新生エディウス帝國国王ローデンバルク七世


碧髪碧眼/56歳/前王ロンデヴァルド2世腹違いの弟(母親は第七領エクレア領出身)/

典型的な専制主義の人物で、異国の血を強く持つ甥を疎み王位に名乗りをあげる。
エディウス王の血統を残すことに非常に熱心で、すでに認知した子供は十二人を超えているという好色家でもある。騎士や貴族に有利な条件を提示し、多くの騎士や貴族を従えて新しい国を打ち立てる。

母親は、エディウス騎士の発祥地エクレア領出身の妾。母親が妾で、一度だけの事情で生まれた子供だったので父王に冷遇されて育ち、兄である前王にひそかな劣等感を抱いていた。

認知された子供


男子継承者

■第一王子/アルフォンソ
第四領セイレラン領領主シャルルの妹を母に持つ。非常に優秀な青年で馬術などに長けているという。正統エディウスとの和平を目指しており、父王や第三王子からの暗殺や刺客に日々脅かされているらしい。新生エディウスでも和平派の筆頭。母親が父王に飽きられて捨てられてしまったことに憤りを感じている。

■第二王子/ガーター
第ニ領ガンデラ領領主ワルテの異母妹を母に持つ。声に障害を持っており、声が出ない。芸術家気質で、特に彼の絵画は国内外でも高い評価を得ている。第二王子という軋轢に苦しみ、兄に憧れ、弟であるチェスターに怯えている。

■第三王子/チェスター
第七領エクレア領領主ルードヴィーグの長女を母に持つ。野心家であり、第一王子アルフォンソと対立している。母の出身地と美貌で寵愛されている王子で、自己顕示欲が強い。

女子継承者

■第一王女/ヘンリエッタ
第ニ領ガンデラ領領主ワルテの異母妹を母に持つ第二王子ガーターの妹。兄であるガーターを疎んでおり、第三王子チェスターを後押ししている。

■第二王女/イツィアール
第三領カルパチラ領出身の母を持つ。母親の身分は低いが、母子共に聡明であり特にイツィアールは第一王子と肩を並べるほどの賢さ。第一王子アルフォンソと同じく和平派であり、クリノクリア・エルフとのハーフである少女リトヴァの乳母代わりでもあり、保護者でもある。

■第三王女/ラウラ
第七領エクレア領の貴族を母に持つ。母の出身地が同じ第三王子チェスターとは仲が悪い。自ら剣を持つ強気な少女で、貴族特有の気高さと優雅さ、そして騎士の強さをかね合わせている。ツンデレだと噂されている。

■第四王女/カステヘルミ
第六領ヴァーン領の砂漠の大富豪の妻を母に持つ。国王と人妻の間で生まれた不義の娘だが、大富豪が死亡し母親もなくなったためにローデンバルク七世が引き取った。


クリノクリア・エルフとのハーフの娘リトヴァ

クリノクリア・エルフ当主シメオンの姉エディトをローデンバルク七世が暴行し、身篭らせた子供。新生エディウス帝國の盾であり、爆弾でもある。彼女が新生エディウスにいる限り、クリノクリア・エルフらは本腰を入れて新生エディウスを倒せないが、彼女を返さなければクリノクリア・エルフらとの和解は成立しない。

まだ十二歳で非常にあどけない笑顔を見せる、普通の少女。外見はクリノクリア・エルフの特徴を受け継いでいるが、瞳と髪の色は父であるローデンバルク七世と同じ群青色に近い青。
第二王女イツィアールの庇護下で明るく育っているが、一部の騎士や貴族から暗殺の標的にされている。


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最終更新:2007年04月09日 15:50