これから水槽設置する人向け
わからない単語は検索オススメ
はじめに
まずは地域のショップスレなどを参考にいい店を探してください
できれば行動範囲内で2~3店舗を見て回ることをおすすめします
購入までに何度か見に行ってください
慣れてくれば店ごとの違いもわかるかと思います
重要なのはトリートメント済みであるか(確認しづらければヒゲやヒレの溶けの有無、体表の様子、おなかのぽっこり具合などを観察)
店員はどうか(質問しやすいか、知識あるひとか、ひやかしの客の扱いとか)
おまけ要素として、無農薬の水草の有無を見ておくのもいいでしょう
生体をホームセンターの熱帯魚売り場と比較すると差がわかりやすいかもしれません
- ホームセンター内でもいい店はあります、むしろ半端なショップより器具の品揃えはいいです(Gexあたりに押されがちですが)
- いいショップが出店してるところもあります
- 元ショップ経営者などがアルバイト店長やってたりする場合もあるので侮れないこともありますが稀です
通販はギャンブル要素が高いです
病魚薬の取り扱いや、もしもの時のために地元ショップはおさえといたほうがいい
通販で数百円ケチるより、いい店でいい状態の気に入った魚を買うほうがいいと思います
- 器具は正直、通販の値段が安すぎますし品揃えでも店舗が不利なのは仕方ないところ
- 半端な店だと初心者に高額セットすすめたりもあるのでなんともいえない
足し算と引き算
なれた人にも何のことよ?という題ですが
水槽の設定の考え方をこのあたりに書いてみたいと思います
- 説明のためだけにでっちあげた考え方なのでこのとうりにしてるとかじゃないですし、要素も適当なので過不足あったりしますが
水槽に水道水、カルキ抜きいれてベアタンクが基本
- 水道水の水質は意外と地域差あったりします、カルキ抜きは規定量だと多すぎなのは面倒なので無視
とりあえず生体いれるとするとエサ・残飯と排泄物がでますね、これが追加された要素、酸素消費は過密なら数え上げるか
濾過を上部にしたとして、濾過サイクルにプラス、定期的にフィルター濯ぐとするなら排泄物(ゴミ)をマイナス
時間による変化だとソイルの機能(pH調整、肥料)だとか
底床に溜まっていくゴミが嫌気層形成でそのうち硫化水素発生源に変化とかも
などとてきとうに項目挙げて行く
水草水槽したいなら底床、水草、肥料、照明ごとに何が追加されてなにを削減できるのか上げていくわけです
設置場所の温度変化なども考慮にいれてもいいか、とりあえず思いつく物全部で
ベアタンクに水入れただけで冷暗所に密閉だとたぶん何も起こらないですよね
で、ここから外れたら外れた分だけなんらかの影響(症状)がでると
たとえば肥料や光量が多すぎになっていればコケまみれになったりというがわかりやすい?
何がどれだけ影響あるのかは実際やってみないとわからん部分でもあるので
どこかの実施例参考にしつつ考えてみてもいいのではないかと
必要な物
水槽:設置可能な限り最大の物、コリドラスは底面付近に住む魚ですので底面積が広い物がいい
- 水量が多い=安定させやすい
- 底床面積が広い=コリドラス飼育数の許容量が増える
- 枠有りor枠無し=飛び出し事故は枠有りのほうが防ぎやすい
- 重いのが心配=コリドラスがメインなら高さはそれほど必要ない、Lowタイプからんちゅう水槽あたりを検討してみるのもいい
- スリムタイプは?=悪くは無いですが奥行きがないのはマイナスポイント(レイアウト上だけでなくコリドラスの泳ぎっぷりの観点から)
- 30cmキューブか60cm規格水槽が手ごろ
水槽台:60規格なら大人が乗っても大丈夫なぐらいの物なら流用可(30cmキューブだと子供)
- 棚の耐過重と天板(棚板)のたわみ強度は別です、水槽底面がたわむと割れます
- 水槽の幅とほぼ同じサイズの台、脚が天板の下にあるもので水槽幅とほぼ同じ物、ぐらつきが無いもの
- メタルラックはサビとたわみで問題起こしやすいのですすめません
- 防サビ防水はかんがえておくこと、思う以上に濡らしてしまうことが多いです
- 設置場所の水平、たわみへの対策、もしもの時のための防水も考えた方がいいかもしれません
- たたみ、じゅうたん、クッション入りフローリング(防音防振)では傾きやすい(コンパネなどで気休めはできます)
ウレタンマット+合板:水槽の底に敷きます
- 防振や保温、微妙なゴミが挟まることでキズ(割れ)つくのを防ぐ
