Chorus-System


ブラックゴート社が開発した機動兵器用マンマシンインターフェース。開発そのものは同社の母体となった企業、ミラージュが開発していたものであり、同社が使用しているのはそれをさらに発展させたものである。

ブラックゴート社製の人型機動兵器及びノーマルACには全てこのChorus-Systemが搭載されている。ただし、搭載機種によってバージョンは異なっている。

基本的にはAMSと同様の思想を持って開発されているが、AMSとは大きくことなる。まず人体とコンピュータを直接的には接続せず、ヘルメット内部に取り付けられた装置により脳波を観測しその読み取った脳波により機体の動きを機体側で補佐するという形になる。

そのため電気信号を脳へ送ることが無いためAMSのように搭乗者への負担を強いることは決してなく、適正も必要としない(だが個人差はある)のだがAMSよりも精密さはかなり劣っている。

現在、主に使用されているのはChorus-SystemⅣであるが、幾つかのバリエーションが存在している。

  • ⅣVer.1.01
アイビス及びアイビス・Rに搭載されているタイプ。Chorus-Systemは基本的にパイロットと機体を直接接続はしないが、ⅣVer.1.01においては人間と機体を直接接続する。これはアイビスのパイロットが特殊であるため。

  • ⅣVer.2.00
Chorus-Systemのバリエーションの中で最も普及しているタイプ。ブラックゴート社製のノーマルAC及びイービス等の人型機動兵器全てに標準で搭載されている。

  • ⅤVer.1.00
厳密に言えばⅤシリーズはマンマシンインターフェースではない。機体を無人機かするためのAIなのだが、Chorus-Systemから得られた情報を元にくみ上げられたためにChorsu-Systemのバリエーションとして組み入れられている。
ⅤVer.1.00の搭載機種はデスサッカーのみ。

  • ⅤVer.2.00
Ⅴシリーズの完成品。Ver.1.00では幾つかの不具合があったが、それらを全て解消したタイプ。Ⅴ.Ver.2.00はブラックゴート社では使われておらず、GA社にノーマルAC用無人AIとして売り込まれたもの。

  • ⅤVer.2.10
Ⅴシリーズの最新作。Ver.2.00ではフォーメーションを初めとした連携行動にやや難があったが、それを克服したのがこのVer.2.10である。
クルセイダーの無人機タイプに搭載されており、実戦ではネクストを一応は撃退した実績がある。


最終更新:2009年06月15日 16:55