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デジタル放送を視聴できるフリーオ。
技術的な話
どのように俺らの視覚に画像を届けるのか解説
・放送データ復号化の流れ
1.UHF帯の地デジ電波を受信し復調すると、フリーオはそのデータをなにも加工せず、USBを通してPCのフリーオの視聴ソフトに送る。(放送データは一部を除き暗号化されている。)
2.視聴ソフトは送られてきた放送データから、暗号の鍵の種を読み、それをB-CASカードの挿入されたカードリーダに送る。(この送り先は、フリーオの内蔵カードリーダー以外でもよい。)
3.B-CASカードの中にはICチップがあり、それ自体が独立して情報処理をする。いわば小さなコンピューターである。暗号の鍵の種をB-CASのチップが受け取ると、それを元に暗号の鍵を作る。この鍵こそが放送データを解く鍵となる。カードリーダは、この鍵をPCの視聴ソフトに送り返す。
4.視聴ソフトは、暗号の鍵を使って放送データを復号化する。放送データを表示や保存(録画)するときは、この復号化したデータを使用する。
ちなみに鍵の種はどんどん変わっていくので、B-CASカードのICをクラックされない限り、カードなしでの復号は不可能。(簡単にクラック出来るようであれば、同じシステムのICクレジットカードのスキミングが蔓延します><)
・信号レベル(C/N比)って?(ブースター通しても信号レベル上がらない人用)
フリーオのソフトに表示される信号レベルは、搬送波(キャリア)と雑音(ノイズ)との比(Carrier to Noise Ratio/搬送波電力対雑音電力比)である。そのため、放送信号が十分でもノイズが多すぎると信号レベルは低下する。
これはつまり、アンテナの利得(放送信号を効率よく受信すること)が低い場合、ブースターを通しても、ノイズも増幅されあまり効果が出ない。そもそもブースターとは、テレビへの分岐が多すぎて、信号自体が弱まってしまう時にアンテナのすぐ下に設置して信号を強めるものであり、そういった場合を除きフリーオの信号レベルとは関係がない。対処はアンテナの向きや交換をして利得をあげること。
またフリーオは電波入力が強すぎても信号レベルが低下する。特にCATVでよくある。そういう時はアッテネータ(減退器)を使用するとよい。
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デジタル放送を視聴できるフリーオ。
技術的な話
どのように俺らの視覚に画像を届けるのか解説
・放送データ復号化の流れ
1.UHF帯の地デジ電波を受信し復調すると、フリーオはそのデータをなにも加工せず、USBを通してPCのフリーオの視聴ソフトに送る。(放送データは一部を除き暗号化されている。)
2.視聴ソフトは送られてきた放送データから、暗号の鍵の種を読み、それをB-CASカードの挿入されたカードリーダに送る。(この送り先は、フリーオの内蔵カードリーダー以外でもよい。)
3.B-CASカードの中にはICチップがあり、それ自体が独立して情報処理をする。いわば小さなコンピューターである。暗号の鍵の種をB-CASのチップが受け取ると、それを元に暗号の鍵を作る。この鍵こそが放送データを解く鍵となる。カードリーダは、この鍵をPCの視聴ソフトに送り返す。
4.視聴ソフトは、暗号の鍵を使って放送データを復号化する。放送データを表示や保存(録画)するときは、この復号化したデータを使用する。
ちなみに鍵の種はどんどん変わっていくので、B-CASカードのICをクラックされない限り、カードなしでの復号は不可能。(簡単にクラック出来るようであれば、同じシステムのICクレジットカードのスキミングが蔓延します><)
・信号レベル(C/N比)って?(ブースター通しても信号レベル上がらない人用)
フリーオのソフトに表示される信号レベルは、搬送波(キャリア)と雑音(ノイズ)との比(Carrier to Noise Ratio/搬送波電力対雑音電力比)である。そのため、放送信号が十分でもノイズが多すぎると信号レベルは低下する。
これはつまり、アンテナの利得(放送信号を効率よく受信すること)が低い場合、ブースターを通しても、ノイズも増幅されあまり効果が出ない。そもそもブースターとは、テレビへの分岐が多すぎて、信号自体が弱まってしまう時にアンテナのすぐ下に設置して信号を強めるものであり、そういった場合を除きフリーオの信号レベルとは関係がない。対処はアンテナの向きや交換をして利得をあげること。
またフリーオは電波入力が強すぎても信号レベルが低下する。特にCATVでよくある。そういう時はアッテネータ(減衰器)を使用するとよい。
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