気を引くものがないかと周りを見渡した所、彼女が座っている木のすぐ後ろで横倒れになっている車椅子が目に入った。
「あの、足が悪いんですか?」
「……?」
「ちょっと待っててくださいね、車椅子持ってきます!」
すたっと立ち上がり、車椅子のもとまで駆ける。
よっと軽い動作で元の位置に戻そうとしたものの、思ったよりその負荷は重かった。
少しよろめくが持ち前の身体能力のおかげで簡単に転ぶようなことはない、衛は器用にバランスを取り直すとそのまま車椅子を遙の前まで押していった。
「はい、お待たせしましたっ」
「……」
「座るの大変ですよね、手伝いますよ!」
「あのぅ、この絵本はあなたの?」
……これは、もしかしたら会話が噛み合っていないのではないだろうか。
衛の頬を一筋の冷や汗が伝う。一方、遙は何のお構いもなく自分の話を続けてきた。
「ごめんなさい、私ずっとこの絵本を探していたの。譲ってくれませんか」
その前にと、言いたいことは確かにあったが。
遙の表情は真剣そのものだった、一生懸命なその様子に衛はたじたじになりながらも小さく頷く。
「わあ、ありがとう」
瞬間、満面の笑みが衛に送られる。それは実年齢よりもずっと幼く見えた。
……正直彼女とのコミュニケーションが上手く取れずにいた衛にとって、この不意打ちに対するダメージは計り知れないものだった。
つまり。
遙の喜ぶ様子があまりにも微笑ましく、それとなく感じていた不満が吹き飛んだというか。
本当に嬉しそうに微笑む彼女のその表情を見るだけで、衛自身とても心が温まったというか。
この島に投げ出された不安、見えない先行きに対する困惑が拭えたわけではない。
しかし、今の衛には確かに笑みが浮かんでいた。
この懐っこい自分より明らかに年上の少女を、堪らなく愛おしく感じた。
そして、とりあえずの自分の行動指標も見つけられたことになる。
最初に集められた場所では咲耶など見知った顔ぶれもあったが、ここでいきなり再会できるなんていう幸運なんて信じることは出来ない。
かと言って、いきなり足で探そうとするほどのタフさを、この幼い少女は持っていなかった。
とにかく、今衛の目の前には庇護するべき対象が現れたのだ。
ならばやるべきことは一つである。
「あの、ボクは衛っていいます。お姉さんは?」
「涼宮遙です」
はんなりと笑う彼女、遙は会場からこの島にワープした際車椅子から落ちてしまい、どうすれば分からなくなっていた所だったと言う。
どうやら足は全く動かない状態らしい。肩を貸せば車椅子にも簡単に座りなおせるだろうと踏んでいた、衛の考えは甘かった。
何せ、彼女は自分の体重を全く支えられないのだ。
車椅子に座らせるとしたら、それこそ抱き上げでもしない限りは不可能だった。
「ご、ごめんなさい……ボクじゃ無理みたいです」
それでも何とか遙を引きずるように持ち上げようとする衛だが、やはりこの小さな少女でそれは難しい。
「ちょっと、誰か呼んできますね。動かないでくださいねっ」
「孝之くん」
「え?」
「孝之くんはね、凄いの。私のね、恋人なの」
「は、はぁ」
「だからね、孝之くんがいいな」
……これはストレートに『孝之くん』をつれてきて、と言ってるのだろうか。
ちょっと困ったように眉を寄せるものの、遙がにこにことした笑みを変える気配はない。
「あのね、ありがとう」
仕方ない、無邪気な期待に答えるべく善処だけはしとこうと肝に銘じる衛であった。
【C-4 森/1日目 深夜】
【衛@シスタープリンセス】
【装備:無し】
【所持品:支給品一式 ランダムアイテムのうち2つは不明】
【状態:健康、人を探しに行く】
【思考・行動】
基本方針:ゲームに参加しているという実感がまだ薄いので、どちらとも言えない
1:人を探す
2:「孝之」を探す(どのような人物かという情報は無し)
3:できれば知り合いにも会いたいが、無理に探そうとは思っていない(咲耶、千影、四葉)
【涼宮遙@君が望む永遠】
【装備:マヤウルのおくりもの@君が望む永遠】
【所持品:支給品一式(車椅子、精神安定剤などの薬含)ランダムアイテム不明】
【状態:衛の帰りを待つ】
【思考・行動】
基本方針:とにかく孝之に会いたい
1:孝之に会いたい
2:茜にも会えれば会いたい
【備考】
二章序盤の、少し思考回路が支離滅裂な状態から参加。
自分はまだ高校三年生のままだと思っている。
リハビリはしていないので、足は全く動かない。
※行動や生命の存続に問題が出るので、車椅子と薬については別途支給されました。
薬について何日分支給されたかなどは、後続の方に任せます。
|007:[[生徒会長の責任]]|投下順に読む|009:[[North wind]]|
|007:[[生徒会長の責任]]|時系列順に読む|009:[[North wind]]|
||衛|053:[[おいてきたもの]]|
||涼宮遥|036:[[もう戻れない優しい日々]]|
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**あねぇができました ◆7NffU3G94s
「うわぁ、何か変な所出ちゃったなー」
景色は一瞬で変わる、無機質な体育館は瞬く間に緑豊かな森になっていた。
衛は自然の空気が満ちたそこで、ぼーっと辺りを眺めることになる。
今でも、何が起きたかは上手く理解できていない。
勿論人が死んだということ、そして自分にもはめられている首輪に爆弾が仕込まれているという恐ろしい現実は最悪の形で見せ付けられてしまった。
しかし、ある種のとばっちりを受けた彼等と衛との物理的距離はかなりあり、その具体的な血生臭さまでは上手く伝わることもなく。
衛にとってはいきなりこんな場所に連れて来られてしまったということ、それがやはり一番大きな戸惑いだった。
「うーん、これからどうしよう……」
腕を組む。
辺りは暗い、月の光しか届かない視界では迂闊に移動していいものかも迷う所である。
何よりここまでくる経緯が突然すぎて、まず何をすればいいのかという根本的な道筋すら描けなかった。
そういえばと、肩にかけっ放しですっかり忘れていたデイバッグの存在を思い出す。
金髪の女性は言っていた、何らかの支給品が入っているということなら現状を変えるのに役には立つかもしれない。
一体何が入っているのだろう。この状況を変えられる、そんなものなら何でもいいと思いながら衛はそっとデイバッグに手を伸ばした。
が、それは途中で止まることになる。
最初はただの空耳かと思った、しかしそれは一向に止む気配がない。
集中して耳を済ませる、耳を突く微かな音は誰かが発しているとしか考えられないもの。
すすり泣き。そうとしか思えない雑音の出所を探るべく、衛はすぐ横の森林地帯に足を伸ばした。
「うっ、あ……たかゆきくん、たかゆきくぅん……」
茂みを潜ったその先、木の幹には座り込んだ少女が一人。
少女と言っても年は衛より上だろう、体格からして高校生くらいに思える。
真っ白なパジャマから覗く踝が、妙に細く感じた。顔を覆っている手の甲も、随分骨ばっているように見える。
俯いているためその表情は長い髪で隠されているが、身長に比べてその姿は随分小さく、そしてか細い。
それこそ、病弱染みていると一目で分かるくらいに。
「あ、あのう」
「ひううぅっ?!!」
そのか細さに心配を覚え、衛は自然と彼女、涼宮遙に声をかけていた。
元々学校でも女の子の間でナイト的立ち位置でいる場合の多い衛にとって、このような少女がいたら庇護の対象として見てしまうというのも彼女にとっては当然のことであった。
扱いも慣れたものである、親しみやすい笑顔を浮かべれば大抵の相手は心を開いてくれる。
そのはずだった、いつもは。
しかしこの泣いていた彼女は、こんな自分よりも身丈の小さい衛に対してさえも。怯えを、全く隠さなかった。
「うあぁ、孝之くん、たかゆきくん……」
癇癪はますますひどくなっている、顔を手で覆って・・・・・・友達の名前だろうか、ひたすらそれを連呼する少女。
何を言っても聞いてくれない、手を伸ばしてもイヤイヤとかぶりを振るばかりで衛を見ようともしない。
(困ったなぁ……)
会話ができなければ埒が明かない、とりあえず彼女には泣き止んでもらう必要がある。
タオルか何かないだろうか、衛がデイバッグの中身を漁ろうとした時だった。
乱暴にバッグを開けたためだろうか、勢いで中に入っていた支給品の一つが落ちる。
バサッと音を立てたそれは、泣き崩れていた彼女が顔を上げる機会を作ることになった。
一冊の、どこにでもある本。薄いが表紙の装丁はかなりしっかりしている、それが絵本であることは一目瞭然であった。
慌てて拾い上げようと腰を屈めた時、先ほどとは違う少女の様子に衛は気がつくことになる。
泣き腫らした赤い目は、真剣な眼差しをじっとそれに対し向けていた。
「そ、それは……」
ついさっきまで嗚咽をもらしていた彼女の口から、明らかに今までとは違う種の言葉が出る。
彼女の中で何が起きているのか。衛は、じっとその様子を窺った。
そして次第に見開かれていく彼女の目と共に、その表情には驚きと喜びの入り混じったものが浮かび上がってきた。
「こ、これ、『マヤウルのおくりもの』っ!!」
「え?」
「私ずっと探してたの、もう絶対見つけられないと思ってた……」
手を伸ばし、遙は嬉しそうにそれを掴み取った。
そして、衛のデイバッグから飛び出した彼女の支給品『マヤウルのおくりもの』を嬉しそうに胸に抱く。
「あ、あの」
「マヤウル~、マヤウル~」
「えっと、あのうっ!」
「……♪」
衛の姿は目に入ってないという遙の様子、とりあえず声をかけるものの彼女の言葉は届かない。どうしたものか。
