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<dl><dt>201 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/13(日) 21:36:17
ID:???</dt>
<dd>乙!<br />
指輪シーン良かったです。<br />
おもしろかったんですけど、ちょっと文章が単調な気がしました。<br />
次作も期待してます!<br /><br /></dd>
<dt>202 :<a href="mailto:hage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/13(日) 23:45:41
ID:???</dt>
<dd>面白いってwww<br />
これが面白いなら誰でも芥川賞取れるなwww<br /><br /></dd>
<dt>203 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/14(月) 01:03:02
ID:???</dt>
<dd>おっと昨今の芥川賞作家の悪口はここまでだ<br /><br /></dd>
<dt>204 :<font color="#008000"><strong>名無しが氏んでも代わりはいるもの</strong></font>:2008/04/14(月) 01:27:25
ID:FY9AoGlH</dt>
<dd>マジレスすると<br /><br />
>お互いの手を握り合う。シンジはアスカの指輪を撫でた。<br /><br />
握ってる状態じゃ無理だろ<br />
まだお互いの手を取り合うの方がいいと思う<br /><br />
>ただお互いを見つめ合うだけ。<br />
>アスカは顔を上げた。<br /><br />
見つめ合ってたのに顔を上げてどうするのよ<br />
紅くなったと書くなら、せめて紅くなって顔を背けたとか紅くなった顔を隠すよう俯いたとかに変えた方がいい<br /><br />
それから……もういいや、指摘する箇所が多すぎて面倒くさいわ<br />
とりあえず頑張れ<br /><br /></dd>
<dt>205 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/14(月) 01:44:33
ID:???</dt>
<dd>我こそは全知全脳の神パセドーなり<br />
お前達は私の可愛いアスカを蹂躪し辱めた<br />
聞こえるか?大地の嘆きが<br />
聞こえるか?大空の喚きが<br />
聞こえるか?大海の叫びが<br />
受けるがよい、我の悲しみ、憎しみ、そして怒りを<br /><br />
パセデュール<br /><br />
パセデュアル<br /><br />
パセドリュー<br /><br /><br /></dd>
<dt>206 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/14(月) 01:48:47
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/204" target="_blank"><font color="#0000FF">>>204</font></a><br />
と言うか、細かい描写は、まだ良いだろ。<br /><br />
それ以前に読んでても魅力を感じる部分が無い。<br /><br />
老夫婦の回想とか結婚生活に対する認識のとかの設定は、<br />
良かったけど、それを主軸にするかと思えば最後は<br />
関係ない方向に進むし。<br /><br />
多分プロットとしては<br />
夫婦スレだし結婚<br />
最終的にはハッピーエンドなので、老夫婦になった二人を書く<br />
結婚式は2回行う。<br />
等だったと思うんだが、主軸がズレまくってる。<br />
ここに来て結婚の話を書くなら、せめて2回目の結婚式とかの<br />
約束とかの話を出すべき。<br /><br /></dd>
<dt>207 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/14(月) 01:57:02
ID:???</dt>
<dd>てかこれは前に話があるのか?<br />
ただ単純に結婚式を書いてるだけだと思ってたが・・・<br />
どおりで意味不な設定な訳だ<br />
まあ遡る気にはならんわな<br /><br /></dd>
<dt>208 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/14(月) 02:07:08
ID:???</dt>
<dd>とりあえず今回のはイマイチでした。<br />
でも初めて書いたんだし、これから上手くなるよ絶対。批判とかアドバイスは、しっかり身に染み込ませてな。<br />
2ちゃんは感想がダイレクトに来るから、ちょっと辛いかもしれないけどw<br />
これをバネに良い作品作ろうと頑張るか、嫌になって止めるかは作者次第だ。ガンガレ!<br /><br />
ちなみにあんまり長いなら小説スレもあるよ<br /><br /></dd>
<dt>209 :<font color="#008000"><strong>名無しが氏んでも代わりはいるもの</strong></font>:2008/04/15(火) 19:28:39
ID:x0UqhLyT</dt>
<dd>ふぅ<br /><br /></dd>
<dt>210 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/18(金) 01:46:57
ID:???</dt>
<dd>「ねぇママ、まだ眠くないよ…」<br />
「ダメよ!今日は早く寝なきゃ!」<br />
「むにゅ~」<br /><br />
パタンっ<br /><br />
「ふぅ、やっと寝たわよ」<br />
「うん。・・・じゃあそろそろ…」<br />
「う、うん!やだ…ドキドキしてきちゃった…」<br />
「…はは、正直僕もちょっと」<br /><br />
「よし…いくわよ」<br />
「うん…!」<br /><br /><br />
テレビポチっ!<br /><br /><br />
「あ、まだ始まってないやアメトーク」<br />
「いまのうちにビデオの準備しとく?」<br />
「HDDに予約したよ♪」<br />
「お、やるじゃんシンジ」<br />
「だって今日は、楽しみにしてたエヴァ芸人の日・・・・・・・・・・え…?」<br /><br />
「「出川かよ!!」」<br /><br /></dd>
<dt>211 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/21(月) 17:22:19
ID:???</dt>
<dd>少し早めに鯉のぼりを出した碇家。<br /><br />
「ママぁ、鯉さん泳がないよ」<br />
「う~む…風が弱いのね多分…」<br />
庭に立てられた長い棒と、それにへばりついてダラリとたれている、やる気の無さそうな鯉家族。<br />
こんな物見てても、何も楽しく無い。<br />
そこで天才頭脳を持つママさんは、閃きました。<br /><br />
「泳げ~風よ吹け~!」<br /><br />
両手を高く上げ、魔法をかけるママさん。<br />
「あ、僕もやるぅ!風吹け~泳げ~!」<br />
同じく両手を上げて、魔法をかける息子さん。<br />
その時、願いが叶ったのか…<br /><br />
ぴゅ~<br /><br />
・・・と風が吹いた。<br />
「やったー風吹いたよー」<br />
「きゃあああ!!」<br />
突然吹いた突風に、捲れ上がるママさんのスカート。<br /><br />
『ぅわ、アスカ今日の下着…勝負用のやつだ…』<br />
そんな2人を縁側から眺めていたパパさんは、いそいそ栄養ドリンクを買いに行きましたとさ。<br /><br /></dd>
<dt>212 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/21(月) 22:57:46
ID:???</dt>
<dd>いい光景だな。子供との触れ合いと、勝負用下着と。どちらもそれぞれ別の意味でいい光景だな。<br /><br /></dd>
<dt>213 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">249</font></strong></a>:2008/04/22(火) 00:56:57 ID:???</dt>
<dd>『雨、降り出した後』<br /><br />
今日は珍しく石○ヨシズミの天気予報があたり、昼過ぎからきちんとパラパラと小雨が<br />
降り出した。<br />
そういえばシンジの奴は出かけるときに傘持って行ったっけ?別に心配はしていないが<br />
とりあえずアタシは玄関に向かってみることにした。<br />
傘は・・・あった。 ま、これ位の振り方なら駅から家までは大丈夫だろう。<br /><br />
ドザァアァ~~~ 雨が突然滝のように降り注ぎ、本降りになってきた・・・<br /><br />
「・・・ あああぁ!もう手間の掛かる奴! アタシがいないとホント駄目なんだから!」<br />
至極面倒くさいがアタシはシンジを駅まで迎えに行くことにした。ココまでするのだから<br />
当然後でたっぷりとワガママを聞いてもらうことにしよう!<br /><br />
駅に着いてみると、シンジは出入り口付近で暗くなってきた雨空を情けない面構えで<br />
