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E102WD攻撃・白兵

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ichigo

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辺り一面が白い。
 この白い景色だけを見ていたら、ここで戦争が行われているなんて嘘のようだ。
 いや、森や海岸など平和でないといけない場所でも戦争を繰り返していたのだから、ここだけきれいと言っていても仕方がないのであろうが。

「こちら白兵部隊、敵までの距離200」
『了解。次の合図まで待機せよ』
「了解」
 司令部との通信を切り、突入の合図をただ待った。
 白兵部隊は、銃撃戦から隠れるように、雪で身を守りながら移動を開始していたのだ。
 味方が自分達の出番の為に戦っているのだろう。射撃部隊の激しい銃撃戦の音が響いている。
 息が白い。
「今の内に武器見とけ。凍ってたら話にならん」
「了解」
 白兵部隊はそれぞれ持ち前の剣鈴レプリカやウォーアクス、超高度大太刀などの確認をした。
 最もありがたい事に、白兵武器は銃とは違い発射口が凍って撃てないと言う被害はないのだが。念の為鞘からは出しておこう。
 射撃戦の側面から敵を奇襲する。
 白兵戦の極意であった。

 やがて、司令部が動いた。
 全員ナショナルネットを司令部に合わせる。
『射撃部隊、射撃やめ。白兵部隊、突入開始せよ!!』
「了解!!」
 全員が銘銘の武器を構えた。
「行くぞ!! 戦争の真髄は白兵戦にありだ!! ハッピーエンド、奪い返しに行くぞ!!」

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 (WD戦闘:橘嶺 再利用)

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(WD戦闘:橘嶺 再利用)

「了解!!」

 敵の側面。
 そこ目掛けて我先にと走り出していった。
 大丈夫。今までだって生きて帰って来たのだから、今度も生き残る。
 白兵部隊、突入開始。

サーペント@FEG : 「死角にもぐりこみながら攻撃しよう!」
周船寺竜郎@FEG : 「(ウォーアクスを片手に)全力で行くっ!!!」
サーペント@FEG : 「援護するぞ!挟撃する!」
周船寺竜郎@FEG : 「まだまだ、咆月の力はこんなもんじゃないぞ!!!」
山原水鶏@FEG : 「かわして、かわして、落ち着いて殴る!!」
たぐ@FEG : 「相手の動きを阻害するように叩きます。その隙を狙って下さい」
周船寺竜郎@FEG : 「よし来た!! こっちは任せろ!!!」
イクト@FEG : 「レプリカとはいえ剣鈴だ、これはちょっと当たると痛いぞ」
ジャイ@FEG : 「何人かで連携して攻撃しましょう。攻撃した時の隙をフォローする感じで」
竜乃麻衣@FEG : 「まさか、自分で剣を扱えるとは思わなかったなー」
周船寺竜郎@FEG : 「(大太刀に持ち替えて)どりゃぁああぁああぁぁ!!!」
竜乃麻衣@FEG : 「それじゃ…行くよー!イクト君!ヴァンダナちゃん!」
イクト@FEG : 「はーい、後ろはお任せください!!」
たぐ@FEG : 「……せぃっ!(ウォーアクスを小さく振るう)」
左木@FEG : 「私も一人では…ジャイさんあの敵狙いましょう」
サーペント@FEG : 「互いの背後を守ろう!隙を作らないで攻撃だ!」
周船寺竜郎@FEG : 「おう!!背中は任せた!!!」
たぐ@FEG : 「周船寺さん、サーペントさん、フェイントをかけます。本命を叩き込んで下さい」
サーペント@FEG : 「周船寺さん!たぐさん!援護します!」
ジャイ@FEG : 「了解、左木さん。慎重に行きましょう」
サーペント@FEG : 「任せてください!フェイントよろしくお願いします、たぐさん!」
イクト@FEG : 「(剣鈴を見つめて)しかし、いくらWDの原型がファンタジーな服とはいえ、サイボーグが楽器で白兵する日が来るとはなー」
周船寺竜郎@FEG : 「よし!!いっっけえぇぇーー!!!!!」
サーペント@FEG : 「おおお!やったるぜーー!!」
狐@FEG : 「さて。弱った敵から仕留めていきますかね…。」
サーペント@FEG : 「狐さん!とどめは頼みます!」
狐@FEG : 「了解。お任せを。」