- Q,水槽についてる薄いのはダメ? A,1cmぐらいのウレタンマット(ゴムとかもOK)と1cmぐらいの合板の組み合わせがいいのです
- コリドラスは振動に敏感なので防振対策として紹介されてた
- Q,かえって傾かないの? A,水槽台のほうで調整してください
- Q,水槽の底がプラスチック枠で裏がへこんでる、マットしいたらくいこんで傾くよ? A,水槽の直下に合板、次にマットでそして台の天板でOK(すべりやすくなるので注意)
ヒーター:熱帯魚飼育には必須
- サーモが別、温度調節可能なもののほうがいい
- 設置に際しては説明書をよく読むこと(縦or横、位置など)
- 容量で迷うなら1クラス上のものを
- 不慮の事故(停止による温度低下)を防止のために2本入れるのもいい
- 極一部、室内無加温が可能な種がいますが極限に挑むのは推奨できません
濾過器:飼育者の管理を楽にするための物なので必須
- 種類によって得手不得手があります、飼育者の日々の水槽メンテにもよりますが物理濾過・生物濾過のバランスをとることが必要です
- 無濾過飼育はかなり難しいしメンテも大変
砂利・砂:底床用、無くても飼えなくはない
- 極細かめの大磯や砂であればエラから出すしぐさ(もふもふぱっぱ)を見ることができます
- コリドラスの棲家でありベットであり食卓でもある、ついでにトイレだけど
- 底床のバクテリアは濾過の一部として重要(底面濾過以外でもばかにしたものでは無いです)
エサ:いいもの食わせてやりたい
カルキ抜き:ハイポとか
- ハイポ一粒だと多すぎるので自作コンコロラインにしてもいい
- コンコロラインとか4in1が悪いわけじゃない、むしろ便利な物だと思います(入れすぎなければね)
- 日光(紫外線)に半日晒せば抜ける
- 汲み置きしておいてエアレつっこんどいてもそのうち(3日?)抜ける
- ビタミンCとか緑茶でも抜けるとか
できれば揃えておきたい物
試薬・試験紙:水質測定用、とりあえず亜硝酸か硝酸塩が計れればOK
- 立ち上げ~安定するまで週一回ぐらい計っておくといい
- 経過観察できればOKなので厳密さは必要ないかと、そういう意味でテトラの6in1でも十分
- こだわるなら試薬
- 安定してしまえばほぼ不要(というか計らなくなるかと)
- 極端な水質の地域や標準外のことをやるならきっちり測定すべき
- pHや硬度は水草の育成可否、極端な水質調整機能の物使う場合など
予備水槽:メイン水槽へ入れる前のトリートメントから病魚のケア用など
- プラケースでも可、状態観察のために透明なものならOKだけどヒーター使用には注意
- 水草もトリートメントしたほうがいいよ
予備ヒーター:故障の時の予備、冬場の予備水槽の為
エアポンプ:予備水槽用、夏場にエアレ入れたい時用
- エアリフトの泡で遊ぶコリドラスもいるので普段からエアカーテン入れておくのもいいかも
- 予備に回すのは金属コックなどで分岐すればいい
エアリフト式投げ込み濾過:メーカーの差は説明面倒、とりあえず水作の製品から選ぶとハズレはない
バケツ:丈夫なもの、10L前後
- 2個あるとちょっと便利
- 水換え用にはポリタンクも使いやすい(主に給水用、中洗いにくいやつならね)
掃除用具:プロホースやクリーナーポンプ(給油ポンプのような物)
網:ヒレの棘が引っかかりやすいとはいえ無いと不便
隠れ家:無くてもいいですがあった方が落ち着きます
- 隠れてでてこなくなるので向きを考える
- 半端なスキマは挟まる(バックできません)ので危険
- 枝流木+活着水草あたりがベストじゃないかと
- 半割り植木鉢やシェルターでもいい(設置場所にゴミ、糞がたまりやすいので注意)
- 土管、河童、カバ、ブタなんかもあるね
- アクア用品以外は自己責任、特になにかあるというわけではないけどね
- 製造国によって何かにじみ出てくるんじゃないか?というのはあります(実験してみるしかないね)
病魚薬:連れ帰ってトリートメント用としてトロピカルNあたり(寄生虫対策込み)
- とりあえず1/3の濃度で使用
- 薬に弱いのでトドメを刺すこともありえます、普段から世話にならないように水槽メンテをしっかりしましょう
- すぐに買いにいける店があるなら全種無くてもいい
- 症例にあわせて選択
- Q,塩や唐辛子は? A,民間療法試すより薬を買いましょう、一切効果が無いとまでは言わないけど薬なら確実に効くよ?
