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E102WD攻撃統合(白兵版)

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ichigo

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 病院の外では雪がチラチラと降っていた。
 もっとも、WDを着ているので温度は感じないが、吐く息の白さが、この土地の寒さを物語っていた。
 青森。再びここに来る事になるとは。しかも、あの時と同じ時間に。
 ギリギリと歯を噛み締めて金村は戦場を睨んだ。
『敵、距離1000、射撃構え!!』

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(WD戦闘:あやの 再利用イラスト)

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(WD戦闘:高渡 再利用イラスト)

「ROG!!」
 ナショナルネットから指令がかかる。
 金村は睨んだ目つきのまま、アサルトライフルを構えた。
 オペレーター達が司令に向かって次々と情報を送っているらしい。
 辺りは緊張と同時に、怒りで震えているように感じた。

 恐らくこの戦場を望んだのは金村だけではないであろう。
 あの青森の戦闘を知るもの全てが、望んでいたはずだ。あの完璧なまでに叩きのめされたあの時の雪辱戦を。
 忘れもしない。あの時撤退するはずだった火星の人々を、嘲笑いながら惨殺していく奴等の事を。
 忘れもしない。この地で敵味方関係なく食い殺すかのように殺していった奴等の事を。

 あの時は、自分は何もできなかった。
 戦場をひっくり返すような、そんな力など持ってはいなかった。
 しかし今は違う。力をつけた。何度も何度も命がけの転戦を繰り返し、力を蓄え、技を身に着けてきた。

『敵発見! 射程範囲まであと、5、4,3、2……』
 オペレーターのカウントダウンが始まった。
 ナショナルネットに再度指令が飛ぶ。
『オールハンドゥガンパレード!! 全員射撃用意!! 撃て!!』
「ROG!!」
 構えたアサルトライフルを、何の迷いもなく撃ち続けた。

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(WD戦闘:橘嶺 再利用イラスト)

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(WD戦闘:とよのか苺 再利用イラスト)

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辺り一面が白い。
 この白い景色だけを見ていたら、ここで戦争が行われているなんて嘘のようだ。
 いや、森や海岸など平和でないといけない場所でも戦争を繰り返していたのだから、ここだけきれいと言っていても仕方がないのであろうが。

「こちらB地点、敵までの距離200」
『了解。次の合図まで待機せよ』
「了解」
 司令部との通信を切り、突入の合図をただ待った。
WD部隊は、銃撃戦から隠れるように、雪で身を守りながら移動を開始していたのだ。
 味方が自分達の出番の為に戦っているのだろう。他部隊の激しい銃撃戦の音が響いている。
 息が白い。
「今の内に武器見とけ。凍ってたら話にならん」
「了解」
 それぞれ持ち前の武器を確認をした。
 本番で発射口が凍って撃てないと言うことにでもなったらたまったものではない。

 やがて、司令部が動いた。
 全員ナショナルネットを司令部に合わせる。
『突入開始せよ!!』
「了解!!」
 全員が銘銘の武器を構えた。
「行くぞ!! ハッピーエンド、奪い返しに行くぞ!!」

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 (WD戦闘:橘嶺 再利用)

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(WD戦闘:橘嶺 再利用)

「了解!!」

 敵の側面。
 そこ目掛けて我先にと走り出していった。
 大丈夫。今までだって生きて帰って来たのだから、今度も生き残る。
 突入開始。



文:金村佑華

――――――――――――――――――――

白オケへの二度目の介入…。
多くの謎をかかえたままNWの住民は青森へと降下した。
負ければCランク確定…アイドレスの終了。
「背水の陣」「絶体絶命」
不安を隠しきれずそんな言葉をささやく兵もいた。

