交配

オスが激しくメスを追い掛け回したり、メスがガラス面や水草の掃除を始めると繁殖の前兆です
暖かく見守ってあげましょう
(ちなみに追い掛け回した後、交尾する様子を『にょいにょい』と呼んでいましたが、スレ20辺りで廃れました)
交尾は独特の方法で行います
成熟したメスは成熟したオスの排泄孔に口で吸い付き精子を飲み込みます
精子は消化器官を素通りし、卵子と受精します
直後にメスは数秒間失神した後、卵を産卵し腹ビレに卵を抱え、適当なところに貼り付けます
一度に10数個の産卵をし、この行為を多いときは1日で数十回繰り返します
一度産卵を始めると1~数週間置きに産卵をすることが多いようです
産卵の時期は水温が下がる冬場にしたとの報告が多いです
また大量の水換え&温度変化が産卵を誘発させるとの報告も多く寄せられています
繁殖を希望する場合は卵を採取し、人工孵化させましょう
上記のように際限なく産み続けることもありますので、飼いきれない場合は放置推奨です
産卵した卵は、指で取るか、カード類、筆などを使用しプラケース等に隔離します
プラケースには飼育水でなく、カルキ抜きしていない水道水または、メチレンを数滴入れた水を張ります
これは卵をカビさせない為ですが、ただの水でも問題ないとの報告もあります
プラケースには軽くエアレーションを施し、親の水槽に浮かべるかヒーターを入れます
水槽に浮かべる場合はプラケースがひっくり返らないよう、上部に穴をあけハンガー等で壁に固定するか
布団用のピンチで止めておけば安心です
受精卵であれば時間が経つとだんだん茶色になってきますので、見分けがつきます
白っぽくなったり、カビてしまった卵は残念ですが無精卵ですので、速やかに取り除きましょう
孵化するまでは毎日水を1/2~全量交換を推奨します
種類にもよりますが、約3日くらいで稚魚が孵化します
孵化した稚魚は速やかにスポイト等で確保し、親の水槽に設置した稚魚ボックスに放します
孵化した稚魚はヨークサックがついており2日くらいは餌を食べませんから踊る心を抑えつつ、餌を準備しましょう
(この期間に餌をやっても水を汚すだけですので、要注意!)
稚魚の餌には沸かしたブラインや冷凍ミニブライン、アルテミアなどが良いようです
稚魚が1.5㌢くらいに成長すれば、本水槽に合流させても良いでしょう
万が一、殖えすぎて買い切れなくなった場合は、行きつけのショップへ持ち込むか、里親スレで里親を探しましょう
健康に飼育されているコリドラスならば、5日くらいは餌を与えなくても大丈夫です
旅行などで出かける前に餌をやり過ぎないように気をつけましょう
やり過ぎによる水質悪化のほうが致命傷です

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最終更新:2010年11月26日 02:57
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