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那限・ソーマ=キユウ・逢真

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部品構造


  • 大部品: 那限・ソーマ=キユウ・逢真 RD:144 評価値:12
    • 大部品: 人物像 RD:10 評価値:5
      • 部品: 出生
      • 部品: 性格
      • 部品: “那限逢真”という名前
      • 部品: ソーマ=キユウという名前
      • 部品: 保有する技能
      • 部品: 人と妖精の間に立つ者
      • 部品: メカ技師としての一面
      • 部品: 元摂政
      • 部品: NW森林組合の組合長
      • 部品: 妖精辞典の作成中
    • 大部品: 個人職業 RD:134 評価値:12
      • 大部品: 妖精に愛された者(職業) RD:14 評価値:6
        • 大部品: 妖精に愛された者の概要 RD:3 評価値:2
          • 部品: 妖精に愛された者の職業解説
          • 部品: 妖精に愛された者の着用制限
          • 部品: 妖精に愛された者の能力発動条件
        • 部品: ピクシーQとの交信が可能
        • 大部品: 妖精に愛されしもの(職業) RD:10 評価値:5
          • 部品: 妖精に愛されしものの概要
          • 部品: 妖精に愛されしものの着用制限
          • 部品: 妖精に愛されしものの特殊の発動制限
          • 部品: 召喚対象となる妖精
          • 部品: 羽妖精の召喚
          • 部品: 空を飛ぶ
          • 部品: 移動に掛かる時間を軽減する
          • 部品: 隠れているものを見つける
          • 部品: 幻影が効かない
          • 部品: 羽妖精の助言
      • 大部品: 妖精学者(職業) RD:16 評価値:6
        • 大部品: 妖精学者の概要 RD:4 評価値:3
          • 部品: 妖精学者の職業解説
          • 部品: 妖精学者の着用制限
          • 部品: 現代社会の学者よりも知識の量が多い
          • 部品: 節度を持って調査研究をしましょう
        • 大部品: 研究分野 RD:7 評価値:4
          • 部品: 妖精学
          • 部品: 妖怪学
          • 部品: 神話学
          • 部品: 比較神話学
          • 部品: 歴史学
          • 部品: 民間伝承研究
          • 部品: 民俗学
        • 大部品: 妖精学者に必要なもの RD:5 評価値:3
          • 部品: 健康な身体
          • 部品: 複数の言語の習得
          • 部品: 古文の読解力
          • 部品: 聞き取りながら速記する
          • 部品: コミュニケーション能力
      • 大部品: 散歩の達人(職業) RD:27 評価値:8
        • 部品: 散歩の達人とは何ぞや
        • 部品: 散歩の達人と言われる人
        • 部品: 散歩部のコミュニティ
        • 大部品: ここがすごいぞ散歩の達人! RD:15 評価値:6
          • 大部品: 心身ともに健康 RD:4 評価値:3
            • 部品: 心は穏やか
            • 部品: 毎日の散歩で健康
            • 部品: 適度な運動で不眠知らず
            • 部品: 散歩をしながら思案する
          • 大部品: 地理に詳しい RD:6 評価値:4
            • 部品: あらゆる道を知っている
            • 部品: 脳内で地図を描ける
            • 部品: 絶対道に迷わない
            • 部品: 地図を見れば地形がわかる
            • 部品: 土地鑑も土地勘もある
            • 部品: 独自の道路網を持っている
          • 大部品: 顔が広い RD:5 評価値:3
            • 部品: 何かと情報通
            • 部品: 散歩の時に出会う人々とは大抵知り合い
            • 部品: 抜け道の先のお宅と親しくなる
            • 部品: 人に道を尋ねられる
            • 部品: 時には誰かの伝言役
        • 大部品: 散歩の達人の散歩 RD:9 評価値:5
          • 部品: 見慣れた風景に新しさを見出す
          • 部品: 珍しいものを見つける
          • 部品: 歩きながらのお喋り
          • 部品: 結果的に地域の見回り
          • 部品: 雨にも負けず風にも負けず
          • 部品: 気紛れに道を変える
          • 部品: 猫と共に抜け道を行く
          • 部品: 最短ルートを行く
          • 部品: 無いなら作る
      • 大部品: 野伏(職業) RD:13 評価値:6
        • 大部品: 野伏の概要 RD:3 評価値:2
          • 部品: 野伏の職業解説
          • 部品: 野伏の着用制限
          • 部品: この野伏はならず者ではありません
        • 大部品: 野外活動のプロ RD:2 評価値:1
          • 部品: 森林地帯を移動すると必ず目的地に辿り着く
          • 部品: サバイバル技術
        • 大部品: 白兵距離戦闘技能 RD:4 評価値:3
          • 部品: 短剣の取り扱い方法
          • 部品: 例外的に小剣サイズまで使用可能
          • 部品: 短剣を使った白兵戦闘
          • 部品: 短剣による近接戦闘術
        • 大部品: 中距離戦闘技能 RD:4 評価値:3
          • 部品: 弓手としての基礎技能
          • 部品: 弓矢の作成と調達
          • 部品: 弓を使った射撃戦闘
          • 部品: 弓手の近接戦闘術と射撃戦闘術
      • 大部品: NW森林組合 組合長(職業) RD:44 評価値:9
        • 大部品: 森林組合長の概要 RD:2 評価値:1
          • 部品: 森林組合長の職業解説
          • 部品: 森林組合長の着用制限
        • 大部品: 森林組合長に必要な知識 RD:5 評価値:3
          • 部品: 世界情勢と自然環境の現状の把握
          • 部品: 全国の気候風土知識
          • 部品: 林業の基礎知識
          • 部品: 森林組合のマニュアル
          • 部品: 雇用の条件
        • 大部品: 組織の長 RD:22 評価値:7
          • 大部品: リーダーシップ RD:8 評価値:5
            • 部品: 決断をする
            • 部品: 運営方針を決める
            • 部品: 組織を整える
            • 部品: 模範になる
            • 部品: 陣頭指揮を執る
            • 部品: 責任の所在を明確にする
            • 部品: 信賞必罰
            • 部品: 後進の育成をする
          • 大部品: 交渉を行う RD:8 評価値:5
            • 部品: 交渉する相手と内容
            • 部品: 交渉術
            • 部品: 話術
            • 部品: それを成す熱意
            • 部品: 交渉経験
            • 部品: 交渉のための情報収集
            • 部品: 平常心
            • 部品: 身だしなみ
          • 大部品: 事務能力を有する RD:6 評価値:4
            • 部品: 事務能力の必要性
            • 部品: 書類の読解と作成
            • 部品: 書類の書式統一
            • 部品: 速読・速記
            • 部品: 経理の知識
            • 部品: 法律の知識
        • 大部品: 特徴 RD:7 評価値:4
          • 部品: 森林組合員心得
          • 部品: 組合業務で培われた体力
          • 部品: 自国の気候風土知識
          • 部品: 自国の森林管理の手法
          • 部品: チームワーク
          • 部品: 木々への愛着
          • 部品: 環境保護意識
        • 大部品: トレッキング RD:8 評価値:5
          • 部品: 森の中の歩行術
          • 部品: 地形把握
          • 部品: 地点記憶
          • 部品: 植物知識
          • 部品: 樹木知識
          • 部品: 野生生物知識
          • 部品: 危険察知(野外活動)
          • 部品: 観察眼(野外活動)
      • 大部品: 樹木医(職業) RD:20 評価値:7
        • 部品: 樹木医の職業概要
        • 部品: 樹木医の着用制限
        • 大部品: 樹木医の役割 RD:9 評価値:5
          • 部品: 樹木の診断・治療
          • 部品: 樹木の調査・研究
          • 部品: 特定分野における研究
          • 部品: 植生調査
          • 部品: 環境改善指導
          • 部品: 病害虫・害獣の知識と対応
          • 部品: 自然に関する知識の普及啓発
          • 部品: 森林組合員にして樹木医のモラル
          • 部品: 同僚と後進の育成
        • 大部品: 研修課程 RD:9 評価値:5
          • 部品: 樹木医の研修課程
          • 部品: 植物学
          • 部品: 樹木学
          • 部品: 園芸学
          • 部品: 植物形態学
          • 部品: 植物病理学
          • 部品: 植物地理学
          • 部品: 動物学
          • 部品: 昆虫学



部品定義


部品: 出生

“識継”と呼ばれる一族(或いは存在)の一人を名乗る青年。
何かを調べる事を好む探求家・研究家的な伝統を持つ一族であるため、一族の者は旅に出る者が多いと言われている。
ニューワールドも旅の途中で立ち寄った場所の一つで、その過程で様々な世界を旅してきたのだが、周囲には第七世界人的比喩表現、つまるところ様々なゲームをしてきた的な意味合いで取られている。面倒なので訂正してないが。
なお、一族の証のようなものとして鏡のように磨かれた黒耀石の装飾品(多くの場合ペンダント)を付けており、ピクシーQ・ソーマ=キユウにも同じものを贈っている。

部品: 性格

本人的には皆で騒ぐよりは一人で黙々と調べ物や工作をしている方が好き。
一人で旅をしていたり、神話伝承を調べていたり、様々なマシンを設計開発したりしているのも結局はそれが高じたもの。一族の伝統とかそういうの以前にそういう性格なのである。ある意味オタク。
藩国内ではぶらぶらしていたり調べ物をしたりしている姿が良く見かけられる。
もっとも、人当たりは良く喋るのも嫌いではないので話題を振られれば普通に話はできるし、根気のいる作業を続けられるだけの根性はあるので長話にも付き合える。というか、そうでないと妖精たちにお喋りに付き合えない。

部品: “那限逢真”という名前

“那限逢真(なかぎり おうま)”という名前は一族に代々受け継がれてきた名前、いわゆる名跡である。
そのため“那限逢真”という名前の人物は歴史的に見れば複数存在しており、今が初代から数えて何代目の“那限逢真”なのかは既に分からなくなっている。覚える気が無いともいう。
とはいえ、それでは区別の上で不便であるし、それが名跡である以上は継承する前の呼び名があるので名前の後ろにそれを付けて区別する場合もある。もっとも、普段はそれを名乗る事はない。単なる区別のためのものなので面倒ともいう。
なお。ソーマ=キユウを名乗るようになったのでもはや使われないが、この“那限逢真”の場合は「三影(みかげ)」である。

部品: ソーマ=キユウという名前

現在名乗っている『ソーマ=キユウ』という名前は、自身の魔法の失敗で過去へ時間移動してしまったピクシーQを助けるために自身で改名したものである。
『ソーマ』という部分の由来はピクシーQが那限逢真の事を『ソーマ』と呼ぶ事から来ている。何故そう呼ぶかはわからないが、大きく間違えてもいないしまぁいいかとあだ名感覚でいたら正式名称になってしまった。
『キユウ』はピクシーQのQから。ピクシーQの改名の際、ピクシーQ本人が「同じ名前がいい」と言った事から、既に捩られている自身の名前とピクシーQのQを捩って『キユウ』としたことが由来となっている。
そして、その両者をくっつけたものが『ソーマ=キユウ』である。つまるところ、区別のために『那限・ソーマ=キユウ・逢真』と『ピクシーQ・ソーマ=キユウ』と名乗ってはいるものの、実際は二人とも同じ名前なのである。

部品: 保有する技能

旅をして何かを探求することが多い一族の影響で旅をするための知識や技能を有する。何故か短剣や縄術の技術に優れるが、本人曰く、ナイフとロープは大体どこの世界にもあるから、との事。
元々本を読むのが好きだったため、ニューワールドに来る以前からある程度の神話伝承の知識を持っていた。
また、ニューワールドにはもっと凄い人がいるので目立たないが、一応メカ技師でもある。元々ニューワールドに来たのも、親友である常世知行が設計図に描かれた機体を見て「なんだ〇ン〇ムじゃん」とか言ったので切り口の違う機体を探し始めたのが切っ掛けだったといわれている。
そんなわけで文章が書けたり絵が描けたり設計ができたり事務ができたりと無駄に汎用性はあるが、その分総じてレベルは低い。
アイドレス的に言うなら、一人で新しいアイドレスを制作して提出できるがハイクオリティボーナスは貰えない。といった感じ。
あとはニューワールド滞在中に取得した魔法やら技術やら。特に妖精に関するものと森林や野外活動に関するものの知識や技能がすごく増えており、むしろこちらの方が元々の技能よりレベルが高いのではと言われたりしている。


部品: 人と妖精の間に立つ者

妖精と人間の間に立ち、両者の橋渡しをする者。
その原点は「ピクシーQと仲良くしたい」ただそれだけである。
人間と妖精の交流で大抵問題になるのが妖精のタブーを人間が破ってしまう事だ。タブーを破らずに仲良くなるためには妖精という種族についてよく知らなくてはならない。故に調べる、教えてもらう。
それがいつの間にか地上部の妖精が増えたり、なんちゃって竜騎兵として妖精軍に参加していたり、妖精を滅亡から救うのが運命だと言われたりと振り返ってみてびっくりするほど大事に発展している。

部品: メカ技師としての一面

ニューワールドに来てから『RB改修型I=D 闇星号』『アメショー改砂漠仕様 コトラ』『量産型95式極音速航宙戦闘機 蒼天・晴型』『戦術戦闘機 銀内号』『通常歩兵装着型ウォードレス 月詠』と様々なメカの開発に参加している。ついでにテストパイロットもしている。
元々ニューワールドに居着く切っ掛けになったのは『RB改修型I=D 闇星号』を開発し、そのセンサー性能が評価された闇星号が小助捜索作戦に貢献したからで、本人的にはメカ技師としてニューワールドに貢献するつもりでいたのである。当時は。
ちなみに、ピクシーQと付き合うようになってからは「メカ(高物理域)とQ(妖精=低物理域)が両立できない」というのがメカ技師的な悩みとなっている。
「低物理域でも動くメカ……人騎兵か!」などと思ったこともあったが、人騎兵は動員の際に動いていたのを目視かログで確認しただけで触ったこともないため悩みの解決は当分は無理だろう。

部品: 元摂政

色々できる事もあり、『RB改修型I=D 闇星号』を開発・提供した芥辺境藩国で摂政をやっていたことがある。
小さな藩国だったこともあって人手が足りず、お見合いになって何も先に進まないことも少なくなかったため仕方なしに音頭を取っていたら摂政に、という感じの就任だった。
一時は「摂政だけど事実上藩国を仕切っていたのである」と言われるほどの奮闘ぶりを見せるが、膨大な作業量と軋轢に嫌気がさしてターン9終了時に辞任。
おかげで交渉経験や外交戦のノウハウを得ることができたのだが、当時の出来事は「自分には向いてないという結論が全て」であるとウンザリした表情で語るに止まる。

部品: NW森林組合の組合長

共和国・帝國両陣営に跨る全国規模の森林組合『NW森林組合 FairyForest』の設立者にして組合長。
度重なる戦禍が原因で衰退の一途を辿っていたニューワールドの自然環境を改善するべく一念発起して作り上げた。
本人的には摂政時代の面白くもない経験があるため気は進まなかったのだが、自然破壊――即ち森の減少による遺跡の活性化とそれに伴う暗い未来予想図を前にし、自身の気持ちとピクシーQを始めとした妖精たちの命を天秤にかけ、後者を守ることにしたのである。
ニューワールド全体の森林復興と保護を目的とした組織なので構成員はほぼ全て設定国民で戦闘が可能な人間は組合長一人。敵性組織に狙われたら即座に壊滅するであろう弱小組織であり、実際、ターン17の頃は組合員に被害が出すぎて活動できなくなっていたのだが、後に森林特化型の組織だったため森林関係に限れば非常に強い組織と判明し、組合長びっくりだったそうである。
妖精が滅亡させられたとされるB世界では、妖精たちの帰還を願って妖精たちが住める森を取り戻そうと活動している。


部品: 妖精辞典の作成中

PLACEの特殊にさえ出てきた、もう一つの運命のようなもの。ピクシーQを始めとしたニューワールドの妖精についてまとめたものである。
実はPLACE取得前からそれは考えており、それが出てきたのは本当に運命なのだろう。
たとえ、妖精辞典が完成した後もピクシーQと再会できなかったとしても、彼女と妖精たちがこの世界にいたという記録を残すつもりでいる。

部品: 妖精に愛された者の職業解説

【妖精に愛されしもの(那限・ソーマ=キユウ・逢真版)】とも言える職業。
何故か名称が違うが、基本的な部分では【妖精に愛されしもの(職業)】と同一。異なるのは召喚対象になる妖精がピクシーQ・ソーマ=キユウに変更されている事とその親密さ故に出来る事が増えている程度のものである。


部品: 妖精に愛された者の着用制限

那限・ソーマ=キユウ・逢真の専用職業。
召喚対象が個人ACEであるピクシーQ・ソーマ=キユウに変更されている事がその要因であり、それが全て。
何せ最初の召喚が自身の魔法の失敗で400年前に時間移動してしまったピクシーQを現在の時間軸まで呼び戻すために愛の女神の助力まで受けて行ったものなのだ。
普通の人に使われたら怒る。

部品: 妖精に愛された者の能力発動条件

【妖精に愛されしもの(職業)】の特殊が召喚した羽妖精の能力に依存するように、【妖精に愛された者(職業)】もまた、召喚したピクシーQ・ソーマ=キユウの能力に依存する。
故に弱点も同じで、ピクシーQ・ソーマ=キユウが召喚できない状況にある場合、【妖精に愛された者(職業)】の特殊もまた使用できない。
例外的に妖精との交信は行えるが、召喚できないということは呼びかけに反応がないという事でもあり、実質的に使用できないのと変わらない。

部品: ピクシーQとの交信が可能

召喚対象であるピクシーQ・ソーマ=キユウに対して距離や空間を隔てた呼びかけを行うと同時に、ピクシーQ・ソーマ=キユウからの呼びかけも受け取れる能力。
これにより、召喚対象であるピクシーQ・ソーマ=キユウも好きなタイミングで召喚してもらえるようになっている。
この能力はお互いに会いたい時だけでなく、ピクシーQが別行動をしている時に襲撃されても召喚してもらう事でその場から逃れるという手段にもなる。
何かと襲われることが多いピクシーQなので、この能力はピクシーQの身の安全を確保する意味でも重要な能力となっている。

部品: 妖精に愛されしものの概要

読んで字のごとく、妖精に愛されている者を示す職業。それが友愛なのか恋愛なのか母性愛なのかは人それぞれだろう。
とはいえ、気を付けなければならないのは妖精も善なるものばかりではないという事、そして妖精というものは元来いらずら好きで気紛れな存在であるという事、そして妖精の持つ善悪の概念は人間のそれと異なるものであるという事。
妖精とは仲良くなればなんでも言う事を聞いてくれる使い魔ではないのだ。もしも愛想を尽かされれば手痛いしっぺ返しを受ける事になるだろう。

部品: 妖精に愛されしものの着用制限

妖精に愛されしものが着用する職業なので、当然ながら妖精と交流があって仲が良くなくてはならない。
特に召喚対象となる羽妖精とは召喚に応じてくれるくらいには仲が良くなくてはならず、そういう意味では妖精に認められた者だけが着用できる職業であると言える。

部品: 妖精に愛されしものの特殊の発動制限

【妖精に愛されしもの(職業)】の能力は羽妖精の召喚を行って初めて使用することができる。
故に羽妖精が召喚できない状況、例えば羽妖精が呼びかけに答えてくれない、現在位置が高物理域帯である、召喚システムに不具合がある等の理由で羽妖精が召喚されない場合、【妖精に愛されしもの(職業)】はその能力を発揮できない。

部品: 召喚対象となる妖精

【妖精に愛されしもの(職業)】が行える妖精の召喚で対象となるのは羽妖精のみ。
羽妖精は蜂蜜色の髪と紫色の瞳を持った身長は10cm程度で背中に羽を生やした、いわゆるピーターパンのティンカーベル型の妖精である。背中の羽は概ね蜻蛉の羽だが、中には蝶の羽を持つ者もいる。
性格は良くも悪くも妖精的。歌と踊りが大好きな陽気で悪戯好きの性格をしている。また、羽妖精は幸運を呼ぶ妖精とされており、そのためその恩恵にあやかる為に無理矢理に飼おうとする心無い者も存在する。召喚の際には注意したい。

部品: 羽妖精の召喚

【妖精に愛されしもの(職業)】のもっとも重要な能力。
羽妖精へ召喚の呼びかけを行い、羽妖精がその召喚に応じてくれることで成立する。
逆に言えば、羽妖精が召喚の呼びかけに応じてくれない、応じられない状況だった場合は召喚できないという事なので注意したい。

部品: 空を飛ぶ

【妖精に愛されしもの(職業)】は妖精に協力してもらう事で空を飛ぶことができるようになる。
方法はいくつかあるが、ピーターパンでも描写されているように羽妖精の羽についた鱗粉を振りかけてもらう、空中飛行の魔法をかけてもらう、といった方法がある。
ただし、それによって空を飛ぶことができるのは当人だけで、抱きかかえるなどしても他の人間を運ぶことはできないため注意しよう。
なお、これらの方法で空が飛べるようにはなるが、意外と難しいので練習が必要。コツは「考えるな。感じろ」である。

部品: 移動に掛かる時間を軽減する

別名「移動時の消費AR-1」。
羽妖精に抜け道を教えてもらったり、妖精の鱗粉や魔法で浮遊して速度を上げたりすることで移動に掛かる時間を減らす事ができる。
流石に空気を読むというか非常時や戦闘時にはしないと思うが、抜け道を教えてもらう時は悪戯に気を付けよう。変な場所に連れていかれたり連れて行かれた先に沼や落とし穴があったりするかもしれないので。

部品: 隠れているものを見つける

隠蔽無効化とも言うべき能力。能力というよりは羽妖精に見つけてもらったり見つけてくれたりする方法。
他力本願とか言ってはいけない。元々羽妖精は幸運をもたらしてくれる妖精と言われているので自身も運が良く、体のサイズも小さいので小さなものを探すにはうってつけなのだ。

部品: 幻影が効かない

様々な悪戯をする妖精だが、多いのが幻を見せて旅人や道行く人を迷わせたり池や沼に落としたりする悪戯だ。
妖精は幻影や幻術を自在に操り、古来から人々を惑わせてきた。そんな妖精が相手なのだ。生半可な幻影ではあっさり破られて逆に幻を見せられてしまうだろう。


部品: 羽妖精の助言

シフト評価のような効果はないが、煮詰まったら一緒にいる羽妖精に話を聞いてみるといい。解決の糸口が見つかるかもしれない。
もっとも、妖精は気紛れなので答えてくれるかわからない。一生懸命説明してくれたとしてもそれが分かり易いかというとそうでもない。
話をするだけならいいが、切羽詰まった時に聞くのは賭けかもしれないのでご注意を。

部品: 妖精学者の職業解説

妖精学者とは、妖精をテーマとして調査研究を行う学者の事である。
傍から見れば妖精などという夢見がちな女子供が好むようなものを研究している変人に見えるかもしれないが、実際はそんなことはない。
妖精について知ろうと思うと、歴史的な視点や民俗学的な視点が必要となり、場合によってはイギリスやアイルランドだけでなく世界全体の動きや歴史的出来事が関わってくるため、妖精学者として妖精を語ろうとすると、想像以上に広い知識が必要となってくるのである。

部品: 妖精学者の着用制限

民俗学的な見地、歴史学的な見地、文学的な見地など、どういった方向性からでもいいので妖精をテーマに6年以上調査研究したものが着用できる。

部品: 現代社会の学者よりも知識の量が多い

ニューワールドは妖精や妖怪、神々が実在する世界であるため、リアル社会のそれよりも調査で得られる知識や見識が多い傾向がある。
何せ聞こうと思えば直接聞けるわけで、そこから得られる知識はリアル社会より多いのは当然だろう。
しかし、直接聞けるが故に調査活動をする場合は相手に失礼が無いように気を付けたい。いないようでいて実はいたり、こちらは見えないけど相手は見ていたりするし、何より実体として存在するのだから怒らせたら直接的な被害が及ぶ危険性があるのだから。

部品: 節度を持って調査研究をしましょう

世の中、好奇心や探求心が行き過ぎて周りに迷惑をかけてしまうケースが多々あります。
時にはマッドと呼ばれるくらい研究にのめり込むことも必要ですが、基本的にそういった行動は他人に嫌われることとなり、自分だけでなく他の研究者の活動を妨げる事にもなります。
学者、研究者の皆さんは節度を持って調査研究をしましょう。

部品: 妖精学

妖精学とは妖精という存在をテーマにした学問の事。要するに日本の妖怪学の西洋版である。
単純に妖精伝承を調べるだけでなく、その伝承の類例がないかを調査したり伝承で語られている出来事と結び付けられる歴史的出来事がなかったかを調べたりと方向性やアプローチは多岐に渡る。
その内容上、神話学や民俗学の一端としても数える事ができる。

部品: 妖怪学

日本の伝統的な『見えない世界の存在』である妖怪についての学問。
姿形や性格などは異なるが、日本の妖怪と西洋の妖精では共通点があるものがいる。
水難を起こす存在として定義されている妖怪の河童と妖精のケルピーなどがそれに当たり、そういったものを比較研究するためにも妖怪学を学んでいる必要がある。

部品: 神話学

世界各地に存在する神話伝承を調査研究する学問。
体系的に見れば妖精学も神話学の一端であり、ケルト系の神話やそれに類するものを研究しているという形になる。
妖精がケルトの神々の力が衰えた存在と捉える見方もあるため、他の神話も学んでおく必要がある。

部品: 比較神話学

神話学の研究カテゴリーの一つ。
異なる神話体系を比較し、そのルーツや神話同士の影響を調べることをテーマとしている。
例としては、ヤマトタケルの草薙の剣とアーサー王のエクスカリバーがどちらも青銅器文化の中にある鉄の剣を題材にした伝承であると捉え、中東圏にある同じような伝承と比較し、イギリス・中東・日本の間で一つの伝承が伝わったのではという説が挙げられる。

部品: 歴史学

その名の通り、世界の歴史を紐解いて調査研究する学問。
伝えられている神話伝承の中には歴史的事実を題材として神話体系に組み込まれているものもある。
良くある例として挙げられるのが、人間の別種族同士の抗争とその勝敗が、勝者側の神話における神々の勝利として語られているパターン。

部品: 民間伝承研究

神話のような壮大な話ではなく、人々の間に伝わる小話やお伽噺を研究する。
妖精伝承の多くはこういった民間で伝えられている伝承で、文章化されていないケースも多い。
文章化されていない故に伝える人がいなくなると途端に消えてしまうため、話として伝えられる伝承を見つけ出して記録するのも大切な仕事である。

部品: 民俗学

神話や伝承は基本的にその民族の生活や習慣に根付いたものが多い。
西洋の妖精と日本の妖怪の気質の違いはそのままイギリス・アイルランドの人々と日本人の性格の違いだと捉えるものもおり、同じものに対する見方でも文化的・精神的違いがどのような形で現れるかを比較するためにも民俗学は必要とされる。
また、妖精伝承が研究テーマとなることから、妖精学も民俗学の一端と捉える事ができる。

部品: 健康な身体

フィールドワークをするのならばひ弱ではやっていられない。
日頃から適度な運動をし、体を鍛えておくことで野外での調査活動をするだけの気力と体力を得る事ができる。

部品: 複数の言語の習得

研究するテーマや分野によって異なるが、他国の神話や伝承を調査研究するのであればその国の言語を習得しておくことが望ましい。
文献資料に当たる研究の場合はその原典を読解することが望ましいとされているためだ。
また、口伝の伝承に当たる場合は当然ながらその言語を聞き取れないと意味がないため、研究分野によっては必修とされる。

部品: 古文の読解力

神話や伝承として伝えられているものの中には、既に失われてしまったり別の言語に変質してしまった言語で記載されているものもある。
そうでなくとも日本の現代文と古文では色々と異なる部分が見られるので古い文献を当たろうと思うのならばその言語の古文も読解できるようにならなければならない。

部品: 聞き取りながら速記する

口伝の伝承を記録する場合で、録音テープなどに頼れない状況では聞き取りながら記録していくという動作が必要となる。
特に口伝の伝承は語り手が伝承となっている歌や文を一連のものとして丸々暗記しているケースが多いため、一度止めてしまうとまた初めからやり直さねばならず、お互いに非常にストレスとなる。そうなると必然、速記の能力が必要となるため、研究分野によっては習得することが望ましい。

部品: コミュニケーション能力

現地で神話や伝承を調査する場合、それらを知る現地の人と円滑なコミュニケーションを取れる必要がある。
これができないと資料となる文献や口伝の伝承を教えてもらう事ができなくなるため、調査研究に多大な支障が発生する。
過去、それで苦しんだ研究者も多いため、現地で調査研究する場合は注意されたし。

部品: 散歩の達人とは何ぞや

散歩とは、気晴らしのため、健康のため、ペットの世話のため、季節を感じるため等々、そういった目的のために自宅や滞在先の周辺をぶらぶら歩くこと。
そして、それの達人が散歩の達人だ! 何、よくわからない? 大丈夫、世の中には昼寝の達人なんてものもいる。それと同じでふわっと「あ、散歩の達人なのね」と思ってもらえればOKだ!