負けると思って戦うつもりはない……
しかし敵は強く、物資や人員は限られ、勝てるという確証がないのも事実だった。


歩兵部隊の一角にも
そんな不安をかかえる兵が少なからず……いた。

「心配…?」
FEGの摂政…広瀬都は困っている人を放っておけないタイプの人間である。
普段も方々に気をつかい 誰かの悩みを解決するために走り回っていた。
今日も隣で暗い顔をしている兵士を見つけ、思わず声をかけていた。

兵士は…少し苦笑しただけだった。

人の気持ちを読むのに長けた彼女は
それでなにもかも理解し
んー とちょっとだけ可愛く首をかしげたあと 春のように微笑んだ。


「大丈夫ですよ」

その笑顔は力強く、輝いていて…
皆を安心させるに十分だった。

皆の表情に光が差す。
心にも。


ピピピ



WD隊のナショナルネットに通信が入る。

「合図です…皆さん行きましょう」

都はもう一度にっこり笑って顔を上げる。
そこにはまっすぐ未来だけを見据える一人の戦士がいた。

赤みがかった彼女の瞳が、青く……輝いたように見える。


「全軍抜刀!オールハンデッドガンパレード!」


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文:高渡
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*

作戦

【室内戦】

【地形】
≪建物内部≫
  • 遮蔽物が多く、身を隠しやすい移動ルートを選べる。

【装備】
  • スタングレネード:大音響と閃光で相手の動きを封じる
  • ピストル:比較的近距離の敵に狙いを定め迅速に、そして正確に射撃するための小火器
  • サブマシンガン:拳銃用の弾丸を使用し、室内戦闘や至近距離の敵に対して連射することを目的とした小火器

【陣形】
  • 建物に侵入するもの全員に視界を分担させ、死角をなくす。

【体術】
室内侵入
  • 潜入技能を使って、先行。敵を速やかに無力化(出来る限り命を奪わないこと)。
  • 罠にも細心の注意を払うこと。特に監視カメラや、赤外線・圧力センサーには注意し、サイボーグの目で確認すること。
  • ゆっくりとドアの外から室内を捜索する。
  • ドアをあけたら少し下がって、銃を向けた状態で横に移動し部屋を捜索する。
  • このとき、銃を部屋の中に突き出したりはしないこと。
  • 180度終わったら、室内に踏み込み直ちに外から見えなかった死角を確認していく
  • 反応時間がかなり遅くなるため。隅によらない。

室内戦闘
  • 構えの基本は、脱力(=リラックス)した状態で立つこと。素早く動作に移れるよう、無駄な箇所に力を入れないようにする。
  • ちなみに武器をしまうときは片方ずつ。しまうときにも周囲への注意を怠らない。
  • 移動する場合、構えながら歩かないこと。視界が狭まって危険である
  • [ 投げ(後ろから) ] ライフルなど武装した敵との近接戦
  • 突然後ろから敵に襲われ、腕も抱えられているので武器は使用できない場合は、振り払おうとして前に出ずに、相手に体重を預け気味に後ろに重心を移す。
  • 一瞬の隙を突き体を斜めにしながら右足を抜く。肘は相手の胸に押しつける。
  • 抜いた右足は敵の足に引っ掛ける。同時に体を回転させながらさらに後ろに押す。

スナップレスポンス
  • CQBでは前方に射撃できるだけではなく、左右から現れた敵にも反射的に反応しなくてはならない。
これには、腰をまわす事で胴体をねじればよい。
同時に片足を軸に足を回転させる準備をするが一発目を撃ってからでないと実際には回転しない。
この動きは流れるように滑らかでなくてはならず、上体をねじりひざを軽く曲げて、腕を胴に固定し銃を前方に突き出す。
左へ反応するときに左足を出したのであれば、左足はその位置で右足の指の付け根を軸に右膝を少し曲げる。
もし右に反応するのに左足を出したのであれば、両足を軸にする。
左は発砲する際は、右肩を前に押し出さなければならないので銃床は肋骨から少し前に離れる。
右の場合は、右腕でしっかり銃床を押さえ、銃をしっかり保持しながら左腕を伸ばす。
振り向く間ずっと、左膝は曲げたままなので、姿勢が低くなる。
これを調節するには左手を少し上げ、右手を逆に押さえつけるようにしながら前へ突き出すとよい。
これらを行うことで200度の角度まで即座に危険に対処できる。