仰いでいた。出会ってから何年経っても、その表情を治すことは天才の名をほしいままに<br />
したアタシであっても叶わなかったが、いつもしっかりしたシンジなんかではからかい<br />
がいが無いのでこれで良しとしよう。<br /><br /></dd>
<dt>214 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">249</font></strong></a>:2008/04/22(火) 00:58:09 ID:???</dt>
<dd>「なに情けない顔してんの!? アンタは!」<br />
ずっと空を見ていたせいで目の前にいるアタシの存在に気付いていなかったのかびっくり<br />
している。<br />
「アスカ!? どうしてココに?」<br />
「失礼ね! せっかく迎えに来てやったのに! アンタみたいな薄情者は知らない!」<br />
くるりとそっぽを向くとシンジは慌ててアタシの方へと駆け寄ってきた。<br />
「ゴメン! 待ってよ! アスカ!!」<br />
近くに来るとシンジはあることに気付く。<br />
「ねぇ、アスカ・・・ 僕の傘は?」<br />
そう、持って来たのはアタシが差してきた、この赤い傘のみ。もちろんわざとだ。<br />
「・・・・・・」<br />
アタシは無言で自分の持っている傘をシンジに押し付け、持たせた。<br />
「この傘小さいんだから、もっと詰めなさいよ」<br />
そういってアタシはギュッっとシンジの腕に抱きつく。シンジの方はみるみる赤くなる。<br /><br />
未だにこういったシチュエーションには慣れてないのでシンジの反応が面白い。<br />
また、何かの機会があれば色々と試してみよう。<br />
まぁ、それ相応にアタシも恥ずかしいのだが・・・<br /><br />
おしまい<br /><br /><br /></dd>
<dt>215 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/22(火) 01:14:52
ID:???</dt>
<dd>いいねいいね~♪<br />
アスカかわいいな。またシンジの疎さもいい味だしてるよな。また気が向いたりしたら投下してくれ。<br />
GJだったぜ<br /><br /></dd>
<dt>216 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/22(火) 11:36:32
ID:???</dt>
<dd>gj<br />
てかヨシズミはまだやってるのかw<br /><br /></dd>
<dt>217 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/23(水) 22:46:43
ID:???</dt>
<dd>どうもコピペすると行間が無くなるようです<br />
読みにくいです、すいません<br /><br /></dd>
<dt>218 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/23(水) 23:04:59
ID:???</dt>
<dd>職人様、みんなGJ!<br />
楽しませてもらいました!<br /><br /><br />
249氏の粋な計らいにさっき気付いた私がいる。<br />
「新婚旅行の行き先は」の続編ですよね?<br />
ニヤニヤしながら読まさせて頂きました。<br /><br /><br /><br />
…「今日のシンジ」ネタでない、ちょっと長めのを今頑張ってます。<br />
GW前までに投下出来たら… 無理だろうな…<br /><br /></dd>
<dt>219 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/24(木) 12:48:12
ID:???</dt>
<dd>ガンガレ<br /><br /></dd>
<dt>220 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/04/29(火) 17:53:13
ID:???</dt>
<dd>期待<br /><br /></dd>
<dt>221 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/01(木) 23:10:50
ID:???</dt>
<dd>中学時代のクラスメート数名と、久々に集まったアスカさん<br />
お約束、夫の不満話で盛り上がります<br /><br />
「シンジはねえ。しょっちゅう料理の出来に文句言うのよ」<br />
「えぇ、意外」<br />
「そう?」<br />
「うん。碇君ってそういうの言わなそうなイメージ」<br />
「細かいわよー、あいつ。ちょっと薄かっただの濃かっただの・・・」<br />
「きゃ~想像できな~い」<br />
「やー、碇君のそんなとこ、逆に見てみたいかも」<br />
「うちに遊びに来たら見られるかもよ。まったく・・・<br /><br /><br /><br />
もっと自分の腕に自信持てばいいのに」<br /><br /></dd>
<dt>222 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/01(木) 23:52:42
ID:???</dt>
<dd>GJ!<br /><br />
でも夜の生活においての、自分の仕事には一片のミスの無いシンジくん。<br /><br /></dd>
<dt>223 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/02(金) 00:26:23
ID:???</dt>
<dd>「でも夜の仕事は完璧よ!」<br />
「やー、碇君のそんなとこ(ry」<br />
「うちに来れば(ry」<br /><br /></dd>
<dt>224 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/02(金) 00:28:19
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/223" target="_blank"><font color="#0000FF">>>223</font></a><br />
ちょw三行目w<br /><br /></dd>
<dt>225 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/02(金) 23:26:43
ID:???</dt>
<dd>「奴はとんでもない物を盗んで行きました。<br />
あなたの心です。」<br /><br />
「ん?何アスカなんか言っ、あっおかえりー!」<br />
「たっだいまパパー!淋しかったよぅ」<br />
「僕もだよ<br />
でもさすが僕達の娘だねいつみても可愛いよ(キャイキャイ」<br />
「やだーパパったらはずかしいよー(イチャイチャ」<br />
「ほーらこちょこちょー(ラブラブ」<br />
「あっ、やだもうパパのえっちー(チュッチュッ」<br /><br />
「………」<br /><br />
娘に奪われてしまったアスカさん<br /><br /></dd>
<dt>226 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/03(土) 00:29:02
ID:???</dt>
<dd>でも、シンジのそんな子煩悩なところも大好きなアスカさん<br /><br />
「シンジの笑顔が直で見られるだけで幸せ///」<br /><br /></dd>
<dt>227 :<a href="mailto:%EF%BC%88%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%84%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%81%8D%E3%81%BFmix%EF%BC%89%20sage"><strong><font color="#0000FF">Tea
for Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:17:35 ID:???</dt>
<dd>季節は春。<br /><br />
外では藤やハナミズキがたくさんの花をつけ、ツツジも色とりどりに咲き誇っている。<br />
その色彩に合わせるかのような新緑のコントラストが、第三新東京市を綺麗に彩る。<br />
夕方ともなれば、頬を撫で通りすぎてゆく柔らかなそよ風がとても心地よい。<br />
そんな春の麗らかな陽気とは裏腹に。<br /><br />
――カチャン、カチャカチャ…<br />
食卓の上には季節物の料理が並べられている。<br />
筍ご飯に独活の酢の物、タラの芽の天麩羅にカツオのたたきのサラダ。<br />
どれも、とても美味しそうだ。<br />
しかし、ここ数日の碇家の夕食の風景は、いつもとは少し様子が違っていた。<br />
ダイニングキッチンには箸や食器類のたてる音のみが響いている。<br />
夫婦の間に会話は全くない。<br />
愛娘のミライは困り顔で二人の顔色を交互に伺っている。<br /><br />
「ミライ、パパにお醤油持ってくるように言って」<br />
「パパ、ママがお醤油持ってきてだって…」<br />
「ミライ、ママに自分で持ってくるようにって伝えて」<br />
「…だってさ、ママ」<br /><br />
こんな調子のやり取りが続いて三日が経過しようとしていた。<br />
何故、二人は喧嘩しているのだろうか?<br />
夫婦喧嘩の発端は、実に些細なことであった。<br /><br /></dd>
<dt>228 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">Tea for
Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:18:32 ID:???</dt>
<dd>三日前の夜。<br />
「あ~、いい湯だったなぁ。…あれ?テーブルにおいてあったケーキは!?」<br />
お風呂からあがって、リビングでくつろごうとしていたシンジが叫ぶ。<br />
「ん?どうしたの、シンジ?」<br />
シンジ同様に、お風呂上りで素肌にバスタオルを巻いたままのアスカがゆっくりと振り向く。<br />
シンジの目線の先、アスカの手には、しっかりと切り分けられたケーキが載った皿があった。<br />
「何で食べちゃうんだよ!」<br />
「何でって、いかにも食べて下さいって感じで置いてあったじゃない?」<br />
「アスカ、それはシュガーケーキだよ!」<br />
「それくらい知ってるわよ。でも、今みんなで食べたっていいでしょ?」<br />
そう答えるアスカに対し、珍しくシンジが反論する。<br />
「よくないよ!シュガーケーキって、食べる前に見て楽しむものだろ?<br />
このケーキは僕とミライとで、アスカの母の日用に作ったケーキなんだよ!」<br />
「えっ!」<br />
シンジが怒るのも少しは理解出来る。<br />
そのケーキは、シンジとミライがアスカのためにこっそり夜なべをして一緒に作ってきたケーキだった。<br />
もちろん最終的には食べてもらうのだが、母の日当日までは飾っおいて、目で楽しんでもらいたかったのだ。<br />
「味だけじゃなくて綺麗に作れたことを褒めてあげて欲しかったのに!<br />
ミライの気持ちを踏みにじるようなこと、するなよ!」<br />
娘のミライが二人に気を使う。<br />
「ママが喜んでくれれば私はそれで嬉しいし、母の日にはお花でも買ってまた飾ればいいんだし…」<br />
しかし、シンジの怒りは収まらない。<br />
当のアスカも、今初めて事情を知り申し訳なく思っていたのだが、こうなっては後にはひけない。<br />
むきになるシンジに見せ付けるかのようにケーキを食べる。<br />
「おいし~!ミライ、上手に出来てたわよ。ありがとうね!二人で一緒に食べましょ。パパはいらないみたいだし」<br />
「う、うん、ママ」<br />
ミライは複雑な表情でシンジの顔を窺い、最終的にアスカの言葉に従う。<br />
こういう時のアスカに逆らったら、ことが更にこじれるのは目に見えているからだ。<br />
「アスカのわからず屋!」<br />
プンプンしながらシンジは寝室に篭もってしまった。<br /><br />
…それ以来、二人は冷戦状態へと突入したのであった。<br /><br /></dd>
<dt>229 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">Tea for
Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:19:15 ID:???</dt>
<dd>「「「ごちそうさまでした」」」<br />
夕食を終えた三人。<br />
「だけど、あんなことで喧嘩するなんて、二人ともいつまでもお熱いんだね。新婚さんみたい」<br />
気まずい雰囲気を変えようと、片付けを手伝いながらミライが軽口を叩く。<br />
「「ち、違うってば!そんなんじゃないって!!」」<br />
思わずハモってしまったシンジとアスカは、顔を赤らめながら互いにそっぽを向く。<br />
「じゃあ、私はお風呂に入ってくるからちゃんと仲直りするんだよ~」<br />
そんな二人の様子にちょっと微笑みを隠せなかったミライは、<br />
いつものように関係修復を願いながらダイニングルームを出て行った。<br /><br />
ミライがお風呂に行ってから、二人はリビングでテレビを見始めた。<br />
…お互いにいつもより少し距離をとりながら。<br />
テレビからは漫才のツッコミや観客の楽しそうな笑い声が聞こえていたが、<br />
もちろん二人の耳にはほとんど届いてはいなかった。<br />
シンジとアスカはそれぞれ三日前のことに思いを馳せていた。<br /><br />
(今回は絶対に6:4くらいでアスカが悪いよ。<br />
僕やミライの気持ちを少しくらい汲み取ってくれたっていいじゃないか…<br />
…でも、ちょっと感情的になりすぎたかな?<br />
いつまでもこんな状態でいたくない。やっぱり謝るべきところは謝ろう…)<br /><br />
(アタシのために作ってくれたケーキだったんだから、アタシの好きにしたっていいじゃない…<br />
なのに、なんなのよ、あの態度。バッカみたい…<br />
でも、ミライには悪いことしちゃったな…<br />
それに、いつまでもシンジと会話すら出来ないなんて、イヤだ。<br />
あー、アタシらしくない。でも、やっぱりちょっと寂しいし悲しい…)<br /><br />
冷静になって考えてみると、だんだんと後悔や反省の念がふつふつと沸いてくる。<br />
少し話し合いをしようと、ほぼ同時に互いの顔を覗き込んだその瞬間。<br /><br />
突然、電気がすべて消え、部屋が真っ暗になった。<br /><br /></dd>
<dt>230 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">Tea for
Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:20:00 ID:???</dt>
<dd>「ちょっと、なんなのよこれー!どうなっちゃった訳?」<br />
「あっ… そういえば、今日停電になるって回覧板が来てたような…」<br />
「なんでそういう大事なこと言わないのよ!」<br />
「ア、アスカが聞かないから悪いんだろ!」<br />
突然の出来事に、あたふたする二人。<br />
ずっと喧嘩していたことなど忘れ、共同で対策を練り始める。<br />
「とにかく明かりをどうにかしなきゃ!」<br />
「たしか寝室に置いてある避難用のリュックに懐中電灯があったわよね?」<br />
壁やテーブルなどにあちこちぶつかりながら寝室へと向かう。<br />
「痛!ちょっと、しっかり歩きなさいよ!バカシンジ!」<br />
「アスカ、そんなに引っ張らないでよ。あともうちょっとだから」<br />
やっぱり小競り合いはしているものの、ちゃっかりシンジのシャツの裾を握り締めているアスカ。<br />
暗闇は苦手なようだ。<br />
どうにか寝室まで辿り着いた二人。<br />
幸い、寝室のカーテンが開いていたため、<br />
仄かな月明かりを頼りにすぐにリュックを見つけることは出来た。<br />
「この中にあるはずなんだけど…」<br />
「何でこんなにいっぱいモノが入ってるのよ!とりあえず全部出すわよ!」<br />
リュックをひっくり返すと中から様々な物が飛び出す。<br />
その中からようやく懐中電灯を見つけ出す。<br />
「あった!」<br />
「これでひとまず安心ね。しっかし、いろんなものが入ってたわね…」<br />
懐中電灯の光に照らし出されたその先には、本当に様々なものが散乱していた。<br />
食糧はもちろんのこと、ぬいぐるみやS-DAT、旅先で二人で買った置物…<br />
「「あっ!」」<br />
その中でも、二人は思わぬものを見つけて思わず声をあげる。<br />
それは、二人が中学生の頃につけていた交換日記だった。<br />
懐かしさを覚え、ページをめくってゆく。<br />
そして、あるページで二人の手が止まった。<br />
…お互いの気持ちを綴って送り合った詩が書かれたページだった。<br />
シンジとアスカは寄り添いながら、まじまじとそれを読み始めた。<br /><br /></dd>
<dt>231 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">Tea for
Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:20:30 ID:???</dt>
<dd>○月×日 to アスカ<br /><br />
冷たく冷やした小さなグラスに<br />
細かく砕いた氷を入れて<br />
作ったばかりの紅茶を注ぐ<br />
あっという間にグラスの氷は<br />
音もたてずに溶けてゆく<br />
グラスの周りに水滴を残し<br />
跡形もなく溶けてゆく<br />
いてつくように冷たく凍え<br />
わだかまりを抱えた僕の心は<br />
さっきまでの氷と同じ?<br />
今はまだ何にも溶かされることのない<br />
少し汗をかいただけの氷と同じ?<br />
アスカの髪に少しでも触れたなら<br />
アスカの愛に少しでも触れられたなら<br />
固く閉ざされ冷えきった僕の心は<br />
きっと溶かされるかもしれない<br />
グラスの氷のように…<br />
あの紅茶と同じ 暖かで綺麗なアスカなら…きっと…<br /><br />
「キャーハッハッハ!…そういえばアンタ、くっさい詩を書いてたわね~」<br />
「う、うるさいな、アスカ!そういうアスカだって…」<br />
突っ込まれたシンジはアスカから日記を奪い、次のページをめくる。<br /><br /></dd>
<dt>232 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">Tea for
Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:21:02 ID:???</dt>
<dd>○月△日 to シンジ<br /><br />
氷を浮かべた紅茶のグラスに<br />
ほんの少しのレモンを搾る<br />
アタシの髪と全く同じ<br />
赤茶色の綺麗な紅茶は<br />
瞬時に反応してしまう<br />
余すところなく金色に<br />
あっという間に染まってしまう<br />
今のアタシは赤茶色の紅茶?<br />
今はまだ何にも染まらず<br />
砂糖で少し甘いだけの紅茶?<br />
シンジの身体に少しでも触れたなら<br />
シンジの愛に少しでも触れられたなら<br />
アタシは金色に染まってしまうかもしれない<br />
レモンを絞った紅茶のように…<br />
あのレモンと同じ 純粋で優しいシンジなら…きっと…<br /><br />
「ハハハ!ほら、アスカだって同じじゃないか!」<br />
「ちょ、ちょっとシンジ、お願いだから見ないでよ~!」<br />
そう言いながら日記の奪い合いをする二人。<br />
しかし、何故避難用のリュックにこんなものが入っていたのだろうか?<br />
無論、シンジとアスカにとって失う訳にはいかない、<br />
かけがえのない大事な『思い出の品』だったからだ。<br />
当時の様々な記憶を辿るにつれて、互いを大切に思う気持ちも蘇り、<br />
先日までの刺々した気持ちはいつの間にかに二人から消え去っていた。<br />
そして、どちらともなくぎゅっと抱きしめ合うのだった。<br />
「バカシンジ…(…本当はアタシもさみしかったんだから)」<br />
「アスカ… 大人気ない態度しちゃってゴメン(…僕だって寂しかったよ)」<br />
「もういいから… 今は何も言わないで」<br />
しばらく無言でお互いを愛しみ抱き合いながら仲直りのキスをする。<br /><br /></dd>
<dt>233 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">Tea for
Two</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:22:29 ID:???</dt>
<dd>そんな時に。<br />
突然明かりが灯り、再び周囲が明るくなる。<br />
ハッとした二人の視線の先には、ニヤニヤ顔のミライがドアの前に立っていた。<br />
「パパ、ママ、お取り込み中ゴメーン。ドライヤー使ってたらブレーカーが落ちちゃったみたい」<br />
「えっ、停電なんじゃ…」<br />
アスカを抱きしめたままのシンジが素っ頓狂な声をあげる。<br />
「パパー、停電の日は明日だよー」<br />
ニヤニヤしたままのミライが二人に近づき、傍に置いてあった日記を手に取る。<br />
「仲直り出来たみたいでよかった!あれ?このノート、何?」<br />
「うわあああぁぁぁ!!見るな見るな見るなぁ!!!」<br />
「ダメェェェ!!ミライ、返してぇ!!!」<br />
ミライは日記を持ったまま、笑いながら二人から逃げ回る。<br /><br />
…ミライが二人の仲直りのためにブレーカーを故意に落としたのかどうかは、彼女しか知る由もない。<br /><br />
しかしながら、かくして碇家に笑顔と平和が戻ったのでした。<br /><br /><br /><br />
終わり<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
…いろいろな意味でごめんなさい。<br />
改行等の見づらい点も多かったと反省しています。<br />
しかも、ネタがないのに「書きます」なんて言ってこのザマです…<br />
スレ汚し、本当に申し訳ありません。<br />
皆様、よい連休を。<br /><br /></dd>
<dt>234 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/03(土) 21:57:13
ID:???</dt>
<dd>おっつ!<br /><br /></dd>
<dt>235 :<font color="#008000"><strong>名無しが氏んでも代わりはいるもの</strong></font>:2008/05/03(土) 22:36:30
ID:LS3mvGow</dt>
<dd>イイヨーイイヨー<br />
後はまとめが更新されれば言うことなしなんだが・・・<br /><br /></dd>
<dt>236 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/04(日) 05:42:31
ID:???</dt>
<dd>乙カレー!!<br />
うまかったよ!!<br /><br /></dd>
<dt>237 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/04(日) 17:53:11
ID:???</dt>
<dd>投下乙<br />
GJ!<br /><br /></dd>
<dt>238 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/04(日) 23:11:21
ID:???</dt>
<dd>何かジーンときたわw何でだろ<br /><br />
GJでした!<br /><br />
ほんと何でだろ・・・<br /><br /></dd>
<dt>239 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/08(木) 18:13:32
ID:???</dt>
<dd>GWが明けて、憂鬱そうに仕事に行くシンジくん。<br />
GWが明けて、憂鬱そうに学校に行くミライちゃん。<br />
しかし一番憂鬱なのは、1人家に取り残されるアスカさん。<br /><br />
すっかり休みボケが抜けず、仕事に手がつかないシンジくん。<br />
すっかり休みボケが抜けず、勉強に手がつかないミライちゃん。<br />
しかし一番休みボケしているのは、GW中ずっとシンジくんに御飯を作ってもらっていたアスカさん。<br /><br />
連休明け一発目の仕事が終わり、急いで帰宅するシンジくん。<br />
連休明け一発目の学校が終わり、急いで帰宅するミライちゃん。<br />
しかし一番急いでいたのは、休みボケで調理中の鍋をひっくり返してしまい、慌てて店屋物を頼んでいるアスカさん。<br /><br /></dd>
<dt>240 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 18:52:18
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/239" target="_blank"><font color="#0000FF">>>239</font></a><br />
ありそうでワロタ<br /><br /></dd>
<dt>241 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 19:30:50
ID:???</dt>
<dd>【アスカとミサトの茶飲み話】<br /><br />
今日はミサトが遊びに来た。ミサトのくせに生意気にも<br />
子連れだ。ズボラ女に家事も育児も務まるわけがない。<br />
加地さんは家事もこなすのかしら。ミライは、ミサトの<br />
娘のアリサちゃんと二人で大はしゃぎ。はしゃぎ疲れて<br />
二人ともソファーで寝てしまった。風邪を引かれると<br />
面倒なので、二人に毛布を掛けてやった。<br />
「うるさいのがやっと静かになったわね。お茶入れるわ」<br />
「ありがとう……でもアスカ、ちゃんとお母さんしてん<br />
のね。意外だなー」<br />
「…それをミサトが言うわけ?」<br />
「アハハそれは言わないでよ。最近はアリサに『ママ、<br />
ちゃんとお片付けしなさい』って怒られるんだから」<br />
「アリサちゃんは加地さん似なのかしら」<br />
「かもねーアハハ。…でも正直な話、あの頃の貴女を見て<br />
いたら、とても家庭に収まるタイプには思えなかった」<br />
「そう…ね。ぶっちゃけ自分でもそう思う。あの頃の<br />
ままだったら結婚もしてなかったかも」<br /><br /></dd>
<dt>242 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 19:32:34
ID:???</dt>
<dd><br />
「それがなぜ変わったの?」<br />
「……結局は、あの戦いよ。昔は、自分は特別な人間に<br />
なるんだって決めてた。そうなるのが当然だって思ってた。<br />
でも、あの戦いがあたしを変えたの。『選ばれし者』<br />
になるのなんか、もうたくさん。シンジと結婚して、<br />
あの子が生まれて、初めて自分で抱いた時に決めたの。<br />
もう自分のためだけに生きるのはやめよう。この子と<br />
彼のために生きてみようって。それがあたしなりの<br />
エヴァとの決着の付け方。ねぇ信じられる?セカンド<br />
チルドレンは専業主婦で、サードはしがないサラリー<br />
マンよ?笑っちゃうよねぇ」<br />
「でも幸せでしょ?」<br />
「うん。…結局、全ての人には、それぞれ相応しい場所<br />
があるの。あたし達には主婦やサラリーマンがそうで、<br />
エヴァのパイロットの座はそうじゃなかった。でも、世界を<br />
救う英雄が務まっても、主婦やサラリーマンが務まらない<br /><br /></dd>
<dt>243 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 19:34:04
ID:???</dt>
<dd><br />
人もいるはず。あたしは、シンジには英雄にも神話にも<br />
なって欲しくない。真面目が取り柄のサラリーマンで、<br />
家では子煩悩なパパでいてくれれば、後は何も望まない」<br />
「なるほどねぇ。シンちゃんはどうなのかな」<br />
「さあ。彼とはあの後、そのことについて一度も話した<br />
ことがないの。だってほら、分かるでしょ?あの話題は<br />
地雷原だから。お互い、相手の地雷を踏みたくないし、<br />
自分のも踏まれたくないから」<br />
「…正直言うと私、あなた達が結婚するとは思わなかった。<br />
あの戦いの後、二人とも傷付いて、落ち込み方が酷かった<br />
ものね…おしゃべりな貴女が無口になって、三人でいても<br />
気まずくて。だけど、少しずつ立ち直るにつれて、あなた<br />
達の仲が深まっていくのがわかった。それが不思議」<br />
「うーん…結局、わかってくれるのは彼しかいなかった<br />
から。高すぎる代償を払わされる辛さとか。それに、<br />
あたしには意地があった。いまさら逃げ出すのは許さない、<br />
コイツはあたしのものにするってね。でも、あたしなりに<br /><br /></dd>
<dt>244 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 19:35:38
ID:???</dt>
<dd><br />
努力もしたのよ?あたしは彼の『普通の彼女』になろうと<br />
決めたの。気付いてた?あの後あたしは、彼を呼ぶとき…」<br />
「『バカシンジ』と言わなくなった」<br />
「そう。とにかく、そういう小さなことから変えていこう<br />
と思った」<br />
「思い出すわ、貴女のお弁当。彼と自分の二人分のお弁当を<br />
これから毎日作るなんて言い出して。シンちゃんは震え<br />
上がってたよね。どんな恐ろしいことになるかって」<br />
「しっつれーよねーアイツ」<br />
「で、『アスカ無理だよ、僕が作るよ』なんて言うから<br />
私、彼を物陰に引っ張って行って、こう言ったのよ。<br />
アスカに作らせなさい。そしてあなたは、それを毎日<br />
残さずに全部食べなさい。それがあなたの義務よって」<br />
「えー何それ!聞いてない!」<br />
「そしたらシンちゃん涙目になっちゃって、しょんぼり<br />
引き下がったわ」<br />
「ひっどーい!」<br />
「…でも今思うと、その頃には彼は貴女に好意を持って<br />
いたんじゃない?嫌いな女の弁当を無理して食べるわけ<br />
ないもの」<br /><br /></dd>
<dt>245 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 19:38:08
ID:???</dt>
<dd><br />
ないもの」<br />
「うぐぐぐぐどうしてくれようアホシンジ」<br />
「ありゃ?マズイかな?」<br />
「人があ・ん・な・に一生懸命作ってた弁当を、涙目で<br />
無理して食べてた…?」<br />
「よしなさいよ昔のことで怒るのは…」<br />
「うぐぐ」<br />
「ママー」<br />
「あらアリサ起きたの?じゃあそろそろ失礼しましょう。<br />
また来るわ、アスカ」<br />
「ぐぐぐ」<br /><br /><br />
一方その頃、休日出勤が早目に終わったので、妻子への<br />
お土産にケーキを買い、家に帰る足取りも軽いマイホーム<br />
パパ碇シンジさん(29)の姿が。碇さんの運命やいかに!<br /><br /></dd>
<dt>246 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 21:04:47
ID:???</dt>
<dd>これは期待せざるを得ない<br /><br /></dd>
<dt>247 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/09(金) 21:08:36
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/245" target="_blank"><font color="#0000FF">>>245</font></a><br />
まあ書いてくれただけでGJ.<br />
内容は書き慣れてないなら仕方ないが、会話分の途中で次の<br />
レスに書き込みは、無いわ。<br /><br /></dd>
<dt>248 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/10(土) 08:08:53
ID:???</dt>
<dd>その辺は次回から直さんとな。<br />
内容はGJだ、<br /><br /></dd>
<dt>249 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/10(土) 11:42:50
ID:???</dt>
<dd>> 「『バカシンジ』と言わなくなった」<br />
なぜかここで萌えた<br />
大人なアスカさんにGJ<br /><br /></dd>
<dt>250 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/10(土) 13:50:51
ID:???</dt>
<dd>乙である!<br /><br /></dd>
<dt>251 :<font color="#008000"><strong>名無しが氏んでも代わりはいるもの</strong></font>:2008/05/15(木) 00:09:28
ID:78k44H8C</dt>
<dd><a href="http://ime.nu/pyrenees.k-free.net/eva/eva32.html" target="_blank"><font color="#0000FF">http://pyrenees.k-free.net/eva/eva32.html</font></a><br /><a href="http://ime.nu/pyrenees.k-free.net/eva/eva33.html" target="_blank"><font color="#0000FF">http://pyrenees.k-free.net/eva/eva33.html</font></a><br /><a href="http://ime.nu/pyrenees.k-free.net/eva/eva37.html" target="_blank"><font color="#0000FF">http://pyrenees.k-free.net/eva/eva37.html</font></a><br /><br />
画像クリックで次がよめるよ!<br />
アスカまじかわいい!<br /><br /></dd>
<dt>252 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/15(木) 11:30:50
ID:???</dt>
<dd>だが次はアホシンジかよw<br /><br /></dd>
<dt>253 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/15(木) 11:39:42
ID:???</dt>
<dd>加地→加持<br /><br />
キャラの名前も知らんような書き手は萎える<br /><br /></dd>
<dt>254 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/18(日) 21:08:59
ID:???</dt>
<dd>そんなミスにいちいち突っ込むほうが萎えるわ<br /><br /></dd>
<dt>255 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/18(日) 22:21:15
ID:???</dt>
<dd>複数間違えて一度も正しくは書いてないなら、<br />
ミスじゃなくて知らないと取られて文句言えんだろ<br /><br /></dd>
<dt>256 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/18(日) 22:27:16
ID:???</dt>
<dd>まぁ、SS書いてて、シンジ→神事、葛城→葛木、赤木→赤城てな具合で<br />
変換されて、かなりイラッと来るがな・・・<br />
少しは学習しろよ・・・FC版の緑の奴より学習能力ないぞ、マジで<br /><br /></dd>
<dt>257 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/19(月) 04:24:54
ID:???</dt>
<dd>これじゃ投下なくて当然だな<br /><br /></dd>