部品: 散歩の達人と言われる人

どういう風になれば散歩の達人と言われるのか。そんな着用制限的なものを説明しよう。
散歩好きであることは当然のごとく第一条件。これがなくてはそもそも散歩の達人と言えるほど散歩できない。
そして第二条件が自他ともにその人が散歩の達人だと認められる事。 資格試験みたいのはないから皆に認められるのはなかなか難しいぞ。

部品: 散歩部のコミュニティ

散歩部という組織がある。散歩好きと散歩の達人たちが集う小さな小さなコミュニティだ。
別に散歩部に所属していないと散歩の達人になれないわけじゃないが、大体の散歩の達人は散歩部に所属している。
そこでみんなでお喋りすると色々な事が聞けて楽しいぞ。

部品: 心は穏やか

散歩はストレス発散のために気晴らしの一環で行われるもの。散歩で毎日ぶらぶらしている散歩の達人ともなればストレスの発散度合いも半端じゃない。いつも穏やかな心で日々を過ごす。

部品: 毎日の散歩で健康

毎日散歩をする散歩の達人は運動の量には事欠かない。平地ばかりが道じゃない。時には山にだって散歩に行きます。毎日鍛えた足腰があれば散歩できる範囲も広がります。

部品: 適度な運動で不眠知らず

散歩のような適度な運動は睡眠を促す効果があり、不眠症の人には散歩が勧められます。毎日適度な運動をこなしている散歩の達人は不眠なんてなんのその。心地よい日差しと心地よい木陰があれば散歩中だって昼寝ができます。

部品: 散歩をしながら思案する

過去の哲学者や思想家は歩きながら考え事をしたり考えを語り合う事を好んだと言います。実際、歩きながら考え事をすると意外といいアイディアが浮かんできたりするものです。
なので、散歩の達人は何かに悩んだらまず散歩に行きます。それでいいアイディアが浮かべば儲けもの。
でも、普通の人がこれをやる時には気を付けて。周りを見ないと人や物にぶつかるよ。

部品: あらゆる道を知っている

散歩の達人は、達人というだけあってぶらぶらと歩いた事がある道の数が半端ない。具体的に言えば、自分の住んでいる地域なんて完全に自分の庭。
どんな地域でも散歩している散歩の達人は道を知っているのだ。いつも散歩している場所ならば、どこに何があるかを散歩の達人は全部知っています。
食べ物が美味しいお店や隠れた名店、果ては猫の集会場まで。もちろん行くと危ない場所も知っている。
場所が分からないなら散歩の達人に聞くといい。達人ならば知っている。

部品: 脳内で地図を描ける

あらゆる道を知っていて地理にも詳しいのだから、それらを並べて思い描けばそれで地図が完成する。しかもそのうえ立体画像。まるでゲームでマップを埋めるように散歩の達人は頭の中で地図を描ける。
散歩の達人は一人に付き一つ、自分の頭の中に今まで散歩で見てきたものを書き記しておく地図を持っている。それはとても大切な記録と記憶。

部品: 絶対道に迷わない

脳内で地図を描ける散歩の達人。当然ながら歩きながら自分の位置まで把握している。
わからなくなったら周囲を見ればいい。どこかに見知った建物や風景が見つかるはず。それを基準にすれば自分の位置なんてすぐわかる。
カーナビいらずなのも散歩の達人の凄いとこ。

部品: 地図を見れば地形がわかる

散歩の達人はしばらく地図を見ていると地図を覚えて、まるで地元の人のようにその地域を歩き回ることができるようになる。
脳内の地図に複製された地図を見ればそれくらいはできる。でも立ち入り禁止区域には気を付けよう。入ったら普通に怒られるぞ。

部品: 土地鑑も土地勘もある

土地鑑は一定範囲の地域の地形や地理、道路、建物等の知識が経験を通して身についていること。土地勘は土地についての勘が働くこと。
散歩であちこち歩き回っている散歩の達人はどちらもしっかり備わっています。これのおかげで知らない土地でも迷子になることは少ないのです。

部品: 独自の道路網を持っている

散歩の達人はそれぞれが独自の道路網を持っている。
元々ある抜け道や誰も知らない小さな道、猫の移動ルートに人のお宅の庭先まで、地図に載ってないような様々な道を自分が歩きやすいルートで決めている。だから同じ場所に行こうとしても通るルートがみんな違う。

部品: 何かと情報通

散歩中に色々な人と話をするから人の噂は結構知っているし、その地域で何があったかの話も沢山聞ける。それにいつも散歩で色々見て回っているから何か変化があったら気付きもする。だから意外と散歩の達人は情報通。

部品: 散歩の時に出会う人々とは大抵知り合い

散歩の時にいつも出会うという人は必ずいる。散歩している範囲が広い散歩の達人ならば、そんな人は沢山います。
いつも同じ道で出会う人、同じ趣味の人、いつも庭先を通らせてもらっているお宅の人、ただ挨拶を交わすだけの人、一緒にお喋りしながら歩く人。名前は知らなくても顔は知っている。そんな人たちだっています。
散歩する時出会う人は大抵知り合い。緩い繋がりなのに顔が広いのも散歩の達人の凄いところです。

部品: 抜け道の先のお宅と親しくなる

抜け道を移動していると、たまに誰かのお宅の敷地に出る事もある。
そんな時、散歩の達人は素直に謝って穏やかに笑う。一回二回は怒られてもそのうち親しくなることもある。
親しくなったらお土産片手に抜け道を通るのもいい。行った先で楽しいお喋りをするのもいいことだ。

部品: 人に道を尋ねられる

そんなこと? と思うかもしれないが、意外とこれも重要な事。
尋ねる相手だって馬鹿じゃない。尋ねて答えてくれそうな人を無意識のうちに探して尋ねているのだ。
人に道を尋ねられるのは、尋ねられた当人が優しいオーラを出しているから。この人なら頼んで大丈夫だろうと相手が思っているのである。
散歩の達人が人に道を尋ねられることが多いのも、相手がそんなことを感じているからだろう。

部品: 時には誰かの伝言役

様々な人と知り合いの散歩の達人は抜け道を出た先のお宅で伝言を頼まれることもある。
取るに足りないものであっても、それはそれで人と人を繋ぐ大事な役目。散歩のついでと割り切って笑って請け負う散歩の達人。

部品: 見慣れた風景に新しさを見出す

いつも同じ場所を歩いていると、いつしかその風景も見慣れてきます。それが都会ならば代わり映えのなさに飽きてしまう事もあるでしょう。
散歩の達人は、そんな場所でも小さな変化に目新しさを見出します。季節の変化、町の変化、人の変化。それこそ、波や風でざわめく木の枝の動きにさえ変化や目新しさを感じて楽しむ人。それが散歩の達人です。

部品: 珍しいものを見つける

いつもと違う道を行けば、そこに珍しいものを見つける事もあるでしょう。珍しい花、珍しい品、珍しい風景、珍しい人。そんな素敵で面白いもの、あるいはとても怖くて恐ろしいもの、そんなものをよく見つける事ができるのも散歩の達人だからこそ。
でも、散歩の達人はそれを持っていくことはしません。散歩の達人はそっと自分の頭の地図に何があったか書き加えるだけ。持って行ってしまったら、それはただの泥棒です。

部品: 歩きながらのお喋り

一緒に散歩しながら見つけたものや感じたことをお喋りするのは、散歩仲間のコミュニケーションとしてとても重要な事。楽しい事だけではない。辛い事や苦しい事、悩んでいる事を話しても構わない。それだけで気分は晴れるし、皆で話せばいいアイディアも浮かぶかもしれない。
だから、一緒にいる人とお喋りするのも散歩の達人にとっては大切なこと。まして、散歩中に出会う知り合いが多いのならばなおのこと。

部品: 結果的に地域の見回り

散歩で様々な場所を歩く散歩の達人は、結果的に地域の見回りを果たしている。
単に顔を合わせて挨拶するだけでも何処の誰が元気にしているとわかるから。相手の方もいつも来る人が来ないとなんか寂しいもの。
人と人の繋がりは無くてはならない大切なもの。

部品: 雨にも負けず風にも負けず

雨が降っていても風が強くても、散歩ができそうな日なら散歩の達人は散歩に行きます。
そんな中を歩くのも風情があって良い。そんなことも思えてしまうのも散歩が好きな散歩の達人ゆえのもの。

部品: 気紛れに道を変える

散歩の達人の散歩は風の向くまま気の向くまま。さっきまでいつもと同じ道を歩いていても、ちょっとの気紛れで道を変える。
急に横道に入るだけじゃない。たまに元来た道を戻ったりもする。後を追う人は大変だけど、散歩の達人は気にしない。

部品: 猫と共に抜け道を行く

抜け道をよく知る散歩の達人。それに負けず劣らず抜け道を知っているのが猫。しかもその柔らかい身体で狭い道や細い道もなんのその。追いかけてみて逃げられた人も多いはず。
散歩の達人はそんな猫の抜け道も知っている。流石に身体が入らないところは無理だけど、先回りできる場所は知っている。猫を追いかけ猫と一緒に散歩する。それも散歩の達人のなせる業。

部品: 最短ルートを行く

普段はふらふら、ぶらぶら行先も決めずに歩いている散歩の達人も、たまには行先が決まっている時もある。それが急がなきゃいけない時は道を選んでなんかいられない。自分が通れるルートで最短コースをまっしぐら。
え? それってパルクールとかフリーランニングじゃないのかって? いえいえ散歩です。直進しないで抜け道を通っているので散歩です。達人の散歩なんだからこれくらいはいいでしょう。

部品: 無いなら作る

場所によっては抜け道なんてない場合もあるでしょう。そんな時はどうするか。無いなら、作るのです。
抜け道というのは誰かが通れそうと思って通っているうちに道となった場所。ならば、その先駆者となれば抜け道は自ずとできるものなのです。
地理に詳しく様々な抜け道を知っている散歩の達人ならば、自分で抜け道を作ることもできるのです。
ただし、抜けて作って良いのは道だけです。家やら壁やら障害物やらを突き抜けて道を作ってはいけません。それは散歩の達人の業ではありません。

部品: 野伏の職業解説

野伏(レンジャー)とは曖昧な部分の多い職業である。何せ、日本と西洋と現代社会でそれぞれ意味合いが違うのだ。
これらは「山野や森林地帯で主に活動する野外活動やそれに付随する戦闘行動のスペシャリストである」ということ以外に共通点はなく、その活動内容さえ千差万別である。
フィクションにおける野伏(レンジャー)は山野や森林に精通し、そこでの活動や戦闘を得意とする軽戦士、言わば狩人のような職業であり、ニューワールドにおける野伏もそれに準ずる。

部品: 野伏の着用制限

山林や森林地帯での森籠りを6年以上したものが着用できる。なお、森は深ければ深いほど良い。
また、その間の移動距離が帝國・共和国両陣営の全ての藩国を行脚しているほどのものでなければならない。複数回行脚しているようならばない良い。
移動距離の課題があるので流石に全く人里に触れてはいけないわけではないが、最低でも樹海クラスの森で1ヶ月以上単独で生存できるようでなければ野伏は名乗れない。

部品: この野伏はならず者ではありません

野伏(レンジャー)には複数の意味合いがあるのは前述したが、その中に山野を根城として追い剥ぎや強盗を行う武装農民や野武士、定まった住居も無く野宿する者の事などを指して野伏と呼ぶというものがある。
野伏という言葉だけで調べるとこれに至るケースは少なくないが、ニューワールドの野伏は「山林や森林に精通した野外活動のプロにして軽戦士」であって「山や森に潜んで追い剥ぎや強盗を行うならず者」ではない。それは山賊と呼ばれるものであり、野伏はそれと異なるものであることを強調しておきたい。

部品: 森林地帯を移動すると必ず目的地に辿り着く

野伏は野外活動のプロフェッショナルであり、特に山林や森林地帯での活動に強い。
普通の人間であれば迷ってしまうような森の中でも迷うことなく進むことができ、妨害工作があったとしてもそれを迂回し遅れることなく目的地に辿り着ける程の能力を持つ。
日頃から山林や森林地帯で活動している野伏にとっては、そこが自分のテリトリーでなくとも周囲の環境から類推することでいくらでもカバーできるのである。
システム2風に言えば『森林地帯での移動判定に絶対成功する』という能力になる。

部品: サバイバル技術

山林や森林地帯を活動の拠点に置く以上、サバイバル技術の習得は遅かれ早かれすることになる。
サバイバルにおける必要事項をまとめると、最終的には衣・食・住の確保、という課題に至る。つまり、体温を維持するものの確保、水と食料の確保、安全な拠点の確保である。
その方法論については千差万別だが、野伏は通常の森であれば生き抜いていけるだけのサバイバル技術を持っている。

部品: 短剣の取り扱い方法

ナイフやダガー、短剣といった小型の刃物は入手が容易で日常生活でも使用頻度が高く、何よりサバイバルを行う上で必須と言っていい。
しかし、それゆえに扱いを間違えるとすぐに怪我をしてしまうので、自分が怪我をしない使い方を習得しておく必要がある。特にサバイバルな状況下では医薬品の入手も難しいので極力怪我をしないように心掛けねばならず、使い方を習得しておく事の重要性は更に高まる。
また、刃物という道具である以上、刃を研ぐなどのメンテナンスをしなければ遅かれ早かれ使い物にならなくなるので、メンテナンスの方法も学んでおく必要がある。

部品: 例外的に小剣サイズまで使用可能

短剣というと基本的には全長30cm前後くらいの剣を指すが、野伏は例外的に全長70cm前後の小剣サイズの剣ならば使用できる。
その理由は山林や森林地帯を切り拓く際に便利な鉈や山刀がこれくらいのサイズであるため。余談だが、カトラスもこれくらいのサイズ。
全長が長い分だけ短剣に比べると精密さに欠けるが、森に生きる野伏にとってはなくてはならない代物なので、扱えるのも当然なのである。

部品: 短剣を使った白兵戦闘

野伏の白兵距離戦闘は基本的に短剣を用いる。
森の中では木々が邪魔をして刀身の長い剣や長柄の武器は使いにくいからだ。
また、単純に作業用刃物として使用することもできるため、野伏は大抵短剣を持っている。
アイドレスシステム2風に言うなら『短剣を使った白兵距離戦闘行為が可能』となる能力。

部品: 短剣による近接戦闘術

短剣や小剣を用いた近接戦闘術。
刀身が短い軽くて扱いやすい剣を用いる事から、機動力を削がれることなく攻撃と防御に移ることができ、格闘術との相性も良い。
アイドレス風に言えば『白兵距離での攻撃、防御、移動評価+2』の評価を受ける事ができる技術。

部品: 弓手としての基礎技能

弓は飛び道具であり、相手の攻撃が届かない位置から攻撃できるのが大きなアドバンテージです。
故に弓手は相手に近づかれないように間合いを保つ術を持っていなければならず、単純な弓の使用法の他にも目標との間合いの維持の仕方や射撃後の移動の必要性などといった技能を身に付けています。

部品: 弓矢の作成と調達

金銭で弓矢が調達できる環境にいる場合はいいですが、それでは人里離れた場所などで弓が壊れたり矢が尽きたりした場合に対処ができなくなってしまいます。
森の中や山の中などで弓矢の調達が必要になった場合の対処法として自然環境の中で調達できる素材を利用した弓矢の作成方法を身に付けています。

部品: 弓を使った射撃戦闘

野伏が使用する飛び道具は弓です。一言で弓と言っても様々なものがあり、使える状況や使いにくい状況も異なります。
弓矢の基礎知識を学ぶ事で自分はどのような弓を使えばいいかを理解し、状況と技量に応じた弓の選択を可能とし、弓手としての基礎技能を身に付ける事で弓を用いた狩猟や戦闘ができるようになります。
アイドレスシステム2風に言うなら『弓を使った中距離戦闘行為が可能』となる能力です。

部品: 弓手の近接戦闘術と射撃戦闘術

飛び道具が主体の弓手にとって接近戦は本来は避けるべき事態です。
ですが、手持ちの矢が尽きたり相手の接近を許してしまったりして接近戦をせざるを得ない状況になることは可能性として十分あります。
そうなってしまった場合の対応として近接戦闘術を習得しておく事は、翻ってそのような状況を作らせない立ち回り方や体の急所を理解する一助となるでしょう。
アイドレスシステム2風に言うなら『中距離での攻撃評価+2』される技能です。


部品: 森林組合長の職業解説

『NW森林組合 FairyForest』のトップである組合長を示す職業。
組合員とは異なり、組合業務だけでなくそこに至るまでの交渉や報告の取りまとめを行う事務、特別業務の陣頭指揮などといった組織のトップとして必要な技能も持ち合わせている。

部品: 森林組合長の着用制限

『NW森林組合 FairyForest』の組合長の職業アイドレスなので、当然ながら組合長専用である。
基本的にはNW森林組合の組合長である間しか着用できないが、事実上の那限・ソーマ=キユウ・逢真の専用の職業アイドレスのためおそらくアイドレス終了までこのままだろう。
アイドレス終了時には後任となる人物に組合長の職を譲るつもりではいる。というより、そうなってほしいなと思っている。
とはいえ、NW森林組合の組合長になるには森林組合員としての能力の他に交渉や事務・経理、陣頭指揮といった能力も求められる他、森林管理業務に関する知識も必要となるため、数年程度の経験では組合長が務まらない。後任となる人物がいるとしたら、組合長補佐とか組合長代理といった肩書きで組合長となる修行を何年もする必要があるだろう。
いつの世も組織のトップの後継者育成は難しい。

部品: 世界情勢と自然環境の現状の把握

何かと戦火や事件の多いニューワールドでは世界情勢の把握は重要事項です。
何故なら組合に加入されている藩国が戦時指定になればその藩国の組合支部は活動できなくなる上に組合員の命も危険に晒されます。
また、その事件の結果次第では復興業務も考えねばならないほどの自然破壊が起こる可能性だってあります。
世界情勢を見極めるべく常にアンテナを張り、必要なら自分の目で見て回ることも大事なのです。
だから意味があって各組合支部に顔を出しに行っているのです。散歩の達人な散歩がしたいとか相方と藩国巡りしたいとかそういうわけではありません。ありません。

部品: 全国の気候風土知識

『NW森林組合 FairyForest』では組合共通の森林管理の方法を定めていない。定めてはいないが、組合長たるもの各国の気候風土がどんなものかは理解していないといけない。
いくら支部には「所属する藩国の気候風土に合わせた管理方法を行うように」と言ってはいても、何かあった時に備えて覚えておくことは大切なことである。
……実際のところ、この組合長、相方と共に手伝いと称して各国の組合支部に出掛ける事が多いため自然と覚えただけ、というのが正しい。

部品: 林業の基礎知識

組合長も組合業務の手伝いに行くのだから森林管理の手法は覚えていないといけない。
もっとも、この組合長が持っている基礎知識は一般的に第七世界と呼ばれている世界での知識。具体的には森林管理参考マニュアルの知識である。この知識では全ての藩国の気候風土には対応できない。
とはいえ、重機や特別な機材を使わない作業の参考事例として組合員に紹介されてもいるので、ある意味これが基礎知識ですと言っても間違いではないのかもしれない。
参考までにURL:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/31.html

部品: 森林組合のマニュアル

『NW森林組合 FairyForest』で制定された規則やらマニュアルやらの知識です。具体的にはスタッフマニュアル×2。
自分で作ったものなので覚えていないわけありません。むしろ細かく作っていたおかげで今助かっているという……げふんげふん。
業務の流れや非常時の対応なども記載されているので、これを覚えておかないと様々な支障が出る事でしょう。
参考までにURL1:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/25.html
参考までにURL2:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/38.html

部品: 雇用の条件

『NW森林組合 FairyForest』で規定されている雇用条件の知識。自分で考えたのだから覚えてないはずがありません。
基本的にNW森林組合では組合員の雇用は各藩国にある組合支部に任せていますが、時には組合長がスカウトする場合もあるでしょう。
そんな時にこれを覚えていないと色々困ります。組合員への給料についても触れているので組合員も困ります。
参考までにURL:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/24.html

部品: 決断をする

簡単なことですが、簡単にはいかないことでもあります。特に組織のトップともなればその決断が組織に属する人々の一生を左右する事さえあるでしょう。
非常な決断を迫られることもあるでしょうが、決断しなければ先に進めませんし、決断しない事で大きなデメリットが起こるかもしれません。
決断すべき時に決断する。組織のトップとしてもっとも簡単な事の一つであり、もっとも難しい事でしょう。

部品: 運営方針を決める

個人であれ組織であれ、「何をするか」が決まっていないと何もできないのが当たり前である。
その組織で何をするか。目の前の事態にその組織はどう対応していくのか。そういったものを判断し、方向性を決めるのは組織のトップの仕事です。
というより、何をするかを決めるという事は組織のトップのもっとも基本的な仕事であり、これができなければ組織のトップは務まらないでしょう。

部品: 組織を整える

組織とはある意味で道具のようなものとも言える。
道具を使って何かをするのなら、道具の使い方だけではなく道具の手入れも考えなくてはならない。
組織のメンテナンスや人員配置、不正会計が行われていないかのチェック等々、組織に属する者たちが存分にその力を揮えるようにすることも組織のトップの役割である。

部品: 模範になる

いくら組織のトップとはいえ、言っていることとやっていることが乖離していれば説得力も信頼も失います。
言い出しっぺの法則ではないですが、何かをやるならそれを率先して行い、規律を守り、組織に属する人たちへの模範となるように心掛けましょう。
設定国民たちは貴方を見て真似をするのです。それを肝に銘じましょう。

部品: 陣頭指揮を執る

戦場や職場などで組織のトップが直接現場に出て部下に指示することを言う。
通常であればそのような必要がない場合も多いが、重要な案件に関わる事だと直接指揮を執りに行った方が事態に即応できるので行われるケースがある。
情報伝達技術の問題もあるが、古来は戦場に指揮官が出る事で味方の士気を上げたり事態への即応を行ったりしていたし、陣頭指揮を執ることで少なくとも配下の人々にこの件に対して組織長は本気なんだという事を周知させることはできるだろう。
社長室で事務仕事をすることも大切だが、それだけをしてればいいわけでもないのだ。

部品: 責任の所在を明確にする

どんなことであれ、失敗した時の責任は取りたくないもの。しかし、だからといってそれをなぁなぁで処理してしまうのも組織として良くありません。
では、誰か一人に責任の全部を押し付けてしまえばいいかというとそうでもありません。それでは責任逃れをしている人が必ず出るでしょう。
もちろん、何でもかんでも辞めさせればいいというわけでもありません。それもある意味で責任を放棄しているとも言えます。
失敗があればきちんとそれを精査し、責任を取るべき人と取らなくてもいい人を見極め、然るべき対処を行う。難しい事ですが、組織のトップにはこういう事も必要です。