室内での射撃
≪全般≫
  • 射撃に使う銃は自身の手や腕の一部となるように扱う。
  • 射撃の際にぶれないように正しくしっかりと握る。
  • 撃つときは近くにいる危険な目標を狙って2発撃つようにする。
  • すぐに弾切れにならないように射撃する速度を調製する。
  • 射撃速度:射撃効果を発揮する為には大量の弾丸を連続発射するべきだが、これで銃身は加熱しそれに伴って射撃精度低下、故障が発生する恐れがあるため射撃速度は制限される。一度の射撃動作で何発ずつ撃つかを予め決める必要がある、これらは大別すれば、単射と連射に分けられ一発毎に照準射撃するのが単射、二発以上の銃弾を連続して発射する事を連射と言う。
  • 射撃は右撃ちと左撃ちを織り交ぜて遮蔽物越しに。撃ったらすぐ隠れる
  • 戦闘中に弾丸をすみやかに再装てんするため、あらかじめ弾倉はきちんと収納し、即座に取りだせるようにしておく。
  • 敵の配置の薄い部分に集中して攻撃する。
  • 射線を重ねないように角度をつける
  • 射撃するときは立射や膝射、座射、伏射など正しい姿勢で行う。
  • 木や壁、岩などがある場合はそれを利用して身を隠しながら体を固定して安定させてから射撃する。
  • 膝射は片膝を地面につけて体を安定させて撃つことで狙いがずれにくくなる。
  • 制圧射撃によって敵の攻撃を妨げ反撃を封じたり、煙幕をはって目標を視認できなくしたりする。
  • 情報伝達には口述と身体言語をうまく使う。たとえば、仲間にある方向の敵を攻撃するよう命令する場合
A.口で方向を言う。
B.口で攻撃命令を言う。
C.指や視線で方向を示す。
D.ハンドシグナルで攻撃命令を出す。
とすると、A+BやC+Dと比べ、並列に情報を伝えられるA+CやB+Dのほうが早く指示できる。また、視界不良や轟音などの状況ではA+B+C+Dで冗長性をあげると、より確実に伝わる。
  • 一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。

≪歩兵≫
  • 銃を握るときは手が震えるほど力を込めないようにする。
  • 照準を合わせるときは照星と照門とが直線上に整列したサイト・アライメントの状態を基本とする。
  • 照星と照門を結ぶ線が水平になって目と同一の直線上になるように銃の向きをもってくる。
  • 照星に焦点を合わせ、銃の向きが撃つ目標の真ん中に来るようにする。
  • 撃つときは呼吸の仕方、引き金の引き方、照準の定め方、握り方を正しく行うようにする。
  • 発砲時や狙いを定めるときは照準がぶれないように呼吸を止めて行う。
  • 照準が外れないよう、引き金は勢いよく引かないようにする。
  • 引き金はサイトアライメントがずれないように指に徐々に力をかけて真後ろに引く。
  • 発射後の次の一撃をすぐに撃てるように引き金を引いた後もすぐに引き金を離さないようにし、照準を保つ。
  • 突撃しながら射撃するときは、銃を持つ腕を骨盤に押し付けたり、わきの下にはさんで押し付けて固定して安定させる。
  • 攻撃中は射撃の騒音や混乱が起きることを予想しあらかじめ声や笛、手信号などの連絡手段を決めておく。
  • 戦闘時は声を出さないこと(叫んだりしない)。ただし、要救助者への呼びかけや、緊急の事態はこの限りではない。
  • 敵集団内に煙幕弾と共に、榴弾やグレネードで攻撃。爆風でなぎ倒す。
≪歩兵・近距離≫
  • 拳銃を握るときはワンハンドかダブルハンドのような握り方をして射撃姿勢をとる。

