正統エディウス帝國設立の後ろ盾であった御三家。
騎士制度が強かった時代に、新しい武力を求めて立ち上げられた幾つかの家柄。といっても、国家分断までは名前だけがあり地位などはほとんど無きに等しく、男爵位程度の位までしかなかった。まだ赤子だったロンデヴァルト三世を庇護し、先帝ロンデヴァルト2世の遺志を継いだアルフリック卿に味方した三つの貴族らのこと。
三軍家
- ブラウンズバーグ軍家
- エインズワース軍家
- ノード軍家
ブラウンズバーグ軍家
三軍家の中でも、最も勢力の大きい家柄。双子のブラウンズバーグといい、不思議なことに男女の双子が決まって生まれる家系である。
現在の当主はバルトロメ・ブラウンズバーグとエルメロイ・ブラウンズバーグ。年はロンデヴァルト3世と同じであり、ロンデヴァルト3世の良き友である。
エインズワース軍家
アルフリック卿の叔父にあたるエディウス貴族エインズワース・ソロンが当主であり、軍家の中では中堅。外交政治に強く、パウラ連合やその他の外国諸国との連絡役でもある。
ノード軍家
御三家の中でも最も歴史の浅い家柄で当主は「エディウスの毒蛾」ことオルレアン・アルヴァ・ノード。
始祖は先代のオルフィレウス・アルヴァ・ノードであり、軍人でも武人でもなく、研究者であった。現在「人造精霊」に感染した人々を隔離している「白い家」という名前の古城があるが、そこを作ったのはこのオルフィレウスである。七領主の一人・第四領セイレラン領領主ルードヴィーグの異母兄でもあった。
最終更新:2007年04月04日 09:58