部品: 信賞必罰

良い事は良い事として褒め、悪い事は悪い事として叱る。割とどこかで誰かがいつも言っている事ですが、これはこれで難しい事です。
褒めるべきところを褒めるのも叱るべきところを叱るのも見極めとタイミングが大切です。
まずは小さなことからコツコツと。ありがとうの一言から始めましょう。

部品: 後進の育成をする

いくら今のスタッフが優秀でも、永遠にそのスタッフで仕事ができるわけではありません。
組織に新しい風を吹き込むためにも、組織の在り方を理解してもらうためにも後進の育成は欠かせません。
即戦力の雇用は一見有効そうですが、長期的視点で見れば人を育てていかない限り組織の存続はあり得ません。
組織は存続させてこそ意味がある。後進の育成は大切です。

部品: 交渉する相手と内容

組織のトップが交渉しなければならない相手や内容は多岐に渡る。これは相手がプレイヤーだけとは限らない。
例えば、土地の管理や開発を行う際にその地を長く管理している長老会といった設定国民の人々とも交渉しなければいけない事もある。いくら藩国政府の指示があったからと言っても、その土地に愛着を持つ人々もそうして欲しいと思っているとは限らないのだ。

部品: 交渉術

交渉を円滑に進めるための技術。
お互いの利害関係で不一致が起こっている場合にそれを解消するために行われる対話や取引の事を指すのが交渉ではあるが、利害の不一致が発生している以上、お互いがきちんとした対話ができるかというとそれが中々難しい。主義主張や求めるものを最大限通したいのが人間というものだからだ。
一事が万事相手にこれを求めるのは難しいが、お互いの落としどころを見つけるためにも自分が持っているに越したことは無い技術である。

部品: 話術

言葉を交わして交渉する以上、会話が無くては始まらない。
これは円滑に会話を行うための技術であり、相手にはっきり意図が伝わるかはこれに懸かっている。
また、話が進まなくなるのを避けるために言い方で相手を激昂させないようにする技術も含まれる。
もっとも、訓練によって身に着けたとしても、本当に会話が弾むかは本人の資質が問われる。

部品: それを成す熱意

何故そうしたいのか。何を目指しているのか。交渉を行うのなら、その熱意を相手に伝えねばならない。
粘り強い交渉を支えるのもそういった熱意や信念があるからだ。
これがなくても纏まる時は纏まるが、これがないと難しい交渉は纏まらない。

部品: 交渉経験

仮に訓練を受けたとしても実際にそれを経験してみなければ上手くいくかはわからない。
実際に幾度となく行われた交渉は何物にも代えがたい経験であり、それが交渉の幅を広げさせる。
もしも同じ相手と何度も交渉していれば、それまでの交渉の数々が折り合いを見つける一助にもなるだろう。

部品: 交渉のための情報収集

相手の人格や言いたい事などを知るためには既出の情報をまとめ、それを整理して考察する力が求められる。
また、相手が何故そういう意見なのかは聞いてみるか調べてみるかしないとわからない。
そのためには交渉相手の情報収集が欠かせない。

部品: 平常心

感情を高ぶらせてはまともな交渉は成り立たない。それは自分にも相手にも言える事であり、少なくとも自分に関しては制御できる。
心だけでなく顔の制御もできるといいでしょう。感情が顔に出ればそこにつけこまれる可能性もあるし、それが相手を不安にさせる可能性もあるでしょう。
常に冷静に、そして粘り強く交渉を行うために訓練で心を鍛えて得る事ができる能力。たまに訓練無しでできる者もいるのが世の常。

部品: 身だしなみ

外見じゃない中身が重要なんだ。人は良くそう言いますが、同じことを言ってもイケメンでは許されるのにブサメンでは許されない事はよくあります。
服装を小奇麗にし、身だしなみを整えるだけで相手が言葉を聞いてくれるか否かがだいぶ変わります。
場合によっては相手の民族を尊重して同じ民族衣装を着るなど、相手が話を受け入れてくれるような恰好を選択します。

部品: 事務能力の必要性

専属の文官や事務員がいても、多くの場合、組織や企業のトップは事務仕事からは逃げられない。
各地各部署からの報告書やそれらに指示を出す命令書、取引先や訪問相手へ送る手紙やメールの作成、業務上必要な書類の確認や作成等々、様々な事務仕事をする必要があるのである。
最低でも、どうしてもトップに確認してもらわないといけない書類の確認ができるくらいの事務能力とその書類にハンコを押せるくらいはできないといけない。
それは組織や企業のトップとしての責任である。

部品: 書類の読解と作成

書類と称される書付けや文書は、様々な記録を保存しておくための文書として重要なものである。
事務仕事とはその多くが書類の処理であり、これらの作成と読解は組織のトップともなれば必須技能と言えるだろう。
書類も読めない組織のトップというのは資質に問題有りと評せられても仕方がないのだ。

部品: 書類の書式統一

気付きにくいかもしれないが、書類の書式を統一しておく事は仕事の効率化の面で重要である。
膨大な書類を処理しなければならないからこそ、見やすいレイアウトや分かり易い記載方法を考えて負担を減らすのも大切な役目なのだ。
でも気を付けろ。書式をころころ変えるとそれはそれで周りは混乱するぞ。

部品: 速読・速記

大きな組織になればなるほど大きな企画になればなるほど書類の数は飛躍的に増えていく。
それらの精査を疎かにするわけにはいかないが、かといって時間を掛ければ掛けるほど書類は雪だるま式に増えていくし、それが済まないと作業が進まないのもまた事実。
ではどうするか。単純である。精度を下げずに読む速度と書く速度を上げるのだ。
無理と言うなかれ。慣れてくれば何とかなる。でも、他の人に振るのも忘れずに。そうでないと過労死してしまうぞ。

部品: 経理の知識

組織のトップが覚えていてもいい知識の一つ。
実際に経理や会計を行うことは無くとも、経理や会計もできるだけの知識はあるに越したことは無い。
何故なら、それができないと大まかな資金繰りができないし、経理や会計を行うものが何らかの不正をしていた場合に気付くことが遅れるからだ。
方向性や間違いを見出すためにもあって損はない知識の一つと言えるだろう。

部品: 法律の知識

組織のトップとして無いよりはあった方がいい知識の一つ。
特にトップを務める組織や企業が多国籍だった場合、派遣先や支部のある国や地域の法律をある程度知っておくのは重要なことである。
もっとも法務を担当する事務員がいるのであれば、その全てを覚える必要はないし、対応をする必要もないだろう。
餅は餅屋。組織のトップは他にもやらねばならぬことが沢山あるのだから。

部品: 森林組合員心得

『NW森林組合 FairyForest』で定められた規約やNW森林組合で行われている取り組みを指す。
組織に所属する以上は守られるべきものであり、森林組合員にはこれを順守することが求められている。

部品: 組合業務で培われた体力

森林組合の組合業務は重労働である。道具を持って山や森を歩き、必要なら穴を掘り、木を切り倒し、それを運ぶことさえある。
これを続けていれば否が応でも体力と根気はつく。

部品: 自国の気候風土知識

『NW森林組合 FairyForest』では組合共通の森林管理の方法を定めていない。各藩国で気候風土が異なる以上、それをしても上手くいかないのは目に見えているからだ。それゆえに組合本部は組合支部に「所属する藩国の気候風土に合わせた管理方法を行うように」と指示を出すのみである。
NW森林組合の組合員は自国の気候風土の知識を持ち、どのようにしたら木々が育つのかを自分で考えて実践していかなければならないのだ。

部品: 自国の森林管理の手法

各藩国の気候風土が異なるため、それぞれの支部ではそれぞれ森林管理の方法を定めている。
森林組合員はそれぞれがその手法を覚え、木々の植林・保育管理・枝打ち・伐採などを行っていくのだ。

部品: チームワーク

NW森林組合では組合員の安全と作業効率の観点から、基本は主任をリーダーとした複数人のグループ、最低でも二人一組のグループで活動するよう義務付けている。
グループで活動する以上、仲間との連携は必須となる。森林組合員は組合業務を通じてこの必要性を体感しており、作業の際の声掛けや息を合わせての行動を心掛けている。

部品: 木々への愛着

長い間苦労して育てているとそれそのものに愛着がわいてくることがある。
森林組合員は愛着を持って木々を育て、その気持ちが大事な木々が育つこの森を守って行こうという気持ちへと変わっている。
決して木々にデヘデヘしているダメな人ではありません。愛着を持っているだけです。

部品: 環境保護意識

森林を守っていくためには木だけを見ていればいいわけではない。
その周辺の環境、土壌や水源なども整えなければ木々は育つことなく枯れていきます。
それをなんとかするために森林が育つように自国の環境も守っていかなくてはならないという意識を持っている。

部品: 森の中の歩行術

山林、森林を歩くのと道路を歩くのとでは歩き方が幾分か異なる。端的に言えば、山林や森林の方が足場が悪く高低差や障害物も多いのである。
ただ歩くだけでも大変なのに、そこで野生動物に悟られないように行動したりできる限り自然を傷つけないようにしたりしようと思えばそれは更に難しくなる。
登山靴やトレッキングシューズなどの足にフィットする丈夫な靴を履いていくのは基本中の基本。

部品: 地形把握

手入れの行き届いていない森の中ほど入り組んでおり、足場も悪ければ障害物も多い。
山林や森林を行く者にとって地形の把握は自分の体力の損耗を抑える意味でも行先を考える上でも重要な技術である。

部品: 地点記憶

木々が連なる森の中は見通しも悪く、わかりやすい目印を見つけるのも難しい。森が広くなれば尚更で、自分の位置が分からなくなれば迷って死ぬことさえある。
どこに何があるかを記憶するのは森の中で迷子にならないために絶対に必要な事である。
森の中を行くのであれば、拠点の位置や通れる地点と通れない地点、場合によっては水源の位置など覚える事は沢山あるので無くてはならないものと言える。

部品: 植物知識

山林や森林に生えている山野草などの知識。
薬草・毒草なんでもござれな知識ではあるが、専門職の知識ではないので内容は図鑑レベル。経験的なものが加わればもう少し詳しくなる。

部品: 樹木知識

山林や森林に生えている樹木に関する知識。
木に生る果物の情報も含まれている。割と広範な知識ではあるが、広範であるが故に知識量としては図鑑レベル。

部品: 野生生物知識

獣・鳥・昆虫などの野生生物の知識。山林・森林、砂漠・極地、荒野など様々なフィールドの野生生物を網羅している。ただし、知識量としては図鑑レベル。
もっとも、森の中には毒蛇や熊を始めとした出くわしたら割と危険な生物が溢れているため対処法を知っておく意味でも重要な知識。
植物の知識と合わせて覚えておくことで野生生物の生態がわかってくる。

部品: 危険察知(野外活動)

森や荒野などではいつ何時に野生生物の襲撃や突然の自然災害が起こるか分かったものではなく、これの精度は生死に係わる。
周囲に残された痕跡や天候の変化などから身にかかる可能性のある危険を察知する能力である。
野外活動における危険察知に重きを置いたものであるため、サバイバル技術でも必要とされる能力の一つと言える。

部品: 観察眼(野外活動)

対象を観察し、そこにある痕跡や現象を見て物事を類推する能力。
この場合、野外活動を置こう上で必要な植物の生態や野生生物の痕跡などの把握に重きを置いた観察眼になる。
サバイバル技術としても求められる能力の一つである。

部品: 樹木医の職業概要

『NW森林組合 FairyForest』で得られる資格および職業。
樹木や植物の診断・治療に重きを置いた職業であり、植物学者ほど専門的ではないが病理解明や育成環境の調査のために研究なども行っている。
NW森林組合では、魔術的・科学的手法に偏らずに植物や樹木を育て、後進の育成や一般社会への普及啓発を行える人材の育成のために導入された。

部品: 樹木医の着用制限

樹木医そのものは試験に合格し、その後、特定の専門分野を学ぶ研修課程を終えるとなることができるが、試験を受けるには満たさなければいけない条件がある。
その条件とは、現役の森林組合員である事と森林組合員として6年以上の勤務・実働が必要であるという事。また、その条件を満たしていなくとも、それに匹敵する実績があり、組合長が受験資格があると判断した場合には特別に受験許可が出る場合もある。
ただし、試験内容が広範かつ専門的であるため、7年以上の実績を持つ組合員でも不合格になるケースが多く、特別に許可が出たからと言って樹木医になれるわけではない。

部品: 樹木の診断・治療

樹木医の主な役割。樹木・植物が病気になっていないか診断し、必要ならば治療を施す技術。いわば樹木のお医者さん。
庭木や若木であれば植え替えができるので病気になったりした場合にそれらの考慮もされるが、巨木や古木は植え替えたとしてもそこまで育つのに相当の年月が必要になるため、病気の治療が検討される。樹木医はそんな時に力を発揮する職業であり、貴重な樹木を生かす手段を持つ者たちなのである。

部品: 樹木の調査・研究

樹木や植物の生態や状態を観察・調査し、研究を行う技術。
植物学者ほど専門的ではないが、樹木や植物の病気解明や環境調査のための活動として樹木医資格の一つに加えられている。
他にも外来種の影響を在来種がどう受けるのかや今まで取り扱った事のない植物や樹木を試験的に育成する研究もこれに含まれる。

部品: 特定分野における研究

多くの場合、研修課程で修めた分野の調査研究を行っている。
植物学者ではないため、森林管理に関係する分野で調査活動を行うものが大半だが、中には本格的に研究をしている者もいる。
そういった者たちは、特別業務で特定の植物を栽培したりする場合、どうしたら育つのかといった栽培実験に抜擢されて力を発揮する。

部品: 植生調査

ある一定の地域に生息している植物や樹木、周囲の自然環境を調査し、その地域ではどのような植物の種が、どの程度の量、面積で生育しているか、といった情報を集めて記録する作業。
国、地域ごとの自然環境の記録を取っておくことで、どのような生態系の変化があったかや何が原因で環境が変わったのかを知る一助となる。

部品: 環境改善指導

環境改善というと凄い事のように聞こえるが、実際は個人で持っている弱った樹木に対し、土壌や周辺の環境をどのようにすれば再び元気になるのかを指導する事。
人間でいう生活習慣病に対する生活習慣改善のための指導のようなものである。

部品: 病害虫・害獣の知識と対応

植物を食い荒らす病害虫や害獣に関する知識とその対応法の知識。
植物病理学と比べると専門性は劣るが、森林管理等で問題になりやすいのはこちらの方が多く、場合によっては害虫・害獣の駆除を依頼する必要も出てくるため人脈や交渉能力が必要となるケースも多い。

部品: 自然に関する知識の普及啓発

樹木医に求められるのは病気の治療や樹木の研究だけではない。
森林の管理が長い年月をかけて行われる以上、環境破壊がもたらす樹木への悪影響に対処するには多くの人々が常日頃から心掛けをしておく必要がある。
日常的に組合員以外の人々への働きかけを行うのも樹木医の重要な役割なのである。

部品: 森林組合員にして樹木医のモラル

NW森林組合はニューワールドの自然環境を守るために活動している組織である以上、樹木医資格を得た組合員たちはそれに協力するために樹木医資格を得た。
そして、森林を守る者である以上、一部の学者のように好奇心に駆られて希少な植物を採取してしまったり入ってはいけない地域に入ってしまうという事はしてはならない。
組合員として何年も過ごしてきた者たちにとって、それは当たり前の話であり、守られるべきモラルの一つなのである。
それを後進に伝える事もまた、樹木医の役割なのだ。

部品: 同僚と後進の育成

森林管理は何十年単位で行われるものであるため、後進の育成は必須と言っていい。
仕事のやり方や経験的なものは古参の組合員にも可能だが、それとは異なる理論的なアプローチは樹木医でなければできない。
また、同僚の組合員に対しても経験的なものではない研究に基づいた意見を述べる事で、また違った視点からのアプローチが可能となる。

部品: 樹木医の研修課程

無事に試験に合格した後、合格者はそれぞれ好きな課程を選んで研修に臨むことになる。講師は基本的に既に樹木医資格を持つ組合員が行う事になる。
なお、この研修中は合格した組合員も講師を行う樹木医資格も業務を行っている扱いになる。
ただ、行われる研修は研修を行う樹木医が研修を行った課程になるため、所属する組合支部に希望する課程を修めた樹木医がいなかった場合、諦めて別の課程を選ぶか希望する課程を修めた樹木医がいる支部に出向かなければならない。
大半は一つの分野を研修して終わるが、中には複数の分野を学んでしまうものもいたりする。

部品: 植物学

植物学は植物を対象とした生物学の分野の一つ。学問としては古くから存在し、ここから植物地理学や植物生態学など更に様々な分野に分かれていく。
植物全てが対象となっているため、樹木医は主な役割である樹木の診断と治療、それに伴う環境整備、単純な植物の種類や生態に関する広範な知識を修めている。

部品: 樹木学

樹木学は植物学の分野の一つで、植物学は植物と名のつくものを全てを対象とする広範な学問なのに対して、樹木学は植物の中の樹木という部分のみを対象とする学問である。
対象が樹木のみであるため学問としては偏りが目立つが、主な役割が樹木の診断・治療である樹木医にとっては樹木の生態や病害などに絞って修める事ができる有用な学問である。

部品: 園芸学

園芸学は農学に一分野であり、る園芸の技術向上と自然現象の理解、また文化や芸術的な見地から植物を利用した研究や開発を目的としている。
具体的には花のような観賞植物、野菜や果樹といった植物を取り扱う分野で、農家の出身だったり将来農家になりたいと思うものが修めている事が多い。

部品: 植物形態学

形態学は生物学の一分野で、生物の構造と形態に関する学問。生物の形や生物が持つ機能、といったものを研究し分類しており、植物形態学はその中でも植物に絞って研究を行う学問。
顕微鏡で細胞レベルで観察を行う分野の植物学、と思えばいい。

部品: 植物病理学

植物の病気について症状や原因を究明し、病害を防ぐ原理や治療する方法を研究する学問。
人間でいうところの医学に相当する分野であり、突き詰めた研究者は植物に病気を引き起こすメカニズムや感染が広がるメカニズムにまで踏み込んで研究がされている。
樹木医の場合は研究する側ではなく研究結果を見て学ぶ側ではあるが、この学問では病原体だけではなく自然的あるいは人為的な原因での病理も研究しているため必修と言ってもいい学問となっている。

部品: 植物地理学

植物の分布や生態を地理的要因や地質等の観点から研究する分野の学問。
ニューワールドでは藩国ごとに別世界かと思うほど景観や自然が違うため、この課程を修めたものは自国と他国の植生の違いに興味を持った者たちが多い。

部品: 動物学

その名の通り、動物について研究を行う分野。植物学と同様にここから更に分野が細分化されるのだが、樹木医資格を目指す組合員は殆どが益獣と害獣についての研究分野を学ぶことが多い。例えば鹿などは数が増えすぎると森の木々を食べて枯らしてしまうため、そういったものにどう対処するかを学びたいと思うものがこの分野を選択している。

部品: 昆虫学

広義の意味では動物学の一分野。動物学の中でも昆虫に絞って研究が行われている分野で、主に農業関係に関わってくる。
植物の害虫は古来からの悩みの種であり、農業ほど深刻ではないが森林管理を行う上でも避けては通れない部分である。
かと言って薬剤で殺しつくしてしまえばそれは生態系の破壊であるため、どこで折り合いをつけるか、どうやってつけるか、というテーマでこの課程を選ぶ樹木医候補生たちは多い。



提出書式


大部品: 那限・ソーマ=キユウ・逢真 RD:144 評価値:12
  • 大部品: 人物像 RD:10 評価値:5
    • 部品: 出生
    • 部品: 性格
    • 部品: “那限逢真”という名前
    • 部品: ソーマ=キユウという名前
    • 部品: 保有する技能
    • 部品: 人と妖精の間に立つ者
    • 部品: メカ技師としての一面
    • 部品: 元摂政
    • 部品: NW森林組合の組合長
    • 部品: 妖精辞典の作成中
  • 大部品: 個人職業 RD:134 評価値:12
    • 大部品: 妖精に愛された者(職業) RD:14 評価値:6
      • 大部品: 妖精に愛された者の概要 RD:3 評価値:2
        • 部品: 妖精に愛された者の職業解説
        • 部品: 妖精に愛された者の着用制限
        • 部品: 妖精に愛された者の能力発動条件
      • 部品: ピクシーQとの交信が可能
      • 大部品: 妖精に愛されしもの(職業) RD:10 評価値:5
        • 部品: 妖精に愛されしものの概要
        • 部品: 妖精に愛されしものの着用制限
        • 部品: 妖精に愛されしものの特殊の発動制限
        • 部品: 召喚対象となる妖精
        • 部品: 羽妖精の召喚
        • 部品: 空を飛ぶ
        • 部品: 移動に掛かる時間を軽減する
        • 部品: 隠れているものを見つける
        • 部品: 幻影が効かない
        • 部品: 羽妖精の助言
    • 大部品: 妖精学者(職業) RD:16 評価値:6
      • 大部品: 妖精学者の概要 RD:4 評価値:3
        • 部品: 妖精学者の職業解説
        • 部品: 妖精学者の着用制限
        • 部品: 現代社会の学者よりも知識の量が多い
        • 部品: 節度を持って調査研究をしましょう
      • 大部品: 研究分野 RD:7 評価値:4
        • 部品: 妖精学
        • 部品: 妖怪学
        • 部品: 神話学
        • 部品: 比較神話学
        • 部品: 歴史学
        • 部品: 民間伝承研究
        • 部品: 民俗学
      • 大部品: 妖精学者に必要なもの RD:5 評価値:3
        • 部品: 健康な身体
        • 部品: 複数の言語の習得
        • 部品: 古文の読解力
        • 部品: 聞き取りながら速記する
        • 部品: コミュニケーション能力
    • 大部品: 散歩の達人(職業) RD:27 評価値:8
      • 部品: 散歩の達人とは何ぞや
      • 部品: 散歩の達人と言われる人
      • 部品: 散歩部のコミュニティ
      • 大部品: ここがすごいぞ散歩の達人! RD:15 評価値:6
        • 大部品: 心身ともに健康 RD:4 評価値:3
          • 部品: 心は穏やか
          • 部品: 毎日の散歩で健康
          • 部品: 適度な運動で不眠知らず
          • 部品: 散歩をしながら思案する
        • 大部品: 地理に詳しい RD:6 評価値:4
          • 部品: あらゆる道を知っている
          • 部品: 脳内で地図を描ける
          • 部品: 絶対道に迷わない
          • 部品: 地図を見れば地形がわかる
          • 部品: 土地鑑も土地勘もある
          • 部品: 独自の道路網を持っている
        • 大部品: 顔が広い RD:5 評価値:3
          • 部品: 何かと情報通
          • 部品: 散歩の時に出会う人々とは大抵知り合い
          • 部品: 抜け道の先のお宅と親しくなる
          • 部品: 人に道を尋ねられる
          • 部品: 時には誰かの伝言役
      • 大部品: 散歩の達人の散歩 RD:9 評価値:5
        • 部品: 見慣れた風景に新しさを見出す
        • 部品: 珍しいものを見つける
        • 部品: 歩きながらのお喋り
        • 部品: 結果的に地域の見回り
        • 部品: 雨にも負けず風にも負けず
        • 部品: 気紛れに道を変える
        • 部品: 猫と共に抜け道を行く
        • 部品: 最短ルートを行く
        • 部品: 無いなら作る
    • 大部品: 野伏(職業) RD:13 評価値:6
      • 大部品: 野伏の概要 RD:3 評価値:2
        • 部品: 野伏の職業解説
        • 部品: 野伏の着用制限
        • 部品: この野伏はならず者ではありません
      • 大部品: 野外活動のプロ RD:2 評価値:1
        • 部品: 森林地帯を移動すると必ず目的地に辿り着く
        • 部品: サバイバル技術
      • 大部品: 白兵距離戦闘技能 RD:4 評価値:3
        • 部品: 短剣の取り扱い方法
        • 部品: 例外的に小剣サイズまで使用可能
        • 部品: 短剣を使った白兵戦闘
        • 部品: 短剣による近接戦闘術
      • 大部品: 中距離戦闘技能 RD:4 評価値:3
        • 部品: 弓手としての基礎技能
        • 部品: 弓矢の作成と調達
        • 部品: 弓を使った射撃戦闘
        • 部品: 弓手の近接戦闘術と射撃戦闘術
    • 大部品: NW森林組合 組合長(職業) RD:44 評価値:9
      • 大部品: 森林組合長の概要 RD:2 評価値:1
        • 部品: 森林組合長の職業解説
        • 部品: 森林組合長の着用制限
      • 大部品: 森林組合長に必要な知識 RD:5 評価値:3
        • 部品: 世界情勢と自然環境の現状の把握
        • 部品: 全国の気候風土知識
        • 部品: 林業の基礎知識
        • 部品: 森林組合のマニュアル
        • 部品: 雇用の条件
      • 大部品: 組織の長 RD:22 評価値:7
        • 大部品: リーダーシップ RD:8 評価値:5
          • 部品: 決断をする
          • 部品: 運営方針を決める
          • 部品: 組織を整える
          • 部品: 模範になる
          • 部品: 陣頭指揮を執る
          • 部品: 責任の所在を明確にする
          • 部品: 信賞必罰
          • 部品: 後進の育成をする
        • 大部品: 交渉を行う RD:8 評価値:5
          • 部品: 交渉する相手と内容
          • 部品: 交渉術
          • 部品: 話術
          • 部品: それを成す熱意
          • 部品: 交渉経験
          • 部品: 交渉のための情報収集
          • 部品: 平常心
          • 部品: 身だしなみ
        • 大部品: 事務能力を有する RD:6 評価値:4
          • 部品: 事務能力の必要性
          • 部品: 書類の読解と作成
          • 部品: 書類の書式統一
          • 部品: 速読・速記
          • 部品: 経理の知識
          • 部品: 法律の知識
      • 大部品: 特徴 RD:7 評価値:4
        • 部品: 森林組合員心得
        • 部品: 組合業務で培われた体力
        • 部品: 自国の気候風土知識
        • 部品: 自国の森林管理の手法
        • 部品: チームワーク
        • 部品: 木々への愛着
        • 部品: 環境保護意識
      • 大部品: トレッキング RD:8 評価値:5
        • 部品: 森の中の歩行術
        • 部品: 地形把握
        • 部品: 地点記憶
        • 部品: 植物知識
        • 部品: 樹木知識
        • 部品: 野生生物知識
        • 部品: 危険察知(野外活動)
        • 部品: 観察眼(野外活動)
    • 大部品: 樹木医(職業) RD:20 評価値:7
      • 部品: 樹木医の職業概要
      • 部品: 樹木医の着用制限
      • 大部品: 樹木医の役割 RD:9 評価値:5
        • 部品: 樹木の診断・治療
        • 部品: 樹木の調査・研究
        • 部品: 特定分野における研究
        • 部品: 植生調査
        • 部品: 環境改善指導
        • 部品: 病害虫・害獣の知識と対応
        • 部品: 自然に関する知識の普及啓発
        • 部品: 森林組合員にして樹木医のモラル
        • 部品: 同僚と後進の育成
      • 大部品: 研修課程 RD:9 評価値:5
        • 部品: 樹木医の研修課程
        • 部品: 植物学
        • 部品: 樹木学
        • 部品: 園芸学
        • 部品: 植物形態学
        • 部品: 植物病理学
        • 部品: 植物地理学
        • 部品: 動物学
        • 部品: 昆虫学


