SSミサト2


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「いー加減、もう少しはシンジ君の事信じてあげたらどうなの?」
「あんな浮気者の甲斐性なしの、何処をどう信じろってのよ!」
「それはアンタの方が良く知ってるだろうから言わないけど、いままでに
アンタがかけた嫌疑の107件中106件までが冤罪だったんだからね。
普通なら誰だってアンタみたいな癇癪持ちの旦那さんやってるシンジ君の方を
信じたくなるってもんだわよ」
「その冤罪じゃなかった1件が、ファースト相手じゃなけりゃあ、もう少しは
考えてやっても良かったんだけどねえ!」
「ていうか、レイといい感じにまとまりそうだったのを、横から強奪していったのが
アスカだったんじゃん。しかも結婚前の話」
「うーううううううるさいわね!それはそれ!これはこれ!」

人の色恋沙汰に首を突っ込む様な野暮はしたくないから黙っていたし、
あのまま放置していたらレイもシンジも未だに中学生みたいな恋愛してたに
違いないから、結果としては良かったのかもしれないけど。
今でも白いハンカチをくわえてシンジ君の後ろ姿を物陰から見つめているレイの姿を
思い出すと、なんとも忍びないものがある。


「とにかく、あたしは知らないわ。あとはリツコにでも聞いてみるのね。
MAGIの何パーかでも貸してもらえれば、即アタリがつくんじゃないの?」
「くっ…拳銃と同じくらい最後の手段にしたかったんだけど、仕方ないわね…邪魔したわ」

マホガニーの観音開きがばたん、と閉じられてアスカ退出。
ミサトはほうっと一息ついて後ろを見やると、

「もう出てきても大丈夫よー。今からでも追いかけてあげたら?」

かくして、ミサトの背後でカーテンを揺らして現れたのは、カップ麺の
空き容器と割り箸片手に、推奨しきった顔のシンジだった。
ツールボックス

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