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「エリーにおまかせっ☆」(2007/07/15 (日) 06:59:42) の最新版変更点
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**エリーにおまかせっ☆
「ふぅー、堪能した堪能した~☆」
「……」
そう言って、霧夜エリカは揉みしだき続けていた坂上智代の乳からやっと手を離した。
「やっぱりおっぱいはいいわね。おっぱいは人の心を潤してくれるわ、リリンの生み出した文化の極みよ」
「……」
「どうしたの、ともりん。感じすぎてイっちゃったかしら?」
「!! ふざけるなっ」
顔を真っ赤に染めた智代が、自身の胸部を両手で隠すようにしながら怒鳴り返す。
ワナワナと全身を振るわせるその姿、さながら小動物のような愛らしさにエリカはニンマリとした笑みを浮かべた。
そして、そのまま追い詰めるかの如く智代への急接近を再び図ろうとする。
「んもう、気持ちよかったくせに~。素直にならない子はもう一度ぉ……」
「も、もういい! 来るな」
逃げ腰になって後ずさりする智代、そのまま足をとられ尻餅をついてしまう様子の一部始終をエリカはじっと見つめていた。
あまりに愉快。滑稽。そして……可愛らしい、そんな形容詞がお似合いな智代をどうやらこの姫様は大層気に入られたらしい。
「あっはははー! ごめんごめーん、ともりん可愛いんだもん。からかいすぎちゃったわね」
「くそっ、こんな屈辱初めてだ……」
しょぼくれて身を竦める智代の姿を笑い飛ばしながら、エリカはちっちっちっと人差し指を振り止めとばかりに言ってのける。
「違うでしょ? こんな快感、初めてでしょ♪」
もう、智代は何も言えなかった。
さて。気を取り直したところで、二人はやっと今後についての話し合いをし始めた。
「なるべく人がいる所がいい、エリカの知り合いが行きそうな所はあるか?」
「うーん、対馬君達が行きそうな場所ねぇ……どうなんだろ、私普段あの子達と個人的に遊びに行ったりしないから分からないわ」
お手上げといった風に両手を上げるエリカ、親友である佐藤良美が向かいそうな場所というのも彼女は思いつけなかった。
一方智代はというと、何故か苦虫を噛み潰したような表情でじっと地図を睨みつけていた。
「ともりん?」
さすがにおかしいと思ったのか、すかさずエリカが声をかける。
ビクッと大きく肩を震わせた後、智代はゆっくりと視線をエリカに合わせながら、口を開いた。
「……一人、心当たりがあるんだ」
「何々?」
相変わらずの難しい顔、微妙な雰囲気を保ったままの智代は薄くつけられたランタンの明かりの中で、見合っていた地図の左下を徐に指差した。
エリカも顔を近づける。どうやらそこは、何かの施設のようだった。
「温泉?」
「……」
「何でまた……ああ、成る程……」
「聞くな、何も聞くな!」
手をポンッとつき、納得といった感じで頷くエリカの様子を見ていられないのか、智代はがっくりと地面に手をつけ勝手に落ち込みだす。
悪いヤツではないんだ、多分……そんなフォローを口にする彼女、エリカはこれまたニンマリと微笑むと智代に近づき耳打ちした。
「もしかして、朋也君?」
「と、朋也はあんな変態とは違う!」
「あ、そうなの? まぁ、誰でもいいんだけどね」
とりあえず今思い描けるのは、温泉だったら智代の知り合いが向かうかもしれないというというあやふやな情報だけだった。
エリカ自身特に希望の行き先があったわけではないので、そこに不満がある訳ではない。
いや、むしろ。彼女の場合、期待の方が上回っていた。
(ん~、温泉ねぇ……っということは)
温泉 → お風呂に入るなら、勿論裸になる → おっぱい見放題キャッホウッ!( ゚∀゚)o彡゜
「いいわね、早速行きましょう! さっさと行きましょうっ!」
いきなりやる気が全開になった姫様の様子に、智代が訝しげな視線を這わす。
しかしエリカはそんなものを全く気にすることなく、素早くランタンを片付け座り込んでいる智代の腕を取り無理矢理立ち上がらせるのだった。
「善は急げってね、行くわよともりんっ」
「お、おい、何なんだいきなり」
「ん? いやーね、ともりんの美乳をお目に出来るチャンスがあるなんて、もう超ラッキーって感じ♪」
「な……っ?!」
あんぐりと口を開いて放心する智代を無視し、エリカはさっさと歩き出す。
軽やかな足取り、智代は彼女といることで自分の貞操が危機にさらされているのではと今更ながら不安に思うのであった。
「ほら、ともりん。さっさと行くわよ~……ニヤニヤニヤニヤニヤ」
「そ、その顔を止めろっ!」
智代の道は、前途多難である。
【D-4/1日目 時間 深夜】
【霧夜エリカ@つよきす】
【装備:スタンガン@ひぐらしのなく頃に】
【所持品:支給品一式、十徳工具@うたわれるもの】
【状態:健康。乳ハンター】
【思考・行動】
1:智代と行動を共にし、仲間の捜索。
2:くだらないゲームをぶっつぶし、主催者を後悔させる。
3:( ゚∀゚)o彡゜オッパイ!オッパイ!