部品: 出生
“識継”と呼ばれる一族(或いは存在)の一人を名乗る青年。
何かを調べる事を好む探求家・研究家的な伝統を持つ一族であるため、一族の者は旅に出る者が多いと言われている。
ニューワールドも旅の途中で立ち寄った場所の一つで、その過程で様々な世界を旅してきたのだが、周囲には第七世界人的比喩表現、つまるところ様々なゲームをしてきた的な意味合いで取られている。面倒なので訂正してないが。
なお、一族の証のようなものとして鏡のように磨かれた黒耀石の装飾品(多くの場合ペンダント)を付けており、ピクシーQ・ソーマ=キユウにも同じものを贈っている。

部品: 性格
本人的には皆で騒ぐよりは一人で黙々と調べ物や工作をしている方が好き。
一人で旅をしていたり、神話伝承を調べていたり、様々なマシンを設計開発したりしているのも結局はそれが高じたもの。一族の伝統とかそういうの以前にそういう性格なのである。ある意味オタク。
藩国内ではぶらぶらしていたり調べ物をしたりしている姿が良く見かけられる。
もっとも、人当たりは良く喋るのも嫌いではないので話題を振られれば普通に話はできるし、根気のいる作業を続けられるだけの根性はあるので長話にも付き合える。というか、そうでないと妖精たちにお喋りに付き合えない。

部品: “那限逢真”という名前
“那限逢真(なかぎり おうま)”という名前は一族に代々受け継がれてきた名前、いわゆる名跡である。
そのため“那限逢真”という名前の人物は歴史的に見れば複数存在しており、今が初代から数えて何代目の“那限逢真”なのかは既に分からなくなっている。覚える気が無いともいう。
とはいえ、それでは区別の上で不便であるし、それが名跡である以上は継承する前の呼び名があるので名前の後ろにそれを付けて区別する場合もある。もっとも、普段はそれを名乗る事はない。単なる区別のためのものなので面倒ともいう。
なお。ソーマ=キユウを名乗るようになったのでもはや使われないが、この“那限逢真”の場合は「三影(みかげ)」である。

部品: ソーマ=キユウという名前
現在名乗っている『ソーマ=キユウ』という名前は、自身の魔法の失敗で過去へ時間移動してしまったピクシーQを助けるために自身で改名したものである。
『ソーマ』という部分の由来はピクシーQが那限逢真の事を『ソーマ』と呼ぶ事から来ている。何故そう呼ぶかはわからないが、大きく間違えてもいないしまぁいいかとあだ名感覚でいたら正式名称になってしまった。
『キユウ』はピクシーQのQから。ピクシーQの改名の際、ピクシーQ本人が「同じ名前がいい」と言った事から、既に捩られている自身の名前とピクシーQのQを捩って『キユウ』としたことが由来となっている。
そして、その両者をくっつけたものが『ソーマ=キユウ』である。つまるところ、区別のために『那限・ソーマ=キユウ・逢真』と『ピクシーQ・ソーマ=キユウ』と名乗ってはいるものの、実際は二人とも同じ名前なのである。

部品: 保有する技能
旅をして何かを探求することが多い一族の影響で旅をするための知識や技能を有する。何故か短剣や縄術の技術に優れるが、本人曰く、ナイフとロープは大体どこの世界にもあるから、との事。
元々本を読むのが好きだったため、ニューワールドに来る以前からある程度の神話伝承の知識を持っていた。
また、ニューワールドにはもっと凄い人がいるので目立たないが、一応メカ技師でもある。元々ニューワールドに来たのも、親友である常世知行が設計図に描かれた機体を見て「なんだ〇ン〇ムじゃん」とか言ったので切り口の違う機体を探し始めたのが切っ掛けだったといわれている。
そんなわけで文章が書けたり絵が描けたり設計ができたり事務ができたりと無駄に汎用性はあるが、その分総じてレベルは低い。
アイドレス的に言うなら、一人で新しいアイドレスを制作して提出できるがハイクオリティボーナスは貰えない。といった感じ。
あとはニューワールド滞在中に取得した魔法やら技術やら。特に妖精に関するものと森林や野外活動に関するものの知識や技能がすごく増えており、むしろこちらの方が元々の技能よりレベルが高いのではと言われたりしている。


部品: 人と妖精の間に立つ者
妖精と人間の間に立ち、両者の橋渡しをする者。
その原点は「ピクシーQと仲良くしたい」ただそれだけである。
人間と妖精の交流で大抵問題になるのが妖精のタブーを人間が破ってしまう事だ。タブーを破らずに仲良くなるためには妖精という種族についてよく知らなくてはならない。故に調べる、教えてもらう。
それがいつの間にか地上部の妖精が増えたり、なんちゃって竜騎兵として妖精軍に参加していたり、妖精を滅亡から救うのが運命だと言われたりと振り返ってみてびっくりするほど大事に発展している。

部品: メカ技師としての一面
ニューワールドに来てから『RB改修型I=D 闇星号』『アメショー改砂漠仕様 コトラ』『量産型95式極音速航宙戦闘機 蒼天・晴型』『戦術戦闘機 銀内号』『通常歩兵装着型ウォードレス 月詠』と様々なメカの開発に参加している。ついでにテストパイロットもしている。
元々ニューワールドに居着く切っ掛けになったのは『RB改修型I=D 闇星号』を開発し、そのセンサー性能が評価された闇星号が小助捜索作戦に貢献したからで、本人的にはメカ技師としてニューワールドに貢献するつもりでいたのである。当時は。
ちなみに、ピクシーQと付き合うようになってからは「メカ(高物理域)とQ(妖精=低物理域)が両立できない」というのがメカ技師的な悩みとなっている。
「低物理域でも動くメカ……人騎兵か!」などと思ったこともあったが、人騎兵は動員の際に動いていたのを目視かログで確認しただけで触ったこともないため悩みの解決は当分は無理だろう。

部品: 元摂政
色々できる事もあり、『RB改修型I=D 闇星号』を開発・提供した芥辺境藩国で摂政をやっていたことがある。
小さな藩国だったこともあって人手が足りず、お見合いになって何も先に進まないことも少なくなかったため仕方なしに音頭を取っていたら摂政に、という感じの就任だった。
一時は「摂政だけど事実上藩国を仕切っていたのである」と言われるほどの奮闘ぶりを見せるが、膨大な作業量と軋轢に嫌気がさしてターン9終了時に辞任。
おかげで交渉経験や外交戦のノウハウを得ることができたのだが、当時の出来事は「自分には向いてないという結論が全て」であるとウンザリした表情で語るに止まる。

部品: NW森林組合の組合長
共和国・帝國両陣営に跨る全国規模の森林組合『NW森林組合 FairyForest』の設立者にして組合長。
度重なる戦禍が原因で衰退の一途を辿っていたニューワールドの自然環境を改善するべく一念発起して作り上げた。
本人的には摂政時代の面白くもない経験があるため気は進まなかったのだが、自然破壊――即ち森の減少による遺跡の活性化とそれに伴う暗い未来予想図を前にし、自身の気持ちとピクシーQを始めとした妖精たちの命を天秤にかけ、後者を守ることにしたのである。
ニューワールド全体の森林復興と保護を目的とした組織なので構成員はほぼ全て設定国民で戦闘が可能な人間は組合長一人。敵性組織に狙われたら即座に壊滅するであろう弱小組織であり、実際、ターン17の頃は組合員に被害が出すぎて活動できなくなっていたのだが、後に森林特化型の組織だったため森林関係に限れば非常に強い組織と判明し、組合長びっくりだったそうである。
妖精が滅亡させられたとされるB世界では、妖精たちの帰還を願って妖精たちが住める森を取り戻そうと活動している。


部品: 妖精辞典の作成中
PLACEの特殊にさえ出てきた、もう一つの運命のようなもの。ピクシーQを始めとしたニューワールドの妖精についてまとめたものである。
実はPLACE取得前からそれは考えており、それが出てきたのは本当に運命なのだろう。
たとえ、妖精辞典が完成した後もピクシーQと再会できなかったとしても、彼女と妖精たちがこの世界にいたという記録を残すつもりでいる。

部品: 妖精に愛された者の職業解説
【妖精に愛されしもの(那限・ソーマ=キユウ・逢真版)】とも言える職業。
何故か名称が違うが、基本的な部分では【妖精に愛されしもの(職業)】と同一。異なるのは召喚対象になる妖精がピクシーQ・ソーマ=キユウに変更されている事とその親密さ故に出来る事が増えている程度のものである。


部品: 妖精に愛された者の着用制限
那限・ソーマ=キユウ・逢真の専用職業。
召喚対象が個人ACEであるピクシーQ・ソーマ=キユウに変更されている事がその要因であり、それが全て。
何せ最初の召喚が自身の魔法の失敗で400年前に時間移動してしまったピクシーQを現在の時間軸まで呼び戻すために愛の女神の助力まで受けて行ったものなのだ。
普通の人に使われたら怒る。

部品: 妖精に愛された者の能力発動条件
【妖精に愛されしもの(職業)】の特殊が召喚した羽妖精の能力に依存するように、【妖精に愛された者(職業)】もまた、召喚したピクシーQ・ソーマ=キユウの能力に依存する。
故に弱点も同じで、ピクシーQ・ソーマ=キユウが召喚できない状況にある場合、【妖精に愛された者(職業)】の特殊もまた使用できない。
例外的に妖精との交信は行えるが、召喚できないということは呼びかけに反応がないという事でもあり、実質的に使用できないのと変わらない。

部品: ピクシーQとの交信が可能
召喚対象であるピクシーQ・ソーマ=キユウに対して距離や空間を隔てた呼びかけを行うと同時に、ピクシーQ・ソーマ=キユウからの呼びかけも受け取れる能力。
これにより、召喚対象であるピクシーQ・ソーマ=キユウも好きなタイミングで召喚してもらえるようになっている。
この能力はお互いに会いたい時だけでなく、ピクシーQが別行動をしている時に襲撃されても召喚してもらう事でその場から逃れるという手段にもなる。
何かと襲われることが多いピクシーQなので、この能力はピクシーQの身の安全を確保する意味でも重要な能力となっている。

部品: 妖精に愛されしものの概要
読んで字のごとく、妖精に愛されている者を示す職業。それが友愛なのか恋愛なのか母性愛なのかは人それぞれだろう。
とはいえ、気を付けなければならないのは妖精も善なるものばかりではないという事、そして妖精というものは元来いらずら好きで気紛れな存在であるという事、そして妖精の持つ善悪の概念は人間のそれと異なるものであるという事。
妖精とは仲良くなればなんでも言う事を聞いてくれる使い魔ではないのだ。もしも愛想を尽かされれば手痛いしっぺ返しを受ける事になるだろう。

部品: 妖精に愛されしものの着用制限
妖精に愛されしものが着用する職業なので、当然ながら妖精と交流があって仲が良くなくてはならない。
特に召喚対象となる羽妖精とは召喚に応じてくれるくらいには仲が良くなくてはならず、そういう意味では妖精に認められた者だけが着用できる職業であると言える。

部品: 妖精に愛されしものの特殊の発動制限
【妖精に愛されしもの(職業)】の能力は羽妖精の召喚を行って初めて使用することができる。
故に羽妖精が召喚できない状況、例えば羽妖精が呼びかけに答えてくれない、現在位置が高物理域帯である、召喚システムに不具合がある等の理由で羽妖精が召喚されない場合、【妖精に愛されしもの(職業)】はその能力を発揮できない。

部品: 召喚対象となる妖精
【妖精に愛されしもの(職業)】が行える妖精の召喚で対象となるのは羽妖精のみ。
羽妖精は蜂蜜色の髪と紫色の瞳を持った身長は10cm程度で背中に羽を生やした、いわゆるピーターパンのティンカーベル型の妖精である。背中の羽は概ね蜻蛉の羽だが、中には蝶の羽を持つ者もいる。
性格は良くも悪くも妖精的。歌と踊りが大好きな陽気で悪戯好きの性格をしている。また、羽妖精は幸運を呼ぶ妖精とされており、そのためその恩恵にあやかる為に無理矢理に飼おうとする心無い者も存在する。召喚の際には注意したい。

部品: 羽妖精の召喚
【妖精に愛されしもの(職業)】のもっとも重要な能力。
羽妖精へ召喚の呼びかけを行い、羽妖精がその召喚に応じてくれることで成立する。
逆に言えば、羽妖精が召喚の呼びかけに応じてくれない、応じられない状況だった場合は召喚できないという事なので注意したい。

部品: 空を飛ぶ
【妖精に愛されしもの(職業)】は妖精に協力してもらう事で空を飛ぶことができるようになる。
方法はいくつかあるが、ピーターパンでも描写されているように羽妖精の羽についた鱗粉を振りかけてもらう、空中飛行の魔法をかけてもらう、といった方法がある。
ただし、それによって空を飛ぶことができるのは当人だけで、抱きかかえるなどしても他の人間を運ぶことはできないため注意しよう。
なお、これらの方法で空が飛べるようにはなるが、意外と難しいので練習が必要。コツは「考えるな。感じろ」である。

部品: 移動に掛かる時間を軽減する
別名「移動時の消費AR-1」。
羽妖精に抜け道を教えてもらったり、妖精の鱗粉や魔法で浮遊して速度を上げたりすることで移動に掛かる時間を減らす事ができる。
流石に空気を読むというか非常時や戦闘時にはしないと思うが、抜け道を教えてもらう時は悪戯に気を付けよう。変な場所に連れていかれたり連れて行かれた先に沼や落とし穴があったりするかもしれないので。

部品: 隠れているものを見つける
隠蔽無効化とも言うべき能力。能力というよりは羽妖精に見つけてもらったり見つけてくれたりする方法。
他力本願とか言ってはいけない。元々羽妖精は幸運をもたらしてくれる妖精と言われているので自身も運が良く、体のサイズも小さいので小さなものを探すにはうってつけなのだ。

部品: 幻影が効かない
様々な悪戯をする妖精だが、多いのが幻を見せて旅人や道行く人を迷わせたり池や沼に落としたりする悪戯だ。
妖精は幻影や幻術を自在に操り、古来から人々を惑わせてきた。そんな妖精が相手なのだ。生半可な幻影ではあっさり破られて逆に幻を見せられてしまうだろう。


部品: 羽妖精の助言
シフト評価のような効果はないが、煮詰まったら一緒にいる羽妖精に話を聞いてみるといい。解決の糸口が見つかるかもしれない。
もっとも、妖精は気紛れなので答えてくれるかわからない。一生懸命説明してくれたとしてもそれが分かり易いかというとそうでもない。
話をするだけならいいが、切羽詰まった時に聞くのは賭けかもしれないのでご注意を。

部品: 妖精学者の職業解説
妖精学者とは、妖精をテーマとして調査研究を行う学者の事である。
傍から見れば妖精などという夢見がちな女子供が好むようなものを研究している変人に見えるかもしれないが、実際はそんなことはない。
妖精について知ろうと思うと、歴史的な視点や民俗学的な視点が必要となり、場合によってはイギリスやアイルランドだけでなく世界全体の動きや歴史的出来事が関わってくるため、妖精学者として妖精を語ろうとすると、想像以上に広い知識が必要となってくるのである。

部品: 妖精学者の着用制限
民俗学的な見地、歴史学的な見地、文学的な見地など、どういった方向性からでもいいので妖精をテーマに6年以上調査研究したものが着用できる。

部品: 現代社会の学者よりも知識の量が多い
ニューワールドは妖精や妖怪、神々が実在する世界であるため、リアル社会のそれよりも調査で得られる知識や見識が多い傾向がある。
何せ聞こうと思えば直接聞けるわけで、そこから得られる知識はリアル社会より多いのは当然だろう。
しかし、直接聞けるが故に調査活動をする場合は相手に失礼が無いように気を付けたい。いないようでいて実はいたり、こちらは見えないけど相手は見ていたりするし、何より実体として存在するのだから怒らせたら直接的な被害が及ぶ危険性があるのだから。

部品: 節度を持って調査研究をしましょう
世の中、好奇心や探求心が行き過ぎて周りに迷惑をかけてしまうケースが多々あります。
時にはマッドと呼ばれるくらい研究にのめり込むことも必要ですが、基本的にそういった行動は他人に嫌われることとなり、自分だけでなく他の研究者の活動を妨げる事にもなります。
学者、研究者の皆さんは節度を持って調査研究をしましょう。

部品: 妖精学
妖精学とは妖精という存在をテーマにした学問の事。要するに日本の妖怪学の西洋版である。
単純に妖精伝承を調べるだけでなく、その伝承の類例がないかを調査したり伝承で語られている出来事と結び付けられる歴史的出来事がなかったかを調べたりと方向性やアプローチは多岐に渡る。
その内容上、神話学や民俗学の一端としても数える事ができる。

部品: 妖怪学
日本の伝統的な『見えない世界の存在』である妖怪についての学問。
姿形や性格などは異なるが、日本の妖怪と西洋の妖精では共通点があるものがいる。
水難を起こす存在として定義されている妖怪の河童と妖精のケルピーなどがそれに当たり、そういったものを比較研究するためにも妖怪学を学んでいる必要がある。

部品: 神話学
世界各地に存在する神話伝承を調査研究する学問。
体系的に見れば妖精学も神話学の一端であり、ケルト系の神話やそれに類するものを研究しているという形になる。
妖精がケルトの神々の力が衰えた存在と捉える見方もあるため、他の神話も学んでおく必要がある。

部品: 比較神話学
神話学の研究カテゴリーの一つ。
異なる神話体系を比較し、そのルーツや神話同士の影響を調べることをテーマとしている。
例としては、ヤマトタケルの草薙の剣とアーサー王のエクスカリバーがどちらも青銅器文化の中にある鉄の剣を題材にした伝承であると捉え、中東圏にある同じような伝承と比較し、イギリス・中東・日本の間で一つの伝承が伝わったのではという説が挙げられる。

部品: 歴史学
その名の通り、世界の歴史を紐解いて調査研究する学問。
伝えられている神話伝承の中には歴史的事実を題材として神話体系に組み込まれているものもある。
良くある例として挙げられるのが、人間の別種族同士の抗争とその勝敗が、勝者側の神話における神々の勝利として語られているパターン。

部品: 民間伝承研究
神話のような壮大な話ではなく、人々の間に伝わる小話やお伽噺を研究する。
妖精伝承の多くはこういった民間で伝えられている伝承で、文章化されていないケースも多い。
文章化されていない故に伝える人がいなくなると途端に消えてしまうため、話として伝えられる伝承を見つけ出して記録するのも大切な仕事である。

部品: 民俗学
神話や伝承は基本的にその民族の生活や習慣に根付いたものが多い。
西洋の妖精と日本の妖怪の気質の違いはそのままイギリス・アイルランドの人々と日本人の性格の違いだと捉えるものもおり、同じものに対する見方でも文化的・精神的違いがどのような形で現れるかを比較するためにも民俗学は必要とされる。
また、妖精伝承が研究テーマとなることから、妖精学も民俗学の一端と捉える事ができる。

部品: 健康な身体
フィールドワークをするのならばひ弱ではやっていられない。
日頃から適度な運動をし、体を鍛えておくことで野外での調査活動をするだけの気力と体力を得る事ができる。

部品: 複数の言語の習得
研究するテーマや分野によって異なるが、他国の神話や伝承を調査研究するのであればその国の言語を習得しておくことが望ましい。
文献資料に当たる研究の場合はその原典を読解することが望ましいとされているためだ。
また、口伝の伝承に当たる場合は当然ながらその言語を聞き取れないと意味がないため、研究分野によっては必修とされる。

部品: 古文の読解力
神話や伝承として伝えられているものの中には、既に失われてしまったり別の言語に変質してしまった言語で記載されているものもある。
そうでなくとも日本の現代文と古文では色々と異なる部分が見られるので古い文献を当たろうと思うのならばその言語の古文も読解できるようにならなければならない。

部品: 聞き取りながら速記する
口伝の伝承を記録する場合で、録音テープなどに頼れない状況では聞き取りながら記録していくという動作が必要となる。
特に口伝の伝承は語り手が伝承となっている歌や文を一連のものとして丸々暗記しているケースが多いため、一度止めてしまうとまた初めからやり直さねばならず、お互いに非常にストレスとなる。そうなると必然、速記の能力が必要となるため、研究分野によっては習得することが望ましい。

部品: コミュニケーション能力
現地で神話や伝承を調査する場合、それらを知る現地の人と円滑なコミュニケーションを取れる必要がある。
これができないと資料となる文献や口伝の伝承を教えてもらう事ができなくなるため、調査研究に多大な支障が発生する。
過去、それで苦しんだ研究者も多いため、現地で調査研究する場合は注意されたし。

部品: 散歩の達人とは何ぞや
散歩とは、気晴らしのため、健康のため、ペットの世話のため、季節を感じるため等々、そういった目的のために自宅や滞在先の周辺をぶらぶら歩くこと。
そして、それの達人が散歩の達人だ! 何、よくわからない? 大丈夫、世の中には昼寝の達人なんてものもいる。それと同じでふわっと「あ、散歩の達人なのね」と思ってもらえればOKだ!

