避妊について

コンドームによる避妊の確率について。

一般的な使用法による失敗率は20%で、正しい使用法による失敗率は5%です。
これはどういう意味かというと、
正しく装着して一年間Hしているカップルが20組いたとして、
うち1組は正しく使用していたにもかかわらず妊娠するという意味です。

妊娠したならしてもいいやと思えるカプには「ほぼ妊娠しない」率かもしれないけど、
絶対妊娠したくないカプにとっては油断禁物の数値ですね。
危険日はH自体をしないよう勧めます。 万全を期すならピルやネオサンの併用を。

なお、絶対に妊娠したくないと思って真面目に避妊を考える人にとっては、
「 毎 日 が 危 険 日 」というのが 常 識 です。

とはいえそれではH出来る日がなくなってしまうので、
他の日に比べて比較的危険度の低い日をあげるなら、
生理が安定していて、なおかつ基礎体温がはっきり低温期と高温期に分かれている女性ならば、
高温期4、5日目から生理までの、一週間ほどが比較的危険度の低い日と言えます。

彼女自身に基礎体温をはかってもらうように。
でも彼女がミドルティーンの場合、まだ生理は安定していないだろうから、
セーフティーセックスは諦めて下さい。

まだ子供を持って育てられる状況でないのに妊娠した場合、
自分の精子の強さを誇ったところで 堕胎する彼女の心身を傷付けることに
なんの変わりもありません。そこんとこをよくよく考えてから事に及んで下さい。

二十八日周期の場合の簡単な例

一定しているのは「排卵~次の生理 = 約十四日」の方なので、
二十八日以外の場合は、周期の長さに応じて低体温期の日数を読み替えること。
┌──┬───────────┬──┬───────────┬──┐
│生理│←──低体温期───→│排卵│←──高体温期───→│生理│
├──┴───────────┼──┴───────────┼──┘
│←────約十四日────→│←────約十四日────→│
├──┬───┬─────┬─┴──┬───┬───┬───┤
│病気│確率中│  確率大  │確率特大│確率大│確率中│確率小│
│注意│数日間│  五日間  │ 三日間 │三日間│三日間│※※※│
└──┴───┴─────┴────┴───┴───┴───┘

1.生理中は各種の感染症を起す可能性があり、衛生的に好ましくない。
2.生理直後を狙いたいと思うかもしれないが、生理の長短や排卵日の誤差で簡単に妊娠してしまう。
3.精子は放出後に約一週間前後生き残るため、しばらく妊娠率の高い期間が続く。
4.排卵の二日前から当日までの三日間がもっとも妊娠率が高い。排卵を境に高体温期に入る。
5.放出された卵子の受精可能期間は三~四日。
6.しかし例外もあるため、着床不能になる一週間後までは油断できない。
7.この後、ようやく妊娠しにくい時期に入る。

唯一はっきり判る生理から見て最も遠い段階であり、厳密に特定することは大変難しい。
その為、「安全日」とはとても言えないが、確率を下げる程度の役にはたつ。

お約束の心得

  • お互いが妊娠希望でないなら、初めてでも避妊は必ずする。
  • 「最初はナマでも大丈夫!」って嘘ですよ。
  • コンドームは挿入前から装着する。
   ナマで入れて外ダシや途中からのゴム装着は妊娠する可能性が高い。
  • 受け入れる側の女の子のほうが圧倒的に負担が大きいので
   気遣いを忘れない。無理強いはしない。
  • 性経験が未熟なうちはイクどころか感じることもうまくいかない女の子も
   多いので、テクだのを一丁前に悩まない。マグロなどと罵倒しない。
  • 緊張で濡れない・感じない・勃起が萎えるなどの失敗もある。
   気にするとさらにループするのでリラックスを心がける。
  • 一度で成功するとは限らない。

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最終更新:2008年02月20日 18:15