あれば便利な物
バスポンプ:水換えが楽になります
- 大型水槽や設置場所が高い場合、もしくは低すぎる場合に威力を発揮
1L計量カップ:何かと使える
ピンセット:20~30cmのもの
スポイト:小型~大型(長いもの)、ジャンボスポイト(灯油用、100均)など
シリンジ:注射器、100均化粧品コーナーにあるやつ
スクレイパー:コケ掃除用
メラミンスポンジ:コケ掃除用
- 魚によくないという人もいますが未だにメラミンスポンジが原因で障害がでたという話しを見ません
- 水換え前に散らさないように掃除、その後水換えで問題ないかと
飼育数
初心者スレ、質問スレでよく見かける1cm1Lというのはよくわからない人への、とりあえずの目安でしかありません
水量と濾過、日々のメンテに大きく左右されます
また、コリドラスでは底面積が重要になります
泳ぎはかなりなものですのでそれなりの広さを確保したほうがいいというのもあります
30cmキューブの場合、パイロットフィッシュ1~3匹、コリドラス4匹、ラムズとミナミは別枠
とりあえずこのぐらいまでと考えてください
- 色々慣れればコリドラス9匹ぐらいはいけるとは思います
- 一気に増やすのは崩壊の元
- 過密飼育は自己責任
水槽の立ち上げ
よくわからないかと思いますが、我慢してパイロットフィッシュで45日前後我慢してください
これが一番面倒が無く、確実な方法です
- 試薬・試験紙がないなら45日待ち、あるなら測定して確認(週1~2回測定)
- いい店の飼育水を種水とすることで期間短縮できます
- すでに立ち上げ済みの水槽の底床や濾材移植でさらに短縮
- 移植量が多い=大規模換水といえる、要経過観察ですが即飼育もできなくは無いです
- 最初からラムズ等のスネールを入れておくとコケ抑制しやすいですが、目安の一つである茶苔の発生が確認しにくくなります
パイロットフィッシュ
アンモニア発生源として生体を利用します
基本的に丈夫な種類の魚を1~2匹で十分です
水槽に底床と濾過をセット、流木や水草なども入れておくほうが無難
半日~1日で初期のにごり(底床のゴミなど)が取れるのでパイロットフィッシュ投入
(初期の白濁期は酸欠注意、パイロット無しエサのみで3日ほどまわしてからの方が安全?)
水換えは週一回1/3が目安、危険値超えないなら換えなくてもいい(むしろ換えないほうがいい)
最初の3日~1週間目までは白濁(薄い牛乳っぽい?)その後、急激透明に(輝くような感じ)
パイロットフィッシュ投入後、白濁がひどい場合(視界不良な感じ)は水換え多めに
セッテイングで間違いが無いかも確認が必要
あとはギリギリの量のエサを与えて亜硝酸→硝酸塩の確認、落ち着いたらメイン購入(トリートメント行き)
- アンモニア発生→亜硝酸→硝酸塩、各バクテリアの発生を待ちます
- 上でも書きましたが定期的に水質測定しておけばわかりやすいです
- 茶苔の発生確認と大雑把に45日後であれば立ち上がったとみなしても(無理は禁物)
- このあたりの解説は検索して調べてください(長すぎます)
- パイロットフィッシュとしてメダカとアカヒレがよくすすめられていますが個人的に向いてるとは思いません(お勤め後ボトル隔離するならわからなくは無い)
- ほどほどに丈夫な魚であれば何でもいいのです、むしろメダカとアカヒレは状態良く無いことが多いです
- 健康な青赤白コリなら十分こなせます
- バクテリアは濾材以外に底床やガラスや水草などにもつきます
- 肥料食いの水草は後から入れたほうがいいかもしれません(肥料が問題になる)
- 水草+ソイルの組み合わせは初立ち上げの場合考慮する要素が増えて面倒です(ソイルの能力、肥料の過多など)
- ソイルを使えば簡単に水草水槽を実現できますがコケ抑制を考えると難しくなります
- およそ半年でソイルの持つ水質調整機能、肥料などがなくなります
- マツモやアナカリス(農薬に注意)、フロッグビットなどの浮き草を使うのがいろいろな意味でおすすめ(バクテリアのエサ不足になったとしても安定度は上がります)
- 流木はアク抜き済みでないとブラックウォーター化します、アク抜きのために活性炭を入れると立ち上げが遅れます
- Q,ラムズのみでは無理? A,不可能ではないです
マグロ(ササミとかも)を使う方法
魚のエサで十分なのでわざわざ買うことは無いとも思いますが
バクテリアのエサとして入れます
- 水カビの発生などが起こりやすい
- 量が多すぎると腐るだけです
- 経過については変わりません
- ラムズ等スネールを入れておくと水カビ防止、多すぎによる腐敗の防止になります(遅くなるかどうか知らない)