室内での白兵戦
  • フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する。
  • 相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。
  • 目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾を狙って攻撃する。
  • アラダやチル、オズルの目を積極的に狙い、突いたり目潰しする。
  • 攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて肘や膝で打つ。
  • 相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙って突く。
  • 相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。
  • 相手の打撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
  • 相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。
  • 攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。
  • 反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。
  • 初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
  • 基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
  • 相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。
  • 力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。
  • 単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。
  • 一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。

≪打撃≫
  • 状況によってアッパーカットや手刀、拳槌、肘打ち、膝蹴りを使い分ける。
  • 突く際は全体重を乗せて、相手の体の向こう側を意識して打ち抜く。
  • 状況に応じて横蹴り、前蹴り、回し蹴りなど蹴りの種類を変える
  • 回し蹴りを打つ際は脚、膝、腰の力を利用し、上半身でバランスをとりながら相手に全体重を叩き込む。
  • 蹴るときは踵、つま先、脛など状況によって蹴りに使う部分を変える。
  • 打撃の種類
基本突き:脇を絞り、真っ直ぐ拳を突き出す。上半身の力だけでなく体重移動や腰の回転を意識し体重をかけて打つ。
上段突き:胸やノド、頭部を狙う。頭部は特に目、鼻、こめかみ、あごなど急所が集中しているので効果が高い。
中段突き:相手の胴体のど真ん中=鳩尾を中心に狙う。鳩尾にまともに打撃が入ると内臓へ衝撃が伝わって立っていられなくなる。
裏拳:手の甲でスナップを利かせて打つ。顔面など比較的もろい部分を狙う。
拳槌:握った拳を振り下ろしたり、体を回転させるようにして打つ。
肘打ち:人体の中でも硬い肘を使い、相手を打つ。全体重をかけて相手の弱い部分を狙う。
上段蹴り:下半身のばねを使って脚を振り上げ、上半身のバランスをとりながら相手の頭部を蹴る。
中段蹴り:相手のわき腹、みぞおちを狙う蹴り。相手の状況で前蹴りや回し蹴りを使い分ける。
下段蹴り:膝や足の甲を使って相手の太もも周辺めがけて蹴りこむ。足をつぶして立てなくしたり、素早さを封じたりできる。
前蹴り:片足を上げて抱え込み、体重を乗せて真っ直ぐ蹴りこむ。


