「E95整備」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

E95整備」(2007/06/16 (土) 22:19:02) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*E95 整備 **SS&作戦&イラスト 「全くもう!!」 油と砂と埃にまみれながらも 手だけはしっかりと動かしつつ素子は呟いた。 「帰ってきたらさっそくこれ?」 ノワールの戦いから帰ってきた素子は 今度はルージュの戦いに整備士として借り出されていた。 さすが整備の神様と呼ばれるだけあってその手際は見事なものである。 手下のBALLS達や手のあいている整備士も総動員して作業にあたらせた。 「ちょっとは手伝ったら?」 すみのほうでタバコをふかすペンギンに 不機嫌そうに声をかける。 風が一陣吹き抜けた…。 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000343.jpg) イラスト:あやの@FEG 「ペンギンは整備できん」 ちょっと考える素子。 「愛車はやってたじゃない!!」 スパナが華麗に飛ぶ。 おお筋力20の剛速球。 「あれは別だ」 ひらりと避けるペンギン。 よけたところでBALLSに襲われた。 勝ち誇る素子さん。強いぞ!素敵だ!! 「じゃあなんでここにいるの」 「ペンギンでも出来ることがある」 「弟子の頼みだ…自分の帰る所を守る手伝いをしてくれと」 「もう少しかっこよくいえないのかしら?あのおーさま」 「かわいい素子ちゃんを守ってあげてね とか」 「いや…【素子のほうが師匠より固い】といってたな」 あ、レンチがアメ細工みたいになった。 「ふふふ やっぱり 泣かす」 SS:高渡@FEG :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 素子さんがペンギンとの対話で不機嫌になっている一方その頃。 整備班長に借り出された整備士達の戦いが静かに繰り広げられていた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  パイロットの視点  「急げー敵はまだいるぞ!」  駐機場には整備部隊の怒号が響く。今駐機場に待機しているのは整備と補給に戻った対空仕様アメショーである。  「関節部チェック開始します。燃料補給よろしく」  コクピットのモニターでは機体各所にへばりついて必死に整備している整備員の姿が見える。  「すみません。弾薬の補給もお願いします」  機付きの整備班長に通信を送る。  「残段少ない?」  「かなり使いました補給が必要です」  コンソールを見ると弾薬のほとんどを使い果たしてしまっている。 これでは機体が大丈夫でも戦闘できない。  「少し待って。燃料補給が終わったら取り掛からせるから」  「了解。その間にOSと機体のマッチングをしておきます」  この対空仕様アメショーは生産されたばかりなのでまだ上手く機体にプログラムがなじんでいないのである。今回の戦闘ではメインパイロットが整備士資格を持ったパイロットである為、余裕があるときに調整を行いOSと機体の適合性を向上させ操作性の向上などを行うことができる。  「さて」  勝つためにはなんでもしないとね。  心の中でそう呟きながらコンソールパネルに搭載されたキーを叩 く。 /*/  整備士の視点 「ちっくしょー。結構な負荷かかってやがる。おーい、12番レンチ持ってきてくれ」 「マニュアルどこだマニュアル!!」 「改修部分の勝手がわかんねぇ」 そういいつつ、データバンクから急いでデータを引き出す。 ⇒整備作戦:サーペント@FEG ※作戦ライブラリを参照させていただいています。 (地形)≪市街地≫ -近くにある工場や整備工場などの施設を利用する。 -工具店は避難済みの民などから工具や材料を徴用する。 -燃料は近くの工場から拝借。工場地帯なので困らない。 (装備) 整備マニュアル:工具 -ドライバー -オープンレンチ:片方が開いており、ボルトやナットに掛けやすいレンチ -メガネレンチ:本締めやトルクの掛かるところを絞めるのに適したレンチ -モンキーレンチ:ローラーを回すことにより幅を調節できるレンチ -ラチェットハンドル:突起をソケットレンチの穴に差し込んで固定する -ソケットレンチ:ラチェットハンドルと組み合わせてナットやボルトを素早く締めたり緩めたりできる -ラジオペンチ:小さなものをはさんだり、細かい作業が出来る。 -プライヤー:はさむ幅を変えられる。ペンチのようにものをはさむ。 -エアーダスター:埃などが回路に入り込まないように吹き飛ばす。 -交換用パーツの備蓄:(体術) 重機 -クレーン:重量の重い機体や荷をつり上げて移動させる -合図:手旗信号を使って操作を指示する。 -汗が目に入ると地味に面倒なので、鉢巻は案外有効である。 -整備用のテントは日の光、風の向きなどを考慮して立てる。 ≪全般≫ -整備マニュアルを確認しておく -車高を調節して、足まわりの整備をしやすくする。 -必要に応じて整備マニュアルを参照する -機動性を重視して小部隊に分かれる -整備するものによって工具類を使い分け有効活用する -最低限必要な部分だけ整備する。 -ダメコン要員を総動員する -多少物資に無駄が出ても速度を優先させる -緊急時の対応はマニュアル化されている筈なので利用 -さびの原因となる汚れを落とすため機体の装甲表面を洗浄する。錆落とし、メッキの腐食落としをする。 -錆は装甲などに使用される金属にとってよくないので防錆処理を施す。 -稼働時間に応じ、適宜オイルを交換する。 -エンジンの内部をばらしてオーバーホールする。時間がないときはエンジンコンディショナーなどを利用する。 -駆動系の調整を行う。 -日ごろの整備点検を欠かさない。 -機械の調子を測るのに、音はとても重要である。音が違う所は重点的にチェックする。 -装甲が熱を持っていることもあるため、冷却をきちんと行う。 -熱で溶けてしまった装甲は交換する。 -整備項目のチェックリストを作って抜けが無いように行う。 -異常があった場合は関係者に報告し、同じミスを繰り返さないようにする。 -新規の整備項目や異常対策を行った場合はマニュアルに追加する際に追加部分が目立つようにしておく。  アメショーの足回りの整備をしていると意外なことに慣らし運転をしないで実戦投入したせいか予想以上の負荷がか かっていることがわかった。  それは機体各部の関節にもいえたが今は自分の仕事に精一杯でそんなことに気付く余裕はなかった。  「燃料補給完了しました」  機体の上で燃料補給用のパイプを外す音が聞こえる。それと同時に  「ちょっと!」  大声で呼ばれた。  「弾薬補給に行ってきて!ここはわたしががやるわ」  整備班長だ。  「ですが!」  「いいからとっとと行ってこい!」 蹴飛ばされた。仕方がないのでハンガーの中から対空機関砲の弾帯をいれたドラムマガジンの乗ったカーゴを機体に接続された対空機関砲に接続する。  頭につけたヘッドセットでコクピットに通信する。  「これより対空機関砲の弾薬を補充します。確認してください」  「・・・・・・了解」  キーを叩く音が立て続けに聞こえる。コクピットも修羅場のようだ。  「補充開始します」  補充用モーターを作動させるとドラムに内蔵された弾帯がするすると引き込まれてゆく。  ドラム1つ分がなくなり2つ分もなくなる。  「弾薬補充・・・終了!」  コクピットから連絡が入る。  「機体整備完了!次から全開機動可能です!」  機体整備も終わったようだ。  「機体から離れて」  無線連絡が入る。  立ち上がり発進するアメショーをみて整備員は思わず叫んだ。  「絶対に帰って来いよ!」  アメショーはそれが聞こえたかのように手を振って行った。 SS:藤野俊彦@FEG **RP
*E95 整備 **SS&作戦&イラスト 「全くもう!!」 油と砂と埃にまみれながらも 手だけはしっかりと動かしつつ素子は呟いた。 「帰ってきたらさっそくこれ?」 ノワールの戦いから帰ってきた素子は 今度はルージュの戦いに整備士として借り出されていた。 さすが整備の神様と呼ばれるだけあってその手際は見事なものである。 手下のBALLS達や手のあいている整備士も総動員して作業にあたらせた。 「ちょっとは手伝ったら?」 すみのほうでタバコをふかすペンギンに 不機嫌そうに声をかける。 風が一陣吹き抜けた…。 &ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000343.jpg) イラスト:あやの@FEG 「ペンギンは整備できん」 ちょっと考える素子。 「愛車はやってたじゃない!!」 スパナが華麗に飛ぶ。 おお筋力20の剛速球。 「あれは別だ」 ひらりと避けるペンギン。 よけたところでBALLSに襲われた。 勝ち誇る素子さん。強いぞ!素敵だ!! 「じゃあなんでここにいるの」 「ペンギンでも出来ることがある」 「弟子の頼みだ…自分の帰る所を守る手伝いをしてくれと」 「もう少しかっこよくいえないのかしら?あのおーさま」 「かわいい素子ちゃんを守ってあげてね とか」 「いや…【素子のほうが師匠より固い】といってたな」 あ、レンチがアメ細工みたいになった。 「ふふふ やっぱり 泣かす」 SS:高渡@FEG :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 素子さんがペンギンとの対話で不機嫌になっている一方その頃。 整備班長に借り出された整備士達の戦いが静かに繰り広げられていた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  パイロットの視点  「急げー敵はまだいるぞ!」  駐機場には整備部隊の怒号が響く。今駐機場に待機しているのは整備と補給に戻った対空仕様アメショーである。  「関節部チェック開始します。燃料補給よろしく」  コクピットのモニターでは機体各所にへばりついて必死に整備している整備員の姿が見える。  「すみません。弾薬の補給もお願いします」  機付きの整備班長に通信を送る。  「残段少ない?」  「かなり使いました補給が必要です」  コンソールを見ると弾薬のほとんどを使い果たしてしまっている。 これでは機体が大丈夫でも戦闘できない。  