文:金村佑華

――――――――――――――――――――

白オケへの二度目の介入…。
多くの謎をかかえたままNWの住民は青森へと降下した。
負ければCランク確定…アイドレスの終了。
「背水の陣」「絶体絶命」
不安を隠しきれずそんな言葉をささやく兵もいた。

負けると思って戦うつもりはない……
しかし敵は強く、物資や人員は限られ、勝てるという確証がないのも事実だった。


歩兵部隊の一角にも
そんな不安をかかえる兵が少なからず……いた。

「心配…?」
FEGの摂政…広瀬都は困っている人を放っておけないタイプの人間である。
普段も方々に気をつかい 誰かの悩みを解決するために走り回っていた。
今日も隣で暗い顔をしている兵士を見つけ、思わず声をかけていた。

兵士は…少し苦笑しただけだった。

人の気持ちを読むのに長けた彼女は
それでなにもかも理解し
んー とちょっとだけ可愛く首をかしげたあと 春のように微笑んだ。


「大丈夫ですよ」

その笑顔は力強く、輝いていて…
皆を安心させるに十分だった。

皆の表情に光が差す。
心にも。


ピピピ



WD隊のナショナルネットに通信が入る。

「合図です…皆さん行きましょう」

都はもう一度にっこり笑って顔を上げる。
そこにはまっすぐ未来だけを見据える一人の戦士がいた。

赤みがかった彼女の瞳が、青く……輝いたように見える。


「全軍抜刀!オールハンデッドガンパレード!」


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文:高渡
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作戦


【地形】
≪雪上≫
・基本的な戦闘行動や戦術は、通常の陸戦とほとんど変わらない。
・兵士や車両、機材などの装備に対して十分な防寒対策をとる必要がある。

<生身>
・重ね着:重ね着することで体を暖められ、さらに必要に応じて脱着すれば体温調節が容易にできる。
・帽子の大切さ:頭部や凍傷になりやすい耳を守るため防寒用の帽子の着用を徹底する。
・手袋:指が凍傷になったり、金属性の装備の冷たさを防ぐために着用する。
・雪上用靴:対雪用のものをえらび、なるべく靴下を取り替えたり乾かしたり履き替えたりすることで足先の凍傷を防ぐ。
・氷点下での防水:寒冷地でぬれたまま風に吹かれると低体温症になるので、水につかる場合はかならず防水用の装備をする。
・かんじき:雪上で移動しやすくするための靴
・スキーストック:雪上で移動する際に足にかかる負担を減らせる

<機械>
・ゴム部品の取り扱い:ゴムは寒冷地では弾性が失われ、砕けることもあるのでなるべく外気や雪に触れさせないようにする。
・燃料の凍結防止:燃料や潤滑油が凍らないように取り扱いには十分気をつける。寒冷地用のものを準備する。
・バッテリーの用意:気温が低いと出力が落ちたりするので予備のものを多くもっていく。
・稼動時:アイドリングで十分部品を暖めてから動かす。
・停止時:エンジンの凍結を防ぐためヒーターを装着したり、シートをかぶせる。

<武器>
・カバー:小火器のようなものは寒冷地では潤滑油が凍ったり金属・プラスチック部品が壊れたりするので、使わないときは雪や外気に触れないようカバーにしまっておく。
・予備のパーツ:壊れた部品が速やかに交換できるように予備のパーツを用意しておく。
・外気温への冷却:外に持ち出したときに、武器についた水分が凍るのを防ぐために少しずつ武器を冷やす。
・金属変形への対処:撃って熱くなった銃身は雪の上においてしまうと変形したり水分がついてしまうので、扱いに注意する。
・照準器の取り扱い:呼吸の際に息を誤って光学照準器にかけてしまうと凍って使い物にならなくなるので注意する 

≪市街地≫
・道路が整備されており、速やかに部隊展開が出来る
・街路や建物を背景として敵の姿を確認しやすい。
・隠蔽や防御に使える建築物がたくさんある。
・放置されている車両に身を隠せる。
・建物の中や、屋根の上で身を隠せる。
・移動するときは常に建物の壁を背にして敵から見えにくい位置を取る。
・建物の中に敵が潜んでいることを警戒し、身をかがめながらすばやく通過する。
・建物が壊れているので、瓦礫の山に身を隠せる。
・見慣れている風景なので異質な存在である根源種族は見つけやすい
・市街地詳細地図の存在による敵の侵攻経路・展開等の予測
・大規模な軍隊(根源種族)は市街地では侵攻展開速度が比較的鈍る
・市外には下水など地下の通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。
・入り組んだ路地は大型の平気には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。
・屋内や狭い道では素早く接近でき、また距離を離されにくい
・攻撃班は市街地であることを利用し、敵を狭い路地で攻撃。攻撃面を限定することで、数の不利をカバーする。

