未来

今日も遅くなっちゃったな。けど…仕方ないよな。だって僕は…
そう自身の思考に納得させると僕は努めて明るく家のドアに手をかける。

「ただいま~。遅くなってごめんね…ってアスカその傷…」
「あっ…うん。転んじゃって…あははっ、気をつけなきゃね」

アスカ…
まさか君も…
僕は昼間の事を思い出した。僕の『もう一つの顔』を


「キャァァァァッ」

絹を切り裂いた様な悲鳴が町に響き渡る。今、第三新東京市はある危険に襲われていた。突然、現れた謎の秘密結社そして…その組織の怪人『使徒』
使徒の脅威に人類は恐怖した。
だが…

「待てい!それ以上暴れるのは、許さないぞ!」

僕、碇シンジは父さんから受け継いだ力で使徒と闘いを繰り広げていた。最初は独りだったが今では四人の仲間も増え、僕達は日々強くなる使徒を殲滅していた。
僕は仲間の正体を知らない。皆もお互いの正体を知らないみたいだ。ただ、使徒が現れると必ず集まってくれる。仲間達…
死んでしまった父さんは僕にこう伝えた。

「すまないシンジ…このスーツを着こなせる人間は五人だけだ…残りのスーツはそれぞれに送ってある…シンジ…町を…人類を守って…」

僕は父さんの意志を継ぎ仲間達と闘いを続ける。
「燃える闘志、チルドレッド」
女性の声だが皆をまとめる頼れるリーダー

「ワイのパンチは最強や!チルドブラック」
関西弁の明るい男、僕の事を何故か先生と呼ぶ

「高貴なる薔薇、チルドバイオレット」
彼は僕達の中でもかなりの実力者だ。…でも常に僕の近くに寄ってくるのは勘弁して欲しい…

「…チルドイエロー」
いつも無愛想な彼女。でも頼れる切者だ

そして…
「静寂なる力、チルドブルー」
僕はチルドブルーとして、使徒との闘いを繰り広げている。

「五人揃って!チルドレンジャー!」


今日の闘いもかなり危なかった…日々進化する使徒達。でも僕達は闘い続ける。平和の為に…
しかし今日僕をかばってレッドが怪我をしてしまった。額を切ってしまったらしく少し破れたマスクから何処かで見た事のある顔が覗けた。


まさかな…アスカがレッドの訳なんて…

「大丈夫?アスカ」
「平気よ♪それよりご飯にしましょ」

アスカは僕に笑いかけ、食事をテーブルに運んでくる。…そうだよな。大好きなアスカを守る為に僕の闘いはこれからも続く。

【終り】

573 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2007/05/18(金) 20:05:38 ID:???
なんなんだその世界wwワラタから乙

574 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2007/05/18(金) 22:09:39 ID:???
  >>571-572

吹ぃた´∀`
ところでバィォレットって誰??

575 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2007/05/18(金) 22:13:54 ID:???
どう考えてもカヲルだろ

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年05月21日 18:22
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。