走行データ編
ちなみに東京→名古屋は15時間10分くらい。
(初級スレ落ちたままですが、復活しないのかな・・・試走は大変有用だと思う)
スペック編
フレーム: GHISALLO GC-3
コンポ: ULTEGRA SL (フロント:50-34T, リヤ:12-25T)
ホイール: ユーラス
タイヤ: GP4000S
大阪→東京との違いはホイールがキシエリ→ユーラスに変わったのみ。
最近、パワータップを買ったけれど、ロングライドではパワーより心拍を重視することもあって、軽量性を優先してユーラスに。
前回リタイヤした東京→大阪でまたキシエリを使うのは何か嫌な気がしたので、験担ぎの意味もあります。
持ち物編
こちらも大阪→東京とほぼ変えてないです。
本体
- Edge705
- ボトル×1(500ml)
- CO2ボンベ×2
- ミニポンプ
- ライト(フロント:EL135、ハブ:Dosun S1、リヤ:Radbot1000)
- バックミラー
ツール缶
- 輪行セット(ベルト、エンド金具、タイラップ)
- 携帯ツール
- スーパーVAAM
トップチューブバッグ
- ENELOOP単三×6本
- 充電器(Edge用)
- アミノバイタルプロ×5
- カーボショッツ×1
サドルバッグ
- パンク修理セット(タイヤレバー、タイヤブート、チューブ×2、CO2ボンベ口金)
- 梅丹CC
- 交通安全祈願のお守り
ジャージのポケット
- ボルダースポーツ
- 充電器(携帯用)
- クリアケース(バンドエイド、予定表入り)
- ミネラルサプリメント
- その他、財布や鍵や補給食など基本的な物
※充電器は単三2本駆動。前回、終盤に携帯もEdgeも電池がヤバくなったので2つ持つことにした。
※Dosunはブルベ界隈で評価が高いけれど、確かに配光が良い。
プラン編
時刻表
今回は、◆HjkX.us5Ukさんの方法を真似して、立ち寄るコンビニを予めリストアップ。
ちなみにラストのコンビニはスルーしてゴールを優先しました。
予定と実績
通過地点 |
距離 |
予定 |
実績 |
日本橋 |
0 |
01:00 |
1:02 |
小田原 |
84 |
04:10 |
4:08 |
箱根峠 |
111 |
05:51 |
5:51 |
静岡駅 |
188 |
08:33 |
8:34 |
金谷峠 |
224 |
10:05 |
10:09 |
浜名湖 |
277 |
12:30 |
12:16 |
豊橋 |
307 |
13:40 |
13:31 |
熱田神宮 |
370 |
16:20 |
16:12 |
関 |
434 |
19:10 |
19:12 |
鈴鹿峠 |
444 |
19:55 |
19:55 |
大津 |
493 |
21:45 |
21:41 |
梅田新道交差点 |
551 |
00:20 |
0:20 |
結局最初から最後までほぼ時刻表通りの運行でした。到着時間は予定ピッタリでびっくり。
ルート
基本全編R1のルートを使用。理由は、やはり何か会ったときに安心なこと。
それと、何気に東京→大阪でR1コースの達成者が居なかったこと。前人未到へのチャレンジがしたかった。
装備
- ヘルメット: OGK レジモス
- インナー: クラフト・ゼロエクストリーム(長袖)
- ジャージ: スペシャ・長袖
- レーパン: パールイズミ・プリザーブ
- グローブ: 日本手袋工業組合インナー+ErgoGrip指ぬき手袋
- シューズ: SPDのシマノの一番安い奴
もう5月だし、ウインドブレイカーはいいだろーと思って持って行かなかったんですが。
箱根の頂上で2℃しかなくて凍えそうになりました。冬用のインナー着ていて良かった。
日本手袋工業組合のインナーグローブは、薄くて邪魔にならない割にちょっと寒いところでも耐えられるのでオススメ。
Qファクター広いほうがペダリングしやすいので、SPD-SLより2mm広いSPDを前回同様選択。
股ずれ対策は前回と同じくボルダースポーツ+Reskin。今回もいい仕事してくれました。
補給編
足つり対策には、100均で売ってるミネラルサプリと、ポカリ。
アミノバイタルプロは前回ちょっと足りなかったので多めに持って行きました。
(出発前、箱根前、箱根後、金谷前、鈴鹿前、鈴鹿後に摂取)