部品: 散歩の達人と言われる人
どういう風になれば散歩の達人と言われるのか。そんな着用制限的なものを説明しよう。
散歩好きであることは当然のごとく第一条件。これがなくてはそもそも散歩の達人と言えるほど散歩できない。
そして第二条件が自他ともにその人が散歩の達人だと認められる事。 資格試験みたいのはないから皆に認められるのはなかなか難しいぞ。

部品: 散歩部のコミュニティ
散歩部という組織がある。散歩好きと散歩の達人たちが集う小さな小さなコミュニティだ。
別に散歩部に所属していないと散歩の達人になれないわけじゃないが、大体の散歩の達人は散歩部に所属している。
そこでみんなでお喋りすると色々な事が聞けて楽しいぞ。

部品: 心は穏やか
散歩はストレス発散のために気晴らしの一環で行われるもの。散歩で毎日ぶらぶらしている散歩の達人ともなればストレスの発散度合いも半端じゃない。いつも穏やかな心で日々を過ごす。

部品: 毎日の散歩で健康
毎日散歩をする散歩の達人は運動の量には事欠かない。平地ばかりが道じゃない。時には山にだって散歩に行きます。毎日鍛えた足腰があれば散歩できる範囲も広がります。

部品: 適度な運動で不眠知らず
散歩のような適度な運動は睡眠を促す効果があり、不眠症の人には散歩が勧められます。毎日適度な運動をこなしている散歩の達人は不眠なんてなんのその。心地よい日差しと心地よい木陰があれば散歩中だって昼寝ができます。

部品: 散歩をしながら思案する
過去の哲学者や思想家は歩きながら考え事をしたり考えを語り合う事を好んだと言います。実際、歩きながら考え事をすると意外といいアイディアが浮かんできたりするものです。
なので、散歩の達人は何かに悩んだらまず散歩に行きます。それでいいアイディアが浮かべば儲けもの。
でも、普通の人がこれをやる時には気を付けて。周りを見ないと人や物にぶつかるよ。

部品: あらゆる道を知っている
散歩の達人は、達人というだけあってぶらぶらと歩いた事がある道の数が半端ない。具体的に言えば、自分の住んでいる地域なんて完全に自分の庭。
どんな地域でも散歩している散歩の達人は道を知っているのだ。いつも散歩している場所ならば、どこに何があるかを散歩の達人は全部知っています。
食べ物が美味しいお店や隠れた名店、果ては猫の集会場まで。もちろん行くと危ない場所も知っている。
場所が分からないなら散歩の達人に聞くといい。達人ならば知っている。

部品: 脳内で地図を描ける
あらゆる道を知っていて地理にも詳しいのだから、それらを並べて思い描けばそれで地図が完成する。しかもそのうえ立体画像。まるでゲームでマップを埋めるように散歩の達人は頭の中で地図を描ける。
散歩の達人は一人に付き一つ、自分の頭の中に今まで散歩で見てきたものを書き記しておく地図を持っている。それはとても大切な記録と記憶。

部品: 絶対道に迷わない
脳内で地図を描ける散歩の達人。当然ながら歩きながら自分の位置まで把握している。
わからなくなったら周囲を見ればいい。どこかに見知った建物や風景が見つかるはず。それを基準にすれば自分の位置なんてすぐわかる。
カーナビいらずなのも散歩の達人の凄いとこ。

部品: 地図を見れば地形がわかる
散歩の達人はしばらく地図を見ていると地図を覚えて、まるで地元の人のようにその地域を歩き回ることができるようになる。
脳内の地図に複製された地図を見ればそれくらいはできる。でも立ち入り禁止区域には気を付けよう。入ったら普通に怒られるぞ。

部品: 土地鑑も土地勘もある
土地鑑は一定範囲の地域の地形や地理、道路、建物等の知識が経験を通して身についていること。土地勘は土地についての勘が働くこと。
散歩であちこち歩き回っている散歩の達人はどちらもしっかり備わっています。これのおかげで知らない土地でも迷子になることは少ないのです。

部品: 独自の道路網を持っている
散歩の達人はそれぞれが独自の道路網を持っている。
元々ある抜け道や誰も知らない小さな道、猫の移動ルートに人のお宅の庭先まで、地図に載ってないような様々な道を自分が歩きやすいルートで決めている。だから同じ場所に行こうとしても通るルートがみんな違う。

部品: 何かと情報通
散歩中に色々な人と話をするから人の噂は結構知っているし、その地域で何があったかの話も沢山聞ける。それにいつも散歩で色々見て回っているから何か変化があったら気付きもする。だから意外と散歩の達人は情報通。

部品: 散歩の時に出会う人々とは大抵知り合い
散歩の時にいつも出会うという人は必ずいる。散歩している範囲が広い散歩の達人ならば、そんな人は沢山います。
いつも同じ道で出会う人、同じ趣味の人、いつも庭先を通らせてもらっているお宅の人、ただ挨拶を交わすだけの人、一緒にお喋りしながら歩く人。名前は知らなくても顔は知っている。そんな人たちだっています。
散歩する時出会う人は大抵知り合い。緩い繋がりなのに顔が広いのも散歩の達人の凄いところです。

部品: 抜け道の先のお宅と親しくなる
抜け道を移動していると、たまに誰かのお宅の敷地に出る事もある。
そんな時、散歩の達人は素直に謝って穏やかに笑う。一回二回は怒られてもそのうち親しくなることもある。
親しくなったらお土産片手に抜け道を通るのもいい。行った先で楽しいお喋りをするのもいいことだ。

部品: 人に道を尋ねられる
そんなこと? と思うかもしれないが、意外とこれも重要な事。
尋ねる相手だって馬鹿じゃない。尋ねて答えてくれそうな人を無意識のうちに探して尋ねているのだ。
人に道を尋ねられるのは、尋ねられた当人が優しいオーラを出しているから。この人なら頼んで大丈夫だろうと相手が思っているのである。
散歩の達人が人に道を尋ねられることが多いのも、相手がそんなことを感じているからだろう。

部品: 時には誰かの伝言役
様々な人と知り合いの散歩の達人は抜け道を出た先のお宅で伝言を頼まれることもある。
取るに足りないものであっても、それはそれで人と人を繋ぐ大事な役目。散歩のついでと割り切って笑って請け負う散歩の達人。

部品: 見慣れた風景に新しさを見出す
いつも同じ場所を歩いていると、いつしかその風景も見慣れてきます。それが都会ならば代わり映えのなさに飽きてしまう事もあるでしょう。
散歩の達人は、そんな場所でも小さな変化に目新しさを見出します。季節の変化、町の変化、人の変化。それこそ、波や風でざわめく木の枝の動きにさえ変化や目新しさを感じて楽しむ人。それが散歩の達人です。

部品: 珍しいものを見つける
いつもと違う道を行けば、そこに珍しいものを見つける事もあるでしょう。珍しい花、珍しい品、珍しい風景、珍しい人。そんな素敵で面白いもの、あるいはとても怖くて恐ろしいもの、そんなものをよく見つける事ができるのも散歩の達人だからこそ。
でも、散歩の達人はそれを持っていくことはしません。散歩の達人はそっと自分の頭の地図に何があったか書き加えるだけ。持って行ってしまったら、それはただの泥棒です。

部品: 歩きながらのお喋り
一緒に散歩しながら見つけたものや感じたことをお喋りするのは、散歩仲間のコミュニケーションとしてとても重要な事。楽しい事だけではない。辛い事や苦しい事、悩んでいる事を話しても構わない。それだけで気分は晴れるし、皆で話せばいいアイディアも浮かぶかもしれない。
だから、一緒にいる人とお喋りするのも散歩の達人にとっては大切なこと。まして、散歩中に出会う知り合いが多いのならばなおのこと。

部品: 結果的に地域の見回り
散歩で様々な場所を歩く散歩の達人は、結果的に地域の見回りを果たしている。
単に顔を合わせて挨拶するだけでも何処の誰が元気にしているとわかるから。相手の方もいつも来る人が来ないとなんか寂しいもの。
人と人の繋がりは無くてはならない大切なもの。

部品: 雨にも負けず風にも負けず
雨が降っていても風が強くても、散歩ができそうな日なら散歩の達人は散歩に行きます。
そんな中を歩くのも風情があって良い。そんなことも思えてしまうのも散歩が好きな散歩の達人ゆえのもの。

部品: 気紛れに道を変える
散歩の達人の散歩は風の向くまま気の向くまま。さっきまでいつもと同じ道を歩いていても、ちょっとの気紛れで道を変える。
急に横道に入るだけじゃない。たまに元来た道を戻ったりもする。後を追う人は大変だけど、散歩の達人は気にしない。

部品: 猫と共に抜け道を行く
抜け道をよく知る散歩の達人。それに負けず劣らず抜け道を知っているのが猫。しかもその柔らかい身体で狭い道や細い道もなんのその。追いかけてみて逃げられた人も多いはず。
散歩の達人はそんな猫の抜け道も知っている。流石に身体が入らないところは無理だけど、先回りできる場所は知っている。猫を追いかけ猫と一緒に散歩する。それも散歩の達人のなせる業。

部品: 最短ルートを行く
普段はふらふら、ぶらぶら行先も決めずに歩いている散歩の達人も、たまには行先が決まっている時もある。それが急がなきゃいけない時は道を選んでなんかいられない。自分が通れるルートで最短コースをまっしぐら。
え? それってパルクールとかフリーランニングじゃないのかって? いえいえ散歩です。直進しないで抜け道を通っているので散歩です。達人の散歩なんだからこれくらいはいいでしょう。

部品: 無いなら作る
場所によっては抜け道なんてない場合もあるでしょう。そんな時はどうするか。無いなら、作るのです。
抜け道というのは誰かが通れそうと思って通っているうちに道となった場所。ならば、その先駆者となれば抜け道は自ずとできるものなのです。
地理に詳しく様々な抜け道を知っている散歩の達人ならば、自分で抜け道を作ることもできるのです。
ただし、抜けて作って良いのは道だけです。家やら壁やら障害物やらを突き抜けて道を作ってはいけません。それは散歩の達人の業ではありません。

部品: 野伏の職業解説
野伏(レンジャー)とは曖昧な部分の多い職業である。何せ、日本と西洋と現代社会でそれぞれ意味合いが違うのだ。
これらは「山野や森林地帯で主に活動する野外活動やそれに付随する戦闘行動のスペシャリストである」ということ以外に共通点はなく、その活動内容さえ千差万別である。
フィクションにおける野伏(レンジャー)は山野や森林に精通し、そこでの活動や戦闘を得意とする軽戦士、言わば狩人のような職業であり、ニューワールドにおける野伏もそれに準ずる。

部品: 野伏の着用制限
山林や森林地帯での森籠りを6年以上したものが着用できる。なお、森は深ければ深いほど良い。
また、その間の移動距離が帝國・共和国両陣営の全ての藩国を行脚しているほどのものでなければならない。複数回行脚しているようならばない良い。
移動距離の課題があるので流石に全く人里に触れてはいけないわけではないが、最低でも樹海クラスの森で1ヶ月以上単独で生存できるようでなければ野伏は名乗れない。

部品: この野伏はならず者ではありません
野伏(レンジャー)には複数の意味合いがあるのは前述したが、その中に山野を根城として追い剥ぎや強盗を行う武装農民や野武士、定まった住居も無く野宿する者の事などを指して野伏と呼ぶというものがある。
野伏という言葉だけで調べるとこれに至るケースは少なくないが、ニューワールドの野伏は「山林や森林に精通した野外活動のプロにして軽戦士」であって「山や森に潜んで追い剥ぎや強盗を行うならず者」ではない。それは山賊と呼ばれるものであり、野伏はそれと異なるものであることを強調しておきたい。

部品: 森林地帯を移動すると必ず目的地に辿り着く
野伏は野外活動のプロフェッショナルであり、特に山林や森林地帯での活動に強い。
普通の人間であれば迷ってしまうような森の中でも迷うことなく進むことができ、妨害工作があったとしてもそれを迂回し遅れることなく目的地に辿り着ける程の能力を持つ。
日頃から山林や森林地帯で活動している野伏にとっては、そこが自分のテリトリーでなくとも周囲の環境から類推することでいくらでもカバーできるのである。
システム2風に言えば『森林地帯での移動判定に絶対成功する』という能力になる。

部品: サバイバル技術
山林や森林地帯を活動の拠点に置く以上、サバイバル技術の習得は遅かれ早かれすることになる。
サバイバルにおける必要事項をまとめると、最終的には衣・食・住の確保、という課題に至る。つまり、体温を維持するものの確保、水と食料の確保、安全な拠点の確保である。
その方法論については千差万別だが、野伏は通常の森であれば生き抜いていけるだけのサバイバル技術を持っている。

部品: 短剣の取り扱い方法
ナイフやダガー、短剣といった小型の刃物は入手が容易で日常生活でも使用頻度が高く、何よりサバイバルを行う上で必須と言っていい。
しかし、それゆえに扱いを間違えるとすぐに怪我をしてしまうので、自分が怪我をしない使い方を習得しておく必要がある。特にサバイバルな状況下では医薬品の入手も難しいので極力怪我をしないように心掛けねばならず、使い方を習得しておく事の重要性は更に高まる。
また、刃物という道具である以上、刃を研ぐなどのメンテナンスをしなければ遅かれ早かれ使い物にならなくなるので、メンテナンスの方法も学んでおく必要がある。

部品: 例外的に小剣サイズまで使用可能
短剣というと基本的には全長30cm前後くらいの剣を指すが、野伏は例外的に全長70cm前後の小剣サイズの剣ならば使用できる。
その理由は山林や森林地帯を切り拓く際に便利な鉈や山刀がこれくらいのサイズであるため。余談だが、カトラスもこれくらいのサイズ。
全長が長い分だけ短剣に比べると精密さに欠けるが、森に生きる野伏にとってはなくてはならない代物なので、扱えるのも当然なのである。

部品: 短剣を使った白兵戦闘
野伏の白兵距離戦闘は基本的に短剣を用いる。
森の中では木々が邪魔をして刀身の長い剣や長柄の武器は使いにくいからだ。
また、単純に作業用刃物として使用することもできるため、野伏は大抵短剣を持っている。
アイドレスシステム2風に言うなら『短剣を使った白兵距離戦闘行為が可能』となる能力。

部品: 短剣による近接戦闘術
短剣や小剣を用いた近接戦闘術。
刀身が短い軽くて扱いやすい剣を用いる事から、機動力を削がれることなく攻撃と防御に移ることができ、格闘術との相性も良い。
アイドレス風に言えば『白兵距離での攻撃、防御、移動評価+2』の評価を受ける事ができる技術。

部品: 弓手としての基礎技能
弓は飛び道具であり、相手の攻撃が届かない位置から攻撃できるのが大きなアドバンテージです。
故に弓手は相手に近づかれないように間合いを保つ術を持っていなければならず、単純な弓の使用法の他にも目標との間合いの維持の仕方や射撃後の移動の必要性などといった技能を身に付けています。

部品: 弓矢の作成と調達
金銭で弓矢が調達できる環境にいる場合はいいですが、それでは人里離れた場所などで弓が壊れたり矢が尽きたりした場合に対処ができなくなってしまいます。
森の中や山の中などで弓矢の調達が必要になった場合の対処法として自然環境の中で調達できる素材を利用した弓矢の作成方法を身に付けています。

部品: 弓を使った射撃戦闘
野伏が使用する飛び道具は弓です。一言で弓と言っても様々なものがあり、使える状況や使いにくい状況も異なります。
弓矢の基礎知識を学ぶ事で自分はどのような弓を使えばいいかを理解し、状況と技量に応じた弓の選択を可能とし、弓手としての基礎技能を身に付ける事で弓を用いた狩猟や戦闘ができるようになります。
アイドレスシステム2風に言うなら『弓を使った中距離戦闘行為が可能』となる能力です。

部品: 弓手の近接戦闘術と射撃戦闘術
飛び道具が主体の弓手にとって接近戦は本来は避けるべき事態です。
ですが、手持ちの矢が尽きたり相手の接近を許してしまったりして接近戦をせざるを得ない状況になることは可能性として十分あります。
そうなってしまった場合の対応として近接戦闘術を習得しておく事は、翻ってそのような状況を作らせない立ち回り方や体の急所を理解する一助となるでしょう。
アイドレスシステム2風に言うなら『中距離での攻撃評価+2』される技能です。


部品: 森林組合長の職業解説
『NW森林組合 FairyForest』のトップである組合長を示す職業。
組合員とは異なり、組合業務だけでなくそこに至るまでの交渉や報告の取りまとめを行う事務、特別業務の陣頭指揮などといった組織のトップとして必要な技能も持ち合わせている。

部品: 森林組合長の着用制限
『NW森林組合 FairyForest』の組合長の職業アイドレスなので、当然ながら組合長専用である。
基本的にはNW森林組合の組合長である間しか着用できないが、事実上の那限・ソーマ=キユウ・逢真の専用の職業アイドレスのためおそらくアイドレス終了までこのままだろう。
アイドレス終了時には後任となる人物に組合長の職を譲るつもりではいる。というより、そうなってほしいなと思っている。
とはいえ、NW森林組合の組合長になるには森林組合員としての能力の他に交渉や事務・経理、陣頭指揮といった能力も求められる他、森林管理業務に関する知識も必要となるため、数年程度の経験では組合長が務まらない。後任となる人物がいるとしたら、組合長補佐とか組合長代理といった肩書きで組合長となる修行を何年もする必要があるだろう。
いつの世も組織のトップの後継者育成は難しい。

部品: 世界情勢と自然環境の現状の把握
何かと戦火や事件の多いニューワールドでは世界情勢の把握は重要事項です。
何故なら組合に加入されている藩国が戦時指定になればその藩国の組合支部は活動できなくなる上に組合員の命も危険に晒されます。
また、その事件の結果次第では復興業務も考えねばならないほどの自然破壊が起こる可能性だってあります。
世界情勢を見極めるべく常にアンテナを張り、必要なら自分の目で見て回ることも大事なのです。
だから意味があって各組合支部に顔を出しに行っているのです。散歩の達人な散歩がしたいとか相方と藩国巡りしたいとかそういうわけではありません。ありません。

部品: 全国の気候風土知識
『NW森林組合 FairyForest』では組合共通の森林管理の方法を定めていない。定めてはいないが、組合長たるもの各国の気候風土がどんなものかは理解していないといけない。
いくら支部には「所属する藩国の気候風土に合わせた管理方法を行うように」と言ってはいても、何かあった時に備えて覚えておくことは大切なことである。
……実際のところ、この組合長、相方と共に手伝いと称して各国の組合支部に出掛ける事が多いため自然と覚えただけ、というのが正しい。

部品: 林業の基礎知識
組合長も組合業務の手伝いに行くのだから森林管理の手法は覚えていないといけない。
もっとも、この組合長が持っている基礎知識は一般的に第七世界と呼ばれている世界での知識。具体的には森林管理参考マニュアルの知識である。この知識では全ての藩国の気候風土には対応できない。
とはいえ、重機や特別な機材を使わない作業の参考事例として組合員に紹介されてもいるので、ある意味これが基礎知識ですと言っても間違いではないのかもしれない。
参考までにURL:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/31.html

部品: 森林組合のマニュアル
『NW森林組合 FairyForest』で制定された規則やらマニュアルやらの知識です。具体的にはスタッフマニュアル×2。
自分で作ったものなので覚えていないわけありません。むしろ細かく作っていたおかげで今助かっているという……げふんげふん。
業務の流れや非常時の対応なども記載されているので、これを覚えておかないと様々な支障が出る事でしょう。
参考までにURL1:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/25.html
参考までにURL2:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/38.html

部品: 雇用の条件
『NW森林組合 FairyForest』で規定されている雇用条件の知識。自分で考えたのだから覚えてないはずがありません。
基本的にNW森林組合では組合員の雇用は各藩国にある組合支部に任せていますが、時には組合長がスカウトする場合もあるでしょう。
そんな時にこれを覚えていないと色々困ります。組合員への給料についても触れているので組合員も困ります。
参考までにURL:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/24.html

部品: 決断をする
簡単なことですが、簡単にはいかないことでもあります。特に組織のトップともなればその決断が組織に属する人々の一生を左右する事さえあるでしょう。
非常な決断を迫られることもあるでしょうが、決断しなければ先に進めませんし、決断しない事で大きなデメリットが起こるかもしれません。
決断すべき時に決断する。組織のトップとしてもっとも簡単な事の一つであり、もっとも難しい事でしょう。

部品: 運営方針を決める
個人であれ組織であれ、「何をするか」が決まっていないと何もできないのが当たり前である。
その組織で何をするか。目の前の事態にその組織はどう対応していくのか。そういったものを判断し、方向性を決めるのは組織のトップの仕事です。
というより、何をするかを決めるという事は組織のトップのもっとも基本的な仕事であり、これができなければ組織のトップは務まらないでしょう。

部品: 組織を整える
組織とはある意味で道具のようなものとも言える。
道具を使って何かをするのなら、道具の使い方だけではなく道具の手入れも考えなくてはならない。
組織のメンテナンスや人員配置、不正会計が行われていないかのチェック等々、組織に属する者たちが存分にその力を揮えるようにすることも組織のトップの役割である。

部品: 模範になる
いくら組織のトップとはいえ、言っていることとやっていることが乖離していれば説得力も信頼も失います。
言い出しっぺの法則ではないですが、何かをやるならそれを率先して行い、規律を守り、組織に属する人たちへの模範となるように心掛けましょう。
設定国民たちは貴方を見て真似をするのです。それを肝に銘じましょう。

部品: 陣頭指揮を執る
戦場や職場などで組織のトップが直接現場に出て部下に指示することを言う。
通常であればそのような必要がない場合も多いが、重要な案件に関わる事だと直接指揮を執りに行った方が事態に即応できるので行われるケースがある。
情報伝達技術の問題もあるが、古来は戦場に指揮官が出る事で味方の士気を上げたり事態への即応を行ったりしていたし、陣頭指揮を執ることで少なくとも配下の人々にこの件に対して組織長は本気なんだという事を周知させることはできるだろう。
社長室で事務仕事をすることも大切だが、それだけをしてればいいわけでもないのだ。

部品: 責任の所在を明確にする
どんなことであれ、失敗した時の責任は取りたくないもの。しかし、だからといってそれをなぁなぁで処理してしまうのも組織として良くありません。
では、誰か一人に責任の全部を押し付けてしまえばいいかというとそうでもありません。それでは責任逃れをしている人が必ず出るでしょう。
もちろん、何でもかんでも辞めさせればいいというわけでもありません。それもある意味で責任を放棄しているとも言えます。
失敗があればきちんとそれを精査し、責任を取るべき人と取らなくてもいい人を見極め、然るべき対処を行う。難しい事ですが、組織のトップにはこういう事も必要です。

部品: 信賞必罰
良い事は良い事として褒め、悪い事は悪い事として叱る。割とどこかで誰かがいつも言っている事ですが、これはこれで難しい事です。
褒めるべきところを褒めるのも叱るべきところを叱るのも見極めとタイミングが大切です。
まずは小さなことからコツコツと。ありがとうの一言から始めましょう。

部品: 後進の育成をする
いくら今のスタッフが優秀でも、永遠にそのスタッフで仕事ができるわけではありません。
組織に新しい風を吹き込むためにも、組織の在り方を理解してもらうためにも後進の育成は欠かせません。
即戦力の雇用は一見有効そうですが、長期的視点で見れば人を育てていかない限り組織の存続はあり得ません。
組織は存続させてこそ意味がある。後進の育成は大切です。

部品: 交渉する相手と内容
組織のトップが交渉しなければならない相手や内容は多岐に渡る。これは相手がプレイヤーだけとは限らない。
例えば、土地の管理や開発を行う際にその地を長く管理している長老会といった設定国民の人々とも交渉しなければいけない事もある。いくら藩国政府の指示があったからと言っても、その土地に愛着を持つ人々もそうして欲しいと思っているとは限らないのだ。

部品: 交渉術
交渉を円滑に進めるための技術。
お互いの利害関係で不一致が起こっている場合にそれを解消するために行われる対話や取引の事を指すのが交渉ではあるが、利害の不一致が発生している以上、お互いがきちんとした対話ができるかというとそれが中々難しい。主義主張や求めるものを最大限通したいのが人間というものだからだ。
一事が万事相手にこれを求めるのは難しいが、お互いの落としどころを見つけるためにも自分が持っているに越したことは無い技術である。

部品: 話術
言葉を交わして交渉する以上、会話が無くては始まらない。
これは円滑に会話を行うための技術であり、相手にはっきり意図が伝わるかはこれに懸かっている。
また、話が進まなくなるのを避けるために言い方で相手を激昂させないようにする技術も含まれる。
もっとも、訓練によって身に着けたとしても、本当に会話が弾むかは本人の資質が問われる。

部品: それを成す熱意
何故そうしたいのか。何を目指しているのか。交渉を行うのなら、その熱意を相手に伝えねばならない。
粘り強い交渉を支えるのもそういった熱意や信念があるからだ。
これがなくても纏まる時は纏まるが、これがないと難しい交渉は纏まらない。

部品: 交渉経験
仮に訓練を受けたとしても実際にそれを経験してみなければ上手くいくかはわからない。
実際に幾度となく行われた交渉は何物にも代えがたい経験であり、それが交渉の幅を広げさせる。
もしも同じ相手と何度も交渉していれば、それまでの交渉の数々が折り合いを見つける一助にもなるだろう。

部品: 交渉のための情報収集
相手の人格や言いたい事などを知るためには既出の情報をまとめ、それを整理して考察する力が求められる。
また、相手が何故そういう意見なのかは聞いてみるか調べてみるかしないとわからない。
そのためには交渉相手の情報収集が欠かせない。

部品: 平常心
感情を高ぶらせてはまともな交渉は成り立たない。それは自分にも相手にも言える事であり、少なくとも自分に関しては制御できる。
心だけでなく顔の制御もできるといいでしょう。感情が顔に出ればそこにつけこまれる可能性もあるし、それが相手を不安にさせる可能性もあるでしょう。
常に冷静に、そして粘り強く交渉を行うために訓練で心を鍛えて得る事ができる能力。たまに訓練無しでできる者もいるのが世の常。

部品: 身だしなみ
外見じゃない中身が重要なんだ。人は良くそう言いますが、同じことを言ってもイケメンでは許されるのにブサメンでは許されない事はよくあります。
服装を小奇麗にし、身だしなみを整えるだけで相手が言葉を聞いてくれるか否かがだいぶ変わります。
場合によっては相手の民族を尊重して同じ民族衣装を着るなど、相手が話を受け入れてくれるような恰好を選択します。

部品: 事務能力の必要性
専属の文官や事務員がいても、多くの場合、組織や企業のトップは事務仕事からは逃げられない。
各地各部署からの報告書やそれらに指示を出す命令書、取引先や訪問相手へ送る手紙やメールの作成、業務上必要な書類の確認や作成等々、様々な事務仕事をする必要があるのである。
最低でも、どうしてもトップに確認してもらわないといけない書類の確認ができるくらいの事務能力とその書類にハンコを押せるくらいはできないといけない。
それは組織や企業のトップとしての責任である。

部品: 書類の読解と作成
書類と称される書付けや文書は、様々な記録を保存しておくための文書として重要なものである。
事務仕事とはその多くが書類の処理であり、これらの作成と読解は組織のトップともなれば必須技能と言えるだろう。
書類も読めない組織のトップというのは資質に問題有りと評せられても仕方がないのだ。

部品: 書類の書式統一
気付きにくいかもしれないが、書類の書式を統一しておく事は仕事の効率化の面で重要である。
膨大な書類を処理しなければならないからこそ、見やすいレイアウトや分かり易い記載方法を考えて負担を減らすのも大切な役目なのだ。
でも気を付けろ。書式をころころ変えるとそれはそれで周りは混乱するぞ。

部品: 速読・速記
大きな組織になればなるほど大きな企画になればなるほど書類の数は飛躍的に増えていく。
それらの精査を疎かにするわけにはいかないが、かといって時間を掛ければ掛けるほど書類は雪だるま式に増えていくし、それが済まないと作業が進まないのもまた事実。
ではどうするか。単純である。精度を下げずに読む速度と書く速度を上げるのだ。
無理と言うなかれ。慣れてくれば何とかなる。でも、他の人に振るのも忘れずに。そうでないと過労死してしまうぞ。

部品: 経理の知識
組織のトップが覚えていてもいい知識の一つ。
実際に経理や会計を行うことは無くとも、経理や会計もできるだけの知識はあるに越したことは無い。
何故なら、それができないと大まかな資金繰りができないし、経理や会計を行うものが何らかの不正をしていた場合に気付くことが遅れるからだ。
方向性や間違いを見出すためにもあって損はない知識の一つと言えるだろう。

部品: 法律の知識
組織のトップとして無いよりはあった方がいい知識の一つ。
特にトップを務める組織や企業が多国籍だった場合、派遣先や支部のある国や地域の法律をある程度知っておくのは重要なことである。
もっとも法務を担当する事務員がいるのであれば、その全てを覚える必要はないし、対応をする必要もないだろう。
餅は餅屋。組織のトップは他にもやらねばならぬことが沢山あるのだから。

部品: 森林組合員心得
『NW森林組合 FairyForest』で定められた規約やNW森林組合で行われている取り組みを指す。
組織に所属する以上は守られるべきものであり、森林組合員にはこれを順守することが求められている。