「少し待って。燃料補給が終わったら取り掛からせるから」  「了解。その間にOSと機体のマッチングをしておきます」  この対空仕様アメショーは生産されたばかりなのでまだ上手く機体にプログラムがなじんでいないのである。今回の戦闘ではメインパイロットが整備士資格を持ったパイロットである為、余裕があるときに調整を行いOSと機体の適合性を向上させ操作性の向上などを行うことができる。  「さて」  勝つためにはなんでもしないとね。  心の中でそう呟きながらコンソールパネルに搭載されたキーを叩 く。 /*/  整備士の視点 「ちっくしょー。結構な負荷かかってやがる。おーい、12番レンチ持ってきてくれ」 「マニュアルどこだマニュアル!!」 「改修部分の勝手がわかんねぇ」 そういいつつ、データバンクから急いでデータを引き出す。 ⇒整備作戦:サーペント@FEG ※作戦ライブラリを参照させていただいています。 (地形)≪市街地≫ -近くにある工場や整備工場などの施設を利用する。 -工具店は避難済みの民などから工具や材料を徴用する。 -燃料は近くの工場から拝借。工場地帯なので困らない。 (装備) 整備マニュアル:工具 -ドライバー -オープンレンチ:片方が開いており、ボルトやナットに掛けやすいレンチ -メガネレンチ:本締めやトルクの掛かるところを絞めるのに適したレンチ -モンキーレンチ:ローラーを回すことにより幅を調節できるレンチ -ラチェットハンドル:突起をソケットレンチの穴に差し込んで固定する -ソケットレンチ:ラチェットハンドルと組み合わせてナットやボルトを素早く締めたり緩めたりできる -ラジオペンチ:小さなものをはさんだり、細かい作業が出来る。 -プライヤー:はさむ幅を変えられる。ペンチのようにものをはさむ。 -エアーダスター:埃などが回路に入り込まないように吹き飛ばす。 -交換用パーツの備蓄:(体術) 重機 -クレーン:重量の重い機体や荷をつり上げて移動させる -合図:手旗信号を使って操作を指示する。 -汗が目に入ると地味に面倒なので、鉢巻は案外有効である。 -整備用のテントは日の光、風の向きなどを考慮して立てる。 ≪全般≫ -整備マニュアルを確認しておく -車高を調節して、足まわりの整備をしやすくする。 -必要に応じて整備マニュアルを参照する -機動性を重視して小部隊に分かれる -整備するものによって工具類を使い分け有効活用する -最低限必要な部分だけ整備する。 -ダメコン要員を総動員する -多少物資に無駄が出ても速度を優先させる -緊急時の対応はマニュアル化されている筈なので利用 -さびの原因となる汚れを落とすため機体の装甲表面を洗浄する。錆落とし、メッキの腐食落としをする。 -錆は装甲などに使用される金属にとってよくないので防錆処理を施す。 -稼働時間に応じ、適宜オイルを交換する。 -エンジンの内部をばらしてオーバーホールする。時間がないときはエンジンコンディショナーなどを利用する。 -駆動系の調整を行う。 -日ごろの整備点検を欠かさない。 -機械の調子を測るのに、音はとても重要である。音が違う所は重点的にチェックする。 -装甲が熱を持っていることもあるため、冷却をきちんと行う。 -熱で溶けてしまった装甲は交換する。 -整備項目のチェックリストを作って抜けが無いように行う。 -異常があった場合は関係者に報告し、同じミスを繰り返さないようにする。 -新規の整備項目や異常対策を行った場合はマニュアルに追加する際に追加部分が目立つようにしておく。  アメショーの足回りの整備をしていると意外なことに慣らし運転をしないで実戦投入したせいか予想以上の負荷がか かっていることがわかった。  それは機体各部の関節にもいえたが今は自分の仕事に精一杯でそんなことに気付く余裕はなかった。  「燃料補給完了しました」  機体の上で燃料補給用のパイプを外す音が聞こえる。それと同時に  「ちょっと!」  大声で呼ばれた。  「弾薬補給に行ってきて!ここはわたしががやるわ」  整備班長だ。  「ですが!」  「いいからとっとと行ってこい!」 蹴飛ばされた。仕方がないのでハンガーの中から対空機関砲の弾帯をいれたドラムマガジンの乗ったカーゴを機体に接続された対空機関砲に接続する。  頭につけたヘッドセットでコクピットに通信する。  「これより対空機関砲の弾薬を補充します。確認してください」  「・・・・・・了解」  キーを叩く音が立て続けに聞こえる。コクピットも修羅場のようだ。  「補充開始します」  補充用モーターを作動させるとドラムに内蔵された弾帯がするすると引き込まれてゆく。  ドラム1つ分がなくなり2つ分もなくなる。  「弾薬補充・・・終了!」  コクピットから連絡が入る。  「機体整備完了!次から全開機動可能です!」  機体整備も終わったようだ。  「機体から離れて」  無線連絡が入る。  立ち上がり発進するアメショーをみて整備員は思わず叫んだ。  「絶対に帰って来いよ!」  アメショーはそれが聞こえたかのように手を振って行った。 SS:藤野俊彦@FEG **RP

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー