イービス


正式名称は「BG-02 イービス」
アイビスを基にした量産機である。
量産型ではあるが、ブラックゴート社内のエースパイロット専用機として開発されており大量生産を考慮した構造にはなっておらず、全面的に協力しているユナイテッド・ステイツにすら輸出する計画も無い。

オリジナルアイビスとの大きな相違点は三つ。
1.有人機であること
2.AMSに似た独自の操縦システムを持つこと
3.コア構想に近いものを取り入れ様々な装備に換装が可能なこと
である。

AMSに似た独自の操縦システムはChorus-TYPEⅣと呼ばれるものであり、以前からミラージュが開発していたものを継承した形になる。AMSと同じくパイロット機体を同調させるものであるが、AMSのように適正を必要としないというのが大きなメリット。
ただし、機体と搭乗者の同調率を大きくしすぎるとパイロットの脳に負担が掛かりすぎるためAMSほどの性能は有しておらず、複雑な操作を簡易化させることができるといった程度である。

コア構想に近いものを取り入れてはいるが、ベースから変更するようなことはせず、一部の装甲を着脱可能にし機体各所にハードポイントを設置している。
これにより砲撃戦仕様や後方支援仕様、格闘戦仕様など様々な特性を持たせることができるようになっている。またブラックゴート社の機体全てにいえることだが、このイービスも機動性を優先しているため装甲は薄い。

その分、やはり機動性は高く一番重量のある砲撃戦仕様にしていたとしても空中戦が可能。ただし、アイビスアイビス・Rのような水中を航行することは出来ない。


最終更新:2009年06月02日 01:37