部品: 組合業務で培われた体力
森林組合の組合業務は重労働である。道具を持って山や森を歩き、必要なら穴を掘り、木を切り倒し、それを運ぶことさえある。
これを続けていれば否が応でも体力と根気はつく。

部品: 自国の気候風土知識
『NW森林組合 FairyForest』では組合共通の森林管理の方法を定めていない。各藩国で気候風土が異なる以上、それをしても上手くいかないのは目に見えているからだ。それゆえに組合本部は組合支部に「所属する藩国の気候風土に合わせた管理方法を行うように」と指示を出すのみである。
NW森林組合の組合員は自国の気候風土の知識を持ち、どのようにしたら木々が育つのかを自分で考えて実践していかなければならないのだ。

部品: 自国の森林管理の手法
各藩国の気候風土が異なるため、それぞれの支部ではそれぞれ森林管理の方法を定めている。
森林組合員はそれぞれがその手法を覚え、木々の植林・保育管理・枝打ち・伐採などを行っていくのだ。

部品: チームワーク
NW森林組合では組合員の安全と作業効率の観点から、基本は主任をリーダーとした複数人のグループ、最低でも二人一組のグループで活動するよう義務付けている。
グループで活動する以上、仲間との連携は必須となる。森林組合員は組合業務を通じてこの必要性を体感しており、作業の際の声掛けや息を合わせての行動を心掛けている。

部品: 木々への愛着
長い間苦労して育てているとそれそのものに愛着がわいてくることがある。
森林組合員は愛着を持って木々を育て、その気持ちが大事な木々が育つこの森を守って行こうという気持ちへと変わっている。
決して木々にデヘデヘしているダメな人ではありません。愛着を持っているだけです。

部品: 環境保護意識
森林を守っていくためには木だけを見ていればいいわけではない。
その周辺の環境、土壌や水源なども整えなければ木々は育つことなく枯れていきます。
それをなんとかするために森林が育つように自国の環境も守っていかなくてはならないという意識を持っている。

部品: 森の中の歩行術
山林、森林を歩くのと道路を歩くのとでは歩き方が幾分か異なる。端的に言えば、山林や森林の方が足場が悪く高低差や障害物も多いのである。
ただ歩くだけでも大変なのに、そこで野生動物に悟られないように行動したりできる限り自然を傷つけないようにしたりしようと思えばそれは更に難しくなる。
登山靴やトレッキングシューズなどの足にフィットする丈夫な靴を履いていくのは基本中の基本。

部品: 地形把握
手入れの行き届いていない森の中ほど入り組んでおり、足場も悪ければ障害物も多い。
山林や森林を行く者にとって地形の把握は自分の体力の損耗を抑える意味でも行先を考える上でも重要な技術である。

部品: 地点記憶
木々が連なる森の中は見通しも悪く、わかりやすい目印を見つけるのも難しい。森が広くなれば尚更で、自分の位置が分からなくなれば迷って死ぬことさえある。
どこに何があるかを記憶するのは森の中で迷子にならないために絶対に必要な事である。
森の中を行くのであれば、拠点の位置や通れる地点と通れない地点、場合によっては水源の位置など覚える事は沢山あるので無くてはならないものと言える。

部品: 植物知識
山林や森林に生えている山野草などの知識。
薬草・毒草なんでもござれな知識ではあるが、専門職の知識ではないので内容は図鑑レベル。経験的なものが加わればもう少し詳しくなる。

部品: 樹木知識
山林や森林に生えている樹木に関する知識。
木に生る果物の情報も含まれている。割と広範な知識ではあるが、広範であるが故に知識量としては図鑑レベル。

部品: 野生生物知識
獣・鳥・昆虫などの野生生物の知識。山林・森林、砂漠・極地、荒野など様々なフィールドの野生生物を網羅している。ただし、知識量としては図鑑レベル。
もっとも、森の中には毒蛇や熊を始めとした出くわしたら割と危険な生物が溢れているため対処法を知っておく意味でも重要な知識。
植物の知識と合わせて覚えておくことで野生生物の生態がわかってくる。

部品: 危険察知(野外活動)
森や荒野などではいつ何時に野生生物の襲撃や突然の自然災害が起こるか分かったものではなく、これの精度は生死に係わる。
周囲に残された痕跡や天候の変化などから身にかかる可能性のある危険を察知する能力である。
野外活動における危険察知に重きを置いたものであるため、サバイバル技術でも必要とされる能力の一つと言える。

部品: 観察眼(野外活動)
対象を観察し、そこにある痕跡や現象を見て物事を類推する能力。
この場合、野外活動を置こう上で必要な植物の生態や野生生物の痕跡などの把握に重きを置いた観察眼になる。
サバイバル技術としても求められる能力の一つである。

部品: 樹木医の職業概要
『NW森林組合 FairyForest』で得られる資格および職業。
樹木や植物の診断・治療に重きを置いた職業であり、植物学者ほど専門的ではないが病理解明や育成環境の調査のために研究なども行っている。
NW森林組合では、魔術的・科学的手法に偏らずに植物や樹木を育て、後進の育成や一般社会への普及啓発を行える人材の育成のために導入された。

部品: 樹木医の着用制限
樹木医そのものは試験に合格し、その後、特定の専門分野を学ぶ研修課程を終えるとなることができるが、試験を受けるには満たさなければいけない条件がある。
その条件とは、現役の森林組合員である事と森林組合員として6年以上の勤務・実働が必要であるという事。また、その条件を満たしていなくとも、それに匹敵する実績があり、組合長が受験資格があると判断した場合には特別に受験許可が出る場合もある。
ただし、試験内容が広範かつ専門的であるため、7年以上の実績を持つ組合員でも不合格になるケースが多く、特別に許可が出たからと言って樹木医になれるわけではない。

部品: 樹木の診断・治療
樹木医の主な役割。樹木・植物が病気になっていないか診断し、必要ならば治療を施す技術。いわば樹木のお医者さん。
庭木や若木であれば植え替えができるので病気になったりした場合にそれらの考慮もされるが、巨木や古木は植え替えたとしてもそこまで育つのに相当の年月が必要になるため、病気の治療が検討される。樹木医はそんな時に力を発揮する職業であり、貴重な樹木を生かす手段を持つ者たちなのである。

部品: 樹木の調査・研究
樹木や植物の生態や状態を観察・調査し、研究を行う技術。
植物学者ほど専門的ではないが、樹木や植物の病気解明や環境調査のための活動として樹木医資格の一つに加えられている。
他にも外来種の影響を在来種がどう受けるのかや今まで取り扱った事のない植物や樹木を試験的に育成する研究もこれに含まれる。

部品: 特定分野における研究
多くの場合、研修課程で修めた分野の調査研究を行っている。
植物学者ではないため、森林管理に関係する分野で調査活動を行うものが大半だが、中には本格的に研究をしている者もいる。
そういった者たちは、特別業務で特定の植物を栽培したりする場合、どうしたら育つのかといった栽培実験に抜擢されて力を発揮する。

部品: 植生調査
ある一定の地域に生息している植物や樹木、周囲の自然環境を調査し、その地域ではどのような植物の種が、どの程度の量、面積で生育しているか、といった情報を集めて記録する作業。
国、地域ごとの自然環境の記録を取っておくことで、どのような生態系の変化があったかや何が原因で環境が変わったのかを知る一助となる。

部品: 環境改善指導
環境改善というと凄い事のように聞こえるが、実際は個人で持っている弱った樹木に対し、土壌や周辺の環境をどのようにすれば再び元気になるのかを指導する事。
人間でいう生活習慣病に対する生活習慣改善のための指導のようなものである。

部品: 病害虫・害獣の知識と対応
植物を食い荒らす病害虫や害獣に関する知識とその対応法の知識。
植物病理学と比べると専門性は劣るが、森林管理等で問題になりやすいのはこちらの方が多く、場合によっては害虫・害獣の駆除を依頼する必要も出てくるため人脈や交渉能力が必要となるケースも多い。

部品: 自然に関する知識の普及啓発
樹木医に求められるのは病気の治療や樹木の研究だけではない。
森林の管理が長い年月をかけて行われる以上、環境破壊がもたらす樹木への悪影響に対処するには多くの人々が常日頃から心掛けをしておく必要がある。
日常的に組合員以外の人々への働きかけを行うのも樹木医の重要な役割なのである。

部品: 森林組合員にして樹木医のモラル
NW森林組合はニューワールドの自然環境を守るために活動している組織である以上、樹木医資格を得た組合員たちはそれに協力するために樹木医資格を得た。
そして、森林を守る者である以上、一部の学者のように好奇心に駆られて希少な植物を採取してしまったり入ってはいけない地域に入ってしまうという事はしてはならない。
組合員として何年も過ごしてきた者たちにとって、それは当たり前の話であり、守られるべきモラルの一つなのである。
それを後進に伝える事もまた、樹木医の役割なのだ。

部品: 同僚と後進の育成
森林管理は何十年単位で行われるものであるため、後進の育成は必須と言っていい。
仕事のやり方や経験的なものは古参の組合員にも可能だが、それとは異なる理論的なアプローチは樹木医でなければできない。
また、同僚の組合員に対しても経験的なものではない研究に基づいた意見を述べる事で、また違った視点からのアプローチが可能となる。

部品: 樹木医の研修課程
無事に試験に合格した後、合格者はそれぞれ好きな課程を選んで研修に臨むことになる。講師は基本的に既に樹木医資格を持つ組合員が行う事になる。
なお、この研修中は合格した組合員も講師を行う樹木医資格も業務を行っている扱いになる。
ただ、行われる研修は研修を行う樹木医が研修を行った課程になるため、所属する組合支部に希望する課程を修めた樹木医がいなかった場合、諦めて別の課程を選ぶか希望する課程を修めた樹木医がいる支部に出向かなければならない。
大半は一つの分野を研修して終わるが、中には複数の分野を学んでしまうものもいたりする。

部品: 植物学
植物学は植物を対象とした生物学の分野の一つ。学問としては古くから存在し、ここから植物地理学や植物生態学など更に様々な分野に分かれていく。
植物全てが対象となっているため、樹木医は主な役割である樹木の診断と治療、それに伴う環境整備、単純な植物の種類や生態に関する広範な知識を修めている。

部品: 樹木学
樹木学は植物学の分野の一つで、植物学は植物と名のつくものを全てを対象とする広範な学問なのに対して、樹木学は植物の中の樹木という部分のみを対象とする学問である。
対象が樹木のみであるため学問としては偏りが目立つが、主な役割が樹木の診断・治療である樹木医にとっては樹木の生態や病害などに絞って修める事ができる有用な学問である。

部品: 園芸学
園芸学は農学に一分野であり、る園芸の技術向上と自然現象の理解、また文化や芸術的な見地から植物を利用した研究や開発を目的としている。
具体的には花のような観賞植物、野菜や果樹といった植物を取り扱う分野で、農家の出身だったり将来農家になりたいと思うものが修めている事が多い。

部品: 植物形態学
形態学は生物学の一分野で、生物の構造と形態に関する学問。生物の形や生物が持つ機能、といったものを研究し分類しており、植物形態学はその中でも植物に絞って研究を行う学問。
顕微鏡で細胞レベルで観察を行う分野の植物学、と思えばいい。

部品: 植物病理学
植物の病気について症状や原因を究明し、病害を防ぐ原理や治療する方法を研究する学問。
人間でいうところの医学に相当する分野であり、突き詰めた研究者は植物に病気を引き起こすメカニズムや感染が広がるメカニズムにまで踏み込んで研究がされている。
樹木医の場合は研究する側ではなく研究結果を見て学ぶ側ではあるが、この学問では病原体だけではなく自然的あるいは人為的な原因での病理も研究しているため必修と言ってもいい学問となっている。

部品: 植物地理学
植物の分布や生態を地理的要因や地質等の観点から研究する分野の学問。
ニューワールドでは藩国ごとに別世界かと思うほど景観や自然が違うため、この課程を修めたものは自国と他国の植生の違いに興味を持った者たちが多い。

部品: 動物学
その名の通り、動物について研究を行う分野。植物学と同様にここから更に分野が細分化されるのだが、樹木医資格を目指す組合員は殆どが益獣と害獣についての研究分野を学ぶことが多い。例えば鹿などは数が増えすぎると森の木々を食べて枯らしてしまうため、そういったものにどう対処するかを学びたいと思うものがこの分野を選択している。

部品: 昆虫学
広義の意味では動物学の一分野。動物学の中でも昆虫に絞って研究が行われている分野で、主に農業関係に関わってくる。
植物の害虫は古来からの悩みの種であり、農業ほど深刻ではないが森林管理を行う上でも避けては通れない部分である。
かと言って薬剤で殺しつくしてしまえばそれは生態系の破壊であるため、どこで折り合いをつけるか、どうやってつけるか、というテーマでこの課程を選ぶ樹木医候補生たちは多い。