【備考】坂上智代と情報を交換しました。
十徳工具の機能:ナイフ・コルク抜き・+ドライバー・-ドライバー・LEDライト・糸通し・栓抜き・ハサミ・ヤスリ・ルーペ
【坂上智代@CLANNAD】
【装備:FNブローニングM1910 6+1発(.380ACP)】
【所持品:支給品一式、ランダムアイテム不明】
【状態:健康。エリカのペースに乗せられっぱなし】
【思考・行動】
1:エリカと共に朋也を始めとした知り合いの捜索
2:ゲームからの脱出
【備考】霧夜エリカと情報を交換しました。
FNブローニングM1910:女性の護身用拳銃としてよく用いられている。ちなみに、ルパン三世の峰不二子、鋼の錬金術師のホークアイ中尉などが使用している。
【備考】
二人はB-7・温泉へと移動を開始しました
|037:[[兄と妹]]|投下順に読む|039:[[利用する者される者]]|
|000:[[]]|時系列順に読む|000:[[]]|
||霧夜エリカ|000:[[]]|
||坂上智代|000:[[]]|
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**エリーにおまかせっ☆ ◆7NffU3G94s
「ふぅー、堪能した堪能した~☆」
「……」
そう言って、霧夜エリカは揉みしだき続けていた坂上智代の乳からやっと手を離した。
「やっぱりおっぱいはいいわね。おっぱいは人の心を潤してくれるわ、リリンの生み出した文化の極みよ」
「……」
「どうしたの、ともりん。感じすぎてイっちゃったかしら?」
「!! ふざけるなっ」
顔を真っ赤に染めた智代が、自身の胸部を両手で隠すようにしながら怒鳴り返す。
ワナワナと全身を振るわせるその姿、さながら小動物のような愛らしさにエリカはニンマリとした笑みを浮かべた。
そして、そのまま追い詰めるかの如く智代への急接近を再び図ろうとする。
「んもう、気持ちよかったくせに~。素直にならない子はもう一度ぉ……」
「も、もういい! 来るな」
逃げ腰になって後ずさりする智代、そのまま足をとられ尻餅をついてしまう様子の一部始終をエリカはじっと見つめていた。
あまりに愉快。滑稽。そして……可愛らしい、そんな形容詞がお似合いな智代をどうやらこの姫様は大層気に入られたらしい。
「あっはははー! ごめんごめーん、ともりん可愛いんだもん。からかいすぎちゃったわね」
「くそっ、こんな屈辱初めてだ……」
しょぼくれて身を竦める智代の姿を笑い飛ばしながら、エリカはちっちっちっと人差し指を振り止めとばかりに言ってのける。
「違うでしょ? こんな快感、初めてでしょ♪」
もう、智代は何も言えなかった。
さて。気を取り直したところで、二人はやっと今後についての話し合いをし始めた。
「なるべく人がいる所がいい、エリカの知り合いが行きそうな所はあるか?」
「うーん、対馬君達が行きそうな場所ねぇ……どうなんだろ、私普段あの子達と個人的に遊びに行ったりしないから分からないわ」
お手上げといった風に両手を上げるエリカ、親友である佐藤良美が向かいそうな場所というのも彼女は思いつけなかった。
一方智代はというと、何故か苦虫を噛み潰したような表情でじっと地図を睨みつけていた。
「ともりん?」
さすがにおかしいと思ったのか、すかさずエリカが声をかける。
ビクッと大きく肩を震わせた後、智代はゆっくりと視線をエリカに合わせながら、口を開いた。
「……一人、心当たりがあるんだ」
「何々?」
相変わらずの難しい顔、微妙な雰囲気を保ったままの智代は薄くつけられたランタンの明かりの中で、見合っていた地図の左下を徐に指差した。