困り果て、何か他に彼女の気を引くものがないかと周りを見渡した所、彼女が座っている木のすぐ後ろで横倒れになっている車椅子が目に入った。
「あの、足が悪いんですか?」
「……?」
「ちょっと待っててくださいね、車椅子持ってきます!」
すたっと立ち上がり、車椅子のもとまで駆ける。
よっと軽い動作で元の位置に戻そうとしたものの、思ったよりその負荷は重かった。
少しよろめくが持ち前の身体能力のおかげで簡単に転ぶようなことはない、衛は器用にバランスを取り直すとそのまま車椅子を遙の前まで押していった。
「はい、お待たせしましたっ」
「……」
「座るの大変ですよね、手伝いますよ!」
「あのぅ、この絵本はあなたの?」
……これは、もしかしたら会話が噛み合っていないのではないだろうか。
衛の頬を一筋の冷や汗が伝う。一方、遙は何のお構いもなく自分の話を続けてきた。
「ごめんなさい、私ずっとこの絵本を探していたの。譲ってくれませんか」
その前にと、言いたいことは確かにあったが。
遙の表情は真剣そのものだった、一生懸命なその様子に衛はたじたじになりながらも小さく頷く。
「わあ、ありがとう」
瞬間、満面の笑みが衛に送られる。それは実年齢よりもずっと幼く見えた。
……正直彼女とのコミュニケーションが上手く取れずにいた衛にとって、この不意打ちに対するダメージは計り知れないものだった。
つまり。
遙の喜ぶ様子があまりにも微笑ましく、それとなく感じていた不満が吹き飛んだというか。
本当に嬉しそうに微笑む彼女のその表情を見るだけで、衛自身とても心が温まったというか。
この島に投げ出された不安、見えない先行きに対する困惑が拭えたわけではない。
しかし、今の衛には確かに笑みが浮かんでいた。
この懐っこい自分より明らかに年上の少女を、堪らなく愛おしく感じた。
そして、とりあえずの自分の行動指標も見つけられたことになる。
最初に集められた場所では咲耶など見知った顔ぶれもあったが、ここでいきなり再会できるなんていう幸運なんて信じることは出来ない。
かと言って、いきなり足で探そうとするほどのタフさを、この幼い少女は持っていなかった。
とにかく、今衛の目の前には庇護するべき対象が現れたのだ。
ならばやるべきことは一つである。
「あの、ボクは衛っていいます。お姉さんは?」
「涼宮遙です」
はんなりと笑う彼女、遙は会場からこの島にワープした際車椅子から落ちてしまい、どうすれば分からなくなっていた所だったと言う。
どうやら足は全く動かない状態らしい。肩を貸せば車椅子にも簡単に座りなおせるだろうと踏んでいた、衛の考えは甘かった。
何せ、彼女は自分の体重を全く支えられないのだ。
車椅子に座らせるとしたら、それこそ抱き上げでもしない限りは不可能だった。
「ご、ごめんなさい……ボクじゃ無理みたいです」
それでも何とか遙を引きずるように持ち上げようとする衛だが、やはりこの小さな少女でそれは難しい。
「ちょっと、誰か呼んできますね。動かないでくださいねっ」
「孝之くん」
「え?」
「孝之くんはね、凄いの。私のね、恋人なの」
「は、はぁ」
「だからね、孝之くんがいいな」
……これはストレートに『孝之くん』をつれてきて、と言ってるのだろうか。
ちょっと困ったように眉を寄せるものの、遙がにこにことした笑みを変える気配はない。
「あのね、ありがとう」
仕方ない、無邪気な期待に答えるべく善処だけはしとこうと肝に銘じる衛であった。
【C-4 森/1日目 深夜】
【衛@シスタープリンセス】
【装備:無し】
【所持品:支給品一式 ランダムアイテムのうち2つは不明】
【状態:健康、人を探しに行く】
【思考・行動】
基本方針:ゲームに参加しているという実感がまだ薄いので、どちらとも言えない
1:人を探す
2:「孝之」を探す(どのような人物かという情報は無し)
3:できれば知り合いにも会いたいが、無理に探そうとは思っていない(咲耶、千影、四葉)
【涼宮遙@君が望む永遠】
【装備:マヤウルのおくりもの@君が望む永遠】
【所持品:支給品一式(車椅子、精神安定剤などの薬含)ランダムアイテム不明】
【状態:衛の帰りを待つ】
【思考・行動】
基本方針:とにかく孝之に会いたい
1:孝之に会いたい
2:茜にも会えれば会いたい
【備考】
二章序盤の、少し思考回路が支離滅裂な状態から参加。
自分はまだ高校三年生のままだと思っている。
リハビリはしていないので、足は全く動かない。
※行動や生命の存続に問題が出るので、車椅子と薬については別途支給されました。
薬について何日分支給されたかなどは、後続の方に任せます。
|007:[[生徒会長の責任]]|投下順に読む|009:[[North wind]]|
|007:[[生徒会長の責任]]|時系列順に読む|009:[[North wind]]|
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