インポート用定義データ


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"title": "那限・ソーマ=キユウ・逢真",
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"title": "人物像",
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"title": "出生",
"description": "“識継”と呼ばれる一族(或いは存在)の一人を名乗る青年。\n何かを調べる事を好む探求家・研究家的な伝統を持つ一族であるため、一族の者は旅に出る者が多いと言われている。\nニューワールドも旅の途中で立ち寄った場所の一つで、その過程で様々な世界を旅してきたのだが、周囲には第七世界人的比喩表現、つまるところ様々なゲームをしてきた的な意味合いで取られている。面倒なので訂正してないが。\nなお、一族の証のようなものとして鏡のように磨かれた黒耀石の装飾品(多くの場合ペンダント)を付けており、ピクシーQ・ソーマ=キユウにも同じものを贈っている。",
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{
"title": "人と妖精の間に立つ者",
"description": "妖精と人間の間に立ち、両者の橋渡しをする者。\nその原点は「ピクシーQと仲良くしたい」ただそれだけである。\n人間と妖精の交流で大抵問題になるのが妖精のタブーを人間が破ってしまう事だ。タブーを破らずに仲良くなるためには妖精という種族についてよく知らなくてはならない。故に調べる、教えてもらう。\nそれがいつの間にか地上部の妖精が増えたり、なんちゃって竜騎兵として妖精軍に参加していたり、妖精を滅亡から救うのが運命だと言われたりと振り返ってみてびっくりするほど大事に発展している。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "メカ技師としての一面",
"description": "ニューワールドに来てから『RB改修型I=D 闇星号』『アメショー改砂漠仕様 コトラ』『量産型95式極音速航宙戦闘機 蒼天・晴型』『戦術戦闘機 銀内号』『通常歩兵装着型ウォードレス 月詠』と様々なメカの開発に参加している。ついでにテストパイロットもしている。\n元々ニューワールドに居着く切っ掛けになったのは『RB改修型I=D 闇星号』を開発し、そのセンサー性能が評価された闇星号が小助捜索作戦に貢献したからで、本人的にはメカ技師としてニューワールドに貢献するつもりでいたのである。当時は。\nちなみに、ピクシーQと付き合うようになってからは「メカ(高物理域)とQ(妖精=低物理域)が両立できない」というのがメカ技師的な悩みとなっている。\n「低物理域でも動くメカ……人騎兵か!」などと思ったこともあったが、人騎兵は動員の際に動いていたのを目視かログで確認しただけで触ったこともないため悩みの解決は当分は無理だろう。",
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},
{
"title": "元摂政",
"description": "色々できる事もあり、『RB改修型I=D 闇星号』を開発・提供した芥辺境藩国で摂政をやっていたことがある。\n小さな藩国だったこともあって人手が足りず、お見合いになって何も先に進まないことも少なくなかったため仕方なしに音頭を取っていたら摂政に、という感じの就任だった。\n一時は「摂政だけど事実上藩国を仕切っていたのである」と言われるほどの奮闘ぶりを見せるが、膨大な作業量と軋轢に嫌気がさしてターン9終了時に辞任。\nおかげで交渉経験や外交戦のノウハウを得ることができたのだが、当時の出来事は「自分には向いてないという結論が全て」であるとウンザリした表情で語るに止まる。",
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},
{
"title": "NW森林組合の組合長",
"description": "共和国・帝國両陣営に跨る全国規模の森林組合『NW森林組合 FairyForest』の設立者にして組合長。\n度重なる戦禍が原因で衰退の一途を辿っていたニューワールドの自然環境を改善するべく一念発起して作り上げた。\n本人的には摂政時代の面白くもない経験があるため気は進まなかったのだが、自然破壊――即ち森の減少による遺跡の活性化とそれに伴う暗い未来予想図を前にし、自身の気持ちとピクシーQを始めとした妖精たちの命を天秤にかけ、後者を守ることにしたのである。\nニューワールド全体の森林復興と保護を目的とした組織なので構成員はほぼ全て設定国民で戦闘が可能な人間は組合長一人。敵性組織に狙われたら即座に壊滅するであろう弱小組織であり、実際、ターン17の頃は組合員に被害が出すぎて活動できなくなっていたのだが、後に森林特化型の組織だったため森林関係に限れば非常に強い組織と判明し、組合長びっくりだったそうである。\n妖精が滅亡させられたとされるB世界では、妖精たちの帰還を願って妖精たちが住める森を取り戻そうと活動している。\n",
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},
{
"title": "妖精辞典の作成中",
"description": "PLACEの特殊にさえ出てきた、もう一つの運命のようなもの。ピクシーQを始めとしたニューワールドの妖精についてまとめたものである。\n実はPLACE取得前からそれは考えており、それが出てきたのは本当に運命なのだろう。\nたとえ、妖精辞典が完成した後もピクシーQと再会できなかったとしても、彼女と妖精たちがこの世界にいたという記録を残すつもりでいる。",
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}
],
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{
"title": "個人職業",
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"children": [
{
"title": "妖精に愛された者(職業)",
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"children": [
{
"title": "妖精に愛された者の概要",
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"children": [
{
"title": "妖精に愛された者の職業解説",
"description": "【妖精に愛されしもの(那限・ソーマ=キユウ・逢真版)】とも言える職業。\n何故か名称が違うが、基本的な部分では【妖精に愛されしもの(職業)】と同一。異なるのは召喚対象になる妖精がピクシーQ・ソーマ=キユウに変更されている事とその親密さ故に出来る事が増えている程度のものである。\n",
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},
{
"title": "妖精に愛された者の着用制限",
"description": "那限・ソーマ=キユウ・逢真の専用職業。\n召喚対象が個人ACEであるピクシーQ・ソーマ=キユウに変更されている事がその要因であり、それが全て。\n何せ最初の召喚が自身の魔法の失敗で400年前に時間移動してしまったピクシーQを現在の時間軸まで呼び戻すために愛の女神の助力まで受けて行ったものなのだ。\n普通の人に使われたら怒る。",
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},
{
"title": "妖精に愛された者の能力発動条件",
"description": "【妖精に愛されしもの(職業)】の特殊が召喚した羽妖精の能力に依存するように、【妖精に愛された者(職業)】もまた、召喚したピクシーQ・ソーマ=キユウの能力に依存する。\n故に弱点も同じで、ピクシーQ・ソーマ=キユウが召喚できない状況にある場合、【妖精に愛された者(職業)】の特殊もまた使用できない。\n例外的に妖精との交信は行えるが、召喚できないということは呼びかけに反応がないという事でもあり、実質的に使用できないのと変わらない。",
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}
],
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},
{
"title": "ピクシーQとの交信が可能",
"description": "召喚対象であるピクシーQ・ソーマ=キユウに対して距離や空間を隔てた呼びかけを行うと同時に、ピクシーQ・ソーマ=キユウからの呼びかけも受け取れる能力。\nこれにより、召喚対象であるピクシーQ・ソーマ=キユウも好きなタイミングで召喚してもらえるようになっている。\nこの能力はお互いに会いたい時だけでなく、ピクシーQが別行動をしている時に襲撃されても召喚してもらう事でその場から逃れるという手段にもなる。\n何かと襲われることが多いピクシーQなので、この能力はピクシーQの身の安全を確保する意味でも重要な能力となっている。",
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{
"title": "妖精に愛されしもの(職業)",
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{
"title": "妖精に愛されしものの概要",
"description": "読んで字のごとく、妖精に愛されている者を示す職業。それが友愛なのか恋愛なのか母性愛なのかは人それぞれだろう。\nとはいえ、気を付けなければならないのは妖精も善なるものばかりではないという事、そして妖精というものは元来いらずら好きで気紛れな存在であるという事、そして妖精の持つ善悪の概念は人間のそれと異なるものであるという事。\n妖精とは仲良くなればなんでも言う事を聞いてくれる使い魔ではないのだ。もしも愛想を尽かされれば手痛いしっぺ返しを受ける事になるだろう。",
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{
"title": "妖精に愛されしものの着用制限",
"description": "妖精に愛されしものが着用する職業なので、当然ながら妖精と交流があって仲が良くなくてはならない。\n特に召喚対象となる羽妖精とは召喚に応じてくれるくらいには仲が良くなくてはならず、そういう意味では妖精に認められた者だけが着用できる職業であると言える。",
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},
{
"title": "妖精に愛されしものの特殊の発動制限",
"description": "【妖精に愛されしもの(職業)】の能力は羽妖精の召喚を行って初めて使用することができる。\n故に羽妖精が召喚できない状況、例えば羽妖精が呼びかけに答えてくれない、現在位置が高物理域帯である、召喚システムに不具合がある等の理由で羽妖精が召喚されない場合、【妖精に愛されしもの(職業)】はその能力を発揮できない。",
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{
"title": "召喚対象となる妖精",
"description": "【妖精に愛されしもの(職業)】が行える妖精の召喚で対象となるのは羽妖精のみ。\n羽妖精は蜂蜜色の髪と紫色の瞳を持った身長は10cm程度で背中に羽を生やした、いわゆるピーターパンのティンカーベル型の妖精である。背中の羽は概ね蜻蛉の羽だが、中には蝶の羽を持つ者もいる。\n性格は良くも悪くも妖精的。歌と踊りが大好きな陽気で悪戯好きの性格をしている。また、羽妖精は幸運を呼ぶ妖精とされており、そのためその恩恵にあやかる為に無理矢理に飼おうとする心無い者も存在する。召喚の際には注意したい。",
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{
"title": "羽妖精の召喚",
"description": "【妖精に愛されしもの(職業)】のもっとも重要な能力。\n羽妖精へ召喚の呼びかけを行い、羽妖精がその召喚に応じてくれることで成立する。\n逆に言えば、羽妖精が召喚の呼びかけに応じてくれない、応じられない状況だった場合は召喚できないという事なので注意したい。",
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{
"title": "空を飛ぶ",
"description": "【妖精に愛されしもの(職業)】は妖精に協力してもらう事で空を飛ぶことができるようになる。\n方法はいくつかあるが、ピーターパンでも描写されているように羽妖精の羽についた鱗粉を振りかけてもらう、空中飛行の魔法をかけてもらう、といった方法がある。\nただし、それによって空を飛ぶことができるのは当人だけで、抱きかかえるなどしても他の人間を運ぶことはできないため注意しよう。\nなお、これらの方法で空が飛べるようにはなるが、意外と難しいので練習が必要。コツは「考えるな。感じろ」である。",
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},
{
"title": "移動に掛かる時間を軽減する",
"description": "別名「移動時の消費AR-1」。\n羽妖精に抜け道を教えてもらったり、妖精の鱗粉や魔法で浮遊して速度を上げたりすることで移動に掛かる時間を減らす事ができる。\n流石に空気を読むというか非常時や戦闘時にはしないと思うが、抜け道を教えてもらう時は悪戯に気を付けよう。変な場所に連れていかれたり連れて行かれた先に沼や落とし穴があったりするかもしれないので。",
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{
"title": "隠れているものを見つける",
"description": "隠蔽無効化とも言うべき能力。能力というよりは羽妖精に見つけてもらったり見つけてくれたりする方法。\n他力本願とか言ってはいけない。元々羽妖精は幸運をもたらしてくれる妖精と言われているので自身も運が良く、体のサイズも小さいので小さなものを探すにはうってつけなのだ。",
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},
{
"title": "幻影が効かない",
"description": "様々な悪戯をする妖精だが、多いのが幻を見せて旅人や道行く人を迷わせたり池や沼に落としたりする悪戯だ。\n妖精は幻影や幻術を自在に操り、古来から人々を惑わせてきた。そんな妖精が相手なのだ。生半可な幻影ではあっさり破られて逆に幻を見せられてしまうだろう。\n",
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{
"title": "羽妖精の助言",
"description": "シフト評価のような効果はないが、煮詰まったら一緒にいる羽妖精に話を聞いてみるといい。解決の糸口が見つかるかもしれない。\nもっとも、妖精は気紛れなので答えてくれるかわからない。一生懸命説明してくれたとしてもそれが分かり易いかというとそうでもない。\n話をするだけならいいが、切羽詰まった時に聞くのは賭けかもしれないのでご注意を。",
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{
"title": "妖精学者(職業)",
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{
"title": "妖精学者の概要",
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{
"title": "妖精学者の職業解説",
"description": "妖精学者とは、妖精をテーマとして調査研究を行う学者の事である。\n傍から見れば妖精などという夢見がちな女子供が好むようなものを研究している変人に見えるかもしれないが、実際はそんなことはない。\n妖精について知ろうと思うと、歴史的な視点や民俗学的な視点が必要となり、場合によってはイギリスやアイルランドだけでなく世界全体の動きや歴史的出来事が関わってくるため、妖精学者として妖精を語ろうとすると、想像以上に広い知識が必要となってくるのである。",
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},
{
"title": "妖精学者の着用制限",
"description": "民俗学的な見地、歴史学的な見地、文学的な見地など、どういった方向性からでもいいので妖精をテーマに6年以上調査研究したものが着用できる。",
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{
"title": "現代社会の学者よりも知識の量が多い",
"description": "ニューワールドは妖精や妖怪、神々が実在する世界であるため、リアル社会のそれよりも調査で得られる知識や見識が多い傾向がある。\n何せ聞こうと思えば直接聞けるわけで、そこから得られる知識はリアル社会より多いのは当然だろう。\nしかし、直接聞けるが故に調査活動をする場合は相手に失礼が無いように気を付けたい。いないようでいて実はいたり、こちらは見えないけど相手は見ていたりするし、何より実体として存在するのだから怒らせたら直接的な被害が及ぶ危険性があるのだから。",
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{
"title": "節度を持って調査研究をしましょう",
"description": "世の中、好奇心や探求心が行き過ぎて周りに迷惑をかけてしまうケースが多々あります。\n時にはマッドと呼ばれるくらい研究にのめり込むことも必要ですが、基本的にそういった行動は他人に嫌われることとなり、自分だけでなく他の研究者の活動を妨げる事にもなります。\n学者、研究者の皆さんは節度を持って調査研究をしましょう。",
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{
"title": "研究分野",
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{
"title": "妖精学",
"description": "妖精学とは妖精という存在をテーマにした学問の事。要するに日本の妖怪学の西洋版である。\n単純に妖精伝承を調べるだけでなく、その伝承の類例がないかを調査したり伝承で語られている出来事と結び付けられる歴史的出来事がなかったかを調べたりと方向性やアプローチは多岐に渡る。\nその内容上、神話学や民俗学の一端としても数える事ができる。",
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},
{
"title": "妖怪学",
"description": "日本の伝統的な『見えない世界の存在』である妖怪についての学問。\n姿形や性格などは異なるが、日本の妖怪と西洋の妖精では共通点があるものがいる。\n水難を起こす存在として定義されている妖怪の河童と妖精のケルピーなどがそれに当たり、そういったものを比較研究するためにも妖怪学を学んでいる必要がある。",
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},
{
"title": "神話学",
"description": "世界各地に存在する神話伝承を調査研究する学問。\n体系的に見れば妖精学も神話学の一端であり、ケルト系の神話やそれに類するものを研究しているという形になる。\n妖精がケルトの神々の力が衰えた存在と捉える見方もあるため、他の神話も学んでおく必要がある。",
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},
{
"title": "比較神話学",
"description": "神話学の研究カテゴリーの一つ。\n異なる神話体系を比較し、そのルーツや神話同士の影響を調べることをテーマとしている。\n例としては、ヤマトタケルの草薙の剣とアーサー王のエクスカリバーがどちらも青銅器文化の中にある鉄の剣を題材にした伝承であると捉え、中東圏にある同じような伝承と比較し、イギリス・中東・日本の間で一つの伝承が伝わったのではという説が挙げられる。",
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},
{
"title": "歴史学",
"description": "その名の通り、世界の歴史を紐解いて調査研究する学問。\n伝えられている神話伝承の中には歴史的事実を題材として神話体系に組み込まれているものもある。\n良くある例として挙げられるのが、人間の別種族同士の抗争とその勝敗が、勝者側の神話における神々の勝利として語られているパターン。",
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},
{
"title": "民間伝承研究",
"description": "神話のような壮大な話ではなく、人々の間に伝わる小話やお伽噺を研究する。\n妖精伝承の多くはこういった民間で伝えられている伝承で、文章化されていないケースも多い。\n文章化されていない故に伝える人がいなくなると途端に消えてしまうため、話として伝えられる伝承を見つけ出して記録するのも大切な仕事である。",
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},
{
"title": "民俗学",
"description": "神話や伝承は基本的にその民族の生活や習慣に根付いたものが多い。\n西洋の妖精と日本の妖怪の気質の違いはそのままイギリス・アイルランドの人々と日本人の性格の違いだと捉えるものもおり、同じものに対する見方でも文化的・精神的違いがどのような形で現れるかを比較するためにも民俗学は必要とされる。\nまた、妖精伝承が研究テーマとなることから、妖精学も民俗学の一端と捉える事ができる。",
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{
"title": "妖精学者に必要なもの",
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{
"title": "健康な身体",
"description": "フィールドワークをするのならばひ弱ではやっていられない。\n日頃から適度な運動をし、体を鍛えておくことで野外での調査活動をするだけの気力と体力を得る事ができる。",
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},
{
"title": "複数の言語の習得",
"description": "研究するテーマや分野によって異なるが、他国の神話や伝承を調査研究するのであればその国の言語を習得しておくことが望ましい。\n文献資料に当たる研究の場合はその原典を読解することが望ましいとされているためだ。\nまた、口伝の伝承に当たる場合は当然ながらその言語を聞き取れないと意味がないため、研究分野によっては必修とされる。",
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},
{
"title": "古文の読解力",
"description": "神話や伝承として伝えられているものの中には、既に失われてしまったり別の言語に変質してしまった言語で記載されているものもある。\nそうでなくとも日本の現代文と古文では色々と異なる部分が見られるので古い文献を当たろうと思うのならばその言語の古文も読解できるようにならなければならない。",
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},
{
"title": "聞き取りながら速記する",
"description": "口伝の伝承を記録する場合で、録音テープなどに頼れない状況では聞き取りながら記録していくという動作が必要となる。\n特に口伝の伝承は語り手が伝承となっている歌や文を一連のものとして丸々暗記しているケースが多いため、一度止めてしまうとまた初めからやり直さねばならず、お互いに非常にストレスとなる。そうなると必然、速記の能力が必要となるため、研究分野によっては習得することが望ましい。",
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},
{
"title": "コミュニケーション能力",
"description": "現地で神話や伝承を調査する場合、それらを知る現地の人と円滑なコミュニケーションを取れる必要がある。\nこれができないと資料となる文献や口伝の伝承を教えてもらう事ができなくなるため、調査研究に多大な支障が発生する。\n過去、それで苦しんだ研究者も多いため、現地で調査研究する場合は注意されたし。",
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}
],
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],
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{
"title": "散歩の達人(職業)",
"children": [
{
"title": "散歩の達人とは何ぞや",
"description": "散歩とは、気晴らしのため、健康のため、ペットの世話のため、季節を感じるため等々、そういった目的のために自宅や滞在先の周辺をぶらぶら歩くこと。\nそして、それの達人が散歩の達人だ! 何、よくわからない? 大丈夫、世の中には昼寝の達人なんてものもいる。それと同じでふわっと「あ、散歩の達人なのね」と思ってもらえればOKだ!",
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},
{
"title": "散歩の達人と言われる人",
"description": "どういう風になれば散歩の達人と言われるのか。そんな着用制限的なものを説明しよう。\n散歩好きであることは当然のごとく第一条件。これがなくてはそもそも散歩の達人と言えるほど散歩できない。\nそして第二条件が自他ともにその人が散歩の達人だと認められる事。 資格試験みたいのはないから皆に認められるのはなかなか難しいぞ。",
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{
"title": "散歩部のコミュニティ",
"description": "散歩部という組織がある。散歩好きと散歩の達人たちが集う小さな小さなコミュニティだ。\n別に散歩部に所属していないと散歩の達人になれないわけじゃないが、大体の散歩の達人は散歩部に所属している。\nそこでみんなでお喋りすると色々な事が聞けて楽しいぞ。",
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},
{
"title": "ここがすごいぞ散歩の達人!",
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{
"title": "心身ともに健康",
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{
"title": "心は穏やか",
"description": "散歩はストレス発散のために気晴らしの一環で行われるもの。散歩で毎日ぶらぶらしている散歩の達人ともなればストレスの発散度合いも半端じゃない。いつも穏やかな心で日々を過ごす。",
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{
"title": "毎日の散歩で健康",
"description": "毎日散歩をする散歩の達人は運動の量には事欠かない。平地ばかりが道じゃない。時には山にだって散歩に行きます。毎日鍛えた足腰があれば散歩できる範囲も広がります。",
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},
{
"title": "適度な運動で不眠知らず",
"description": "散歩のような適度な運動は睡眠を促す効果があり、不眠症の人には散歩が勧められます。毎日適度な運動をこなしている散歩の達人は不眠なんてなんのその。心地よい日差しと心地よい木陰があれば散歩中だって昼寝ができます。",
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{
"title": "散歩をしながら思案する",
"description": "過去の哲学者や思想家は歩きながら考え事をしたり考えを語り合う事を好んだと言います。実際、歩きながら考え事をすると意外といいアイディアが浮かんできたりするものです。\nなので、散歩の達人は何かに悩んだらまず散歩に行きます。それでいいアイディアが浮かべば儲けもの。\nでも、普通の人がこれをやる時には気を付けて。周りを見ないと人や物にぶつかるよ。",
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{
"title": "地理に詳しい",
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"title": "あらゆる道を知っている",
"description": "散歩の達人は、達人というだけあってぶらぶらと歩いた事がある道の数が半端ない。具体的に言えば、自分の住んでいる地域なんて完全に自分の庭。\nどんな地域でも散歩している散歩の達人は道を知っているのだ。いつも散歩している場所ならば、どこに何があるかを散歩の達人は全部知っています。\n食べ物が美味しいお店や隠れた名店、果ては猫の集会場まで。もちろん行くと危ない場所も知っている。\n場所が分からないなら散歩の達人に聞くといい。達人ならば知っている。",
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{
"title": "脳内で地図を描ける",
"description": "あらゆる道を知っていて地理にも詳しいのだから、それらを並べて思い描けばそれで地図が完成する。しかもそのうえ立体画像。まるでゲームでマップを埋めるように散歩の達人は頭の中で地図を描ける。\n散歩の達人は一人に付き一つ、自分の頭の中に今まで散歩で見てきたものを書き記しておく地図を持っている。それはとても大切な記録と記憶。",
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{
"title": "絶対道に迷わない",
"description": "脳内で地図を描ける散歩の達人。当然ながら歩きながら自分の位置まで把握している。\nわからなくなったら周囲を見ればいい。どこかに見知った建物や風景が見つかるはず。それを基準にすれば自分の位置なんてすぐわかる。\nカーナビいらずなのも散歩の達人の凄いとこ。",
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},
{
"title": "地図を見れば地形がわかる",
"description": "散歩の達人はしばらく地図を見ていると地図を覚えて、まるで地元の人のようにその地域を歩き回ることができるようになる。\n脳内の地図に複製された地図を見ればそれくらいはできる。でも立ち入り禁止区域には気を付けよう。入ったら普通に怒られるぞ。",
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{
"title": "土地鑑も土地勘もある",
"description": "土地鑑は一定範囲の地域の地形や地理、道路、建物等の知識が経験を通して身についていること。土地勘は土地についての勘が働くこと。\n散歩であちこち歩き回っている散歩の達人はどちらもしっかり備わっています。これのおかげで知らない土地でも迷子になることは少ないのです。",
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{
"title": "独自の道路網を持っている",
"description": "散歩の達人はそれぞれが独自の道路網を持っている。\n元々ある抜け道や誰も知らない小さな道、猫の移動ルートに人のお宅の庭先まで、地図に載ってないような様々な道を自分が歩きやすいルートで決めている。だから同じ場所に行こうとしても通るルートがみんな違う。",
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},
{
"title": "顔が広い",
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{
"title": "何かと情報通",
"description": "散歩中に色々な人と話をするから人の噂は結構知っているし、その地域で何があったかの話も沢山聞ける。それにいつも散歩で色々見て回っているから何か変化があったら気付きもする。だから意外と散歩の達人は情報通。",
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},
{
"title": "散歩の時に出会う人々とは大抵知り合い",
"description": "散歩の時にいつも出会うという人は必ずいる。散歩している範囲が広い散歩の達人ならば、そんな人は沢山います。\nいつも同じ道で出会う人、同じ趣味の人、いつも庭先を通らせてもらっているお宅の人、ただ挨拶を交わすだけの人、一緒にお喋りしながら歩く人。名前は知らなくても顔は知っている。そんな人たちだっています。\n散歩する時出会う人は大抵知り合い。緩い繋がりなのに顔が広いのも散歩の達人の凄いところです。",
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{
"title": "抜け道の先のお宅と親しくなる",
"description": "抜け道を移動していると、たまに誰かのお宅の敷地に出る事もある。\nそんな時、散歩の達人は素直に謝って穏やかに笑う。一回二回は怒られてもそのうち親しくなることもある。\n親しくなったらお土産片手に抜け道を通るのもいい。行った先で楽しいお喋りをするのもいいことだ。",
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},
{
"title": "人に道を尋ねられる",
"description": "そんなこと? と思うかもしれないが、意外とこれも重要な事。\n尋ねる相手だって馬鹿じゃない。尋ねて答えてくれそうな人を無意識のうちに探して尋ねているのだ。\n人に道を尋ねられるのは、尋ねられた当人が優しいオーラを出しているから。この人なら頼んで大丈夫だろうと相手が思っているのである。\n散歩の達人が人に道を尋ねられることが多いのも、相手がそんなことを感じているからだろう。",
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{
"title": "時には誰かの伝言役",
"description": "様々な人と知り合いの散歩の達人は抜け道を出た先のお宅で伝言を頼まれることもある。\n取るに足りないものであっても、それはそれで人と人を繋ぐ大事な役目。散歩のついでと割り切って笑って請け負う散歩の達人。",
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}
],
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}
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"expanded": true,
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},
{
"title": "散歩の達人の散歩",
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{
"title": "見慣れた風景に新しさを見出す",
"description": "いつも同じ場所を歩いていると、いつしかその風景も見慣れてきます。それが都会ならば代わり映えのなさに飽きてしまう事もあるでしょう。\n散歩の達人は、そんな場所でも小さな変化に目新しさを見出します。季節の変化、町の変化、人の変化。それこそ、波や風でざわめく木の枝の動きにさえ変化や目新しさを感じて楽しむ人。それが散歩の達人です。",
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{
"title": "珍しいものを見つける",
"description": "いつもと違う道を行けば、そこに珍しいものを見つける事もあるでしょう。珍しい花、珍しい品、珍しい風景、珍しい人。そんな素敵で面白いもの、あるいはとても怖くて恐ろしいもの、そんなものをよく見つける事ができるのも散歩の達人だからこそ。\nでも、散歩の達人はそれを持っていくことはしません。散歩の達人はそっと自分の頭の地図に何があったか書き加えるだけ。持って行ってしまったら、それはただの泥棒です。",
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},
{
"title": "歩きながらのお喋り",
"description": "一緒に散歩しながら見つけたものや感じたことをお喋りするのは、散歩仲間のコミュニケーションとしてとても重要な事。楽しい事だけではない。辛い事や苦しい事、悩んでいる事を話しても構わない。それだけで気分は晴れるし、皆で話せばいいアイディアも浮かぶかもしれない。\nだから、一緒にいる人とお喋りするのも散歩の達人にとっては大切なこと。まして、散歩中に出会う知り合いが多いのならばなおのこと。",
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{
"title": "結果的に地域の見回り",
"description": "散歩で様々な場所を歩く散歩の達人は、結果的に地域の見回りを果たしている。\n単に顔を合わせて挨拶するだけでも何処の誰が元気にしているとわかるから。相手の方もいつも来る人が来ないとなんか寂しいもの。\n人と人の繋がりは無くてはならない大切なもの。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "雨にも負けず風にも負けず",
"description": "雨が降っていても風が強くても、散歩ができそうな日なら散歩の達人は散歩に行きます。\nそんな中を歩くのも風情があって良い。そんなことも思えてしまうのも散歩が好きな散歩の達人ゆえのもの。",
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},
{
"title": "気紛れに道を変える",
"description": "散歩の達人の散歩は風の向くまま気の向くまま。さっきまでいつもと同じ道を歩いていても、ちょっとの気紛れで道を変える。\n急に横道に入るだけじゃない。たまに元来た道を戻ったりもする。後を追う人は大変だけど、散歩の達人は気にしない。",
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},
{
"title": "猫と共に抜け道を行く",
"description": "抜け道をよく知る散歩の達人。それに負けず劣らず抜け道を知っているのが猫。しかもその柔らかい身体で狭い道や細い道もなんのその。追いかけてみて逃げられた人も多いはず。\n散歩の達人はそんな猫の抜け道も知っている。流石に身体が入らないところは無理だけど、先回りできる場所は知っている。猫を追いかけ猫と一緒に散歩する。それも散歩の達人のなせる業。",
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},
{
"title": "最短ルートを行く",
"description": "普段はふらふら、ぶらぶら行先も決めずに歩いている散歩の達人も、たまには行先が決まっている時もある。それが急がなきゃいけない時は道を選んでなんかいられない。自分が通れるルートで最短コースをまっしぐら。\nえ? それってパルクールとかフリーランニングじゃないのかって? いえいえ散歩です。直進しないで抜け道を通っているので散歩です。達人の散歩なんだからこれくらいはいいでしょう。",
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},
{
"title": "無いなら作る",
"description": "場所によっては抜け道なんてない場合もあるでしょう。そんな時はどうするか。無いなら、作るのです。\n抜け道というのは誰かが通れそうと思って通っているうちに道となった場所。ならば、その先駆者となれば抜け道は自ずとできるものなのです。\n地理に詳しく様々な抜け道を知っている散歩の達人ならば、自分で抜け道を作ることもできるのです。\nただし、抜けて作って良いのは道だけです。家やら壁やら障害物やらを突き抜けて道を作ってはいけません。それは散歩の達人の業ではありません。",
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}
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}
],
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{
"title": "野伏(職業)",
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"children": [
{
"title": "野伏の概要",
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{
"title": "野伏の職業解説",
"description": "野伏(レンジャー)とは曖昧な部分の多い職業である。何せ、日本と西洋と現代社会でそれぞれ意味合いが違うのだ。\nこれらは「山野や森林地帯で主に活動する野外活動やそれに付随する戦闘行動のスペシャリストである」ということ以外に共通点はなく、その活動内容さえ千差万別である。\nフィクションにおける野伏(レンジャー)は山野や森林に精通し、そこでの活動や戦闘を得意とする軽戦士、言わば狩人のような職業であり、ニューワールドにおける野伏もそれに準ずる。",
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{
"title": "野伏の着用制限",
"description": "山林や森林地帯での森籠りを6年以上したものが着用できる。なお、森は深ければ深いほど良い。\nまた、その間の移動距離が帝國・共和国両陣営の全ての藩国を行脚しているほどのものでなければならない。複数回行脚しているようならばない良い。\n移動距離の課題があるので流石に全く人里に触れてはいけないわけではないが、最低でも樹海クラスの森で1ヶ月以上単独で生存できるようでなければ野伏は名乗れない。",
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{
"title": "この野伏はならず者ではありません",
"description": "野伏(レンジャー)には複数の意味合いがあるのは前述したが、その中に山野を根城として追い剥ぎや強盗を行う武装農民や野武士、定まった住居も無く野宿する者の事などを指して野伏と呼ぶというものがある。\n野伏という言葉だけで調べるとこれに至るケースは少なくないが、ニューワールドの野伏は「山林や森林に精通した野外活動のプロにして軽戦士」であって「山や森に潜んで追い剥ぎや強盗を行うならず者」ではない。それは山賊と呼ばれるものであり、野伏はそれと異なるものであることを強調しておきたい。",
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{
"title": "野外活動のプロ",
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{
"title": "森林地帯を移動すると必ず目的地に辿り着く",
"description": "野伏は野外活動のプロフェッショナルであり、特に山林や森林地帯での活動に強い。\n普通の人間であれば迷ってしまうような森の中でも迷うことなく進むことができ、妨害工作があったとしてもそれを迂回し遅れることなく目的地に辿り着ける程の能力を持つ。\n日頃から山林や森林地帯で活動している野伏にとっては、そこが自分のテリトリーでなくとも周囲の環境から類推することでいくらでもカバーできるのである。\nシステム2風に言えば『森林地帯での移動判定に絶対成功する』という能力になる。",
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},
{
"title": "サバイバル技術",
"description": "山林や森林地帯を活動の拠点に置く以上、サバイバル技術の習得は遅かれ早かれすることになる。\nサバイバルにおける必要事項をまとめると、最終的には衣・食・住の確保、という課題に至る。つまり、体温を維持するものの確保、水と食料の確保、安全な拠点の確保である。\nその方法論については千差万別だが、野伏は通常の森であれば生き抜いていけるだけのサバイバル技術を持っている。",
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}
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{