≪棒術≫
  • 棒状の武器は全体重を乗せて突き、払い、スナップを利かせて打つようにする。

≪刃物≫
  • ナイフや刀剣で攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。
  • 斬撃の種類
唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。
袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。
水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。
刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける
  • 大型で両刃の剣は振るときに両手で持って自分に刃が当たらないようにする。
  • 刃の重みを使って叩き切るように使う。
  • 重さに振り回されて手首や肩の関節を痛めないように振るう範囲をきちんと決めて振るう。
  • 構えは半身で行い。敵の正面に晒す面積を少なくする。
  • 上段から振り下ろす時は地面に刃を当てないように注意する。
  • 構えは正眼か八相で。上段、下段の構えは壁や天井で太刀筋を邪魔される恐れがあるので多用しない。
  • 剣は左手の薬指、小指に力を入れて握り、余計な力みを生じさせない様に注意。
  • 斬撃を行う時は、刃の中心から根元で敵を捉え、しっかりと振り抜くことを心がける。
  • 突きをうつ時はしっかりと腰から前に重心移動を行い、それに乗じて刀を突き出すと威力が上乗せできる。
  • 視点を少し遠目で捉え、敵全身をいつでも視野に捉えておき、挙動を見極める。
  • 一足一刀の間合いに入った時は躊躇わずに打ち込む。
  • 峰で相手の剣を払い、その反動をもって敵に刀を打ち込むと無駄な力を使わずスムーズに攻撃を行える。
  • 二刀を用いて戦う時は、一刀で敵の構えを崩し、一刀で敵の体を攻める。
  • 一人で切り込まず、必ず味方同士で背中合わせになるような隊形をとり、後背の憂いを無くす。
  • 敵の数が多い時はこちらから切り込まず、敵を狭い場所へおびき寄せ、出来るだけ少数を相手に戦う様心がける。
  • かかとを少し浮かせ、足さばきを容易に行えるようにしておく。
  • 剣を構える時は必ず左足を半歩引いて重心をそちらに乗せておく。
  • 重心を常に中心において地面に対して直角に伸びるように体のバランスをとる。
  • 刃こぼれを避ける為に、敵の剣や防具に対して打撃を与える時は峰を使う。
  • 首、肩、手首、足首、肘、膝など防具のつなぎ目と成る部位は、一撃で相手の動きの要を断ち切ることが出来るので、隙あらば優先して攻撃し相手を無力化させる。
  • 先の先をとれずとも、後の先をとれば良い。焦らず敵の攻撃の軌道を見極めれば相手の隙をつくことが出来る。上段からの攻撃には身を屈めて胴を払い、下段からの攻撃は間合いを詰めて小手を打ち、中段からの攻撃は左右どちらかに体を逸らして突きで対処すれば相手の攻撃を受ける前に先んじることが出来る。
  • 単純に剣技だけで戦うのではなく、時折蹴りや足払い等の体術も同時併用して相手の虚をつく。
  • 基本的な技でも良いのでなるべく連続して攻撃を繰り出す。


≪WD≫
WD装備まとめhttp://www.zekuu.com/field/02job/42WD/42work.htm


※注:使用弾薬(参考)
 02/12.7ミリ機関銃・03/15ミリアサルトライフルには口径には差があるが
 AP(徹甲弾)・API(焼夷徹甲弾)・FMJ(フルメタルジャケット)弾を使用する。

 01/23ミリハンドライフル・07/40ミリ高射機関砲には口径には差があるが
 APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)・HEAT-MP(多目的対戦車榴弾)・HEAT(成形炸薬弾)の3種類を
 攻撃用として使用し特殊用途弾で照明弾・対レーザー用煙幕弾の2種類がある。

 04/40ミリ自動擲弾銃には専用の調整破片榴弾を使用する。
 これは弾殻を薄くする代わり、その内周にそって人為的に形状を整えた人工破片を貼り付けることで、
 破片威力を均等に割り振りして均一に破片をばら撒き攻撃する弾薬である。
 攻撃補助用の弾薬で対レーザー用煙幕弾も配備されている。


【装備】
  • ウォーアクス、超振動大太刀など攻撃力の高い武器による攻撃を行う
  • 装備している武器が体の動きを制限する場合、また白兵に適さない場合は破棄して機動力を高める
  • 武器を失っても、周りにある鉄骨などを臨機応変に活用する
  • WD装備である手榴弾を用い敵の目をくらまし、背面または側面から攻撃する・

●手榴弾
 これは撤退時や敵を路地など閉所空間に追い込んだときに使用する武装である。
 煌月のものと違い大型化により鋭利な破片と高性能爆薬が大量に内蔵されている。
 爆発時には半径10メートルに致命的な損害を与えそこからさらに5メートル以内の物も高圧高熱の爆風で損害を与える。
 威力的には155ミリの榴弾砲にも匹敵する武装だが使い方を誤れば味方にも大きな被害が出るため非常に危険であり使
 用には注意が必要である。
 なおオプションの爆発力収束用ライナーを取り付けた上でワイヤーやレーザーセンサー、さらにタイマーを取り付けること
 により簡易発破装置としての使用も可能。工兵部隊にも供給され重宝されているようだ。