フィッシュレス
基本的に変わりません
パイロットフィッシュのかわりにアンモニアを添加するだけです
飼いたく無い魚を飼わなくていいのがメリット
添加量とかめんどくさい、やりたければ解説してるところを探してしっかりマネしてください
- アンモニアは極少量でいいので残りは困る
- 園芸肥料の尿素でもできなくは無いですがこれも量が多すぎますし濃度調整が困難です
- 鶏糞… ミジンコスレをトリクソンで検索(好ましい結果にはなりがたいかと思います)、鶏糞水槽スレじゃないよ
市販されてる各種バクテリアについて
おまじない程度というひとから絶大な効果が!というひとまで様々
なくてもちゃんと立ち上げできるのでむりに入れなくていいかと思います
- 自然発生したバクテリアが定着した場合は、以後完全リセット以外に発生待ちとかしなくていいです
- 購入したバクテリアが累代繁殖してるのかは、一般レベルでは誰も調べてないはずです(その上で効いたとか無駄だと言っている状況です)
- バクテリアスレ読んでみてもいいかと
PSBは?
ホムセンでもピンク~無色になったやつが並んでるアレ
効果は?PSBの死骸がバクテリアのエサになるとは言われてますね
詳しくはバクテリアスレでPSBで検索
えひめAIはどうよ?
納豆菌スレがありますがネタ化してしまっています
浄化や微生物発生には効果あるのですが水槽では合わない可能性もありえます
実行前に過去ログ含めて読んでみるといいかと
- 入れすぎ厳禁
- 立ち上げ後に入れすぎるとバランス崩壊が、というのは市販バクテリアでもありえます
- 納豆一粒ほど入れるとエビが食べます
- ヨーグルトも極少量であれば(耳掻き一杯からティースプーン以下)おそらく問題は起こしません、入れすぎは水の腐敗やコケまみれの引き金に
- 砂糖に関しては落ち葉スレの過去ログ探して読むべき、ちょっとやっかいですよ
- アルコール(イースト)に関しては極少量なら発酵式でCO2添加していれば入ってます、多すぎなければどうということは無い
- 金魚水槽や肉食魚水槽の生臭さが解消されるようです(納豆だけでもいい?)
ちょっと違うけど落ち葉って?
詳しくは落ち葉スレとその過去ログを
- 手軽にブラックウォーター作れたり、バクテリアだけでなくエビやラムズのエサになります
- 脱窒できるとか
- 入れすぎると嫌気層ができて硫化、ほどほどが肝心
- 水草のちぎれたの放置でOKとはいかない
- シジミの話題なども落ち葉スレの過去ログにあります
濾過
外部や外掛けなどいろいろありますが、あくまで水槽メンテ期間を延ばす補助器具でしかありません(酸素供給効果は副次的)
底床のゴミとりや定期換水、濾過器(フィルター)の掃除などのメンテは必要です
濾過方法とレイアウトは密接な関係にあります
どちらかを決めればおのずともう片方も決まるのでどういう水槽にしたいのかをじっくり考えてください
また、飼育魚によっても向き不向きがあります
濾過器の能力としてよく言われるのが物理濾過と生物濾過です
- 物理濾過:ゴミ(糞、残飯など)収拾と排出の容易さ、集めるだけでは評価しがたいかと
- 生物濾過:アンモニア→亜硝酸→硝酸塩を行う場、残飯・糞も分解できるが貯めない方がいいです
- 濾過として取り上げられることは少ないですが植物(水草)による吸収などもあります
- 活性炭などは使い捨ての吸着材です(そのまま使えばバクテリア層のついた濾材にはなる)
- そもそも換水してこそでもあります(無換水は難度高い)
ウチダ熱帯魚方式
管理方法(水換え、底床攪拌掃除)込みのシステム
大掛かりなロート式+底床攪拌+大量換水(80%)を3日に1回、一般向けではありません
今でも写真や画像つきで解説しているところも残ってますので一読の価値はあります
ロート式
簡易底面の一種
エアストーンにロートをかぶせ、大磯砂などで埋めます
多数の小型水槽に手軽に対応できるのでメダカやグッピー飼育などでよく使われています
どちらかと言えば生物濾過重視、水換え時にゴミを吸い出すことも容易です
エアポンプ(ブロア)の音、泡の音が欠点
レイアウトに向かない
底面エアリフト
ロートではなくスノコやパイプを使う(市販品も大概どちらかを採用)
底床そのものを濾材にできるので濾過面積が大きい
生物濾過重視、水換え時にゴミを吸い出すことも容易なのはロート式と同じ
水槽内はすっきりします(煙突以外目立たない)
使用する底床は砂利~砂が無難、ソイルでもいいのですが掃除しがたいのでコリ水槽には不向き
- なにごとも工夫が大事、ですが自己責任ですよ?