≪市街地・歩兵系≫
・下水道や建造物内部を使って敵の側面へと移動できる
・市街地での狙撃には主にアサルトライフルを使う。
・市街地では機関砲は主に制圧射撃に使用し、なるべく高い場所から撃つことで効果的である。対空対地に使えフルオートも可能な歩兵携行装備では最強の装備。
・建物などの遮蔽物を利用した待ち伏せで近距離から迫撃砲や火砲による強力な砲撃を行える。
・手榴弾やグレネードランチャーは狭い路地や建物内部などで効果的である。
・対戦車兵器は屋根の上などの高い位置から射撃することで命中率をあげることができ、さらに装甲の薄い上部を狙える。
・狭い場所で対戦車兵器を使うことで、破壊した建物の壁などが破片のように飛び散り敵を無力化できる。ただし、後方爆風に気をつけ、ヘルメットや耳栓をする。
・動かない人造物が多いので銃を固定すれば高い精度で連射しやすい
・市外には下水や路地など隠蔽された通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。
・入り組んだ路地は大型の兵器には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。
・ゲリラ戦がしやすく、奇襲や敵側面を取る事が容易


【陣形】
・敵に対して多数で攻撃することを前提とし、敵1体に2人以上で攻撃できるようにポジションをとる。
・敵に後ろを取られないように味方同士でお互いに背中を守る。
・複数名での行動を基本とし、はぐれないようにポジショニングに留意する 
・数名での白兵を行い、連携で死角を作るなど優位な状況での戦闘を行う 
・孤立した場合は壁などを背にし敵を正面に置き敵の行動に即座に反応できるようにする

≪歩兵など≫
・攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。

【装備】
・ウォーアクス、超振動大太刀など攻撃力の高い武器による攻撃を行う 
・装備している武器が体の動きを制限する場合、また白兵に適さない場合は破棄して機動力を高める 
・武器を失っても、周りにある鉄骨などを臨機応変に活用する 
・WD装備である手榴弾を用い敵の目をくらまし、背面または側面から攻撃する・

≪WD≫
WD装備まとめ http://www.zekuu.com/field/02job/42WD/42work.htm#06
●ウォーアクス
高質量、高硬度金属製の斧である。煌月開発時に作られたものを改良したと思えばよい。
しかし煌月では重量により扱いに難のあったこの装備を動作機構の出力に余裕のある咆月は
なんとか片手で振るうことが出来る。
近接格闘時の破壊力は抜群であり取り回しもある程度までは改善された為、使用する者が増えている。

●超振動大太刀
 ウォーアクスと同じ素材で出来ている大型剣。ただしこれは刃の鋭さを求めて作られたものであり
重量はそれほど重くなく非常に取り回しがよい。WD格闘戦で一番使用されることが多かった武装である。
煌月のものに搭載されたものと同じ高周波振動発生装置を搭載しており作動時はI=Dの腕程度なら簡単に切断することができる。
開発実験中にスイッチが入ったまま床に落とし刃が根元まで床に刺さってしまい
開発者の一人であるヴァンダナが藩王夫人にこってり絞られたというエピソードがある。 

●シールド
 煌月でも採用された大型シールドは非常に好評であった為、今回も咆月用に新たに設計されたものである。
 歩兵の盾となり進軍する時や突撃時に装備することが多い装備である。単純な形に見合わず構造は意外と複雑で3層構造になっている。
最上層に柔軟性が高いチタン合金を硬度が高いステンレス合金でサンドイッチして
強度を上げ煌月の物より強度を増したクラッドメタル材で出来ており中層は高密度ジェル素材で着弾時の衝撃を吸収する。
最下層は炭素繊維を織って布にしたものに樹脂を染み込ませて
硬化させたもので銃弾や破片が上層中層を貫通しても炭素繊維布部分で衝撃を吸収され炭素繊維に絡め取られて停止する。
 ただし今回は強度向上のため銃眼は取り付けられず代わりに裏側には簡易陣地構築時に地面へ固定するためのパイルバンカーが表からは見えないが装備されている。

