旅行へ行こう


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「シンジ~。有給とれるって言ってたよね?」
「うん。週末は二人でデートでも行こうか」

「旅館に予約入れといたから」
「あぁ、温泉でのんびりも……」

「えっ!!」


相変わらずアスカの猪突猛進ぶりは内向的な僕には羨ましくも思うが…
電車にゆられながら僕は隣に座るアスカの顔を覗き見た。朝早くから起きたせいか電車の揺れを身体に心地よく預け、可愛い寝息をたてている。

「旅行、楽しもうね♪」

僕はアスカの手を握りおでこに掛った髪を少しかき上げてあげた。擽ったそうにアスカは顔を僕の方に向けてくる。
と、薄く瞼を開けて

「…ごめん。寝ちゃってた…」
「平気だよ。まだ眠い?」
アスカは椅子の上で少し伸びをして僕に明るく笑いかけてきた。繋いだ右手を外さぬまま左手で自分の携帯を開く。

「私、三十分くらい寝ちゃってたんだ。つまんなくなかった?」
「別に。アスカの寝顔が楽しかったから♪」
「もうっ!どういう意味よ!」

アスカは怒った顔を作り、そして次には笑いながら僕の胸を軽く叩く。繋がれた右手を離してアスカは鞄からお弁当箱を取り出す。

「シンジ。お弁当一緒に食べよっ♪」
休日はまだ始まったばかり
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。