- 底物飼育しない人なら底床掃除をしない(減らす)というのはありえますが、掃除してないといきなり崩壊することがあります
エアポンプの音、泡の音が欠点
水草を植え込むのには向かない(POTなどに植えて設置)
- 肥料少な目でいいものを選ぶ
- 流木などに活着させたものを使う
- 肥料食いでもPOTに植えることで対応可能
底床内にゴミをためることになる
その他の底面
水中ポンプ駆動、外部や上部、外掛けに直結
吸い込み式:特に言及されない場合はほぼこちら、ゴミも漉し取ります(底床内に溜まる)のでザクザク掃除必須
吹き上げ式:排水側につなぐことで実現
- 底床内にゴミが溜まりにくい
- 連結の終端ですので嫌気濾過層にもなりえます
- 負荷が高いので注意が必要です
- 水流がなくなります
- ゴミが溜まりにくいので底床掃除はそれほどしなくてもいい(あるいは不要)とする人もいます(底棲魚がいない場合に限りたい)
外部式
水草水槽(ネイチャーアクアリウム等)で好まれる方式、設置方法次第で添加したCO2を逃しにくくできる
水量を大きく増やしやすい
大概静か
組み合わせ次第(連結とかいろいろ工夫)でさらに高性能化
そのままの使用では外部はどちらかと言うと生物濾過
- CO2ミキサー、殺菌灯など別機能もった器具増設にも向いてる
セットが面倒
壊れた時の水漏れ被害
フィルターメンテが大掛かり
外部でもゴミを吸えますが、詰まって大掛かりな掃除が必要になります
(給水口にスポンジ等をつけてゴミの進入を防ぐ、別途に物理濾過に特化させた濾過器を設置する)
配管が邪魔、もしくは無駄に高価
設置場所に困る場合も
上部式
濾過能力は結構高い、特に物理濾過に強い(フィルタの洗浄、交換が容易)
- 水作エイトブリッジのように生物濾過に特化した上部もあります
うるさい
枠なし水槽ではちょっと怖い(水槽強度)
水槽の後景が光量不足になる
外掛け式
水槽の縁に引っ掛けるだけのお手軽設置
取り外しも簡単でゴミ掃除も楽(物理濾過に強い)
開口部と容量の大きい物は濾材入れ替えで生物濾過強化に変更が容易
駆動部が水槽内のものと水槽外(外掛け内)のものがある
ハズレはうるさい
大きな物は枠なし水槽では強度が心配
既製品のフィルタは物理濾過+吸着剤で使い捨て
意外と目立つ
投げ込み式
エアリフトでは水作エイトやロカボーイなどが該当します
大雑把に水槽内に器具のほぼ全てが入る方式ですのでエイトドライブやSPFも含む場合もあります
わかって使えばかなり使えますが糞の多い魚だとメインとするには不足です(換水、底床掃除次第)
- エアリフトをサブフィルターとして、水流つくるのにSPF等を利用など
一式もっているともしもの時に安心
メーカーごとの違いや優劣は投げ込みスレ、水作スレ等で確認を
- 水作エイトなどは簡易底面としても機能します、ニューフラワーあたりですと埋めて使うのも薦められています
- どちらかと言うと生物濾過に強い、活性炭などで吸着を強化されてる場合も
- 集塵能力はあります、計量カップなどで投げ込みごと掬い出せばOK
- ゴミ(糞)取りに特化したフィシュレットもここでいいか?