●大型槍
 FEGではファンタジー戦闘に慣れていない為、熟練した使い手でなければ使いこなせない中型鍛造剣だけではなくこの手の武装の初心者でも使いやすい槍を作った。
「ははは、ネタはたくさんあるぞ!」と開発時に技族ヴァンダナがあやしいこと言っていたが
一時期WDダンサーであり本格的な近接戦闘訓練を行った経験がある文族藤野は「趣味もいい加減にしてください!とっとと作りますよ!」と一蹴して設計に入ったそうだ。
 形状は単純で円錐の底部に持ち手を取り付けた騎乗槍をベースとして設計されている。
基本的には正面に構えて敵に突き刺すが接近された場合、思い切り横に振ることで槍自体の重量を利用して敵の側部に非常に大きな打撃を与えることができる。
 近距離での取り回しを考慮して柄は短く作られているが柄尻を外し延長用の柄を取り付けて間合いを長く取れるポールウエポンとしての使用も可能である。

●中型鍛造剣
 ファンタジー世界では機械を内蔵した超硬度大太刀が使用できないので
その代用品として開発されたものである。通常の日本刀と同じように軟鉄を鋼鉄でサンドし幾度も叩き、鍛え上げ、研いで刃をつけた剣である。
形状は西洋形の諸刃剣で非常に優美な形をしている。
だが日本刀と同じ構造により強度と靭性も高く熟練した使い手ならば厚さ1センチの複合装甲さえも斬ることができる。
これもまた手作りで生産に手間がかかるがその威力と美しい外見に惚れこむ者が多く人気があり
一振りでも発注してから手元に届くまで最低でも一週間かかるそうだ。

●剣鈴(レプリカ)
 ガンプオーマの武楽器である剣鈴、それのレプリカである。
オリジナルのように精霊回路は彫られておらず純粋に武器としての使用を主眼に製作された。
金の3倍以上の比重とタングステン以上の硬度を持つ希少金属レニウムを混ぜ込んだ超高比重・超高硬度鋼により作られた刃は斬撃の威力は非常に高く、
刀身根元に埋め込まれた鈴も非常に軽やかな音を鳴らす。サイズに見合わない重量と剣鈴独特である取り回しの癖があり使用者は非常に少ないが戦場で非常に目立つ為、
リーダーがシンボルとして持つ場合もある。まさに戦場を舞う舞踏、ウォードレスダンサーに相応しい武装であろう。

●弓矢
 以前のロジャー奪還作戦であったようにファンタジー世界での中距離・対空戦闘での手段は非常に少なく空からの攻撃には防御以外の選択肢がほとんどなかった為に作られた。
 弓と矢の主要な素材は表面に硬化加工が施された木でできておりどこの世界でも使用が可能である。ただし弓の弦だけは金属製でありかなりの勢いで弓を発射することができる。
矢に関しては鏃に返しが付いていて命中した後、引き抜くことが困難となっている。
 射程はおよそ100メートル。

【体術】
≪全般≫
・フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する。
・相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。
・目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾を狙って攻撃する。
・アラダやチル、オズルの目を積極的に狙い、突いたり目潰しする。
・攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて肘や膝で打つ。
・相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙って突く。
・相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。
・相手の打撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
・相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。
・攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。
・反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。
・初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
・基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
・相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。
・力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。
・単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。
・一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。
・打突に体重を乗せるためには脇を締め、腰の回転を意識する
・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
・相手の勢いを意識する
・相手との間合いを意識する
・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
・決めたと思っても気を抜かない
・打撃を行うさい、姿勢が崩れるほどの体重をかけないこと
(体が流れるため、打ち終わりに自分の姿勢が崩れるため)
・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持すること
・打撃は、相手に当たったらすぐに引く(姿勢維持と打撃力が上がるという効果がある)
・合図を使って連携して動く
・ターゲットの選定は武術の心得がある者が行う