<dt>258 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/20(火) 21:31:16
ID:???</dt>
<dd>今日のシンジ街~<br />
次投下は誕生日かな?<br /><br /></dd>
<dt>259 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/21(水) 10:12:20
ID:???</dt>
<dd>投下くるたびに必死で叩きまくって追い出しちゃうんだもんな<br /><br /></dd>
<dt>260 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/26(月) 02:19:52
ID:???</dt>
<dd>誕生日記念待ち<br /><br /></dd>
<dt>261 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/26(月) 21:11:34
ID:???</dt>
<dd>誕生日まであとわずかということで、プレゼントを考えるアスカさん。<br />
「う~ん…何あげたら喜んでくれるかしら…?」<br />
「ん?何悩んでるのアスカ?」<br />
「今年の誕生日プレゼントよ!見てわかるでしょ?」<br />
「あ、そうなんだ。嬉しいなぁ…そんなに一生懸命悩んでくれるなんて」(くねくね)<br />
「はぁ?」<br />
「でも僕はね、僕はね、アスカとミライがいてくれたらそれだけで幸せなんだよ?<br />
だからプレゼントなんかにこだわらなくったってぇ…♪」<br />
「ミィちゃんの誕生日よ?」<br />
「え…?」<br />
「去年お義母さんから子猫産まれたから分けてもらったでしょ?<br />
あの子6月5日産まれだから、お祝いしてあげなきゃ。ね?ミィちゃん?」<br />
『にゃうん♪』<br />
「そ、そんなのヒドいよ!僕の誕生日はどうなるのさ!」<br />
「うるさいわね!いい歳こいて誕生日プレゼントなんか期待するなんて恥ずかしいわよ!」<br />
「うぅ…」<br />
「ま、まぁその代わりに物じゃないプレゼントならあげるわよ?」<br />
「え…?」<br />
「新しい・・・アンタだけのミィちゃん」<br />
「僕だけのミィちゃん・・・」<br />
「にゃうん♪」<br /><br />
「ママ…無いわ」<br /><br /></dd>
<dt>262 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/26(月) 21:13:38
ID:???</dt>
<dd>ごめん<br />
よくわからない<br /><br /></dd>
<dt>263 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/26(月) 21:21:53
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/262" target="_blank"><font color="#0000FF">>>262</font></a><br />
アスカのネコミミコスフラグ<br /><br /></dd>
<dt>264 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/27(火) 02:08:42
ID:???</dt>
<dd>むしろ大好きスレ向きネタ<br /><br /></dd>
<dt>265 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/29(木) 23:47:38
ID:???</dt>
<dd>夜8時。仕事が終わって我が家に帰ってきたシンジは、玄関で靴を脱ぐこともなく、その場にヘタリ込んでしまった。<br />
「おかえりシン・・・あ、アンタどうしたのよ!?」<br />
リビングから出てきてシンジを迎えようとしたアスカだったが、何故か沈んでいるシンジを見て、急いで駆け寄る。<br />
「あ、アスカぁ…。アスカぁぁぁ!!!」<br />
「ひぁっ!?ちょ、ちょっとシンジ何よ!?」<br />
俯いた顔をバッと上げたシンジは、涙で潤んだ瞳をアスカの胸元で拭うように飛び込んだ。<br />
「ひっく、アスカぁ…アスカぁ…」<br />
「・・・シンジ」<br />
そのまま彼女の背中に手を回すシンジは、タガが外れたようにエンエンと泣き出してしまった。<br />
最初は戸惑っていたアスカもそんなシンジを見ていると、愛おしさが込み上げてきて、ギュッと抱きしめかえしてしまう。<br />
「バカシンジ…仕事で嫌なことでもあったの?」<br />
「・・・うん。ごめん」<br />
「ったく、本当にアンタはアタシがいないと駄目なんだから…。<br />
ほら、靴脱いでこっち来なさい。たっぷり慰めてやるから」<br />
「あすかぁ…」<br />
そして2人は寝室へと消えていった。<br />
・<br />
・<br />
・<br />
「もしもしミサトぉ?昨日シンジから聞いたわよ?アンタ、シンジのミスについてエラく怒ったらしいじゃない」<br />
『あ、やっぱりシンちゃん凹んでた?いやぁ~あたしもついカーっとなって言い過ぎちゃったのよねぇ…。今日謝っとくわゴミン』<br />
「いや、今日も明日も怒ってあげていいわ」<br /><br />
昨日の『夜』が忘れられないアスカ夫人。<br /><br /></dd>
<dt>266 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/05/30(金) 00:26:55
ID:???</dt>
<dd>アスカエロスww<br /><br /></dd>
<dt>267 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">249</font></strong></a>:2008/06/02(月) 22:52:42 ID:???</dt>
<dd>【巣立ち】<br /><br />
毎度毎度の小うるさい口喧嘩が葛城宅の玄関先から聞こえてきました。が、何やら今回は<br />
様子が違うようです。ちょっと小耳を立てて見ることにしましょう・・・<br /><br />
「そんな湿気た顔すんじゃないわよ、ミサト!」<br />
「ふん!五月蝿いのが居なくなってようやく清々するわよ!」<br />
「ほら二人とも喧嘩しないで じゃあミサトさん御元気で」<br />
「まぁ、気が向いたら遊びに来てあげなくもないわ」<br />
「あはは!期待しないで待ってるわよ!」<br /><br />
どうやら先日、籍を入れたばかりのシンジ君とアスカさんが引越しをするようです。<br />
しかし、会話を聞いた限りは別れ際だというのに感慨も何もあったものではありません。<br />
困ったものです。<br /><br />
しかし、家の中に入ると、ひとり残されたミサトさんはそうもいかなかったようです。<br />
「1人で居ると寂しいもんね、此処も・・・」とポツリと本音を漏らしてしまいました。<br />
たまたま近くにいたペンペンが不思議そうに「クェ?」と小首を傾げます。<br />
「そうね1人きりじゃ無かったわね」<br />
そういうとペンペンを抱き上げ、今は誰もいないアスカさんの部屋に行って見ました。<br />
当然、引越しの荷物は先に送ってあるので何も残ってはいないはずなのに・・・<br /><br />
「ん・・・ 手紙?」<br />
しかし、まるで隠れんぼをしている子供のように部屋の片隅にある小さな便箋を見つけ<br />
ました。そして、ミサトさんはその差出人も受取人の名前も書いてない便箋を開けて<br />
みました。手紙にはこう書かれていました。<br /><br /></dd>
<dt>268 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">249</font></strong></a>:2008/06/02(月) 22:53:34 ID:???</dt>
<dd>
--------------------------------------------------------------------------------<br />
親愛なるミサトへ<br /><br />
別れを口で言うのは恥ずかしすぎて、絶対に喧嘩別れみたいになっちゃうと思うので、<br />
予めこうして手紙に残しました。すぐに見つかったかな?<br /><br />
色々書きたい事はあるけど、やっぱり恥ずかしくて長くは書けないとは思うけど、どうし<br />
ても一言、ありがとうってミサトに伝えたかったから・・・<br /><br />
最初はドイツ時代のアタシを想って同情したか、ミサトの寂しさを紛らわすために同居さ<br />
せたか分からないけど、アタシにとってここは間違いなくアタシの家だったわ。ミサトが<br />
居てシンジが居てペンペンも居て、何気ない一日でも何か満たされるものがここには<br />
あった。<br /><br />
使徒との戦いの中で一旦は壊れちゃったけど、またみんな戻って来れてとても嬉しかった<br />
わ。あれから数年経ってシンジの大学進学が決まって、まぁ済崩し的に籍を入れて此処を<br />
出て新しい家に行くけど、間違いなくアタシ達は家族よ。どんなに離れてもね。<br /><br />
ま、優柔不断なバカを見張んなきゃいけないからシンジと一緒に付いて行くけど暇を<br />
見つけたら必ず遊びに帰るからね。楽しみにしときなさいよ!<br /><br />