- 底面もほぼ全て入ってますが、分類としては除外されます
タンクインタンク
水槽内に大量の濾材をつめた容器を入れます
容器内に底面か投げ込みを仕込むことで循環させます
- 見た目と水槽内の空間を犠牲にして濾過容量を稼ぐ方法
- 小型キューブ水槽でやるからタンク イン タンク
- 籠でやっても問題は無い、むしろ濾材の通水性UP?
- 濾材としてソイルを使うことで水質調整とかも(上部や外掛けでもできなくはない)
背面式
水槽内の後背一面を使うなんらかの方式、水槽に仕切りを付けたりして作ります
オーバーフローであることが多いです
水槽内で完結させるので水漏れの心配はありません
- 水作のコンセプトシリーズをこちらにいれる場合もある?
狭くなります
水槽内はすっきりしますのでレイアウトには向いてる方
物によりますが手入れは面倒です
オーバーフロー
水槽底面か側面に穴を開けてパイプで濾過槽へ飼育水を落とす
揚水能力のたかいポンプで水槽まで汲み上げる
濾過槽最大クラスで物理濾過も生物濾過も強力
大掛かり
うるさい
サイフォン式オーバーフロー
水槽に穴を空けずにオーバーフローを実現
- 水槽からポンプで汲み上げ・吸出しな外部と似てるとも言えなくない?(濾過槽が違いますが)
対策されて無い場合、詰まったら溢れる
オーバーフロー多段連結マンション
超大掛かり
同一の飼育水で多数の水槽を循環させることができる
これが利点であり欠点でもある
流動濾過
外部などの排水側に接続
濾材表面に十分な水を接触させる方法
飾り?
ウエットアンドドライ
濾材(バクテリア膜)に酸素供給を増やすためのシステム
縦置きの円筒のような物や上部濾過の上に載せる物
濾過槽の水位を変更するものなどいろいろ
沈殿濾過
こういう方法も無くは無いので一応
水槽向けでわざわざやるか?という気もしなくは無い
- 生体いれてないサテライトMかLに溜まるゴミを思い浮かべてもらうとちょうどいいかと
- 仕切り立ててるとよりいっそう沈殿濾過槽っぽくはなる
底床(砂利、砂)
ベアタンクでも飼育は可能、ですがマメに掃除する人でもないかぎりおすすめしません(エサと糞の渾然一体とした物が溜まるし)
底面濾過でない、水草を植えないのであれば1cm以下にしておく(コリが掘り返して底が露出しなければOKなので5mmでも3mmでも)
薄敷きのほうが掃除しやすいし、蓄積されたゴミの腐敗(硫化とか)を防ぎやすい
- 底面濾過でも厚すぎるのは危険
- 水換えより底床掃除ついでに水も換えるぐらいでちょうどいい
- 掃除しないけどなんともないよっ!ってのはとりあえず聞き流しとくほうがいい
とがってるからヒゲが切れる、とかの大半は掃除不足によるヒゲの溶けかもしれない
- ガーネットサンドあたりだと顕著(細かく比重も重いので掘り返されにくい=腐敗、硫化とかしやすい)
- 1cm以下めったにおこらない(3~5mmぐらいだとほぼない)
- ガラス片のように重くて尖ってる(というより切れる)やつはさすがに無理、溶岩石は物によるかも
- 金属の網(リシアネット)とかだと挟まって千切れる?
泥(荒木田土やケト土、たんぼの土)は無理、川みたいに掛け流しの水量あればいけるかもね
- ビオトープや睡蓮鉢では使わなくもないですが水槽内で使うのはいろいろ面倒
- 肥料過多になりコケまみれ
- 底床内で硫化して崩壊
- ごく一部に肥料(あるいは保肥層)として仕込むなら考えられなくは無い
- 大磯で水草やってた人のなかには泥仕込んでた人もいるとか(ソイル一般化前)
ソイルでも飼育できるが崩れやすい=ザクザク掃除し難いので底床の汚れがたまりやすい
- 全面に水草を植える場合、餌場として皿+砂などがほしい
砂利・砂系はサイズと比重で見る
- 粒が大きければエサが落ち込みやすい
- 比重が軽いとザクザク掃除がしにくい(一緒に吸い出される)
設置・レイアウト例
解説するなら別ページ
トリートメント
解説するなら別ページ
病魚薬以外に民間療法も載せる?
動画:Corydoras in the Amazon他
最終更新:2011年03月09日 00:45