"title": "白兵距離戦闘技能",
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{
"title": "短剣の取り扱い方法",
"description": "ナイフやダガー、短剣といった小型の刃物は入手が容易で日常生活でも使用頻度が高く、何よりサバイバルを行う上で必須と言っていい。\nしかし、それゆえに扱いを間違えるとすぐに怪我をしてしまうので、自分が怪我をしない使い方を習得しておく必要がある。特にサバイバルな状況下では医薬品の入手も難しいので極力怪我をしないように心掛けねばならず、使い方を習得しておく事の重要性は更に高まる。\nまた、刃物という道具である以上、刃を研ぐなどのメンテナンスをしなければ遅かれ早かれ使い物にならなくなるので、メンテナンスの方法も学んでおく必要がある。",
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},
{
"title": "例外的に小剣サイズまで使用可能",
"description": "短剣というと基本的には全長30cm前後くらいの剣を指すが、野伏は例外的に全長70cm前後の小剣サイズの剣ならば使用できる。\nその理由は山林や森林地帯を切り拓く際に便利な鉈や山刀がこれくらいのサイズであるため。余談だが、カトラスもこれくらいのサイズ。\n全長が長い分だけ短剣に比べると精密さに欠けるが、森に生きる野伏にとってはなくてはならない代物なので、扱えるのも当然なのである。",
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{
"title": "短剣を使った白兵戦闘",
"description": "野伏の白兵距離戦闘は基本的に短剣を用いる。\n森の中では木々が邪魔をして刀身の長い剣や長柄の武器は使いにくいからだ。\nまた、単純に作業用刃物として使用することもできるため、野伏は大抵短剣を持っている。\nアイドレスシステム2風に言うなら『短剣を使った白兵距離戦闘行為が可能』となる能力。",
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{
"title": "短剣による近接戦闘術",
"description": "短剣や小剣を用いた近接戦闘術。\n刀身が短い軽くて扱いやすい剣を用いる事から、機動力を削がれることなく攻撃と防御に移ることができ、格闘術との相性も良い。\nアイドレス風に言えば『白兵距離での攻撃、防御、移動評価+2』の評価を受ける事ができる技術。",
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{
"title": "中距離戦闘技能",
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{
"title": "弓手としての基礎技能",
"description": "弓は飛び道具であり、相手の攻撃が届かない位置から攻撃できるのが大きなアドバンテージです。\n故に弓手は相手に近づかれないように間合いを保つ術を持っていなければならず、単純な弓の使用法の他にも目標との間合いの維持の仕方や射撃後の移動の必要性などといった技能を身に付けています。",
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{
"title": "弓矢の作成と調達",
"description": "金銭で弓矢が調達できる環境にいる場合はいいですが、それでは人里離れた場所などで弓が壊れたり矢が尽きたりした場合に対処ができなくなってしまいます。\n森の中や山の中などで弓矢の調達が必要になった場合の対処法として自然環境の中で調達できる素材を利用した弓矢の作成方法を身に付けています。",
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{
"title": "弓を使った射撃戦闘",
"description": "野伏が使用する飛び道具は弓です。一言で弓と言っても様々なものがあり、使える状況や使いにくい状況も異なります。\n弓矢の基礎知識を学ぶ事で自分はどのような弓を使えばいいかを理解し、状況と技量に応じた弓の選択を可能とし、弓手としての基礎技能を身に付ける事で弓を用いた狩猟や戦闘ができるようになります。\nアイドレスシステム2風に言うなら『弓を使った中距離戦闘行為が可能』となる能力です。",
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},
{
"title": "弓手の近接戦闘術と射撃戦闘術",
"description": "飛び道具が主体の弓手にとって接近戦は本来は避けるべき事態です。\nですが、手持ちの矢が尽きたり相手の接近を許してしまったりして接近戦をせざるを得ない状況になることは可能性として十分あります。\nそうなってしまった場合の対応として近接戦闘術を習得しておく事は、翻ってそのような状況を作らせない立ち回り方や体の急所を理解する一助となるでしょう。\nアイドレスシステム2風に言うなら『中距離での攻撃評価+2』される技能です。\n",
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{
"title": "NW森林組合 組合長(職業)",
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{
"title": "森林組合長の概要",
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{
"title": "森林組合長の職業解説",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』のトップである組合長を示す職業。\n組合員とは異なり、組合業務だけでなくそこに至るまでの交渉や報告の取りまとめを行う事務、特別業務の陣頭指揮などといった組織のトップとして必要な技能も持ち合わせている。",
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},
{
"title": "森林組合長の着用制限",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』の組合長の職業アイドレスなので、当然ながら組合長専用である。\n基本的にはNW森林組合の組合長である間しか着用できないが、事実上の那限・ソーマ=キユウ・逢真の専用の職業アイドレスのためおそらくアイドレス終了までこのままだろう。\nアイドレス終了時には後任となる人物に組合長の職を譲るつもりではいる。というより、そうなってほしいなと思っている。\nとはいえ、NW森林組合の組合長になるには森林組合員としての能力の他に交渉や事務・経理、陣頭指揮といった能力も求められる他、森林管理業務に関する知識も必要となるため、数年程度の経験では組合長が務まらない。後任となる人物がいるとしたら、組合長補佐とか組合長代理といった肩書きで組合長となる修行を何年もする必要があるだろう。\nいつの世も組織のトップの後継者育成は難しい。",
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{
"title": "森林組合長に必要な知識",
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{
"title": "世界情勢と自然環境の現状の把握",
"description": "何かと戦火や事件の多いニューワールドでは世界情勢の把握は重要事項です。\n何故なら組合に加入されている藩国が戦時指定になればその藩国の組合支部は活動できなくなる上に組合員の命も危険に晒されます。\nまた、その事件の結果次第では復興業務も考えねばならないほどの自然破壊が起こる可能性だってあります。\n世界情勢を見極めるべく常にアンテナを張り、必要なら自分の目で見て回ることも大事なのです。\nだから意味があって各組合支部に顔を出しに行っているのです。散歩の達人な散歩がしたいとか相方と藩国巡りしたいとかそういうわけではありません。ありません。",
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{
"title": "全国の気候風土知識",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』では組合共通の森林管理の方法を定めていない。定めてはいないが、組合長たるもの各国の気候風土がどんなものかは理解していないといけない。\nいくら支部には「所属する藩国の気候風土に合わせた管理方法を行うように」と言ってはいても、何かあった時に備えて覚えておくことは大切なことである。\n……実際のところ、この組合長、相方と共に手伝いと称して各国の組合支部に出掛ける事が多いため自然と覚えただけ、というのが正しい。",
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},
{
"title": "林業の基礎知識",
"description": "組合長も組合業務の手伝いに行くのだから森林管理の手法は覚えていないといけない。\nもっとも、この組合長が持っている基礎知識は一般的に第七世界と呼ばれている世界での知識。具体的には森林管理参考マニュアルの知識である。この知識では全ての藩国の気候風土には対応できない。\nとはいえ、重機や特別な機材を使わない作業の参考事例として組合員に紹介されてもいるので、ある意味これが基礎知識ですと言っても間違いではないのかもしれない。\n参考までにURL:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/31.html",
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{
"title": "森林組合のマニュアル",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』で制定された規則やらマニュアルやらの知識です。具体的にはスタッフマニュアル×2。\n自分で作ったものなので覚えていないわけありません。むしろ細かく作っていたおかげで今助かっているという……げふんげふん。\n業務の流れや非常時の対応なども記載されているので、これを覚えておかないと様々な支障が出る事でしょう。\n参考までにURL1:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/25.html\n参考までにURL2:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/38.html",
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},
{
"title": "雇用の条件",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』で規定されている雇用条件の知識。自分で考えたのだから覚えてないはずがありません。\n基本的にNW森林組合では組合員の雇用は各藩国にある組合支部に任せていますが、時には組合長がスカウトする場合もあるでしょう。\nそんな時にこれを覚えていないと色々困ります。組合員への給料についても触れているので組合員も困ります。\n参考までにURL:hhttps://www19.atwiki.jp/nakagiri-ouma/pages/24.html",
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}
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{
"title": "組織の長",
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{
"title": "リーダーシップ",
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"children": [
{
"title": "決断をする",
"description": "簡単なことですが、簡単にはいかないことでもあります。特に組織のトップともなればその決断が組織に属する人々の一生を左右する事さえあるでしょう。\n非常な決断を迫られることもあるでしょうが、決断しなければ先に進めませんし、決断しない事で大きなデメリットが起こるかもしれません。\n決断すべき時に決断する。組織のトップとしてもっとも簡単な事の一つであり、もっとも難しい事でしょう。",
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{
"title": "運営方針を決める",
"description": "個人であれ組織であれ、「何をするか」が決まっていないと何もできないのが当たり前である。\nその組織で何をするか。目の前の事態にその組織はどう対応していくのか。そういったものを判断し、方向性を決めるのは組織のトップの仕事です。\nというより、何をするかを決めるという事は組織のトップのもっとも基本的な仕事であり、これができなければ組織のトップは務まらないでしょう。",
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{
"title": "組織を整える",
"description": "組織とはある意味で道具のようなものとも言える。\n道具を使って何かをするのなら、道具の使い方だけではなく道具の手入れも考えなくてはならない。\n組織のメンテナンスや人員配置、不正会計が行われていないかのチェック等々、組織に属する者たちが存分にその力を揮えるようにすることも組織のトップの役割である。",
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},
{
"title": "模範になる",
"description": "いくら組織のトップとはいえ、言っていることとやっていることが乖離していれば説得力も信頼も失います。\n言い出しっぺの法則ではないですが、何かをやるならそれを率先して行い、規律を守り、組織に属する人たちへの模範となるように心掛けましょう。\n設定国民たちは貴方を見て真似をするのです。それを肝に銘じましょう。",
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{
"title": "陣頭指揮を執る",
"description": "戦場や職場などで組織のトップが直接現場に出て部下に指示することを言う。\n通常であればそのような必要がない場合も多いが、重要な案件に関わる事だと直接指揮を執りに行った方が事態に即応できるので行われるケースがある。\n情報伝達技術の問題もあるが、古来は戦場に指揮官が出る事で味方の士気を上げたり事態への即応を行ったりしていたし、陣頭指揮を執ることで少なくとも配下の人々にこの件に対して組織長は本気なんだという事を周知させることはできるだろう。\n社長室で事務仕事をすることも大切だが、それだけをしてればいいわけでもないのだ。",
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},
{
"title": "責任の所在を明確にする",
"description": "どんなことであれ、失敗した時の責任は取りたくないもの。しかし、だからといってそれをなぁなぁで処理してしまうのも組織として良くありません。\nでは、誰か一人に責任の全部を押し付けてしまえばいいかというとそうでもありません。それでは責任逃れをしている人が必ず出るでしょう。\nもちろん、何でもかんでも辞めさせればいいというわけでもありません。それもある意味で責任を放棄しているとも言えます。\n失敗があればきちんとそれを精査し、責任を取るべき人と取らなくてもいい人を見極め、然るべき対処を行う。難しい事ですが、組織のトップにはこういう事も必要です。",
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},
{
"title": "信賞必罰",
"description": "良い事は良い事として褒め、悪い事は悪い事として叱る。割とどこかで誰かがいつも言っている事ですが、これはこれで難しい事です。\n褒めるべきところを褒めるのも叱るべきところを叱るのも見極めとタイミングが大切です。\nまずは小さなことからコツコツと。ありがとうの一言から始めましょう。",
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},
{
"title": "後進の育成をする",
"description": "いくら今のスタッフが優秀でも、永遠にそのスタッフで仕事ができるわけではありません。\n組織に新しい風を吹き込むためにも、組織の在り方を理解してもらうためにも後進の育成は欠かせません。\n即戦力の雇用は一見有効そうですが、長期的視点で見れば人を育てていかない限り組織の存続はあり得ません。\n組織は存続させてこそ意味がある。後進の育成は大切です。",
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{
"title": "交渉を行う",
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{
"title": "交渉する相手と内容",
"description": "組織のトップが交渉しなければならない相手や内容は多岐に渡る。これは相手がプレイヤーだけとは限らない。\n例えば、土地の管理や開発を行う際にその地を長く管理している長老会といった設定国民の人々とも交渉しなければいけない事もある。いくら藩国政府の指示があったからと言っても、その土地に愛着を持つ人々もそうして欲しいと思っているとは限らないのだ。",
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},
{
"title": "交渉術",
"description": "交渉を円滑に進めるための技術。\nお互いの利害関係で不一致が起こっている場合にそれを解消するために行われる対話や取引の事を指すのが交渉ではあるが、利害の不一致が発生している以上、お互いがきちんとした対話ができるかというとそれが中々難しい。主義主張や求めるものを最大限通したいのが人間というものだからだ。\n一事が万事相手にこれを求めるのは難しいが、お互いの落としどころを見つけるためにも自分が持っているに越したことは無い技術である。",
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},
{
"title": "話術",
"description": "言葉を交わして交渉する以上、会話が無くては始まらない。\nこれは円滑に会話を行うための技術であり、相手にはっきり意図が伝わるかはこれに懸かっている。\nまた、話が進まなくなるのを避けるために言い方で相手を激昂させないようにする技術も含まれる。\nもっとも、訓練によって身に着けたとしても、本当に会話が弾むかは本人の資質が問われる。",
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},
{
"title": "それを成す熱意",
"description": "何故そうしたいのか。何を目指しているのか。交渉を行うのなら、その熱意を相手に伝えねばならない。\n粘り強い交渉を支えるのもそういった熱意や信念があるからだ。\nこれがなくても纏まる時は纏まるが、これがないと難しい交渉は纏まらない。",
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},
{
"title": "交渉経験",
"description": "仮に訓練を受けたとしても実際にそれを経験してみなければ上手くいくかはわからない。\n実際に幾度となく行われた交渉は何物にも代えがたい経験であり、それが交渉の幅を広げさせる。\nもしも同じ相手と何度も交渉していれば、それまでの交渉の数々が折り合いを見つける一助にもなるだろう。",
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},
{
"title": "交渉のための情報収集",
"description": "相手の人格や言いたい事などを知るためには既出の情報をまとめ、それを整理して考察する力が求められる。\nまた、相手が何故そういう意見なのかは聞いてみるか調べてみるかしないとわからない。\nそのためには交渉相手の情報収集が欠かせない。",
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{
"title": "平常心",
"description": "感情を高ぶらせてはまともな交渉は成り立たない。それは自分にも相手にも言える事であり、少なくとも自分に関しては制御できる。\n心だけでなく顔の制御もできるといいでしょう。感情が顔に出ればそこにつけこまれる可能性もあるし、それが相手を不安にさせる可能性もあるでしょう。\n常に冷静に、そして粘り強く交渉を行うために訓練で心を鍛えて得る事ができる能力。たまに訓練無しでできる者もいるのが世の常。",
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},
{
"title": "身だしなみ",
"description": "外見じゃない中身が重要なんだ。人は良くそう言いますが、同じことを言ってもイケメンでは許されるのにブサメンでは許されない事はよくあります。\n服装を小奇麗にし、身だしなみを整えるだけで相手が言葉を聞いてくれるか否かがだいぶ変わります。\n場合によっては相手の民族を尊重して同じ民族衣装を着るなど、相手が話を受け入れてくれるような恰好を選択します。",
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{
"title": "事務能力を有する",
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"children": [
{
"title": "事務能力の必要性",
"description": "専属の文官や事務員がいても、多くの場合、組織や企業のトップは事務仕事からは逃げられない。\n各地各部署からの報告書やそれらに指示を出す命令書、取引先や訪問相手へ送る手紙やメールの作成、業務上必要な書類の確認や作成等々、様々な事務仕事をする必要があるのである。\n最低でも、どうしてもトップに確認してもらわないといけない書類の確認ができるくらいの事務能力とその書類にハンコを押せるくらいはできないといけない。\nそれは組織や企業のトップとしての責任である。",
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},
{
"title": "書類の読解と作成",
"description": "書類と称される書付けや文書は、様々な記録を保存しておくための文書として重要なものである。\n事務仕事とはその多くが書類の処理であり、これらの作成と読解は組織のトップともなれば必須技能と言えるだろう。\n書類も読めない組織のトップというのは資質に問題有りと評せられても仕方がないのだ。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "書類の書式統一",
"description": "気付きにくいかもしれないが、書類の書式を統一しておく事は仕事の効率化の面で重要である。\n膨大な書類を処理しなければならないからこそ、見やすいレイアウトや分かり易い記載方法を考えて負担を減らすのも大切な役目なのだ。\nでも気を付けろ。書式をころころ変えるとそれはそれで周りは混乱するぞ。",
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{
"title": "速読・速記",
"description": "大きな組織になればなるほど大きな企画になればなるほど書類の数は飛躍的に増えていく。\nそれらの精査を疎かにするわけにはいかないが、かといって時間を掛ければ掛けるほど書類は雪だるま式に増えていくし、それが済まないと作業が進まないのもまた事実。\nではどうするか。単純である。精度を下げずに読む速度と書く速度を上げるのだ。\n無理と言うなかれ。慣れてくれば何とかなる。でも、他の人に振るのも忘れずに。そうでないと過労死してしまうぞ。",
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},
{
"title": "経理の知識",
"description": "組織のトップが覚えていてもいい知識の一つ。\n実際に経理や会計を行うことは無くとも、経理や会計もできるだけの知識はあるに越したことは無い。\n何故なら、それができないと大まかな資金繰りができないし、経理や会計を行うものが何らかの不正をしていた場合に気付くことが遅れるからだ。\n方向性や間違いを見出すためにもあって損はない知識の一つと言えるだろう。",
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},
{
"title": "法律の知識",
"description": "組織のトップとして無いよりはあった方がいい知識の一つ。\n特にトップを務める組織や企業が多国籍だった場合、派遣先や支部のある国や地域の法律をある程度知っておくのは重要なことである。\nもっとも法務を担当する事務員がいるのであれば、その全てを覚える必要はないし、対応をする必要もないだろう。\n餅は餅屋。組織のトップは他にもやらねばならぬことが沢山あるのだから。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "特徴",
"children": [
{
"title": "森林組合員心得",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』で定められた規約やNW森林組合で行われている取り組みを指す。\n組織に所属する以上は守られるべきものであり、森林組合員にはこれを順守することが求められている。",
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},
{
"title": "組合業務で培われた体力",
"description": "森林組合の組合業務は重労働である。道具を持って山や森を歩き、必要なら穴を掘り、木を切り倒し、それを運ぶことさえある。\nこれを続けていれば否が応でも体力と根気はつく。",
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},
{
"title": "自国の気候風土知識",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』では組合共通の森林管理の方法を定めていない。各藩国で気候風土が異なる以上、それをしても上手くいかないのは目に見えているからだ。それゆえに組合本部は組合支部に「所属する藩国の気候風土に合わせた管理方法を行うように」と指示を出すのみである。\nNW森林組合の組合員は自国の気候風土の知識を持ち、どのようにしたら木々が育つのかを自分で考えて実践していかなければならないのだ。",
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},
{
"title": "自国の森林管理の手法",
"description": "各藩国の気候風土が異なるため、それぞれの支部ではそれぞれ森林管理の方法を定めている。\n森林組合員はそれぞれがその手法を覚え、木々の植林・保育管理・枝打ち・伐採などを行っていくのだ。",
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},
{
"title": "チームワーク",
"description": "NW森林組合では組合員の安全と作業効率の観点から、基本は主任をリーダーとした複数人のグループ、最低でも二人一組のグループで活動するよう義務付けている。\nグループで活動する以上、仲間との連携は必須となる。森林組合員は組合業務を通じてこの必要性を体感しており、作業の際の声掛けや息を合わせての行動を心掛けている。",
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},
{
"title": "木々への愛着",
"description": "長い間苦労して育てているとそれそのものに愛着がわいてくることがある。\n森林組合員は愛着を持って木々を育て、その気持ちが大事な木々が育つこの森を守って行こうという気持ちへと変わっている。\n決して木々にデヘデヘしているダメな人ではありません。愛着を持っているだけです。",
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},
{
"title": "環境保護意識",
"description": "森林を守っていくためには木だけを見ていればいいわけではない。\nその周辺の環境、土壌や水源なども整えなければ木々は育つことなく枯れていきます。\nそれをなんとかするために森林が育つように自国の環境も守っていかなくてはならないという意識を持っている。",
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}
],
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"part_type": "group"
},
{
"title": "トレッキング",
"children": [
{
"title": "森の中の歩行術",
"description": "山林、森林を歩くのと道路を歩くのとでは歩き方が幾分か異なる。端的に言えば、山林や森林の方が足場が悪く高低差や障害物も多いのである。\nただ歩くだけでも大変なのに、そこで野生動物に悟られないように行動したりできる限り自然を傷つけないようにしたりしようと思えばそれは更に難しくなる。\n登山靴やトレッキングシューズなどの足にフィットする丈夫な靴を履いていくのは基本中の基本。",
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},
{
"title": "地形把握",
"description": "手入れの行き届いていない森の中ほど入り組んでおり、足場も悪ければ障害物も多い。\n山林や森林を行く者にとって地形の把握は自分の体力の損耗を抑える意味でも行先を考える上でも重要な技術である。",
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"part_type": "part"
},
{
"title": "地点記憶",
"description": "木々が連なる森の中は見通しも悪く、わかりやすい目印を見つけるのも難しい。森が広くなれば尚更で、自分の位置が分からなくなれば迷って死ぬことさえある。\nどこに何があるかを記憶するのは森の中で迷子にならないために絶対に必要な事である。\n森の中を行くのであれば、拠点の位置や通れる地点と通れない地点、場合によっては水源の位置など覚える事は沢山あるので無くてはならないものと言える。",
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{
"title": "植物知識",
"description": "山林や森林に生えている山野草などの知識。\n薬草・毒草なんでもござれな知識ではあるが、専門職の知識ではないので内容は図鑑レベル。経験的なものが加わればもう少し詳しくなる。",
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{
"title": "樹木知識",
"description": "山林や森林に生えている樹木に関する知識。\n木に生る果物の情報も含まれている。割と広範な知識ではあるが、広範であるが故に知識量としては図鑑レベル。",
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{
"title": "野生生物知識",
"description": "獣・鳥・昆虫などの野生生物の知識。山林・森林、砂漠・極地、荒野など様々なフィールドの野生生物を網羅している。ただし、知識量としては図鑑レベル。\nもっとも、森の中には毒蛇や熊を始めとした出くわしたら割と危険な生物が溢れているため対処法を知っておく意味でも重要な知識。\n植物の知識と合わせて覚えておくことで野生生物の生態がわかってくる。",
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{
"title": "危険察知(野外活動)",
"description": "森や荒野などではいつ何時に野生生物の襲撃や突然の自然災害が起こるか分かったものではなく、これの精度は生死に係わる。\n周囲に残された痕跡や天候の変化などから身にかかる可能性のある危険を察知する能力である。\n野外活動における危険察知に重きを置いたものであるため、サバイバル技術でも必要とされる能力の一つと言える。",
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{
"title": "観察眼(野外活動)",
"description": "対象を観察し、そこにある痕跡や現象を見て物事を類推する能力。\nこの場合、野外活動を置こう上で必要な植物の生態や野生生物の痕跡などの把握に重きを置いた観察眼になる。\nサバイバル技術としても求められる能力の一つである。",
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"title": "樹木医(職業)",
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"title": "樹木医の職業概要",
"description": "『NW森林組合 FairyForest』で得られる資格および職業。\n樹木や植物の診断・治療に重きを置いた職業であり、植物学者ほど専門的ではないが病理解明や育成環境の調査のために研究なども行っている。\nNW森林組合では、魔術的・科学的手法に偏らずに植物や樹木を育て、後進の育成や一般社会への普及啓発を行える人材の育成のために導入された。",
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{
"title": "樹木医の着用制限",
"description": "樹木医そのものは試験に合格し、その後、特定の専門分野を学ぶ研修課程を終えるとなることができるが、試験を受けるには満たさなければいけない条件がある。\nその条件とは、現役の森林組合員である事と森林組合員として6年以上の勤務・実働が必要であるという事。また、その条件を満たしていなくとも、それに匹敵する実績があり、組合長が受験資格があると判断した場合には特別に受験許可が出る場合もある。\nただし、試験内容が広範かつ専門的であるため、7年以上の実績を持つ組合員でも不合格になるケースが多く、特別に許可が出たからと言って樹木医になれるわけではない。",
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{
"title": "樹木医の役割",
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{
"title": "樹木の診断・治療",
"description": "樹木医の主な役割。樹木・植物が病気になっていないか診断し、必要ならば治療を施す技術。いわば樹木のお医者さん。\n庭木や若木であれば植え替えができるので病気になったりした場合にそれらの考慮もされるが、巨木や古木は植え替えたとしてもそこまで育つのに相当の年月が必要になるため、病気の治療が検討される。樹木医はそんな時に力を発揮する職業であり、貴重な樹木を生かす手段を持つ者たちなのである。",
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{
"title": "樹木の調査・研究",
"description": "樹木や植物の生態や状態を観察・調査し、研究を行う技術。\n植物学者ほど専門的ではないが、樹木や植物の病気解明や環境調査のための活動として樹木医資格の一つに加えられている。\n他にも外来種の影響を在来種がどう受けるのかや今まで取り扱った事のない植物や樹木を試験的に育成する研究もこれに含まれる。",
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{
"title": "特定分野における研究",
"description": "多くの場合、研修課程で修めた分野の調査研究を行っている。\n植物学者ではないため、森林管理に関係する分野で調査活動を行うものが大半だが、中には本格的に研究をしている者もいる。\nそういった者たちは、特別業務で特定の植物を栽培したりする場合、どうしたら育つのかといった栽培実験に抜擢されて力を発揮する。",
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},
{
"title": "植生調査",
"description": "ある一定の地域に生息している植物や樹木、周囲の自然環境を調査し、その地域ではどのような植物の種が、どの程度の量、面積で生育しているか、といった情報を集めて記録する作業。\n国、地域ごとの自然環境の記録を取っておくことで、どのような生態系の変化があったかや何が原因で環境が変わったのかを知る一助となる。",
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{
"title": "環境改善指導",
"description": "環境改善というと凄い事のように聞こえるが、実際は個人で持っている弱った樹木に対し、土壌や周辺の環境をどのようにすれば再び元気になるのかを指導する事。\n人間でいう生活習慣病に対する生活習慣改善のための指導のようなものである。",
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},
{
"title": "病害虫・害獣の知識と対応",
"description": "植物を食い荒らす病害虫や害獣に関する知識とその対応法の知識。\n植物病理学と比べると専門性は劣るが、森林管理等で問題になりやすいのはこちらの方が多く、場合によっては害虫・害獣の駆除を依頼する必要も出てくるため人脈や交渉能力が必要となるケースも多い。",
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{
"title": "自然に関する知識の普及啓発",
"description": "樹木医に求められるのは病気の治療や樹木の研究だけではない。\n森林の管理が長い年月をかけて行われる以上、環境破壊がもたらす樹木への悪影響に対処するには多くの人々が常日頃から心掛けをしておく必要がある。\n日常的に組合員以外の人々への働きかけを行うのも樹木医の重要な役割なのである。",
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{
"title": "森林組合員にして樹木医のモラル",
"description": "NW森林組合はニューワールドの自然環境を守るために活動している組織である以上、樹木医資格を得た組合員たちはそれに協力するために樹木医資格を得た。\nそして、森林を守る者である以上、一部の学者のように好奇心に駆られて希少な植物を採取してしまったり入ってはいけない地域に入ってしまうという事はしてはならない。\n組合員として何年も過ごしてきた者たちにとって、それは当たり前の話であり、守られるべきモラルの一つなのである。\nそれを後進に伝える事もまた、樹木医の役割なのだ。 ",
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{
"title": "同僚と後進の育成",
"description": "森林管理は何十年単位で行われるものであるため、後進の育成は必須と言っていい。\n仕事のやり方や経験的なものは古参の組合員にも可能だが、それとは異なる理論的なアプローチは樹木医でなければできない。\nまた、同僚の組合員に対しても経験的なものではない研究に基づいた意見を述べる事で、また違った視点からのアプローチが可能となる。",
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{
"title": "研修課程",
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"title": "樹木医の研修課程",
"description": "無事に試験に合格した後、合格者はそれぞれ好きな課程を選んで研修に臨むことになる。講師は基本的に既に樹木医資格を持つ組合員が行う事になる。\nなお、この研修中は合格した組合員も講師を行う樹木医資格も業務を行っている扱いになる。\nただ、行われる研修は研修を行う樹木医が研修を行った課程になるため、所属する組合支部に希望する課程を修めた樹木医がいなかった場合、諦めて別の課程を選ぶか希望する課程を修めた樹木医がいる支部に出向かなければならない。\n大半は一つの分野を研修して終わるが、中には複数の分野を学んでしまうものもいたりする。",
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{
"title": "植物学",
"description": "植物学は植物を対象とした生物学の分野の一つ。学問としては古くから存在し、ここから植物地理学や植物生態学など更に様々な分野に分かれていく。\n植物全てが対象となっているため、樹木医は主な役割である樹木の診断と治療、それに伴う環境整備、単純な植物の種類や生態に関する広範な知識を修めている。",
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{
"title": "樹木学",
"description": "樹木学は植物学の分野の一つで、植物学は植物と名のつくものを全てを対象とする広範な学問なのに対して、樹木学は植物の中の樹木という部分のみを対象とする学問である。\n対象が樹木のみであるため学問としては偏りが目立つが、主な役割が樹木の診断・治療である樹木医にとっては樹木の生態や病害などに絞って修める事ができる有用な学問である。",
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{
"title": "園芸学",
"description": "園芸学は農学に一分野であり、る園芸の技術向上と自然現象の理解、また文化や芸術的な見地から植物を利用した研究や開発を目的としている。\n具体的には花のような観賞植物、野菜や果樹といった植物を取り扱う分野で、農家の出身だったり将来農家になりたいと思うものが修めている事が多い。",
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{
"title": "植物形態学",
"description": "形態学は生物学の一分野で、生物の構造と形態に関する学問。生物の形や生物が持つ機能、といったものを研究し分類しており、植物形態学はその中でも植物に絞って研究を行う学問。\n顕微鏡で細胞レベルで観察を行う分野の植物学、と思えばいい。 ",
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{
"title": "植物病理学",
"description": "植物の病気について症状や原因を究明し、病害を防ぐ原理や治療する方法を研究する学問。\n人間でいうところの医学に相当する分野であり、突き詰めた研究者は植物に病気を引き起こすメカニズムや感染が広がるメカニズムにまで踏み込んで研究がされている。\n樹木医の場合は研究する側ではなく研究結果を見て学ぶ側ではあるが、この学問では病原体だけではなく自然的あるいは人為的な原因での病理も研究しているため必修と言ってもいい学問となっている。 ",
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{
"title": "植物地理学",
"description": "植物の分布や生態を地理的要因や地質等の観点から研究する分野の学問。\nニューワールドでは藩国ごとに別世界かと思うほど景観や自然が違うため、この課程を修めたものは自国と他国の植生の違いに興味を持った者たちが多い。 ",
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{
"title": "動物学",
"description": "その名の通り、動物について研究を行う分野。植物学と同様にここから更に分野が細分化されるのだが、樹木医資格を目指す組合員は殆どが益獣と害獣についての研究分野を学ぶことが多い。例えば鹿などは数が増えすぎると森の木々を食べて枯らしてしまうため、そういったものにどう対処するかを学びたいと思うものがこの分野を選択している。",
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{
"title": "昆虫学",
"description": "広義の意味では動物学の一分野。動物学の中でも昆虫に絞って研究が行われている分野で、主に農業関係に関わってくる。\n植物の害虫は古来からの悩みの種であり、農業ほど深刻ではないが森林管理を行う上でも避けては通れない部分である。\nかと言って薬剤で殺しつくしてしまえばそれは生態系の破壊であるため、どこで折り合いをつけるか、どうやってつけるか、というテーマでこの課程を選ぶ樹木医候補生たちは多い。 ",
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