碇 アスカ<br />
--------------------------------------------------------------------------------<br /><br /></dd>
<dt>269 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">249</font></strong></a>:2008/06/02(月) 22:54:32 ID:???</dt>
<dd>手紙を読み終えるとミサトさんは壁に寄りかかり、ずるずると座り込んでしまいした。<br />
そして膝の上にいるペンペンの頭の上にぽたぽたと涙が落ちて来るのでした。それを見た<br />
ペンペンは「クゥゥ・・・」とミサトさんを見て、訴えかけました。<br />
そうするとミサトさんは<br />
「大丈夫よ、ペンペン。 悲しくて泣いてるんじゃないから」<br />
と答え、そのままペンペンをギュッと抱き締めて肩を震わせるのでした。<br /><br />
暫らくするとペンペンは何か思い出した様にミサトさんの膝の上から飛び降り何処かへ<br />
行くと、何かを銜えて戻って来ました。<br />
「クワ!」と言うとそれをミサトさんに渡しました。<br />
そこには丁寧に宛名が書かれた手紙がありました。<br />
「これは・・・シンジ君の手紙」<br />
「・・・もう」<br />
ミサトさんは今にも泣きたくなるのをグッと堪えて手紙を読んで見ることにしました。<br /><br /></dd>
<dt>270 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">249</font></strong></a>:2008/06/02(月) 22:55:22 ID:???</dt>
<dd>
--------------------------------------------------------------------------------<br />
葛城 ミサト様へ<br /><br />
ミサトさんが1人っきりになると色々と心配なので書置きしておきます。<br /><br />
1.ちゃんとペンペンにご飯をあげて下さい。<br />
2.少しでも良いから毎日掃除して下さい。<br />
3.朝っぱらからビールを飲まないで下さい。<br />
4.自分でもご飯が作れるようになって下さい。<br />
以下略<br />
・<br />
・<br />
・<br />
以上の事をちゃんと守ってください。忘れないようにこれを目に付くように冷蔵庫か<br />
トイレに貼り付けて下さい。<br />
追伸<br />
冷蔵庫に三日分位の食事を用意しましたので温めて食べて下さい。カレーもありますが<br />
くれぐれもインスタント麺にかけて食べないようにして下さい。<br />
碇 シンジ<br />
--------------------------------------------------------------------------------<br />
「・・・・・・・・・」<br />
てっきり、アスカさんの様な手紙を期待していただけに唖然としてしまいました。<br />
どうやらアスカさんの手紙とは違ってシンジ君の家庭的な面が全面に出た手紙だった様<br />
です。でも家庭的すぎてミサトさんの涙を止めるには持って来いだったみたいです。<br /><br />
こうしてこの二枚の手紙はミサトさんの宝物として大切に、大切に引き出しの奥に<br />
保管されることになりましたとさ。<br /><br />
おしまい。<br /><br /></dd>
<dt>271 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/02(月) 23:34:10
ID:???</dt>
<dd>前半ジ~ン…。後半www<br />
GJです!<br /><br /></dd>
<dt>272 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/02(月) 23:44:43
ID:???</dt>
<dd>物凄く胸に染みました。<br />
アスカの手紙もそうだけど、シンジの手紙も何故か涙が出てきた。<br />
ミサトさん、慕われてたんだなあって感じが出ていて。<br /><br />
改めて、GJ!<br /><br /></dd>
<dt>273 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/02(月) 23:51:40
ID:???</dt>
<dd>グッジョブ!!<br /><br /></dd>
<dt>274 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/03(火) 05:12:33
ID:???</dt>
<dd>いいね GJ<br /><br /></dd>
<dt>275 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/05(木) 11:14:24
ID:???</dt>
<dd>おもしろかった乙<br /><br /></dd>
<dt>276 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">今日はシンジの誕生日(アスカ目線)</font></strong></a>:2008/06/06(金) 01:17:04
ID:???</dt>
<dd>あー、もう!バカシンジにはいつもイライラさせられる。<br /><br />
アタシがちょっとお手製の誕生日プレゼントを作ってあげたぐらいで、<br />
嬉しそうに「僕のために編んでくれたの?」って、男なのに涙ぐむんじゃないわよ、みっともない!<br /><br />
それから、今アタシがあげたカーディガン、ずっと着てんじゃないわよ!<br />
今着てる服じゃ、色合いが全然合ってないじゃないのよ!<br />
子供達にまで突っ込まれてるし… アンタのバカさ加減にはほとほとあきれるわ!<br /><br />
アンタの誕生日のために、このアタシが恥を忍んで<br />
こっそりお裁縫なんて習いに行ってたなんて知らないでしょ、この鈍感!<br /><br />
アタシからは「愛してる」なんて絶対に絶対に言わないわよ、バーカ!<br />
でも、アンタが「いつも愛してるよ、アスカ」って改めて言ってくれたことが、<br />
本当は泣きたくなるくらいにすごくすごく嬉しかったんだから、バーカ!<br />
アンタの誕生日なのに、アタシを喜ばせてどうすんのよ、このトンチンカン!<br /><br />
もう!いつまでもニコニコと嬉しそうにしてるんじゃないわよ!<br />
こっちまでにやけてきちゃうじゃないのよ!<br /><br />
あーあ、仕方ないからこのバカのために、そのカーディガンに合う服も作ってやんなきゃなんないな…<br /><br />
本当に世話が焼けるわね!<br />
本当に本当にバカシンジにはいつもイライラさせられっぱなしだわ!マッタク…<br /><br /></dd>
<dt>277 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/06(金) 02:49:28
ID:???</dt>
<dd>今日シンジキテルー!<br />
ツンデレアスカ奥さん乙<br />
そしてシンジ君おめでとう!!<br /><br /></dd>
<dt>278 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/06(金) 07:49:49
ID:???</dt>
<dd>乙!<br />
いやぁいいねぇ~<br />
アスカさんの指はきっと刺し傷だらけなんだろうなぁ<br /><br /></dd>
<dt>279 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/06(金) 15:06:30
ID:???</dt>
<dd>GJ!<br /><br /></dd>
<dt>280 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/06(金) 18:45:28
ID:???</dt>
<dd>ばんそうこうだらけなんだろうねw<br /><br /></dd>
<dt>281 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/06(金) 18:52:18
ID:???</dt>
<dd>編み物だったら刺し傷無いと思うが<br />
その場合だと寧ろ緊張しすぎて色々編んでは解いたりを繰り返して、<br />
肩こりと腱鞘炎起こして湿布貼りまくりとエスパー<br /><br /></dd>
<dt>282 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/10(火) 07:22:35
ID:???</dt>
<dd>投下まち<br /><br /></dd>
<dt>283 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/14(土) 22:10:52
ID:???</dt>
<dd>父の日ネタ待ち!<br /><br /></dd>
<dt>284 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/15(日) 17:26:33