≪打撃≫
・状況によってアッパーカットや手刀、拳槌、肘打ち、膝蹴りを使い分ける。
・突く際は全体重を乗せて、相手の体の向こう側を意識して打ち抜く。
・状況に応じて横蹴り、前蹴り、回し蹴りなど蹴りの種類を変える
・回し蹴りを打つ際は脚、膝、腰の力を利用し、上半身でバランスをとりながら相手に全体重を叩き込む。
・蹴るときは踵、つま先、脛など状況によって蹴りに使う部分を変える。
・打撃の種類
基本突き:脇を絞り、真っ直ぐ拳を突き出す。上半身の力だけでなく体重移動や腰の回転を意識し体重をかけて打つ。
上段突き:胸やノド、頭部を狙う。頭部は特に目、鼻、こめかみ、あごなど急所が集中しているので効果が高い。
中段突き:相手の胴体のど真ん中=鳩尾を中心に狙う。鳩尾にまともに打撃が入ると内臓へ衝撃が伝わって立っていられなくなる。
裏拳:手の甲でスナップを利かせて打つ。顔面など比較的もろい部分を狙う。
拳槌:握った拳を振り下ろしたり、体を回転させるようにして打つ。
肘打ち:人体の中でも硬い肘を使い、相手を打つ。全体重をかけて相手の弱い部分を狙う。
上段蹴り:下半身のばねを使って脚を振り上げ、上半身のバランスをとりながら相手の頭部を蹴る。
中段蹴り:相手のわき腹、みぞおちを狙う蹴り。相手の状況で前蹴りや回し蹴りを使い分ける。
下段蹴り:膝や足の甲を使って相手の太もも周辺めがけて蹴りこむ。足をつぶして立てなくしたり、素早さを封じたりできる。
前蹴り:片足を上げて抱え込み、体重を乗せて真っ直ぐ蹴りこむ。
・CQCに属する現代の戦闘技術(フェアバーン・システム、無音殺傷、クラヴ・マガetc)を応用する

≪刃物・棒術≫
・武器を振り回すため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする。砂の斜面等は避ける
・ナイフや刀剣で攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。
・自分の獲物のもっともダメージ与えられる間合いを確保する
・多くの数を相手にするために、刃が切れなくなるのを防ぐため斬るより突き刺すのメインにする
・斬撃の種類
唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。
袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。
水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。
刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける
・大型で両刃の剣は振るときに両手で持って自分に刃が当たらないようにする。
・刃の重みを使って叩き切るように使う。
・重さに振り回されて手首や肩の関節を痛めないように振るう範囲をきちんと決めて振るう。
・構えは半身で行い。敵の正面に晒す面積を少なくする。
・上段から振り下ろす時は地面に刃を当てないように注意する。
・棒状の武器は全体重を乗せて突き、払い、スナップを利かせて打つようにする。

≪歩兵など≫
・戦闘時は声を出さないこと(叫んだりしない)。ただし、要救助者への呼びかけや、緊急の事態はこの限りではない。
・隠れつつ展開。敵集団内に煙幕弾を投じて距離を詰める
・少数であっても、戦闘時には敵より多い数で攻撃できるよう、連携を密にとりゲリラ的に撃破。

≪咆月≫
・ヒット・アンド・アウェイを実践し敵の反撃を真っ向から受けとめるのではなく避け相手にのみダメージを与える 
・煌月の強化された太股周りの人工筋肉を駆使し、素早く飛び込み、飛び退きを行なうことで、敵の防御・反撃を行ないづらくする 
・あまりに敵に接近した場合はできるだけ鍔迫り合いなどをせず、敵を蹴るなどの反動を利用して距離を置く 
・もし鍔迫り合いになった場合押すばかりでなく、引いて相手のバランスを崩しこちらの有利を作る 
・大太刀は、薙いだり斬ったりするのではなく、突きを中心として戦う(隙が少なくなる上相手も避けにくい) 
・敵の鎧の関節などの鎧の急所を狙って突きを放つ 
・相手を注意深く観察し隙を見逃さない(大振りのときなど必ず隙を見せるはず) 
・相手が馬などに乗っていたらまずは馬から倒す 
・相手の武器の長さをしっかりと把握し間合いを間違えない 
・緊張で体が固まっていると、まったく体が動かないためリラックスを心がける 
・斬る、打つのみが白兵ではない、時には投げて敵を無力化する 
・一撃で決めようとは思わず確実にダメージを与える 
・フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する 
・目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾などの急所、装甲の薄いところを狙って攻撃する。 
・脇を締め、打突に体重を乗せるためには腰の回転を意識する 
・力みすぎないよう心がけ、相手との間合いを意識する。 
・初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。 
・基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。 
・ウォーアクスを振るう際は、刃の重みを使って叩き切るように使う。 
・相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。 




SS:金村佑華&高渡
作戦:作戦ライブラリ切り出し作業 周船寺竜郎
編集、ページ作成:高渡&川原
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