●シールド
 煌月でも採用された大型シールドは非常に好評であった為、今回も咆月用に新たに設計されたものである。
 歩兵の盾となり進軍する時や突撃時に装備することが多い装備である。単純な形に見合わず構造は意外と複雑で3層構造にな
 っている。最上層に柔軟性が高いチタン合金を硬度が高いステンレス合金でサンドイッチして強度を上げ煌月の物より強度を
 増したクラッドメタル材で出来ており中層は高密度ジェル素材で着弾時の衝撃を吸収する。最下層は炭素繊維を織って布にし
 たものに樹脂を染み込ませて硬化させたもので銃弾や破片が上層中層を貫通しても炭素繊維布部分で衝撃を吸収され炭素繊維
 に絡め取られて停止する。
 ただし今回は強度向上のため銃眼は取り付けられず代わりに裏側には簡易陣地構築時に地面へ固定するためのパイルバンカー
 が表からは見えないが装備されている。



●ウォーアクス
 高質量、高硬度金属製の斧である。煌月開発時に作られたものを改良したと思えばよい。しかし煌月では重量により扱いに難のあったこの装備を動作機構の出力に余裕のある咆月はなんとか片手で振るうことが出来る。近接格闘時の破壊力は抜群であり取り回しもある程度までは改善された為、使用する者が増えている。

●超振動大太刀
 ウォーアクスと同じ素材で出来ている大型剣。ただしこれは刃の鋭さを求めて作られたものであり、重量はそれほど重くなく非常に取り回しがよい。WD格闘戦で一番使用されることが多かった武装である。煌月のものに搭載されたものと同じ高周波振動発生装置を搭載しており作動時はI=Dの腕程度なら簡単に切断することができる。
開発実験中にスイッチが入ったまま床に落とし刃が根元まで床に刺さってしまい開発者の一人であるヴァンダナが藩王夫人にこってり絞られたというエピソードがある。 

●大型槍
 FEGではファンタジー戦闘に慣れていない為、熟練した使い手でなければ使いこなせない中型鍛造剣だけではなくこの手の武装の初心者でも使いやすい槍を作った。
「ははは、ネタはたくさんあるぞ!」と開発時に技族ヴァンダナがあやしいこと言っていたが
一時期WDダンサーであり本格的な近接戦闘訓練を行った経験がある文族藤野は「趣味もいい加減にしてください!とっとと作りますよ!」と一蹴して設計に入ったそうだ。
 形状は単純で円錐の底部に持ち手を取り付けた騎乗槍をベースとして設計されている。
基本的には正面に構えて敵に突き刺すが接近された場合、思い切り横に振ることで槍自体の重量を利用して敵の側部に非常に大きな打撃を与えることができる。
 近距離での取り回しを考慮して柄は短く作られているが柄尻を外し延長用の柄を取り付けて間合いを長く取れるポールウエポンとしての使用も可能である。

●中型鍛造剣
 ファンタジー世界では機械を内蔵した超硬度大太刀が使用できないので
 その代用品として開発されたものである。通常の日本刀と同じように軟鉄を鋼鉄でサンドし幾度も叩き、鍛え上げ、研いで刃をつけた剣である。
 形状は西洋形の諸刃剣で非常に優美な形をしている。
 だが日本刀と同じ構造により強度と靭性も高く熟練した使い手ならば厚さ1センチの複合装甲さえも斬ることができる。
 これもまた手作りで生産に手間がかかるがその威力と美しい外見に惚れこむ者が多く人気があり
 一振りでも発注してから手元に届くまで最低でも一週間かかるそうだ。

●剣鈴(レプリカ)
 ガンプオーマの武楽器である剣鈴、それのレプリカである。
オリジナルのように精霊回路は彫られておらず純粋に武器としての使用を主眼に製作された。
金の3倍以上の比重とタングステン以上の硬度を持つ希少金属レニウムを混ぜ込んだ超高比重・超高硬度鋼により作られた刃は斬撃の威力は非常に高く、
刀身根元に埋め込まれた鈴も非常に軽やかな音を鳴らす。サイズに見合わない重量と剣鈴独特である取り回しの癖があり使用者は非常に少ないが戦場で非常に目立つ為、
リーダーがシンボルとして持つ場合もある。まさに戦場を舞う舞踏、ウォードレスダンサーに相応しい武装であろう。