ID:???</dt>
<dd>「パパぁ、これ父の日のプレゼント!」<br />
「あ、これ僕の似顔絵?ありがとうミライ♪」<br />
クレヨンで汚れた服を洗濯するのは僕なんだけどね…<br />
などと思いながらも、やっぱり愛する娘からのプレゼントに、しっかり緩んでしまうシンジの表情。<br />
「ねぇ、パパ嬉しい?嬉しい?」<br />
「うん。ミライからのプレゼントが嬉しくないワケないよ」<br />
「やったぁ~♪」<br />
ミライは嬉しそうにピョンピョンとシンジの周りを跳ね回ると、そのまま大好きなパパの胸にダイブした。<br /><br />
「・・・アンタ達16と35にもなって何してんのよ」<br /><br />
そんなリビングの様子をキッチンから恨めしげに眺めながら、アスカは不機嫌そうに呟く。<br />
「へっへ~ん!ママうらやましいんでしょ~?」<br />
「はいはい。高校生にもなってクレヨンで絵なんか描いてる馬鹿娘に嫉妬なんかしないわよ」<br />
「ちょっ、ちょっと2人共…」<br />
「なによ!パパへの父の日プレゼントは似顔絵って幼稚園の頃から決めてんのよ!!」<br />
「ただ単に新しい服買って、お小遣い無かっただけでしょ?」<br />
「うっ!・・・うるさいわね!プレゼントは気持ちが大事なのよ!<br />
ねぇパパぁ?」<br />
そう言うとミライはじゃれつくように、シンジの首に腕を回してくる。<br />
「あ…ミライぃ…///」<br />
「ば、馬鹿娘こらあああああ!!!」<br />
たとえ実の娘とはいえ、もう女と呼べる年まで成長したミライにデレデレするシンジに、<br />
トサカにきたアスカは、思わずミライを突き飛ばして特等席を分捕った。<br />
「いたっ!ちょっとママなにすんのよ!」<br />
「うっさい!アンタはそこで、本当の父の日プレゼントとは何かを見てなさい!」<br />
「ちょっ、ちょっとアスカ!やめ…やっ…はぅっ…!」<br /><br /></dd>
<dt>285 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/16(月) 18:59:43
ID:???</dt>
<dd>闘いを制する者 シンジを制す<br />
今、一人の男のため 闘いの火蓋が切って落とされた!<br /><br /><br />
碇アスカVS碇ミライ<br /><br />
ってね。<br /><br /></dd>
<dt>286 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/17(火) 03:17:37
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/284" target="_blank"><font color="#0000FF">>>284</font></a><br />
双子母娘乙<br /><br /></dd>
<dt>287 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/20(金) 17:04:17
ID:???</dt>
<dd>母VS娘<br />
このネタは多いよね<br />
父VS息子ってのも見てみたいな<br /><br /><br /><br /></dd>
<dt>288 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/20(金) 18:48:38
ID:???</dt>
<dd>二人の娘の名前はミライが多いが、息子は何だろ?<br />
それ以前に二人の子供は女の確率が高いのは何故だ<br /><br /></dd>
<dt>289 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/20(金) 18:56:34
ID:???</dt>
<dd>ジュンとか3只なんかの作品には男の子書いてるのあるけど、<br />
個人的なイメージでは、最初の子供は女の子っぽいんだよなぁ。<br /><br />
そして2人目が男の子。<br /><br />
そして姉弟喧嘩では姉が圧勝して弟が泣く<br /><br />
それ見て、親2人が「誰に似たんだか…」<br /><br />
が理想<br /><br /></dd>
<dt>290 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/20(金) 19:08:31
ID:???</dt>
<dd>俺は見た目はシンジで性格はアスカ寄りな兄と、見た目アスカ・性格はシンジ寄りな妹がいいな<br /><br /></dd>
<dt>291 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/20(金) 21:22:46
ID:???</dt>
<dd>まあ女の子のほうが何かと無難。男の子で父親と揉めると<br />
ゲンドウ対シンジみたいにシャレにならなくなる。<br /><br /></dd>
<dt>292 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/20(金) 21:30:34
ID:???</dt>
<dd>しかし男の子でアスカに甘えて、シンジがやきもきするのも良いと思うんだ<br /><br /></dd>
<dt>293 :<a href="mailto:age"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 11:02:45
ID:???</dt>
<dd>生アスカ目撃記念age<br /><br /></dd>
<dt>294 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 15:32:20
ID:???</dt>
<dd><a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/292" target="_blank"><font color="#0000FF">>>292</font></a><br />
それは難しい。男の子と母親だと、ある年齢以上になれば、極端な話<br />
腕力的に母親をレイプも可能になるわけだから。<br />
あと、母親と娘なら<a href="http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1201088461/294" target="_blank"><font color="#0000FF">>>294</font></a>みたいに甘え比べみたいなごまかしも<br />
利くが、父親と息子だとガチンコのドツキ合い以外ありえない。<br /><br /></dd>
<dt>295 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 16:55:21
ID:???</dt>
<dd>なんでレイプとかドツキ合いとかバイオレンスな方向しか無いことになってんだよw<br /><br /></dd>
<dt>296 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 18:42:28
ID:???</dt>
<dd>幼稚園とか小学生とかの息子に嫉妬するシンジなら可愛いくらいじゃない?<br />
家族団欒の時間に1人寂しくテレビを見てるシンジと、必要以上に息子にデレるアスカ。<br /><br />
「なんだよ…結婚当初はあんなに甘えてきたくせに…。<br />
・・・ばかアスカ」<br /><br /></dd>
<dt>297 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 18:44:04
ID:???</dt>
<dd>中学生くらいでも、母親に甘えるような子もいるしな<br />
なんでいきなりレイプとかに飛ぶのかワカラン<br /><br /></dd>
<dt>298 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 20:34:28
ID:???</dt>
<dd>みんな聞いてくれ、俺達はとんでもない思い違いをしているようだ。<br />
碇シンジがどのような男だったかを思い返してほしい。<br />
そう、彼は女性だけでなく、男性にも好意を寄せられていた事実があるんだ。<br />
つまり<br />
息子のLOVE(マザコン的な) → 母アスカ もあるが<br />
息子のLOVE(カヲル的な) → 父シンジ といった<br />
可能性も捨て切れないのだよ!!<br /><br /></dd>
<dt>299 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/21(土) 21:00:16
ID:???</dt>
<dd>な、なんだっry<br /><br />
・・・アスカ泣くぞw<br /><br /></dd>
<dt>300 :<a href="mailto:sage"><strong><font color="#0000FF">名無しが氏んでも代わりはいるもの</font></strong></a>:2008/06/23(月) 23:43:53
ID:???</dt>
<dd>「父さん、お風呂入ろ!」<br />
「あ、もうそんな時間だったね」<br /><br />
高3の息子と風呂に向かうシンジを、恨めしそうに見つめるアスカさん。<br /><br /></dd>
</dl>