異様に炭酸飲料が飲みたくなったので、飲みまくってます。水分摂取は全部で6リットルほど。
前半は固形物を多く入れ、後半はゼリー系を多くしました。
261さんのアドバイスに従い、カフェインは極力取らなかった(胃がやられるらしい)。
練習編
- 平日(週2~3) 20~40kmくらい、それなりに高強度
- 休日(土日どちらか) 100~160kmくらい、中強度
- 月間合計1000km前後
前回達成から半年間はこれのほぼ繰り返しです。200km超は前週の試走と、伊豆半島一周のみ。
個人的には常日頃200km超を走る必要は必ずしもないと思ってます。
ただ、ここ最近パワータップの影響で高強度練習ばかりやってたので、試走に行くまで200km超の走り方を忘れてました。
そういう意味では、何度かはロングの練習をしておく必要はあると思います。
フォーム編
STOP&GOの多い町中やダウンヒル以外は基本上ハンです。上半身の疲労防止というよりは手のしびれ対策。
とはいっても普通に上ハンだと空気抵抗が大きいので、TTっぽく上半身は寝かせ気味です。
マシンのセッティングは、レース用とロング用で分けていて、GHISALLOは思いっきり後ろ乗りポジです。
レースだと、あまり後ろ乗りにするとアタックの反応が悪かったりするわけですが、キャノボはレースではないので。
後ろ乗りだと、結果的にクランクに力を加えられる時間が長くなるので、ロングライドには都合がいいのです。
ケイデンスは平地80~85bpmくらい。股ずれ対策です。
TIPS編
ここからは今回達成のポイントとなった2つのTIPSをまとめます。参考にしていただければ。
補給は回数・時間を減らすこと
前回は闇雲にコンビニで休憩をとったので、かなり停止時間が多かったわけですが、今回は意識的に補給回数・時間ともに減らしました。
大阪→東京よりも走行時間が長いにも関わらず、停止時間を25分削ることに成功。
- 大阪→東京 走行時間: 19時間56分 停止時間: 3時間06分(補給15回) 停止率: 15.6%
- 東京→大阪 走行時間: 20時間37分 停止時間: 2時間41分(補給9回) 停止率: 13.0%
キャノボの行程において、25分削れるのはかなりデカいと思います。
また、会計にEdyを用いることによって手間がかなり減ってます。R1沿いにあるほぼすべてのコンビニで使えるのがポイント。
風向きを考慮すること
正直、全編強烈な向かい風だったらプロといえど達成は厳しいでしょう。
ブルベと違って、キャノボは自分で出発時間を指定できるので、有利な風向きの時間を選ぶのもひとつのテクニックです。
試走はしておくと安心
今回、決行一週間前に豊橋~大阪までを試走しました。前回失敗した豊橋までの道は分かってましたが、それ以降に不安があったからです。
本番では、何箇所か迷った部分もありましたが、ほとんどの場所は全く悩まずに走行できました。
また、一度走った実績値があるので、そこから精度の高い予測が立てられるのが大きいです。
豊橋という、あと240kmも残った地点で終りが見えて、精神面でかなり楽になりました。
コスト、時間は掛かりますが、本当に達成したいならば投資するだけの価値はあると思います。
まとめ編
東京→大阪、大阪→東京の両方向24時間達成をさして「ダブルツール」と呼んでる人が居ましたが、なんともモチベーションの高まる呼び方ですね。
なんとか両方向達成できて、非常に充実感があります。
「次は何をやるのか」という期待はありがたいんですが、キャノボに関しては自分はこれで最後になると思います。
あくまで24時間切ることが目標なので、絶対タイム短縮にはそこまで拘りがないからです。
- といいつつ、翌日行ったウエパーで「これキャノボに使えるなぁ」とか考えてる自分にハっとしたりしましたがw
この半年、キャノボの達成のことばかり考えていたのでクセになってるのかもしれません。
今回も応援いただいた皆様、ありがとうございました。レスはしてませんでしたが、道中見て大変力になりました。
GWは挑戦者も多いですが、皆様まずは無事に完走されることを願っております。
最後に、もう一度お礼を申し上げます。ありがとうございました!
PS:そういやクロスバイクでの達成者っていないよな・・・w
最終更新:2011年06月01日 01:09