旅行へ行こう3


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「広くて気持ちいいね」

そう言うわりに、アスカは僕の隣に身体を寄せ肩に頭を預け気持ち良さそうに瞳を閉じている。広い浴槽の隅で僕達は肩と肩を触れさせ寄り添い合う。アスカの長く綺麗な髪が月明かりに照らされて煌めく。

「アスカ。ありがとう」
「…ん?ありがとう?」

「結婚してくれて」
「ふふふっ♪何よ急に…変なシンジ」

嬉しそうに笑うアスカを僕は抱き寄せキスをする。
柔らかな唇を舌で押し開き、僕がどれだけアスカを愛してるか…大切にしているかを表す様に優しく舌を絡めていく。

「んっ…シンジ…」
「アスカ…」



家族風呂で穏やかな一時を過ごし部屋に戻ると布団がふたつ、くっつく様に敷かれている。アスカはお風呂あがりのほのかに上気した顔をピンクに染め僕の浴衣の腕元の袖を掴む。上目づかいにアスカは僕の瞳を静かに見つめる。
言わなくてもわかるよ…
今日は思いっきりアスカに優しくしよう。
僕はアスカの腰に手をまわし抱き上げる。一瞬驚いた表情をアスカはみせるが嬉しそうに身を任せてくれた。柄にも無く僕はアスカをお姫様抱っこして、たったの数歩だが布団まで運ぶ。

意外に重くないな…って、そんな事考えてるのアスカにバレたら怒られちゃうな、アハハッ

「何よ!ニヤニヤしてッ」「あっ、いやぁ別に…アスカの身体柔らかいなって」
「ふ~ん。まぁいいわ。シンジの考えてる事なんてすぐ解るけど…今日は許してあげる♪」

僕はアスカを布団に優しく降ろして乱れた前髪を軽く手で整えてあげた。白いシーツにアスカの髪が彩りを飾る。

綺麗だ…凄く…

アスカの浴衣の帯をほどき浴衣を脱がせていく。腰を浮かし脱がせやすい体勢にしてアスカは僕の耳元で囁く…

「ねぇ…シンジ…キスして」
「うん…」




暗い室内にアスカの小さな声が聴こえた。

「シンジ。寝てる?」
「ん?起きてるよ」

すぐ隣に裸で横たわるアスカ。先程の行為が嘘の様に部屋には静寂が溢れている。僕は世界で一番愛しい存在を胸に抱き寄せた。

「何?アスカ」
「…また、旅行いこうね」「うん。色んな所にいこう、二人の想い出いっぱいつくろうよ」

「うん♪おやすみシンジ」「おやすみアスカ」

この後、僕達夫婦の間に春、夏、秋、冬の季節に一回づつ旅行に行く約束事が出来た

【終り】
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