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E94防御

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E94 防御


作戦

周船寺竜郎@FEG
  • WD装備であるシールドを用い、攻撃を防ぐ
  • WDの瞬発力で手近にある遮蔽物へ移動し、攻撃を防ぐ

イラスト

とよのか苺@FEG
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SS

かすみ@FEG
   黒い波が押し寄せる。それは、目の錯覚でもなんでもない。
   黒くぬった一団が向かってくるのだ。黒オーマ。攻撃力最高、
   単体での力は強いと噂されるオーマである。さすが、というべきか。

   彼らは強かった。ただ、勇ましく攻撃を繰り出すその姿。
   わずかな恐怖すら見えず、まるで戦いを心の底から楽しむような、
   そんな印象をあたえる。しかし、彼らの攻撃を受ける我々にとって、
   その勇ましさは惚れ惚れとする憧れを抱かせるとともに恐怖を
   与えるのだ。圧倒的なまでの攻撃力に足がすくみ、気おされる。
   そして、相手の一団が強力な攻撃を仕掛けようとするのを部隊長は見た。

   これは、まともに喰らったら部隊全滅は避けられようもない。
   部隊長は、部隊全員に指令を出した。

   「防御するぞ!盾をもて!!地面に伏せろ!!」その腹の底から
   絞り出された声に反応した部隊の兵士達は、全員防御体勢を取るため
   に、いったんその場を離れる。足が硬直して、全身が次の攻撃を
   予感して震えて、どうしようもない恐怖を抱くけれど。負けるわけには
   いかない。そのために、死ぬわけにはいかない。守るべきもののために
   も。戦いを乗り越えた先の平和のためにも。

   だから、彼らは防御の体勢をとる。盾を構える。
   この戦いを終えて、藩国に戻って、楽しい日々を送るのだ。
   大好きな人たちに会うのだ。仲間や大事な人の顔を心にしっかりと
   思い出す。魂に刻む。絶対に帰ってみせる。
   黒のオーマの攻撃なんかに負けたくない、いや、負けない。
   攻撃を防ぐだけじゃ足りない。勝つんだ。負けない。逃げない。
   絶対にこの戦いに勝利を収めてみせる。歯を食いしばって、敵を見る。
   黒の一群を、双眸に捕らえ、にらむ。お前達が誰であろうと、関係ない。
   俺達は勝つんだ。勝って国に帰るんだ。

   敵の攻撃が、放たれても。その攻撃に、心折れることなく
   耐え切って見せる。

RP


とよのか苺@FEG「大丈夫、見切れる!」
サーペント@FEG(大族)「よし!これなら捌ける!」
一井号太@FEG「そんなへなちょこ、当たらないぞ」
広瀬都@FEG(大族)「これくらい……しのいでみせる!」
エスパー屍@FEG(大族)「避けるときは半歩前に出て威力を殺してから捌きます。」

広瀬都@FEG(大族)「うん、大丈夫。平気平気ー……っと」
エスパー屍@FEG(大族)「ふう、あと3mmずれていれば目が無くなっていました。」
一井号太@FEG「いちち、大丈夫、かすっただけだ!」
万反@FEG(大族)「わっ、堪えてみせます!」
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