エリカも顔を近づける。どうやらそこは、何かの施設のようだった。
「温泉?」
「……」
「何でまた……ああ、成る程……」
「聞くな、何も聞くな!」
手をポンッとつき、納得といった感じで頷くエリカの様子を見ていられないのか、智代はがっくりと地面に手をつけ勝手に落ち込みだす。
悪いヤツではないんだ、多分……そんなフォローを口にする彼女、エリカはこれまたニンマリと微笑むと智代に近づき耳打ちした。
「もしかして、朋也君?」
「と、朋也はあんな変態とは違う!」
「あ、そうなの? まぁ、誰でもいいんだけどね」
とりあえず今思い描けるのは、温泉だったら智代の知り合いが向かうかもしれないというというあやふやな情報だけだった。
エリカ自身特に希望の行き先があったわけではないので、そこに不満がある訳ではない。
いや、むしろ。彼女の場合、期待の方が上回っていた。
(ん~、温泉ねぇ……っということは)
温泉 → お風呂に入るなら、勿論裸になる → おっぱい見放題キャッホウッ!( ゚∀゚)o彡゜
「いいわね、早速行きましょう! さっさと行きましょうっ!」
いきなりやる気が全開になった姫様の様子に、智代が訝しげな視線を這わす。
しかしエリカはそんなものを全く気にすることなく、素早くランタンを片付け座り込んでいる智代の腕を取り無理矢理立ち上がらせるのだった。
「善は急げってね、行くわよともりんっ」
「お、おい、何なんだいきなり」
「ん? いやーね、ともりんの美乳をお目に出来るチャンスがあるなんて、もう超ラッキーって感じ♪」
「な……っ?!」
あんぐりと口を開いて放心する智代を無視し、エリカはさっさと歩き出す。
軽やかな足取り、智代は彼女といることで自分の貞操が危機にさらされているのではと今更ながら不安に思うのであった。
「ほら、ともりん。さっさと行くわよ~……ニヤニヤニヤニヤニヤ」
「そ、その顔を止めろっ!」
智代の道は、前途多難である。
【D-4/1日目 時間 深夜】
【霧夜エリカ@つよきす】
【装備:スタンガン@ひぐらしのなく頃に】
【所持品:支給品一式、十徳工具@うたわれるもの】
【状態:健康。乳ハンター】
【思考・行動】
1:智代と行動を共にし、仲間の捜索。
2:くだらないゲームをぶっつぶし、主催者を後悔させる。
3:( ゚∀゚)o彡゜オッパイ!オッパイ!
【備考】坂上智代と情報を交換しました。
十徳工具の機能:ナイフ・コルク抜き・+ドライバー・-ドライバー・LEDライト・糸通し・栓抜き・ハサミ・ヤスリ・ルーペ
【坂上智代@CLANNAD】
【装備:FNブローニングM1910 6+1発(.380ACP)】
【所持品:支給品一式、ランダムアイテム不明】
【状態:健康。エリカのペースに乗せられっぱなし】
【思考・行動】
1:エリカと共に朋也を始めとした知り合いの捜索
2:ゲームからの脱出
【備考】霧夜エリカと情報を交換しました。
FNブローニングM1910:女性の護身用拳銃としてよく用いられている。ちなみに、ルパン三世の峰不二子、鋼の錬金術師のホークアイ中尉などが使用している。
【備考】
二人はB-7・温泉へと移動を開始しました
|037:[[兄と妹]]|投下順に読む|039:[[利用する者される者]]|
|032:[[最高なお先真っ暗]]|時系列順に読む|051:[[そして走り始めた影]]|
|007:[[生徒会長の責任]]|霧夜エリカ|045:[[温泉に集いし者たち(前編)]]|
|007:[[生徒会長の責任]]|坂上智代|045:[[温泉に集いし者たち(前編)]]|
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