●弓矢
 以前のロジャー奪還作戦であったようにファンタジー世界での中距離・対空戦闘での手段は非常に少なく空からの攻撃には防御以外の選択肢がほとんどなかった為に作られた。
 弓と矢の主要な素材は表面に硬化加工が施された木でできておりどこの世界でも使用が可能である。ただし弓の弦だけは金属製でありかなりの勢いで弓を発射することができる。
矢に関しては鏃に返しが付いていて命中した後、引き抜くことが困難となっている。
 射程はおよそ100メートル。

≪咆月≫
  • ヒット・アンド・アウェイを実践し敵の反撃を真っ向から受けとめるのではなく避け相手にのみダメージを与える
  • 煌月の強化された太股周りの人工筋肉を駆使し、素早く飛び込み、飛び退きを行なうことで、敵の防御・反撃を行ないづらくする
  • あまりに敵に接近した場合はできるだけ鍔迫り合いなどをせず、敵を蹴るなどの反動を利用して距離を置く
  • もし鍔迫り合いになった場合押すばかりでなく、引いて相手のバランスを崩しこちらの有利を作る
  • 大太刀は、薙いだり斬ったりするのではなく、突きを中心として戦う(隙が少なくなる上相手も避けにくい)
  • 敵の鎧の関節などの鎧の急所を狙って突きを放つ
  • 相手を注意深く観察し隙を見逃さない(大振りのときなど必ず隙を見せるはず)
  • 相手が馬などに乗っていたらまずは馬から倒す
  • 相手の武器の長さをしっかりと把握し間合いを間違えない
  • 緊張で体が固まっていると、まったく体が動かないためリラックスを心がける
  • 斬る、打つのみが白兵ではない、時には投げて敵を無力化する
  • 一撃で決めようとは思わず確実にダメージを与える
  • フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する
  • 目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾などの急所、装甲の薄いところを狙って攻撃する。
  • 脇を締め、打突に体重を乗せるためには腰の回転を意識する
  • 力みすぎないよう心がけ、相手との間合いを意識する。
  • 初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
  • 基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
  • ウォーアクスを振るう際は、刃の重みを使って叩き切るように使う。
  • 相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。



*

RP

サーペント@FEG : 「お互いにカバーリング!狭いから銃器の取り回しに気をつけて!いざという時はナイフやCQCで行きましょう!」
とよのか苺@FEG : 「周囲の倒壊に気をつけて進みましょう。敵が付近に潜んでいるかもしれません」
広瀬都@FEG : 「壁の向こうには注意しましょう。十分な攻撃力さえあればぶち抜けるんだから」
サーペント@FEG : 「何が潜んでいるかわからない!背中は任せます!」
周船寺竜郎@FEG : 「なるべく貫通力の低い武器を・・・。」
高梨ひひひ@FEG : 「ぐ…ニーギのところに突っ込んでいきたいけど、そんなことしたら嫌われるよな。警戒態勢!!」
狐@FEG : 「狭いですからね…跳弾も使い様ですよ。」
たぐ@FEG : 「周辺には注意しましょう。何が起こるか分からない」
サーペント@FEG : 「協力して周囲警戒に努めましょう!」
あやの@FEG : 「慎重に行動しましょう。足元にも注意して。」
広瀬都@FEG : 「遠慮なくぶちかましていい……なら、これでも食らってなさい(手榴弾を投げる)」



SS:金村佑華&高渡
作戦:作戦ライブラリ切り出し作業 周船寺竜郎
編集、ページ作成:高渡&川原
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