シンジへの書置き


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夕方の六時半頃。
リビングのソファで、赤ん坊の未来に乳房を含ませながらアメイジングレイスを子守り歌にして歌って寝かし付けているアスカ。
シンジは、仕事で宿直があったせいかソファにごろんと横になってアスカと未来を見ている。
X'masイブなのに仕事でへとへと。
そのせいか優しい声とアスカの甘い匂いに眠気に誘われるシンジ。
一度、アスカが外出の折り、子守りを頼まれシンジは未来に五木の子守り歌を歌ったことがあった。
寂しい曲だったせいか産院でもらった粉ミルクも役にたたず大泣きされアスカが帰ってきておっぱい飲ませるまでずっとぐずってたんだ。
あの時ほど父親は役にたたないことをしった日はないとシンジは思う。
最近、未来にも個性が出てきたことがシンジはうれしい。
きかん気のつよさはアスカに似ているけど自分にも似ていると思うシンジ。
リビングは真っ暗だった。
いつの間に眠ってしまったんだろう。
時計はよるの十時をまわっていた。
毛布がかけてある。
灯りをつけると書き置きがしてある。

シンジへ
疲れてねているのでおこさなかったよ。
さっきまで、寝室で未来はミルクタイム。
いつもお仕事ご苦労さま。先にねています。
アスカ


シンジは書き置きを見ながら、苦笑いした。
そして鞄の中から大切そうにペアリングをだした。
宝石店から出る時、雪がちらついていたっけ。
ホワイトクリスマスになるといいなと思ったシンジだった。
なぜなら同棲していた頃のことを思い出すからだった。
同棲した頃は、駆け落ち同然のような生活だった。
その無理のためか、結婚する前、アスカは、流産してしまったことがあった。
そのせいか未来を妊娠していた初期ナ―バスになり、安定期まで心配していたことがあった。
結婚式は紙切れの同然の結婚式だった。
友人のトウジやケンスケや綾波、アスカの友人のヒカリや学生の頃お世話になったミサトさんやリツコさん、加持さんに祝ってもらっただけの式だった。
寝室でアスカは、ねむっていた。
シンジはメリークリスマス、アスカと小さな声でつぶやくとペアリングの箱をアスカの枕元においた。
明日は雪が積もるらしい。
そうなるといいなとシンジは思った。
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